JP2010148664A - 洗濯機 - Google Patents
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Abstract
【課題】コストの増加を招くことなく、記憶手段に記憶されている情報を容易に取り出すことができる洗濯機を提供する。
【解決手段】パネル制御部は、表示パネルに設けられているLEDをダイナミック駆動するデジット信号D1〜D4を、EEPROMに記憶されている情報に基づいてデジタル値の「0」と「1」とに対応付けた異なるパルス幅で出力する情報出力処理を実行する。また、情報出力処理を実行する前に規定パルス幅tsのデジット信号D1〜D4を出力することにより、情報のスタート位置を明確化する。
【選択図】図1
【解決手段】パネル制御部は、表示パネルに設けられているLEDをダイナミック駆動するデジット信号D1〜D4を、EEPROMに記憶されている情報に基づいてデジタル値の「0」と「1」とに対応付けた異なるパルス幅で出力する情報出力処理を実行する。また、情報出力処理を実行する前に規定パルス幅tsのデジット信号D1〜D4を出力することにより、情報のスタート位置を明確化する。
【選択図】図1
Description
本発明は、運転時間やエラーの履歴などの情報を記憶する記憶手段を備えた洗濯機に関する。
近年、洗濯機の高機能化が進んでおり、「標準」や「おやすみ」などの一般的な運転コースに加えて、洗濯物の汚れ具合や種類に応じた運転コース、或いは所望の洗濯行程を任意に組み合わせることが可能な「メモリー」機能などが搭載されてきている。これにともなって洗濯機に用いられるEEPROMなどの記憶手段の大容量化も進み、制御用のプログラムなどの他に、洗濯機の運転時間や運転回数、或いはエラーの履歴などの情報を記憶できるようになってきている。このような洗濯機の場合、記憶手段に記憶されている情報を取り出すことにより、例えば故障時の状況或いは故障に至るまでの状況などを確認することができる。
ところで、洗濯機のような大型の家電製品が故障した場合には、サービスマンが使用者宅で修理をすることがあり、作業を迅速に済ませることが望ましい。そこで、洗濯機の内部の記憶手段から容易に情報を取り出すための提案がなされている。特許文献1に開示されている洗濯機には電気的、磁気的或いは電波を利用した専用の通信インターフェース(以下、通信I/Fと称する)が設けられており、サービスマンは、この通信I/Fを介して記憶手段に記憶されている情報を取り出して故障原因の調査や修理などを行っている。
特開平10−174799号公報
しかしながら、このような通信I/Fは、製造メーカやサービスマンにとっては有用であるものの、一般消費者にはそれほど恩恵があるとは言い難く、特に、通信I/Fを設けることで増加した製造コストが販売価格に転嫁された場合には、消費者は恩恵を享受することなくコスト負担だけが増大することになる。また、洗濯機に備わっている表示パネルに記憶手段に記憶されている情報(例えばエラー情報)を表示させると、本来の運転状態を表示できず動作確認ができない、或いは表示された情報の記録に手間が掛かり作業時間が増加するなどの問題がある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、コストの増加を招くことなく、記憶手段に記憶されている情報を容易に取り出すことができる洗濯機を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の洗濯機は、複数の発光素子と、互いにオン期間が重なることなく一定周期で順次出力されるパルス状の複数のデジット信号及び前記各デジット信号のオン期間に対応して当該デジット信号により駆動される発光素子の点灯又は消灯を制御するセグメント信号を出力して前記複数の発光素子をダイナミック駆動する制御手段と、情報をデジタル値として記憶する記憶手段とを備えた洗濯機において、前記制御手段は、前記記憶手段に記憶されている情報に基づいて、前記各デジット信号をデジタル値の0と1とに対応付けた異なるパルス幅で出力する情報出力処理を行うことを特徴とする。
本発明の洗濯機によれば、発光素子をダイナミック駆動するための回路を通信I/Fとして兼用しているので、新たに専用の通信I/Fを設ける必要がなく、コストの増加を招くことがない。また、記憶手段に記憶されている情報に応じたパルス幅を持つデジット信号が一定周期で順次出力されるので、表示パネルの表示を通して情報を逐次読み取る従来の手段と比べて情報を容易に取り出すことができる。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態による洗濯機について、図1から図7を参照して説明する。
図2は洗濯機1の全体構成を示す縦断側面図である。洗濯機1の外殻を形成する本体2の内部には、実質的に無孔状で貯水可能な水槽3が設けられている。水槽3は、下方からダンパ4などにより弾性的に支持されており、その内部には、洗濯物を収容するドラム5が設けられている。水槽3およびドラム5は、いずれも前面側(図示右側)が開放した有底円筒状に形成されており、それらの開放側の端部は、本体2の前面側に形成された開口部6にベローズ7で接続されている。また、本体2の開口部6には、扉8が開閉可能に設けられている。
本発明の第1実施形態による洗濯機について、図1から図7を参照して説明する。
図2は洗濯機1の全体構成を示す縦断側面図である。洗濯機1の外殻を形成する本体2の内部には、実質的に無孔状で貯水可能な水槽3が設けられている。水槽3は、下方からダンパ4などにより弾性的に支持されており、その内部には、洗濯物を収容するドラム5が設けられている。水槽3およびドラム5は、いずれも前面側(図示右側)が開放した有底円筒状に形成されており、それらの開放側の端部は、本体2の前面側に形成された開口部6にベローズ7で接続されている。また、本体2の開口部6には、扉8が開閉可能に設けられている。
ドラム5は、周壁に多数の孔9を有し、洗い工程及びすすぎ工程においては孔9から水が供給され、乾燥行程においては孔9から温風が供給される。また、ドラム5には、洗濯物を撹拌するバッフル10がその内周側に複数設けられている。水槽3の背面側には、ドラム5を回転駆動するモータ12が設けられている。このモータ12は、アウターロータ型の三相ブラシレスモータからなり、ロータ13に直結した回転軸11は、水槽3の後壁を水密に貫通して、ドラム5の背面側中心部に連結している。
水槽3の上部には、送風機14と加熱器15とを備えた温風供給部16が設けられている。このうち、送風機14は、送風ファン17及び送風ファン17を回転駆動するファンモータ18を備え、加熱器15は、加熱ヒータ19を備えている。送風機14と加熱器15とは連通しており、送風ファン17が駆動されると、水槽3及びドラム5内の空気は、水槽3の背面側に設けられている背面ダクト20から送風機14を介して加熱器15に送られて加熱される。加熱器15で加熱された空気は、前面ダクト21を経由して再び水槽3及びドラム5に供給される。
本体2の内部上方には、図示しない給水口に接続されている給水パイプ22および給水弁23が設けられており、洗い工程及びすすぎ工程において水が供給される。また、水槽3の下部には排水パイプ24および排水弁25が設けられており、水槽3に貯まった水を図示しない排水口から洗濯機1の外部に排出する。
本体2の前面上部には、操作パネル26が設けられている。操作パネル26には、図3(A)に示すように、液晶表示器27、「標準」や「省エネ」などを表示するメニュー表示部28、複数のスイッチ29などが設けられており、各種の運転コースや洗濯物の種類などが使用者により入力可能となっている。液晶表示器27には、洗濯運転の残り時間などが例えばセグメント表示部27aに表示され、またエラーが発生したときなどにはその内容がアイコン27bにより表示される。操作パネル26の各スイッチ29及びメニュー表示部28の背面側には、点灯または消灯することにより入力された運転コースや現在の洗濯行程などを報知するLED(発光ダイオード)30が設けられている。
操作パネル26の背面側には、図2に示すように、操作ユニット31が設けられており、この操作ユニット31は、通信ケーブル32を介して主制御ユニット33と接続している。なお、操作ユニット31および主制御ユニット33の詳細は後述する。
次に、洗濯機1の電気的な構成について説明する。
図4は、洗濯機1の電気的構成図である。主制御ユニット33は、主制御部34、EEPROM35などから構成されている。主制御部34は、CPU、ROM、RAM、I/O及び通信I/Fなどからなるマイクロコンピュータから構成されており、上述したモータ12、温風供給部16、給水弁23及び排水弁25などを制御する。EEPROM35(本発明でいう記憶手段)は、不揮発性のメモリICである。主制御部34は、EEPROM35に記憶されている制御プログラムに従って、また操作パネル26から入力された運転コースに応じて、洗濯機1を制御する。
図4は、洗濯機1の電気的構成図である。主制御ユニット33は、主制御部34、EEPROM35などから構成されている。主制御部34は、CPU、ROM、RAM、I/O及び通信I/Fなどからなるマイクロコンピュータから構成されており、上述したモータ12、温風供給部16、給水弁23及び排水弁25などを制御する。EEPROM35(本発明でいう記憶手段)は、不揮発性のメモリICである。主制御部34は、EEPROM35に記憶されている制御プログラムに従って、また操作パネル26から入力された運転コースに応じて、洗濯機1を制御する。
EEPROM35には、洗濯機1を制御するための制御プログラム及び各種のデータが記憶されている制御記憶領域(プログラム領域及びデータ領域)、運転履歴情報が記憶される運転履歴情報記憶領域、エラー情報が記憶されるエラー情報記憶領域などが設けられている。運転履歴情報には、例えば、総運転時間(累積運転時間)、過去の運転情報(正常運転終了時及び異常運転終了時の履歴であり、運転回数、洗濯行程の種類、洗濯物の重量、エラーの有無及び発生したエラーの識別番号、履歴を記録した時のセンサ出力値など)が記憶されている。また、エラー情報には、例えば、蓋開閉異常、排水異常、給水異常、アンバランス発生、モータ12異常、サーミスタ異常など、洗濯機1に発生した異常の内容やその発生回数などが記憶されている。
操作ユニット31は、図4に示すように、上述した液晶表示器27や各スイッチ29の他に、パネル制御部40を備えている。パネル制御部40は、主制御部34と同様に、CPU、ROM、RAM、I/O、通信I/Fなどからなるマイクロコンピュータから構成されており、ROMなどに記憶されているプログラムに従って、液晶表示器27の表示、各スイッチ29の入力の受け付け、及び各スイッチ29に対応して設けられているLED30などを制御する。
また、パネル制御部40は、図3(B)に示すように12個のメニュー表示部28a〜28lの背面にそれぞれ設けられたLED30a〜30l(本発明でいう発光素子)を制御する。本実施形態では、LED30aは「標準」、LED30bは「省エネ」、LED30cは「タオル(少量)」、LED30dは「念入り」、LED30eは「メモリー」、LED30fは「おやすみ」、LED30gは「ホットミスト」、LED30hは「ドライ」、LED30iは「毛布」、LED30jは「除菌消毒」、LED30kは「棚乾燥」、LED30lは「クリーン」に対応して設けられている。各LED30a〜30lは、それぞれメニュー表示部28a〜28lの透光面を背面側から照明し、例えばLED30aが点灯したときには「標準」の運転コースが選択されていることを認識することができる。
これら12個のLED30a〜30lは、図4に示すように、パネル制御部40から出力される4本のデジット信号D1、D2、D3、D4及び3本のセグメント信号S1、S2、S3に対応して、4列×3行のマトリクス状に接続されている。各デジット信号D1〜D4は、各LED30a〜30lに印加される電圧(+15V)を制御するための信号であり、各セグメント信号S1〜S3は、各LED30a〜30lの点灯/消灯を制御するための信号である。トランジスタQ1〜Q8は、2個一組で合計4個のスイッチング回路を構成しており、各デジット信号D1〜D4にそれぞれ接続されている。また、トランジスタQ9〜Q11は、それぞれ1個ずつ各セグメント信号S1〜S3に接続されている。
次に、上述した構成の洗濯機1の作用について説明する。
デジット信号D1がハイレベルになる(オンする)と、対応するトランジスタQ1、Q2がオンし、LED30a、30e、30iのアノード端子に+15Vの電圧が印加される。デジット信号D1〜4がロウレベルになる(オフする)と、対応するトランジスタQ1、Q2がオフし、LED30a、30e、30iのアノード端子がオープン状態となる。デジット信号D2〜D3についても、同様である。
デジット信号D1がハイレベルになる(オンする)と、対応するトランジスタQ1、Q2がオンし、LED30a、30e、30iのアノード端子に+15Vの電圧が印加される。デジット信号D1〜4がロウレベルになる(オフする)と、対応するトランジスタQ1、Q2がオフし、LED30a、30e、30iのアノード端子がオープン状態となる。デジット信号D2〜D3についても、同様である。
一方、セグメント信号S1がオンすると、対応するトランジスタQ9がオンし、LED30a、30b、30c、30dのカソード端子が電流制限抵抗R1を介してグランドに接続される。セグメント信号S2、S3についても同様である。このため、各デジット信号D1〜D4のオン期間に各セグメント信号S1〜S3をオンすることにより、各LED30a〜30lが点灯する。例えば、パネル制御部40がLED30aを点灯させる場合には、デジット信号D1のオン期間に合わせてセグメント信号S1をオンする。
図5(A)は、従来から用いられている各デジット信号D1〜D4の一般的なタイミングチャートである。各デジット信号D1〜D4は、互いにオン期間が重なることなく、一定周期(T1)で順次出力されている。本実施形態では4本のデジット信号D1〜D4が出力されるので、各デジット信号D1〜D4のオン期間は、1周期をT1とした場合それぞれt0=1/4×T1(1/4周期)となる。ただし、各デジット信号D1〜D4が同時にオンすることを防止するため、各デジット信号D1〜D4のオン期間に相当するパルス幅t1は、t0よりも若干短く、t0の約98%に設定されている。各LED30a〜30lは、対応する各デジット信号D1〜D4のオン期間にのみ点灯するものの、各デジット信号D1〜D4が一定周期(T1)で繰り返し出力されていることから、人間の目には連続して点灯しているように映る。即ち、各LED30a〜30lは、ダイナミック駆動されている。
図5(B)は、本実施形態で用いる各デジット信号D1〜D4のタイミングチャートである。パネル制御部40は、EEPROM35に記憶されている情報に基づいて、各デジット信号D1〜D4のパルス幅を変化させる。具体的には、EEPROM35に記憶されている情報がデジタル値の「0」の場合にはデジット信号のパルス幅を相対的に狭くし、デジタル値の「1」の場合にはデジット信号のパルス幅を相対的に広くする。これにより、狭いパルス幅(t10)またはパルス幅(t11)を有するデジット信号D1〜D4がパネル制御部40から出力される。換言すると、パネル制御部40は、EEPROM35に記憶されている情報をパルス幅に反映させて各デジット信号D1〜D4を出力している。
さて、一般的に、EEPROM35には1バイト(8ビット)単位で情報が記憶されていることが多い。そこで、パネル制御部40は、4本のデジット信号D1〜D4を2周期分組み合わせることにより、1バイトの情報を出力している。
例えば、10進数で「15」という情報は、2進数では「00001111」(以下、2進数で表すときは00001111bのようにbを付して示す)で表される。そのため、「15」という情報がEEPROM35に記憶されている場合には、8ビットで表される情報のうち上位4ビット分を1周期目の4本のデジット信号D1〜D4に対応させ、各デジット信号D1〜D4をデジタル値の「0」に対応付けた狭いパルス幅(t10)で出力する。次に、下位4ビット分を2周期目の4本のデジット信号D1〜D4に対応させて、各デジット信号D1〜D4をデジタル値の「1」に対応付けた広いパルス幅(t11)で出力する。その結果、各デジット信号D1〜D4を2周期分組み合わせることにより、00001111b(=「15」)という情報が、各デジット信号D1〜D4に重畳される。
各デジット信号D1、D2、D3、D4は、図4に示すように、各デジット信号D1、D2、D3、D4が駆動するLEDのうち所定のLED30a、30f、30g、30lの端子部41、42、43、44から外部に取り出される。外部に取り出された各デジット信号D1〜D4は、サービスマンにより、EEPROM35に記憶されている情報を読み取るために利用される。このとき、グランド(0V)も端子45から外部へ取り出される。
図6は、サービスマンが使用する受信端末50の一例を示す構成図である。受信端末50は、図6(A)に示すように、接続ケーブル51、入力部52、パルス幅計測器53、パラレル/シリアル変換器54、及びUSBインターフェース(以下USBI/Fと称する)55などから構成されている。接続ケーブル51は、その洗濯機1側の端部に接続部を備えており、端子部41〜44及び端子45に接続される。これにより、各デジット信号D1〜D4は、接続ケーブル51を介して入力部52に入力される。
入力部52は、図6(B)に示すように、フォトカプラ56などから構成される4個の絶縁回路を備えており、端子部41〜44から出力される各デジット信号D1〜D4を0〜5Vのデジタル信号に変換してパルス幅計測器53に出力する。パルス幅計測器53は、各デジット信号D1〜D4のオン期間のパルス幅を計測し、各デジット信号D1〜D4に重畳された情報がデジタル値の「0」或いは「1」の何れに対応しているかを判定する。パラレル/シリアル変換器54は、パルス幅計測器53から出力された判定結果を各デジット信号D1〜D4それぞれについて2周期分記憶し、1バイトの情報としてUSBI/F55に出力する。USBI/F55は、1バイト分の情報を例えばノート型パソコン57に転送する。なお、USBI/F55からは受信端末50に電源が供給されている。
ノート型パソコン57は、受信端末50から受信した情報を元にEEPROM35に記憶されている情報を再構築し、その画面57aにエラー情報や運転履歴情報を一覧として或いは所望の項目を抜き出して表示する。サービスマンは、この表示された情報に基づいて故障の原因などを解明する。
ところで、本実施形態では、EEPROM35に記憶されている情報を各デジット信号D1〜D4に重畳させて出力する情報出力処理を常時実施するように構成されている。情報出力処理を実施すると各デジット信号D1〜D4のパルス幅が狭くなったり広くなったり変化することから、メニュー表示部28a〜28lの表示がちらついたり、輝度が低下したりするおそれがある。そこで、各デジット信号D1〜D4のパルス幅を、所定の下限値から上限値の範囲内でデジタル値の「0」と「1」とに対応付けることにより、ちらつきや輝度の低下を低減するように構成されている。
図1は、ちらつきや輝度の低下を低減した場合の各デジット信号D1〜D4の波形を示している。各デジット信号D1〜D4では、デジタル値の「0」に対応するパルス幅(t10)をt0の約80%とし、デジタル値の「1」に対応するパルス幅(t11)をt0の約98%としている。このように、各デジット信号D1〜D4のパルス幅をt0の約80%から約98%の範囲内でデジタル値の「0」と「1」とに対応付けることにより、メニュー表示部28a〜28lのちらつき及び輝度の低下が抑制されている。
また、情報出力処理が常時実行されている場合には、情報のスタート位置がどこであるかを認識しなければ正常に情報を取得することができなくなる。そこで、パネル制御部40は、情報出力処理を開始する前に、各デジット信号D1〜D4を規定パルス幅tsで出力し、受信端末50が情報のスタート位置(情報出力処理の開始位置)を認識できるように構成されている。
図7は、情報のスタート位置を規定した場合の各デジット信号の波形を示す図である。 パネル制御部40は、図7に示すように、例えば運転履歴情報記憶領域に記憶された「11000011b」という情報を出力する場合、まず各デジット信号D1〜D4を規定パルス幅tsにて出力し、続く周期で運転履歴情報記憶領域に記憶されている情報を出力する。これにより、受信端末50側では、各デジット信号D1〜D4が規定パルス幅tsで出力されたことから、そこが情報のスタート位置であり、次の周期から情報出力処理が開始されることが認識可能となる。なお、本実施形態では、規定パルス幅tsをt0の約25%に設定したが、規定パルス幅tsは、各デジット信号D1〜D4が情報を出力するときのパルス幅(t10、t11)と区別できれば、上記の設定によらず任意に設定することができる。
以上説明した第1実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
操作パネル26の各LED30a〜30lを駆動する各デジット信号D1〜D4にEEPROM35に記憶されている情報を重畳させて出力しているので、情報を洗濯機1の外部に出力することが可能となる。従って、容易に情報を取得することができるとともに、専用の通信I/Fを設ける必要が無いので製造コストの増加を招くことがない。
操作パネル26の各LED30a〜30lを駆動する各デジット信号D1〜D4にEEPROM35に記憶されている情報を重畳させて出力しているので、情報を洗濯機1の外部に出力することが可能となる。従って、容易に情報を取得することができるとともに、専用の通信I/Fを設ける必要が無いので製造コストの増加を招くことがない。
EEPROM35に記憶されている情報に応じて各デジット信号D1〜D4が一定周期で順次出力されるので、液晶表示器27の表示を通して情報を逐次読み取る従来の手段と比べて情報を容易に取り出すことができる。また、記憶手段として、不揮発性のEEPROM35を採用したので、洗濯機1の電源がオフされた場合であっても、エラー情報及び運転履歴情報を記憶しておくことができる。
情報出力処理を常時実行しているので、スイッチ29などが故障した場合であっても、EEPROM35に記憶されている情報を取得することができる。
各デジット信号D1〜D4のパルス幅を、約80%から約98%の範囲内でデジタル値の「0」と「1」とに対応付けているので、メニュー表示部28a〜28lのちらつきや輝度の低下を抑制することができ、使用者に不便を感じさせることがない。さらに、各LED30a〜30lがダイナミック駆動されている、つまり、各デジット信号D1〜D4が各LED30a〜30lの点灯/消灯に関わらず常時出力されているので、情報出力処理を常時実施している場合であっても、情報出力処理をしていない場合と比べて消費電力を増加させることが無い。
各デジット信号D1〜D4のパルス幅を、約80%から約98%の範囲内でデジタル値の「0」と「1」とに対応付けているので、メニュー表示部28a〜28lのちらつきや輝度の低下を抑制することができ、使用者に不便を感じさせることがない。さらに、各LED30a〜30lがダイナミック駆動されている、つまり、各デジット信号D1〜D4が各LED30a〜30lの点灯/消灯に関わらず常時出力されているので、情報出力処理を常時実施している場合であっても、情報出力処理をしていない場合と比べて消費電力を増加させることが無い。
情報出力処理を実行する前に規定パルス幅tsで各デジット信号D1〜D4が出力されるので、情報のスタート位置が明確となり、受信端末50側で情報が誤認識されるおそれを低減することができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態による洗濯機を、図8及び図9に基づいて説明する。
本実施形態は、EEPROMに記憶されている情報をデジット信号に重畳させて出力する情報出力処理を常時実行するのではなく、情報出力モードへの移行が指示されて情報出力モードへ移行した後、特定のスイッチが操作された場合に、対応する特定の情報を出力する点が第1実施形態と異なっている。洗濯機の構成は、第1実施形態と同様である。
本発明の第2実施形態による洗濯機を、図8及び図9に基づいて説明する。
本実施形態は、EEPROMに記憶されている情報をデジット信号に重畳させて出力する情報出力処理を常時実行するのではなく、情報出力モードへの移行が指示されて情報出力モードへ移行した後、特定のスイッチが操作された場合に、対応する特定の情報を出力する点が第1実施形態と異なっている。洗濯機の構成は、第1実施形態と同様である。
図8は、パネル制御部40による情報出力モード移行処理を示すフローチャートである。パネル制御部40は、「洗い」スイッチ29aと「脱水」スイッチ29bとが同時に操作(オン)されると(S11)、情報出力モードへの移行が指示された(本発明でいう情報出力状態移行操作が行われた)と認識する。「洗い」スイッチ29aと「脱水」スイッチ29bとが例えば数秒間押され続けたときに、情報出力モードへの移行が指示されたと認識するようにしてもよい。
パネル制御部40は、情報出力モードへの移行が指示されたと認識すると、入力確認音を出力し(S12)、情報出力モードへ移行する(S13)。
図9は、情報出力モードにおける特定情報出力処理を示すフローチャートである。パネル制御部40は、情報出力モードにおいて、「洗い」スイッチ29aがオンされたか否か(S21)及び「すすぎ」スイッチ29cがオンされたか否か(S23)を判定している。パネル制御部40は、「洗い」スイッチ29aがオンされたと判定すると(S21:YES)、EEPROM35に記憶されている情報のうちエラー情報に分類されている例えば蓋開閉異常や排水異常の情報を順次出力する(S22)。また、パネル制御部40は、「すすぎ」スイッチ29cがオンされたと判定すると(S23:YES)、EEPROM35に記憶されている情報のうち運転履歴情報に分類されている例えば累積運転時間や運転回数などの情報を順次出力する(S24)。パネル制御部40は、エラー情報の出力或いは運転履歴情報の出力を終了すると、次のスイッチ操作の受け付けを待機する(ステップS21へ移行する)。
図9は、情報出力モードにおける特定情報出力処理を示すフローチャートである。パネル制御部40は、情報出力モードにおいて、「洗い」スイッチ29aがオンされたか否か(S21)及び「すすぎ」スイッチ29cがオンされたか否か(S23)を判定している。パネル制御部40は、「洗い」スイッチ29aがオンされたと判定すると(S21:YES)、EEPROM35に記憶されている情報のうちエラー情報に分類されている例えば蓋開閉異常や排水異常の情報を順次出力する(S22)。また、パネル制御部40は、「すすぎ」スイッチ29cがオンされたと判定すると(S23:YES)、EEPROM35に記憶されている情報のうち運転履歴情報に分類されている例えば累積運転時間や運転回数などの情報を順次出力する(S24)。パネル制御部40は、エラー情報の出力或いは運転履歴情報の出力を終了すると、次のスイッチ操作の受け付けを待機する(ステップS21へ移行する)。
このように、情報出力モードでは、特定のスイッチ29a又は29cが押されたことを情報出力処理の開始指示(本発明でいう特定情報出力開始操作)として認識し、EEPROM35に記憶されている情報のうち特定の情報(本発明でいう特定情報)に基づいて各デジット信号D1〜D4を出力する。これにより、サービスマンは、特定のスイッチ29a、29cに対応付けられている特定の情報を取り出すことが可能となる。
また、情報出力モードでは、パネル制御部40は、各デジット信号D1〜D4を、デジタル値の「0」に対応付ける場合にはパルス幅(t10)をt0の約50%、「1」に対応付ける場合にはパルス幅(t11)をt0の約98%のように、「0」と「1」に対応させた場合のパルス幅の差を大きくして出力する(図5(B)参照)。これにより、受信端末50側で各デジット信号D1〜D4のパルス幅を誤認識するおそれが低減される。なお、第1実施形態と同様に、情報出力処理に先立って、各デジット信号D1〜D4を規定パルス幅tsで出力し、情報のスタート位置を規定してもよい(図7参照)。
以上説明したように、本実施形態では、特定のスイッチ29a、29cに対応させて特定の情報を出力するようにしたので、EEPROM35に複数の情報が順序に従って記憶されている状態であっても、複数の情報のうち所望の情報だけを取り出すことが可能となる。これにより、所望の情報を取得するまでの時間が短縮され、目的とする情報を素早く取り出すことができるとともに、作業時間の短縮を図ることができる。
各デジット信号D1〜D4のパルス幅を、デジタル値の「0」と「1」とで大きく異なるように設定しているので、情報を誤認識するおそれを低減することができる。この場合、情報出力モードに移行している(つまり、修理作業中である)ことから、メニュー表示部28がちらついたり輝度が低下したりしたとしても、使用者に不便を感じさせることはない。また、通常の使用状況においては、「洗い」スイッチ29aと「脱水」スイッチ29bとが同時に、且つ数秒にわたってオンされる可能性は低いので、使用者が誤って情報出力モードに移行するおそれを低減することができる。
なお、スイッチ29a、29c以外の他のスイッチ29に、エラー情報及び運転履歴情報として記憶されている情報のうちさらに特定の情報(例えば排水異常の回数や累積運転時間など)を対応付けてもよい。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態を、図10から図12に基づいて説明する。本実施形態による洗濯機は、操作ユニット31において各デジット信号D1〜D4を取り出す位置(端子部41〜44の位置)が容易に視認可能となるように構成されている。それ以外の構成は、第1実施形態とほぼ同様である。
本発明の第3実施形態を、図10から図12に基づいて説明する。本実施形態による洗濯機は、操作ユニット31において各デジット信号D1〜D4を取り出す位置(端子部41〜44の位置)が容易に視認可能となるように構成されている。それ以外の構成は、第1実施形態とほぼ同様である。
図10は、操作ユニット31の前面から見た概略図であり、(A)は正面図、(B)は操作ユニット31をやや上方から見た斜視図、(C)はやや下方から見た斜視図である。操作ユニット31には、液晶表示器27、スイッチ29、LED30などが実装されており、デジット信号D1〜D4によりダイナミック駆動されるLED30a〜30lは、LEDホルダ60(本発明でいう保持手段)により保持されている。
図11は、LEDホルダ60を下方側から見た一部破断図である。本実施形態で用いられている各LED30a〜30lは、樹脂モールドタイプの発光ダイオードであり、その端子は基板61にハンダ付けされている。各LED30a〜30lは、発光部と操作パネル26及びメニュー表示部28(図11には破線にて示す)との距離が短くなるように、発光部が基板61から離れた状態で実装されている。
LEDホルダ60は、例えば樹脂材料などで形成されており、各LED30a〜30lが傾いたりしないように保持するとともに、各LED30a〜30lが点灯したときに隣接するメニュー表示部28に光が漏れないように各LED30a〜30lをそれぞれ仕切っている。また、LEDホルダ60は、各LED30a〜30lの発光部を覆い、各LED30a〜30lからの光を操作パネル26側へ反射する傾斜壁60aを有している。これにより、各LED30a〜30lがメニュー表示部28a〜28lを照明する場合の輝度を向上させている。
LEDホルダ60の側壁60bには、LED30a、30f、30g、30lが実装されている位置及びLEDの2本の端子のうち端子部41、42、43、44に相当するアノード端子の位置を示す、三角形の位置マーク62が4箇所設けられている。これにより、サービスマンは、各デジット信号D1〜D4が出力されるLED30a、30f、30g、30lの位置、及び受信端末50の接続ケーブル51を接続すべき端子部41、42、43、44がLEDの2本の端子のうち何れであるかを正確に認識することができ、配線間違いなどを起こす可能性を低減することができる。
ところで、図11(A)に示すようにLEDホルダ60が端子部41〜44の外周を覆うような構造の場合には、接続ケーブル51と各端子部41〜44との接続が困難な場合がある。そこで、同図(B)に示すように、各デジット信号D1〜D4を取り出す端子部41〜44に対応する位置に開口部161を設け、端子部41〜44への接触を容易にしたLEDホルダ160を用いてもよい。
これにより、接続ケーブル51を容易に端子部41〜44に接続することができるため、作業性を高めることができる。また、本実施形態のようなモールド型の発光ダイオードには通常2本の端子があるものの、端子部41〜44側に開口部161を設けたことにより、接続する方の端子(端子部41〜44)が明確となり、接続ミスを低減することもできる。なお、開口部161から光が漏れることを防止するために、開口部161を覆うカバー部材などを設けてもよい。
三角形の位置マーク62を設けて端子部41〜44の位置を明示したが、例えば端子部41に対応して茶色、端子部42に対応して赤色、端子部43に対応して橙色、端子部44に対応して黄色の位置マーク62を設けてもよい。この場合、受信端末50の接続ケーブル51を対応する色にすれば、より容易に信号の取り出し箇所が判別できるとともに、誤配線の可能性をさらに低減することができる。
図12に示すように、上述した位置マーク62及び開口部161の双方を備えたLEDホルダ170を用いてもよい。
各デジット信号D1〜D4を取り出す位置を各端子部41〜44としているので、接続ケーブル51を接続するための部品が不要となるので、通信I/Fのために製造コストが増加することがない。
各デジット信号D1〜D4を取り出す位置を各端子部41〜44としているので、接続ケーブル51を接続するための部品が不要となるので、通信I/Fのために製造コストが増加することがない。
(その他の実施形態)
本発明は、以上説明した各実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能であり、例えば以下のように変形又は拡張することができる。
本発明は、以上説明した各実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能であり、例えば以下のように変形又は拡張することができる。
各デジット信号D1〜D4のパルス幅(t10、t11)を固定値としたが、EEPROM35に記憶されている情報のうち累積運転時間或いは運転回数などの特定の情報に基づいてパルス幅を変化させるようにしてもよい。例えば、累積運転時間が洗濯機1の設計上の耐用年数(製品寿命)を越えた場合に各デジット信号D1〜D4をt0の約20%のパルス幅で出力するように構成すると、メニュー表示部28がちらついたり輝度が低下したりすることから、使用者は洗濯機1が耐用年数を越えたことを認識することができる。或いは、運転回数に応じて徐々にパルス幅を短くするように構成すると、メニュー表示部28の輝度が徐々に低下していくことから、製品寿命に達する前に、洗濯機1の修理や買い替えなどを使用者に促すことができる。
各デジット信号D1〜D4のパルス幅は、各実施形態で例示した値に限定されない。
EEPROM35に記憶される運転履歴情報及びエラー情報は、各実施形態で例示した情報に限らない。また、EEPROM35に過去の運転履歴を全て記憶するのではなく、例えば所定の運転回数分の運転履歴情報を記憶するようにしてもよい。これにより、記憶手段の容量を低減することができる。
各実施形態では所謂ドラム式の洗濯乾燥機を例示して説明したが、本発明を縦軸式の洗濯乾燥機に適用してもよい。また、乾燥機能を備えていない洗濯機に適用してもよい。
各デジット信号D1〜D4を取り出す位置を端子部41〜44としたが、受信端末50の接続ケーブル51に接続するための専用コネクタなどを設けてもよい。
EEPROM35に記憶される運転履歴情報及びエラー情報は、各実施形態で例示した情報に限らない。また、EEPROM35に過去の運転履歴を全て記憶するのではなく、例えば所定の運転回数分の運転履歴情報を記憶するようにしてもよい。これにより、記憶手段の容量を低減することができる。
各実施形態では所謂ドラム式の洗濯乾燥機を例示して説明したが、本発明を縦軸式の洗濯乾燥機に適用してもよい。また、乾燥機能を備えていない洗濯機に適用してもよい。
各デジット信号D1〜D4を取り出す位置を端子部41〜44としたが、受信端末50の接続ケーブル51に接続するための専用コネクタなどを設けてもよい。
図面中、1は洗濯機、26は操作パネル、30はLED(発光素子)、35はEEPROM(記憶手段)、40はパネル制御部(制御手段)、41、42、43、44は端子部、60、160、170はLEDホルダ(保持手段)、62は位置マーク、161は開口部、D1、D2、D3、D4はデジット信号、S1、S2、S3はセグメント信号を示す。
Claims (8)
- 複数の発光素子と、
互いにオン期間が重なることなく一定周期で順次出力されるパルス状の複数のデジット信号及び前記各デジット信号のオン期間に対応して当該デジット信号により駆動される発光素子の点灯又は消灯を制御するセグメント信号を出力して前記複数の発光素子をダイナミック駆動する制御手段と、
情報をデジタル値として記憶する記憶手段とを備えた洗濯機において、
前記制御手段は、前記記憶手段に記憶されている情報に基づいて、前記各デジット信号をデジタル値の0と1とに対応付けた異なるパルス幅で出力する情報出力処理を行うことを特徴とする洗濯機。 - 前記制御手段は、前記各デジット信号のパルス幅を、予め定められている下限値と上限値との範囲内でデジタル値の0と1とに対応付けるとともに、前記情報出力処理を常時実行することを特徴とする請求項1記載の洗濯機。
- 前記制御手段は、前記情報出力処理を開始する前に、予め定められている規定パルス幅のデジット信号を出力することを特徴とする請求項1又は2記載の洗濯機。
- 操作入力手段を備え、
前記制御手段は、前記操作入力手段により情報出力状態移行操作が行われたことを条件として、前記情報出力処理を実行可能な情報出力状態に移行することを特徴とする請求項1記載の洗濯機。 - 前記制御手段は、前記情報出力状態において、前記操作入力手段により特定情報出力開始操作が行われた場合に、前記記憶手段に記憶されている情報のうち、前記特定情報出力開始操作に対応した特定情報に基づいて前記情報出力処理を行うことを特徴とする請求項4記載の洗濯機。
- 前記複数の発光素子をそれぞれ保持する保持手段を備え、
前記各デジット信号は、それぞれ当該デジット信号により駆動される発光素子の端子部に印加されるとともに、当該発光素子の端子部から外部に取り出し可能に構成されており、
前記保持手段には、前記各デジット信号により駆動される発光素子の端子部に対応して、当該デジット信号の取り出し箇所であることが明示されていることを特徴とする請求項1から5の何れか一項記載の洗濯機。 - 前記複数の発光素子をそれぞれ保持する保持手段を備え、
前記各デジット信号は、それぞれ当該デジット信号により駆動される発光素子の端子部に印加されるとともに、当該発光素子の端子部から外部に取り出し可能に構成されており、
前記保持手段には、前記各デジット信号が取り出される発光素子の当該信号取り出し位置に対応して開口部が設けられていることを特徴とする請求項1から6の何れか一項記載の洗濯機。 - 前記記憶手段に記憶される情報には、累積運転時間や運転回数などの使用履歴に関する履歴情報が含まれており、
前記制御手段は、前記履歴情報に基づいて前記デジット信号のパルス幅を変更することを特徴とする請求項1から7の何れか一項記載の洗濯機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008329948A JP2010148664A (ja) | 2008-12-25 | 2008-12-25 | 洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2018117809A (ja) * | 2017-01-25 | 2018-08-02 | 三菱電機株式会社 | 電気機器 |
-
2008
- 2008-12-25 JP JP2008329948A patent/JP2010148664A/ja active Pending
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