JP2010147410A - 不揮発性半導体記憶装置およびその製造方法 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置およびその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 簡易な工程で水素バリア膜を形成することで水素による信頼性劣化を抑制し、かつワード線間に空隙を設けてワード線間容量を減少させる。
【解決手段】 本発明は、半導体基板上100に配置された複数のメモリセルトランジスタCの電荷蓄積層11および、前記複数の電荷蓄積層11上にゲート間絶縁膜7を介して前記複数の電荷蓄積層11を一定方向に接続し前記一定方向に直交する直交方向に互いに隣接して複数配置された制御ゲート電極17を形成する工程と、前記複数の制御ゲート電極17の上面に接してまたがるように水素をブロックするバリア絶縁膜15を形成する工程と、前記バリア絶縁膜15の上面に層間絶縁膜16を形成する工程と、を備え、少なくとも前記直交方向に隣接する電荷蓄積層11のそれぞれの側壁と、前記半導体基板100と前記バリア絶縁膜15とで囲まれた領域が空隙20となっていること、を特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、不揮発性半導体記憶装置のうち、特に、電荷蓄積型の構造を有するメモリセルトランジスタを具備した不揮発性半導体記憶装置に関するものである。
不揮発性半導体記憶装置であるフラッシュメモリでは、多値化のためにメモリセルトランジスタのしきい値をより精密に制御することが必要であり、信頼性劣化によるしきい値変動を抑制しなければならない。メモリセルトランジスタの信頼性劣化の一因として、メモリセル領域への水素の侵入が知られている。これは、侵入した水素が電荷蓄積層である浮遊ゲート絶縁膜中に空間電荷としてトラップされ、メモリセルトランジスタのしきい値変動を引き起こす現象である。
この問題に対しては、メモリセル領域に侵入する水素のバリア膜として、酸化アルミニウム(Al2O3)等を記憶素子の上層に配置した不揮発性半導体記憶装置が提案されている(例えば、特開2003−297956)。
しかし、前述の特許文献1に記載されている半導体記憶装置においては、メモリセルトランジスタのゲート電極間に層間絶縁膜を堆積した後にバリア膜を形成するため、工程が複雑化するという問題点があった。
また、メモリセルトランジスタの微細化に伴い、メモリセルトランジスタの隣接効果に起因するしきい値変動が大きくなり、しきい値ばらつきの原因となっている。
この問題に対しては、隣接するメモリセルトランジスタのワード線(電荷蓄積層および制御ゲート電極)間を空隙としてワード線間容量を減少させ、隣接効果を低減することが提案されている(たとえば、特開2007−88283)。
しかし、前述の特許文献2に記載されている半導体記憶装置においては、ワード線間に空隙を設けるために制御ゲート電極の幅を広くする等、工程が複雑であるという問題がある。
特開2003−297956号公報(第12頁、図1) 特開2007−88283号広報(第18頁、図3)
本発明は、上記のような問題点を考慮し、簡易な工程で水素バリア膜を形成して水素による信頼性劣化を抑制し、かつワード線間に空隙を設けてワード線間容量を減少させ、隣接効果を低減させることを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は、半導体基板上に配置された複数のメモリセルトランジスタの電荷蓄積層、および前記複数の電荷蓄積層上にゲート間絶縁膜を介して前記複数の電荷蓄積層を一定方向に接続し前記一定方向に直交する直交方向に互いに隣接して複数配置された制御ゲート電極を形成する工程と、前記複数の制御ゲート電極の上面に接してまたがるように水素をブロックするバリア絶縁膜を形成する工程と、前記バリア絶縁膜の上面に層間絶縁膜を形成する工程と、を備え、少なくとも前記直交方向に隣接する電荷蓄積層のそれぞれの側壁と、前記半導体基板と前記バリア絶縁膜とで囲まれた領域が空隙となっていること、を特徴としている。
酸化アルミニウム膜等を層間絶縁膜の下層に使用することにより、簡易な工程で水素バリア膜を形成して水素による信頼性劣化を抑制することができる。また、酸化アルミニウム膜等からなる水素バリア膜は、メモリセルトランジスタのワード線間には堆積されず、少なくとも電荷蓄積層間は空隙になるため、ワード線間の配線間容量を減少させ隣接効果を低減させることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。以下の実施形態は、本発明をNAND型フラッシュメモリに適用したものである。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係るNAND型フラッシュメモリのメモリセルアレイ部の平面図である。
図1に示すように、メモリセルトランジスタCが形成されるメモリセルアレイ領域においては、半導体基板100の主面に複数の素子領域4が設けられている。これらの素子領域4は、互いに離間されて、それぞれ所定方向、すなわち図1の中の横方向に沿って帯状に形成されている。
これらの素子領域4は、素子分離溝に埋め込まれた素子分離絶縁膜からなる素子分離領域6によって絶縁分離されている。素子領域4には、メモリセルトランジスタCのソース/ドレインとなるn型半導体領域102が複数個、互いに離間して形成されている。隣接するn型半導体領域102を共有することにより複数のメモリセルトランジスタCが直列に接続され、NANDストリングを形成している。
素子領域4および素子分離領域6上には、複数のメモリセルトランジスタCのワード線WLが、離間されたソース/ドレインの間に、上記所定方向と直交する方向、すなわち図1の中の上下方向に沿って配置され、選択ゲートトランジスタSの選択ゲート線SLがワード線WLと並行して配置されている。
そして、各素子領域4と交差するワード線WL下には、メモリセルトランジスタCのチャネルがそれぞれ形成され、また各素子領域4と交差する選択ゲート線SL下には、選択ゲートトランジスタSのチャネルがそれぞれ形成されている。ワード線WLと選択ゲート線SL上には、バリア絶縁膜15と層間絶縁膜16が堆積されているが、図1では省略されている。選択ゲートトランジスタSのメモリセルトランジスタCと逆側のn型拡散領域102は、ビット線コンタクト22またはソース線コンタクト(不図示)にそれぞれ接続されている。図1に示すように、これらのメモリセルトランジスタCはアレイ状に配置され、メモリセルアレイ領域を構成している。
図2は、図1のA−Aに沿ったNAND型フラッシュメモリの断面図である。
図2に示すように、p型半導体基板100の主面の素子領域4にはソース/ドレインとなる複数個のn型半導体領域102が互いに離間されて形成されている。
そして、隣接するn型半導体領域102の間の素子領域4上面には、ゲート絶縁膜1が形成されている。メモリセルトランジスタCのゲート絶縁膜1上には多結晶シリコン膜2からなる浮遊ゲート(電荷蓄積層)11が形成されている。選択トランジスタSのゲート絶縁膜1上には、多結晶シリコン膜2からなる下部ゲート電極12が形成されている。
浮遊ゲート11および下部ゲート電極12の上面には、ONO(Oxide Nitride Oxide)膜やAl2O3、HfO等の金属酸化膜またはこれらの積層膜から構成されるゲート間絶縁膜7が形成されている。メモリセルトランジスタCのゲート間絶縁膜7上には、多結晶シリコン膜8とシリサイド層(CoSi)13とキャップ窒化膜14とからなる制御ゲート電極17が形成されている。すなわち、浮遊ゲート11と制御ゲート電極17とがゲート間絶縁膜7で電気的に絶縁されたワード線WLが構成される。なお、このキャップ窒化膜14はワード線WLの加工のために設けられていて、ワード線WLの加工方法によっては必要とされない場合もある。
一方、選択ゲートトランジスタSのゲート間絶縁膜7上には、制御ゲート電極17と同様の多結晶シリコン膜8とシリサイド層13とキャップ窒化膜14とからなる上部ゲート電極18が形成されている。そして、選択ゲートトランジスタSにおいては、ゲート間絶縁膜7に形成された開口7aを通して、下部ゲート電極12と上部ゲート電極18とが電気的に接続されている。すなわち、下部ゲート電極12と上部ゲート電極18とが電気的に接続された選択ゲート線SLが構成される。なお、このキャップ窒化膜14は選択ゲート線SLの加工のために設けられていて、選択ゲート線SLの加工方法によっては必要とされない場合もある。また、ワード線WLおよび選択ゲート線SLの側壁にはシリコン酸化膜10が設けられている。
ワード線WLと選択ゲート線SLの上には、バリア絶縁膜15として、例えば酸化アルミニウム(Al2O3)が堆積されている。酸化アルミニウムは、プラズマCVD(Chemical Vapor Deposition)法を用いて形成する。このプラズマCVD法のエレクトロンShading効果を利用して、追加工程なしで狭いワード線WL間の空間を空隙にすることができる。ワード線WL間を空隙にすることによって、高誘電率の酸化アルミニウムを使用しつつもワード線WL間の寄生容量を減少させることが可能となる。また、選択ゲート線SL間のスペースはワード線WL間のスペースの2倍程度と大きいので、図2に示すようにバリア絶縁膜15によって埋め込まれている。
バリア絶縁膜15上には層間絶縁膜16としてTEOS等の酸化シリコン膜が堆積される。層間絶縁膜16上には後の工程でビット線(不図示)が形成される。ビット線はビット線コンタクト22を介して素子領域4に接続される。
上記第1の実施形態では、バリア絶縁膜15として酸化アルミニウムを用いる例を示したが、バリア絶縁膜は酸化アルミニウムに限定されず、水素の拡散を抑制または水素の捕獲が可能な膜であればよい。このような膜としては、例えば次のような膜があげられる。
第1の例として、窒素が添加されたシリコン酸化膜があげられる。
第2の例として、Alが添加されたシリコン酸化膜があげられる。
第3の例として、Alの酸化物があげられる。
第4の例として、Tiが添加されたシリコン酸化膜があげられる。
第5の例として、窒素、Al、Tiの3種類のうち2種類が添加されたシリコン酸化膜があげられる。
第6の例として、窒素、Al、Tiの3種類が添加されたシリコン酸化膜があげられる。
第7の例として、Tiの酸化物があげられる。
第8の例として、TiとAlの酸化物があげられる。
次に、第1の実施形態に係るNAND型フラッシュメモリの製造方法について図3から図5までの工程断面図を用いて説明する。
図3は、通常のプロセスによってNAND型フラッシュメモリのトランジスタが形成され、側壁のシリコン酸化膜10が形成された後の図1のA−Aに沿った断面図である。
前記通常のプロセスにおいては、半導体基板100上にゲート絶縁膜1を介して、多結晶シリコン膜2からなる浮遊ゲート(電荷蓄積層)11、および多結晶シリコン膜8からなる下部ゲート電極12が形成される。浮遊ゲート11上には、ゲート間絶縁膜7を介して多結晶シリコン膜8、シリサイド層13、キャップ窒化膜14からなる制御ゲート電極17が形成される。下部ゲート電極12上には、ゲート間絶縁膜7を介して多結晶シリコン膜8、シリサイド層13、キャップ窒化膜14からなる上部ゲート電極18が形成される。下部ゲート電極12上のゲート間絶縁膜7には開口7aが設けられているので、下部ゲート電極12と上部ゲート電極18とは電気的に接続されている。浮遊ゲート11、ゲート間絶縁膜7、制御ゲート電極17によりメモリセルトランジスタCのワード線WLが形成される。下部ゲート電極12、ゲート間絶縁膜7、上部ゲート電極18により選択ゲートトランジスタSの選択ゲート線SLが形成される。また、図3のメモリセルトランジスタCおよび選択ゲートトランジスタSと同時に、周辺トランジスタ領域には周辺トランジスタ(不図示)が形成される。
次に、図4に示すように、制御ゲート電極17および上部ゲート電極18の上面に、バリア絶縁膜15として例えば酸化アルミニウム(Al2O3)が堆積される。前述のように、酸化アルミニウムは、プラズマCVD法を用いて形成され、プラズマCVD法のエレクトロンShading効果によって、追加工程なしで狭いワード線WL間に空隙20が形成される。
次に、図5に示すように、バリア絶縁膜15の上面に層間絶縁膜16が堆積され、CMP(Chemical Mechanical Polishing)法を用いて層間絶縁膜16が平坦化される。
次に、フォトリソグラフィ法によってビット線コンタクト22の形状にフォトレジスト(不図示)を形成し、前記フォトレジストをマスクとしてRIE(Reactive Ion Etching)法によって層間絶縁膜16およびバリア絶縁膜15をエッチングする。ビット線コンタクト22にタングステン等の金属プラグを埋め込み、層間絶縁膜16の上にビット線(不図示)を形成することによって、図2に示すようなNAND型フラッシュメモリが得られる。
以上説明したように、上記第1の実施形態によれば、メモリセル上に直接バリア絶縁膜15として酸化アルミニウムが堆積されているので、メモリセルに水素が侵入することを抑え、水素による信頼性の劣化を抑制できる。また、バリア絶縁膜15はワード線WL上で、かつ層間絶縁膜16の下層に形成されるので、工程が簡略化される。さらに、ワード線WL間には空隙が形成されるので、高誘電体膜である酸化アルミニウム15がワード線WL上に堆積されながらもワード線WL配線間の寄生容量は減少し、メモリセルトランジスタの隣接効果が低減される。
なお、上記第1の実施形態においては、電荷蓄積層11として浮遊ゲート(導電体)を用いるFG(Floating Gate)型のメモリセルを例としたが、電荷蓄積層11として窒化シリコン、ゲート間絶縁膜7のかわりにAl2O3等のブロック絶縁膜を用いるMONOS(Metal Oxide Nitride Oxide Silicon)型のメモリセルに対しても、本発明は有効である。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態は、第1の実施形態と基本的な構成は同一であるが、酸化アルミニウムからなるバリア絶縁膜15がメモリセル領域を被覆している。これにより、メモリセルトランジスタ以外の周辺トランジスタに関しては、酸化アルミニウムに被覆されていないので、酸化アルミニウムがトランジスタ特性に与える影響を排除することができる。
図6は、本発明の第2の実施形態に係るNAND型フラッシュメモリのメモリセル領域201とメモリセル領域以外の部分の概念図である。図3に示すように、NAND型フラッシュメモリは、メモリセル領域201、ワード線制御回路等202、センスアンプ等203、周辺回路204、パッド205、によって構成されている。
メモリセル領域201にあるメモリセルアレイには、ワード線を制御するワード線制御回路202、センスアンプ等203が接続されている。
ワード線制御回路202は、メモリセルアレイの中のワード線を選択し、選択されたワード線に読み出し、書き込み、あるいは消去に必要な電圧を印加する。センスアンプ等203は、ビット線を介してメモリセルアレイ中のメモリセルのデータを読み出し、ビット線を介してメモリセルアレイのメモリセルの状態を検出する。センスアンプ等203から読み出されたデータは、周辺回路204を介してパッド205から外部へ出力される。
本発明の第2の実施形態においては、酸化アルミニウムからなるバリア絶縁膜15がシリコン酸化膜10の上面に堆積された後、メモリセル領域201がフォトレジスト(不図示)に覆われるようにフォトリソグラフィ技術によってフォトレジストの加工を行う。次に、RIE法により、メモリセル領域201以外の酸化アルミニウムがエッチングされる。このようにして、酸化アルミニウムからなるバリア絶縁膜15がメモリセル領域201を被覆する構造が得られる。この構造においては、メモリセル領域201以外の領域に存在するメモリセルトランジスタ以外のトランジスタのゲート電極上部には、酸化アルミニウムからなるバリア絶縁膜15は存在せずに、層間絶縁膜16が直接に接している。
以上説明したように、本発明の第2の実施形態によれば、酸化アルミニウムからなるバリア絶縁膜15がメモリセル領域を被覆する。メモリセル領域201以外の領域に存在するメモリセルトランジスタ以外のトランジスタのゲート電極上部には、酸化アルミニウムからなるバリア絶縁膜15は存在せずに、層間絶縁膜16が直接に接している。したがって、メモリセルトランジスタ以外のトランジスタに関しては、酸化アルミニウムがトランジスタ特性に及ぼす影響を排除することができる。
また、本発明の第2の実施形態がMONOS型のメモリセルに対しても有効なことは、第1の実施形態と同様である。
本発明の第1の実施形態に係るNAND型フラッシュメモリの平面図である。 本発明の第1の実施形態に係るNAND型フラッシュメモリの断面図で、図1のA−Aに沿って切断し、矢印方向に眺めた断面図である。 本発明の第1の実施形態に係るNAND型フラッシュメモリの製造を示す工程断面図(その1)で、図1のA−Aに沿った工程断面図である。 本発明の第1の実施形態に係るNAND型フラッシュメモリの製造を示す工程断面図(その2)で、図1のA−Aに沿った工程断面図である。 本発明の第1の実施形態に係るNAND型フラッシュメモリの製造を示す工程断面図(その3)で、図1のA−Aに沿った工程断面図である。 本発明の第2の実施形態に係るNAND型フラッシュメモリのメモリセル領域とメモリセル領域以外の部分の概念図である。
符号の説明
1 ゲート絶縁膜
2、8 多結晶シリコン膜
4 素子領域
5 分離溝
6 素子分離絶縁膜
7 ゲート間絶縁膜
7a 開口
10 ゲート側壁酸化膜
11 浮遊ゲート(電荷蓄積層)
12 下部ゲート電極
13 シリサイド層
14 キャップ窒化膜
15 バリア絶縁膜(Al2O3)
16 層間絶縁膜
17 制御ゲート電極
18 上部ゲート電極
20 WL間の空隙
22 ビット線コンタクト
100 半導体基板(p型)
102 n型拡散層
201 セルアレイ領域
202 ワード線制御回路等
203 センスアンプ等
204 周辺回路
205 パッド
C メモリセルトランジスタ
S 選択ゲートトランジスタ
WL ワード線
SL 選択ゲート線

Claims (5)

  1. 半導体基板上に配置された複数のメモリセルトランジスタの電荷蓄積層、および前記複数の電荷蓄積層上にゲート間絶縁膜を介して前記複数の電荷蓄積層を一定方向に接続し前記一定方向に直交する直交方向に互いに隣接して複数配置された制御ゲート電極を形成する工程と、
    前記複数の制御ゲート電極の上面に接してまたがるように水素をブロックするバリア絶縁膜を形成する工程と、
    前記バリア絶縁膜の上面に層間絶縁膜を形成する工程と、を備え、
    少なくとも前記直交方向に隣接する電荷蓄積層のそれぞれの側壁と、前記半導体基板と前記バリア絶縁膜とで囲まれた領域が空隙となっていること、
    を特徴とする不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
  2. 前記半導体基板は、主面上に前記メモリセルトランジスタを形成する領域と前記メモリセルトランジスタを動作させるための周辺トランジスタを形成する領域を有し、
    前記周辺トランジスタを形成する領域に形成される周辺トランジスタのゲート電極の上面は、直接前記層間絶縁膜に接して形成されること、
    を特徴とする請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
  3. 半導体基板と、
    前記半導体基板上に配置された複数のメモリセルトランジスタの電荷蓄積層と、
    前記複数の電荷蓄積層上にゲート間絶縁膜を介して前記複数の電荷蓄積層を一定方向に接続し、前記一定方向に直交する直交方向に互いに隣接して複数配置された制御ゲート電極と、
    前記複数の制御ゲート電極の上面に接してまたがるように配置された水素をブロックするバリア絶縁膜と、を備え、
    少なくとも前記直交方向に隣接する電荷蓄積層のそれぞれの側壁と、前記半導体基板と前記バリア絶縁膜とで囲まれた領域が空隙となっていること、
    を特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  4. 主面上にメモリセルトランジスタを形成する領域と前記メモリセルトランジスタを動作させるための周辺トランジスタを形成する領域とを有する半導体基板と、
    前記メモリセルトランジスタを形成する領域に配置された複数のメモリセルトランジスタの電荷蓄積層と、
    前記複数の電荷蓄積層上にゲート間絶縁膜を介して前記複数の電荷蓄積層を一定方向に接続し、前記一定方向に直交する直交方向に互いに隣接して配置された複数の制御ゲート電極と、
    前記メモリセルトランジスタを形成する領域において前記複数の制御ゲート電極の上面に接してまたがるように配置された水素をブロックするバリア絶縁膜と、
    前記周辺トランジスタを形成する領域において前記周辺トランジスタのゲート電極の上面に接して配置され、前記メモリセルを形成する領域において前記複数の制御ゲート電極の上部に前記バリア絶縁膜を介して配置された層間絶縁膜と、を備え、
    少なくとも前記直交方向に隣接する電荷蓄積層のそれぞれの側壁と、前記半導体基板と前記バリア絶縁膜とで囲まれた領域が空隙となっていること、
    を特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  5. 前記バリア絶縁膜は、
    窒素が添加されたシリコン酸化物、
    Alが添加されたシリコン酸化物、
    Alの酸化物、
    Tiが添加されたシリコン酸化膜、
    窒素とAlとTiの3種類のうち2種類が添加されたシリコン酸化膜、
    窒素とAlとTiの3種類が添加されたシリコン酸化膜、
    Tiの酸化物、
    TiとAlの酸化物、
    のうち少なくとも1つ以上を含む絶縁膜であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一つに記載の不揮発性半導体記憶装置。
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