JP2010141169A - 電極基板、電極基板の検査方法、半導体素子の実装方法 - Google Patents

電極基板、電極基板の検査方法、半導体素子の実装方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の電極が設けられた基板において、基板の熱膨張の程度によらず、電極に接続された配線の導電性及び絶縁性を検査可能である電極基板を提供する。
【解決手段】基材と、前記基材の端部に向かい放射状に広がるように配置した複数の第1電極と、前記複数の第1電極が放射状に広がる端部に対向した端部から前記複数の第1電極に向かって放射状に広がる複数の第2電極とを備え、前記複数の第1電極は、前記基材が熱変形した後の第1の位置における第1電極の間隔と同じ間隔である第2の位置を有し、前記複数の第2電極は、前記基材が熱変形した後の第3の位置における第2電極の間隔と同じ間隔である第4の位置を有することを特徴とする電極基板。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数の配線に接続された複数の電極を表面に備える電極基板、その電極基板の複数の配線の電気特性を検査する検査方法、及びその電極基板へ半導体素子を実装する方法に関するものである。
表示パネルに使用されるフィルム基板上に設けられた複数の表示用配線の電気特性を一括して検査する検査方法が知られている。この検査の際、検査端子と電極との位置が合わないことにより、検査端子と電極とが接触できず、配線の検査ができない場合がある。これは以下の理由による。表示パネルの製造工程において、乾燥やベークなどの熱処理により、フィルム基板は膨張、収縮を繰り返す。電極パタンの検査工程は、熱処理を終えた後に行う。製造工程で加わる熱によりフィルム基板上の電極の間隔(ピッチ)は広がる。熱処理後の電極の位置は、同じ形状、材料の基板を使用しても異なる場合がある。
また、フィルム基板には、表示パネルを駆動するための半導体素子が実装される。表示パネルを小型化するため、近年、半導体素子の回路面がフィルム基板と対面するように実装される(例えば、特許文献2を参照)。この実装方式はフリップチップ方式と呼ばれる。
しかし、フリップチップ方式により半導体素子を実装する際、上記と同様、基板が熱膨張、収縮を繰り返すことにより、半導体素子側の接続端子とフィルム基板上の電極との位置が合わず、接続端子と電極とが接触できないおそれがある。接続端子と電極との接触不良は表示パネルの点灯不良を引き起こす。
特開平09−196992号公報 特開2000−124255号公報
複数の電極が設けられた基板において、基板の熱膨張の程度によらず、電極に接続された配線の導電性及び絶縁性を検査可能な電極基板を提供する。また、複数の電極が設けられた基板において、基板の熱膨張の程度によらず、電極に半導体素子の接続端子を接触可能な電極基板を提供する。
本発明の一側面によると、基材と、前記基材の端部に向かい放射状に広がるように配置した複数の第1電極と、前記複数の第1電極が放射状に広がる端部に対向した端部から前記複数の第1電極に向かって放射状に広がる複数の第2電極とを備え、前記複数の第1電極は、前記基材が熱変形した後の第1の位置における第1電極の間隔と同じ間隔である第2の位置を有し、前記複数の第2電極は、前記基材が熱変形した後の第3の位置における第2電極の間隔と同じ間隔である第4の位置を有することを特徴とする電極基板が提供される。
本発明の電極基板において、熱による基板の変形量がばらついても、検査端子と検査用電極とを接触させ、一度に配線の検査を行うことができる。また、本発明の電極基板に半導体素子を実装する際、熱による基板の変形量がばらついても、半導体素子の接続端子と、基板上の実装用電極との接触不良が生じにくく、表示パネルの点灯不良が起きにくい。
〜電極基板〜
図1及び図2を用いて、第1実施形態の電極基板について説明する。第1実施形態の電極基板は、配線や回路が形成され、その配線や回路の端部に電極が形成された基板である。電極基板の一例として、液晶表示パネルの液晶を封止し、液晶に対して電界を印加可能な透明電極パタンを表面に備えるフィルム基板が挙げられる。
図1は、第1実施形態を示す電極基板の上面図である。本実施形態の電極基板1は、基材11、基材11上に設けられた配線部12、配線部12の両端に設けられた第1電極部13及び第2電極部14を有する。電極基板1上に、更にアライメントマーク(基準点)15及び16が設けられている。
基材11に使用される材料は特に限定されないが、表示パネルに用いられる電極基板1において、基材11の材料は、例えばポリエチレンテレフタラート(Polyethylene Terephthalate:PET)、ポリカーボネート(Polycarbonate)などの樹脂である。これらの樹脂からなるフィルム基材は、表示パネルの製造工程において印加される熱による変形が大きい。これらのフィルム基材の熱膨張率は70〜100ppm/K程度である。
配線部12は、導電性を有する複数の配線からなる。配線部12に用いられる材料は、導電性を有する限り特に限定されない。例えば液晶表示パネルなど、表示パネルの部材として用いられる電極基板において、配線部12の複数の配線は液晶などの表示材料に対して電界を印加する電極として機能するため、ITO(Indium Tin Oxide)などの透明且つ導電性を有する材料で構成されることが好ましい。配線部12は、例えば、スパッタリング法等により基材11上に導電性の膜を堆積させた後、フォトリソグラフィ法などによるパターニングを行うことにより形成される。
配線部12に含まれる各配線の両端には、配線間の短絡や配線の断線などの有無を検査するための検査用電極が設けられる。各配線の両端に設けられた検査用電極は、通常、配線部12の両端に沿って列状に配置される。これら列状に配置された検査電極群をそれぞれ第1電極部13及び第2電極部14と称呼する。これらの検査用電極に用いられる材料は導電性を有していればよく、例えば金、白金、銅などである。検査用電極は、例えば、スパッタリング法等により基材11上に導電性の膜を堆積させた後、フォトリソグラフィ法などによるパターニングを行うことにより形成される。検査用電極の形態、配置に関する詳細は後述する。
電極基板1は、その製造途中において、昇温及び降温を繰り返すことによる膨張及び伸縮を繰り返す。基材11に設けられるアライメントマーク15及び16は、この膨張及び伸縮による基材11の変形の程度を算出するために設けられる。アライメントマークの形態、位置等は特に限定はない。第1電極部13及び第2電極部14に含まれる電極の一部をアライメントマークとして用いてもよいし、基材11に形成した貫通孔をアライメントマークとして用いてもよい。
図2は、図1に示される電極基板の第1電極部13及び第2電極部14及びその周辺を拡大した上面図である。第1電極部13は複数の配線21の一端に接続された接続パッド23及び検査用電極30が設けられている。第2電極部14は配線21の他端に接続された接続パッド及び検査用電極40が設けられている。
配線部12は、複数の配線21が配置されてなる。各配線21の形状は特に限定されないが、通常直線状である。複数の直線状の配線21は、通常互いに平行に等間隔に配置される。
接続パッド23、24は、配線21の両端にそれぞれ設けられている。接続パッド23、24は、表示パネルを駆動させる回路基板や半導体素子が接続された中継基板(Flexible Printed Circuit:FPC)と、配線21とを電気的に接続するために設けられる電極である。
検査用電極30、40は、接続パッド23、24の先端にそれぞれ設けられている。なお、検査用電極30は、個々の検査用電極30a〜30gを総称し、検査用電極40は個々の検査用電極40a〜40gを総称している。また、検査用電極30及び40はそれぞれ7個配置されているが、本発明の電極基板において基材上に設けられる電極の数は特に限定されない。
検査用電極30及び40は、配線21の電気的特性を検査する検査装置の検査端子を接触させる部分である。検査用電極30及び40は各々長手方向を有する。検査用電極30の長手方向の一端は、接続パッド23に接続され、配線21の一端と電気的に接続されている。検査用電極40の長手方向の一端は、接続パッド24に接続され、配線21の接続パッド23が接続された端の反対端と電気的に接続されている。なお、本実施形態において、検査用電極30及び40は、それぞれ接続パッド23及び24を介して配線21の両端と電気的に接続されているが、基材11上に接続パッド23及び24を設けず、検査用電極30及び40が配線21の両端に直接接続されていてもよい。
複数の検査用電極30は、点P1から、基材11の端部に向かい放射状に広がるように配置されている。複数の検査用電極40は、点P2から、複数の検査用電極30が放射状に広がる端部に対向した基材11の端部に向かって放射状に広がるように配置されている。複数の検査用電極30は、互いに平行な第1直線L1及び第2直線L2に挟まれた場所に配置されている。複数の検査用電極40は、互いに平行な第3直線L3及び第4直線L4に挟まれた場所に配置されている。第2直線L2は第1直線L1と前記第3直線L3の間に存在する。第1直線L1〜第4直線L4は、それぞれ基準線BLに垂直である。但し、点P1及びP2は、それぞれ厳密に一点ではなくてもよく、各検査用電極の形状及び大きさ次第で、大きさを持っていてよい。
複数の検査用電極30は互いに離れており、基準線BLに沿って配線21から遠ざかるほど複数の検査用電極30の基準線BLに垂直な方向のピッチが狭くなる。一方、複数の検査用電極40は互いに離れており、基準線BLに沿って配線21に近づくほど複数の検査用電極40の基準線BLに垂直な方向のピッチが狭くなる。例えば、直線状の検査用電極30及び40は、それぞれ基準線BLから遠ざかるにつれて基準線BLに対する傾き角が大きくなるようにレイアウトする。図2において、検査用電極30a〜30gの傾き角をそれぞれθa〜θgとすると、θc<θb<θa、θe<θf<θgである。基準線BL上に設けられた検査用電極30dのなす角θd(図示せず)は0°である。角θa〜θc及びθe〜θgは、各検査用電極の幅、長さによって許容範囲が変わるが、隣の電極と接触しない角度であれば良く、例えば45°以下が好ましい。基準線BLは、基材11の表面の任意の位置に設定され、例えば、基準線BLは配線部12の中央に設定される。
電極基板1は、その製造工程において加熱及び冷却を繰り返す。基材11は加熱及び冷却により膨張及び収縮を繰り返し、製造プロセス終了後において電極基板1は、通常、元の大きさよりも膨張する。そこで、検査用電極30及び40の基材11上における平面配置は、製造プロセス前後における基材11の平均的な変形量を考慮した上で定められている。例えば、各検査用電極の傾き角は、基材11の熱膨張係数と基準線BLからの距離を掛け合わせた量に基づき設定することができる。また、傾き角θは、複数の基材11の熱膨張量を予め測定し、測定値の統計平均および標準偏差に基づき設定してもよい。
本実施形態の電極基板1は、基材11上に設けられた複数の検査用電極30及び40がそれぞれ長手方向を有し、複数の検査用電極30及び40はそれぞれ列をなし、複数の検査用電極30及び40の基準線BLに垂直な方向のピッチは基準線BLに沿った一方向に向かうほど狭くなる。
液晶表示パネルなど、表示パネルの部材として用いられる電極基板において、一般的に、複数の検査用電極30及び40をそれぞれ含んでなる第1電極部13及び第2電極部14は、複数の配線21を含んでなる配線部12を挟んだ2辺に設けられる。配線21は通常直線上であり、互いに平行に等間隔に配置される。検査用電極30は配線21から離れるほど基準線BLに近づく形状を有し、検査用電極40は、配線21から離れるほど基準線BLから離れる形状を有する。
上記検査用電極30及び40の形状及び配置により、電極基板1の製造後、複数の検査端子を備える検査ヘッドを用いて一度に配線部12の電気特性を検査することができる。
基材11は電極基板1の製造前後において、熱により変形する。基材11の熱による変形に伴い、複数の検査用電極30及び40の基準線BLに垂直な方向の各電極の間隔は変化する。熱変形する前のある位置(第2の位置)における複数の検査用電極30の間隔は、熱変形した後の別の位置(第1の位置)における検査用電極30の間隔と同じになる。また、熱変形する前のある位置(第4の位置)における複数の検査用電極40の間隔は、熱変形した後の別の位置(第3の位置)における検査用電極40の間隔と同じになる。よって、基材の品質が平均的で且つ平均的な製造条件で製造された電極基板だけでなく、基材11の品質のばらつきや電極基板の製造条件のばらつきなどにより、熱膨張の程度が異なる電極基板においても、後述の検査ヘッドが備える複数の検査端子を検査用電極30及び40に接触させることができる。すなわち、上記形状及び配置の検査用電極30及び40を備える電極基板1において、製品ごとに基材11の膨張の程度にばらつきが生じても、複数の検査端子を備える検査ヘッドを基準線BLに沿って移動させることにより、全ての検査端子を検査用電極30及び40と接触させることができる。上記形状及び配置の検査用電極30及び40を備える電極基板1において、配線部12の電気特性は一度に検査されうる。配線部12の電気特性を一度に検査する方法の詳細は、図10〜13を用いて後述する。
また、第1実施形態において、複数の検査用電極30及び40の基準線BLに垂直な方向のピッチは基準線BLに垂直なある直線上において同一であるが、必ずしも同一でなくてもよい。
基準線BLは、基材11上に複数存在していてもよい。このとき、各基準線BLは互いに平行であることが、基材11上に設けられた複数の検査用電極に対して、一度に検査端子を接触させることができる点から好ましい。
なお、図2において、基準線BLに垂直な方向をX軸、基準線BLに沿った方向をY軸、X及びY軸に垂直な方向をZ軸と表記している。これは、後述の図4、5、8、9、11〜13、15、16、18〜21において同様である。
以下、図3及び4を用いて、第2実施形態の電極基板について説明する。なお、第1の実施の形態と同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その説明を省略する。第2実施形態の電極基板は、第1実施形態の電極基板と同様、例えば液晶表示パネルの液晶を封止するためのフィルム基材のように、基材上にITOなどの透明電極パタンが形成された電極基板である。
図3(a)及び図3(b)は、第2実施形態を示す電極基板の上面図である。図3(a)に示される第2実施形態の電極基板1aは、基材11、配線部12、実装用電極部13a、接続配線部13b、アライメントマーク(基準点)15及び16を有する。実装用電極部13aは、LSI(Large−Scale Integration)などの半導体素子のバンプを介して基材11と対面するように実装するための複数の実装用電極からなる。この半導体素子は、例えば表示パネルを駆動するために実装される。接続配線部13bは、配線部12に設けられた配線と、実装用電極部13aに設けられた実装用電極とを電気的に接続する配線を備える。実装用電極部13は、図3(a)において配線部12の一端に設けられているが、例えば配線部12の両端に設けられていてもよい。
図3(b)に示される第2実施形態の電極基板1bは、基材111、配線部112、電極部113a、接続配線部113b、アライメントマーク115及び116を有する。基材111は図3(a)の基材11に、配線部112は図3(a)の配線部12に、実装用電極部113aは図3(a)の実装用電極部13aに、接続配線部113bは図3(a)の接続配線部13bに、アライメントマーク115及び116は図3(a)のアライメントマーク15及び16にそれぞれ対応するため、説明は省略する。
図4は、図3(a)に示される電極基板1aの実装用電極部13aの平面配置を示す上面図である。実装用電極部13aは、実装用電極130、140からなる。実装用電極130は個々の実装用電極130a〜130gを総称し、実装用電極140は個々の実装用電極140a〜140gを総称する。実装用電極130は、それぞれ配線131が接続されている。実装用電極140は、それぞれ配線141が接続されている。配線141は、接続配線部13bを構成し、実装用電極130と配線部12の配線(図示せず)とを電気的に接続する。
実装用電極130及び140は、バンプと呼ばれる突起状の接続端子を介して半導体素子と電気的に接続するための電極である。実装用電極130は、点P1から、基材111の端部に向かい放射状に広がるように配置されている。実装用電極140は、点P2から、実装用電極130が放射状に広がる端部に対向した基材111の端部に向かって放射状に広がるように配置されている。実装用電極130は、互いに平行な第1直線L1及び第2直線L2に挟まれた場所に配置されている。実装用電極140は、互いに平行な第3直線L3及び第4直線L4に挟まれた場所に配置されている。第2直線は第1直線と前記第3直線の間に存在する。第1直線L1〜第4直線L4は、基準線BLに垂直である。但し、点P1及びP2は、それぞれ厳密に一点ではなくてもよく、各検査用電極の形状及び大きさ次第で、大きさを持っていてもよい。
実装用電極130及び140は各々長手方向を有する。複数の実装用電極130は互いに離れており、基準線BLに沿って一方向に進むほど実装用電極130のピッチが狭くなる。複数の実装用電極140も互いに離れており、基準線BLに沿って上記一方向に進むほど実装用電極140のピッチが狭くなる。例えば、直線状の実装用電極130及び140は、それぞれ基準線BLから遠ざかるにつれて基準線BLに対する傾き角θが大きくなるようにレイアウトする。図4において、検査用電極130a〜130gの傾き角をそれぞれθa〜θgとすると、θc<θb<θa、θe<θf<θgである。基準線BL上に設けられた検査用電極130dのなす角θd(図示せず)は0°である。角θa〜θc及びθe〜θgは、各検査用電極の幅、長さによって許容範囲が変わるが、隣の電極と接触しない角度であれば良く、例えば45°以下が好ましい。基準線BLは、基材11の表面の任意の位置に設定され、例えば、基準線BLは配線部12の中央に設定される。基準線BLは、基材11の表面の任意の位置に設定され、例えば、基準線BLは配線部12の中央に設定される。
電極基板1aは、上記第1実施形態の電極基板1と同様、その製造工程において加熱及び冷却を繰り返す。そこで、実装用電極130及び140の基材11上における平面配置は、製造プロセス前後における基材11の平均的な変形量を考慮した上で定められている。
本実施形態の電極基板1aは、基材11上に設けられた複数の実装用電極130及び140がそれぞれ長手方向を有し、複数の実装用電極130及び140はそれぞれ列をなし、実装用電極130及び140の基準線BLに垂直な方向のピッチは、基準線BLに沿った一方向に向かうほどそれぞれ狭くなる。
上記実装用電極130及び140の形状及び配置により、電極基板1aの製造後、複数のバンプを備える半導体素子を位置ずれなく電極基板1aに実装することができる。基材11は電極基板1aの製造前後において、熱により変形する。基材11の熱による変形に伴い、実装用電極130及び140の基準線BLに垂直な方向の各電極の間隔は変化する。熱変形する前のある位置(第2の位置)における実装用電極130の間隔は、熱変形した後の別の位置(第1の位置)における実装用電極130の間隔と同じになる。また、熱変形する前のある位置(第4の位置)における実装用電極140の間隔は、熱変形した後の別の位置(第3の位置)における実装用電極140の間隔と同じになる。よって、基材11の品質が平均的で且つ平均的な製造条件で製造された電極基板1aだけでなく、基材11の品質のばらつきや電極基板1aの製造条件のばらつきなどにより熱膨張の程度が異なる電極基板においても、後述の半導体素子が備える複数のバンプを実装用電極130及び140に接触させることができる。すなわち、上記形状及び配置の実装用電極130及び140を備える電極基板1aにおいて、製品ごとに基材11の膨張の程度にばらつきが生じても、複数のバンプを備える半導体素子を基準線BLに沿って移動させることにより、全てのバンプを実装用電極130及び140と接触させることができる。複数のバンプを備える半導体素子を位置ずれなく電極基板1aに実装する方法の詳細は、図14〜図21を用いて後述する。
また、第2実施形態において、実装用電極130及び140の基準線BLに垂直な方向のピッチは基準線BLに垂直なある直線上において同一であるが、必ずしも同一でなくてもよい。
基準線BLは、第1実施形態の電極基板と同様に、基材11上に複数存在してもよい。このとき、各基準線BLは互いに平行であることが、基材11上に設けられた複数の実装用電極に対して、一度にバンプを接触させることができる点から好ましい。
図5は、図3(b)に示される電極基板1bの実装用電極部113aの平面配置を示す上面図である。実装用電極部113aは、いずれも実装用電極130、140からなる。電極基板1bの実装用電極部113aは、電極基板1aの実装用電極部13aを90°回転させたものであるため、説明を省略する。
図6は、半導体素子を実装する電極基板の一例である液晶表示パネルの模式図である。図6(a)は液晶表示パネルの主面の上面図であり、図6(b)、(c)はそれぞれ左右の端部を示す側面図である。液晶表示パネル101は、図3(a)、図3(b)、図4、図5に示される電極基板1a、1bで液晶表示材料102を挟んだ構造を備える。液晶表示材料は配線部12及び112により挟まれている。電極基板1aの実装用電極部13a、及び電極基板1bの実装用電極部113aは表面に露出している。通常、このように電極パネルを供える電極基板に対して、半導体素子が実装される。なお、図6において、電極基板1aに対応するX軸、Y軸、Z軸を表記している。
上記実施形態の電極基板の製造方法は特に限定されるものではない。上記実施形態の電極基板は、集積回路の製造に用いられるスパッタリングなどの成膜技術、フォトリソグラフィ法やエッチング法等を利用したパターニング技術、及び機械加工や研磨加工などの研磨技術を含む既存の薄膜製造プロセスを用いて作成できる。
〜電極基板の検査方法〜
図7は、上記電極基板を検査する検査装置の構成例を示す図である。検査装置は、検査ヘッド51、ステージ54、ヘッド駆動部55、カメラ56、認識部57、制御部58、及び抵抗測定器59を備える。
検査ヘッド51は、電極基板1の配線部21の電気特性を一度に測定するために、複数の検査端子からなる検査端子部52及び53を備える。検査端子部52及び53にはそれぞれ検査端子が列状に並べられている。検査ヘッド51によれば、検査ヘッド51に設けられた複数の検査端子を、電極基板に設けられた複数の検査用電極に一度に接触させることにより、検査ヘッド51を移動させることなく、配線部12が有するすべての配線について電気特性の測定を行うことが可能である。配線部12の配線について電気特性を検査することにより、隣接する配線が互いに短絡していないことや、各配線が破断していないこと等を確認する。
ステージ54は、電極基板1を固定するための載置台である。電極基板1を固定する手段は特に限定されないが、例えば電極基板1をステージ54に吸着固定することができる。
ヘッド駆動部55は、ステージ54に固定された電極基板1に対する検査ヘッド51の相対位置を変化させることが可能な装置である。ヘッド駆動部55の構成は特に限定されないが、例えばXYZ軸方向に移動させることが可能な機構と、X軸方向、Y軸方向、Z軸方向にそれぞれ移動させるモーターとを含んで構成される。検査ヘッド51はヘッド駆動部55のXYZ軸方向に移動させることが可能な機構に取り付けられる。
カメラ56は、ステージ54に固定された電極基板1を撮影するため、ステージ54の上方に設けられる。認識部57は、カメラ56により撮像した画像をもとに、第1電極部13及び第2電極部14の検査用電極の配置に関する情報を認識する。
第1電極部13及び第2電極部14の位置情報の認識は、例えば以下のように行う。電極基板1上にアライメントマークを複数設けておく。また、電極基板の平均的なアライメントマークの位置情報(例えば、アライメントのX、Y座標、アライメント間の距離)を、認識部57が備える任意の記憶装置(図示せず)に予め記憶しておく。平均的なアライメントマークの位置情報は、例えば予め作成した複数の電極基板1について測定したアライメントマークの平均位置の情報である。カメラ56で撮影した測定対象の電極基板1上のアライメントマークの位置を、予め記憶された平均的なアライメントマークの位置情報と比較し、測定対象のアライメントマークの平均的なアライメントマークの位置からの変位量を測定する。算出したアライメントマークの変位量から、検査ヘッド51をX軸方向及びY軸方向に移動させる量を算出する。
抵抗測定器59は、検査ヘッド51に設けられた複数の検査用電極に接続され、複数の電極間の抵抗値を測定する。
制御部58は、カメラ56から画像を取得し、取得した画像を認識部57に送る。また、制御部58は、認識部57が算出した検査ヘッド51を移動させる量を取得し、ヘッド駆動部55を駆動させ、検査ヘッド51を検査可能な位置に移動させる。また、制御部58は、抵抗測定器59を制御して配線部21の電気特性を測定する。
図8は、上記電極基板の検査装置の検査ヘッド及びステージの一例を電極基板と共に示す断面模式図である。ステージ54の上に、基材11、配線部12、第1電極部13、第2電極部14を含んでなる電極基板1が固定されている。ステージ54の上方に、第1検査端子部52及び第2検査端子部53が設けられた検査ヘッド51が配置されている。検査ヘッド51は、図示されないXYZ方向の駆動が可能なヘッド駆動部(図示せず)に固定されている。
電極基板1の配線部12の電気特性を検査するための検査端子が設けられた第1検査端子部52及び第2検査端子部53を備える。第1検査端子部52には、電極基板1の第1電極部13の検査用電極30と接触できるような形状及び配置の複数の検査端子が設けられている。第2検査端子部53には、電極基板1の第2電極部14の検査用電極40接触できるような形状及び配置の複数の検査端子が設けられている。
第1検査端子部52及び第2検査端子部53に含まれる複数の検査端子は、配線部21の抵抗値を測定する抵抗測定器(図示せず)にそれぞれ接続される。また、ステージ54の上方に、電極基板1を撮像するためのカメラ(図示せず)が設けられる。
図9は、検査ヘッド51の第1検査端子部52及び第2検査端子部54を拡大した平面模式図である。検査ヘッド51は、図1及び図2のように配線部12の両端に第1電極部13及び第2電極部14が設けられた電極基板の配線部の電気特性を一度に検査するため、第1電極部13の検査用電極30に対応する配列の検査端子52a〜52gを有する第1検査端子部52、第2電極部14の検査用電極40に対応する配列の検査端子53a〜53gを有する第2検査端子部53を備える。上記電極基板1において、第1電極部13の複数の検査用電極30は、基準線BLに沿って配線部12から離れるにつれてピッチが狭くなるような形状を有し、配列されている。検査端子52a〜52gのピッチは、複数の検査用電極30のピッチの範囲内である。また、第2電極部14の複数の検査用電極40は、基準線BLに沿って配線部21に近づくにつれてピッチが狭くなるような形状を有し、配列されている。検査端子53a〜53gのピッチは、複数の検査用電極40のピッチの範囲内である。配線部12の電気特性を検査することにより、複数の配線が互いに短絡していないことや、各配線が破断していないこと等を確認する。
図10は、電極基板の検査方法の一例を示すフローチャートである。図10を用いて、電極基板の検査方法を説明する。
まず、ステージ54に電極基板1を固定する(S51)。固定の手段は、特に限定されず、例えば電極基板1をステージ54に吸着固定することができる。
次に、制御部58は、カメラ56により電極基板1の画像を撮像し、認識部57により電極基板1に設けられたアライメントマーク15及び16の位置を認識し、すなわち、測定対象のアライメントマークの平均的なアライメントマークの位置からの変位量を算出し、検査ヘッド51をX軸方向及びY軸方向に移動させる量(オフセット値)を算出する(S52)。複数の検査端子を備える検査ヘッドを移動させることにより、検査端子の位置と基材11上の検査電極パタンの位置とが一致する箇所が存在する。このため、基板11上の検査用電極30、40を複数の検査端子と位置ずれなく接触させることができる。
例えば、下記式(1)により検査ヘッド51のY軸方向の移動量(オフセット値)を算出することができる。
(オフセット値)=α・ΔL/σ+Δy (1)
但し、αはY軸方向の移動量に関する補正係数、ΔLは測定した電極基板のアライメントマークの基準線BL方向の変移量、σは複数の電極基板について予め測定したアライメントマークの基準線BL方向の変移量データから算出した標準偏差、Δyは測定した電極基板のアライメントマーク2点の基準線BLに垂直な方向の変移量の差分(y1−y2)を表す。
なお、アライメントマークを認識し、検査ヘッド51をX軸方向及びY軸方向に移動させる量(オフセット値)を算出する代わりに、隣り合う検査用電極の全部又は一部の基準線BLに垂直な方向のピッチをカメラ56により撮像した電極基板1の画像から読み取り、そのピッチがバンプのピッチと一致する位置に検査ヘッド51を移動させることとしてもよい。
次に、制御部58はヘッド駆動部55を駆動させて、検査ヘッド51を電極基板1の主面に水平な方向(X軸、Y軸方向)へ算出した移動量だけ移動させる(S53)。
図11は、平均的な熱膨張による変形をした電極基板と検査端子とを重ね合わせた図である。第1検査端子部52及び第2検査端子部53の複数の検査端子がそれぞれなす列は、基準線BLと垂直である。第1検査端子部52の複数の検査端子は複数の検査用電極30に対して位置ずれすることなく接触でき、第2検査端子部53の複数の検査端子は複数の検査用電極40に対して位置ずれすることなく接触できる。
図12は、熱膨張による変形量が平均的な値よりも小さい電極基板と検査端子とを重ね合わせた図である。隣り合う第1検査端子部52のピッチ、及び第2検査端子部53のピッチは変化が無い。Y軸のマイナス側に図示されない検査ヘッド51を移動させることにより、検査用電極40と検査端子部52及び53の隣り合う検査端子のピッチとがほぼ等しくなり、第2検査端子部53の複数の検査端子は複数の検査用電極40に対して位置ずれすることなく接触できる。
図13は、熱膨張による変形量が平均的な値よりも大きい電極基板と検査端子とを重ね合わせた図である。隣り合う第1検査端子部52のピッチ、及び第2検査端子部53のピッチは変化が無い。Y軸のプラス側に図示されない検査ヘッド51を移動させることにより、検査用電極40と検査端子部52及び53の隣り合う検査端子のピッチとがほぼ等しくなり、第2検査端子部53の複数の検査端子は複数の検査用電極40に対して位置ずれすることなく接触できる。
次に、制御部58は、ヘッド55を駆動させて、検査ヘッド51を電極基板1の主面に垂直に(Z軸方向に)移動させ、第1検査端子部52及び第2検査端子部53の検査端子を、第1電極部13及び第2電極部14の検査用電極に接触させる(S54)。
次に、制御部58は抵抗測定器59を駆動させて、配線部21の電気特性を検査する(S55)。具体的には、隣り合う配線21の間に電圧を印加して隣り合う配線間が短絡しているか否か、及び各配線21の両端に電圧を印加して配線が破断しているか否かを確認する。
最後に、ステージ54から電極基板1をはずす(S56)。
上記電極基板の検査方法によれば、基材の熱膨張による変形量が平均的な値からずれていても、複数の検査用電極の列方向に垂直な方向に検査ヘッドを移動させることにより、検査端子と検査用電極とを接触させ、配線の検査を行うことができる。
〜電極基板への半導体の実装方法〜
図14は、上記電極基板に半導体素子を実装するための半導体実装装置の構成例を示す図である。
半導体実装装置は、半導体素子搭載ヘッド151、ステージ154、ヘッド駆動部155、ステージ駆動部159、カメラ156、認識部157、及び制御部158を備える。
半導体素子搭載ヘッド151は、LSIなどの半導体素子を一時的に固定する冶具である。半導体素子を固定する手段は、特に限定されないが、例えば半導体素子を半導体素子搭載ヘッド151に吸着固定することができる。半導体素子の実装の際に、昇温状態を保持するため、半導体素子搭載ヘッド151には、表示パネル101を加熱するための図示されないヒーターが設けられていてもよい。
ステージ154は、電極基板を固定するための載置台である。電極基板を固定する手段は特に限定されないが、例えば電極基板をステージ154に吸着固定することができる。半導体素子の実装の際に、昇温状態を保持するため、ステージ154には、電極基板を加熱するための図示されないヒーターが設けられていてもよい。
ステージ駆動部159は、ステージ154に固定された電極基板に対する半導体素子搭載ヘッド151に固定された半導体素子の相対位置を変化させることが可能な装置である。ステージ駆動部159の構成は特に限定されないが、例えばY軸方向に移動させることが可能な機構と、Y軸方向にそれぞれ移動させるモーターとを含んで構成される。ステージ駆動部159は、更にX軸方向及びZ軸方向に移動させるモーターを含み、ステージはX軸及びZ軸方向に移動させることが可能であってもよい。ステージ154はステージ駆動部159に取り付けられる。
ヘッド駆動部155は、ステージ154に固定された電極基板に対する半導体素子搭載ヘッド151に固定された半導体素子の相対位置を変化させることが可能な装置である。ヘッド駆動部155の構成は特に限定されないが、例えばX、Z軸方向に移動させることが可能なステージと、X軸方向、Z軸方向にそれぞれ移動させるモーターとを含んで構成される。ヘッド駆動部155は、更にY軸方向に移動させるモーターを含み、ステージはY軸方向に移動させることが可能であってもよい。半導体素子搭載用ヘッド151は半導体素子搭載ヘッド151のステージに固定される。
カメラ156は、ステージ154に固定された電極基板を撮影するため、ステージ154の上方に設けられる。認識部157は、カメラ156により撮像した画像に写るアライメントマークを認識する。このアライメントマークの位置情報から、半導体素子搭載ヘッド151を移動させる量を算出する。半導体素子搭載ヘッド151の移動量の算出は、例えば以下のように行う。電極基板の平均的なアライメントマークの位置情報を、認識部157が備える任意の記憶装置に予め記憶しておく。平均的なアライメントマークの位置情報は、例えば予め作成した複数の電極基板について測定したアライメントマークの平均位置の情報である。カメラ156で撮影した測定対象の電極基板上のアライメントマークの位置を、予め記憶された平均的なアライメントマークの位置情報と比較し、平均的なアライメントマークの位置と測定対象のアライメントマークの位置との距離(変位量)を測定する。算出したアライメントマークの変位量から、半導体素子搭載ヘッド151を移動させる量を算出する。
制御部158は、カメラ156から画像を取得し、取得した画像を認識部157に送る。また、制御部158は、認識部157が算出した半導体装置搭載ヘッド151をX方向に移動させる量及びステージ154をY方向に移動させる量を取得し、ヘッド駆動部155及びステージ駆動部159を駆動させ、半導体素子搭載ヘッドを電極基板上の実装可能な位置にあわせる。
図15は、半導体素子を固定した半導体素子搭載ヘッド、及び電極基板を固定したステージの一例を示す断面模式図である。ステージ154の上に、電極基板の一例として図6を用いて説明した液晶表示パネル101が固定されている。上面には実装用電極部13aが露出している。ステージ154の上方に、半導体素子搭載ヘッド151が配置されている。半導体素子搭載ヘッド151の下面に、半導体素子181が固定されている。ステージ154は、Y軸方向の駆動が可能なステージ駆動部(図示せず)に固定されている。半導体素子搭載ヘッド151は、X軸、Z軸方向の駆動が可能なヘッド駆動部(図示せず)に固定されている。
半導体素子181の下面には、液晶表示パネル101と半導体素子181とを電気的に接続するための接続端子(バンプ)が並んでいる第1バンプ列182及び第2バンプ列183を備える。第1バンプ列182には、実装用電極部13aの実装用電極130と接触できるような形状及び配置の複数のバンプが設けられている。第2バンプ列183には、実装用電極部13aの実装用電極140と接触できるような形状及び配置の複数のバンプが設けられている。バンプに用いられる材料は導電性を有していればよく、例えば金、白金、銅などである。
また、ステージ154の上方に、液晶表示パネル101を撮像するためのカメラ(図示せず)が設けられる。
図16は、半導体素子とその表面に設けられた第1バンプ列と第2バンプ列を拡大した平面模式図である。図16に示される半導体素子181は、図3及び図4に示される実装用電極部13aの実装用電極130に対応する配列のバンプ182a〜182gを備える第1バンプ列182、実装用電極140に対応する配列のバンプ183a〜183gを備える。
図3及び図4に示される第2実施形態の電極基板において、複数の実装用電極130は、基準線BLに沿った一方向に向かってピッチが狭くなるような形状を有し、配列されている。バンプ182a〜182gのピッチは、複数の実装用電極130のピッチの範囲内である。また、複数の実装用電極140は、基準線BLに沿った上記一方向に向かってピッチが狭くなるような形状を有し、配列されている。バンプ183a〜183gのピッチは、複数の実装用電極140のピッチの範囲内である。
図17は、半導体素子の実装方法の一例を示すフローチャートである。図17を用いて、半導体素子の実装方法を説明する。
まず、ステージ154に表示パネル101を固定する(S141)。表示パネル101は、例えば図6を用いて説明した液晶表示パネルである。表示パネル101は、電極基板1aの電極部13が上面に位置するように固定される。固定の手段は、特に限定されず、例えば空気により吸着固定することができる。
次に、ステージ154に設けられたヒータ(図示せず)により、表示パネル101が実装温度になるように加熱する(S142)。
次に、実装用電極部13aの上に、アンダーフィル160を塗布する(S143)。アンダーフィル160は、半導体素子−バンプ−実装用電極間を接着するために設けられる。アンダーフィル160は、例えば導電性粒子を含む液状である。アンダーフィル160は、フィルム状の樹脂を実装用電極部13aの上に積層されて形成されてもよい。
次に、制御部158は、カメラ156により表示パネル101の画像を撮像し、認識部157により表示パネル101に設けられたアライメントマーク(図示せず)の位置を認識し、半導体素子搭載ヘッド151を電極基板の基準線BLに沿って移動させる量(オフセット値)を算出する(S144)。
複数のバンプを備える半導体素子を基準線BLに沿った方向に垂直に移動させることにより、バンプの位置とパネルの実装用電極の位置とが一致する箇所が存在する。このため、パネル上の実装用電極にバンプを位置ずれなく接触させることができる。
例えば、下記式(1)により半導体素子搭載ヘッド151のY軸方向の移動量(オフセット値)を算出することができる。
(オフセット値)=α・ΔL/σ+Δy (1)
但し、αはY軸方向の移動量に関する補正係数、ΔLは測定した電極基板のアライメントマークの基準線BL方向の変移量、σは複数の電極基板について予め測定したアライメントマークの基準線BL方向の変移量データから算出した標準偏差、Δyは測定した電極基板のアライメントマーク2点の基準線BLに垂直な方向の変移量の差分(y1−y2)を表す。
なお、アライメントマークを認識し、半導体素子搭載ヘッド151を電極基板の基準線BLに沿って移動させる量(オフセット値)を算出する代わりに、隣り合う実装用電極の全部又は一部の基準線BLに垂直な方向のピッチをカメラ156により撮像した表示パネルの画像から読み取り、そのピッチとバンプのピッチとが一致する位置に半導体素子搭載ヘッド151を移動させることとしてもよい。
一方、半導体素子181をヘッド駆動部155に固定しておく(S149)。
次に、制御部158は半導体素子を吸着させたヘッド駆動部155及びステージ駆動部159を駆動させて、半導体素子搭載ヘッド151を表示パネル101の主面に水平な方向(X軸、Y軸方向)へ算出した移動量だけ移動させ、半導体の搭載位置の補正を行う(S145)。
図18は、平均的な熱膨張による変形をした表示パネルとバンプとを重ね合わせた図である。第1バンプ列182及び第2バンプ列183がそれぞれなす列は、基準線BLと垂直である。第1バンプ列182に含まれるバンプは実装用電極130に対して位置ずれすることなく接触でき、第2バンプ列183に含まれるバンプは実装用電極140に対して位置ずれすることなく接触できる。
図19は、熱膨張による変形量が平均的な値よりも小さい表示パネルとバンプとを重ね合わせた図である。隣り合う第1バンプ列182のバンプのピッチ及び隣り合う第2バンプ列183のバンプのピッチは、平均的な熱膨張による変形をした表示パネルと比較してそれぞれ変化が無い。図示されない半導体素子搭載ヘッド151をY軸のマイナス側に移動させることにより、実装用電極130と第1バンプ列182のバンプのピッチがほぼ等しくなり、実装用電極140と第2バンプ列183のバンプのピッチがほぼ等しくなる。第1バンプ列182及び第2バンプ列183のバンプは、実装用電極130及び140に対して位置ずれすることなく接触できる。
図20は、熱膨張による変形量が平均的な値よりも小さい表示パネルとバンプとを重ね合わせた図である。隣り合う第1バンプ列182のバンプのピッチ及び隣り合う第2バンプ列183のバンプのピッチは、平均的な熱膨張による変形をした表示パネルと比較してそれぞれ変化が無い。図示されない半導体素子搭載ヘッド151をY軸のプラス側に移動させることにより、実装用電極130のピッチと第1バンプ列182のバンプのピッチとがほぼ等しくなり、実装用電極140のピッチと第2バンプ列183のバンプのピッチとがほぼ等しくなる。第1バンプ列182及び第2バンプ列183のバンプは、実装用電極130及び140に対して位置ずれすることなく接触できる。
次に、制御部158は、ヘッド駆動部155を駆動させて、半導体素子搭載ヘッド151を表示パネル101の主面に垂直(Z軸方向)に移動させ、バンプを実装用電極に接触させる(S146)。ステージ154及び半導体素子搭載ヘッド151に設けられたヒータ(図示せず)を加熱し、バンプと実装用電極130及び140とを密着させるため、表示パネル101及び半導体素子181の上下から圧力をかけ、放置することにより、表示パネルから半導体素子までが加熱される(S147)。この加熱によりアンダーフィル160は硬化し、半導体素子181が表示パネル101に固定される。
最後に、ステージ154及び半導体素子搭載ヘッド151から、半導体素子181が実装された表示パネル101をはずす(S148)。図21は、半導体素子181が実装された表示パネル101の部分断面図である。
上記半導体素子の実装方法によれば、基材の熱膨張による変形量が平均的な値からずれていても、複数の電極の列方向に垂直な方向にバンプをずらすことにより、バンプと実装用電極とを接触させることができる。バンプと実装用電極との接触不良が生じにくいため、表示パネルの点灯不良が引き起こされにくい。
なお、図3及び図5に示される表示パネル101の実装用電極部113aにも上記と同様の方法で半導体素子を実装することができる。
上記半導体素子の実装方法は、半導体素子のサイズが小さく、且つ半導体素子の熱膨張率に対し基材の熱膨張率が著しく大きい場合に特に有効である。例えば長辺が10〜20mm、短辺が1.5〜2mm程度のサイズを有し、線熱膨張率が0.1〜10ppm/K程度の半導体素子を、線熱膨張率が70〜100ppm/K程度のフィルム基材上に実装するときに有効である。上記半導体素子の実装方法によれば、半導体素子サイズの限られた面積の中で熱膨張率が比較的大きい基材上に実装用電極パッドを設けても、バンプと実装用電極とを接触させることができる。
尚、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態は例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
第1実施形態を示す電極基板の上面図である。 図1に示される電極基板の第1電極部、第2電極部、及びその周辺を拡大した上面図である。 第2実施形態を示す電極基板の上面図である。 図3に示される電極基板の実装用電極部の平面配置を示す上面図である。 図3に示される電極基板の実装用電極部の平面配置を示す上面図である。 半導体素子を実装する電極基板の一例である液晶表示パネルの模式図である。 電極基板を検査する検査装置の構成例を示す図である。 上記電極基板の検査装置の検査ヘッド及びステージの一例を電極基板と共に示す断面模式図である。 検査ヘッドの第1検査端子部及び第2検査端子部を拡大した平面模式図である。 電極基板の検査方法の一例を示すフローチャートである。 平均的な熱膨張による変形をした電極基板と検査端子とを重ね合わせた図である。 熱膨張による変形量が平均的な値よりも小さい電極基板と検査端子とを重ね合わせた図である。 熱膨張による変形量が平均的な値よりも大きい電極基板と検査端子とを重ね合わせた図である。 電極基板に半導体素子を実装するための半導体実装装置の構成例を示す図である。 半導体素子を固定した半導体素子搭載ヘッド、及び電極基板を固定したステージの一例を示す断面模式図である。 半導体素子とその表面に設けられた第1バンプ列と第2バンプ列を拡大した平面模式図である。 半導体素子の実装方法の一例を示すフローチャートである。 平均的な熱膨張による変形をした表示パネルとバンプとを重ね合わせた図である。 熱膨張による変形量が平均的な値よりも小さい表示パネルとバンプとを重ね合わせた図である。 熱膨張による変形量が平均的な値よりも小さい表示パネルとバンプとを重ね合わせた図である。 半導体素子が実装された表示パネルの部分断面図である。
符号の説明
1、1a、1b 電極基板
11 基材
12 配線部
13 第1電極部
13a 実装用電極部
13b 接続配線部
14 第2電極部
15、16 アライメントマーク
21 配線
23、24 接続パッド
30、30a〜30g 検査用電極
40、40a〜40g 検査用電極
51 検査ヘッド
52 第1検査端子部
52a〜52g 検査端子
53 第2検査端子部
53a〜53g 検査端子
54 ステージ
55 ヘッド駆動部
56 カメラ
57 認識部
58 制御部
59 抵抗測定器
101 表示パネル
111 基材
112 配線部
113a 実装用電極部
115、116 アライメントマーク
130、30a〜30g 実装用電極
131 配線
140、140a〜140g 実装用電極
141 配線
151 半導体素子搭載ヘッド
154 ステージ
155 ヘッド駆動部
156 カメラ
157 認識部
158 制御部
159 ステージ駆動部
160 アンダーフィル
181 半導体素子
182 第1バンプ列
182a〜182g バンプ
183 第2バンプ列
183a〜183g バンプ

Claims (8)

  1. 基材と、
    前記基材の端部に向かい放射状に広がるように配置した複数の第1電極と、
    前記複数の第1電極が放射状に広がる端部に対向した端部から前記複数の第1電極に向かって放射状に広がる複数の第2電極とを備え、
    前記複数の第1電極は、前記基材が熱変形した後の第1の位置における第1電極の間隔と同じ間隔である第2の位置を有し、前記複数の第2電極は、前記基材が熱変形した後の第3の位置における第2電極の間隔と同じ間隔である第4の位置を有することを特徴とする電極基板。
  2. 更に前記基材上に設けられ、前記第1電極列と前記第2電極列との間に、前記第1電極と前記第2電極とを電気的に接続する複数の配線を備えることを特徴とする請求項1に記載の電極基板。
  3. 前記基材が、樹脂からなるフィルム基材であることを特徴とする請求項1又は2に記載の電極基板。
  4. 基材上に設けられた複数の配線の電気特性を検査する検査方法において、
    前記複数の配線の一端に、前記基材の端部に向かい放射状に広がるように配置した複数の第1電極と、前記複数の配線の他端に、前記複数の第1電極が放射状に広がる端部に対向した端部から前記複数の第1電極に向かって放射状に広がる複数の第2電極とを備え、前記複数の第1電極は、前記基材が熱変形した後の第1の位置における第1電極の間隔と同じ間隔である第2の位置を有し、前記複数の第2電極は、前記基材が熱変形した後の第3の位置における第2電極の間隔と同じ間隔である第4の位置を有する電極基板を準備する工程と、
    電気特性を検査するための検査装置にそれぞれ接続され、且つ検査ヘッド上に設けられた複数の第1検査用端子及び第2検査用端子を、前記複数の第1電極及び前記複数の第2電極において前記複数の第1電極の間隔及び前記複数の第2電極の間隔がそれぞれ前記複数の第1検査用端子の間隔及び前記複数の第2検査用端子の間隔と略同一になる位置に接触させる工程と、
    前記検査装置により前記複数の配線の電気特性を測定する工程と
    を有することを特徴とする電極基板の検査方法。
  5. 更に、前記複数の第1電極及び前記複数の第2電極において前記複数の第1電極及び前記複数の第2電極の間隔が前記複数の第1検査用端子及び前記複数の第2検査用端子の間隔とそれぞれ略同一になる場所を検出する工程を含むことを特徴とする請求項4に記載の電極基板の検査方法。
  6. 前記複数の第1電極及び前記複数の第2電極において前記複数の第1電極及び前記複数の第2電極のピッチが前記複数の第1検査用端子及び前記複数の第2検査用端子のピッチとそれぞれ略同一になる場所を検出する工程は、前記基材上に設けた複数の基準点の位置を検出する工程と、予め定められた各基準点の位置座標と前記検出された各基準点の位置座標との差を算出する工程とを有し、
    前記複数の第1検査用端子及び前記複数の第2検査用端子を、前記複数の第1電極及び前記前記複数の第2電極の表面において前記複数の第1電極のピッチ及び前記複数の第2電極のピッチがそれぞれ前記複数の第1検査用端子のピッチ及び前記複数の第2検査用端子のピッチと略同一になる位置に接触させる工程は、前記予め定められた各基準点の位置座標と前記検出された各基準点の位置座標との差に応じて前記検査ヘッドを移動させる工程を含むことを特徴とする請求項5に記載の電極基板の検査方法。
  7. 基材の上に電極が設けられた電極基板に半導体素子を実装する半導体素子の実装方法において、
    前記基材の端部に向かい放射状に広がるように配置した複数の第1電極と、前記複数の第1電極が放射状に広がる端部に対向した端部から前記複数の第1電極に向かって放射状に広がる複数の第2電極とを備え、前記複数の第1電極は、前記基材が熱変形した後の第1の位置における第1電極の間隔と同じ間隔である第2の位置を有し、前記複数の第2電極は、前記基材が熱変形した後の第3の位置における第2電極の間隔と同じ間隔である第4の位置を有する配線基板を準備する工程と、
    前記半導体素子に設けられた複数の第1接続端子及び複数の第2接続端子を、前記複数の第1電極及び前記複数の第2電極において前記複数の第1電極の間隔及び前記複数の第2電極の間隔がそれぞれ前記複数の第1接続端子の間隔及び前記複数の第2接続端子の間隔と略同一になる場所に接触させる工程と、
    前記電極基板と前記半導体装置とを加熱しながら加圧する工程と
    を有することを特徴とする半導体素子の実装方法。
  8. 更に、前記複数の第1電極及び前記複数の第2電極において前記複数の第1電極及び前記複数の第2電極の間隔が前記複数の第1接続端子及び前記複数の第2接続端子の間隔とそれぞれ略同一になる場所を検出する工程を含むことを特徴とする請求項7に記載の半導体素子の実装方法。
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