JP2010145331A - 金型温度測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】放射温度計のレンズに離型剤や水蒸気が付着することを十分に防止することができ、金型温度の測定を精度よく行うことができる金型温度測定装置の提供
【解決手段】金型温度測定装置1は、金型の温度を測定する為の放射温度計3と、放射温度計3を収容する保護ケース2と、放射温度計3の測定光路が通るように該保護ケース2の前方に配設されたエアーパージ管4と、エアーパージ管4内をその軸線方向に沿って前方に向かって流れるエアー流Cを供給するエアー供給手段5、6とを有している。金型温度測定装置1はさらにエアーパージ管4内をその内周面4cに沿って回転しながら前方に向かって流れるエアー流A、Bを供給する第2のエアー供給手段8a、8b、9a、9b、4b、10を備えている。
【選択図】図4

Description

本発明は、金型温度測定装置に関し、特に、金型の所定部位の温度を放射温度計により測定する金型温度測定装置に関するものである。
下記特許文献1に所載のように、鋳造に用いられる金型の成形面に離型剤を塗布する際に、物体が放射している赤外線を測定することによって温度を測定する放射温度計を用いて該成形面における所定部位の温度を測定しながら離型剤を該所定部位に噴霧することが知られている。放射温度計は、ロボットアームの先端に取り付けられる離型剤スプレー本体に取り付けられ、固定型と可動型との間に侵入して成形面(表面)の温度を測定するようになっている。
特開2007−222890号公報
しかしながら、特許文献1のように放射温度計を固定型と可動型との間に侵入させて成形面の温度を測定した場合、放射温度計のレンズに離型剤や水蒸気が付着し、この離型剤や水蒸気が赤外線を阻害してしまうので、正確な金型温度が測定できないという問題がある。こうした異物が多い環境下において放射温度計を用いる場合、放射温度計を保護ケースに収容すると共に、保護ケースの先端部にエアーパージ管を配設し、このエアーパージ管内にエアーを送り込むことにより異物を除去することも知られている。しかし、エアーパージ管にエアーを供給した場合であっても、エアーパージ管の内周面近くから進入する離型剤や水蒸気が放射温度計のレンズに付着することを十分に防止することができず、正確な金型温度が測定できないという問題がある。
そこで本発明は上記従来の問題点に鑑みてなされ、放射温度計のレンズに離型剤や水蒸気が付着することを十分に防止することができ、金型温度の測定を精度よく行うことができる金型温度測定装置を提供することを課題とする。
本発明は上記課題を解決すべくなされたものであって、金型の温度を測定する為の放射温度計3と、該放射温度計3を収容する保護ケース2と、該放射温度計3の測定光路が通るように該保護ケース2の前方に配設されたエアーパージ管4と、該エアーパージ管4内をその軸線方向に沿って前方に向かって流れるエアー流Cを供給するエアー供給手段5、6とを有する金型温度測定装置1において、該エアーパージ管4内をその内周面4cに沿って回転しながら前方に向かって流れるエアー流A、Bを供給する第2のエアー供給手段8a、8b、9a、9b、4b、10を備える金型温度測定装置1を提供している。
ここで、第2のエアー供給手段8a、8b、9a、9b、4b、10は互いに干渉しない複数のエアー流A、Bを供給することが好ましい。
本発明によれば、エアーパージ管内をその内周面に沿って回転しながら前方に向かって流れるエアー流を供給する第2のエアー供給手段を備えることから、放射温度計のレンズに離型剤や水蒸気が付着することを十分に防止することができ、金型温度の測定を精度よく行うことができる。
本発明の一実施形態にかかる金型温度測定装置について図面を用いて説明する。図1は金型温度測定装置の正面図、図2は金型温度測定装置の平面図、図3は金型温度測定装置の右側面図、図4は金型温度測定装置のエアー流を示す部分断面図である。
金型温度測定装置1は、図示せぬ離型剤スプレーロボットのロボットアームの先端に取り付けられた図示せぬ離型剤スプレー本体に取り付けられている。金型温度測定装置1は、保護ケース2を備えており、この保護ケース2にはダイカスト金型等の金型の温度を測定する為の放射温度計3が収容されている。放射温度計3は図示せぬレンズを備え、物体が放射している赤外線(放射エネルギー)を測定することによって温度を測定する公知のものである。金型温度測定装置1により測定される金型温度は型温原因による製品不良等を把握すること等に利用される。保護ケース2は前方(図1における右側)に開口部を有し、この開口部には円筒からなるエアーパージ管4が赤外線の入射経路である放射温度計3の測定光路がエアーパージ管4内を通ることができるように配設されている。
保護ケース2の後方(図1における左側)にはコネクター5が接続されており、コネクター5にはホース6が接続されている。ホース6は図示せぬエアー源に接続されており、ホース6とコネクター5を介して保護ケース2内にエアーが供給されると、エアーは保護ケース2内を通過してエアーパージ管4内に流入し、エアーパージ管4の略中心を軸線方向に沿って前方に向かって流れるエアー流C(図4参照)となり、エアーパージ管4の先端の開口4aから外部に噴出する。このエアー流Cはエアーパージ管4の中心近傍から離型剤や水蒸気が進入し、放射温度計3のレンズに付着することを防止する。尚、符号7は放射温度計3に接続されたセンサーケーブルである。コネクター5とホース6はエアー供給手段に相当する。
エアーパージ管4の上側には、2つの上側パイプ8a、8bがその先端を前方且つ下向きに指向させ、エアーパージ管4から45度上方に傾斜するように接続されている。また、エアーパージ管4の下側には、2つの下側パイプ9a、9bがその先端を前方且つ上向きに指向させ、エアーパージ管4から45度下方に傾斜するように接続されている。上側パイプ8a、8b及び下側パイプ9a、9bの後端には図示せぬコネクターが接続されており、この図示せぬコネクターにはホース10が接続されている。このホース10は上述したホース6が接続されるエアー源と同じエアー源に接続されている。
エアーパージ管4には上側パイプ8a、8b及び下側パイプ9a、9bを接続する為の4つの斜孔4bが形成されている。この4つ斜孔4bに上側パイプ8a、8b及び下側パイプ9a、9bの先端がそれぞれ圧入されることにより、上側パイプ8a、8b及び下側パイプ9a、9bは上述したようにエアーパージ管4に対して45度傾斜して接続されている。4つの斜孔4bはエアーパージ管4の内周面4cにおいて開口しており、上側パイプ8a、8bと下側パイプ9a、9bの先端はこの開口に対応する形状に加工されている(図3参照)。図示せぬエアー源からエアーを供給すると、エアーはホース10と図示せぬコネクターを介して上側パイプ8a、8bと下側パイプ9a、9bに至り、上側パイプ8a、8bと下側パイプ9a、9bの先端からエアーパージ管4内に噴出するようになっている。上側パイプ8a、8b、下側パイプ9a、9b、斜孔4b、図示せぬコネクター、ホース10は第2のエアー供給手段に相当する。
上側パイプ8a、8bと下側パイプ9a、9bの先端からエアーパージ管4内に噴出されたエアーは、エアーパージ管4の内周面4cに沿って回転しながら前方に向かって流れる2つのエアー流A、B(図4参照)となり、エアーパージ管4の先端の開口4aから外部に噴出する。ここで、図4に示されるように、上側パイプ8aから噴出されるエアーは、下側パイプ9bから噴出されるエアーと合流することによりエアー流Aを生成している。また、下側パイプ9aから噴出されたエアーは、上側パイプ8bから噴出されるエアーと合流することによりエアー流Bを生成している。2つのエアー流A、Bは互いに干渉することなく、エアーパージ管4の内周面4cに沿って回転しながら前方に向かって流れるように調整されている。この様に、互いに干渉することなくエアーパージ管4の内周面4cに沿って回転して前方に向かって流れる2つのエアー流A、Bを生成することにより、エアーパージ管4の内周面4cに沿って回転して前方に向かって流れるエアー流を1つとする場合よりも、離型剤や水蒸気がエアーパージ管4の内周面4c近くから進入し、放射温度計3のレンズに付着することをより一層防止することができる。
本発明による金型温度測定装置は上述した実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変形や改良が可能である。例えば、本実施形態においては、エアーパージ管4の内周面4cに沿って回転して前方に向かって流れるエアー流は2つであったが、エアー流を3つ以上の複数としてもよい。エアーパージ管4の内周面4cに沿って回転して前方に向かって流れるエアー流を2つ以上の複数とすれば、エアーパージ管4の開口4aにおけるエアー圧が不均一となることを防止することができ、放射温度計3による金型温度の測定精度を高めることができる。
また、本実施形態においては上側パイプ8a、8bと下側パイプ9a、9bの4つのパイプにより2つのエアー流A、Bを供給したが、これに限定されない。エアーパージ管4の内周面4cに沿って回転して前方に向かって流れるエアー流を生成する為に設けるパイプの数は任意である。
本実施形態に係る金型温度測定装置の正面図である。 本実施形態に係る金型温度測定装置の平面図である。 本実施形態に係る金型温度測定装置の右側面図である。 本実施形態に係る金型温度測定装置のエアー流を示す部分断面図である。
符号の説明
1 金型温度測定装置
2 保護ケース
3 放射温度計
4 エアーパージ管
4b 斜孔
4c 内周面
5 コネクター
6 ホース
7 センサーケーブル
8a、8b 上側パイプ
9a、9b 下側パイプ
10 ホース
A エアー流
B エアー流
C エアー流

Claims (2)

  1. 金型の温度を測定する為の放射温度計と、該放射温度計を収容する保護ケースと、該放射温度計の測定光路が通るように該保護ケースの前方に配設されたエアーパージ管と、該エアーパージ管内をその軸線方向に沿って前方に向かって流れるエアー流を供給するエアー供給手段とを有する金型温度測定装置において、該エアーパージ管内をその内周面に沿って回転しながら前方に向かって流れるエアー流を供給する第2のエアー供給手段を備えることを特徴とする金型温度測定装置。
  2. 該第2のエアー供給手段は互いに干渉しない複数のエアー流を供給することを特徴とする請求項1に記載の金型温度測定装置。
JP2008325433A 2008-12-22 2008-12-22 金型温度測定装置 Pending JP2010145331A (ja)

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