JP2010142317A - 食器洗い乾燥機 - Google Patents

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Abstract

【課題】食器洗い乾燥機を操作するためには運転内容を設定しなければならないが、初期洗い乾燥機を使い慣れない人は設定に戸惑ったり、間違えたりするなど、設定に時間がかかる。
【解決手段】食器洗い乾燥機の運転内容を設定する操作部と、食器洗い乾燥機の周辺を撮影する画像センサと、前記画像センサの情報を処理する画像処理手段と、画像処理手段の情報から食器洗い乾燥機を操作する人を判断し、操作部の制御を行う制御手段を備え、運転内容を設定する人が設定になれた人か不慣れな人かを判断し、不慣れな人の場合は、操作部の設定ボタンを一部だけ有効にし、不要なボタンを押して設定に迷わないようにできるものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、食器洗い乾燥機の設定をする人を画像センサで撮影し、通常主として使用する人と時々使用する人を判断し、それぞれの人に合わせた選択肢を示すことを可能とする食器洗い乾燥機に関するものである。
従来の食器洗い乾燥機は、汚れに応じた洗浄モードや、乾燥時間、さらに予約をする場合は予約時間をメニューから選択し、ボタンを押して設定するものであった(例えば、特許文献1参照)。
図9は、特許文献1に記載された従来の食器洗い乾燥機を示すものである。図9に示すように、運転設定コースを設定するスイッチと、運転設定コース以外の専用運転コースを設定するコースのスイッチを設けるものである。
特開2000−157480号公報
しかしながら、前記従来の方法では、食器洗い乾燥機の設定に不慣れな人はメニューの中からどれを設定するかに迷い、手間取ってしまうという問題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、食器洗い乾燥機の設定をする人を画像センサで撮影し、撮影した画像から通常使用する人であるのか、それとも時々使用する人であるのかを判断し、通常使用する人と判断した場合は通常のメニューが選択できるようにし、時々使用する人には、選択肢を少なくし迷わずスムーズに設定できる食器洗い乾燥機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の食器洗い乾燥機は、食器洗い乾燥機の運転内容を設定する操作部と、食器洗い乾燥機の周辺を撮影する画像センサと、前記画像センサの情報を処理する画像処理手段と、画像処理手段の情報から食器洗い乾燥機を操作する人を判断し、操作部の制御を行う制御手段を備えたものである。
これによって、食器洗い乾燥機を操作する人が、通常使う人であれば全メニューを設定できるようにし、通常使う人と違う人であれば、メニューの中の選択肢を減らすことで、食器洗い乾燥機の操作に慣れた人が不慣れな人向けのメニューで思うような運転内容の設定が出来ずにいらいらしたり、逆に通常食器洗い乾燥機を使用しない人が、細かい設定ができる選択肢のなかからどれを選択したらよいのか迷っていらいらしたりするという問題を解決するものである。
本発明の食器洗い乾燥機は、食器洗い乾燥機を使用するために運転内容を設定する人が、通常使用する人か、通常使用する人でないかを判断し、運転内容を設定する人に合わせて選択肢を変えることで、運転内容を設定しやすくできるというものである。
第1の発明は、食器洗い乾燥機の運転内容を設定する操作部と、食器洗い乾燥機の周辺を撮影する画像センサと、前記画像センサの情報を処理する画像処理手段と、画像処理手
段の情報から食器洗い乾燥機の設定する人を判断し、操作部の制御を行う制御手段を備えることで、食器洗い乾燥機を設定する人が、通常よく使用する人か、それとも通常使用しない人かを判断し、使用に慣れた人向けの選択肢と使用に慣れない人の選択肢を切り替えることができ、どちらの人も運転内容の設定がしやすくなるというものである。
第2の発明は、前記食器洗い乾燥機において、前記画像センサが撮影した画像から食器洗い乾燥機の設定をする人の身長を検出し、検出した身長から大人か子供かを判断する。子供と判断した場合には選択肢を少なくすることで、子供でも簡単に設定できるようになるというものである。
第3の発明は、前記食器洗い乾燥機において、前記画像センサが撮影した画像から操作部のボタンを押す速度を検出し、設定に慣れた人か、不慣れな人かを判断し、不慣れな人と判断した場合には、選択肢を少なくし、不慣れな人でも迷わずに簡単に設定できるようになるというものである。
第4の発明は、前記食器洗い乾燥機において、前記画像センサが撮影した画像から設定をする人の動きを検出し、通常使用する人より長い時間操作部のメニューを見ている状態であるならば、設定に不慣れな人と判断し、選択肢を少なくすることで不慣れな人でも迷わずに簡単に設定できるようになるというものである。
第5の発明は、前記食器洗い乾燥機において、前記画像センサが撮影した画像から食器洗い乾燥機の設定をする人を判断し、通常よく使用する人ではない場合は、設定内容を制御する制限手段が標準的な運転内容以外は設定できないようにすることで、通常よく使用する人とあまり使用しない人で設定内容を変え、どちらの人も運転内容の設定がしやすくなるというものである。
第6の発明は、前記食器洗い乾燥機において、前記画像センサが撮影した画像から食器洗い乾燥機の設定をする人を判断し、通常よく使用する人ではない場合は、設定する順番に設定内容を表示したり、設定ボタンを光らせたりして操作を誘導する表示用照明を備えることで、通常設定しない人でも運転内容の設定に迷わないようにできるというものである。
第7の発明は、前記食器洗い乾燥機において、前記画像センサが撮影した画像から食器洗い乾燥機の設定をする人を判断し、通常よく使用する人ではない場合は、設定する順番に設定すべき内容と押すボタンを音声で説明する音声装置を備えることで、通常設定しない人でも運転内容の設定に迷わないようにできるというものである。
第8の発明は、前記食器洗い乾燥機において、前記画像センサで通常使用する人を撮影し、その人を登録する登録手段を備えることで、通常使用する人を明確にし、食器洗い乾燥機を設定する人が登録された人か、別の人かの判断が正確になるものである。
第9の発明は、請求項1〜7に記載の食器洗い乾燥機の少なくとも1つの手段をコンピュータに実行させるためのプログラムとすることにより、プログラムであるので、電気・情報機器、コンピュータ、サーバー当のハードウェアリソースを協動させて全自動洗濯機の少なくとも一つの手段を容易に実現することができる。また記録媒体に記録したり通信回線を用いてプログラムを配信したりすることでプログラムの配布やインストール作業が簡単にできる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における食器洗い乾燥機の構成を示すブロック図である。1は食器洗い乾燥機の本体であり、2は前記本体1に設けられた扉であり、3は前記扉2に設けられた操作部であり、設定のためボタン8と設定内容を表示するメニューをそれぞれ複数設ける。4は前記扉2に設けられた画像センサであり、扉2の前面を撮影する。5は前記画像センサが撮影した画像を処理する画像処理手段であり、6は前記画像処理手段の画像や画像処理されて算出されたデータを保存するデータ保存部であり、7は画像処理手段5の情報とデータ保存部6のデータから、操作部の制御を行う制御手段である。
以上のように構成された食器洗い乾燥機について、図1、2、3によりその動作、作用を説明する。
図2は本発明の食器洗い乾燥機が画像データを用いて使用者を判断し、操作部の選択肢を設定する際の大きな流れを示すものである。食器洗い乾燥機を使用する人が操作部の設定をするために扉2の前面に立った時に画像センサ4が撮影する(ステップ101)。この撮影した画像から操作する人の判断をする(ステップ103)。判断の結果、操作する人に応じてメニューの選択肢を設定し(ステップ103)、設定作業を終了する(ステップ104)。
本発明では、操作する人を判断するために、画像センサ4で操作する人を撮影し(ステップ201)、撮影した画像をデータ保存部に保存されている操作部の前に人がいない画像との差分を画像処理部でとり(ステップ202)、この差分をとった画像上の差分部分の高さを制御手段7が計算する(ステップ203)。次に制御手段7は計算された高さとデータ保存部6に保存されている大人判定閾値(この大人判定閾値は、食器洗い乾燥機の前に大人が立った場合、画面上どのくらいの高さになるかを予め設定しておく)を比較し、大人判定閾値より計算されたデータが小さい場合、操作部3の設定を簡易版に設定する(ステップ205)。この簡易版は、操作部3のメニューで選択できる選択肢を減らしたもので、例えば、洗浄メニューに、「通常洗浄」「スピード洗浄」「高温洗浄」「予洗」の4つのメニューがある場合、簡易版では「通常洗浄」「スピード洗浄」の2つのメニューにするものである。また、計算された高さが大人閾値より大きい場合、操作部の設定を通常に設定する(ステップ206)。
以上のように、本実施の形態1においては、食器洗い乾燥機を操作する人を撮影し、その画像上の人の高さから大人か子供かを判断し、子供の場合は操作部のメニューの選択肢を減らすことで、子供でも設定に迷わないようにできるものである。
(実施の形態2)
図4は本発明の実施の形態2における食器洗い乾燥機を操作する人の判定動作を示すものであり、画像撮影から選択肢設定までは、実施の形態1と同様である。
本発明では、操作する人が通常食器洗い乾燥機を使用して操作になれている人か、不慣れな人かを判断するために、画像センサ4は、操作部3とその周辺を複数回撮影する(ステップ301)。撮影した複数枚の画像のうち人が操作部3のボタン8を押す画像から操作する設定速度を計算し(ステップ302)、設定速度とデータ保存部6に保存されている慣れ判定閾値(操作に慣れた人が操作内容を設定する時にボタンを押す平均速度を慣れ閾値として予め設定しておく)を比較し(ステップ303)、慣れ判定閾値より計算された速度が遅い場合、操作部3の設定を簡易版に設定する(ステップ304)。この簡易版は、実施例1と同様メニューで設定できる選択肢を減らしたものである。また、計算された速度が慣れ判定閾値より速い場合、操作部の設定を通常に設定する(ステップ305)
以上のように、本実施の形態2においては、食器洗い乾燥機を操作する様子を複数枚撮影し、それらの画像から計算された操作する速度から設定になれた人か不慣れな人かを判断し、不慣れな人の場合は操作部のメニューの選択肢を減らすことで、誰でも設定に迷わないようにできるものであり、かつ通常使用する人は不慣れな人より多いメニューの中から多くの選択をすることを可能にするものである。
(実施の形態3)
図5,6は本発明の実施の形態3における食器洗い乾燥機の操作を制御する食器洗い乾燥機の動作を示すものであり、操作する人が人の通常食器洗い乾燥機を使用して操作になれている人か、不慣れな人かを判断(ステップ401)は、前記実施の形態1,2の人判断と同様である。
操作に慣れていない人と判断した場合(ステップ403)、慣れていない人では設定に迷う選択肢を選択できないよう設定制御手段10が操作部の設定を制御する(ステップ403)。逆に操作に慣れた人と判断した場合は(ステップ402)、基本設定通り操作部のすべてのメニューが設定できるようにし、設定作業を終了する(ステップ404)。
このように操作に慣れない人にとって選択が難しい選択肢を設定できないようにすることで、設定に迷ったり、間違った設定をしたりすることを防ぐことができる。またこのような設定を操作する時に、その操作をする人の慣れの程度を判断したり、大人か子供かを自動的に判断することができるので、特に事前に人が設定をする必要も無く、自然と制御できるものである。
(実施の形態4)
図7は本発明の実施の形態4における食器洗い乾燥機の設定の誘導の流れを示す図である。操作する人が人の通常食器洗い乾燥機を使用して操作になれている人か、不慣れな人かを判断(ステップ501)は、前記実施の形態1,2の人判断と同様である。
操作に慣れていない人と判断した場合(ステップ502)、操作部の設定できるメニューの表示用照明を点灯し、設定の誘導を行う(ステップ503)。設定の誘導は、表示用照明11を設定の順番に点灯させたり、音声装置12で設定のガイドを流したりすることで誘導する。これらの誘導に従って設定作業を終了する(ステップ504)。
このように操作に慣れない人にどのボタンを押すかを照明や音声で説明し誘導することで、設定に迷わず、スムーズに操作を進めることができる。
(実施の形態5)
図8は本発明の実施の形態5における食器洗い乾燥機の設定の誘導の流れを示す図である。本発明では通常使用する人を登録しておき、使用者の判断時に登録した人か、登録していない人かを判断する。
登録時は、登録ボタン13を押し(ステップ601)、登録する人の画像を撮影し(ステップ602)、データ保存部6に保存し(ステップ603)、登録を終了する(ステップ604)。登録されたデータは、前記実施の形態1から4で、人を判断するときのデータとして使用し、登録された使用に慣れた人か不慣れな人かを判断する時のデータとして利用する。
また、上記各実施の形態1〜5における食器洗い乾燥機の重量の検知内容、触覚センサ
の検知内容から食器のセット状況を判断し、報知手段への報知を指示する制御手段は、CPU(またはマイコン)、RAM、ROM、記憶・記録装置、I/Oなどを備えた電気・情報機器、コンピュータ、サーバー等のハードリソースを協働させるプログラムの形態で実施してもよい。また、プログラムであるのでCPU(マイコン)、RAM、ROM、記憶装置、I/O等を備えた電気情報機器、コンピュータ、サーバー等のハードリソースを協働させてシステムの少なくとも一つの手段の機能を用意に実現することができる。また記録媒体に記録したり通信回線を用いてプログラムを配信したりすることでプログラムの配布を簡単にすることができる。以上述べた動作のプログラムでの実施の形態は図2、図3、図4、図6、図7、図8にプログラムのフローチャートを示したものである。
以上のように本発明の食器洗い乾燥機によると、画像センサの撮影した画像から運転内容の設定をする人を判断し、設定する人に応じた選択肢を表示したり、誘導したりできるので、操作に慣れた人は細かい設定ができるし、不慣れな人は必要最小限の選択肢で迷うことなく設定できたり、誘導に従って間違いなく設定でき、どんな人にも使いやすい操作部を提供することが可能になるというものである。
本発明の実施の形態1における食器洗い乾燥機の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1,2,3,4における食器洗い乾燥機の全体の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態1における食器洗い乾燥機の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態2における食器洗い乾燥機の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態3,4,5における食器洗い乾燥機の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態3における食器洗い乾燥機の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態4における食器洗い乾燥機の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態5における食器洗い乾燥機の構成を示すフローチャート 従来例1の食器洗い乾燥機の操作部の構造を示す図
符号の説明
3 操作部
4 画像センサ
5 画像処理手段
6 データ保存部
7 制御手段
10 制限手段
11 表示用証明
12 音声装置
13 登録ボタン

Claims (9)

  1. 食器洗い乾燥機の運転内容を設定する操作部と、食器洗い乾燥機の周辺を撮影する画像センサと、前記画像センサの情報を処理する画像処理手段と、画像処理手段の情報から食器洗い乾燥機の運転内容を設定する人を判断し、操作部の制御を行う制御手段を備えた食器洗い乾燥機。
  2. 前記食器洗い乾燥機において、画像センサの情報から設定する人の身長を検出する画像処理手段を備えた食器洗い乾燥機。
  3. 前記食器洗い乾燥機において、画像センサの情報から操作部のボタンを押す速度を検出する画像処理手段を備えた食器洗い乾燥機。
  4. 前記食器洗い乾燥機において、画像センサの情報から設定する人の動きを検出する画像処理手段を備えた食器洗い乾燥機。
  5. 前記食器洗い乾燥機において、操作部の操作を制限できる制限手段を備えた食器洗い乾燥機。
  6. 前記食器洗い乾燥機において、操作部の設定ボタンに操作を誘導する表示用照明を備えた食器洗い乾燥機。
  7. 前記食器洗い乾燥機において、操作部の操作を誘導する音声装置を備えた食器洗い乾燥機。
  8. 前記食器洗い乾燥機において、使用者を登録する登録手段を備えた食器洗い乾燥機。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載の食器洗い乾燥機をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2760379C2 (ru) * 2017-07-13 2021-11-24 Канди С.П.А. Способ автоматического определения неправильного положения объекта в рабочей зоне посудомоечной машины
EP3932284A1 (de) * 2020-07-01 2022-01-05 Miele & Cie. KG Geschirrspülmaschine, insbesondere haushaltsgeschirrspülmaschine
CN115178554A (zh) * 2022-06-23 2022-10-14 宁波星巡智能科技有限公司 基于机器视觉的奶瓶智能清洗方法、装置及设备

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