JP2010143025A - インクジェット記録ヘッドの検査方法、及びその装置 - Google Patents

インクジェット記録ヘッドの検査方法、及びその装置 Download PDF

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Abstract

【課題】安価にかつ、高精度な記録評価を行なうことができるインクジェット記録ヘッドの検査方法及びその装置を提供することである。
【解決手段】時分割駆動する記録ヘッドのノズル列内の同一ブロックの吐出は一括して行い、検査パターンの記録時には時分割駆動ブロックの順序を記録媒体を載置したステージの移動方向に関する記録位置毎に変化させながら吐出を行う。前記記録位置ではインクを吐出するブロックの駆動順序を第1番目に設定するようにして、記録ヘッドを駆動する。
【選択図】 図10

Description

本発明は紙やフイルム等の記録媒体に所定の検査パターンを形成させ、この検査パターンからインクジェット記録ヘッドのヘッド特性を評価するインクジェット記録ヘッドの検査方法および装置に関する。
従来のインクジェット方式に従う記録装置に搭載される記録ヘッドの電気熱変換体(ヒータ)とその駆動回路は、例えば、特許文献1に開示されているように、半導体プロセス技術を用いて同一基板上に形成されている。
このような記録ヘッドの構成としては、ヒータ及び駆動回路を含んだ半導体基板(チップ)上にインクを吐出するためインク供給口及びノズルを形成し、ヒータに電気信号を印加するために用いる電気配線基板を接続、実装する形態が一般的である。ヒータは複数列配列され各ヒータに対応してノズルが形成され所望の吐出量のインクが吐出される。
この記録ヘッドを装着した記録装置本体からの画像データが配列されたヒータ各々に対応するデータとして記録ヘッドに送信される。このデータに従って、駆動回路が駆動され駆動回路に対応するヒータが加熱され、このヒータに対応するノズルからインクが吐出され記録媒体上に付着し画像が形成される。
さて、半導体プロセス技術を用いて上述した記録ヘッドを製造する工程には、製造された記録ヘッドから吐出されたインク液滴が正確に記録媒体に付着されるかを評価する検査工程が含まれる。この検査工程の具体的な方法として、例えば、特許文献2に記載された方法が知られている。この方法によれば、複数のノズルから吐出された液滴が互いに重ならないように検査パターンを記録させ、記録画像をカメラで取り込み画像処理を施した後に、その記録の良否判定を行う。
特開平5−185594号公報 特開平4−336273号公報 特願平3−109234号公報 特願平10−26769号公報 特願平11−218025号公報
しかしながら、上記従来例の検査では、記録ヘッドを搭載する記録装置と同様の駆動方法で検査対象の記録ヘッドの駆動を行うため、厳密に精度の高い評価ができないのが現状である。
最近の記録ヘッドから吐出されるインク液滴のサイズはますます小さくなり、さらに、吐出されるインクの色の数も多くなっているので、これらインクにより形成されるドットの正確な判定も困難となっている。
本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、安価でかつ高精度に記録品質の検査を行なうことができ、多種のインクジェット記録ヘッドにも対応できるインクジェット記録ヘッドの検査方法及びその装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明のインクジェット記録ヘッドの検査方法は、以下のような工程からなる。
即ち、ある方向に配列された複数の記録要素を複数のブロックに分割し、各ブロックを時分割駆動してインク滴を吐出して画像を形成するインクジェット記録ヘッドの検査方法であって、記録媒体を載置したステージを前記複数の記録要素の配列の方向とは異なる方向に移動させ、前記ステージの移動方向に関する記録位置の変化に従って前記時分割駆動により駆動されるブロックの駆動順序を変化させながら前記インクジェット記録ヘッドを駆動して前記インク滴を前記記録媒体に吐出して検査パターンを記録する記録工程と、前記記録工程において記録された検査パターンをCCDカメラにより撮像して得られたを画像データを入力する入力工程と、前記入力工程において入力された画像データを画像処理し、前記検査パターンとして形成されたドットの位置ずれを判定する判定工程とを有することを特徴とする。
また他の発明によれば、ある方向に配列された複数の記録要素を複数のブロックに分割し、各ブロックを時分割駆動してインク滴を吐出して画像を形成するインクジェット記録ヘッドの検査方法であって、記録媒体を載置したステージを前記複数の記録要素の配列の方向とは異なる方向に移動させ、予め定められた駆動順序に従って前記インクジェット記録ヘッドを時分割駆動してインク滴を前記記録媒体に吐出して検査パターンを記録する記録工程と、前記記録工程において記録された検査パターンをCCDカメラにより撮像して得られたを画像データを入力する入力工程と、前記入力工程において入力された画像データを、前記時分割駆動の各ブロック間の駆動時間差によって生じる吐出されるインク滴での前記記録媒体上の付着位置ずれを補正するように画像処理する画像処理工程と、前記画像処理工程において補正された画像データに基づいて、前記検査パターンとして形成されたドットの位置ずれを判定する判定工程とを有することを特徴とするインクジェット記録ヘッドの検査方法を備える。
さらに他の発明によれば、上記構成のインクジェット記録ヘッドの検査方法を実行する検査装置を備える。
従って本発明によれば、検査パターンの記録時には時分割駆動のブロック駆動順序を変更して記録ヘッドを駆動するので、通常の記録時の時分割駆動による時間差より生じるインク滴の付着位置ずれを少なくすることができる。これにより、特別な装置や構成を用いることなく、安価にかつより正確に検査を行なうことが可能になる。
また、検査パターンの記録時に予め定められた駆動順序で記録ヘッドを時分割駆動しても得られた画像データをその後の画像処理により補正するので、特別な装置や構成を用いることなく、安価にかつより正確に検査パターンを用いた検査を行なうことができる。
以下添付図面を参照して本発明の好適な実施例について、さらに具体的かつ詳細に説明する。なお、既に説明した部分には同一符号を付し重複説明を省略する。
なお、この明細書において、「記録」(「プリント」という場合もある)とは、文字、図形等有意の情報を形成する場合のみならず、有意無意を問わない。さらに人間が視覚で知覚し得るように顕在化したものであるか否かも問わず、広く記録媒体上に画像、模様、パターン等を形成する、または媒体の加工を行う場合も表すものとする。
また、「記録媒体」とは、一般的な記録装置で用いられる紙のみならず、広く、布、プラスチック・フィルム、金属板、ガラス、セラミックス、木材、皮革等、インクを受容可能なものも表すものとする。
さらに、「インク」(「液体」と言う場合もある)とは、上記「記録(プリント)」の定義と同様広く解釈されるべきものである。従って、記録媒体上に付与されることによって、画像、模様、パターン等の形成または記録媒体の加工、或いはインクの処理(例えば記録媒体に付与されるインク中の色剤の凝固または不溶化)に供され得る液体を表すものとする。
またさらに、「記録要素」とは、特にことわらない限り吐出口ないしこれに連通する液路およびインク吐出に利用されるエネルギーを発生する素子を総括して言うものとする。
図1は本発明の代表的な実施例であるインクジェット記録ヘッド(以下、記録ヘッド)の検査装置の概略構成を示すブロック図である。
なお、この検査装置は複数の構成要素からなるシステムの構成でも良い。
図1において、(a)は検査装置の上面図であり、(b)は、その側面図である。
半導体プロセス技術を用いた製造工程において製造された記録ヘッド1007は、検査のために前工程からベルトコンベア1006でこの検査装置に搬送されてくる。搬送された記録ヘッド1007は、ロータリーインデックス1005上のヘッド固定部1001に挿入され、クランプ治具1008により固定される。
次に、検査対象となる記録ヘッド1007は、右回りに90°回転し、吸引回復部1002で記録ヘッドの吸引回復を行う。さらに、記録ヘッド1007は右回りに90°回転して記録検査部1003でインクを吐出して画像形成する。この画像は画像処理され記録良否判定を行う。さらに、記録ヘッド1007は右回りに90°回転して計量部1004でヘッド秤量を行う。最後に、さらに記録ヘッド1007を右回りに90°回転してヘッド固定部1001から記録ヘッド1007をベルトコンベア1006上に戻して次工程へ搬送する。
記録検査部1003では、記録ヘッド1007からインク滴をステージ1012上の記録媒体に吐出し、ステージ1012上に載置された記録媒体に吐出されたインク滴を付着させて検査対象となる画像を形成する。その画像は照明1009により照射され、対物レンズ1011を介してCCDカメラ1010で撮像し、画像処理を行った後演算処理を行って、記録の良否判定を行う。
図2は、記録検査部の詳細な構成を示すブロック図である。
記録ヘッド1007はロータリーインデックス1005に固定され、信号変換基板212と電気的に接続されている。記録ヘッドからインク滴を吐出させるための駆動信号は、パソコン(PC)201内のヘッドドライバ203で生成される。この生成されたパルス信号が送信される。
また、インク滴の吐出のタイミングに同期した信号がステージコントローラ210を通してステージ1012に送られ 、ステージ移動と同期してインク滴が吐出してステージ1012上の記録媒体(例えば、紙)に付着して画像を形成する。
その画像はレンズ鏡筒ユニット217を通してCCDカメラ1015により撮像される。画像を撮像することで得られた画像データは、画像処理コントロール基板209を介してPC201の画像処理ボード204に転送され画像処理される。この画像処理により背景ノイズが除去されインク滴の主滴を抽出し、2値化処理を行って主滴の重心点を算出する。算出された各インク滴の重心点から最小二乗法により仮想格子を作成して理想点からのズレ量を計測して、記録の良否判定を行う。
この演算処理はPC201内の演算処理ボード206で実行される。この時の画像は逐次VGAボード202を通してモニタ207に出力される。
記録ヘッド1007とCCDカメラ1010との絶対位置調整は、予めモータコントローラボード205により制御されたステージコントローラ210からX軸、Y軸、Z軸ステージを動作させることによりなされる。即ち、ステージ1012は3次元的に移動することができる。
なお、照明1009は外部コントロール端子を有し、RGBそれぞれの光量を制御可能な照明電源216に接続される。照明電源216はインタフェース211と画像処理コントロール基板209を介して画像処理ボード204により制御される。
図3は記録ヘッドの外観斜視図である。
図3において、(a)は素子基板側から見た記録ヘッドの斜視図であり、(b)はインクタンク側から見た記録ヘッドの斜視図である。
記録ヘッド1007は、電気信号に応じて膜沸騰をインクに対して生じせしめるための熱エネルギを生成する電気熱変換体を用いたタイプのものであり、さらに電気熱変換体とインク吐出口とが対向するように配置された、所謂サイドシュータ型のものである。
図3に示されているように、記録ヘッド1007は電気熱変換体を有する素子基板303、フライングリ−ドを有する電気配線部材305、インク供給保持部材306、フィルタ、インク吸収体、蓋部材309、およびシール部材から構成されている。電気配線部材の端には複数のパッド301が設けられている。
図4は、電気熱変換体を有する素子基板303の構成を説明するための一部破断斜視図である。
電気熱変換体を有する素子基板303は、例えば、厚さ0.5mm〜1mmのSi基板405に、インク流路である長溝状の貫通口のインク供給口410をSiの結晶方位を利用した異方性エッチングやサンドブラストなどの方法で形成したものである。
Si基板405には、インク供給口410を挟んでその両側に、電気熱変換体408が1列ずつ並べて配置されており、さらに電気熱変換体408に電力を供給するAl(アルミニウム)などからなる電気配線が形成されている。電気熱変換体408と電気配線は、既存の成膜技術を利用して形成することができる。各列の電気熱変換体408は、互いに千鳥状になるように配列されている。即ち、各列の吐出口の位置が、その列方向に直交する方向に並ばないように、少しずれて配置されている。電気熱変換体を有する基板405では、インク流路410から供給されたインクは各電気熱変換体408の発熱によって発生した気泡の圧力により各電気熱変換体408に対向する吐出口406から吐出される。
フライングリ−ドを有する電気配線部材305は電気熱変換体を有する基板405に対してインクを吐出用の電気信号を印加する電気信号経路を形成するものであり、ポリイミドのベース基材上に銅箔の配線パターンを形成することで構成されている。また、電気熱変換体を有する素子基板303を組み込むための開口部が形成されており、この開口部の縁付近には、電気熱変換体を有する素子基板303の電気接続端子に接続されるフライングリードが形成されている。さらに、フライングリードを有する電気配線部材305には、記録装置本体からの電気信号を受け取るためのパッド301が形成されており、パッド301とフライングリード部が連続した銅箔の配線パターンでつながれている。
フライングリードを有する電気配線部材305と電気熱変換体を有する素子基板303の電気的接続は、例えば、以下のようなものである。
電気熱変換体を有する素子基板303の電気接続端子に形成されたバンプ404と、電気熱変換体を有する素子基板303の電気接続端子に電気配線部材305のフライングリード部と所定の位置関係により電気接合されることでなされている。
インク供給保持部材306は、例えば、樹脂成形により形成されている。樹脂材料には、形状的剛性を向上させるためにガラスフィラーを5〜40%混入した樹脂材料を使用することが望ましい。インク供給保持部材306は、内部にインクを保持し負圧を発生するための吸収体を有することでインクタンクの機能をもっている。そして、Si基板405にそのインクを導くためのインク流路を形成することでインク供給の機能をそれぞれ実現している。インク吸収体としては、PP繊維を圧縮したものが使われているが、これに代えてウレタン繊維を圧縮したものを用いても良い。
インク流路の上流部に位置するインク吸収体からのインクが供給される部分とインク流路との境界部には、電気熱変換体を有する素子基板303内部へのゴミの進入を防ぐためのフィルタが溶着により接合されている。フィルタは、SUS金属メッシュタイプでも良いが、SUS金属繊維焼結タイプのほうが好ましい。
インク流路の下流部には、電気熱変換体を有する素子基板303にインクを供給するためのインク供給口410が形成されている。そして、電気熱変換体を有する素子基板303のインク供給口410がインク供給保持部材306のインク供給口410に連通するよう、電気熱変換体を有する素子基板303がインク供給保持部材306に対して接着固定される。
また、電気熱変換体を有する素子基板303の接着面周囲の平面には、フライングリードを有する電気配線部材305の一部の裏面が接着固定される。電気熱変換体を有する素子基板303とフライングリードを有する電気配線部材305との電気接続部分は、封止剤により封止されている。これにより電気接続部分をインクによる腐食や外的衝撃から保護している。
封止剤は、電気配線部材405のフライングリード部と電気熱変換体を有する素子基板303のバンプとの接続部の裏面側と電気熱変換体を有する素子基板303の外周部分を封止している。
蓋部材309は、インク供給保持部材306の上部開口部に溶着されることで、インク供給保持部材306内部を密閉するものである。蓋部材309には、インク供給保持部材306内部の圧力変動を逃がすための細口とそれに連通した微細溝が設けられている。細口と微細溝のほとんどをシール部材で覆い、微細溝の一端部を開口することで、大気連通口を形成している。また、蓋部材309は、記録ヘッドを記録装置のキャリッジに固定するための係合部を有している。
なお、図4において、402はノズル列、403は複数のバンプ404からなるコンタクトパッド、407はノズルである、
図5は、図4に示したノズル列402を上面図である。
図4と図5とを比較すると分かるように、ノズル列402は2列のノズル列から構成される。ノズル列402を構成する各ノズルに0から昇順に、0seg、1seg、2seg……とノズル番号を付した場合、偶数番号のノズルから構成されるノズル列をEven列といい、奇数番号のノズルから構成されるノズル列をodd列という。なお、even列、odd列のノズル密度は300dpiで図5に示すように千鳥状に配列されている。
この実施例では、0segから319segの320個のノズルはノズル列402を構成する。従って、odd列とeven列には夫々160個のノズルが配置される。
図6は記録ヘッドの回路構成を示す回路図である。
図6に示されているように、素子基板303には、記録データをラッチするためのラッチ回路(Latch)602とシフトレジスタ(S/R)603が設けられている。シフトレジスタ603はシフトクロックに同期して記録データを記録装置本体からシリアルに入力して保持し、ラッチ回路602はその記録データを記録装置本体から入力端子604により入力されるラッチ信号によりラッチする。
また、シフトレジスタ603は、ROM609に記憶される後述の選択データをシリアルで入力して保持する。ラッチ回路602はその選択データをラッチする。
AND回路606は、入力端子605により入力されるヒートパルス信号と、記録データ信号と、ブロック信号と、選択データとの論理積を演算する。AND回路606の出力がハイレベルになると、それに対応するトランジスタアレー607中の電気熱変換体を駆動するトランジスタがオンとなる。その結果、そのトランジスタに接続されている電気熱変換体(ヒータ)608に電流が流されて、それが発熱する。
なお、電気熱変換体608、トランジスタ、AND回路606の接続関係については後述する。
odd列とeven列には夫々、160個のノズルに対応して160個のヒータが配置される。これらのヒータは時分割駆動される。このため、ブロックイネーブル信号(BlockENB0,BlockENB1,BlockENB2)を入力し、これをデコーダ610(Decoder)でデコードし、時分割ブロックを選択する。従って、この記録ヘッドはodd列、even列それぞれに8分割の時分割駆動を行なう。
さらに、ヒータの駆動電圧(VH)が各ヒータに印加される。また、素子基板303にはAND回路605などの論理回路の出力電圧をヒータを駆動するための電圧に中間電圧VHTに基づいて昇圧するための変換電圧発生部611も設けられている。さらに、素子基板303の温度を測定する温度センサ612も設けられている。
ここで、以上の構成の記録ヘッドを用いた記録装置の動作の概略を説明する。
まず、記録装置の電源が投入された後、予め測定されている素子基板303毎のインク発泡水準に応じて、各電気熱変換体に印加されるヒートパルス(プレヒートパルスとメインヒートパルスを含む)のパルス幅を決定する。この発泡水準は、一定の温度条件下において、所定の電圧を印加したときの最小インク吐出パルス値のランク分けにより定められるものである。この決定した各吐出口毎に対応するヒートパルスの幅データを、シフトクロックに同期してシフトレジスタ603に転送する。実際に電気熱変換体に通電する際には、後述するように、ROM609に記憶されている選択データにしたがって、電気熱変換体608の駆動条件が選択される。ROM609に記憶された上記選択データは、ラッチ回路602にラッチされる。その選択データのラッチは、例えば、記録装置の最初の起動時等に一度だけ行えば良い。
次に、選択データをROM609に記憶させた後の、ヒートパルス信号の生成について説明する。
まず、ROM609からの信号を記録装置本体フィードバックし、その信号によって選択されたパルスデータに応じて、インクの吐出に適正なエネルギーを電気熱変換体608に印加するようにヒートパルスのパルス幅を決定する。また、温度センサ612の検出値に応じて、プレヒートパルスのパルス幅とその印加タイミングが、記録装置の制御部(不図示)により決定される。このようにして、種々の温度条件下においてもインクの吐出量が各ノズルで一定になるように、種々のヒートパルス(メインヒートパルスとプレヒートパルスを含む)を設定することができる。
図7は、記録ヘッドの駆動に用いられる種々の信号のタイムチャートである。
図7によれば、記録データ(DATA)は転送クロック(CLK)に従ってシフトレジスタ603にシリアルに入力され、ラッチ信号(Latch)が入力されると、記録データ(DATA)をラッチ回路602に一時的に保持する。そして、ラッチ回路602からは記録データ(DATA)がパラレルに出力される。
また、複数のヒータ608は複数のグループに分割され、入力端子から供給されるブロックイネーブル信号に従って特定のブロックが選択される。デコーダ610はブロックイネーブル信号に従って時分割駆動するブロックを選択するブロック選択信号(Block)を生成する。
AND回路606は入力端子605により入力されるヒートパルス信号(HEAT)とラッチ回路からパラレル出力される記録データ(DATA)とデコーダ610より出力されるブロック選択信号(Block)との論理積を取る。その演算結果は、駆動用ドライバであるトランジスタに出力される。こうして、AND回路606からの出力信号がハイレベルになると、対応する駆動用ドライバがオンして、それに接続されているヒータに電流(VH電流)が流れてヒータが発熱する。これにより、ノズル内のインクの膜沸騰により吐出口からインク滴が吐出され、記録媒体上に記録が行なわれる。
次に、上述した素子基板を備えた記録ヘッドを検査する工程についての2つの実施例を説明する。
ここでは比較のために従来の検査装置での検査についても説明する。
図8は、従来の検査装置で駆動されたインクジェット記録ヘッドの記録検査パターンを示す図である。
図8において、波線は600dpi画素格子である。この図に示すドットパターンは、ノズル番号0segから順に4カラムおきに6つのインク滴を吐出して記録媒体に付着させ、その繰り返しでノズル番号319segまで320ノズル全てから吐出されたインク滴によって形成された記録検査パターンである。
検査対象となる記録ヘッドは、even列8ブロック、odd列8ブロックの16ブロックに分割された時分割駆動を行っているので、ブロック順位が下位になる程、理想格子からずれて記録媒体にドットが形成される。
また、図8において、横方向がステージ1012の移動方向(カラム方向)であり、縦方向がノズルの配列方向である。
図9は、図8の網掛け部分を拡大した図である。
この実施例では、記録ヘッドは、解像度600dpiで駆動周波数15kHz、ブロック間の時間差3.8μsで駆動される。従って、たとえインク滴が記録ヘッドのインク吐出面から垂直に正しく吐出されたとしても、インク滴が記録媒体に到着する時には、8segと9segは理想格子から9.8μm、14segと15segは17.1μmずれて付着することになる。
上述のずれを解消するために、この実施例ではノズル列内の同一ブロックからのインク吐出は一括して行って検査パターンを記録する。そして、その記録検査パターンより記録の良否判定を行う。更に、検査パターンの記録時には、駆動ブロックの順序をカラム毎に変えながらインク吐出を行い、前記各カラム内では吐出するブロックの順位を第1番目に設定することにしている。
図10はこの実施例に従って記録した検査パターンを示す図である。
図10において、(a)は検査パターンの全体像を示し、(b)は(a)において点線で囲まれた部分の拡大図である。また、図10(b)において、横方向がステージ1012の移動方向(カラム方向)であり、縦方向がノズルの配列方向である。
図11は従来の検査装置とこの実施例の検査装置によって夫々形成される検査パターンの拡大図である。
図11において、(a)は従来の検査装置によって形成される検査パターンの拡大図を示し、(b)はこの実施例の検査装置によって形成される検査パターンの拡大図を示す。
この検査パターンは16ノズルおきにインク滴を順次吐出させることにより形成されたものである。図10(b)から分かるように、縦列(同一カラム)は同一ブロックのノズルからインク吐出している。また、この検査パターンは図10(b)に点線で示す600dpi格子にドットを配置させるようにし、図中のカラムa,b,c,d……のドットは同一ブロックのノズルから吐出されたインク滴により形成されたものである。例えば、aカラムは0ブロック、bカラムは1ブロック、cカラムは2ブロックである。カラムa,b,c,d……はステージ移動方向(カラム方向)に関するドットの記録位置となる。
前述した通り、従来の検査装置ではブロック間隔の時間差分だけインク滴の付着位置(ドットの記録位置)にずれが生じていた。例えば、図11(a)に示すように、13ブロック目の付着位置は理想格子より14.7μmずれ、14ブロック、15ブロック目の付着位置は理想格子より17.1μmずれる。
この実施例に従う検査装置では、ノズル列内の同一ブロックの吐出は一括して行い、駆動ブロックの順序をカラム毎に変えながら吐出を行い、且つ、各カラム内では吐出するブロックの順位を第1番目に設定することにより位置ずれを解消している。
即ち、図10(b)のaカラムとbカラムでは0ブロックと1ブロックをeven列/odd列各々における駆動順序の第1のブロックに設定する。また、cカラムとdカラムでは2ブロックと3ブロックをeven列/odd列各々における駆動順序の第1のブロックに設定する。さらに、eカラムとfカラムでは4ブロックと5ブロックをeven列/odd列各々における駆動順序の第1のブロック順に設定する。
以下、同様にして駆動する。
このように駆動順序を変更して記録した検査パターンでは、図11(b)のようにドット形成位置のずれは解消する。
図12はブロックイネーブル信号(BlockENB0〜3)に入力される信号波形と、ブロックイネーブル信号(BlockENB0〜3)と対応するeven列/odd列各々のブロックとの対応表とを示す図である。
この図によれば、図10(b)に示すaカラムとbカラムの駆動時のブロックイネーブル信号として、図12(a)に示すブロックイネーブル信号が入力される。即ち、even列の0ブロックとodd列の1ブロックの駆動順序が第1位になる。
また、図10(b)に示すcカラムとdカラムの駆動時のブロックイネーブル信号として、図12(b)に示すブロックイネーブル信号が入力される。即ち、even列の2ブロックとodd列の3ブロックの駆動順序が第1位になる。
同様に、even列の14ブロックとodd列の15ブロックの駆動順序が第1位になるブロックイネーブル信号は、図12(c)に示す信号となる。
図13は検査装置における記録ヘッドの駆動から画像データの取り込み、及び記録の良否判定までの処理を示すフローチャートである。
検査の準備として、検査対象の記録ヘッド1007は、ロータリーインデックス1005に固定され駆動制御の為の電気的接続が行われる。
次に、ステップS100では記録ヘッドを駆動しインク液滴を吐出させる。これにより液滴がステージ1012上の記録媒体に付着して画像(検査パターン)を形成する。この時の駆動は前述したとおりのカラム毎のブロック駆動順序を変えて行う。
ステップS110では、その記録画像はCCDカメラ1010により撮像され、さらにステップS120では背景のムラを除去するためのバックグラウンド処理やシェーディング補正などの画像処理(前)が施される。
ステップS130では、ある領域(吐出の速度バラツキやヨレのバラツキを考慮した範囲)を抽出して主滴とサテライトを分離し、さらにステップS140では抽出された主滴のある画像を2値化して各主滴の重心点を算出(位置の数値化)する。
ステップS150では、各液滴の重心点から最小二乗法により仮想格子を作成し、仮想格子上の理想点からのずれ量を演算処理して各ドットの位置を計測する。最後に、ステップS160では、その計測結果に基づいて記録の良否判定を行う。
従って以上説明した実施例に従えば、検査パターンの記録時には記録ヘッドのヒータのブロック駆動順序を変更するので、検査のための格子近くにより正確にインク滴を付着されることが可能になる。これにより、特別な装置や構成を用いることなく、より正確に検査を行なうことができる。
図14は実施例2に従う検査装置における記録ヘッドの駆動から画像データの取り込み、及び記録の良否判定までの処理を示すフローチャートである。
なお、この処理において、実施例1で説明したのと同じ処理についてはステップ参照番号を参照し、その説明は省略する。
ステップS100aでは、実施例1と同様に記録ヘッドを駆動しインク液滴を吐出させることで、検査パターンを形成するが、この時の記録ヘッドの駆動はカラム毎にブロック順序を変えずに従来の固定ブロック順で行う。
次に、実施例1と同様に、ステップS110〜S140の処理を実行する。
この実施例では、検査パターン形成の記録ヘッドのブロック順序は従来のように固定なので、ブロック間隔時間(3.8μs)差分だけの付着位置ずれ(形成ドットの位置ずれ)が生じる。即ち、図11(a)に示すようなドット位置ずれが生じ、例えば、13ブロックでは14.7μm、14ブロック、15ブロックでは17.1μmのドット位置ずれが生じる。
この実施例では、予めブロック駆動時間差と駆動周波数、ステージの移動速度がわかっているので、その分の付着位置ずれを計算して画像処理上で補正をかける。即ち、ステップS145において、重心点の補正処理を行なう。
つまり、13ブロックでは−X方向に14.7μmだけドットの重心点を移動する。14ブロック、15ブロックでは夫々、−X方向に17.1μmドットだけの重心点を移動する。これにより、実際のインク滴の付着点は理想格子からずれても画像処理後は重心点が補正されて理想格子上にくるようになる。
その結果、補正後のドット形成位置は、図11(b)のようになる。
その後、実施例1と同様に、補正後の重心点に基づいて、ステップS150の処理を実行する。これ以降は、実施例1と同様である。
従って以上説明した実施例に従えば、従来と同様に記録ヘッドを駆動して検査パターンを記録しても、その後の画像処理によりドットの重心点を補正するので、特別な装置や構成を用いることなく、より正確に検査を行なうことができる。
なお、以上の実施例において、記録装置に適用される記録ヘッドから吐出される液滴はインクであるとして説明し、さらにインクタンクに収容される液体はインクであるとして説明したが、その収容物はインクに限定されるものではない。
また、以上の実施例は、特にインクジェット記録方式の中でも、インク吐出を行わせるために利用されるエネルギーとして熱エネルギーを発生する手段(例えば電気熱変換体等)を備えている。そのため、その熱エネルギーによりインクの状態変化を生起させる方式を用いることにより記録の高密度化、高精細化が達成できる。
さらに加えて、本発明のインクジェット記録装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力装置として用いられるものの他、リーダ等と組合せた複写装置、さらには送受信機能を有するファクシミリ装置の形態を採るもの等であってもよい。
図1は本発明の代表的な実施例であるインクジェット記録ヘッドの検査装置の構成を示すブロック図である。 記録検査部の詳細な構成を示すブロック図である。 インクジェット記録ヘッドの外観斜視図である。 記録ヘッド基板の外観斜視図である。 記録ヘッドのノズル配列を示す図である。 記録ヘッド基板の回路構成を示す図である。 記録ヘッドの駆動信号を示すタイムチャートである。 従来の検査装置による記録検査パターンを示す図である。 図8の網掛け部分を拡大した図である。 実施例1に従って記録した検査パターンを示す図である。 従来の検査装置と実施例1の検査装置によって夫々形成される検査パターンの拡大図である。 ブロックイネーブル信号に入力される信号波形と、ブロックイネーブル信号と対応するeven列/odd列各々のブロックとの対応表とを示す図である。 本発明の実施例1に従う検査装置における記録ヘッドの駆動から画像データの取り込み、及び記録の良否判定までの処理を示すフローチャートである。 本発明の実施例2に従う検査装置における記録ヘッドの駆動から画像データの取り込み、及び記録の良否判定までの処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1001 ヘッド固定部
1002 吸引回復部
1003 記録検査部
1004 計量部
1005 ロータリーインデックス
1006 ベルトコンベア
1007 記録ヘッド
1008 クランプ治具
1009 照明
1010 CCDカメラ
1011 対物レンズ
1012 ステージ
201 パソコン(PC)
202 VGAボード
203 ヘッドドライバ
204 画像処理ボード
205 モータコントローラボード
206 演算処理ボード
207 モニタ
209 画像処理コントロール基板
210 ステージコントローラ
212 信号変換基板
217 レンズ鏡筒ユニット
303 素子基板
305 電気配線部材
306 インク供給保持部材
402 ノズル列
403 コンタクトパッド
404 パッド
405 Si基材
408 吐出口
407 ノズル
408 電気熱変換体
410 インク供給口
602 ラッチ回路
603 シフトレジスタ
606 AND回路

Claims (4)

  1. ある方向に配列された複数の記録要素を複数のブロックに分割し、各ブロックを時分割駆動してインク滴を吐出して画像を形成するインクジェット記録ヘッドの検査方法であって、
    記録媒体を載置したステージを前記複数の記録要素の配列の方向とは異なる方向に移動させ、前記ステージの移動方向に関する記録位置の変化に従って前記時分割駆動により駆動されるブロックの駆動順序を変化させながら前記インクジェット記録ヘッドを駆動して前記インク滴を前記記録媒体に吐出して検査パターンを記録する記録工程と、
    前記記録工程において記録された検査パターンをCCDカメラにより撮像して得られた画像データを入力する入力工程と、
    前記入力工程において入力された画像データを画像処理し、前記検査パターンとして形成されたドットの位置ずれを判定する判定工程とを有することを特徴とするインクジェット記録ヘッドの検査方法。
  2. 前記検査パターンは、前記ステージの移動方向に関し同じ位置に形成されるドットが前記時分割駆動における同一ブロックに属する記録要素から吐出されるインク滴によって形成されるようにして記録されることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録ヘッドの検査方法。
  3. ある方向に配列された複数の記録要素を複数のブロックに分割し、各ブロックを時分割駆動してインク滴を吐出して画像を形成するインクジェット記録ヘッドの検査方法であって、
    記録媒体を載置したステージを前記複数の記録要素の配列の方向とは異なる方向に移動させ、予め定められた駆動順序に従って前記インクジェット記録ヘッドを時分割駆動してインク滴を前記記録媒体に吐出して検査パターンを記録する記録工程と、
    前記記録工程において記録された検査パターンをCCDカメラにより撮像して得られたを画像データを入力する入力工程と、
    前記入力工程において入力された画像データを、前記時分割駆動の各ブロック間の駆動時間差によって生じる吐出されるインク滴での前記記録媒体上の付着位置ずれを補正するように画像処理する画像処理工程と、
    前記画像処理工程において補正された画像データに基づいて、前記検査パターンとして形成されたドットの位置ずれを判定する判定工程とを有することを特徴とするインクジェット記録ヘッドの検査方法。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載のインクジェット記録ヘッドの検査方法を実行する検査装置。
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