JP2010141735A - 撮像装置 - Google Patents

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JP2010141735A JP2008317608A JP2008317608A JP2010141735A JP 2010141735 A JP2010141735 A JP 2010141735A JP 2008317608 A JP2008317608 A JP 2008317608A JP 2008317608 A JP2008317608 A JP 2008317608A JP 2010141735 A JP2010141735 A JP 2010141735A
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Abstract

【課題】縦の撮影姿勢にしてから所定時間内に横の撮影姿勢に戻すことによってモードを切換える構成は静止画、動画のモード切換に応用できない。
【解決手段】パワースイッチを入れてデジタルカメラを水平に構えると、液晶ディスプレイの全面を使用してライブビュー画像とともに、回転方向と切換えられるモードとが併せて表示される。反時計方向に回転させて傾けて所定時間維持すると、静止画モードにモード切換えされ静止画モードを示す「スチル」が表示されるとともに、逆方向に回転して初期モードの表示に戻るか、同一方向にさらに回転して下位モードへのモード切換えをするかが表示される。下位モードとして、ストロボを強制発光するストロボオンモードと、強制的に非発光とするストロボオフとが選択可能とされ、反時計方向に回転し傾けたまま維持すると、ストロボオンモードが表示される。
【選択図】図5

Description

本発明は、静止画、動画の撮影機能を有するデジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、デジタルカメラ付携帯電話などの撮像装置に関する。
静止画、動画の撮影機能を有するデジタルカメラ、ビデオカメラ、カメラ付携帯電話などの撮像装置においては、画像信号がデジタル化されることにより、静止画、動画がモード切換えによって容易に撮影できるようになっている。つまり、デジタル画像を連続して撮影してコマ間圧縮を行えば動画になり、連続撮影しなければ静止画になる。
静止画撮影か動画撮影をスイッチの切換えによるモード設定で決定していてはシャッターチャンスを逃すことが避けられない。そのため、静止画撮影、動画撮影を同時に行う撮像装置も知られている(たとえば、特開2005−057378号公報)。しかしながら、静止画、動画の同時撮影においては、画像のデータ量が膨大な量となるため画像の整理が煩雑になる。そして、一般的には、スイッチによるモード切換えによって静止画、動画のモード設定をしてから静止画撮影、動画撮影が行われている。
特開2005−236883号公報には、撮影モード、再生モードが撮影姿勢で切換えられる撮像装置が記載されている。すなわち、撮像装置は撮影姿勢検知センサを内蔵し、横の撮影姿勢をとると(撮像装置を水平に構えると)撮影モードとなり、縦の撮影姿勢をとると(撮像装置を垂直に構えると)再生モードが設定される構成となっている。
また、この公開公報には、横の撮影姿勢をとると撮影モードとなり、縦の撮影姿勢にしてから所定時間内に横の撮影姿勢に戻すと再生モードとなる構成も記載されている。
特開2005−057378号公報 特開2005−236883号公報
特開2005−236883号公報記載の構成では、撮像装置を片手で保持したまま撮影モード、再生モードの切換えを行うことができる。しかしながら、撮像装置背面の液晶ディスプレイ(LCD)などの表示手段は、通常、横長画面であり、撮像装置を縦に構えると縦長の表示画面となる。そのため、撮像装置を垂直に構えると再生モードが設定される構成では、撮像装置を水平に構えて撮影した横長の撮影画像を縦長の液晶ディスプレイで再生することとなり、違和感のある見にくい表示となる。
また、縦の撮影姿勢にしてから所定時間内に横の撮影姿勢に戻して再生モードとする構成では、縦の撮影姿勢にして所定時間待機しなければならず、モード切換えに時間を要する。また、所定時間経過前に横の撮影姿勢に戻す誤動作が生じやすい。
撮影、再生のモード切換えには格別緊急性は必要とされない。これに対して、静止画撮影、動画撮影のモード切換えに時間を要していればシャッターチャンスを逃すこととなり、静止画撮影、動画撮影のモード切換えにおいては、縦の撮影姿勢にしてから所定時間内に横の撮影姿勢に戻すことによってモードを切換える構成は応用できない。
本発明は、静止画モード、動画モードを迅速に設定できる撮像装置の提供を目的としている。
本発明では、傾き検出手段を有し、傾き検出手段の出力結果に従って静止画モード、動画モードに切換えられる点を特徴としている。
すなわち、請求項1記載の本発明によれば、撮影レンズと、上記撮影レンズの撮影光軸中心の当該撮像装置の傾きを検出する傾き検出手段とを有する撮像装置において、撮影可能状態における所定時間での上記傾き検出手段で検出された当該撮像装置の傾きに従って静止画・動画の同時撮影モードから静止画モード、動画モードへの切換え制御を行う制御手段をさらに有している。
請求項2記載の本発明によれば、静止画モード、動画モードが設定された状況において、所定時間での傾き検出手段で検出された当該撮像装置の傾きに従って制御手段が、静止画モードから動画モード、動画モードから静止画モードへの切換えを行っている。
請求項3記載の本発明によれば、静止画モード、動画モードが設定された状況で所定時間での傾き検出手段で検出された当該撮像装置の傾きに従って制御手段が、下位モードへの切換えを行っている。
請求項4記載の本発明によれば、制御手段によって発光が制御されるストロボ手段をさらに有し、下位モードは、ストロボ手段の強制発光、非発光のモード、接写撮影、遠景撮影のモードの少なくとも2つを含んでいる。
請求項5記載の本発明によれば、撮影レンズと、上記撮影レンズの撮影光軸中心の当該撮像装置の傾きを検出する傾き検出手段とを有する撮像装置において、撮影可能状態における所定時間での上記傾き検出手段で検出された当該撮像装置の傾きに従って初期の撮影モードから第1、第2の撮影モードへの切換え制御を行う制御手段をさらに有し、上記制御手段は、第1、第2の撮影モードが設定された状況で所定時間での上記傾き検出手段で検出された当該撮像装置の傾きに従って制御手段が、下位の第3、第4モードへの切換えを行っている。
請求項6記載の本発明によれば、第1、第2の撮影モードは静止画モード、動画モードであり、制御手段によって発光が制御されるストロボ手段をさらに有し、上記下位の第3、第4モードは、ストロボ手段の強制発光、非発光のモードとなっている。
請求項7記載の本発明によれば、第1、第2の撮影モードは静止画モード、動画モードであり、下位の第3、第4モードは、接写撮影、遠景撮影のモードとなっている。
請求項8記載の本発明によれば、撮影レンズと、上記撮影レンズの撮影光軸中心の当該撮像装置の傾きを検出する傾き検出手段とを有する撮像装置において、撮影可能状態における所定時間での上記傾き検出手段で検出された当該撮像装置の傾きに従って初期の撮影モードから第1、第2の撮影モードへの切換え制御を行う制御手段をさらに有し、上記制御手段は、第1、第2の撮影モードへの切換えがなされてから所定時間に撮影のためのスイッチ操作がなければ、初期の撮影モードに戻し、第1、第2のモードが設定された状況においては、所定時間での上記傾き検出手段で検出された当該撮像装置の傾きに従って第1モードから第2モード、第2モードから第1モードに切換える制御を行っている。
請求項9記載の本発明によれば、初期の撮影モードが静止画・動画を同時に撮影する同時撮影モード、第1、第2の撮影モードが静止画、動画のモードとなっている。
請求項1記載の本発明では、撮像装置の所定時間の傾きに対応して静止画・動画の同時撮影モードから静止画モード、動画モードに切換えられるから、重要な被写体がシャッターチャンスを逃すことなく静止画、動画として撮影できる。
請求項2記載の本発明では、静止画モード、動画モードにモード切換した後も、静止画モードから動画モード、動画モードから静止画モードへの切換えが、撮像装置の所定時間の傾きに対応して行える。
請求項3記載の本発明では、撮像装置の所定時間の傾きに対応して下位モードへの切換えも行え、適切な撮影条件で撮影できる。
請求項4記載の本発明では、撮像装置の所定時間の傾きによってストロボ手段の強制発光、非発光のモード、接写撮影、遠景撮影のモードといった下位モードが設定され、その下位モードで静止画、動画が撮影できる。
請求項5記載の本発明では、撮像装置の所定時間の傾きに対応して初期モードから第1、第2モードへの切換え、切換え後での第1、第2のモード相互の切換えが行えるから重要な被写体がシャッターチャンスを逃すことなく第1、第2のモードで撮影できる。
請求項6記載の本発明では、撮像装置の所定時間の傾きに対応してストロボ手段の強制発光、非発光のモードで静止画、動画が撮影できる。
請求項7記載の本発明では、撮像装置の所定時間の傾きに対応して接写撮影、遠景撮影のモードで静止画、動画が撮影できる。
請求項8記載の本発明では、撮像装置の所定時間の傾きに対応して初期モードから第1、第2のモードへのモード切換え、第1モードから第2モード、第2モードから第1モードへのモード切換え、およびスイッチ操作なしで放置することにより初期モードに戻すことができ、重要な被写体がシャッターチャンスを逃すことなく静止画、動画として撮影できるとともに、静止画、動画の同時撮影も行える。
請求項9記載の本発明では、重要な被写体がシャッターチャンスを逃すことなく静止画、動画として撮影できるとともに、静止画、動画の同時撮影も行える。
撮像装置は、撮影可能状態における傾き検出手段で検出された撮像装置の所定時間の傾きに従って初期の静止画・動画の同時撮影モードから静止画モード、動画モードへの切換え制御を行う制御手段を有し、制御手段は、静止画モード、動画モードへの切換えがなされても撮影のためのスイッチ操作がなければ、初期の同時撮影モードに戻し、静止画モード、動画モードが設定された状況において、傾き検出手段で検出された撮像装置の所定時間の傾きに従って静止画モード、動画モード間でのモード切換えを制御している。
以下、図面を参照しながら本発明の一実施例を詳細に説明する。図1は、デジタルカメラとして具体化された本発明の一実施例に係る撮像装置の主要部の概略ブロック図を示す。
図1に示すように、デジタルカメラ(撮像装置)10は、撮像手段12、制御手段(中央制御回路)14、表示手段(ディスプレイ)16、記録手段(メモリ)18、計時手段(クロック)20、通信手段22、操作判定手段24、傾き検出手段26、スイッチ群28、ストロボ手段30などを備えて構成されている。
撮像手段12は、撮影レンズ12a(図2(A)参照)やCCD、CMOSセンサなどの撮像素子などからなり、被写体からの像は撮影レンズを介して撮像素子に結像され、光電変換されてデジタル化されて中央制御回路14に出力される。そして、中央制御回路14で色や階調の補正や圧縮処理などの必要な画像処理が施され、たとえばJPEG形式の画像ファイルに変換されてフラッシュメモリなどの記録手段(メモリ)18に記録される。計時手段(クロック)20は撮影日時を計時し、その日時情報が撮影画像とともにメモリ18に記録されることにより、撮影画像は順序よく記録され、検索も容易になる。
撮影に先立って撮影の構図やタイミングを確認するために、撮像手段12からの画像信号は、表示手段16にライブビュー画像(スルー動画像)として表示される。また、表示手段16には、撮影前のスルー動画像だけでなく、メモリ18内の画像信号も中央制御回路14で再生用に伸長されて表示される。
表示手段16は液晶ディスプレイ(LCD)、有機ELディスプレイなどから形成され、通常、デジタルカメラ10の背面に設けられる。
撮像手段12からの撮影画像を画像処理する中央制御回路(制御手段)14は、たとえばCPU、MPUなどからなり、静止画を処理する静止画処理部14aと、動画を処理する動画処理部14bと、静止画処理、動画処理のどちらで処理するかを判定してモードを切換えるモード切換部14cとを有し、撮影画像は静止画処理部、動画処理部で選択的に処理されてメモリ18に記録される。
通信手段22はUSB端子や無線送受信部などからなり、メモリ18に記録された撮影画像のデータは、通信手段を介してTVなどの外部の表示手段、別の撮像装置などに出力されるとともに、別の撮像装置に記録された撮影画像のデータが通信手段を介して入力される。
操作判定手段24は撮影可能状態を設定するパワースイッチ(電源スイッチ)の操作、撮影・再生モード選択などの撮影者の操作を検出し、その検出結果が中央制御回路14に出力され、中央制御回路においてデジタルカメラ10の撮影モードが制御され設定される。
傾き検出手段26は、撮影レンズ12aの光軸(撮影光軸)を中心としたデジタルカメラ10の傾き(傾き角度)を検出するものであり、傾き検出手段の出力結果に従って静止画モード、動画モードなどが切換えられる点に本発明の大きな特徴がある。傾き検出手段26で検出されたデジタルカメラ10の傾きは、中央制御装置14に出力され、静止画、動画のどちらの処理を行うかがモード切換部14cで判定され、静止画処理と判定されれば静止画処理部14aで、動画処理と判定されれば動画処理部14bでそれぞれ処理されてメモリ18に記録される。
スイッチ群28は、レリーズスイッチ28a(図3参照)、パワースイッチ(電源スイッチ)、メニューキー、決定キー(OKキー)、ズームスイッチ(ズームSW)、モードキーなどからなり、スイッチが操作されると、操作判定手段24によってそのスイッチ操作が検出されてスイッチ操作に対応した処理が中央制御回路14の制御のもとで設定される。
ストロボ手段30の発光は中央制御回路14が制御しており、発光させて撮影するか否かが被写体の明るさに応じて中央制御回路で判定されるだけでなく、この発明では、ストロボ手段を強制発光させたり、発光をオフとするモード制御もデジタルカメラ10の傾きの判定に応じて中央制御回路が行っている。
静止画撮影、動画撮影されてメモリ18に記録された画像は、中央制御回路14で再生処理されてデジタルカメラ背面の液晶ディスプレイ(表示手段)16に表示されて手ブレの有無やデジタルカメラの傾きなどが直ちに確認される。また、撮影画像は通信手段22を介してTVなどの外部の表示手段にデジタルカメラ10を接続することによって再生、表示される。
図2(A)(B)はデジタルカメラを水平または傾けて構えた撮影の態様をそれぞれ示す。
デジタルカメラ10のパワースイッチ(電源スイッチ)を入れると、静止画・動画を同時に撮影する同時撮影モードが初期モードとして設定される。そのため、図2(A)に示すように、デジタルカメラ10を水平に構えて横の撮影姿勢をとり、デジタルカメラを傾けないでそのままの姿勢(水平姿勢)で撮影すれば、静止画が撮影されるとともに動画も撮影される。しかし、静止画、動画を同時に撮影すると、画像データが増えて画像の整理が煩雑になる。
本発明では、図2(B)に示すようにデジタルカメラ10を傾けることによって静止画モードに切換えて静止画のみを撮影するか、動画モードに切換えて動画のみを撮影するかが選択可能となっている。
図3(A)〜(C)はデジタルカメラを水平または傾けて構えた場合の液晶ディスプレイのライブビュー画像をそれぞれ示す。
パワースイッチを入れて(オンにして)デジタルカメラ10を水平に構えると(横に構えると)、図3(A)に示すように横長の液晶ディスプレイ16の全面を使用してライブビュー画像が表示される。そして、ライブビュー画像(被写体像)に合成された形態で回転方向(傾け方向)を示すモード表示16cが液晶ディスプレイ16に表示される。ここでいう回転とは、図2(A)の水平な状態から撮影レンズ12aの光軸中心の回りでデジタルカメラ10を図2(B)のように回転し傾けることをいい、図2(B)では撮影者から見て撮影レンズの光軸中心の回りで時計方向に(被写体側から見て矢視の様に反時計方向に)デジタルカメラが回転され傾けられている。
モード表示16cは、静止画・動画を同時に撮影する同時撮影モードから切換えられるモード(静止画モード、動画モード)の表示と、デジタルカメラ10の回転方向(傾ける方向)の表示とを併せて図示する表示であることが好ましい。このように切換えられるモード、回転方向を合わせて図示表示すれば、所望のモード(静止画モード、動画モード)への回転方向が一見して認識され、同時撮影モードからのモード切換えが迅速、容易に行える。
たとえば、図3(A)に示すように、デジタルカメラ10を撮影者から見て時計方向に回転すれば動画モードに、反時計方向に回転すれば静止画モードにモードが切換え可能に中央制御回路14で制御している。そして、デジタルカメラ10を時計方向に回転し傾けて止めると、その傾き(傾き角度、回転角度)を傾き検出手段26が検出し、検出した傾き角度が所定の角度の越えたと操作判定手段24が判定すると、その判定結果が中央制御回路14に出力され、その回転方向に対応して静止画モード、動画モードが設定される。
デジタルカメラ10を回転して傾けた動画モードでは、図3(B)に示すように液晶ディスプレイ16も傾斜するが、動画用のアスペクト比の枠16aが液晶ディスプレイに現れ、ハイビジョンTVの縦横比9:16になるように液晶ディスプレイの画面が制限される。そして、動画モードであることを示すサイン16b、たとえば、ビデオカメラの絵が液晶ディスプレイの余白部(枠16aの枠外)に表示される。ビデオカメラの絵を点滅させて、動画モードを強調してもよい。
動画で撮影するためにデジタルカメラ10を図3(C)に示すように水平の撮影姿勢に戻しても液晶ディスプレイ16には動画用のアスペクト比の枠16aが出たままとなり、ビデオカメラの絵(サイン)16bも表示されたままとなる。なお、液晶ディスプレイ16が水平になると、枠16aは液晶ディスプレイの横方向に余白部を残すことなく横長に表示される。
図示しないが、デジタルカメラ10を反時計方向に回転し傾けて止めると傾き検出手段26が検出し、傾き角度が所定の角度を越えると静止画モードが設定されることはいうまでもない。静止画モードにおいても、静止画モードであることを示すサインを液晶ディスプレイ16に表示してもよいが、静止画モードでは液晶ディスプレイの画面が制限されないため、サインがなくても静止画モードが容易に認識できる。
デジタルカメラ10を水平に構えた横構図の撮影、垂直に構えた縦構図の撮影間のデジタルカメラの動き(構図切換えの動き)と、撮影光軸を中心にデジタルカメラ10を回転させ水平位置から傾けて静止画・動画の同時撮影モードから静止画モード、動画モードにモード切換えするデジタルカメラの動き(モード切換えの動き)とを操作判定手段24が誤って判断するおそれがある。そのため、デジタルカメラ10が所定の角度を越えて傾いたまま所定時間例えば1秒程度維持されないとモード切換えがなされないように設定され、中央制御回路14が制御している。所定の角度は、例えば45°近傍の値とされる。
図4(A)〜(C)はデジタルカメラで撮影された画像を楽しむ態様をそれぞれ示す。
撮影画像は図4(A)に示すようにデジタルカメラ背面の液晶ディスプレイ16に表示して撮影直後に楽しんだり、図4(B)に示すように外部のTV画面に表示してみんなで同時に楽しんだり、図4(C)に示すようにプリントアウトして後日ゆっくり楽しむ場合などが想定される。
図4(B)のようにTVでの表示においては、近年、TVがハイビジョン化していることから、その画質で表示できれば好ましい。つまり、フルハイビジョン(フルHD)でも1920×1080画素の画質があればよく、これは2メガの画素数に相当し、一般の静止画撮影時の1000万画素(10M)などより少ない値でよいこととなる。
これに対して、静止画にはこのような出力時の制約がなく、図4(C)に示すようにアルバムに貼るような小さなサイズ(例えば、手札サイズ、ポストサイズ)から、ポスターにして貼るような大きなサイズ(例えば、半切サイズ)の用途までを想定する必要があり、静止画時の画質は一般に高い方が好ましい。
本発明では、動画再生においては、TVでの再生を想定するため画面アスペクト比が16:9に規定されており、このような制限を考慮しても、図3(B)のような撮影領域(アスペクト比の枠)16aのもとで画質が十分で縦横比も適切で、画角の制限もない撮影が可能となる。また、TVの再生を前提とすると、横長構図に限定してもよいという考え方が動画撮影で成立する。そのため、本発明では、動画撮影時には、最適な限られた領域を使って傾けた状態での撮影を設定している。
図5(A)〜(D)は液晶ディスプレイのモード表示の変遷をそれぞれ示す。
パワースイッチを入れてデジタルカメラ10を水平に構えると(横に構えると)、図5(A)に示すように、横長の液晶ディスプレイ16の全面を使用してライブビュー画像とともにモード表示16cが液晶ディスプレイにまず表示される。そして、モード表示16cに従ってデジタルカメラ10を回転させて傾けたまま所定時間維持すると静止画モードまたは動画モードが選択される。
なお、図5(A)〜(D)に示すモード表示16cをモード表示A〜Dと呼ぶこととする。
たとえば、デジタルカメラ10を(撮影者から見て)反時計方向に回転させて傾けたまま所定時間維持すると図5(B)に示す静止画・動画の同時撮影モードから静止画モードに切換えられる。
図5(A)のモード表示(初期表示)Aでは、デジタルカメラ10の回転方向(傾ける方向)の表示と切換えにより設定されるモード(静止画モード、動画モード)の表示とが併せて表示されている。これに対して、図5(B)に示す静止画モードのモード表示Bでは、静止画モードであることを示す「スチル」が表示されるとともに、デジタルカメラ10を逆方向に回転して初期モード(モード表示A)に戻るか、同一方向(実施例では反時計方向)にさらに回転して下位モードへのモード切換えをするかが表示される。「スチル」表示は静止画モードを選択している限り図5(B)〜(D)に示すように継続して表示される。
下位モードとして、ストロボ手段30を強制発光するストロボオンモード(ST ON;強制発光モード)と、被写体の明るさに応じた発光をオフ(強制停止;非発光)にするストロボオフ(ST OFF;非発光モード)とが選択可能となっている。そのため、デジタルカメラ10をさらに反時計方向に回転し傾けたまま所定時間維持すると、図5(C)に示すモード表示Cが液晶ディスプレイ16に表示される。
モード表示Cでは、同一方向にさらに回転すればストロボオンモード(ST ON;強制発光モード)が、逆方向に回転すればストロボオフ(ST OFF;非発光モード)にモード切換えされる表示がなされる。そして、同一方向にさらに回転すれば、ストロボオンモードであることを示す表示「ST ON」と、逆方向に戻す表示とを表示する図5(D)のモード表示Dが表示され、回転して傾けて所定時間経過すると強制発光(ストロボオンモード;ST ON)での静止画(スチル)がレリーズボタン28aの操作によって撮影される。
なお、モード表示A〜Dは一例であり、これに限定されない。たとえば、「ST ON」に代えて「強制発光」と表示したり、「ST OFF」に代えて「稲妻マークをバツ(×)とした絵」で表示してもよい。
また、ストロボ発光の2つのモード(強制発光モード、非発光モード)を静止画モードの下位モードとしているが、下位モードはストロボ発光モードに限定されず、接写撮影モード、遠景撮影モードなどを下位モードとして選択可能にしてもよいし、連写モード、露出制御、画質モードなどを下位モードとしてもよい。
動画モードにおいても、静止画モードにおけると同様に、ストロボ発光の2つのモード(強制発光モード、非発光モード)、接写撮影モード、遠景撮影モード、露出制御モード、画質モードなどを下位モードとしてよい。さらに、動画モードにおいては、アスペクト比の切換えモードを下位モードとすることも考えられる。なお、動画の場合、パルス的なストロボ光では被写体照射が連続してできないのでLED光源などを利用する。
下位モードをストロボ発光の2つのモードとすれば、デジタルカメラ10の所定時間の傾きに対応してストロボ手段の強制発光、非発光のモードで静止画、動画が撮影できる。また、下位モードを接写撮影、遠景撮影のモードとすれば、デジタルカメラ10の所定時間の傾きに対応して接写撮影、遠景撮影のモードで静止画、動画が撮影できる。
露出制御モード、画質モード、アスペクト比の切換えモードなどを下位モードとして切換え可能とすれば、適切な露出、画質の画像が撮影でき、アスペクト比を下位モードとして切換え可能とすれば、外部のTVなどでの違和感のない表示(再生)に適したアスペクト比を選択して動画が撮影できる。
図6(A)(B)は傾き検出手段による傾きの検出方法の一例を示す。
傾き検出手段26は、ホール素子26a、磁石26bを組み合わせ、デジタルカメラ10の傾きに磁石の磁界変化をホール素子が検出するようになっている。
すなわち、略ヘの字形状の支持腕部26cが水平配置された軸26dに回動自在に支持され、部分環状の永久磁石26bが支持腕部の先端に保持され、ホール素子26aが磁石の一部と重複する位置に置かれている。
傾けることなくデジタルカメラ10が水平に構えられれば、磁石26bは重量のために水平な軸26dの回りを回動して垂れ下がり、図6(A)に示すように、左右のバランスから磁石の中央がホール素子26aと整列する。
図6(B)に示すように、デジタルカメラ10が撮影光軸を中心として傾けられると、磁石26bは回動して磁界の変化が生じ、この変化をホール素子26aが検出する。そして、ホール素子26aの検出信号が中央制御回路14に出力されてデジタルカメラの傾きが判定される。
ホール素子、磁石を組み合わせた上記傾き検出手段は一例であり、手ぶれ検出用のジャイロや水銀スイッチを傾き検出手段としてもよい。
また、撮像素子における画像の変化から、デジタルカメラ10の姿勢が変わったかどうかを判定してもよく、この場合は撮像素子が傾き検出手段として機能する。
図7は本発明のデジタルカメラによる撮影制御のフローチャートを示す。
まず、S100でパワースイッチ(電源スイッチ)の操作状態を判定し、パワースイッチが操作されていなければ(オフであれば)終了し、パワースイッチがオンに操作されていればS101に進んで撮影モードが判定され、撮影モードでなければS111に分岐する。
S111で再生モードが判定され、再生モードでなければS101に戻り、再生モードと判定されれば、S112でメモリ18に記録されていた撮影画像が選択されて液晶ディスプレイ16に表示(再生)される。S112で再生した画像を外部に送信するかがS113で判定され、送信しなければS111に戻り、送信と判定さればその画像がS114で通信手段22から外部のTVなどに送信され、外部のTV画面に画像を再生して図4(B)に示すようにみんなで観賞される。送信が終わるとS100に戻る。
S101で撮影モードが判定されれば、S102で液晶ディスプレイ16にライブビュー画像(スルー動画像)が表示され、S103で初期モードである静止画・動画の同時撮影モードが設定される。S102でライブビュー画像が表示されるとともに手ブレが判定され、S104で手ブレがなく安定したと判定されると、S105でモード表示A(図5(A)参照)が液晶ディスプレイ16に表示され、デジタルカメラ10が回転されて傾けられればS121に進む。
実施例では図5(A)に示すように、デジタルカメラ10が撮影者から見て右方向(時計方向)に回転されれば動画モードに、左方向(反時計方向)に回転されれば動画モードに切換え可能となっている
撮影者から見て右方向に傾けられて所定時間維持されたかがS121で判定される。つまり、撮影光軸を中心として撮影者から見て時計方向に回転され傾けて所定時間維持されたかが判定される。傾けたままとされた時間は、撮影者が傾けてからワンクッションの間をおいて水平に戻された時間とされ、たとえば1秒弱程度とされる。S121で右方向に傾けられて所定時間に戻されたと判定されると、静止画・動画の同時撮影モードから動画モードに切換えられて動画モードがS122で設定表示される。
水平に戻すことなく傾いたまま所定時間を大幅に越えると、デジタルカメラ10の回転(傾き)が縦構図のためにデジタルカメラを垂直に構えたと操作判定手段24が判定し、中央制御回路14は動画モードに切換える制御を行わない。
モード切換えがなくても、デフォルト状態があるため、撮影できなくなることはない。
動画撮影はデジタルカメラ10を水平に構えた横構図で通常撮影され、縦構図での動画撮影は一般的といえない。縦構図で動画を撮影したければ、まず、右に傾けて所定時間維持し水平に戻して動画モードに切換えてからデジタルカメラを垂直に構え直して撮影をすぐ開始すればよい。
S122で動画モードに切換えられて液晶ディスプレイ16に設定表示されると、S131に進み、S131でレリーズスイッチ28aの操作が判定され、スイッチ操作があれば、S132で設定モードである動画モードでの撮影が開始される。動画撮影では、コマ間圧縮を伴う画像処理を施しながら画像信号がメモリ18に記録されており、複雑な処理であるため、画素数を極力少なくするように、撮像素子の画素から間引きや画素加算を行ってハイビジョンTVの画質相当の画素の像信号のみが中央制御回路の動画処理部14bに入力される。
図示していないが、S132の動画撮影中にレリーズスイッチ28aの操作が判定され、レリーズスイッチが再度操作されたと判定されると、動画撮影が終了し、S100に戻る。レリーズスイッチの再度の操作がなければ、動画撮影は継続される。
S121で右方向に傾けられて所定時間維持されたと判定されないと、S123に分岐してS123で逆方向での傾き、つまり、左方向に回転され傾けられて所定時間維持されたかが判定される。左方向に傾けられて所定時間維持されたと判定されると、静止画・動画の同時撮影モードから静止画モードに切換えられてS124で液晶ディスプレイ16に設定表示される。
S124からS131に進んで、レリーズスイッチ28aの入力が判定され、レリーズスイッチが操作されると、S132で静止画が撮影され、例えば10Mの画素をそのまま使ってポスターサイズにも耐えられる画質の圧縮を行って静止画がメモリ18に記録される。S132での静止画の撮影が終了すると、S100に戻る。
静止画の撮影では下位モードへの切換えが可能とされ、図5(A)〜(D)に示すモード表示A〜Dを液晶ディスプレイ16に表示し、所望の下位モード(ここでは、ストロボ手段30の強制発光モード、非発光モード)を選択して静止画が撮影される。
S131でスイッチ操作がなければ、モード変更された静止画または動画のモードがS133で液晶ディスプレイ16に表示される。そして、静止画モードに切換えられていれば、図5(A)〜(C)に示すモード表示A→モード表示B→モード表示Cのように更新されて液晶ディスプレイ16に順次表示される。
S133で静止画または動画のモードが表示されたまま、傾けたままの時間がS134で判定され、所定時間での傾きが判定されれば、その傾き方向(回転方向)に従って静止画モード、動画モードにモード変更される。つまり、静止画モードが表示されているとき、右方向に傾けて所定時間維持されれば静止画モードから動画モードに切換えられる。逆に、動画モードが表示されているとき、左方向に傾けたまま所定時間維持されれば動画モードから静止画モードに切換えられる。
S134で所定の角度まで傾けられなかったり、所定角度に傾けたまま所定時間維持されないと、S136に進んでレリーズスイッチ28aが操作されずに放置されているかがS136で判定される。スイッチ操作がなく待機したまま時間が経過すれば撮影状況が変わったと判定され、静止画・動画の同時撮影モードから切換えられたモード(静止画モード、動画モード)がリセットされてS100に戻る。S136での待機時間(所定時間)は例えば10分程度とされる。
図7に示す撮影制御のフローチャートは一例であり、これに限定されないことはいうまでもない。たとえば、ここでは動画モードの切換えのための条件を判定してから(S121)、静止画モードの切換えのための条件を判定するステップ(S123)に進んでおり、動画モードへの切換えが優先されている。しかしながらこれとは逆に、静止画モードへの切換えを優先させ、静止画モードの切換えのための条件を判定してから、動画モードの切換えのための条件を判定するステップに進んでもよい。
このように本発明によれば、デジタルカメラ10の構え(所定方向に回転し傾けて水平に戻すという一連の構え)に対応して静止画・動画の同時撮影モードから動画モード、静止画モードの切換えが可能となり、デジタルカメラを構えるだけで重要な被写体がシャッターチャンスを逃すことなく静止画、動画として撮影できる。
また、撮影だけでなく、静止画、動画のモード切換えがデジタルカメラ10を片手で掴んだままできるから、例えば水中撮影や雪山撮影のように、別の手に何か(ライト、ストック、ピッケル)を保持したり、手袋を付けていて細かい操作が不自由な場合でも、動画撮影、静止画撮影が片手操作で支障なく行える。
初期モードが静止画・動画の同時撮影モードであるため、動画モード、静止画モードにモード切換えする時間さえ惜しまれるような状況においては、静止画・動画の同時撮影によってシャッターチャンスに対処できる。
さらに、静止画・動画の同時撮影モードから動画モードまたは静止画モードに切換えた後も、デジタルカメラ10の構え(所定方向に回転し傾けて水平に戻すという一連の構え)に対応して動画モード、静止画モード間のモード切換えが行え、初期モード(同時撮影モード)に戻すことなく、動画モードから静止画モードへのモード切換え、静止画モードから動画モードへのモード切換えが行える。つまり、静止画モード、動画モードに切換えた後においても、切換えたモードと異なるモードへのモード切換えがデジタルカメラ10の構えだけで迅速に行え、この点からも、シャッターチャンスを逃すことなく静止画、動画が撮影できる。
そして、同時撮影モードから動画モード、静止画モードにモード切換えしてからも、動画モード、静止画モードにしたまま、ストロボ発光モード(強制発光モード、非発光モード)、接写モード、遠景モードなどの下位モードへのモード切換えがデジタルカメラ10の構え(所定方向に回転し傾けて水平に戻すという一連の構え)に対応して行える。そのため、片手でデジタルカメラ10を把持しそのデジタルカメラを構えるだけでストロボ発光モード、接写モード、遠景モードなどの下位モードが容易に設定され、下位モードでの種々な撮影条件のもとで静止画、動画が片手操作で撮影できる。
静止画、動画のモード切換えや下位モードへの切換えがスイッチ操作なしで行えるから、レリーズスイッチ28a以外のスイッチ操作に気を配る必要がなく、レリーズスイッチの操作に集中して撮影が行える。
また、デジタルカメラ10を傾けるだけで動画が撮影可能となり、動画モードにおいて動画のアスペクト比に対応した画面領域が表示されるため、違和感なく動画が撮影できる。
本発明ではデジタルカメラ10を構えることにより(所定方向に回転し傾けて水平に戻すことにより)、静止画モード、動画モードなどのモード切換えがスイッチ操作なしで可能となっている。しかしながら、デジタルカメラのスイッチ群28はメニューキー、決定キー(OKキー)、モードキーなどを有しているから、これらのスイッチ操作によってモード切換えが行ってもよく、撮影者はデジタルカメラを回転させ傾けて行うモード切換えと、スイッチ操作によるモード切換えを選択することができる。
たとえば、傾き検出手段26の機能をオン、オフする傾き検出手段用のスイッチを設け、このスイッチはパワースイッチのオンによって自動的にオンとなるノーマルオンスイッチとされ、このスイッチをオフに切換えると初期モードとして静止画モードが設定される。そして、メニューキー、決定キー(OKキー)、モードキーなどを操作することによって、静止画モードから動画モードへのモード切換えや、下位モードとしてのストロボの強制モード、非強制モード、接写モード、遠景モードなどを選択すればよい。
上述した実施例は、この発明を説明するためのものであり、この発明を何等限定するものでなく、この発明の技術範囲内で変形、改造等の施されたものも全てこの発明に包含されることはいうまでもない。
たとえば、実施例ではデジタルカメラとして撮像装置を具体化しているが、本発明の対象となる撮像装置はデジタルカメラに限定されず、たとえば、デジタルビデオカメラはもちろん、デジタルカメラの機能を持つ携帯電話、ノートパソコンなどのデジタルカメラ付モバイルツールなども本発明でいう撮像装置に含まれる。
上記のように、本発明によれば、撮像装置を構え(所定方向に回転し傾けて水平に戻すという一連の構え)に対応して動画モード、静止画モードが切換えられるとともに、撮影に関わる各種の下位モードにも切換えられるため、重要な被写体がシャッターチャンスを逃すことなく静止画、動画として最適の条件下で撮影できる。
本発明は、液晶ディスプレイのような表示手段を持つデジタルカメラなどの撮像装置に広範囲に応用できる。
デジタルカメラとして具体化された本発明の一実施例に係る撮像装置の主要部の概略ブロック図を示す。 (A)(B)はデジタルカメラを水平または傾けて構えた撮影の態様をそれぞれ示す。 (A)〜(C)はデジタルカメラを水平または傾けて構えた場合の液晶ディスプレイのライブビュー画像をそれぞれ示す。 (A)〜(C)はデジタルカメラで撮影された画像を楽しむ態様をそれぞれ示す。 (A)〜(D)は液晶ディスプレイのモード表示の変遷をそれぞれ示す。 傾き検出手段による傾きの検出方法の一例を示す。 本発明のデジタルカメラによる撮影制御のフローチャートを示す。
符号の説明
10 デジタルカメラ(撮像装置)
12 撮像手段
12a 撮影レンズ
14 中央制御回路(制御手段)
14a〜14c 静止画処理部、動画処理部、モード切換部
16 液晶ディスプレイ(表示手段)
18 メモリ(記録手段)
20 クロック(計時手段)
22 通信手段
24 操作判定手段
26 傾き検出手段
28 スイッチ群
28a レリーズスイッチ
30 ストロボ手段

Claims (9)

  1. 撮影レンズと、
    上記撮影レンズの撮影光軸中心の当該撮像装置の傾きを検出する傾き検出手段とを有する撮像装置において、
    撮影可能状態における上記傾き検出手段で検出された当該撮像装置の所定時間の傾きに従って静止画・動画の同時撮影モードから静止画モード、動画モードへの切換え制御を行う制御手段をさらに有することを特徴とする撮像装置。
  2. 静止画モード、動画モードが設定された状況において、上記傾き検出手段で検出された当該撮像装置の所定時間の傾きに従って制御手段が、静止画モードから動画モード、動画モードから静止画モードへの切換えを行う請求項1記載の撮像装置。
  3. 静止画モード、動画モードが設定された状況で上記傾き検出手段で検出された当該撮像装置の所定時間の傾きに従って制御手段が、下位モードへの切換えを行う請求項1または2記載の撮像装置。
  4. 上記制御手段によって発光が制御されるストロボ手段をさらに有し、
    上記下位モードは、ストロボ手段の強制発光、非発光のモード、接写撮影、遠景撮影のモードの少なくとも2つを含む請求項3記載の撮像装置。
  5. 撮影レンズと、
    上記撮影レンズの撮影光軸中心の当該撮像装置の傾きを検出する傾き検出手段とを有する撮像装置において、
    撮影可能状態における上記傾き検出手段で検出された当該撮像装置の所定時間の傾きに従って初期の撮影モードから第1、第2の撮影モードへの切換え制御を行う制御手段をさらに有し、
    上記制御手段は、第1、第2の撮影モードが設定された状況で上記傾き検出手段で検出された当該撮像装置の所定時間の傾きに従って制御手段が、下位の第3、第4モードへの切換えを行う撮像装置。
  6. 第1、第2の撮影モードは静止画モード、動画モードであり、
    前記制御手段によって発光が制御されるストロボ手段をさらに有し、
    上記下位の第3、第4モードは、ストロボ手段の強制発光、非発光のモードである請求項5記載の撮像装置。
  7. 第1、第2の撮影モードは静止画モード、動画モードであり、
    上記下位の第3、第4モードは、接写撮影、遠景撮影のモードである請求項5記載の撮像装置。
  8. 撮影レンズと、
    上記撮影レンズの撮影光軸中心の当該撮像装置の傾きを検出する傾き検出手段とを有する撮像装置において、
    撮影可能状態における上記傾き検出手段で検出された当該撮像装置の所定時間の傾きに従って初期の撮影モードから第1、第2の撮影モードへの切換え制御を行う制御手段をさらに有し、
    上記制御手段は、第1、第2の撮影モードへの切換えがなされても撮影のためのスイッチ操作がなければ、初期の撮影モードに戻し、
    第1、第2のモードが設定された状況においては、上記傾き検出手段で検出された当該撮像装置の所定時間の傾きに従って第1モードから第2モード、第2モードから第1モードに切換え制御を行う撮像装置。
  9. 初期の撮影モードが静止画・動画を同時に撮影する同時撮影モード、第1、第2の撮影モードが静止画、動画のモードである請求項8記載の撮像装置。
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