JP2010142826A - 複合曲げプレス型 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 仮曲げと本曲げとで所定形状にクラッチカバー3のタグ部3aを折り曲げる複合曲げプレス型1であって、仮曲げ型33と本曲げ型34を有する旋回型30と、仮曲げ時及び本曲げ時、仮曲げ型33及び本曲げ型34をタグ部3aに対して所定の回転位置に位置させる回動手段60と、仮曲げ時及び本曲げ時、旋回型30にタグ部3aを折り曲げるプレス荷重を加える押し型50と、押し型50の内周側と旋回型30の外周側との間に配備される軸受71とを備え、プレス荷重を伝達する押し型50の下面51cと旋回型30の上面32aとの間に適正な隙間100が設けられる。
【選択図】 図1
Description
図8に示すように、支持型40、押し型50(図1)、旋回型30、ダイヤフラム押え型80は上方に位置する。複合曲げプレス型1の下型20の上に順次クラッチカバー3、ピポットリング4、ダイヤフラム2、ピポットリング5がセットされる。そして図1に示すように、ダイヤフラム2の中心側の穴2b(図2)が下型20の突出部24の円錐台部分24aに篏合され、ダイヤフラム2は外径側に向かって上広がりに保持される。この時点で、旋回型側レバー駆動装置(図示せず)が作動していないので、回動手段60の引張コイルバネ64の引張力により旋回型切換レバー61のストッパー66がストッパー67の一方の門柱に当接している(図1)。従って、この状態に於いて、仮曲げ型33の仮曲げ刃部33aの位置はクラッチカバー3のタグ部3aの真上上方に位置する(図7の(a))。同じように、リング押え側レバー駆動装置(図示せず)が作動していないので、リング押え回動手段120の引張りコイルバネ124の引張力によりリング押え切換レバー121のストッパー126はストッパー127の一方の門柱に当接している。この状態に於いて、支持型40のピポットリング押え41の突出部41aの回転位置は仮曲げ刃部33aの回転位置と一致している(図7の(a))。
図9に示すように、支持型40、押し型50(図1)、旋回型30、ダイヤフラム押え型80が下方向に移動する。これにより、ダイヤフラム押え型80のダイヤフラム押え81がダイヤフラム2の外周側上面を圧縮コイルバネ87の圧縮力で押えると、ダイヤフラム2は略水平に保持される。また、支持型40のピポットリング押え41の端部41cは、ピポットリング5を圧縮コイルバネ42の圧縮力で押える。この状態於いては、旋回型30の仮曲げ刃部33aはクラッチカバー3のタグ部3aの真上上方に位置し、まだタグ部3aに当接していない。
図10に示すように、支持型40と、ダイヤフラム押え型80は、ダイヤフラム押え工程の状態を維持する。そして、前述したように仮曲げ刃部33aの回転位置と、ピポットリング押え41の突出部41aの回転位置は共に仮曲げが出来る回転位置に位置している(図7の(a))ので、プレス加工機(図示せず)の加圧により、押し型50、旋回型30が、さらに下方向に移動する。すると、仮曲げ刃部33aの傾斜面33bは、ピポットリング5を支点にクラッチカバー3のタグ部3aに当接し、仮曲げ刃部33aは所定の角度(例えば60度)タグ部3aを折り曲げる。
仮曲げが終了すると、プレス荷重が解除され、リング押え回動手段120(図1)は複合曲げプレス型1の上方向から見て時計方向に12度回転される。すると、ピポットリング押え41の突出部41aは、仮曲げされたタグ部3aから離脱する。次に、図11に示すように、支持型40、押し型50(図1)、旋回型30、ダイヤフラム押え型80は上方向に移動され、図8と同じ高さに位置する。引続き、旋回型側レバー駆動装置が作動してストッパー66が、ワークセット工程に於いてストッパー67の当接していない側の門柱に当接し、旋回型切換レバー61は複合曲げプレス型1の上方向から見て時計方向に12度回転する。そして、旋回型30と、ダイヤフラム押え型80の回転位置は、図7の(b)に示され、本曲げが可能な状態になる。
次に、旋回型側レバー駆動装置とリング押え側レバー駆動装置を共に作動した状態で、支持型40、押し型50(図1)、旋回型30、ダイヤフラム押え型80が下方向に移動する。ダイヤフラム押え型80のダイヤフラム押え81がダイヤフラム2の外周側上面を圧縮コイルバネ87の圧縮力で押える。ダイヤフラム2は略水平に保持される。また、支持型40のピポットリング押え41の端部41cは、ピポットリング5を圧縮コイルバネ42の圧縮力で押える。プレス加工機の加圧により、押し型50と、旋回型30が、さらに下方向に移動する。すると、図12に示すように本曲げ型34の本曲げ刃部34aを形成する傾斜面34bと、傾斜面34bに繋がるR面34cが仮曲げされたタグ部3aに当接して所定の角度(例えば94度)タグ部3aを折り曲げ、本曲げ工程が終了する。
本曲げ工程が終了すると、プレス加工機の加圧が解除され、支持型40、押し型50、旋回型30、とダイヤフラム押え型80は上方向に移動され、図8と同じ高さに位置する。次に、旋回型側レバー駆動装置とリング押え側レバー駆動装置の作動が解除される。すると、回動手段60の旋回型切換レバー61は、引張コイルバネ64の張力により複合曲げプレス型1の上方向から見て反時計方向に12度回転し、ストッパー66が、本曲げ工程でストッパー67の当接していない側の門柱に当接する。結果、旋回型切換レバー61は、ワークセット工程の図8と同じ位置に復帰する。同じように、支持型40のリング押え切換レバー121は、引張りコイルバネ124の張力により複合曲げプレス型1の上方向から見て反時計方向に12度回転し、ストッパー126が、本曲げ工程でストッパー127の当接していない側の門柱に当接する。結果、図13に示すように、リング押え切換レバー121は、ワークセット工程の図8と同じ位置に復帰する。そして、カシメが終了したクラッチカバー3を複合曲げプレス型1から取出す。また、旋回型30と、ダイヤフラム押え型80の回転位置は、図7の(a)に示され、ワークセットが可能な状態になる。
3 クラッチカバー(ワーク)
3a タグ部(折曲げ部)
30 旋回型
31 軸
32a 上面(荷重受圧面)
33 仮曲げ型
33a 仮曲げ刃部
34 本曲げ型
34a 本曲げ刃部
34b 傾斜面
40 支持型
41 ピポットリング押え(支持部材)
41a 突出部
41f 窪み部
50 押し型
60 回動手段
71 軸受
51c 下面(荷重伝達面)
100 隙間
120 支持型回動手段
Claims (6)
- ワークの折曲げ部を仮曲する仮曲げ型と仮曲げした前記折曲げ部を所定形状に折曲げる本曲げ型とを有する旋回型と、
前記旋回型を回動して、仮曲げ時は、前折曲げ部に対して前記仮曲げ型の仮曲げ刃部を前記折曲げ部の回転位置に位置させ、本曲げ時は、前記折曲げ部に対して前記本曲げ型の本曲げ刃部を前記回転位置と同じ回転位置に位置させる回動手段と、
仮曲げ時は、前記旋回型にプレス荷重を加え前記仮曲げ刃部で前記折曲げ部を仮曲げすると共に、本曲げ時は、前記旋回型にプレス荷重を加え前記本曲げ刃部で前記折曲げ部を本曲げする押し型と、
前記押し型の内周側と前記旋回型の外周側との間に配備される軸受と、を備え、
前記押し型から前記旋回型にプレス荷重を伝達する前記押し型の荷重伝達面と前記荷重伝達面からのプレス荷重を受圧する前記旋回型の荷重受圧面との間に隙間が設けられる、ことを特徴とする複合曲げプレス型。 - 前記隙間は、前記軸受の破損を防止する寸法より大きく、前記ワークの曲げ不足を防止する寸法より小さい、ことを特徴とする請求項1に記載の複合曲げプレス型。
- 前記隙間は、前記旋回型のストロークが20mmに於いて、0.02mmから0.05mmの範囲である、ことを特徴とする請求項1又は2の少なくともいずれか一項に記載の複合曲げプレス型。
- 仮曲げ時は、前記折曲げ部の折曲げの支えとなる突出部と前記突出部との間に挟まれる窪み部を有する支持部材と、
仮曲げ時は、前記折曲げ部の回転位置に前記突出部を位置させると共に、本曲げ時は、前記折曲げ部の回転位置に前記窪み部を位置させる支持型回動手段と、を有する支持型を備える、ことを特徴とする請求項1乃至3の少なくともいずれか一項に記載の複合曲げプレス型。 - 前記回動手段は、前記旋回型の軸の上側端側と前記押し型との軸方向に直交する面との間に設けられ前記軸に連結される、ことを特徴とする請求項1乃至4の少なくともいずれか一項に記載の複合曲げプレス型。
- 前記本曲げ刃部は、前記本曲げ型の中心に向かって窪みを形成する傾斜面を備える、ことを特徴とする請求項1乃至5の少なくともいずれか一項に記載の複合曲げプレス型。
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