JP2010147886A - 副反射鏡、電波給電部及びパラボラアンテナ - Google Patents

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Abstract

【課題】取付け作業性、品質安定性及び量産生産性に優れる副反射鏡、その副反射鏡を備える電波給電部及びその電波給電部を備えるパラボラアンテナを提供する。
【解決手段】副反射鏡は、薄板により成形され、電波を反射又は放射する反射鏡と、電波給電部への取付け位置を決定する位置決め手段と、電波給電部への取付けを固定する圧着固定手段と、を有する。反射鏡の外側に設けられる位置決め手段により取付け位置を決定し、反射鏡の外側に設けられる圧着固定手段を電波給電部に圧着することによって副反射鏡は電波給電部への取付けを固定する。
【選択図】図2

Description

本発明は、電波給電部に取付けられる副反射鏡、その副反射鏡を備える電波給電部及びその電波給電部を備えるパラボラアンテナに関する。
一般的に、一次放射器と電界収束用誘電体とが一体となったパラボラアンテナの電波給電部に設けた副反射鏡は、図5に示すように、銀フィラなどが入った接着剤を電界収束用誘電体上面の曲面に塗り反射鏡としている。しかし、この反射鏡は、電界収束用誘電体上面の反射曲面部に銀フィラなどが入った接着剤を手作業でムラなく塗りつけ、さらにその上に保護塗装を施しているため、乾燥時間を要しリードタイムが長い、高価なものになってしまう、さらには作業性が良くないという問題があった。上記問題を解決するために、副反射鏡を取付ける方法として、ネジを用いた技術が開示されている(例えば、特許文献1及び特許文献2)。
特開2000−228609号公報 特開平07−226623号公報
しかし、上記特許文献1及び特許文献2に記載の技術では、ネジを用いて副反射鏡の取付けを行っている。そのため、副反射鏡を取り付けた際の電界収束用誘電体表面からのネジの突出部等が障害物となって電波の反射等を引き起こし、電波伝搬に悪影響を与えることがあるという問題があった。
また、締付け力が大きい場合には、ネジと電界収束用誘電体との熱膨張係数の違いから応力が発生し、電界収束用誘電体に割れが生じるという問題があった。
本発明はこのような実情を鑑みてなされたものであり、上述した課題を解決し、取付け作業性、品質安定性及び量産生産性に優れる副反射鏡、その副反射鏡を備える電波給電部及びその電波給電部を備えるパラボラアンテナを提供することを目的とする。
本発明の副反射鏡は、電波給電部に取付けられる副反射鏡であって、薄板により成形され、電波を反射又は放射する反射鏡と、電波給電部への取付け位置を決定する位置決め手段と、電波給電部への取付けを固定する圧着固定手段と、を有し、位置決め手段は、反射鏡の外側に設けられ、圧着固定手段は、反射鏡の外側に設けられ、電波給電部に圧着することによって取付けを固定することを特徴とする。
本発明の電波給電部は、電磁波を放射する一次放射器と、電界を収束する電界収束用誘電体と、を有し、電界収束用誘電体は、上記副反射鏡との取付け位置を決定する位置決め手段を設け、位置決め手段により取付け位置を決定し、前記副反射鏡の圧着固定手段を電界収束用誘電体に圧着することによって、副反射鏡を固定することを特徴とする。
本発明のパラボラアンテナは、上記電波給電部を備えることを特徴とする。
本発明によれば、副反射鏡の取付け作業性、品質安定性及び量産生産性を向上させることが可能となる。
以下に本発明の実施形態の例について、図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る副反射鏡の電波給電部への取付け例を示す構成図である。図示するように、本実施形態に係る副反射鏡3は、一次放射器1と電界収束用誘電体2とが一体となっている給電部へ取付けられる。
図2及び図3は、本実施形態に係る副反射鏡取付け構造の例を示す詳細図である。すなわち、図1の円Aにより囲まれた部分の拡大図である。図2(b)は、副反射鏡3の固定前の例を示しており、図3は副反射鏡を取付けた場合の例を示している。図2に示すように、本実施形態に係る電波給電部の電界収束用誘電体2には、後述する爪103を固定できるようなフランジ部を外周に設けている。本実施形態では、図2(b)に示すように外側に突き出た部分を有するフランジ部を例に挙げて説明している。
また、電界収束用誘電体2の上面フランジ外周部には、副反射鏡3の位置を定めるためのくぼみ穴101を設けている。このくぼみ穴101の形状は、後述する突起102と嵌合させ、位置を決定することができる形状であれば、どのような形状でも適用することが可能である。尚、電界収束用誘電体2の材質としては、例えば、プラスチック等が用いられる。
副反射鏡3は、薄板を反射曲面にプレス成型して形成される。このプレス成型時に副反射鏡3には、位置決め手段として、電界収束用誘電体2との位置決め用の突起102と、圧着固定手段として、取付け固定用の爪103複数個と、が一体で成型される。また、突起102と爪103は、互いに近距離に設けられていて、電気特性への影響を少なくする配置としている。
ここで、上記爪103について説明する。まず、爪103の形状は、電界収束用誘電体2からの電波給電を阻害しないように、可能な限り薄く、平らで且つ細い形状であることが望ましい。例えば、図2に示すように、薄い直方体などを適用することが可能である。
次に、爪103に適用される材質は、軽量で且つ副反射鏡3を支えることができる程度の強度がある材質である。さらに、図3に示すように折り曲げて副反射鏡3を固定することから、曲成が可能な材質である。以上のことから、例えば、爪の103の材質として薄い金属板を適用する。さらに好ましくは、軟らかい金属板を適用する。また、さらに好ましくは、例えば、アルミニウム(Al)、銅及びアルミニウムや銅を含有する合金(例えば、黄銅等)などを適用する。
このように、本実施形態に係る副反射鏡の取付け構造では、副反射鏡の上面側に電波伝搬に障害となるような突起物がないため、良好な電波伝搬を行うことが可能となる。
また、上述したように、爪103は副反射鏡3を安定に取付けるために複数個設けられていることが好ましい。尚、通常、電波は水平方向と垂直方向の2つの偏波により構成されている。そのため、上記爪103は、水平方向及び垂直方向の2つの偏波を阻害しない位置に設けられることが望ましい。例えば、4個の爪103を設けた場合には、水平方向及び垂直方向の2つの偏波を阻害しない位置に設けることで、良好な伝搬特性が得られる。尚、爪103は4個に限らず、副反射鏡3が安定的に取付けられれば、2個や3個でもかまわない。また、爪103は5個以上であっても、偏波を阻害しない位置に配置することが可能であれば、良好な伝搬特性が得られる。
次に、副反射鏡3を一次放射器1と電界収束用誘電体2とが一体となっている電波給電部へ取付ける例を説明する。
電界収束用誘電体2に設けられたくぼみ穴101に副反射鏡3の突起102を嵌合させ、位置を決める。位置を決めた後には、図3に示すように、副反射鏡3の爪103を電界収束用誘電体2のフランジ部に沿って折り曲げ副反射鏡3を取付け固定する。尚、図3では、爪をコの字型に折り曲げて副反射鏡3を固定する例を説明したが、これに限定されるものではない。
図4は、本実施形態に係る電波給電部を備える小型通信用パラボラアンテナの例を示す図である。図示するように、本実施形態に係る副反射鏡3及び電波給電部4は小型通信用パラボラアンテナに適用することが可能であるが、本実施形態に係る副反射鏡3及び電波給電部4の適用が小型通信用パラボラアンテナに限定されるわけではないことは言うまでもない。
本実施形態により、接着剤を使用せずに副反射鏡を電波給電部に取付けるため、取付け作業性及び量産性に優れた副反射鏡、電波給電部及びパラボラアンテナを実現することが可能となる。さらに、作業性及び量産性に優れることから、コストを削減し、安価な副反射鏡、電波供給部及びパラボラアンテナを提供することが可能となる。
また、上述したような電気特性に影響の少ない爪を使用して副反射鏡を電波供給部に固定するため、電波伝搬に悪影響を与えることを抑制することが可能となる。さらに、柔軟性をもつ爪による固定により、熱膨張係数の違いから発生する応力を抑え、電界収束用誘電体の割れ等の問題を抑制することが可能となる。
以上好適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上述した副反射鏡、電波給電部及びパラボラアンテナに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であるということは言うまでもない。
本実施形態に係る副反射鏡の電気給電部への取付け例を示す構成図である。 本実施形態に係る副反射鏡取付け構造の例を示す詳細図である。 本実施形態に係る副反射鏡取付け構造の例を示す詳細図である。 本実施形態に係る電波給電部を備えるパラボラアンテナの例を示す図である。 従来の副反射鏡の電気給電部への取付けを示す図である。
符号の説明
1 一次放射器
2 電界収束用誘電体
3 副反射鏡
4 電波給電部
5 主反射鏡
101 くぼみ穴
102 突起
103 爪

Claims (13)

  1. 電波給電部に取付けられる副反射鏡であって、
    薄板により成形され、電波を反射又は放射する反射鏡と、
    前記電波給電部への取付け位置を決定する位置決め手段と、
    前記電波給電部への取付けを固定する圧着固定手段と、を有し、
    前記位置決め手段は、前記反射鏡の外側に設けられ、
    前記圧着固定手段は、前記反射鏡の外側に設けられ、前記電波給電部に圧着することによって取付けを固定することを特徴とする副反射鏡。
  2. 前記薄板は、金属であることを特徴とする請求項1記載の副反射鏡。
  3. 前記金属は、アルミニウム、銅、アルミニウム及び銅の少なくとも1つを含有する合金の何れかであることを特徴とする請求項2記載の副反射鏡。
  4. 前記反射鏡と前記位置決め手段と前記圧着固定手段とは一体で成型されることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の副反射鏡。
  5. 前記圧着固定手段は、少なくとも2つ以上設けられることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の副反射鏡。
  6. 前記反射鏡は、プレス成型されることを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の副反射鏡。
  7. 前記位置決め手段は突起であり、前記電波給電部に設けられたくぼみ穴に嵌合することを特徴とする請求項1から6の何れか1項に記載の副反射鏡。
  8. 前記圧着固定手段は爪であり、前記電波給電部の外周部に沿って曲げられることで圧着されることを特徴とする請求項1から7の何れか1項に記載の副反射鏡。
  9. 電磁波を放射する一次放射器と、
    電界を収束する電界収束用誘電体と、を有し、
    前記電界収束用誘電体は、請求項1から8の何れか1項に記載の副反射鏡との取付け位置を決定する位置決め手段を設け、
    前記位置決め手段により取付け位置を決定し、前記副反射鏡の圧着固定手段を前記電界収束用誘電体に圧着することによって、前記副反射鏡を固定することを特徴とする電波給電部。
  10. 前記電界収束用誘電体は、外周にフランジ部を設け、
    前記位置決め手段は、前記フランジ部に設けられ、
    前記副反射鏡の圧着固定手段を前記フランジ部に圧着することによって、前記副反射鏡を固定することを特徴とする請求項9記載の電波給電部。
  11. 前記圧着固定手段は爪であり、該爪が前記フランジ部の外周部に沿って曲げられることで前記副反射鏡を固定することを特徴とする請求項10記載の電波給電部。
  12. 前記電波給電部に設けられた前記位置決め手段はくぼみ穴であり、前記副反射鏡に設けられた位置決め手段は突起であり、前記くぼみ穴に前記突起を嵌合することにより、前記副反射鏡の取付け位置が決定されることを特徴とする請求項9から11の何れか1項に記載の電波給電部。
  13. 請求項9から12の何れか1項に記載の電波給電部を有することを特徴とするパラボラアンテナ。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPH05218727A (ja) * 1991-07-19 1993-08-27 Philips Gloeilampenfab:Nv フィードホーン

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