JP2010142011A - ディスク回転用モータ - Google Patents

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Abstract

【課題】近年、ディスク駆動装置に用いられるディスク回転用モータは、小型化、薄型化、低コスト化を厳しく要求され、さらに数千時間におよぶ長寿命性能、および数万回といったディスクの繰り返し脱着に対する信頼性も要求されている。
【解決手段】ロータフレーム2の中央に軸受7を収納する凹部13を形成し、その凹部13の内径側にロータフレーム2から径方向内側に向かって複数の係合部14を一体に突出して形成し、この係合部14の軸方向上面部に遮蔽部材16を設置し、メタルハウジング8に係合部14と周方向に位相が一致した時に係合部14が軸方向に通過可能な切欠部19を形成した被係合部20を一体的に形成し、係合部14と切欠部19が周方向に位相が一致しても、係合部14と切欠部19の隙間を遮蔽部材16の遮蔽片15で塞いでロータ部6が容易に抜けない構造とした。
【選択図】図1

Description

本発明は主として、CD、DVDといった光メディアに楽曲や映像の情報を記録したり、その記録情報を再生したりするディスク駆動装置に関するものであり、詳しくはディスク回転用ブラシレスモータの構造に関するものである。
CDやDVDといった光メディアに楽曲や映像の情報を記録したり、その記録情報を再生したりするディスク駆動装置は、近年、小型、薄型化への要求が厳しくなっている。これに伴い、軸受長さを確保するため、ロータ部中央に凹部を設け、その中に軸受部を収納するとともに、ロータ部の抜け防止機構を構成させる構造が提案されてきた。(例えば特許文献1参照)
図7に上記特許文献1に開示された従来の技術によるディスク回転用モータの断面図を示す。
図7において、ディスク回転用モータはロータ部101とステータ部102によって構成され、ロータ部101のターンテーブル部103の内側開口部には切削加工等によって係合部104が形成され、軸受ホルダー105に固定された抜け止め部材106に形成された被係合部107と軸方向に係合することによってロータ抜け防止機構が構成されている。
また、上記従来技術とは別に、ロータ部を吸引するマグネットのヨ−クを利用してロータ抜け防止機構を構成する構造も提案されている。(例えば特許文献2参照)
図8に上記特許文献2に開示された従来の技術によるディスク回転用モータの断面図を示す。
図8において、ディスク回転用モータはロータ部108とステータ部109によって構成されている。ロータ部108のターンテーブル部110には抜け止め部材111が溶接により固定され、この抜け止め部材111が軸受ホルダー112に固定されたロータ部吸引マグネット113のヨ−ク114外周部と軸方向に係合することによってロータ抜け防止機構が構成されている。
また、ディスク駆動装置は低コスト化への要求も非常に厳しくなっているが、プレス加工によって係合部をロータ部のターンテーブル部に一体に形成された構造も提案されている。(例えば、特許文献3参照)
図9に上記特許文献3に開示された従来技術によるディスク回転用モータの断面図を示す。
図9においてディスク回転用モータは、ロータ部115とステータ部116によって構成されている。ロータ部115のターンテーブル部117にはロータ抜け防止の係合部118が一体に形成されている。ステータ部116の軸受ホルダーであるメタルハウジング119には螺旋構造120が形成されている。ロータ部115をステータ部116に組み付ける時には、ターンテーブル部117を回転させて係合部118を螺旋構造120に螺号しながら挿入する。係合部118が螺旋構造120から通過した後は、係合部118と螺旋構造120が軸方向に係合するロータ抜け防止機構が構成される。そして、係合部118を螺旋構造120に螺号しながら挿入時とは逆方向にターンテーブル部117を回転させることにより、螺旋構造120から係合部118を通過させてロータ部115をステータ部116から取り外すことができる。これにより、ステータ部116からロータ部の
115挿抜が容易なロータ抜け防止機構が構成できるものである。
そして、ディスク駆動用モータの構造をさらに簡素化するため、ターンテーブル部117の係合部118を塑性変形によって折り曲げ、メタルハウジング119の被係合部と係合する構造も提案されている。(例えば、特許文献4参照)
特開2002−176742号公報 特開2005−354757号公報 特開2006−325333号公報 特開2008−123575号公報
近年、ディスク駆動装置に用いられるディスク回転用モータは、小型化、薄型化、低コスト化が厳しく要求され、さらに数千時間におよぶ長寿命性能、および数万回といったディスクの繰り返し脱着に対する信頼性も要求されている。
図7に示す抜け防止機構は、ロータ部中央の凹部内に軸受、および抜け止め構造を構成することによって、小型、薄型化しやすいという利点を持つ。しかしながら、被係合部107が形成された弾性部材からなる抜け止め部材106は、軸受ホルダー105に圧入または接着等により固定されているため、数万回というディスク繰り返し脱着に対しての耐久性を考えると好ましくない。また、弾性変形可能な材質および形状を設定する必要があり、材料費も一般の鋼板に比べると高価になる。
そして、図8に示す抜け防止機構では、抜け止め部材111はターンテーブル部110に溶接により固定されている。防止機構の係合部を弾性変形させて係合させる際、抜け止め部材111をターンテーブル部110から剥離する方向にモ−メントが発生するため、図7に示す抜け防止機構と同様に、数万回というディスク繰り返し脱着に対しての耐久性を考えると好ましくない。
また、図7に示す抜け止め構造同様、弾性変形可能な材質および形状を設定する必要があり、材料費も一般の鋼板に比べると高価になる。
これに対し、図9に示す抜け止め機構は、抜け止めの係合部118はターンテーブル部117に、被係合部はメタルハウジング119にそれぞれプレス加工によって一体に成形されているため、コスト面で有利になることに加え、一体であるため剛性も高く、耐久性にも優れている。しかしながら、抜け止め構造がターンテーブル部117よりも軸方向下側で構成されるため、薄型化の際の軸受長さ確保という点では不利となる。
上記課題を解決するために本発明は、ディスクを搭載するターンテーブル部が一体に形成されたロータフレームとディスクを芯出し支持するディスク調芯部材と前記ロータフレームに取り付けられたロータマグネットと前記ロータフレームの中央に固定されたシャフトとを有するロータ部と、前記シャフトを支承する軸受とこの軸受を保持するメタルハウジングと前記ロータマグネットと対向して配置され巻線が施されたコアと前記メタルハウジングを保持するブラケットとを備えるステータ部とからなるディスク回転用モータにおいて、前記ロータフレームの内側開口部の中央に前記軸受を収納する凹部が形成され、この凹部内には複数の係合部が前記ロータフレームから一体に径方向内側に突出して形成され、この係合部の軸方向上面部には前記ロータフレームの係合部に対応する位置の少なくとも1箇所に遮蔽片を形成した略円環形状の遮蔽部材が設置され、さらに、前記メタルハウジングの軸方向上側端面には、前記ロータフレームの係合部と同数の切欠部を形成した
被係合部が径方向外側に向かって一体的に形成され、前記ロータフレームの係合部、および前記遮蔽部材の遮蔽片に内接する円の直径寸法は前記メタルハウジングの被係合部の外形寸法より小さく設定され、前記切欠部を含み軸に直行する平面への前記係合部および前記遮蔽片の射影が前記切欠部の範囲内に収まるように構成して、前記係合部と前記遮蔽片の周方向の位相を合わせた状態で前記切欠部を軸方向に通過可能に形成し、前記ロータ部を前記ステータ部に組込んだ状態では、前記係合部と前記切欠部との軸方向の間に前記遮蔽部材が位置するように構成し、前記ロータフレームの係合部と前記遮蔽部材の遮蔽片を周方向に位相をずらすことによって、前記係合部の射影が前記切欠部の範囲内に収まった状態における前記係合部の射影と前記切欠部との周方向の隙間を、前記遮蔽部材の遮蔽片で覆うことでロータ部が容易に抜けない構造とした。
本発明によれば、ロータ部とステータ部にそれぞれ形成された抜け止めの係合部、被係合部は、ロータフレーム、およびメタルハウジングにプレス加工によって一体に成形されているため、コスト面で有利になることに加え、一体であるため剛性も高く、耐久性にも優れている。また、ロータフレーム中央の凹形状内に抜け止め構造を構成するため薄型化に有利であることに加え、ロータ部の組込は係合部と被係合部の切欠部との周方向の位相合わせによるため、抜け止め構造に対するストレスはなく、信頼性の高いモータを構成できる。また、遮蔽部材は係合部が被係合部の切欠部の中に収まった場合に、両者の周方向隙間を埋めるだけの機能があればよいため、比較的剛性の低い材料でも可能であるし、ばね性も必要とされないために、非常に安価な材料を使用した抜け止め構造を構成することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態)
図1は本発明の実施の形態に係るディスク回転用モータの構造断面図、図2(a)は本発明の実施の形態に係るディスク回転用モータのロータ部下側矢視図、図2(b)は本発明の実施の形態に係るディスク回転用モータの遮蔽部材の平面図、図3は本発明の実施の形態に係るディスク回転用モータのステータ部上側矢視図である。
図1においてディスク回転用モータは、ディスクを搭載するターンテーブル部1が一体に形成されたロータフレーム2と、ディスクを芯出し支持するディスク調芯部材3と、ロータフレーム2に取り付けられたロータマグネット4と、ロータフレーム2の中央に固定されたシャフト5とを有するロータ部6と、シャフト5を支承する軸受7と、この軸受7を保持するメタルハウジング8と、ロータマグネット4と対向して配置され巻線9が施されたコア10と、メタルハウジング8を保持するブラケット11とを備えるステータ部12とにより構成される。
ロータ部6は図2(a)に示すように、ロータフレーム2の内側開口部の中央部に凹部13が形成されている。そして、凹部13には、図1に示すように軸受7および軸受7を保持するメタルハウジング8を収納している。また、凹部13内には、ロータ抜け防止の係合部として機能する複数箇所の係合部14が、ロータフレーム2から一体に径方向内側に突出して形成されている。また、この係合部14の軸方向上面部にはロータフレーム2の係合部14に対応する位置に、係合部14と略同形状の遮蔽片15が設置されている。図2(b)に示すように、遮蔽片15は円環部16aにより連結されて遮蔽部材16を形成している。そして遮蔽部材16は、ディスク調芯部材3に形成された押圧ばね部17によって円環部16aをロータフレーム2の外側天面に軸方向に圧接固定され、さらにディスク調芯部材3に形成された支柱形状部18によってロータフレームに対する回転移動を
防止されている。
また、図3に示すように、ステータ部12のメタルハウジング8の軸方向上側端面には、ロータフレーム2の係合部14と同数の切欠部19を形成した被係合部20が径方向外側に向かって一体的に形成されている。
そしてロータフレーム2の係合部14、および遮蔽部材16の遮蔽片15に内接する円の直径寸法は、メタルハウジング8の被係合部20の外径寸法より小さく設定されている。
さらに、メタルハウジング8の切欠部19は、ロータフレーム2の係合部14および遮蔽部材16の遮蔽片15が軸方向に挿通可能な大きさ及び形状に形成されている。即ち、切欠部19を含み軸に直行する平面へのロータフレーム2の係合部14および遮蔽部材16の遮蔽片15の射影が、切欠部19の範囲内に収まる様に形成されている。
図4(a)〜(f)は本発明の実施の形態に係る抜け止め係合過程の概略を示す斜視図である。また、図5(a)〜(e)は、それぞれ図4(a)〜(f)に示す状態の要部横断面図である。
図4(a)に示すように、ロータ部6をステータ部12に挿入する際には、メタルハウジング8の切欠部19を含み軸に直行する平面へのロータフレーム2の係合部14の射影が、図5(a)に斜線で示す切欠部19の範囲内に収まる様に周方向の位置を合わせて、係合部14を軸方向に挿通させることによって、係合部14を被係合部20の軸方向下側に向かって貫通させることができる。この状態では、図5(b)に示すように、切欠部19と係合部14の射影の間には周方向の隙間wが生じる。次に、図4(b)に示すように、ロータフレーム2の係合部14がメタルハウジング8の被係合部20を貫通した後、図5(c)に示すようにメタルハウジング8の切欠部19を含み軸に直行する平面への遮蔽部材16の遮蔽片15の射影が、図5(a)に斜線で示す切欠部19の範囲内に収まる様に周方向の位置を合わせる。この状態で遮蔽片15を軸方向に挿通させることによって、図4(c)に示すように、遮蔽片15を被係合部20の軸方向下側に向かって貫通させることができる。
遮蔽部材16の遮蔽片15がメタルハウジング8の被係合部20を貫通した後、図4(d)、図5(d)に示すように、メタルハウジング8の被係合部20に形成された切欠部19とロータフレーム2の係合部14の射影の周方向の隙間wを覆う位置まで遮蔽部材16を周方向に(図中矢印で示す)回転移動させる。その後、図4(e)に示すように、ロータフレーム2にディスク調芯部材3を挿入固定する。図6(a)にロータフレーム2にディスク調芯部材3が挿入固定された状態の上側斜視図を示す。図6(a)にPで示す要部の部分拡大図を図6(b)に示す。遮蔽部材16を周方向に回転移動させることにより、メタルハウジング8の被係合部20に形成された切欠部19とロータフレーム2の係合部14の射影の周方向の隙間wの内、回転方向側の隙間wが、遮蔽片15で覆われている。
また、図4(e)に示すように、ディスク調芯部材3には、遮蔽部材16の遮蔽片15に対応する位置に、ロータフレーム2の天面に向けて支柱形状部18が突出して形成されており、ロータフレーム2にディスク調芯部材3を挿入固定する際に、図5(e)に示すように、支柱形状部18を遮蔽部材16の遮蔽片15の周方向の端面に当接させることによって、遮蔽部材16の遮蔽片15のロータフレーム2に対する回転移動を抑制し、上記隙間wを覆う状態が確実に維持できるように構成されている。さらに、ディスク調芯部材3には、図4(e)に示すように、遮蔽部材16の円環部16aに対応する位置に弾性を
有する押圧ばね部17が形成されており、この押圧ばね部17により遮蔽部材16を円環部16aの位置でロータフレーム2の外側天面に軸方向に圧接固定することによって、軸方向のがたつきを抑制するように構成されている。そして、図4(b)、図5(b)に示すように、ロータフレーム2の係合部14に、軸方向上側に突出して凸部21を形成し、図5(d)に示すように、この凸部21に遮蔽部材16の遮蔽片15の周方向の端面を当接させることにより、ディスク調芯部材3を挿入するまでの作業工程において、遮蔽部材16の周方向ずれを抑制し、上記隙間wを覆う状態を確実に維持することができる。
以上の状態で、ロータ部6を軸方向上側に移動させた場合、ロータフレーム2の係合部14とメタルハウジング8の被係合部20が係合してロータ部6の移動を規制するので、抜け防止機構として機能する。仮に被係合部20の切欠部19を含み軸に直行する平面への係合部14の射影が、切欠部19の範囲内に収まる状態となっても、係合部14の射影と切欠部19との隙間を、係合部14と切欠部19の間に配設された遮蔽部材16の遮蔽片15が塞ぐので、ロータ部6が容易には抜けない構造となる。
本実施の形態においては、遮蔽部材16の遮蔽片15は、ロータフレーム2の係合部14と同数形成されているが、それよりも少数であっても機能を果たすことは可能である。
また、遮蔽部材16のストレス低減や破損防止、またロータ部6の抜け強度の確保を考えた場合、図4(d)に示す、ロータフレーム2の係合部14の射影が切欠部19の範囲内に収まる状態における切欠部19と係合部14の射影の周方向隙間wは可能な限り狭い方が良いが、少なくとも遮蔽部材16の板厚よりも小さい方が望ましい。
なお、遮蔽部材16については、金属製薄肉板でも可能であるし、樹脂成形部材等であってもロータフレーム2の係合部14とメタルハウジング8の被係合部20の切欠部19の周方向隙間wを塞ぐことができる材料、および形状であれば代用は可能である。
光メディア用スピンドルモータ等、小型化、薄型化に加え、高信頼性や、低コストが求められるモバイル機器用ブラシレスモータに有用である。
本発明の実施の形態に係るディスク回転用モータの構造断面図 (a)本発明の実施の形態に係るディスク回転用モータのロータ部下側斜視図、(b)本発明の実施の形態に係るディスク回転用モータの遮蔽部材の平面図 本発明の実施の形態に係るディスク回転用モータのステータ部上側斜視図 (a)、(b)、(c)、(d)、(e)、(f)本発明の実施の形態に係る抜け止め係合過程概略を示す斜視図 (a)、(b)、(c)、(d)、(e)本発明の実施の形態に係る抜け止め係合過程概略を示す要部横断面図 (a)本発明の実施の形態に係るロータフレーム2にディスク調芯部材3が挿入固定された状態の上側斜視図、(b)要部拡大図 第1の従来のディスク回転用モータを示す構造断面図 第2の従来のディスク回転用モータを示す構造断面図 第3の従来のディスク回転用モータを示す構造断面図
符号の説明
1、103、110、117 ターンテーブル部
2 ロータフレーム
3 ディスク調芯部材
4 ロータマグネット
5 シャフト
6、101、108、115 ロータ部
7 軸受
8、119 メタルハウジング
9 巻線
10 コア
11 ブラケット
12、102、109、116 ステータ部
13 凹部
14、104、118 係合部
15 遮蔽片
16 遮蔽部材
16a 円環部
17 押圧ばね部
18 支柱形状部
19 切欠部
20、107 被係合部
21 凸部
105、112 軸受ホルダー
106、111 抜け止め部材
113 吸引マグネット
114 ヨ−ク
120 螺旋構造

Claims (5)

  1. ディスクを搭載するターンテーブル部が一体に形成されたロータフレームとディスクを芯出し支持するディスク調芯部材と前記ロータフレームに取り付けられたロータマグネットと前記ロータフレームの中央に固定されたシャフトとを有するロータ部と、前記シャフトを支承する軸受とこの軸受を保持するメタルハウジングと前記ロータマグネットと対向して配置され巻線が施されたコアと前記メタルハウジングを保持するブラケットとを備えるステータ部とからなるディスク回転用モータにおいて、前記ロータフレームの内側開口部の中央に前記軸受を収納する凹部が形成され、この凹部内には複数の係合部が前記ロータフレームから一体に径方向内側に突出して形成され、この係合部の軸方向上面部には略円環形状の遮蔽部材が設置され、この遮蔽部材は、前記ロータフレームの係合部に対応する位置の少なくとも1箇所に形成した遮蔽片を円環形状の円環部で連結して形成されており、さらに、前記メタルハウジングの軸方向上側端面には、前記ロータフレームの係合部と同数の切欠部を形成した被係合部が径方向外側に向かって一体的に形成され、前記ロータフレームの係合部、および前記遮蔽部材の遮蔽片に内接する円の直径寸法は前記メタルハウジングの被係合部の外形寸法より小さく設定され、前記切欠部を含み軸に直行する平面への前記係合部および前記遮蔽片の射影が前記切欠部の範囲内に収まるように構成して、前記係合部と前記遮蔽片の周方向の位相を合わせた状態で前記切欠部を軸方向に通過可能に形成し、前記ロータ部を前記ステータ部に組込んだ状態では、前記係合部と前記切欠部との軸方向の間に前記遮蔽部材が位置するように構成し、前記ロータフレームの係合部と前記遮蔽部材の遮蔽片を周方向に位相をずらすことによって、前記係合部の射影が前記切欠部の範囲内に収まった状態における前記係合部の射影と前記切欠部との周方向の隙間を、前記遮蔽部材の遮蔽片で覆うことを特徴とするディスク回転用モータ。
  2. 係合部の射影が切欠部の範囲内に収まった状態における切欠部と係合部の射影の周方向の隙間が、少なくとも遮蔽部材の板厚よりも小さく設定されたことを特徴とする請求項1に記載のディスク回転用モータ。
  3. ディスク調芯部材の遮蔽片に対応する位置に、ロータフレームの天面に向けて支柱形状部を突出して形成し、この支柱形状部を遮蔽片の周方向の端面に当接させたことを特徴とする請求項1に記載のディスク回転用モータ。
  4. ディスク調芯部材の遮蔽部材の円環部に対応する位置に形成された押圧ばね部によって、遮蔽部材がロータフレームの外側天面に軸方向に圧接固定されていることを特徴とする請求項1に記載のディスク回転用モータ。
  5. ロータフレームの係合部に軸方向上側に突き出して凸部を形成し、この凸部に遮蔽部材の遮蔽片の周方向の端面を当接させたことを特徴とする請求項1に記載のディスク回転用モータ。
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