JP2010142478A - X線ct装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】X線管の管電圧をビュー単位で高速に切り換えるデュアルエネルギー撮影による画像を精度よく高画質に得る。
【解決手段】低い管電圧によるプロジェクションにおいて、基になった透過X線の検出信号強度がしきい値以下である補正対象データPL(is,vc)〜PL(ie,vc)を、ビューが補正対象データのビューvcに近接するビューvrである、高い管電圧によるプロジェクションにおける対応データPH(is,vr)〜PH(ie,vr)やその近接データを基に補正する。例えば、補正対象データを、対応データに近接するデータの代表値avePLに対する補正対象データに近接するデータの代表値avePHの比Kを対応データに乗算してなるデータに置換する。
【選択図】図7

Description

本発明は、X線CT(Computed Tomography)装置に関し、特にデュアルエネルギー(dual energy)撮影に関する。
X線CT装置を用いたデュアルエネルギー撮影方法が知られている。その1つとして、X線管の管電圧を高い管電圧と低い管電圧とに数ビュー(view)単位で繰り返し切り換えながら被検体にX線を照射して、複数ビューにて被検体の透過X線を検出器で検出し、透過X線の検出信号強度に基づく上記複数ビューのプロジェクション(projection)を用いていわゆるデュアルエネルギー画像を生成する方法がある(例えば、特許文献1,図4等参照)。
特開2008−279153号公報
ところで、デュアルエネルギー撮影では、生成画像の画質をよくするため、透過X線の検出信号強度におけるフォトンノイズを、高い管電圧のときと低い管電圧のときとで所定レベル以下にし、更には同レベルにすることが望ましい。そのため、管電圧が変わっても被検体に照射されるX線の線量が一定となるよう、高い管電圧のときよりも低い管電圧のときに管電流をより大きく設定するのが理想である。
一方、X線管の管電流は管電圧と違って高速での切換えが難しく、単一のX線管を用いる場合には、高い管電圧と低い管電圧とで管電流を大きく変えることができない場合がある。また、この場合に、仮に管電流を低い管電圧に合わせて設定すると、高い管電圧のときに被検体に照射するX線の線量が過多になり、被検体への被曝が増大するという問題がある。
そのため、デュアルエネルギー撮影において、上記のように管電流を大きく変えることができない事情がある場合には、低い管電圧のときに理想よりも低くなる電流値を設定することになり、低い管電圧側で被検体に照射するX線の線量が不足し、生成画像にアーチファクト(artifact)が発生する場合がある。
なお、線量不足による生成画像のアーチファクトを抑えるためのプロジェクション補正方法が種々提案されているが(例えば特許文献、特開2001−112749号公報,特開2004−208713号公報等参照)、これらの補正方法は単一の管電圧による撮影を対象としており、デュアルエネルギー撮影にそのまま適用しても生成画像を精度よく高画質に得ることは難しい。
本発明は、上記事情に鑑み、高い管電圧と低い管電圧とで管電流の差が小さいデュアルエネルギー撮影においても画像を精度よく高画質に得ることができるX線CT装置を提供することを目的とする。
第1の観点では、本発明は、第1の管電圧と前記第1の管電圧より小さい第2の管電圧とにより被検体にX線を照射するX線管と、前記被検体の透過X線を検出するX線検出器と、前記X線検出器による透過X線の検出信号強度に基づく複数ビューの投影データ(data)を用いて画像を生成する画像生成手段とを備えるX線CT装置であって、前記画像生成手段が、前記第2の管電圧による投影データPLを構成するデータの中で、基になった透過X線の検出信号強度が所定レベル(level)以下であるデータを特定する特定手段と、前記第1の管電圧による投影データPHを構成しており、前記特定されたデータの基になった透過X線と同一のパスおよび/または該パスに近接するパスを通る透過X線によるデータに基づいて、前記特定されたデータを補正する補正手段と、前記投影データPHと前記補正されたデータを含む投影データPLとを用いて画像を作成する作成手段とを備えるX線CT装置を提供する。
ここで、「1または数ビュー」は、1〜10ビュー程度である。
「ビュー」は、X線管のビュー角度位置と、X線管がそのビュー角度位置に位置するときの時刻とにより規定される概念である。
「X線検出器」は、X線管から発生するX線ビーム(beam)の扇状に広がる方向に並ぶ複数のX線検出素子により構成される検出器列を1または複数有する。
「検出信号強度」は、AD(analog-digital)変換後ではカウント(count)数(値)ともいう。
「投影データ」は、例えば、いわゆるプロジェクション(データ)である。プロジェクションは、X線検出器の各X線検出素子における透過X線の検出信号強度を対数変換して得られる各チャネル(channel)のデータで構成されており、各チャネルのデータは、そのデータの基になった透過X線の検出信号強度が小さいほど大きい値を取る。
第2の観点では、本発明は、前記X線管が、管電圧を前記第1の管電圧と前記第2の管電圧とに1または数ビュー単位にて繰り返し切り換えながら前記被検体にX線を照射する上記第1の観点のX線CT装置を提供する。
第3の観点では、本発明は、前記補正手段が、ビューが前記特定されたデータと近接しており、チャネルが前記特定されたデータと同一である対応データおよび/または該対応データに近接するデータに基づいて前記特定されたデータを補正する上記第2の観点のX線CT装置を提供する。
第4の観点では、本発明は、前記第1の管電圧による投影データPHおよび前記第2の管電圧による投影データPLが、前記第1の管電圧による投影データと前記第2の管電圧による投影データの少なくとも一方に対してビュー方向における補間処理を行うことにより、同一の複数ビューについてそれぞれ得られる投影データであり、前記補正手段が、ビューおよびチャネルが前記特定されたデータと同一である対応データおよび/または該対応データに近接するデータに基づいて、前記特定されたデータを補正する上記第2の観点のX線CT装置を提供する。
第5の観点では、本発明は、前記補正手段が、前記対応データに近接する所定数のデータの代表値と前記特定されたデータに近接する所定数のデータの代表値との比に基づいて前記特定されたデータを補正する上記第3の観点または第4の観点のX線CT装置を提供する。
第6の観点では、本発明は、前記代表値が、平均値、中間値、最大値、および最小値のいずれかである上記第5の観点のX線CT装置を提供する。
第7の観点では、本発明は、前記補正手段が、前記特定されたデータを、前記比に基づく係数を前記対応データに乗算してなるデータに置換する上記第5の観点または第6の観点のX線CT装置を提供する。
第8の観点では、本発明は、前記補正手段が、前記特定されたデータを、前記比に基づく係数を前記対応データに近接するデータに乗算してなるデータに置換する上記第5の観点または第6の観点のX線CT装置を提供する。
第9の観点では、本発明は、前記所定レベルが、前記投影データPLまたは該投影データPLを構成するデータの基になる透過X線の検出信号強度に基づいて変化する上記第1の観点から第8の観点のいずれか1つの観点のX線CT装置を提供する。
第10の観点では、本発明は、前記作成手段が、前記投影データPHに基づく画像と前記補正されたデータを含む投影データPLに基づく画像との比または差分を表す画像を作成する第1の観点から第9の観点のいずれか1つの観点のX線CT装置を提供する。
「比または差分を表す画像」は、対応する画素間における画素値の比または差分をその画素と同じ位置の画素の画素値として作成される画像である。なお、比または差分を取る前に対象となる2画像の少なくとも一方の画素値をシフト(shift)変換またはリニア(linear)変換する場合を含む。
第11の観点では、本発明は、前記作成手段が、前記投影データPHに基づいて第1の画像を再構成するとともに、前記補正されたデータを含む投影データPLに基づいて第2の画像を再構成し、前記第1および第2の画像を用いて前記比または差分を表す画像を作成する上記第10の観点のX線CT装置を提供する。
第12の観点では、本発明は、前記作成手段が、前記投影データPHと前記補正されたデータを含む投影データPLとを用いて所定の投影データを作成し、該所定の投影データに基づいて前記比または差分を表わす画像を再構成する上記第10の観点のX線CT装置を提供する。
本発明によれば、上記構成により、低い管電圧による投影データにおける、基になった透過X線の検出信号強度が小さい補正対象データを、高い管電圧による投影データにおける、補正対象データの対応データやその近接データを基に補正するので、透過X線の検出信号強度が大きいことから信頼性が高く、基になった透過X線のパスが補正対象データと略同じであることから本来得られるべきデータと強い相関関係を有するデータを用いて補正対象データを補正することができ、高い管電圧と低い管電圧とで管電流の差が小さいデュアルエネルギー撮影においても画像を精度よく高画質に得ることができる。
以下、図に示す実施の形態により本発明をさらに詳細に説明する。なお、これにより本発明が限定されるものではない。
図1は、本実施形態にかかるX線CT装置100を示す構成図である。
このX線CT装置100は、操作コンソール(console)1と、寝台装置10と、走査ガントリ(gantry)20とを具備している。
操作コンソール1は、ユーザ(user)の入力を受け付ける入力装置2と、デュアルエネルギー撮影を行うための各種の制御や画像を生成するための各種のデータ処理等を行う中央処理装置3と、走査ガントリ20で取得したデータを収集するデータ収集バッファ(buffer)5と、画像を表示するモニタ(monitor)6と、プログラム(program)やデータ等を記憶する記憶装置7とを具備している。
寝台装置10は、撮像対象Hを載せて走査ガントリ20の開口部Bに入れ出しするテーブル(table)12を具備している。テーブル12は、寝台装置10に内蔵するモータ(motor)で昇降および水平直線移動される。なお、ここでは、テーブル12の直線移動方向をz方向、鉛直方向をy方向、z方向およびy方向に垂直な水平方向をx方向とする。
走査ガントリ20は、回転部15と回転部15を回転可能に支持する本体部20aとを有する。回転部15には、X線管21と、X線管21を制御するX線コントローラ(controller)22と、X線管21から発生したコーンビーム(cone beam)X線を整形するコリメータ(collimator)23と、X線検出素子がチャネル方向に複数配置された検出器列をz方向に複数配列してなるX線検出器24と、X線検出器24の出力を投影データに変換して収集するDAS(Data Acquisition System)25と、X線コントローラ22,コリメータ23,DAS25の制御を行う回転部コントローラ26とが搭載される。本体部20aは、制御信号などを操作コンソール1や寝台装置10とやり取りする制御コントローラ29を具備する。回転部15と本体部20aとは、スリップリング(slip ring)30を介して電気的に接続されている。
なお、走査ガントリは、本発明におけるX線照射・検出手段の実施形態の一例である。また、中央処理装置3は、本発明における特定手段、補正手段および作成手段を有する画像生成手段の実施形態の一例であり、これらの手段は中央処理装置3の機能により実現される。
これより、本実施形態におけるデュアルエネルギー撮影による画像生成処理について説明する。
図2は、本実施形態におけるデュアルエネルギー撮影による画像生成処理の一例を示すフロー(flow)図である。
ステップ(step)S1では、スキャン(scan)計画を立てる。ここで、ユーザが入力装置2を介して入力した情報を基に、デュアルエネルギー撮影に必要な諸種のスキャン条件を設定する。スキャン条件としては、例えば、スライス(slice)厚、スキャン範囲、切換え管電圧、管電流、回転部15の1回転時間(回転速度)、テーブルスピード等がある。なお、切換え管電圧は、例えば、高い管電圧(第1の管電圧)HVを140kV、低い管電圧(第2の管電圧)LVを80kVに設定する。1回転時間は、例えば1秒に設定する。また、管電流は、例えば120mAに設定する。
ステップS2では、設定されたスキャン条件に従ってスキャンを実行することによりデュアルエネルギー撮影を行う。まず、回転部15を回転させる。次に、例えば図3に示すように、管電圧を高い管電圧HVと低い管電圧LVとに1ビュー単位で交互に切り換えながら、X線管21の焦点FからのX線Xbを被検体Hが置かれる撮像視野SFOVに照射する。X線検出器24は、各チャネルにおける被検体Hの透過X線の検出信号を出力する。DAS25は、その各チャネルの検出信号をビュー単位で収集してAD変換し、検出信号強度に応じたカウント値を有するローデータ(raw data)をデータ収集バッファ5に送る。データ収集バッファ5は、そのローデータを記憶装置7に記憶する。なお、スキャンするビュー数は、例えば2000ビュー程度とする。すなわち、高い管電圧HVにより1000ビュー程度、低い管電圧LVにより1000ビュー程度、データを収集する。
ステップS3では、管電圧毎に前処理を行う。まず、中央処理装置3が、指定された所定のスライス位置に対応する所定ビュー角度分のローデータを記憶装置7から読み出す。そして、読み出したローデータを高い管電圧HVによるローデータと低い管電圧LVによるローデータとに分け、それぞれに所定の前処理を行う。前処理としては、例えば、対数変換、ビームハードニング(beam hardening)補正、リファレンスチャネル(reference
channel)を用いたローデータの正規化(リファレンス補正)等がある。なお、ここでは、ローデータのカウント値を対数変換して得られるデータをプロジェクション(投影データ)と呼ぶ。また、高い管電圧HVによるローデータを対数変換して得られるデータを高い管電圧HVによるプロジェクション、低い管電圧LVによるローデータを対数変換して得られるデータを低い管電圧LVによるプロジェクションと呼ぶことにする。
ステップS4では、低い管電圧によるプロジェクションの補正を行う。この補正の内容については、後ほど詳しく説明する。
ステップS5では、管電圧毎に画像再構成処理を行う。すなわち、高い管電圧HVによる所定ビュー角度分のプロジェクションを画像再構成処理して高い管電圧HVによる断層像GHを得る。また、低い管電圧LVによる所定ビュー角度分のプロジェクションを画像再構成処理して低い管電圧LVによる断層像GLを得る。画像再構成処理には、例えばフィルタード・バックプロジェクション(filtered backprojection)を用いる。
ステップS6では、高い管電圧HVによる断層像GHと低い管電圧LVによる断層像GLとを用いてデュアルエネルギー画像DGを作成する。デュアルエネルギー画像DGとしては、例えば、断層像GHと断層像GLとの比を表す比画像、断層像GHと断層像GLとの差分を表す差分画像等がある。いずれも断層像中の物質を特定するのに有効な画像として知られている。なお、デュアルエネルギー画像は、高い管電圧によるプロジェクションと低い管電圧によるプロジェクションとを用いて所定のプロジェクションを作成し、その所定のプロジェクションを画像再構成処理しても同様に得られる。よって、デュアルエネルギー画像の作成手順は、本実施形態に限定されない。
ステップS7では、作成したデュアルエネルギー画像DGをモニタ6に表示する。
ここで、ステップS4における低い管電圧によるプロジェクションの補正の内容について詳しく説明する。なお、ここでは、簡単化のため、単一の検出器列により収集されたデータに注目して説明する。また、ビュー番号をv、チャネル番号をiで表し、低い管電圧LVによるローデータのカウント値をCL(i,v)、高い管電圧HVによるプロジェクションのデータをPH(i,v)、低い管電圧LVによるプロジェクションのデータをPL(i,v)でそれぞれ表す。
図4は、管電圧が低い管電圧LVであるビュー番号vcのビューのときに、X線XbをX線管21の焦点Fから被検体Hに照射したときに得られるローデータのカウント値CL(i,vc)とプロジェクションPL(i,vc)を示す図である。
管電圧をビュー単位で高速に切り換えるデュアルエネルギー撮影の場合、前述したように、低い管電圧LVのときに発生するX線Xbの線量が少なくなるため、低い管電圧LVによるローデータのカウント値CL(i,vc)は、高い管電圧HVの場合よりも全体的に小さくなる。ローデータの中でカウント値が非常に小さいチャネルのデータはフォトンノイズあるいはショットノイズ(shot noise)と呼ばれるノイズの影響を大きく受けるため、信頼性が低く、再構成画像のアーチファクトの原因となる場合が多い。そこで、低い管電圧LVによるプロジェクションPL(i,vc)を構成する個々のデータすなわち各チャネルのデータの中で、基になったローデータでのカウント値CL(i,vc)が所定のしきい値(所定レベル)th以下となるデータPL(is,vc)〜PL(ie,vc)を補正する。
ただし、ここでの補正は、低い管電圧LVによる断層像GLだけ画質をよくするのではなく、目的の画像であるデュアルエネルギー画像DGが精度よく高画質で得られるようにする。したがって、ここでの補正は、低い管電圧LVによるプロジェクションPL(i,v)に従来の補正方法を単純に適用するものではない。
図5は、低い管電圧によるプロジェクションの補正処理の一例を示すフロー図である。
ステップS41では、低い管電圧によるプロジェクションPL(i,v)が存在する範囲内において、注目ビューvcおよび注目チャネルicを設定する。なお、このステップを2回目以降で実行するときは、設定済みのビューおよびチャネルを除いて設定する。
ステップS42では、注目ビューvcおよび注目チャネルicの低い管電圧によるローデータのカウント値CL(ic,vc)が、しきい値th以下であるか否かを判定する。判定条件が成立する場合にはステップS43に進み、判定条件が成立しない場合にはステップS47に進む。
ステップS43では、注目チャネルicに続く連続したチャネルについて、ステップS42と同様のしきい値判定処理を行い、例えば図4に示す補正対象データPL(is,vc)〜PL(ie,vc)を特定する。
ステップS44では、高い管電圧HVによるプロジェクションPH(i,v)において、ビューが補正対象データのビューvcと近接しており、チャネルが補正対象データのチャネルis〜ieと同一である、例えば図6に示す対応データPH(is,vr)〜PH(ie,vr)を特定する。ここでは、管電圧を1ビュー単位で切り換えてデータを収集しているので、近接するビューvrはvc−1またはvc+1である。
ステップS45では、対応データPH(is,vr)〜PH(ie,vr)を基に、補正用データPL′(is,vc)〜PL′(ie,vc)を算出する。
補正対象データは、通常、本来得られるべきデータとどの程度の誤差があるか分からないデータである。しかし、ビューが互いに同一であるまたは互いに近接している、高い管電圧によるプロジェクションと低い管電圧によるプロジェクションとにおいては、互いに同一であるまたは互いに近接するチャネル同士のデータは、略同じパス(path)を通る透過X線によるものと考えられる。したがって、対応データと補正対象データとの比は、対応データに近接するデータと補正対象データに近接するデータとの比に近い値を取ると推定できる。
そこで、例えば、図7に示すように、対応データPH(is,vr)〜PH(ie,vr)に、対応データに近接する所定数のデータの代表値と、補正対象データに近接する所定数のデータの代表値との比に基づく所定の係数Kを乗算して、補正用データPL′(is,vc)〜PL′(ie,vc)を算出する。代表値には、平均値、中間値、最小値、最大値等を用いることができるが、特にこれらに限定されない。
ここで、係数Kの算出方法を含む補正用データの算出方法について幾つか提案する。
次式は、第1の補正用データ算出方法を示す数式である。
Figure 2010142478
第1の補正用データ算出方法では、対応データPH(is,vr)〜PH(ie,vr)に近接する前後各Δiチャネル分のデータにおける平均値avePHに対する、補正対象データPL(is,vc)〜PL(ie,vc)に近接する前後各Δiチャネル分のデータにおける平均値avePLの比を係数Kとし、この係数Kを対応データに乗算して補正用データPL′(i,v),i=is,…,ieを算出する。ただし、Δiはあまり大きすぎると、これら近接データの各チャネルに対応する透過X線のパスと、補正対象データのチャネルに対応する透過X線のパスとが殆ど同じであると見ることができなくなるので、1〜10程度で設定する。なお、計算に用いるデータすなわち対応データおよび補正対象データに近接するデータは、前後同数でなくてもよく、また、前寄りΔiチャネル分のデータだけ、あるいは後寄りΔiチャネル分のデータだけとしてもよい。
次式は、第2の補正用データ算出方法を示す数式である。
Figure 2010142478
第2の補正用データ算出方法では、対応データPH(is,vr)〜PH(ie,vr)に近接する前寄りΔiチャネル分のデータにおける平均値avePHsに対する、補正対象データPL(is,vc)〜PL(ie,vc)に近接する前寄りΔiチャネル分のデータにおける平均値avePLsの比と、対応データPH(is,vr)〜PH(ie,vr)に近接する後寄りΔiチャネル分のデータにおける平均値avePHeに対する、補正対象データPL(is,vc)〜PL(ie,vc)に近接する後寄りΔiチャネル分のデータにおける平均値avePLeの比とを重み付け加算したものを係数Kとし、この係数Kを対応データに乗算して補正用データPL′(i,v),i=is,…,ieを算出する。重み係数α,βは、常に一定であってもよいし、諸条件に従って変化させてもよい。
次式は、第3の補正用データ算出方法を示す数式である。この算出方法は、第2の補正用データ算出方法において、重み係数α,βを、チャネルの位置に応じて変化させる場合の算出方法である。
Figure 2010142478
なお、より簡易的な方法として、対応データに近接するデータに所定の係数を乗算してなるデータを補正用データとして算出することもできる。また、1チャネル分の補正用データを補正対象データの各チャネルの補正用データとしてもよい。
ステップS46では、補正対象データPL(is,vc)〜PL(ie,vc)を、補正用データPL′(is,vc)〜PL′(ie,vc)に置換して補正する。
ステップS47では、予定しているすべてのビューおよびチャネルについて、ステップS42およびS43の補正対象を特定するための処理をしたかを判定する。判定条件が成立する場合にはこの補正処理を終了する。判定条件が成立しない場合にはステップS41に進み、新たな注目チャネルもしくは注目ビューを設定して補正処理を継続する。
なお、デュアルエネルギー撮影による画像生成処理において、図8に示すように、ステップS4における低い管電圧LVによるプロジェクションの補正を行う前に、管電圧毎のプロジェクションに対してビュー方向における補間処理(ステップS8)を行ってもよい。つまり、管電圧毎に、データが収集できなかった欠落したビューについて、その前後のビューのローデータもしくはプロジェクションを重み付け加算処理することにより、高い管電圧HVによるプロジェクションと低い管電圧LVによるプロジェクションとを同一の複数ビューについて得るようにする。
この場合には、同一のビューについて、高い管電圧HVによるプロジェクションと低い管電圧LVによるプロジェクションとがあるので、ステップS44において特定する対応データのビューvrは、補正対象データのビューvcに近接するビューではなくビューvcそのものにする方がよい。
このように、上記の実施形態によれば、低い管電圧によるプロジェクションにおける、基になった透過X線の検出信号強度が小さい補正対象データを、高い管電圧によるプロジェクションにおける、補正対象データの対応データやその近接データを基に補正するので、透過X線の検出信号強度(カウント値)が大きいことから信頼性が高く、基になった透過X線のパスが補正対象データと略同じであることから本来得られるべきデータと強い相関関係を有するデータを用いて補正対象データを補正することができ、高い管電圧と低い管電圧とで管電流の差が小さいデュアルエネルギー撮影においても画像を精度よく高画質に得ることができる。
また、上記の実施形態によれば、対応データに近接する所定数のデータの代表値と、補正対象データに近接する所定数のデータの代表値との比に基づく係数を、対応データに乗算して補正用データを求めているので、補正対象データに近接するデータを用いて線形補間等により補正用データを得る場合と比較して、本来得られるべきデータにより近い補正用データを得ることができる。
なお、低い管電圧によるプロジェクションの補正に関する上記の説明においては、単一の検出器列により収集されたデータに注目して説明したが、検出器列が複数あることを考慮する場合でも、同様の補正が行える。すなわち、補正対象データやその対応データを特定する際に、パラメータとしてビュー番号、チャネル番号の他に検出器列番号を加えるだけで、低い管電圧によるプロジェクションの補正を同様に行うことができる。
また、上記の実施形態では、補正対象データを特定する際のしきい値判定におけるしきい値thは固定しているが、低い管電圧によるプロジェクションあるいは、そのプロジェクションの基になった透過X線の検出信号強度に基づいて変化させてもよい。例えば、プロジェクションを構成するデータやその基になった検出信号強度のヒストグラム、チャネル方向における形状等に基づいてしきい値を変化させる。これにより、補正が必要なデータをより的確に特定できるので、精度の高い補正が期待できる。
また、上記の実施形態では、管電圧を1ビュー毎に切り換えているが、もちろん2以上のビュー単位で切り換えてもよい。高い管電圧によるビュー数と低い管電圧によるビュー数とは等しくなくてもよい。また、回転部15をπ+ファン角分または2π分回転させる毎に管電圧を高い管電圧と低い管電圧とに切り換えてもよい。
また、上記の実施形態では、単一のX線管を用いてデュアルエネルギー撮影を行っているが、X線の照射方向が互いに異なる複数のX線管を用いてデュアルエネルギー撮影を行ってもよい。この場合、第1のX線管は高い管電圧が設定され、第2のX線管は低い管電圧が設定されてもよい。
また、上記の実施形態では、高い管電圧によるプロジェクションのうち、補正対象データとビューが同一または近接するプロジェクションを構成しており、チャネルが補正対象データと同一である対応データまたはその近接データを用いて補正対象データを補正している。しかし、高い管電圧によるプロジェクションのうち、補正対象データのビューの対向ビューまたはその対向ビューに近接するビューのプロジェクションを構成しており、チャネルが補正対象データと同一である対応データまたはその近接するデータを用いても同様に補正することができる。要は、高い管電圧によるプロジェクションのうち、補正対象データの基になった透過X線のパスと同一のパスまたは近接するパスを通る透過X線によるデータであれば、それを基に補正対象データを補正することができる。
また、上記の実施形態では、高い管電圧によるプロジェクションから、低い管電圧によるプロジェクションにおける補正対象データの補正用データを推定して求めているが、より簡易的な方法として、例えば、低い管電圧によるプロジェクション側に、基になった透過X線の検出信号強度が小さいために大きくなったそのデータの値をより小さくする周知の補正方法(線形補間方法等)を適用し、その補正結果と同等の結果が得られる補正を高い管電圧によるプロジェクション側の対応するデータにも施す方法が考えられる。この方法によれば、高い管電圧によるプロジェクションと低い管電圧によるプロジェクションのいずれにも同様のデータ変更が加えられるので、高い管電圧によるプロジェクションと低い管電圧によるプロジェクションとで互いに対応するデータ間における値の比や差分が保たれ、精度を落とさずにアーチファクトを抑制したデュアルエネルギー画像を作成することができる。また、これにより、プロジェクションにおける空間分解能やノイズレベルが高い管電圧と低い管電圧とで同程度となるため、生成画像におけるアーチファクトを抑制することができる。
本実施形態にかかるX線CT装置を示す構成図である。 本実施形態におけるデュアルエネルギー撮影による画像生成処理の一例を示すフロー図である。 各ビューと管電圧との対応関係を示す図である。 低い管電圧によるローデータのカウント値とプロジェクションを示す図である。 低い管電圧によるプロジェクションの補正処理の一例を示すフロー図である。 高い管電圧によるローデータのカウント値とプロジェクションを示す図である。 補正用データの算出方法の一例を示す図である。 本実施形態におけるデュアルエネルギー撮影による画像生成処理の他の一例を示すフロー図である。
符号の説明
100 X線CT装置
1 操作コンソール
2 入力装置
3 中央処理装置
5 データ収集バッファ
6 モニタ
7 記憶装置
10 寝台装置
12 テーブル
15 回転部
20 走査ガントリ
20a 本体部
21 X線管
22 X線コントローラ
23 コリメータ
24 X線検出器
25 DAS
26 回転部コントローラ
29 制御コントローラ
30 スリップリング
B 開口部
H 被検体

Claims (12)

  1. 第1の管電圧と前記第1の管電圧より小さい第2の管電圧とにより被検体にX線を照射するX線管と、前記被検体の透過X線を検出するX線検出器と、前記X線検出器による透過X線の検出信号強度に基づく複数ビューの投影データを用いて画像を生成する画像生成手段とを備えるX線CT装置であって、
    前記画像生成手段は、
    前記第2の管電圧による投影データPLを構成するデータの中で、基になった透過X線の検出信号強度が所定レベル以下であるデータを特定する特定手段と、
    前記第1の管電圧による投影データPHを構成しており、前記特定されたデータの基になった透過X線と同一のパスおよび/または該パスに近接するパスを通る透過X線によるデータに基づいて、前記特定されたデータを補正する補正手段と、
    前記投影データPHと前記補正されたデータを含む投影データPLとを用いて画像を作成する作成手段とを備えるX線CT装置。
  2. 前記X線管は、管電圧を前記第1の管電圧と前記第2の管電圧とに1または数ビュー単位にて繰り返し切り換えながら前記被検体にX線を照射する請求項1に記載のX線CT装置。
  3. 前記補正手段は、ビューが前記特定されたデータと近接しており、チャネルが前記特定されたデータと同一である対応データおよび/または該対応データに近接するデータに基づいて前記特定されたデータを補正する請求項2に記載のX線CT装置。
  4. 前記第1の管電圧による投影データPHおよび前記第2の管電圧による投影データPLは、前記第1の管電圧による投影データと前記第2の管電圧による投影データの少なくとも一方に対してビュー方向における補間処理を行うことにより、同一の複数ビューについてそれぞれ得られる投影データであり、
    前記補正手段は、ビューおよびチャネルが前記特定されたデータと同一である対応データおよび/または該対応データに近接するデータに基づいて、前記特定されたデータを補正する請求項2に記載のX線CT装置。
  5. 前記補正手段は、前記対応データに近接する所定数のデータの代表値と前記特定されたデータに近接する所定数のデータの代表値との比に基づいて前記特定されたデータを補正する請求項3または請求項4に記載のX線CT装置。
  6. 前記代表値は、平均値、中間値、最大値、および最小値のいずれかである請求項5に記載のX線CT装置。
  7. 前記補正手段は、前記特定されたデータを、前記比に基づく係数を前記対応データに乗算してなるデータに置換する請求項5または請求項6に記載のX線CT装置。
  8. 前記補正手段は、前記特定されたデータを、前記比に基づく係数を前記対応データに近接するデータに乗算してなるデータに置換する請求項5または請求項6に記載のX線CT装置。
  9. 前記所定レベルは、前記投影データPLまたは該投影データPLを構成するデータの基になる透過X線の検出信号強度に基づいて変化する請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のX線CT装置。
  10. 前記作成手段は、前記投影データPHに基づく画像と前記補正されたデータを含む投影データPLに基づく画像との比または差分を表す画像を作成する請求項1から請求項9のいずれか1項に記載のX線CT装置。
  11. 前記作成手段は、前記投影データPHに基づいて第1の画像を再構成するとともに、前記補正されたデータを含む投影データPLに基づいて第2の画像を再構成し、前記第1および第2の画像を用いて前記比または差分を表す画像を作成する請求項10に記載のX線CT装置。
  12. 前記作成手段は、前記投影データPHと前記補正されたデータを含む投影データPLとを用いて所定の投影データを作成し、該所定の投影データに基づいて前記比または差分を表わす画像を再構成する請求項10に記載のX線CT装置。
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