JP2010149270A - ロボットハンド - Google Patents

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Abstract

【課題】把持力を弱めることなく簡単に作業時間を短縮化し、柔軟な把持動作を行う。
【解決手段】ロボットハンド1は、複数のフィンガーF1,F2と、フィンガーF1,F2にそれぞれ動力を伝達する複数の遊星歯車ユニット5,6と、を備え、遊星歯車ユニット5,6の太陽歯車9,10がモータ17に動力伝達可能に接続され、遊星歯車ユニット5の遊星腕13がフィンガーF1に動力伝達可能に接続され、遊星歯車ユニット6の遊星腕14がフィンガーF2に動力伝達可能に接続され、遊星歯車ユニット5の内歯歯車15は、フィンガーF1,F2が互いに近接/離反する方向に動力伝達しうるように、遊星歯車ユニット6の内歯歯車16に接続されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数のフィンガーを有するロボットハンドに関するものである。
従来より、製造現場等においてワーク保管場所から目的とするワークを把持して取り出すためのロボットハンドが知られている。このロボットハンドには様々な機構のものがあり、例えば、複数のフィンガーを単一のモータで駆動する連動駆動ハンドなどが存在する。しかし、連動駆動ハンドでは、重量のあるワークが一対のフィンガーの間の中央に位置されていない場合には、ワークが先に片方のフィンガーにのみ当接すると、その抗力でモータが動けなくなり、ワークを確実に把持することができない。
そこで特許文献1に開示されたハンドでは、入力された動力を複数のフィンガーに個別の経路で与え、いずれかのフィンガーが動かなくなっても他の指に引き続き動力を与えることができる構成となっている。これによれば、1つのフィンガーが先にワークに当接して停止しても、残りのフィンガーはワークに当接するまで動き続けるため、ワークを安定して把持することが可能となっている。
特開2002−103269号公報
ところで、ロボットハンドを用いた作業のサイクルタイムは短縮化することが望まれる。仮にモータからフィンガーに伝達される動力の減速比を小さく設定すれば、単純にフィンガーの動作速度を上げることはできるが、減速比を小さくするとフィンガーがワークを把持する力(トルク)が弱まることになる。
また、例えば人−ロボット協調作業において、ロボットハンドが把持したワークを人が押すことによってそのワークの位置を調整しようする場合に、人による外力がワークを介してフィンガーに伝わると、各フィンガーの把持力が不均一となる。このような場合に、各フィンガーの把持力を均一に保って柔軟な把持動作を行おうとすると、複雑な制御が必要となってしまう。
そこで本発明は、把持力を弱めることなく簡単に作業時間を短縮化し、柔軟な把持動作を行うことを目的としている。
本発明は前記事情に鑑みてなされたものであり、本発明に係るロボットハンドは、複数のフィンガーと、前記複数のフィンガーにそれぞれ回転動力を伝達する複数の遊星歯車ユニットと、を備え、前記遊星歯車ユニットは、太陽歯車と、前記太陽歯車の外歯に噛み合う遊星歯車と、前記遊星歯車の公転に連動するように前記遊星歯車に接続された遊星腕と、前記遊星歯車の自転に連動するように前記遊星歯車の外歯に噛み合う内歯歯車と、を有し、前記太陽歯車、前記遊星腕及び前記内歯歯車のいずれか1つを動力入力部とし、他の2つをそれぞれ第1動力出力部及び第2動力出力部とし、前記複数の遊星歯車ユニットの前記動力入力部が、動力源に動力伝達可能に接続され、前記複数の遊星歯車ユニットのうち1つの前記第1動力出力部が、前記複数のフィンガーのうち1つに動力伝達可能に接続され、前記複数の遊星歯車ユニットのうち別の1つの前記第1動力出力部が、前記複数のフィンガーのうち別の1つに動力伝達可能に接続され、前記複数の遊星歯車ユニットのうち1つの前記第2動力出力部は、前記複数のフィンガーが互いに近接/離反する方向に動力伝達しうるように、前記複数の遊星歯車ユニットのうち別の1つの前記第2動力出力部に接続されていることを特徴とする。
前記構成によれば、複数のフィンガーがワークに当接してない状態では、複数の遊星歯車ユニットの第1動力出力部がそれぞれ複数のフィンガーを駆動し、フィンガーが把持動作を行う。つまり、何れのフィンガーもワークが当接していない状態では、フィンガーは通常の速度で動作し、フィンガーの位置合わせ操作が行いやすくなっている。そして、複数のフィンガーのうち何れかがワークに当接すると、そのフィンガーを駆動する遊星歯車ユニットの第1動力出力部は停止して第2動力出力部が回転動作する。その第2動力出力部の回転動力は、別の遊星歯車ユニットの第2動力出力部に伝達され、その別の遊星歯車ユニットの第1動力出力部の回転動力に加えられる。つまり、複数のフィンガーのうち何れかがワークに当接すると、別のフィンガーは、特別な制御を伴うことなく自動的にそれまでよりも速く駆動され、全てのフィンガーによるワークの把持が完了する。
よって、駆動源からの回転動力を減速機で減速する場合に、フィンガーの動作速度を上げるために減速比を小さくする必要がない。その結果、フィンガーによるワークを把持する力(トルク)を小さくすることなく簡単に作業時間を短縮化することが可能となる。さらに、この機構によれば、ワークを把持した状態で何らかの外力があるフィンガーに加わった場合に、そのフィンガーに対応する遊星歯車ユニットの第2動力出力部から別の遊星歯車ユニットの第2動力出力部に動力が流れるため、特別な制御を伴うことなく自動的に各フィンガーの把持力が均一に保たれるように作用することとなる。よって、例えば、人−ロボット協調作業において、ロボットハンドが把持したワークを人が押すことによってそのワークの位置を調整しようする場合にも柔軟な把持動作を行うことが可能となる。
前記フィンガーは、3つ以上設けられており、前記遊星歯車ユニットは、前記フィンガーの1つ当たりに直列状に複数設けられ、前記直列状の複数の遊星歯車ユニットのうち1つの前記第2動力出力部は、隣接する別の前記直列状の複数の遊星歯車ユニットのうち1つの前記第2動力出力部に動力伝達可能に接続されており、前記直列状の複数の遊星歯車ユニットのうち別の1つの前記第2動力出力部は、反対側に隣接するさらに別の前記直列状の複数の遊星歯車ユニットのうち1つの前記第2動力出力部に動力伝達可能に接続されており、前記複数のフィンガーをそれぞれ駆動する前記複数の遊星歯車ユニットの前記第2動力出力部は、互いに循環するように動力伝達可能に接続されていてもよい。
前記構成によれば、フィンガーが3つ以上ある場合でも、フィンガーの1つ当たりに複数の遊星歯車ユニットを直列接続し、フィンガーごとに設けた各遊星歯車ユニットの第2動力出力部同士を互いに接続することで、簡単な構成で作業時間の短縮化を図ることができる。しかも、フィンガーごとに設けた各遊星歯車ユニットの第2動力出力部同士は循環的に接続されているので、例えばフィンガーが3つある場合に2つのフィンガーが停止すると、その2つのフィンガーのための駆動力の両方が残り1つのフィンガーのための駆動力に加えられ、把持作業の完了直前のフィンガー動作をより高速化することができる。
前記直列状の複数の遊星歯車ユニットは、互いの回転軸線が平行で且つ逆向きとなるように並んで2つ設けられ、前記第2動力出力部には外歯部が一体的に設けられており、前記直列状の複数の遊星歯車ユニットのうち上流側の遊星歯車ユニットの前記第2動力出力部の前記外歯部が、隣接する別の前記直列状の複数の遊星歯車ユニットのうち下流側の遊星歯車ユニットの前記第2動力出力部の前記外歯部に噛み合っていてもよい。
前記構成によれば、直列状の複数の遊星歯車ユニットは、互いの回転軸線が平行となるように並んで2つ設けられているので、ロボットハンドの全長をコンパクト化することができる。また、直列状の複数の遊星歯車ユニットは互いに逆向きとなるように配置し、第2動力出力部の外歯部により直接噛み合わされているので、動力伝達用の歯車の使用個数を低減することができる。
前記フィンガー及びそれを駆動する前記遊星歯車ユニットは、それぞれ4つ以上の偶数個設けられており、前記4つの遊星歯車ユニットの前記第2動力出力部は、中継歯車を介して互いに循環するように動力伝達可能に接続されていてもよい。
前記構成によれば、フィンガー及び遊星歯車ユニットが4つ以上の偶数個であるので、各フィンガーが互いに近接/離反する方向に動力伝達しうるように、第2動力出力部同士を中継歯車を介して容易に接続することができ、ロボットハンドをコンパクト化することができる。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、把持力を弱めることなく簡単に作業時間を短縮化し、柔軟な把持動作を行うことが可能となる。
以下、本発明に係る実施形態を図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1は本発明の第1実施形態に係るロボットハンド1の正面図である。図2は図1のII−II線断面図である。図1及び2に示すように、ロボットハンド1は、ケーシング2と、そのケーシング2に設けられた左右一対のフィンガーF1,F2とを有し、ケーシング2を産業用ロボット(図示せず)のアーム先端に取り付けて使用するものである。
フィンガーF1,F2の根元部には、フィンガーF1,F2を互いに近接/離反させるように駆動するための左右一対の駆動軸3,4がそれぞれ接続されている。駆動軸3,4には、動力源であるモータ17からの回転動力を伝達するための左右一対の遊星歯車ユニット5,6がそれぞれ接続されている。
遊星歯車ユニット5,6は、太陽歯車9,10と、太陽歯車9,10の外歯に噛み合う複数の遊星歯車11,12と、遊星歯車11,12の公転に連動するように遊星歯車11,12に接続された遊星腕13,14と、遊星歯車11,12の自転に連動するように遊星歯車11,12の外歯に噛み合う内歯歯車15,16とを有している。太陽歯車9,10は動力入力部とし、遊星腕13,14は第1動力出力部とし、内歯歯車15,16は第2動力出力部としている。
太陽歯車9,10には入力軸7,8が一体的に接続されている。右側の遊星歯車ユニット5の入力軸7にはモータ17の出力軸18が一体的に接続されている。入力軸7,8には、外歯歯車19,20が一体的に外嵌されている。右側の外歯歯車19と左側の外歯歯車20との間には、偶数個(図1及び2では2つ)の中継歯車21,22が噛み合わされており、外歯歯車19から外歯歯車20へと互いの回転が逆方向となるように回転動力を伝達している。なお、中継歯車21,22を設けずに、2つの外歯歯車19,20を直接噛み合わせてもよい。
内歯歯車15,16には、その外周に外歯部15a,16aが一体的に設けられている。右側の内歯歯車15の外歯部15aと、左側の内歯歯車16の外歯部16aとの間には、奇数個(図1及び2では1つ)の中継歯車23が噛み合わされている。これにより、右側の内歯歯車15と左側の内歯歯車16とは、同方向に回転するように互いに動力伝達可能となっている。
第2動力出力部である内歯歯車15,16には中継歯車23が噛み合わされているため、第1動力出力部である遊星腕13,14の運動抵抗に比べて内歯歯車15,16の運動抵抗が大きくなっている。よって、遊星腕13,14が外部からの負荷が掛かっていない状態(例えば、遊星腕13,14に動力伝達可能に接続されたフィンガーF1,F2にワークからの反力等が掛かっていない状態)では、太陽歯車9,10の回転動力は全て遊星腕13,14に伝達され、内歯歯車15,16は回転しない。
右側の遊星腕13にのみ外部から負荷が掛かった状態(例えば、遊星腕13に動力伝達可能に接続されたフィンガーF1にワークからの反力等が掛かった状態)では、当該負荷が内歯歯車15の運動抵抗を超えることで、内歯歯車15が回転し始めて、太陽歯車9の回転動力が内歯歯車15に分流され、左側の内歯歯車16が回転する(左側の遊星腕14にのみ負荷が掛かった状態も同様の原理である)。
ここで、遊星歯車ユニットの太陽歯車、遊星腕及び内歯歯車の各軸の減速比について説明する。表1は、太陽歯車の歯数をa、内歯歯車の歯数をcとした場合における各軸の回転数を示したものである。
Figure 2010149270
(1):内歯歯車を固定し(回転数:0)、太陽歯車に入力される回転数を1とした場合には、遊星腕からはa/(a+c)の回転数が出力される。
(2):遊星腕を固定し(回転数:0)、太陽歯車に入力される回転数を1とした場合には、内歯歯車からは−a/cの回転数が出力される。
(3):太陽歯車を固定し(回転数:0)、内歯歯車に入力される回転数を1とした場合には、遊星腕からはc/(a+c)の回転数が出力される。
(4):太陽歯車を固定し(回転数:0)、内歯歯車に入力される回転数をa/cとした場合には、前記(3)の値にa/cを乗じることで、遊星腕からはa/(a+c)の回転数が出力されることが分かる。
(5):太陽歯車に入力される回転数を1とし、内歯歯車に入力される回転数をa/cとした場合には、前記(1)と前記(4)とを足し合わせることで、遊星腕からは2a/(a+c)の回転数が出力されることが分かる。即ち、太陽歯車だけでなく内歯歯車にも同方向の回転動力が与えられると、遊星腕の回転数は増加する。本発明は、この原理を利用している。
図1及び2に示すように、モータ17の出力軸18が回転すると、右側の遊星歯車ユニット5は、内歯歯車15が停止した状態で太陽歯車9が回転することにより、遊星腕13が回転して右側の駆動軸3が回転する。また、モータ17の出力軸18の回転動力は、右側の外歯歯車19、中継歯車21,22、左側の外歯歯車20及び入力軸8を介して、右側の太陽歯車10にも伝達される。そうすると、左側の遊星歯車ユニット6は、内歯歯車16が停止した状態で太陽歯車10が回転することにより、遊星腕14が回転して左側の駆動軸4が回転する。このようにして、左右のフィンガーF1,F2が互いに近接して把持動作が行われる。このとき、フィンガーF1,F2が速く動きすぎることで指先を僅かな隙間に挿入する操作等が難しくならないように、モータ17の回転数を設定している。
図3に示すように、ワークWが左右のフィンガーF1,F2の間の中心に配置されていないと、左右のフィンガーF1,F2が互いに近接する過程で、ワークWは片方のフィンガーF1にのみ先に当接することとなる。そうすると、ワークWからの反力により、そのフィンガーF1の駆動軸3を駆動する遊星歯車ユニット5の遊星腕13は停止し、内歯歯車15が回転し始める。その内歯歯車15の回転動力は、中継歯車23を介して左側の遊星歯車ユニット6の内歯歯車16に伝達される。なお、このときの内歯歯車16の回転方向は、フィンガーF2がワークWに近づく方向(フィンガーF1,F2が互いに近接する方向)に一致する。
このように内歯歯車16が回転すると、左側の遊星腕14は、太陽歯車10と内歯歯車16との両方の回転動力により回転させられることとなる。このときの遊星腕14の回転数(速度)は、表1の(5)に示したように、太陽歯車10のみの回転動力により遊星腕14を回転させる場合に比べて、2倍の速さとなる。つまり、一方のフィンガーF1が先にワークWに当接すると、他方のフィンガーF2は自動的にそれまでよりも速く駆動されて即座にワークWに当接する。
よって、モータ17からの回転動力を遊星歯車ユニット5,6等で減速する場合に、フィンガーF1,F2の動作速度を上げるために減速比を小さくする必要がない。その結果、フィンガーF1,F2によるワークWを把持する力(トルク)を小さくすることなく簡単に作業時間を短縮化することが可能となる。さらに、この機構によれば、ワークWを把持した状態で何らかの外力(人−ロボット協調作業において、ロボットハンドが把持したワークを人が押す力等)があるフィンガーF1に加わった場合に、フィンガーF1→遊星腕13→内歯歯車15→中継歯車23→隣の内歯歯車16→隣の遊星腕14→隣のフィンガーF2の順番で外力が伝達され、特別な制御を伴うことなく自動的に各フィンガーF1,F2の把持力が均一に保たれるように作用し、把持作業を柔軟に行うことが可能となる。
(第2実施形態)
図4は本発明の第2実施形態に係るロボットハンド100の上面図である。図5は図4に示すロボットハンド100の展開図である。図4及び5に示すように、本実施形態のロボットハンド100は、中心点に向けて近接/離反するように120°間隔で配置された3つのフィンガーF1,F2,F3を有している。フィンガーF1,F2、F3には、それぞれ駆動軸101〜103が設けられており、それら駆動軸101〜103に傘歯車104〜106が固定されている。これら傘歯車104〜106の1つ当たりには、2つの遊星歯車ユニット107〜112が直列接続されて設けられている。なお、遊星歯車ユニット107〜112自体の構成は、第1実施形態と同様である。
具体的には、動力伝達経路の下流側となる後段の遊星歯車ユニット107〜109の遊星腕113〜115には、傘歯車116〜118が固定されており、その傘歯車116〜118がフィンガーF1,F2,F3の傘歯車104〜106に噛み合わされている。後段の遊星歯車ユニット107〜109の入力軸119〜121は、動力伝達経路の上流側となる前段の遊星歯車ユニット110〜112の遊星腕122〜124に一体的に接続されている。前段の遊星歯車ユニット110〜112の入力軸125〜127には、モータ等の動力源が動力伝達可能に接続されている。1つのフィンガーF1,F2,F3に対応する直列接続された2つの遊星歯車ユニット107〜112は、回転軸線が同軸上にあり、各フィンガーF1,F2,F3ごとの遊星歯車ユニット107〜112の回転軸線は互いに略平行に配置されている。
あるフィンガーF1,F2,F3に対応する後段の遊星歯車ユニット107〜109の内歯歯車128〜130の外歯部は、一方側に隣接するフィンガーF2,F3,F1に対応する前段の遊星歯車ユニット111,112,110の内歯歯車132,133,131の外歯部に、偶数個(図4及び5では2つ)の中継歯車134〜139を介して接続されている。つまり、遊星歯車ユニット107〜112の内歯歯車128〜133は、互いに循環するように動力伝達可能に接続されている。このとき、第2動力出力部である内歯歯車128〜133には中継歯車134〜139が噛み合わされているため、第1動力出力部である遊星腕113〜115,122〜124の運動抵抗に比べて内歯歯車128〜133の運動抵抗が大きくなっている。
以上の構成によれば、前段の遊星歯車ユニット110〜113の入力軸125〜128が駆動されると、前段の遊星歯車ユニット110〜112では、内歯歯車131〜133が停止した状態で太陽歯車(図示せず)が回転し、遊星腕122〜124が回転する。それにより、後段の遊星歯車ユニット107〜109の入力軸119〜121が回転する。後段の遊星歯車ユニット107〜109でも、内歯歯車128〜130が停止した状態で太陽歯車(図示せず)が回転し、遊星腕113〜115が回転する。そして、遊星腕113〜115の回転動力が、傘歯車116〜118,104〜106を介して駆動軸101〜103を駆動し、フィンガーF1,F2,F3が中心点に向かって動作する把持動作が行われる。
このとき、ワークが各フィンガーF1,F2、F3の間の中心に配置されていないと、フィンガーF1,F2,F3が互いに近接する過程で、例えば1つのフィンガーF1にのみ先にワークが当接することとなる。そうすると、ワークからの反力により、そのフィンガーF1を駆動する後段の遊星歯車ユニット107の遊星腕113は停止し、内歯歯車128が回転し始める。その内歯歯車128の回転動力は、中継歯車134,137を介して、一方側に隣接するフィンガーF2に対応する前段の遊星歯車ユニット111の内歯歯車132に伝達される。なお、このときの内歯歯車132の回転方向は、フィンガーF2がワークに近づく方向に一致する。
このように内歯歯車132が回転すると、フィンガーF2に対応する前段の遊星歯車ユニット111の遊星腕123は、太陽歯車(図示せず)と内歯歯車132との両方の回転動力により、それまでより速く回転させられることとなる。そして、次にフィンガーF2がワークに当接すると、そのフィンガーF2を駆動する後段の遊星歯車ユニット129の遊星腕114は停止し、内歯歯車129が回転し始める。その内歯歯車129の回転動力は、中継歯車135,138を介して、一方側に隣接するフィンガーF3に対応する前段の遊星歯車ユニット112の内歯歯車133に伝達される。このとき、フィンガーF3に対応する内歯歯車133には、フィンガーF1,F2に対応する内歯歯車128,129の2つの回転動力が伝達されることになるので、内歯歯車133はさらに速く回転することとなる。よって、把持作業の完了直前のフィンガー動作をより高速化することができる。
(第3実施形態)
図6は本発明の第3実施形態に係るロボットハンド200の上面図である。図7は図6に示すロボットハンド200の展開図である。図6及び7に示すように、本実施形態のロボットハンド100は、中心点に向けて近接/離反するように120°間隔で配置された3つのフィンガーF1,F2,F3を有している。フィンガーF1,F2、F3には、それぞれ傘歯車204〜206が固定されている。これら傘歯車204〜206の1つ当たりには、2つの遊星歯車ユニット207〜212が直列接続されて設けられている。これら直列状の2つの遊星歯車ユニット207と210,208と211,209と212は、互いの回転軸線が平行で且つ上下逆向きとなるように並んで配置されており、各フィンガーF1,F2,F3ごとの遊星歯車ユニット207〜212の回転軸線も互いに略平行に配置されている。なお、遊星歯車ユニット207〜212自体の構成は、第1実施形態と同様である。
具体的には、動力伝達経路の下流側となる後段の遊星歯車ユニット207〜209の遊星腕213〜215には、傘歯車216〜218が固定されており、その傘歯車216〜218がフィンガーF1,F2,F3の傘歯車204〜206に噛み合わされている。後段の遊星歯車ユニット207〜209の入力軸219〜221には外歯歯車235〜237が固定され、前段の遊星歯車ユニット210〜212の遊星腕222〜224にも外歯歯車241〜243が固定されており、それら外歯歯車235〜237,241〜243は奇数個(図6及び7では1つ)の中継歯車238〜240を介して接続されている。前段の遊星歯車ユニット210〜212の入力軸225〜227には、モータ等の動力源が動力伝達可能に接続されている。
あるフィンガーF1,F2,F3に対応する後段の遊星歯車ユニット207〜209の内歯歯車228〜230の外歯部は、一方側に隣接するフィンガーF2,F3,F1に対応する前段の遊星歯車ユニット211,212,210の内歯歯車232,233,231の外歯部に直接噛み合わされている。つまり、遊星歯車ユニット207〜212の内歯歯車228〜233は、互いに循環するように動力伝達可能に接続されている。このとき、後段の遊星歯車ユニット207〜209の内歯歯車228〜230には、前段の遊星歯車ユニット211,212,210の内歯歯車232,234,231が噛み合わされているため、第1動力出力部である遊星腕213〜215の運動抵抗に比べて内歯歯車228〜233の運動抵抗が大きくなっている。
以上の構成によれば、前段の遊星歯車ユニット210〜213の入力軸225〜228が駆動されると、前段の遊星歯車ユニット210〜212では、内歯歯車231〜233が停止した状態で太陽歯車(図示せず)が回転し、遊星腕222〜224が回転する。それにより、後段の遊星歯車ユニット207〜209の入力軸219〜221が回転する。後段の遊星歯車ユニット207〜209でも、内歯歯車228〜230が停止した状態で太陽歯車(図示せず)が回転し、遊星腕213〜215が回転する。そして、遊星腕213〜215の回転動力が、傘歯車216〜218,204〜206を介してフィンガーF1,F2,F3を駆動し、フィンガーF1,F2,F3が中心点に向かって動作する把持動作が行われる。
このとき、ワークが各フィンガーF1,F2、F3の間の中心に配置されていないと、フィンガーF1,F2,F3が互いに近接する過程で、例えば1つのフィンガーF1にのみ先にワークが当接することとなる。そうすると、ワークからの反力により、そのフィンガーF1を駆動する後段の遊星歯車ユニット207の遊星腕213は停止し、内歯歯車228が回転し始める。その内歯歯車228の回転動力は、一方側に隣接するフィンガーF2に対応する前段の遊星歯車ユニット211の内歯歯車232に伝達される。なお、このときの内歯歯車232の回転方向は、フィンガーF2がワークに近づく方向に一致する。
このように内歯歯車232が回転すると、フィンガーF2に対応する前段の遊星歯車ユニット211の遊星腕223は、太陽歯車(図示せず)と内歯歯車232との両方の回転動力により、それまでより速く回転させられることとなる。そして、次にフィンガーF2がワークに当接すると、そのフィンガーF2を駆動する後段の遊星歯車ユニット229の遊星腕214は停止し、内歯歯車229が回転し始める。その内歯歯車229の回転動力は、一方側に隣接するフィンガーF3に対応する前段の遊星歯車ユニット212の内歯歯車233に伝達される。このとき、フィンガーF3に対応する内歯歯車233には、フィンガーF1,F2に対応する内歯歯車228,229の2つの回転動力が伝達されることになるので、内歯歯車233はさらに速く回転することとなる。よって、把持作業の完了直前のフィンガー動作をより高速化することができる。
(第4実施形態)
図8は本発明の第4実施形態に係るロボットハンド300の上面図である。図9は図8に示すロボットハンド300の展開図である。図8及び9に示すように、本実施形態のロボットハンド300は、中心に向けて近接/離反するように周方向に間隔をあけて配置された4つのフィンガーF1,F2,F3,F4を有している。フィンガーF1,F2、F3,F4には、それぞれ傘歯車303〜306が固定されている。これら傘歯車304〜207の1つ当たりに、1つの遊星歯車ユニット307〜310が設けられている。これら4つの遊星歯車ユニット307〜310は、互いの回転軸線が平行となるように並んで配置されている。なお、遊星歯車ユニット307〜310自体の構成は、第1実施形態と同様である。
具体的には、遊星歯車ユニット307〜310の遊星腕312〜315には、傘歯車316〜319が固定されており、その傘歯車316〜319がフィンガーF1,F2,F3,F4の傘歯車303〜306に噛み合わされている。遊星歯車ユニット307〜3010の入力軸320〜323には、モータ等の動力源が動力伝達可能に接続されている。遊星歯車ユニット307〜310の内歯歯車328〜331の外歯部は、隣接する遊星歯車ユニット307〜310の内歯歯車328〜331の外歯部に対して奇数個(図8及び9では1つ)の中継歯車334〜337を介してそれぞれ噛み合わされている。つまり、遊星歯車ユニット307〜310の内歯歯車328〜331は、互いに循環するように動力伝達可能に接続されている。このとき、遊星歯車ユニット307〜310の内歯歯車328〜331は隣接するもの同士が互いに噛み合わされているため、第1動力出力部である遊星腕312〜315の運動抵抗に比べて内歯歯車328〜331の運動抵抗が大きくなっている。
以上の構成によれば、遊星歯車ユニット307〜310の入力軸320〜323が駆動されると、内歯歯車328〜331が停止した状態で太陽歯車(図示せず)が回転し、遊星腕312〜315が回転する。それにより、傘歯車316〜319を介してフィンガーF1,F2,F3、F4が駆動され、フィンガーF1,F2,F3、F4が中心に向かって動作する把持動作が行われる。
このとき、ワークが各フィンガーF1,F2、F3、F4の間の中心に配置されていないと、フィンガーF1,F2,F3,F4が互いに近接する過程で、例えば1つのフィンガーF1にのみ先にワークが当接することとなる。そうすると、ワークからの反力により、そのフィンガーF1を駆動する遊星歯車ユニット307の遊星腕312は停止し、内歯歯車328が回転し始める。その内歯歯車328の回転動力は、隣接する遊星歯車ユニット308,310の内歯歯車329,331に伝達され、隣接するフィンガーF2,F4がそれまでより速く回転させられることとなる。このようにして、コンパクトな構成で、把持作業の完了直前のフィンガー動作を高速化することができる。
なお、遊星歯車ユニット110〜113,210〜213,307〜310の入力軸125〜127,225〜227,320〜323は、個別に複数のモータで駆動してもよいし、第1実施形態のように単一のモータで駆動してもよい。
以上のように、本発明に係るロボットハンドは、把持力を弱めることなく簡単に作業時間を短縮化し、柔軟な把持動作を行うことができる優れた効果を有し、産業用ロボットのアーム先端に取り付けるロボットハンド等に広く適用すると有益である。
本発明の第1実施形態に係るロボットハンドの正面図である。 図1のII−II線断面図である。 図1に示すロボットハンドの把持動作を説明する図面である。 本発明の第2実施形態に係るロボットハンドの上面図である。 図4に示すロボットハンドの展開図である。 本発明の第3実施形態に係るロボットハンドの上面図である。 図6に示すロボットハンドの展開図である。 本発明の第4実施形態に係るロボットハンドの上面図である。 図8に示すロボットハンドの展開図である。
符号の説明
1,100,200,300 ロボットハンド
5,6,107〜109,207〜209,307〜310 遊星歯車ユニット
9,10 太陽歯車
11,12 遊星歯車
13,14,113〜115,122〜124,213〜215,222〜224 遊星腕
15,16,128〜130,131〜133,228〜230,231〜233 内歯歯車
15a,16a 外歯部
F1,F2,F3,F4 フィンガー

Claims (4)

  1. 複数のフィンガーと、
    前記複数のフィンガーにそれぞれ動力を伝達する複数の遊星歯車ユニットと、を備え、
    前記遊星歯車ユニットは、太陽歯車と、前記太陽歯車の外歯に噛み合う遊星歯車と、前記遊星歯車の公転に連動するように前記遊星歯車に接続された遊星腕と、前記遊星歯車の自転に連動するように前記遊星歯車の外歯に噛み合う内歯歯車と、を有し、
    前記太陽歯車、前記遊星腕及び前記内歯歯車のいずれか1つを動力入力部とし、他の2つをそれぞれ第1動力出力部及び第2動力出力部とし、
    前記複数の遊星歯車ユニットの前記動力入力部が、動力源に動力伝達可能に接続され、前記複数の遊星歯車ユニットのうち1つの前記第1動力出力部が、前記複数のフィンガーのうち1つに動力伝達可能に接続され、前記複数の遊星歯車ユニットのうち別の1つの前記第1動力出力部が、前記複数のフィンガーのうち別の1つに動力伝達可能に接続され、
    前記複数の遊星歯車ユニットのうち1つの前記第2動力出力部は、前記複数のフィンガーが互いに近接/離反する方向に動力伝達しうるように、前記複数の遊星歯車ユニットのうち別の1つの前記第2動力出力部に接続されていることを特徴とするロボットハンド。
  2. 前記フィンガーは、3つ以上設けられており、
    前記遊星歯車ユニットは、前記フィンガーの1つ当たりに直列状に複数設けられ、
    前記直列状の複数の遊星歯車ユニットのうち1つの前記第2動力出力部は、隣接する別の前記直列状の複数の遊星歯車ユニットのうち1つの前記第2動力出力部に動力伝達可能に接続されており、
    前記直列状の複数の遊星歯車ユニットのうち別の1つの前記第2動力出力部は、反対側に隣接するさらに別の前記直列状の複数の遊星歯車ユニットのうち1つの前記第2動力出力部に動力伝達可能に接続されており、
    前記複数のフィンガーをそれぞれ駆動する前記複数の遊星歯車ユニットの前記第2動力出力部は、互いに循環するように動力伝達可能に接続されていることを特徴とする請求項1に記載のロボットハンド。
  3. 前記直列状の複数の遊星歯車ユニットは、互いの回転軸線が平行で且つ逆向きとなるように並んで2つ設けられ、前記第2動力出力部には外歯部が一体的に設けられており、
    前記直列状の複数の遊星歯車ユニットのうち上流側の遊星歯車ユニットの前記第2動力出力部の前記外歯部が、隣接する別の前記直列状の複数の遊星歯車ユニットのうち下流側の遊星歯車ユニットの前記第2動力出力部の前記外歯部に噛み合っていることを特徴とする請求項2に記載のロボットハンド。
  4. 前記フィンガー及びそれを駆動する前記遊星歯車ユニットは、それぞれ4つ以上の偶数個設けられており、
    前記4つの遊星歯車ユニットの前記第2動力出力部は、中継歯車を介して互いに循環するように動力伝達可能に接続されていることを特徴とする請求項1に記載のロボットハンド。
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