JP2010141975A - 電動機および電動機に用いられるコイル群の製造方法 - Google Patents

電動機および電動機に用いられるコイル群の製造方法 Download PDF

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啓佐敏 竹内
Morihiro Saito
守弘 斎藤
Takashi Iwanami
孝志 岩波
Makoto Natori
誠 名取
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Abstract

【課題】電動機に発生するトルクリップルを低減することのできる技術を提供する。
【解決手段】電動機は、空芯の集中巻きのコイル群と、コイル群と対向する永久磁石群と、を備える。コイル群のそれぞれのコイルは、隣り合うコイルと一部分が重なり合っており、それぞれのコイルから永久磁石群までのそれぞれの距離が等しくなっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、電動機に関するものである。
従来、ブラシレスモータに関する技術としては、例えば、特許文献1に開示されたものが知られている。
特開2001−298982号公報
ところで、複数の相のコイルを有するブラシレスモータでは、A相コイルから永久磁石群までの距離と、B相コイルから永久磁石群までの距離とが異なっており、トルクリップルが発生してしまうという問題があった。
なおこのような問題は、複数の相のコイルの場合に限らず、集中巻きのコイルを多層に配置する場合に共通する問題であった。
本発明は、上述した従来の課題を解決するためになされたものであり、電動機に発生するトルクリップルを低減することのできる技術を提供することを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するために、以下の形態または適用例を取ることが可能である。
[適用例1]
電動機であって、
空芯の集中巻きのコイル群と、
前記コイル群と対向する永久磁石群と、
を備え、
前記コイル群のそれぞれのコイルは、隣り合うコイルと一部分が重なり合っており、
前記それぞれのコイルから前記永久磁石群までのそれぞれの距離が等しくなっている、コイル群。
このような構成によれば、それぞれのコイルから永久磁石群までのそれぞれの距離が等しくなっているなので、電動機に発生するトルクリップルを低減することができる。
[適用例2]
適用例1に記載の電動機であって、
前記コイル群は、複数の相のコイルを有しており、
前記コイル群のそれぞれのコイルは、互いに異なる相のコイルが隣り合うように並んでおり、
前記隣り合う互いに異なる相のコイルは、互いに一部分が重なり合っている、電動機。
このような構成によれば、複数の相のそれぞれのコイルから永久磁石群までのそれぞれの距離が等しくなっているなので、電動機に発生するトルクリップルを低減することができる。
[適用例3]
適用例2に記載の電動機であって、
前記異なる相のコイルを挟んだ互いに同じ相のコイルは、前記電動機の駆動方向に沿った駆動力を発生する有効コイル部分が互いに重なり合っている、電動機。
このような構成によっても、複数の相のそれぞれのコイルから永久磁石群までのそれぞれの距離が等しくなっているので、電動機に発生するトルクリップルを低減することができる。また、コイルの巻き線占有率をさらに高めることができる。
[適用例4]
適用例1ないし3のいずれかに記載の電動機であって、
前記それぞれのコイルの輪郭と空芯の形状は、短辺部分と長辺部分とを有する形状である、電動機。
このような構成によれば、それぞれのコイルを容易に重ね合わせることが可能となる。
[適用例5]
適用例4に記載の電動機であって、
前記それぞれのコイルの輪郭と空芯の形状は、前記短辺部分を上底とし前記長辺部分を下底とする略台形形状である、電動機。
このような構成によっても、それぞれのコイルを容易に重ね合わせることが可能となる。
[適用例6]
適用例4または5に記載の電動機であって、
前記それぞれのコイルの前記短辺部分は、それぞれ隣りのコイルの前記空芯部分に入り込んでいる、電動機。
このような構成によれば、それぞれのコイルを重ね合わせる場合において、省スペース化を図ることが可能となる。また、コイルの巻き線占有率をさらに高めることができる。
[適用例7]
適用例6に記載の電動機を備える、装置。
[適用例8]
適用例7に記載の装置であって、
前記装置は、電子機器である、装置。
[適用例9]
適用例7に記載の装置であって、
前記装置は、プロジェクタである、装置。
[適用例10]
適用例7に記載の装置であって、
前記装置は、移動体である、装置。
[適用例11]
適用例7に記載の装置であって、
前記装置は、ロボットである、装置。
[適用例12]
電動機に用いられる空芯の集中巻きのコイル群の製造方法であって、
(a)前記コイル群のそれぞれのコイルを、それぞれ軸に巻きつける工程と、
(b)前記軸を取り除く工程と、
(c)前記コイル群のそれぞれのコイルが、隣り合うコイルと一部分が重なり合うように、前記コイル群のそれぞれのコイルを斜めに倒す工程と、
を備える、コイル群の製造方法。
このような製造方法によれば、電動機に発生するトルクリップルを低減することのできるコイル群を製造することができる。
[適用例13]
適用例12に記載のコイル群の製造方法であって、
前記軸は、略台形の断面形状を有する、コイル群の製造方法。
このような製造方法によれば、略台形の断面形状を有するコイル群を製造することができる。
なお、本発明は、種々の態様で実現することが可能である。例えば、コイル群の製造方法および製造装置、コイル群の製造システム、それらの方法または装置の機能を実現するための集積回路、コンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体等の形態で実現することができる。また、本発明は、コイル群を備えた電動機、その電動機を備えた電子機器、プロジェクタ、携帯機器、ロボット、移動体等の形態で実現することもできる。
次に、本発明の実施の形態を実施例に基づいて以下の順序で説明する。
A.第1実施例:
B.第2実施例:
C.第3実施例:
D.その他の実施例:
E.変形例:
A.第1実施例:
図1(A)は、本発明の一実施例としてのコイル群100の構成を示す説明図である。図1(B)は、図1(A)におけるB−B断面図である。コイル群100のそれぞれのコイルA1,A2,B1,B2は、互いに異なる相のコイルが隣り合うように並んでいる。そして、隣り合う互いに異なる相のコイルは、互いに一部分が重なり合っている。換言すれば、コイル群100は、A相とB相のコイルを交互にドミノ倒し状に重ね合わせた構成となっている。
A相コイルA1は、空芯の集中巻きのコイルであり、コイルの輪郭と空芯の形状は、短辺部分10を上底とし長辺部分12を下底とする略台形形状である。A相コイルA2及びB相コイルB1,B2も同様である。
コイル群100のそれぞれのコイルの短辺部分は、それぞれ隣りのコイルの空芯部分に入り込んでいる。すなわち、B相コイルB1の短辺部分14は、隣のコイルであるA相コイルA1の空芯部分11に入り込んでいる。
また、異なる相のコイルを挟んだ互いに同じ相のコイルは、電動機の駆動方向に沿った駆動力を発生する有効コイル部分が互いに重なり合っている。有効コイル部分とは、それぞれのコイルのうち、電動機の駆動方向に対して略垂直な方向に電流が流れる部分を意味する。この図1では、A相コイルA1の長辺部分12と、A相コイルA2の短辺部分16とが重なり合っており、B相コイルB1の長辺部分17と、B相コイルB2の短辺部分19とが重なり合っている。なお、A相コイルA1の長辺部分12に流れる電流の向きと、A相コイルA2の短辺部分16に流れる電流の向きは、同じである。
なお、この図1では、便宜上、A相コイルとB相コイルをそれぞれ2つずつ示しているが、A相コイルとB相コイルの数は2つに限られず、任意の数とすることができる。
図2は、第1実施例におけるコイル群100を、A相コイルとB相コイルとに分解して示す説明図である。この図2には、A相コイルA1〜A6の平面図及び断面図と、B相コイルB1〜B6の断面図と、A相コイルとB相コイルを重ね合わせたコイル群100の断面図と、永久磁石群150を備えたロータとが描かれている。上述したように、隣り合う互いに異なる相のコイルは、互いに一部分が重なり合っている。また、異なる相のコイルを挟んだ互いに同じ相のコイルは、電動機の駆動方向に沿った駆動力を発生する有効コイル部分が互いに重なり合っている。その結果、A相コイルA1〜A6から永久磁石群150までのそれぞれの距離と、B相コイルB1〜B6から永久磁石群150までのそれぞれの距離とが等しくなっている。
コイル群100を以上のような構成とすると、それぞれのコイルA1〜A6,B1〜B6から永久磁石群150までのそれぞれの距離が等しくなるため、電動機に発生するトルクリップルを低減することが可能となる。また、コイルに鉄心を有していないため、コギングトルクの発生を抑制することも可能である。
なお、この図2では、便宜上、A相コイルA1〜A6は直線状に配置されるように描かれているが、A相コイルA1〜A6を円形状に配置することも可能である。すなわち、A相コイルA1とA相コイルA6とが重なるように配置することが可能である。以下の図3以降においても同様である。
図3は、本発明の一実施例としてのコイル群100の製造方法を示す説明図である。まず、A相コイルA1〜A6及びB相コイルB1〜B6をそれぞれ集中巻きで軸140に巻きつける。そして、軸140を取り除き、隣り合うコイルの一部分が重なり合うように、それぞれのコイルを斜めに倒す。このようにすれば、それぞれのコイルから永久磁石群までのそれぞれの距離が等しくなっているコイル群100を製造することができる。
ここで、軸140の断面形状は、略台形形状とすることが好ましい。こうすれば、それぞれのコイルの輪郭と空芯の形状を略台形形状にすることが可能となる。
なお、同じ相のコイル同士の配線は、それぞれのコイルを軸140に巻きつけた後に接続してもよい。また、A相コイルA1の次にB相コイルB1を巻きつけ、その次にA相コイルA2を巻きつけるようにして、同じ相のコイルを一本の導線で構成することとしてもよい。
このように、第1実施例では、コイル群100のそれぞれのコイルの一部分が重なり合っており、それぞれのコイルから永久磁石群までのそれぞれの距離が等しくなっているので、電動機に発生するトルクリップルを低減することが可能である。さらに、コイルの巻線占有率を向上させることができるため、電動機の高トルク化、小型化及び軽量化を容易に実現することが可能となる。また、コイル群100は、コアレス構造となっているため、コギングトルクの発生も抑制することができる。
B.第2実施例:
図4は、第2実施例におけるコイル群100bを分解して示す説明図である。図2に示した第1実施例との違いは、A相からC相までの3相となっている点と、永久磁石群150bが4極である点だけであり、その他の点は第1実施例と同じである。このように、本発明は、3相以上のコイル群に対しても適用することが可能である。
C.第3実施例:
図5(A)は、第3実施例におけるコイル群100cの構成を示す説明図である。図5(B)は、図5(A)におけるB−B断面図である。図1に示した第1実施例との違いは、異なる相のコイル(例えば、B相コイルB1)を挟んだ互いに同じ相のコイル(例えば、A相コイルA1とA相コイルA2)の有効コイル部分は互いに重なり合っていない点である。ただし、隣り合う互いに異なる相のコイル(例えば、A相コイルA1とB相コイルB1)は、第1実施例と同様に、互いに一部分が重なり合っている。
このような構成としても、第1実施例と同様に、それぞれのコイルから永久磁石群までのそれぞれの距離が等しくなっているので、電動機に発生するトルクリップルを低減することが可能である。
D.その他の実施例:
図6は、本発明の実施例によるコイル群を備えた電動機の構成を示す説明図である。図6(A)は、電動機のステータ部200を示す説明図である。図6(B)は、電動機のロータ部250を示す説明図である。この図6(A)では、A相コイルA1〜A4及びB相コイルB1〜B4は、円形に配置されている。また、図6(B)で示すように、ステータ部200は、4極の永久磁石群210を備えている。
図7は、図6で示した電動機のステータ部200を相ごとに分解して示す説明図である。図7(A)は、ステータ部200のうちA相コイルのみの構成を示す説明図である。図7(B)は、ステータ部200のうちB相コイルのみの構成を示す説明図である。図7(A)および図7(B)で示すように、A相コイルA1〜A4は互いに一部分が重なり合っており、B相コイルB1〜B4も互いに一部分が重なり合っている。そして、図6(A)で示したように、A相コイルとB相コイルは、ドミノ倒し状に、互いに交互に重なり合っている。
このように、本発明の実施例によるコイル群は、平板状のステータに対しても適用することができる。
図8(A)は、本発明の実施例によるコイル群を備えた電動機の他の構成を示す説明図である。図8(B)は、図8(A)におけるB−B断面図である。電動機300は、2相で駆動する6極のコアレスブラシレスモータである。電動機300は、A相コイルA1〜A6と、B相コイルB1〜B6と、回転軸302と、永久磁石群304と、磁気センサ306と、回路基板308と、コネクタ310とを備えている。
A相コイルA1〜A6及びB相コイルB1〜B6は、永久磁石群304の周囲を囲むように配置されている。すなわち、図8(A)及び図8(B)で示すA相コイルA1〜A6及びB相コイルB1〜B6は、図2で示したコイル群100をリング状に繋いだ構成となっている。永久磁石群304は、回転軸302に取り付けられており、回転軸302と共に回転する。
磁気センサ306は、永久磁石群304の回転位置を検出し、永久磁石群304の回転位置に応じた位置信号を出力する。回路基板308は、磁気センサ306からの位置信号に基づいて、A相コイルA1〜A6及びB相コイルB1〜B6を励磁するための駆動信号を生成する。コネクタ310は、回路基板308と接続されており、電動機300に対して電源の供給等を行なう。
このように、本発明の実施例によるコイル群は、インナーロータ構造の電動機に対しても適用することができる。
E.変形例:
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
E1.変形例1:
上記各実施例では、複数の相で構成されるコイル群に対して本発明を適用していたが、本発明は単相のコイルで構成されるコイル群に対しても適用することが可能である。
E2.変形例2:
上記各実施例では、それぞれのコイルの輪郭と空芯の形状は、短辺部分を上底とし、長辺部分を下底とする略台形形状であるが、それぞれのコイルの輪郭と空芯の形状は、任意の形状としてもよい。例えば、それぞれのコイルの輪郭と空芯の形状は、短辺部分と長辺部分とを有しているが、短辺部分と長辺部分とは平行になっていない形状とすることも可能である。同様に、軸140(図3)の形状は、任意の形状としてもよい。
E3.変形例3:
本発明は、各種の装置に適用可能である。例えば、本発明は、ファンモータ、時計(針駆動)、ドラム式洗濯機、ジェットコースタ、振動モータなどの種々の装置のモータに適用可能である。本発明をファンモータに適用した場合には、上述した種々の効果(低消費電力、低振動、低騒音、低回転ムラ、低発熱、高寿命)が特に顕著である。このようなファンモータは、例えば、デジタル表示装置や、車載機器、燃料電池式パソコン、燃料電池式デジタルカメラ、燃料電池式ビデオカメラ、燃料電池式携帯電話などの燃料電池使用機器、プロジェクタ等の各種装置のファンモータとして使用することができる。本発明のモータは、さらに、各種の家電機器や電子機器のモータとしても利用可能である。例えば、光記憶装置や、磁気記憶装置、ポリゴンミラー駆動装置等において、本発明によるモータをスピンドルモータとして使用することが可能である。また、本発明によるモータは、移動体やロボット用のモータとしても利用可能である。
図9は、本発明の実施例によるモータを利用したプロジェクタを示す説明図である。このプロジェクタ3100は、赤、緑、青の3色の色光を発光する3つの光源3110R、3110G、3110Bと、これらの3色の色光をそれぞれ変調する3つの液晶ライトバルブ3140R、3140G、3140Bと、変調された3色の色光を合成するクロスダイクロイックプリズム3150と、合成された3色の色光をスクリーンSCに投写する投写レンズ系3160と、プロジェクタ内部を冷却するための冷却ファン3170と、プロジェクタ3100の全体を制御する制御部3180と、を備えている。冷却ファン3170を駆動するモータとしては、上述した各種のブラシレスモータを利用することができる。
図10(A)〜(C)は、本発明の実施例によるモータを利用した燃料電池式携帯電話を示す説明図である。図27(A)は携帯電話3200の外観を示しており、図10(B)は、内部構成の例を示している。携帯電話3200は、携帯電話3200の動作を制御するMPU3210と、ファン3220と、燃料電池3230とを備えている。燃料電池3230は、MPU3210やファン3220に電源を供給する。ファン3220は、燃料電池3230への空気供給のために携帯電話3200の外から内部へ送風するため、或いは、燃料電池3230で生成される水分を携帯電話3200の内部から外に排出するためのものである。なお、ファン3220を図10(C)のようにMPU3210の上に配置して、MPU3210を冷却するようにしてもよい。ファン3220を駆動するモータとしては、上述した各種のブラシレスモータを利用することができる。
図11は、本発明の実施例によるモータ/発電機を利用した移動体の一例としての電動自転車(電動アシスト自転車)を示す説明図である。この自転車3300は、前輪にモータ3310が設けられており、サドルの下方のフレームに制御回路3320と充電池3330とが設けられている。モータ3310は、充電池3330からの電力を利用して前輪を駆動することによって、走行をアシストする。また、ブレーキ時にはモータ3310で回生された電力が充電池3330に充電される。制御回路3320は、モータの駆動と回生とを制御する回路である。このモータ3310としては、上述した各種のブラシレスモータを利用することが可能である。
図12は、本発明の実施例によるモータを利用したロボットの一例を示す説明図である。このロボット3400は、第1と第2のアーム3410,3420と、モータ3430とを有している。このモータ3430は、被駆動部材としての第2のアーム3420を水平回転させる際に使用される。このモータ3430としては、上述した各種のブラシレスモータを利用することが可能である。
図13は、本発明の実施例によるモータを利用した鉄道車両を示す説明図である。この鉄道車両3500は、モータ3510と、車輪3520とを有している。このモータ3510は、車輪3520を駆動する。さらに、モータ3510は、鉄道車両3500の制動時には発電機として利用され、電力が回生される。このモータ3510としては、上述した各種のブラシレスモータを利用することができる。
本発明の一実施例としてのコイル群の構成を示す説明図である。 第1実施例におけるコイル群をA相コイルとB相コイルとに分解して示す説明図である。 本発明の一実施例としてのコイル群の製造方法を示す説明図である。 第2実施例におけるコイル群を分解して示す説明図である。 第3実施例におけるコイル群の構成を示す説明図である。 本発明の実施例によるコイル群を備えた電動機の構成を示す説明図である。 図6の電動機のステータ部を相ごとに分解して示す説明図である。 本発明の実施例によるコイル群を備えた電動機の他の構成を示す説明図である。 本発明の実施例によるモータを利用したプロジェクタを示す説明図である。 本発明の実施例によるモータを利用した燃料電池式携帯電話を示す説明図である。 本発明の実施例によるモータ/発電機を利用した移動体の一例としての電動自転車(電動アシスト自転車)を示す説明図である。 本発明の実施例によるモータを利用したロボットの一例を示す説明図である。 本発明の実施例によるモータを利用した鉄道車両を示す説明図である。
符号の説明
A1〜A6…A相コイル
B1〜B6…B相コイル
10…A相コイルの短辺部分
11…A相コイルの空芯部分
12…A相コイルの長辺部分
14…B相コイルの短辺部分
16…A相コイルの短辺部分
17…B相コイルの長辺部分
19…B相コイルの短辺部分
100…コイル群
100b…コイル群
100c…コイル群
140…軸
150…永久磁石群
150b…永久磁石群
200…ステータ部
210…永久磁石群
250…ロータ部
300…電動機
302…回転軸
304…永久磁石群
306…磁気センサ
308…回路基板
310…コネクタ
3100…プロジェクタ
3110…光源
3140…液晶ライトバルブ
3150…クロスダイクロイックプリズム
3160…投写レンズ系
3170…冷却ファン
3180…制御部
3200…携帯電話
3220…ファン
3230…燃料電池
3300…自転車
3310…モータ
3320…制御回路
3330…充電池
3400…ロボット
3410…第1のアーム
3420…第2のアーム
3430…モータ
3500…鉄道車両
3510…モータ
3520…車輪

Claims (13)

  1. 電動機であって、
    空芯の集中巻きのコイル群と、
    前記コイル群と対向する永久磁石群と、
    を備え、
    前記コイル群のそれぞれのコイルは、隣り合うコイルと一部分が重なり合っており、
    前記それぞれのコイルから前記永久磁石群までのそれぞれの距離が等しくなっている、コイル群。
  2. 請求項1に記載の電動機であって、
    前記コイル群は、複数の相のコイルを有しており、
    前記コイル群のそれぞれのコイルは、互いに異なる相のコイルが隣り合うように並んでおり、
    前記隣り合う互いに異なる相のコイルは、互いに一部分が重なり合っている、電動機。
  3. 請求項2に記載の電動機であって、
    前記異なる相のコイルを挟んだ互いに同じ相のコイルは、前記電動機の駆動方向に沿った駆動力を発生する有効コイル部分が互いに重なり合っている、電動機。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の電動機であって、
    前記それぞれのコイルの輪郭と空芯の形状は、短辺部分と長辺部分とを有する形状である、電動機。
  5. 請求項4に記載の電動機であって、
    前記それぞれのコイルの輪郭と空芯の形状は、前記短辺部分を上底とし前記長辺部分を下底とする略台形形状である、電動機。
  6. 請求項4または5に記載の電動機であって、
    前記それぞれのコイルの前記短辺部分は、それぞれ隣りのコイルの前記空芯部分に入り込んでいる、電動機。
  7. 請求項6に記載の電動機を備える、装置。
  8. 請求項7に記載の装置であって、
    前記装置は、電子機器である、装置。
  9. 請求項7に記載の装置であって、
    前記装置は、プロジェクタである、装置。
  10. 請求項7に記載の装置であって、
    前記装置は、移動体である、装置。
  11. 請求項7に記載の装置であって、
    前記装置は、ロボットである、装置。
  12. 電動機に用いられる空芯の集中巻きのコイル群の製造方法であって、
    (a)前記コイル群のそれぞれのコイルを、それぞれ軸に巻きつける工程と、
    (b)前記軸を取り除く工程と、
    (c)前記コイル群のそれぞれのコイルが、隣り合うコイルと一部分が重なり合うように、前記コイル群のそれぞれのコイルを斜めに倒す工程と、
    を備える、コイル群の製造方法。
  13. 請求項12に記載のコイル群の製造方法であって、
    前記軸は、略台形の断面形状を有する、コイル群の製造方法。
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