JP2005185367A - X線投影データの補正方法及びx線ct装置 - Google Patents

X線投影データの補正方法及びx線ct装置 Download PDF

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Abstract

【目的】 X線投影データに含まれるフォトンノイズをより適正・十分に除去可能なことを課題とする。
【構成】 オフセット補正された注目位置のX線投影データD’に基づき対応するフォトンノイズσを求め、該フォトンノイズσと別途発生した乱数RNDとに基づき生成した補正データCを感度補正するステップと、オフセット補正及び感度補正された注目位置周辺の複数のX線投影データD'’に基づき注目位置についての補間データMを生成するステップと、前記補間データMとオフセット補正及び感度補正された注目位置のX線投影データD''とを比較すると共に、X線投影データD''≧補間データMの場合は、X線投影データD''から感度補正された補正データC’を減算し、それ以外の場合はX線投影データD''に補正データC’を加算する。
【選択図】 図1

Description

本発明はX線投影データの補正方法及びX線CT装置に関し、更に詳しくは、X線投影データのフォトンノイズによる影響を軽減するX線投影データの補正方法及びX線CT装置に関する。
X線CT装置では、被検体を透過したX線フォトン数の時間的、空間的な揺らぎ(フォトンノイズ)によって、再構成したCT値にもフォトンノイズに起因する揺らぎが生じ、これがCT断層像の画像雑音となって表れる。このフォトンノイズはポアソン(Poisson)分布に従うと共に、平均N個のフォトンを検出するような計測では、その標準偏差が√Nになることが知られている。このため、一様なX線で曝射された被検体の画素毎に吸収されたフォトン数が例えば平均10000個のときは、1%(100個程度)の画素値の変動は不可避であると共に、特に、X線CT装置のように、被検体の被曝をできるだけ少なくしたい撮影系のCT断層像では、フォトンノイズ(即ち、S/Nの劣化)が画像雑音の主要因となっており、フォトンノイズによる影響を軽減することが望まれる。
従来は、測定信号の高周波成分を損なうことなくノイズを除去する測定信号処理方法であって、測定信号の測定値Dmと、その近傍の測定値Dm−1,Dm+1から求めた推定値Dnとの比較に基づいて、測定値Dmに含まれるノイズ成分を推定し、該推定したノイズ成分で測定値Dmを補正するものが知られている(特許文献1)。
特開2000−51203(要約,図)
しかし、上記特許文献1の段落「0032」には、測定データからノイズを除去するためのデータ補正、及び、その他オフセット補正、X線強度補正、感度補正等の前処理を行うことは記載されているが、測定データに基づき推定したノイズ成分について感度補正を行うことは考慮されておらず、このため、ノイズ成分の除去効果が十分ではなかった。
本発明は上記従来技術の問題点に鑑みなされたもので、その目的とするところは、X線投影データに含まれるフォトンノイズをより適正・十分に除去可能なX線投影データの補正方法及びX線CT装置を提供することにある。
上記の課題は例えば図1の構成により解決される。即ち、本発明(1)のX線投影データの補正方法は、少なくともオフセット補正された注目位置のX線投影データD’に基づき対応するフォトンノイズσを求め、該求めたフォトンノイズσと別途発生した乱数RNDとに基づき生成した補正データCを感度補正するステップと、オフセット補正及び感度補正された注目位置周辺の複数のX線投影データD'’に基づき前記注目位置についての補間データMを生成するステップと、前記生成した補間データMと前記オフセット補正及び感度補正された注目位置のX線投影データD''とを比較すると共に、該X線投影データD''≧前記補間データMの場合は、該X線投影データD''から前記感度補正された補正データC’を減算し、それ以外の場合は前記X線投影データD''に前記感度補正された補正データC’を加算するステップとを備えるものである。
本発明(1)では、オフセット補正されたX線投影データD’の感度補正を行うと共に
、注目位置のX線投影データD’に基づき求めたフォトンノイズσと別途発生した乱数RNDとに基づき生成した補正データCについても感度補正を行うため、チャネル間の感度バラツキによらず、各チャネルのX線投影データに含まれるフォトンノイズをより適正・十分に除去可能となる。
本発明(2)では、上記本発明(1)において、補間データMは、注目位置に隣接する複数チャネルのX線投影データを用いた補間演算により求められる。
本発明(3)では、上記本発明(1)において、補間データMは、注目位置に隣接する複数ビューから抽出した各同一チャネルのX線投影データを用いた補間演算により求められる。
本発明(3)によれば、隣接する各ビューについての各ビュー角の差は非常に小さいため、注目位置に隣接する複数ビューから抽出した各同一チャネルのX線投影データは、上記注目位置に隣接する複数チャネルから抽出した各X線投影データと等価であると共に、本発明(3)では、各同一チャネルのX線投影データを用いた補間演算により補間データMを求めるため、チャネル間感度補正の精度によらない、高信頼性の補間データが得られる。
本発明(4)では、上記本発明(1),(2)又は(3)において、補間データMは、注目位置につき被検体体軸方向に隣接する複数の各同一ビュー及び同一チャネルのX線投影データを用いた補間演算により求められる。被検体体軸方向に隣接するX線投影データは、アキシャル/ヘリカル撮影時のスキャンピッチによらず、被検体体軸方向に隣接する各X線投影データを用いた補間演算により細密間隔で得られる。
また本発明(5)のX線CT装置は、被検体を挟んで相対向するX線管及びX線検出器を備え、該X線検出器の検出信号に基づき被検体のCT断層像を再構成するX線CT装置において、少なくともオフセット補正された注目位置のX線投影データD’に基づき対応するフォトンノイズσを求め、該求めたフォトンノイズσと別途発生した乱数RNDとに基づき生成した補正データCを感度補正する補正データ生成手段と、オフセット補正及び感度補正された注目位置周辺の複数のX線投影データD'’に基づき前記注目位置についての補間データMを生成する補間データ生成手段と、前記生成した補間データMと前記オフセット補正及び感度補正された注目位置のX線投影データD''とを比較すると共に、該X線投影データD''≧補間データMの場合は、該X線投影データD''から前記感度補正された補正データC’を減算し、それ以外の場合は、前記X線投影データD''に前記感度補正された補正データC’を加算する投影データ補正手段とを備えるものである。
本発明(6)では、上記本発明(5)において、補間データ生成手段は、補間データを注目位置に隣接する複数チャネルのX線投影データを用いた補間演算により求める。
本発明(7)では、上記本発明(5)において、補間データ生成手段補間データを注目位置に隣接する複数ビューから抽出した各同一チャネルのX線投影データを用いた補間演算により求める。
本発明(8)では、上記本発明(6),(6)又は(7)において、補間データ生成手段は、補間データを注目位置につき被検体体軸方向に隣接する複数の各同一ビュー及び同一チャネルのX線投影データを用いた補間演算により求める。
以上述べた如く本発明によれば、投影データ中のフオトンノイズをより適正に低減させ
ることにより、画質を改善することが可能となる。逆に、画質が補正前と同等で良い場合は、X線強度を下げることが可能となり、患者被曝の低減、X線管球の利用効率の向上が期待できる。
以下、添付図面に従って本発明に好適なる実施の形態を詳細に説明する。なお、全図を通して同一符号は同一又は相当部分を示すものとする。図2は実施の形態によるX線CT装置の要部構成図で、該装置は、X線ファンビームXLFBにより被検体100のアキシャル/ヘリカルスキャン読取等を行う走査ガントリ部30と、被検体100を載せて体軸CLbの方向に移動させる撮影テーブル20と、前記走査ガントリ部30及び撮影テーブル20の遠隔制御を行うと共に、医師やX線撮影技師が各種の設定・操作を行う操作コンソール部10とを備える。
走査ガントリ部30において、40は回転陽極型のX線管、40AはX線管の管電圧kV、管電流mA等を制御するX線制御部、50はX線ファンビームXLFBのスライス厚を制限するコリメータ、50Aはコリメータ制御部、90はチャネルCH方向に並ぶ多数(n=1000程度)のX線検出素子が体軸CLb方向の例えば2列L1,L2に配列されているX線検出器(マルチディテクタ)、91はX線検出器90の検出信号に基づき被検体100の投影データg1(θ,X),g2(θ,X)を生成し、収集するデータ収集部(DAS)、35はこれらX線撮影系に係る各機器を被検体体軸CLbの回りに回転自在に支持するガントリ、35Aはガントリ35の回転制御部である。
操作コンソール部10において、11はX線CT装置の主制御・処理(スキャン制御、本発明によるスキャンデータの補正処理、CT断層像の再構成処理等)を行う中央処理装置、11aはそのCPU、11bはCPU11aが使用するRAM,ROM等からなる主メモリ(MM)、12はキーボードやマウス等を含む指令やデータの入力装置、13はスキャン計画情報やCT断層像に関する各種情報を表示するための表示装置(CRT)、14はCPU11aと走査ガントリ部30及び撮影テーブル20等との間で各種制御信号CSやモニタ信号MSのやり取りを行う制御インタフェース、15はデータ収集部91からの投影データを一時的に蓄積するデータ収集バッファ、16はスキャン(投影)データやCT断層像データを最終的に蓄積・格納すると共に、X線CT装置の運用に必要な各種アプリケーションプログラムや各種演算/補正用のデータファイル等を格納している2次記憶装置(ハードディスク装置等)である。
上記構成によるCT撮影時の動作を概説すると、X線管40からのX線ファンビームXLFBは被検体100を透過してX線検出器90の検出列L1,L2に一斉に入射する。データ収集部91はX線検出器90の各検出出力に対応する投影データg1(θ,X),g2(θ,X)を生成し、これらをデータ収集バッファ15に格納する。ここで、XはX線検出器90の検出チャネル1〜n、θは体軸CLbの周りのビュー角を表す。更に、ガントリ35が僅かに回転した各ビュー角θで上記同様の投影を行い、こうしてガントリ1回転分の投影データを収集・蓄積する。また同時に、アキシャル/ヘリカルスキャン方式に従って撮影テーブル20を体軸CLb方向に間欠的/連続的に移動させ、こうして被検体100の所要撮影領域についての全投影データを収集・蓄積する。そして、CPU11aは、上記得られた投影データに対して所定の前処理を行うと共に、得られた投影データに基づき被検体100のCT断層像を再構成し、これを表示装置13に表示する。
次に本発明によるX線投影データの補正方法を詳細に説明する。図3は実施の形態によるX線CT撮影処理のフローチャートである。好ましくは、事前に被検体100のスカウトスキャンを行った後、この処理に入る。ステップS11では続く被検体100のアキシャル/ヘリカルスキャンのためのスキャンパラメータを設定する。ステップS12では該
設定を確認する「CONFIRM」ボタンの入力を待ち、やがて、入力されると、ステップS13では上記設定されたスキャンパラメータに従って被検体100のスキャン制御を行う。ステップS14では被検体100の投影データを収集・蓄積する。ステップS15では所要撮影領域のスキャン完了か否かを判別し、完了でない場合はステップS13に戻る。こうして、やがてスキャン完了すると、ステップS16以降では投影データに対する前処理を行う。
まず、ステップS16では(1)式に従って各チャネル投影データcountのオフセット補正を行い、オフセット補正後の投影データcount'を形成する。
Figure 2005185367
ここで、添え字iはビュー番号、jはチャネル番号を表す。また記号「Offset_Correction()」はオフセット補正処理の総称であり、例えば、各投影データcountから予めチャネル毎に抽出しておいたオフセットデータを差し引く処理を意味する。
ステップS17ではオフセット補正後の投影データcount’に基づきフォトンノイズσphotonを予測する。X線のフォトンノイズはポアソン分布に従うことが知られており、投影データcount’に含まれるフォトンノイズσphotonは(2)式により求められる。
Figure 2005185367
ここで、Kは装置によって決まる定数である。
ステップS18では(3)式に従ってフォトンノイズσphotonに応じたポアソン分布の乱数RNDを発生させ、フォトンノイズσphotonと乱数RNDとに基づき補正データcmp
生成する。
Figure 2005185367
ここで、記号「RND(Poisson)」は0〜1の範囲内で発生されるポアソン分布の乱数である。なお、実際は線量が大きく、正規分布で近似できるので、正規分布の乱数を発生しても良い。
ステップS19,S20では(4)式に従って上記オフセット補正後の投影データcount'及び補正データcmpの双方に対してチャネル間感度補正を行う。
Figure 2005185367
ここで、記号「Air_Cal()」はチャネル間感度補正処理の総称であり、例えば、予め、空気をスキャンして各チャネルに一定の検出出力が得られるように補正ベクトルを作っておくものを使用できる。
ステップS21以降では投影データcount''に含まれるフォトンノイズの除去処理を行う。即ち、まずステップS21では、注目位置の投影データcount''とその近傍チャネルの各投影データcount''を用いて、例えば(5)式により、これらの平均値(本発明の補間データに相当)meanを求める。
Figure 2005185367
なお、ここでは注目位置の投影データcount''を平均演算に含めたが、これを除外して求めても良い。
図4は上記補間データを求める際に使用する周辺データのいくつかの抽出方法を示す図であり、図4(A)は、注目位置(iビュー,jチャネル)に隣接する複数チャネルのX線投影データD''(i,j−1),D''(i,j+1)等を用いた補間演算により補間データM(i,j)を求める場合を示している。また、図4(B)は、注目位置(i,j)に隣接する複数ビューから抽出した各同一チャネルのX線投影データD''(i−1,j),D''(i+1,j)等を用いた補間演算により補間データM(i,j)を求める場合を示している。そして、図4(C)は、注目位置(iビュー,jチャネル)sのスライスにつき被検体体軸方向に隣接する複数の各同一ビュー及び同一チャネルのX線投影データD''(i,j)S−1,D''(i,j)S+1等を用いた補間演算により補間データM(i,j)を求める場合を示している。上記の各抽出方法は単独でも又は任意複数の抽出方法を組み合わせて採用しても良い。
図3に戻り、ステップS22では前記感度補正された注目位置の投影データcount”と上記求めた平均値meanとを比較し、もし、count”≧meanの場合は、ステップS23でフォトンノイズ補正後の投影データcount'''を(6)式に従って求める。
Figure 2005185367
また、count”<meanの場合は、ステップS24でフォトンノイズ補正後の投影データcount'''を(7)式に従って求める。
Figure 2005185367
上記いずれの場合も、注目位置の投影データcount”は、注目位置の補間データmeanに近づく方向に補正される。以上の補正処理は全ての投影データcount''に対して行われ、こうして、フォトンノイズを除去された新たな投影データcount'''の系列が生成される。
ステップS25では画像再構成前に必要なその他の処理(リファレンス補正、フィルタ処理等)を行い、ステップS26では逆投影法によりCT断層像を再構成する。そして、ステップS27ではCT断層像を画面に表示する。
なお、上記実施の形態では補間データmeanを平均値演算により求める場合を示したが、これに限らない。補間データは他の公知の様々な演算(スプライン補間等)によって求めても良い。
また、上記実施の形態によるX線投影データの補正方法は、コンピュ−タに実効させるためのコンピュ−タ実効可能なプログラムとして、CD−ROM等に記録し、又は通信回線を使用したオンライン配信により、ユーザに提供可能である。
また、上記本発明に好適なる実施の形態を述べたが、本発明思想を逸脱しない範囲内で各部の構成、制御、処理及びこれらの組み合わせの様々な変更が行えることは言うまでも無い。
本発明の原理を説明する図である。 実施の形態によるX線CT装置の要部構成図である。 実施の形態によるX線CT撮影処理のフローチャートである。 実施の形態によるフォトンノイズ補正処理を説明する図である。
符号の説明
10 操作コンソール部
20 撮影テーブル(クレイドル)
30 走査ガントリ部
35 ガントリ
40 X線管
50 コリメータ
90 X線検出器

Claims (8)

  1. 少なくともオフセット補正された注目位置のX線投影データに基づき対応するフォトンノイズを求め、該求めたフォトンノイズと別途発生した乱数とに基づき生成した補正データを感度補正するステップと、
    オフセット補正及び感度補正された注目位置周辺の複数のX線投影データに基づき前記注目位置についての補間データを生成するステップと、
    前記生成した補間データと前記オフセット補正及び感度補正された注目位置のX線投影データとを比較すると共に、該X線投影データ≧前記補間データの場合は、該X線投影データから前記感度補正された補正データを減算し、それ以外の場合は前記X線投影データに前記感度補正された補正データを加算するステップとを備えることを特徴とするX線投影データの補正方法。
  2. 補間データは、注目位置に隣接する複数チャネルのX線投影データを用いた補間演算により求められることを特徴とする請求項1記載のX線投影データの補正方法。
  3. 補間データは、注目位置に隣接する複数ビューから抽出した各同一チャネルのX線投影データを用いた補間演算により求められることを特徴とする請求項1記載のX線投影データの補正方法。
  4. 補間データは、注目位置につき被検体体軸方向に隣接する複数の各同一ビュー及び同一チャネルのX線投影データを用いた補間演算により求められることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一つに記載のX線投影データの補正方法。
  5. 被検体を挟んで相対向するX線管及びX線検出器を備え、該X線検出器の検出信号に基づき被検体のCT断層像を再構成するX線CT装置において、
    少なくともオフセット補正された注目位置のX線投影データに基づき対応するフォトンノイズを求め、該求めたフォトンノイズと別途発生した乱数とに基づき生成した補正データを感度補正する補正データ生成手段と、
    オフセット補正及び感度補正された注目位置周辺の複数のX線投影データに基づき前記注目位置についての補間データを生成する補間データ生成手段と、
    前記生成した補間データと前記オフセット補正及び感度補正された注目位置のX線投影データとを比較すると共に、該X線投影データ≧補間データの場合は、該X線投影データから前記感度補正された補正データを減算し、それ以外の場合は、前記X線投影データに前記感度補正された補正データを加算する投影データ補正手段とを備えることを特徴とするX線CT装置。
  6. 補間データ生成手段は、補間データを注目位置に隣接する複数チャネルのX線投影データを用いた補間演算により求めることを特徴とする請求項5記載のX線CT装置。
  7. 補間データ生成手段は、補間データを注目位置に隣接する複数ビューから抽出した各同一チャネルのX線投影データを用いた補間演算により求めることを特徴とする請求項5記載のX線CT装置。
  8. 補間データ生成手段は、補間データを注目位置につき被検体体軸方向に隣接する複数の各同一ビュー及び同一チャネルのX線投影データを用いた補間演算により求めることを特徴とする請求項5乃至7の何れか一つに記載のX線CT装置。



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