JP2009033592A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】タッチペンがタッチペン収納部に収納されているか否かを判別して,タッチペンの収納状態に応じて操作表示部を自動的に適切な表示状態に速やかに変化させる事の出来る画像形成装置を提供すること。
【解決手段】タッチパネル式の表示/操作部と,上記表示/操作部を操作するためのタッチペンを備え,上記タッチペン収納部にタッチペンが収納されているか否かを検出し,タッチペン収納部にタッチペンが収納されていると判断された場合には,表示画像を拡大表示状態に切り替え,タッチペンが収納されていないと判断された場合には,表示画像を標準表示状態に切り替え,この標準表示状態中に所定時間以上継続してタッチペンによる入力がない場合に,表示画像を拡大表示状態に切り替える画像形成装置。
【選択図】図2
【解決手段】タッチパネル式の表示/操作部と,上記表示/操作部を操作するためのタッチペンを備え,上記タッチペン収納部にタッチペンが収納されているか否かを検出し,タッチペン収納部にタッチペンが収納されていると判断された場合には,表示画像を拡大表示状態に切り替え,タッチペンが収納されていないと判断された場合には,表示画像を標準表示状態に切り替え,この標準表示状態中に所定時間以上継続してタッチペンによる入力がない場合に,表示画像を拡大表示状態に切り替える画像形成装置。
【選択図】図2
Description
本発明は,タッチパネル式の表示/操作部における表示画像のサイズを少なくとも標準表示状態と,それより拡大して表示する拡大表示状態とを自動的に切り替えて表示することのできる画像形成装置に関し,特に,タッチペンを収納部に収納したときには拡大表示し,タッチペンが取り出された状態では標準表示状態の表示サイズに制御する機能を備えた画像形成装置に関するものである。
近年の複写機,ファクシミリなど,あるいはそれらの複合機としての画像形成装置では,リセット,ストップ,スタートそのほか諸々のボタンなどの画像を表示すると共に,画像形成装置への指示を入力する操作部を備えたタッチパネル式の表示/操作部を備えたものが主流となっている。
また表示/操作部にできるだけ多くの情報を表示できるように,ここで表示されるボタンなどの画像は,小さいものになっているが,あまりに小さいボタンなどは指先で操作する事ができないので,タッチペンを常備し,タッチペンを用いて表示画像を操作する構成になっている。
例えば,特許文献1では,タッチペンモードと指先操作モードに切替可能なタブレットを備え,このタブレットが入力装置に装着されている状態では,指先操作モード(すなわち拡大表示状態)となり,タブレットが入力装置から取り外されている状態では,タッチペンモード(標準の縮小表示状態)にタブレットを制御するように構成されている。
特開平3−156522号公報
また表示/操作部にできるだけ多くの情報を表示できるように,ここで表示されるボタンなどの画像は,小さいものになっているが,あまりに小さいボタンなどは指先で操作する事ができないので,タッチペンを常備し,タッチペンを用いて表示画像を操作する構成になっている。
例えば,特許文献1では,タッチペンモードと指先操作モードに切替可能なタブレットを備え,このタブレットが入力装置に装着されている状態では,指先操作モード(すなわち拡大表示状態)となり,タブレットが入力装置から取り外されている状態では,タッチペンモード(標準の縮小表示状態)にタブレットを制御するように構成されている。
このようなタブレットが入力装置に装着されているか否かで,画像表示モードを拡大と標準で切り替えることのできる画像形成装置は,タブレットの使われ方(入力装置に装着したままで使うか,取り外して使うかといった使われ方)に応じて表示モードが変化するので,操作者がその都度表示モードを自分で切り替えなくて済むという点で優れたものである。
しかしながら,この従来公知の装置は,タブレットが入力装置に脱着自在の場合には適用可能であるが,タブレットが入力装置に固定されている一般的なタイプの画像形成装置には,適用出来ないという問題があった。
ところでタッチペンを使う場合,原則的にはタッチペン収納部にタッチペンが収納されていれば,タッチペンは操作者が持っており,表示画像のサイズを自動的に標準の縮小モードにしても問題ないと思われる。また逆に,タッチペンがタッチペン収納部に収納されているときには,操作者はタッチペンを使わないで表示操作部を操作しようとしていると思われるので,指による操作に適したように操作表示部を自動的に拡大表示状態にすることが,操作者の画面切替の手間を省き,省力化の点で望ましいと思われる。
従って,本発明の第1の目的は,タッチペンがタッチペン収納部に収納されているか否かを判別して,タッチペンの収納状態に応じて操作表示部を自動的に拡大表示状態にしたり,縮小表示状態にしたりして,表示操作部を適切な表示状態に速やかに変化させる事の出来る画像形成装置を提供することである。
ところで,一般的には上記のようにタッチペン収納部にタッチペンが収納されていれば,タッチペンは操作者が持っており,表示/操作部の表示画像サイズを標準の縮小モードにしても問題ないはずである。しかし,本発明者等による観察では,操作の実際においては,タッチペンがタッチペン収納部から取り外された状態でも,必ずしも今画像形成装置を操作しようとしている操作者がタッチペンを持っているとは限らないことがわかった。例えば,別の操作者がタッチペンを持ち出している場合や,誰かがタッチペンを紛失してしまっている状態であるかもしれない。
そのような場合にも一律に表示画像を縮小状態にしたのでは,操作者にとってはその都度表示画像を拡大状態に切り替える手間が必要であり,省力化にならない。
従って,本発明が達成しようとする第2の目的は,上記のようにタッチペンが収納部から取り外されている時にも,実際にはタッチペンによる入力が適切ではない場合が生じるので,このような不確定な状態に自動的に適切に対応することの出来る画像形成装置を提供することである。
しかしながら,この従来公知の装置は,タブレットが入力装置に脱着自在の場合には適用可能であるが,タブレットが入力装置に固定されている一般的なタイプの画像形成装置には,適用出来ないという問題があった。
ところでタッチペンを使う場合,原則的にはタッチペン収納部にタッチペンが収納されていれば,タッチペンは操作者が持っており,表示画像のサイズを自動的に標準の縮小モードにしても問題ないと思われる。また逆に,タッチペンがタッチペン収納部に収納されているときには,操作者はタッチペンを使わないで表示操作部を操作しようとしていると思われるので,指による操作に適したように操作表示部を自動的に拡大表示状態にすることが,操作者の画面切替の手間を省き,省力化の点で望ましいと思われる。
従って,本発明の第1の目的は,タッチペンがタッチペン収納部に収納されているか否かを判別して,タッチペンの収納状態に応じて操作表示部を自動的に拡大表示状態にしたり,縮小表示状態にしたりして,表示操作部を適切な表示状態に速やかに変化させる事の出来る画像形成装置を提供することである。
ところで,一般的には上記のようにタッチペン収納部にタッチペンが収納されていれば,タッチペンは操作者が持っており,表示/操作部の表示画像サイズを標準の縮小モードにしても問題ないはずである。しかし,本発明者等による観察では,操作の実際においては,タッチペンがタッチペン収納部から取り外された状態でも,必ずしも今画像形成装置を操作しようとしている操作者がタッチペンを持っているとは限らないことがわかった。例えば,別の操作者がタッチペンを持ち出している場合や,誰かがタッチペンを紛失してしまっている状態であるかもしれない。
そのような場合にも一律に表示画像を縮小状態にしたのでは,操作者にとってはその都度表示画像を拡大状態に切り替える手間が必要であり,省力化にならない。
従って,本発明が達成しようとする第2の目的は,上記のようにタッチペンが収納部から取り外されている時にも,実際にはタッチペンによる入力が適切ではない場合が生じるので,このような不確定な状態に自動的に適切に対応することの出来る画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するために本発明は,種々の画像を表示すると共に,画像形成装置への指示を入力する操作部を備えたタッチパネル式の表示/操作部と,上記表示/操作部における表示画像のサイズを少なくとも標準表示状態と,上記標準表示状態よりも表示画像を拡大して表示する拡大表示状態とに自動的に切り替える第1の表示サイズ切替手段と,上記表示/操作部を操作するためのタッチペンを収納するタッチペン収納部と,を備えた画像形成装置において,上記タッチペン収納部にタッチペンが収納されているか否かを検出するタッチペン検知器と,上記タッチペン検知器からの検出信号に基づいて上記タッチペン収納部にタッチペンが収納されていると判断された場合には,前記第1の表示サイズ切替手段によって,表示画像を拡大表示状態に切り替える第1の拡大表示手段と,上記タッチペン検知器からの検出信号に基づいて上記タッチペン収納部にタッチペンが収納されていないと判断された場合には,前記第1の表示サイズ切替手段によって,表示画像を標準表示状態に切り替える画像形成装置として構成される。
これにより,タッチペンがタッチペン収納部に収納されているか否かを判別して,タッチペンの収納状態に応じて操作表示部を自動的に拡大表示状態にしたり,標準的表示状態である縮小表示状態にしたりして,表示/操作部を適切な表示状態に速やかに変化させる事の出来る画像形成装置を提供すること,すなわち,第1の目的が達成される。
また本発明は,この標準表示状態の継続中に上記表示/操作部に対して予め定められた所定時間以上継続してタッチペンによる入力がない場合に,前記第1の表示サイズ切替手段によって,表示画像を拡大表示状態に切り替える第2の拡大表示手段と,を備えてなる画像形成装置である。
これによって,タッチペンが収納部から取り外されている時に生じる上記「タッチペンがどこにあるか分からない」という不確定な状態に自動的に適切に対応することの出来る画像形成装置が提供される。すなわち,第2の目的が達成される。
これにより,タッチペンがタッチペン収納部に収納されているか否かを判別して,タッチペンの収納状態に応じて操作表示部を自動的に拡大表示状態にしたり,標準的表示状態である縮小表示状態にしたりして,表示/操作部を適切な表示状態に速やかに変化させる事の出来る画像形成装置を提供すること,すなわち,第1の目的が達成される。
また本発明は,この標準表示状態の継続中に上記表示/操作部に対して予め定められた所定時間以上継続してタッチペンによる入力がない場合に,前記第1の表示サイズ切替手段によって,表示画像を拡大表示状態に切り替える第2の拡大表示手段と,を備えてなる画像形成装置である。
これによって,タッチペンが収納部から取り外されている時に生じる上記「タッチペンがどこにあるか分からない」という不確定な状態に自動的に適切に対応することの出来る画像形成装置が提供される。すなわち,第2の目的が達成される。
また,上記所定時間を任意に設定するための,時間設定手段を設けてもよい。これによってユーザ毎に自分の熟練度にあった判断時間が設定可能となる。
さらに,上記表示/操作部における表示画像のサイズを少なくとも標準表示状態と,上記標準表示状態よりも拡大して表示する拡大表示状態とを手動で切り替える第2の表示サイズ切替手段を備えて構成されてもよい。
これにより,自動だけでなく手動でも画像の拡大縮小を切り替えることが出来,操作者の利便は拡大される。
さらに,上記表示/操作部における表示画像のサイズを少なくとも標準表示状態と,上記標準表示状態よりも拡大して表示する拡大表示状態とを手動で切り替える第2の表示サイズ切替手段を備えて構成されてもよい。
これにより,自動だけでなく手動でも画像の拡大縮小を切り替えることが出来,操作者の利便は拡大される。
本発明によれば,上記のように構成されているので,表示操作部を適切な表示状態に速やかに変化させる事が出来,さらに,タッチペンが収納部から取り外されている時でも,実際にはタッチペンによる入力が適切でないという状態が起こりうるが,このような状態に自動的に且つ適切に対応することが出来る。
以下添付図面を参照しながら,本発明の実施の形態について説明し,本発明の理解に供する。尚,以下の実施の形態は,本発明を具体化した一例であって,本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
ここに,図1は本発明の実施の形態に係る画像形成装置の表示/操作部の制御ブロック図,図2は同画像形成装置における表示/操作部の制御手順を示すフローチャート,図3は同表示/操作部の一例を示す正面図である。
まず,図1のブロック図を用いて,本発明の実施の形態に係る画像形成装置に用いられる表示/操作部の制御系統について説明する。
ここに,図1は本発明の実施の形態に係る画像形成装置の表示/操作部の制御ブロック図,図2は同画像形成装置における表示/操作部の制御手順を示すフローチャート,図3は同表示/操作部の一例を示す正面図である。
まず,図1のブロック図を用いて,本発明の実施の形態に係る画像形成装置に用いられる表示/操作部の制御系統について説明する。
図1に示すように,画像形成装置Aの制御部Xは,種々の画像を表示すると共に,画像形成装置への指示を入力する後記の操作部を備えたタッチパネル式の表示/操作部2を備えて構成されている。
上記表示/操作部2は,CPU1に各種指令を入力し,あるいはCPUからの指令を表示するためのものである。
上記表示/操作部2の具体例が図3に示されている。表示/操作部2に含まれる操作部としては,例えば,電源ボタン2a,リセットボタン2b,停止ボタン2c,開始ボタン2d,テンキー2e等の各種機械的ボタン3がこれに含まれる。
また,各種画像を表示するタッチパネル式の表示部4には,画像形成条件(紙種,倍率,濃度など)を入力する各種表示ボタン4a,あるいは表示画像を拡大表示するか,標準の倍率(縮小表示)で表示するかを切り替える切替ボタン4bも表示されている。
この切替ボタン4bが,上記表示/操作部における表示画像のサイズを少なくとも標準表示状態と,上記標準状態よりも表示画像を拡大して表示する拡大表示状態との間で手動で切り替える第2の表示サイズ切替手段の一例である。
上記表示/操作部2は,CPU1に各種指令を入力し,あるいはCPUからの指令を表示するためのものである。
上記表示/操作部2の具体例が図3に示されている。表示/操作部2に含まれる操作部としては,例えば,電源ボタン2a,リセットボタン2b,停止ボタン2c,開始ボタン2d,テンキー2e等の各種機械的ボタン3がこれに含まれる。
また,各種画像を表示するタッチパネル式の表示部4には,画像形成条件(紙種,倍率,濃度など)を入力する各種表示ボタン4a,あるいは表示画像を拡大表示するか,標準の倍率(縮小表示)で表示するかを切り替える切替ボタン4bも表示されている。
この切替ボタン4bが,上記表示/操作部における表示画像のサイズを少なくとも標準表示状態と,上記標準状態よりも表示画像を拡大して表示する拡大表示状態との間で手動で切り替える第2の表示サイズ切替手段の一例である。
さらに,上記表示/操作部2には,図3に示すように,上記表示/操作部2にボタンを押したり,数値を記入するなどの操作をするためのタッチペン5を収納するタッチペン収納部 が設けられている。
このタッチペン収納部5aには,タッチペン5を収納したときオンとなり,タッチペン5を取り外したときオフとなるリミットスイッチなどのタッチペン検知器5bが設けられている。
このタッチペン収納部5aには,タッチペン5を収納したときオンとなり,タッチペン5を取り外したときオフとなるリミットスイッチなどのタッチペン検知器5bが設けられている。
前記CPU1は,上記表示/操作部2における表示画像のサイズを標準表示状態と,上記標準状態よりも表示画像を拡大して表示する拡大表示状態とに自動的に切り替える第1の表示サイズ切替手段の一例である。この切替手順の詳細については後記される。
なお,実際の表示サイズの切り替えは,拡大と縮小の2種のみでなく中間的な表示状態を含む3段階以上の切替を実行しうるものであってもよい。
なお,実際の表示サイズの切り替えは,拡大と縮小の2種のみでなく中間的な表示状態を含む3段階以上の切替を実行しうるものであってもよい。
また,上記CPU1は,上記タッチペン検知器5bからの検出信号に基づいて上記タッチペン収納部5aにタッチペン5が収納されていると判断された場合には,表示画像を拡大表示状態に切り替える第1の拡大表示手段の機能をも実行する。
また,上記CPU1は,上記タッチペン検知器5bからの検出信号に基づいて上記タッチペン収納部5aにタッチペン5が収納されていないと判断された場合には,前記第1の表示サイズ切替手段によって,自動的に表示画像を標準表示状態に切り替えると共に,この標準表示状態の継続中に上記表示/操作部2に対して予め定められた所定時間以上継続してタッチペンによる入力がない場合に,前記第1の表示サイズ切替手段によって,表示画像を拡大表示状態に切り替える第2の拡大表示手段の機能をも実行するものである。
上記所定時間は,原則的には予め設定された一定時間であるが,この時間を記憶するメモリの値を,操作者が任意に設定できるようにして,操作者の熟練度に合わせられるようにすることも可能である。
また,上記CPU1は,上記タッチペン検知器5bからの検出信号に基づいて上記タッチペン収納部5aにタッチペン5が収納されていないと判断された場合には,前記第1の表示サイズ切替手段によって,自動的に表示画像を標準表示状態に切り替えると共に,この標準表示状態の継続中に上記表示/操作部2に対して予め定められた所定時間以上継続してタッチペンによる入力がない場合に,前記第1の表示サイズ切替手段によって,表示画像を拡大表示状態に切り替える第2の拡大表示手段の機能をも実行するものである。
上記所定時間は,原則的には予め設定された一定時間であるが,この時間を記憶するメモリの値を,操作者が任意に設定できるようにして,操作者の熟練度に合わせられるようにすることも可能である。
上記第1および第2の拡大表示手段の機能を図2のフローチャートに基づいて,以下詳細に説明する。
ここにS1,S2,S3…は,CPU1による処理手順の番号(ステップ)である。
処理はS1において,タッチペン5による入力用ボタンが押されたかどうかのCPU1による判断から始まる。この判断は,前記切替ボタン4bが押されて,ペン入力状態になったかどうかの判断である。
S1において,NO,すなわちタッチペン入力用ボタンが押されていないとCPU1によって判断された場合には,S2においてCPU1は,タッチペン検知器5bからの信号を参照してタッチペン5がタッチペン収納部5aに収納されているかどうかを判断する。
ここにS1,S2,S3…は,CPU1による処理手順の番号(ステップ)である。
処理はS1において,タッチペン5による入力用ボタンが押されたかどうかのCPU1による判断から始まる。この判断は,前記切替ボタン4bが押されて,ペン入力状態になったかどうかの判断である。
S1において,NO,すなわちタッチペン入力用ボタンが押されていないとCPU1によって判断された場合には,S2においてCPU1は,タッチペン検知器5bからの信号を参照してタッチペン5がタッチペン収納部5aに収納されているかどうかを判断する。
ここでタッチペン5がタッチペン収納部5aに収納されていると判断された場合(S2においてYES)には,操作者がタッチペン5による画面操作を望んでいないと判断できるので,CPU1は,タッチパネルの表示を指での入力に合わせた画面制御に切り替える(S3)。
これと同時にCPU1は,パネル表示を指での入力に合わせた拡大表示に切り替える(S4)。
これにより操作者は,拡大表示された表示ボタンなどを操作して容易に画像形成条件などの入力などを指によって行うことが出来る。
上記のように,上記タッチペン検知器5bからの検出信号に基づいて上記タッチペン収納部5aにタッチペン5が収納されていると判断された場合に,表示画像を拡大表示状態に切り替える機能を達成する手段が,第1の拡大表示手段の一例である。
これと同時にCPU1は,パネル表示を指での入力に合わせた拡大表示に切り替える(S4)。
これにより操作者は,拡大表示された表示ボタンなどを操作して容易に画像形成条件などの入力などを指によって行うことが出来る。
上記のように,上記タッチペン検知器5bからの検出信号に基づいて上記タッチペン収納部5aにタッチペン5が収納されていると判断された場合に,表示画像を拡大表示状態に切り替える機能を達成する手段が,第1の拡大表示手段の一例である。
ここでCPU1は入力されたタッチパネル上の画素数などを検出して,入力がタッチペンTによって行われたものであるかどうかを判断する(S5)。この押された画素数に基づく判断は前記特許文献1で用いられたものと同様の周知のものであるので,ここでは詳細は省略する。
上記S5において,入力が指によって行われたと判断された(S5でNO)場合には,表示画像を拡大状態のままに維持して処理を終了する(すなわち,S1に戻る)。
前記S1でYES,すなわちタッチペン入力用ボタンが押されたと判断された場合,あるいは,S2においてNO,すなわちタッチペン収納部5aにタッチペン5が収納されていないと判断された場合,あるいは,前記S5において,タッチされた部分の画素数が所定値より少ないため,タッチペン5による入力が行われた,と判断された場合には,図1に示したCPU1に内蔵されたタイマTをオンし,計時を開始すると共に処理をS6に進ませる。そして,CPUは,表示部4の制御をタッチペン5での入力に合わせた標準状態(縮小状態)での制御に切り替え,同時にS7において,表示部4の表示をタッチペンでの入力に合わせた画面制御(縮小画面表示)に切り替える。
この状態で,上記S1などにおけるタッチペン5による入力状態になってから(すなわち,S1でYES,すなわちタッチペン入力用ボタンが押されたと判断された場合,あるいは,S2においてNOと判断された場合,あるいは,前記S5において,タッチペン5による入力が行われた,と判断されてから)前記タイマTによる計時が所定値になったかどうかが判断され(S8),所定時間が経過していない,と判断された場合には,次に指による入力が行われたか否かが判断される(S9)。
この判断は,前記S5による判断と同じ原理による。
この判断は,前記S5による判断と同じ原理による。
ここで入力が指によって行われていないと判断された(S9でNO)場合には,表示画像を標準状態(縮小状態)のままに維持して処理を終了する(すなわち,S1に戻る)。
一方,S8で,何も入力がないまま所定時間が経過したと判断された場合には,タッチペン5が見つからないとか,タッチペン5の使い方が分からない等の理由で入力操作が進まないものと推定して,CPU1は,処理をS3に進ませ,画面を拡大表示状態に変更する。
S9で指による入力が行われたと判断(S9でYES)された場合も同様にCPU1は,処理をS3に進ませ,画面を拡大表示状態に変更する。
これによって,標準表示状態の継続中に,上記表示/操作部2に対して予め定められた所定時間以上継続してタッチ入力がない場合に,前記第1の表示サイズ切替手段によって,表示画像を拡大表示状態に切り替える第2の拡大表示手段の機能が実行されることになる。
S9で指による入力が行われたと判断(S9でYES)された場合も同様にCPU1は,処理をS3に進ませ,画面を拡大表示状態に変更する。
これによって,標準表示状態の継続中に,上記表示/操作部2に対して予め定められた所定時間以上継続してタッチ入力がない場合に,前記第1の表示サイズ切替手段によって,表示画像を拡大表示状態に切り替える第2の拡大表示手段の機能が実行されることになる。
1…CPU(制御部)
2…表示/操作部
4…表示部
4a…各種表示ボタン
4b…切替ボタン
5…タッチペン
5a…タッチペン収納部
5b…タッチペン検知器
2…表示/操作部
4…表示部
4a…各種表示ボタン
4b…切替ボタン
5…タッチペン
5a…タッチペン収納部
5b…タッチペン検知器
Claims (3)
- 種々の画像を表示すると共に,画像形成装置への指示を入力する操作部を備えたタッチパネル式の表示/操作部と,
上記表示/操作部における表示画像のサイズを少なくとも標準表示状態と,上記標準表示状態よりも表示画像を拡大して表示する拡大表示状態とに自動的に切り替える第1の表示サイズ切替手段と,
上記表示/操作部を操作するためのタッチペンを収納するタッチペン収納部と,
を備えた画像形成装置において,
上記タッチペン収納部にタッチペンが収納されているか否かを検出するタッチペン検知器と,
上記タッチペン検知器からの検出信号に基づいて上記タッチペン収納部にタッチペンが収納されていると判断された場合には,前記第1の表示サイズ切替手段によって,表示画像を拡大表示状態に切り替える第1の拡大表示手段と,
上記タッチペン検知器からの検出信号に基づいて上記タッチペン収納部にタッチペンが収納されていないと判断された場合には,前記第1の表示サイズ切替手段によって,表示画像を標準表示状態に切り替えると共に,この標準表示状態の継続中に上記表示/操作部に対して予め定められた所定時間以上継続してタッチペンによる入力がない場合に,前記第1の表示サイズ切替手段によって,表示画像を拡大表示状態に切り替える第2の拡大表示手段と,
を備えてなることを特徴とする画像形成装置。 - 上記所定時間を任意に設定するための,時間設定手段をさらに備えてなる請求項1に記載の画像形成装置。
- さらに,上記表示/操作部における表示画像のサイズを少なくとも標準表示状態と,上記標準表示状態よりも表示画像を拡大して表示する拡大表示状態とを手動で切り替える第2の表示サイズ切替手段を備えてなる請求項1あるいは2のいずれかに記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
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Applications Claiming Priority (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2007
- 2007-07-30 JP JP2007197042A patent/JP2009033592A/ja active Pending
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