JP2010145949A - モータ制御装置及び画像形成装置 - Google Patents

モータ制御装置及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010145949A
JP2010145949A JP2008325934A JP2008325934A JP2010145949A JP 2010145949 A JP2010145949 A JP 2010145949A JP 2008325934 A JP2008325934 A JP 2008325934A JP 2008325934 A JP2008325934 A JP 2008325934A JP 2010145949 A JP2010145949 A JP 2010145949A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
rotation
motor
circuit
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008325934A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomomasa Suzuki
智将 鈴木
Fumiya Hisa
文哉 比佐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2008325934A priority Critical patent/JP2010145949A/ja
Publication of JP2010145949A publication Critical patent/JP2010145949A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Laser Beam Printer (AREA)
  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Abstract

【課題】ポリゴンミラーで反射した光を検出してポリゴンミラーの回転を制御する状態に切り替えた後で光の走査周期での回転制御方法とモータのどちらに異常があるか判定可能にする。
【解決手段】Lowの指示信号FGSELがCPU702から出力された後、SOSセンサ524からのSOS信号が正常に出力されなくなると、ワンショット回路555からはHighの信号が出力されず、OR回路558の出力がHighとなる。CPU702は、指示信号FGSELをLowに切り替えてから一定時間が経過した後、次の一定時間の間(第1期間)においてOR回路558の出力がHighである場合には、ポリゴンミラーで反射した光を検出してポリゴンミラーの回転を制御する方法に切り替えた際に異常が発生してポリゴンモータ550が正常に回転していないと判定し、ポリゴンモータ550の動作を停止する。
【選択図】図4

Description

本発明は、モータ制御装置及び画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置は、感光体にレーザ光を走査する光走査装置を備えており、この光走査装置は、モータにより回転させられてレーザ光を反射するポリゴンミラーを備えている。光走査装置においては、回転するポリゴンミラーの反射面にレーザ光が入射すると、反射面に入射したレーザ光は入射角と反射角が連続的に変化して反射され、この反射されたレーザ光が感光体上を走査する。
なお、ポリゴンミラーを回転させるモータについては、ポリゴンミラーが一定の回転速度で回転するようにPLL(phase locked loop)制御により回転が制御されており、特許文献1に開示されている光走査装置においては、モータの回転数を検出してポリゴンミラーの回転を制御する方法と、ポリゴンミラーで反射した光を検出してポリゴンミラーの回転を制御する方法とを切り替えている。
特開2001−174728号公報
本発明は、モータの回転数を検出してポリゴンミラーの回転を制御する状態から、ポリゴンミラーで反射した光を検出してポリゴンミラーの回転を制御する状態に切り替えた後に異常が発生した場合に光の走査周期での回転制御方法とモータのどちらに異常があるか判定可能にすることを目的とする。
上記課題を解決するため請求項1に記載のモータ制御装置は、モータの回転周期を検知する第1検知手段と、前記モータにより回転させられて光を感光体上に走査する多面鏡で反射された光を検知し、反射された光の走査周期を検知する第2検知手段と、前記第1検知手段により検知された周期により前記モータの回転制御を行なう第1回転制御手段と、前記第2検知手段により検知された周期により前記モータの回転制御を行なう第2回転制御手段と、前記第1回転制御手段と前記第2回転制御手段のいずれかを選択する選択手段と、前記モータの回転周期が予め定められた周期の範囲内にあるか判定し、その判定結果を出力する第1出力手段と、前記モータの回転周期が予め定められた周期の範囲内にあるか前記第2検知手段で検知された走査周期を用いて判定し、その判定結果を出力する第2出力手段と、前記第1出力手段の出力と前記第2出力手段の出力とを重畳して出力する重畳手段とを有する。
また、請求項2に記載のモータ制御装置は、前記選択手段が第1回転制御手段から第2回転制御手段に切り替えた際、切り替え後の予め定められた第1期間内とその後の前記重畳手段の出力結果により異常状態を特定する。
また、請求項3に記載の画像形成装置は、請求項1または請求項2に記載のモータ制御装置を備える。
請求項1〜3の発明によれば、モータにより回転させられて光を感光体上に走査する多面鏡で反射された光の走査周期を用いてモータの回転を制御するように切り替えた後、光の走査周期を使用した回転制御方法とモータのどちらに異常があるか判定することができる。
[実施形態]
(全体構成)
図1は、本発明の一実施形態に係る装置の一例である画像形成装置1の構成の模式図である。画像形成装置1はイエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラック(K)の色のトナー(現像剤)を使用してカラー画像を用紙上に形成する電子写真方式の画像形成装置であり、画像読取部200、給紙部300、画像形成部400を備えている。なお、図面及び以下の説明においては、イエローの画像に係わるものについては符号の末尾にYを付し、マゼンタの画像に係わるものについては符号の末尾にMを付し、シアンの画像に係わるものについては符号の末尾にCを付し、ブラックの画像に係わるものについては符号の末尾にKを付し、各色について区別して説明する必要がない場合には末尾のアルファベットの記載を省略して説明を行う。
画像読取部200は、文書の画像を読み取るものであり、自動原稿搬送装置201、プラテンガラス202および読取装置203を備えている。自動原稿搬送装置201は、文書をプラテンガラス202上に搬送する装置であり、載せられた文書を一枚づつプラテンガラス202上に搬送する。読取装置203は、プラテンガラス202上にある文書の画像を読み取る装置であり、プラテンガラス202上の文書に光を照射し、文書で反射した光を光電変換素子で電気信号に変換する。そして、この電気信号からY,M,C,Kの色毎に文書の画像を表す画像情報を生成し、生成した画像情報を画像形成部400へ出力する。
給紙部300は、用紙を収容する複数の用紙収容部301と、用紙を搬送する複数の搬送ロール302とを備えており、用紙収容部301に収容されている用紙を画像形成部400に搬送する。
画像形成部400は、図1中の矢印a方向に回転して静電潜像が形成される感光体をY,M,C,Kの各色に対応して備えている(感光体401Y,401M,401C,401K)。
また、画像形成部400は、感光体を帯電させる帯電装置402Y,402M,402C,402Kと、供給される画像情報に従ってレーザ光を感光体に照射することにより画像情報に対応した静電潜像を感光体に形成する露光装置403Y,403M,403C,403Kを備えている。
また、画像形成部400は、感光体に形成された静電潜像を消耗品の一例であるトナーによって現像する現像装置404Y,404M,404C,404Kと、現像装置404Y,404M,404C,404Kで使用されるトナーを収容した収容容器の一例であるトナーカートリッジ100Y(イエローのトナーを収容),100M(マゼンタのトナーを収容),100C(シアンのトナーを収容),100K(ブラックのトナーを収容)とを備えている。
なお、トナーカートリッジ100Y,100M,100C,100Kは、トナーカートリッジ毎に設けられたトナーカートリッジ装着部150Y,150M,150C,150Kに装着され、各トナーカートリッジのトナーはトナーカートリッジ装着部と現像装置とを結ぶトナー搬送路(図示略)を通って現像装置404Y,404M,404C,404Kに搬送される。
また、画像形成部400は、張力が掛かった状態でバックアップロール409や駆動ロール410に掛け渡され、感光体401Y,401M,401C,401Kと接触しながら図中の矢印b方向に循環移動する中間転写ベルト406と、中間転写ベルト406を挟んで感光体401Y,401M,401C,401Kと対向し、感光体401Y,401M,401C,401Kの周面に形成されたトナー像を中間転写ベルト406に転写する一次転写ロール407Y,407M,407C,407Kと、中間転写ベルト406を挟んでバックアップロール409に対向し、中間転写ベルト406上のトナー像を用紙(記録媒体)に二次転写する二次転写ロール408と、用紙に転写されたトナー像を加熱および加圧することでトナー像を用紙に定着させる定着装置411とを備えている。
(露光装置403の構成)
図2は、露光装置403に関係するハードウェアの構成を示したブロック図である。図2に示したように、露光装置403は光走査部500と点灯制御部600を備えており、画像形成装置1の各部を制御するCPU702にバス701を介して接続されている。
点灯制御部600は、感光体401に照射されるレーザ光を出力するレーザダイオード501を制御するものであり、感光体401に照射されるレーザ光の光量やレーザ光の出力タイミングを、バス701を介して露光装置403に供給される画像情報に従って制御する。
ROM(Read Only Memory)703は、CPU(Central Processing Unit)702により実行される制御プログラムを記憶している。CPU702は、ROM703に記憶されている制御プログラムを読み出し、RAM(Random Access Memory)704を作業エリアにして制御プログラムを実行する。CPU702により制御プログラムが実行されると、CPU702により画像形成装置1の各部が制御され、画像形成装置1は用紙に画像を形成して出力することや文書を読み取って文書の画像情報を生成すること、図示せぬ
ディスプレイ装置にメッセージを表示することなどが可能となる。
図3は、光走査部500の光学系の構成を示した図である。図3に示したように、光走査部500は、レーザ光を出力するレーザダイオード501と、レーザダイオード501から射出されたレーザ光を反射して、感光体401にレーザ光を照射するポリゴンミラー516とを備えている。
レーザダイオード501は、点灯制御部600によってレーザ光の出力が制御されるる。レーザダイオード501から射出されたレーザ光の進行方向には、コリメータレンズ502、スリット504が順に配設されている。レーザダイオード501から射出されたレーザ光は、コリメータレンズ502によって拡散光線から平行光線に変換され、スリット504によって整形される。スリット504を通過したレーザ光は、順に、エキスパンダレンズ506、反射ミラー508、シリンダレンズ510、反射ミラー512、第一レンズ514A及び第2レンズ514Bから構成されるfθレンズ514を介して、ポリゴンミラー516へ入射する。
ポリゴンミラー516は、側面に複数の反射面516Aが設けられた正多角形状(本実施の形態では正12角形)に形成されており、入射されたレーザ光はこの反射面516A上に収束するようになっている。また、ポリゴンミラー516は、ポリゴンミラー516を回転させるポリゴンモータ550のシャフトに装着されており、このポリゴンモータ550の回転によって、回転軸518を中心に矢印F方向に回転する。
各反射面516Aへのレーザ光の入射角は、ポリゴンミラー516が回転されることによって連続的に変化し、これによりレーザ光を感光体401の軸線方向に走査して、レーザ光が感光体401に照射される。なお、ポリゴンミラー516により反射されたレーザ光は、fθレンズ514を透過し、シリンダミラー520によって反射されて感光体401へと案内されるようになっている。ポリゴンミラー516により反射されたレーザ光は、fθレンズ514によって、感光体401にレーザ光を照射するときの走査速度が等速度に変換されるとともに、主走査方向について感光体401の周面上に結像される。
また、fθレンズ514とシリンダミラー520の間で、且つ感光体401の走査開始位置に進行するレーザ光の経路上には、反射ミラー522が配置されている。反射ミラー522により感光体401の走査開始位置に進行するレーザ光が反射される。
反射ミラー522によるレーザ光の反射方向で、且つ反射ミラー522に対して感光体401と光学的に略同等の位置には、フォトダイオード等の光検出センサからなるSOSセンサ524が配置されている。SOSセンサ524には、レーザ光が感光体401をその軸線方向に走査するごとに、走査開始位置位置に進行するレーザ光が入射される。すなわち、SOSセンサ524では、レーザ光によって感光体401を走査するときの走査開始タイミングを検出することができるようになっており、SOSセンサ524がレーザ光を検出すると、検出した走査開始タイミングを示すパルス状のSOS(Start Of Scan)信号が出力される。
次に、図4は、ポリゴンモータ550を制御するハードウェアの構成を示した図である。FGセンサ551は、ポリゴンモータ550の回転を検出するセンサであり、ポリゴンモータ550が回転する毎に回転の周期に同期したパルス信号(FG信号)を出力する。FGセンサ551から出力されたFG信号は、セレクタ552へ入力される。
基準クロック発生部554は、PLL制御を行う際に基準とする基準クロックを生成するものであり、予め定められた周波数f0の基準クロックを生成し、生成した基準クロックをPLL制御回路553へ出力する。
セレクタ552は、PLL制御回路553に接続されており、PLL制御を行う際に基準クロックと比較する比較クロックとして、FGセンサ551から供給されるFG信号又はSOSセンサ524から供給されるSOS信号を選択してPLL制御回路553へ出力する。なお、セレクタ552によるFG信号とSOS信号の選択は、入力される選択指示信号FGSELに基づいて行われ、本実施形態においては、セレクタ552は、選択指示信号FGSELがLowレベルの場合はFG信号を選択し、Highレベルの場合はSOS信号を選択する。
PLL制御回路553は、基準クロック発生部554から入力される基準クロックとセレクタ552から供給される比較クロックとが、予め定められた範囲内の位相差になるように、ポリゴンモータ550の速度制御を行う。
また、PLL制御回路553は、入力された基準クロックと比較クロックとが、予め定められた範囲内の位相差に入っているか否かを示す信号を後述するOR回路558へ出力する。なお、本実施形態においては、PLL制御回路553は、位相差が予め定められた範囲内の場合はLowを、所定範囲外の場合はHighを出力する。
ポリゴンモータ550は、ポリゴンミラー516を回転させるモータであり、PLL制御回路553から出力される速度制御信号に基づいて、ポリゴンモータ550の回転を制御する。これにより、ポリゴンモータ550は、常に予め定められた回転速度、かつ予め定められた位相で制御されることになる。
ワンショット回路555は、パルス状の信号が入力されると一定時間の間、Highレベルの信号を出力する回路であり、パルス状のSOS信号が入力されるとHighレベルの信号を一定時間出力する。
AND回路556は、入力される二つの信号の論理積を出力する回路であり、論理積の演算結果をセレクタ552へ出力する。
EXOR回路557は、入力される二つの信号の排他的論理和を出力する回路であり、排他的論理和の演算結果をOR回路558へ出力する。
OR回路558は、入力される二つの信号の論理和を出力する回路であり、論理和の演算結果を出力する。
インバータ回路559A,559Bは、入力される信号の論理を反転して出力する回路であり、インバータ回路559Aは、SOS信号の論理を反転してワンショット回路555へ出力し、インバータ回路559Bは、供給される信号の論理を反転してEXOR回路557へ出力する。なお、インバータ回路559Bには、CPU702から出力され、ポリゴンモータ550の回転数を検出してポリゴンミラー516の回転を制御するか、ポリゴンミラー516で反射した光を検出してポリゴンミラー516の回転を制御するかを指示する指示信号FGSELが入力される。
(実施形態の動作)
次に、画像形成装置1がポリゴンモータ550の回転数を検出してポリゴンミラー516の回転を制御する状態から、ポリゴンミラー516で反射した光を検出してポリゴンミラー516の回転を制御する状態へ移行する時の動作について説明する。
(ポリゴンモータ550の回転数を検出してポリゴンミラー516の回転を制御する時の動作)
CPU702は、画像形成装置1にて用紙への画像形成を行っていない状態においては、ポリゴンモータ550の回転数を検出してポリゴンミラー516の回転を制御する。
具体的には、CPU702は図5に示したように、レベルがHighレベルの指示信号FGSELを出力する。この指示信号FGSELは、インバータ559BにてレベルがLowレベルに反転された後、AND回路556とEXOR回路557に入力される。AND回路556においては、インバータ559Bの出力のレベルがLowレベルであるため、出力がLowレベルとなり、このLowレベルの出力がセレクタ552とEXOR回路557に入力される。なお、EXOR回路557においては、インバータ559BとAND回路556からの出力が共にLowレベルであるため、出力はLowレベルとなる。
セレクタ552は、AND回路556からLowレベルの信号が入力されると、PLL制御を行う際に基準クロックと比較する比較クロックとして、FGセンサ551から供給されるFG信号をPLL制御回路553へ出力する。
PLL制御回路553は、比較クロックとしてFG信号が供給されると、基準クロック発生部554から供給される基準クロックとFG信号(比較クロック)との比較によるPLL制御により、入力された基準クロックと比較クロックとが予め定められた範囲内の位相差で位相ロック状態になるように、ポリゴンモータ550の回転速度を制御するための速度制御信号を出力する。ポリゴンモータ550は、この出力された速度制御信号に基づいて回転を制御し、常に一定の回転速度となる。
なお、PLL制御回路553は、入力された基準クロックと比較クロックとが、予め定められた範囲内の位相差で位相ロック状態にならない状態が継続すると、ポリゴンモータ550の回転に異常があることを示すHighレベルの信号をOR回路558へ出力し、入力された基準クロックと比較クロックとが、予め定められた範囲内の位相差で位相ロック状態となると、ポリゴンモータ550の回転に異常がないことを示すLowレベルの信号をOR回路558へ出力する。
そして、OR回路558にPLL制御回路553からHighレベルの信号が入力されると、OR回路558の出力もHighレベルとなる。CPU702は、OR回路558の出力を監視し、OR回路558の出力がHighレベルとなると、ポリゴンモータ550の回転に異常が生じていると判定し、画像形成装置1の動作を停止する。
(ポリゴンミラー516で反射した光を検出してポリゴンミラー516の回転を制御する時の動作)
次に、ポリゴンモータ550の回転数を検出してポリゴンミラー516の回転を制御する状態から、ポリゴンミラー516で反射した光を検出してポリゴンミラー516の回転を制御する状態へ移行する時の動作について、まず、正常に移行した時の動作について説明した後、移行時に異常が発生した時の動作について説明する。
(ポリゴンミラー516で反射した光を検出してポリゴンミラー516の回転速度を制御する状態へ正常に移行した時の動作)
画像形成装置1が操作されて用紙への画像形成を行う場合、CPU702は、ポリゴンミラー516で反射した光を検出してポリゴンミラー516の回転を制御する。具体的には、用紙への画像形成を行う場合、まずCPU702は、点灯制御部600を制御し、レーザダイオード501からレーザ光を出力させつつ、レーザダイオード501から出力されるレーザ光の光量がSOSセンサ524にてレーザ光を検知するのに十分な光量となるように調整する。
そして、レーザダイオード501から出力されるレーザ光の光量がSOSセンサ524にてレーザ光を検知するのに十分な光量となると、CPU702は図5に示したように、レベルがLowレベルの指示信号FGSELを出力する。この指示信号FGSELは、インバータ559BにてレベルがHighレベルに反転された後、AND回路556とEXOR回路557に入力される。そしてAND回路556においては、インバータ559Bの出力のレベルがHighレベルとなっているため、一方の入力はHighレベルとなる。
また、ここでSOSセンサ524からは、レーザダイオード501から出力されたレーザ光を検知していない間はHighレベルの信号が出力され、ポリゴンミラー516が回転してレーザダイオード501から出力されたレーザ光を検知する毎に一定時間の間、Lowレベルの信号が出力される。つまり、SOSセンサ524はレーザ光を検知する毎にパルス状の信号を出力する。
そして、Lowレベルの信号がSOSセンサ524から出力されると、インバータ559AからはHighレベルの信号が出力され、ワンショット回路555からは一定時間の間、Highレベルの信号が出力される。なお、ワンショット回路555からHighレベルの信号が出力される時間は、ポリゴンモータ550が正常に回転している時にSOSセンサ524から出力されるパルス状の信号の周期より長い時間となっているため、ポリゴンモータ550が正常に回転している間は、ワンショット回路555からはHighレベルの信号が出力され続ける。
次に、ワンショット回路555からのHighレベルの信号とインバータ559BからのHighレベルの信号が入力されたAND回路556においては、Highレベルの信号が出力され、このHighレベルの信号がセレクタ552とEXOR回路557に入力される。
セレクタ552においては、Highレベルの信号が入力されると、PLL制御を行う際に基準クロックと比較する比較クロックとして、SOSセンサ524から供給されたSOS信号をPLL制御回路553へ出力する。
PLL制御回路553は、比較クロックとしてSOS信号が供給されると、基準クロック発生部554から供給される基準クロックとSOS信号(比較クロック)との比較によるPLL制御により、入力された基準クロックと比較クロックとが予め定められた範囲内の位相差で位相ロック状態になるように、ポリゴンモータ550の回転速度を制御するための速度制御信号を出力する。ポリゴンモータ550は、この出力された速度制御信号に基づいて回転を制御し、常に一定の回転速度となるように制御される。
なお、比較クロックとしてSOS信号がセレクタ552へ供給された後、ポリゴンモータ550が正常に回転し、SOS信号が正常に出力されていると、ワンショット回路555からは、Highレベルの信号が出力され続け、インバータ559Bの出力がHighレベルであるため、AND回路556の出力がHighレベル、EXOR回路557の出力がLowレベル、OR回路558の出力がLowレベルとなる。
CPU702は、指示信号FGSELをHighレベルからLowレベルに切り替えてから一定時間が経過した後、次の一定時間の間(図5の第1期間)、OR回路558の出力を監視する。ここで、CPU702は、第1期間においてOR回路558の出力がLowレベルである場合には、比較クロックとしてSOS信号が供給された後、ポリゴンモータ550が正常に回転し、SOS信号が正常に出力されていると判断して画像形成装置1の動作を停止せず、OR回路558の出力の監視を続ける。一方、OR回路558の出力がHighレベルである場合には、SOS信号の異常であるというメッセージを出力する。
そして、第1期間が経過した後、OR回路558の出力がLowレベルである場合には、CPU702は、ポリゴンモータ550が正常に回転していると判断してOR回路558の出力の監視を続ける。そして、ポリゴンモータ550の回転に異常が発生し、入力された基準クロックと比較クロックとが、予め定められた範囲内の位相差で位相ロック状態にならなくなると、ポリゴンモータ550の回転に異常があることを示すHighレベルの信号がOR回路558へ入力され、OR回路558の出力がHighレベルとなる。するとCPU702は、ポリゴンモータ550の回転に異常が生じていると判定し、画像形成装置1の動作を停止するとともにポリゴンモータ550が異常であるというメッセージを出力する。
(ポリゴンミラー516で反射した光を検出してポリゴンミラー516の回転速度を制御する状態へ移行した時に異常が発生した時の動作)
CPU702が点灯制御部600の制御を始めてレーザダイオード501からレーザ光が出力されるまでの動作は、上述した正常に移行した時の動作と同じであるため、その説明を省略する。
レーザ光が出力されてから上述したようにLowレベルの指示信号FGSELがCPU702から出力された後、SOS信号が出力されないと、ワンショット回路555からはHighレベルの信号が出力されず、AND回路556の出力がLowレベル、EXOR回路557の出力がHighレベル、OR回路558の出力がHighレベルとなる。
CPU702は、指示信号FGSELをHighレベルからLowレベルに切り替えてから一定時間が経過した後、次の一定時間の間(第1期間)、OR回路558の出力を監視し、ここで、CPU702は、第1期間においてOR回路558の出力がHighレベルである場合には、ポリゴンミラーで反射した光を検出してポリゴンミラーの回転を制御する方法に切り替えた際に異常が発生してポリゴンモータ550が正常に回転していないと判定し、画像形成装置1の動作を停止する。
なお、第1期間においてSOS信号が正常に出力され、OR回路558の出力がLowレベルである場合には、CPU702は、画像形成装置1の動作を停止せず、OR回路558の出力の監視を続ける。
そして、第1期間が経過した後、OR回路558の出力がLowレベルである場合には、CPU702は、ポリゴンモータ550が正常に回転していると判断してOR回路558の出力の監視を続ける。そして、ポリゴンモータ550の回転に異常が発生し、入力された基準クロックと比較クロックとが、予め定められた位相差で位相ロック状態にならなくなると、ポリゴンモータ550の回転に異常があることを示すHighレベルの信号がOR回路558へ入力され、OR回路558の出力がHighレベルとなる。するとCPU702は、ポリゴンモータ550の回転に異常が生じていると判定し、画像形成装置1の動作を停止する。
このように画像形成装置1は、画像形成状態になっていない時には、基準クロック発生部554から供給される基準クロックと、FGセンサ551からのFG信号との比較によるPLL制御によってポリゴンミラー516を一定速度で精度よく回転させ、画像形成装置が画像形成状態になった時には、基準クロック発生部554から供給される基準クロックと、SOSセンサ524からのSOS信号との比較によるPLL制御によってポリゴンミラー516を一定速度で精度よく回転させる。
また、画像形成装置1は、ポリゴンモータ550の回転数を検出してポリゴンミラー516の回転を制御する状態から、ポリゴンミラー516で反射した光を検出してポリゴンミラー516の回転を制御する状態へ移行後にポリゴンモータ550の回転の異常を検知すると、ポリゴンモータ550の回転を停止する。
[変形例]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、他の様々な形態で実施可能である。例えば、上述の実施形態を以下のように変形して本発明を実施してもよい。
上述した実施形態においては、第1期間においてOR回路558の出力を複数回検知し、OR回路558の出力が一定の回数以上Highレベルとなったらポリゴンモータ550の回転に異常が生じていると判定するようにしてもよい。
CPU702により実行されるプログラムは、磁気記録媒体(磁気テープ、磁気ディスク(HDD(Hard Disk Drive)、FD(Flexible Disk))など)、光記録媒体(光ディスク(CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disk))など)、光磁気記録媒体、半導体メモリなどのコンピュータ読取り可能な記録媒体に記憶した状態で提供し、画像形成装置1にインストールしてもよい。また、通信回線を介して各装置にダウンロードしてインストールすることも可能である。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置1の構成の模式図である。 露光装置403に関係するハードウェアの構成を示したブロック図である。 光走査部500の光学系の構成を示した図である。 ポリゴンモータ550を制御するハードウェアの構成を示した図である。 信号の切り替わりタイミングを示した図である。
符号の説明
1・・・画像形成装置、200・・・画像読取部、300・・・給紙部、400・・・画像形成部、401・・・感光体、500・・・光走査部、501・・・レーザダイオード、516・・・ポリゴンミラー、524・・・SOSセンサ、550・・・ポリゴンモータ、551・・・FGセンサ、552・・・セレクタ、553・・・PLL制御回路、554・・・基準クロック発生部、555・・・ワンショット回路、556・・・AND回路、557・・・EXOR回路、558・・・OR回路、559A,559B・・・インバータ回路、600・・・点灯制御部、701・・・バス、702・・・CPU、703・・・ROM、704・・・RAM

Claims (3)

  1. モータの回転周期を検知する第1検知手段と、
    前記モータにより回転させられて光を感光体上に走査する多面鏡で反射された光を検知し、反射された光の走査周期を検知する第2検知手段と、
    前記第1検知手段により検知された周期により前記モータの回転制御を行なう第1回転制御手段と、
    前記第2検知手段により検知された周期により前記モータの回転制御を行なう第2回転制御手段と、
    前記第1回転制御手段と前記第2回転制御手段のいずれかを選択する選択手段と、
    前記モータの回転周期が予め定められた周期の範囲内にあるか判定し、その判定結果を出力する第1出力手段と、
    前記モータの回転周期が予め定められた周期の範囲内にあるか前記第2検知手段で検知された走査周期を用いて判定し、その判定結果を出力する第2出力手段と、
    前記第1出力手段の出力と前記第2出力手段の出力とを重畳して出力する重畳手段と
    を有するモータ制御装置。
  2. 前記選択手段が第1回転制御手段から第2回転制御手段に切り替えた際、切り替え後の予め定められた第1期間内とその後の前記重畳手段の出力結果により異常状態を特定することを特徴とする請求項1記載のモータ制御装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のモータ制御装置を備えた画像形成装置。
JP2008325934A 2008-12-22 2008-12-22 モータ制御装置及び画像形成装置 Pending JP2010145949A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008325934A JP2010145949A (ja) 2008-12-22 2008-12-22 モータ制御装置及び画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008325934A JP2010145949A (ja) 2008-12-22 2008-12-22 モータ制御装置及び画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010145949A true JP2010145949A (ja) 2010-07-01

Family

ID=42566416

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008325934A Pending JP2010145949A (ja) 2008-12-22 2008-12-22 モータ制御装置及び画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010145949A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020060713A (ja) * 2018-10-11 2020-04-16 キヤノン株式会社 画像形成装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000318208A (ja) * 1999-05-11 2000-11-21 Canon Inc 画像形成装置
JP2006053271A (ja) * 2004-08-10 2006-02-23 Brother Ind Ltd 画像形成装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000318208A (ja) * 1999-05-11 2000-11-21 Canon Inc 画像形成装置
JP2006053271A (ja) * 2004-08-10 2006-02-23 Brother Ind Ltd 画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020060713A (ja) * 2018-10-11 2020-04-16 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP7195864B2 (ja) 2018-10-11 2022-12-26 キヤノン株式会社 画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3708661B2 (ja) カラー画像形成装置
JP6702768B2 (ja) 画像形成装置
JP2007078723A (ja) 光走査装置、画像形成装置及び制御方法
US7920155B2 (en) Image forming apparatus and method of controlling the same
JP5150523B2 (ja) 画像形成装置
US9057975B2 (en) Image forming apparatus with multiple light sources timing control
JP2006142716A (ja) 画像形成装置及び画像補正方法
US8520042B2 (en) Exposure apparatus, control method thereof, and image forming apparatus
JP2010145949A (ja) モータ制御装置及び画像形成装置
US20080166150A1 (en) Image forming apparatus and method of preventing color misregister therein
JP2010201839A (ja) 露光装置、画像形成装置及び露光制御プログラム
JP6681270B2 (ja) 画像形成装置及び走査装置
US8026940B2 (en) Image forming apparatus
JP5917358B2 (ja) 画像形成装置
JP2007062223A (ja) 画像形成装置及びその制御方法
JP4920369B2 (ja) 画像形成装置
JP4770388B2 (ja) カラー画像形成装置及びその制御方法
JP3567498B2 (ja) 記録装置
JP2018167564A (ja) 光走査装置および画像形成装置
JP2019117358A (ja) 画像形成装置
JP2008076422A (ja) 画像形成装置、制御方法およびプログラム
JP4932431B2 (ja) 画像形成装置
JP4985563B2 (ja) 画像形成装置
JPH1191163A (ja) カラー画像形成装置
JP2004086084A (ja) 光走査装置および画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110530

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110607

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110729

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120214

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120411

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20121225