JP2010140285A - 画像形成装置の制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】印刷出力までユーザを長く待たせることによるストレスの軽減、及び消費電力の低減の両立を図る。
【解決手段】画像形成装置に依頼されたジョブについて、その緊急性の有無を判断し、緊急性が有りと判断されれば高速機である画像形成装置に、緊急性がないと判断すれば低速機である画像形成装置にて出力を行うことで、緊急性の有るジョブについては速やかに、緊急性のないジョブについては長時間ユーザを待たせることなく印刷物を提供することができると共に、緊急性の無いジョブについては低速機を優先的に用いることで消費電力を低減することができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、画像形成装置の制御システムに関し、特にジョブ毎に異なる画像形成装置を出力先として指定可能な制御システムに関する。
近年、環境問題が重要視される中、電気機器での消費電力の低減が求められている。特に、画像形成装置においては、印刷可能状態(待機状態)とスリープ状態とをとることによって、消費電力を低減する技術が提案されている。
また、消費電力の低減効果をさらに高めるために、特許文献1では、以下のような技術が提案されている。特許文献1では、ホスト装置と画像出力装置とが接続された印刷システムが記載されている。ホスト装置は、緊急性を有する通常印刷要求及び緊急性を有さない一括出力要求の2つの印刷モードのうちの1つをユーザに選択させる選択手段と、選択された印刷モードをヘッダ情報に書き込んで、このヘッダ情報及び画像情報とで印刷情報を構成して、この印刷情報を画像出力装置に送信する印刷情報送信手段と、を備える。画像出力装置は、印刷が可能な状態であれば、印刷モードにかかわらず画像情報の印刷出力を実行し、スリープ状態であれば、一括出力要求についてはスリープ状態からの復帰を行わずに画像情報を蓄積し、通常印刷要求がなされたときにスリープ状態から復帰して一括出力要求及び通常印刷要求の両方の画像情報の印刷出力を行うようになっている。
このように、特許文献1の技術は、通常印刷要求を受信した時点で蓄積された画像情報を1回にまとめて出力することによって、スリープ状態から印刷可能状態への移行回数を減らして、消費電力を低減しようとしている。
特開2003−84935号公報(段落[0020]〜[0025]、図3)
特許文献1の技術には、以下のような問題点がある。
まず、緊急性を有さない印刷ジョブについては、いつ出力されるのかが不明なので、ユーザにとっては不便である。
また、このような不便さを解消するために、実際は緊急性の無いジョブについてもユーザが通常出力要求を選択することが多くなると考えられる。すると、スリープ状態から待機状態への復帰が頻繁に行われることになり、省エネルギーという目的も達成されない。
そこで、本発明は、ユーザにとっての利便性と省エネルギー効果とを両立可能な技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の制御システムは、電子ファイルを印刷するジョブを実行可能な複数の画像形成装置の制御システムであって、各印刷装置が高速機か低速機かの機器情報を認識する機器情報認識部と、各ジョブの緊急性の有無を判断する緊急性検出部と、緊急性の有るジョブについては上記高速機に実行させ、緊急性の無いジョブについては上記低速機に実行させるジョブ実行制御部と、を備える。
このように、緊急性の有るジョブについては高速機を用いることにより速やかに実行する。その一方で、緊急性の無いジョブについては、低速機を用いることにより、消費電力を低減すると共に、ジョブを待ち状態にするよりもユーザに与えるストレスを低減することができる。
また、請求項2に記載するように、請求項1の制御システムにおいて、上記緊急性検出部は、ユーザにより設定された緊急性の有無を判断するようになっていてもよい。
また、請求項3に記載するように、請求項1又は2の制御システムにおいて、上記緊急性検出部は、各ジョブにかかる印刷枚数が所定値以上であれば緊急性有りと判断するようになっていてもよい。
また、請求項4に記載するように、請求項1〜3のいずれかの制御システムにおいて、上記緊急性検出部は、後処理の実行が要求されるジョブについては緊急性有りと判断するようになっていてもよい。
また、請求項5に記載するように、請求項1〜4のいずれかの制御システムにおいて、上記緊急性検出部は、緊急性の有るジョブの依頼を許可されているユーザから依頼されたジョブについては緊急性有りと判断するようになっていてもよい。
一般的に、高速機の方が低速機よりも消費電力が大きい。そのため、本発明の制御システムによると、緊急のジョブについては高速機を用いることでユーザにすばやく印刷物を提供し、緊急でないジョブについては低速機を用いることで、消費電力を低減しつつ、かつ、低速機の動作速度の範囲で一定時間後には確実にユーザに印刷物を提供することができる。
よって、本発明の制御システムによると、ユーザにとっての利便性と省エネルギー効果とを両立することが可能となる。
〔1〕第1実施形態
(1-1)画像形成システム100
本発明の実施の一形態に係る画像形成システム100について、図1を参照して説明する。
図1に示すように、画像形成システム100は、PC11〜12、プリンタ21〜22、サーバ3等を備える。
画像形成システム100内の各装置は、互いに通信可能に接続されており、所謂LAN(Local Area Network)上に配置されている。
(1-2)PC11〜12
PC11の要部構成を図2のブロック図に示す。PC11〜12は略同一の構成であるので、PC12についての説明は省略する。
図4に示すように、PC11は、通信部111、操作入力部112、ディスプレイ113、制御装置114等を備える。
通信部111は、外部装置との間でデータのやり取りを行うようになっている。通信部111は特に、制御装置114の制御の下、プリンタ(21・22)にプリントジョブを依頼する。ジョブ依頼時に通信部111がプリンタ(21・22)に送信するデータには、印刷すべき画像データ、用紙サイズ等の指定、指定時刻、及び優先度等が含まれる。
操作入力部112は、キーボード及びマウス等を備え、ユーザからの指示を受付けることができる。指示内容としては、プリントの対象となるデータファイル、プリント条件(用紙サイズ、カラー/モノクロ等)、緊急性の設定等が含まれる。
ディスプレイ113は、液晶表示パネルによって、ユーザに種々の画像を提示することができる。
制御装置114は、PC11の各部の動作を制御することができる。制御装置114は特に、操作入力部112の受付けた指示内容に基づいて、プリンタ21又は22にプリントジョブを依頼することができる。以下、特に断らない限り「ジョブ」とはプリントジョブを指す。具体的には、制御装置114は、ユーザの指示に基づいて、プリント対象となるデータファイルを選択し、ヘッダ情報を付加して、依頼先装置であるプリンタ21又は22に送信する。
ここで、依頼先装置とは、ジョブの依頼を受ける装置であり、本実施形態においてはプリンタ21又は22である。各PCからのジョブ依頼を受ける依頼先装置は、ユーザの指示に応じてPCの制御装置114が選択するか、予め設定されている。
依頼先装置に対して、依頼する側の装置(PC11及び12)を依頼元装置と称することがある。
ヘッダ情報には、緊急性の設定、後処理の有無、PC11のID等の依頼元装置を特定する情報、並びに印刷枚数及び印刷サイズ等の種々のプリント条件等が含まれる。
なお、後処理とは、パンチ、ステープル等、印刷後の用紙に施す処理のことである。
(1-3)プリンタ21
プリンタ21の要部構成を図2のブロック図に示す。なお、プリンタ22はプリンタ21と同様の構成であるので、説明を省略する。
図3に示すように、プリンタ21は、通信部211、画像形成部212、フィニッシャ213、操作パネル214、記憶装置215、及び制御装置216等を備える。
通信部211は、外部装置との間でデータのやり取りを行うようになっている。通信部211は特に、PC11〜12からジョブ依頼を受付けたり、ジョブ依頼を受けたこと及びその内容をサーバ3へ報知したり、ジョブ実行の指示をサーバ3から受け取ったりすることができる。
画像形成部212は、画像データを用紙上に印刷出力することができる。具体的には、画像形成部212の画像形成方式としては、電子写真方式やインクジェット方式等が採用可能である。電子写真方式の場合、画像形成部12は、用紙束を収容する用紙収容部、画像データを現像剤で現像する現像部、現像された画像を用紙上に転写する転写部、転写後の用紙上に画像を熱圧着により定着させる定着部、並びに、用紙収容部から転写部及び定着部を通って最終的に排紙トレイまで用紙を搬送する搬送部等を備える(図示せず)。プリンタ21は複数の排紙トレイを備え、用紙搬送部は、ジョブの依頼元毎に設定された排紙トレイへ、印刷物(印刷後の用紙)を排出することができる。
フィニッシャ213は、画像形成部212による印刷後の用紙に後処理を施す装置である。フィニッシャ213は特に、ステープル及びパンチ等の機能を備える。
操作パネル214は、タッチパネル及びハードキー等を備え、ユーザからの操作を受付けると共に、ユーザに種々の画像を提示するようになっている。
記憶装置215は、プリンタ21の機器情報を記憶する。機器情報には、印刷速度(枚/分)等が含まれる。
制御装置216は、通信部211及び操作パネル214等からの入力信号に基づいて、プリンタ21内の各部の動作を制御することができる。
(1-4)サーバ3
サーバ3の要部構成を図4のブロック図に示す。
図4に示すように、サーバ3は、通信部31、記憶装置32、及び制御装置33等を備える。
通信部31は、外部装置とデータのやり取りを行うようになっている。通信部31は特に、プリンタ21及び22に、ジョブ実行の指示を送信したり、データ転送の指示を送信したりすることができる。
記憶装置32としては、HDD(Hard Disk Drive)等の書き換え可能な記憶装置が好適に用いられる。記憶装置32は、特に、緊急設定許可情報を記憶する。緊急設定許可情報は、依頼元装置となり得る装置(PC等)について、これらの装置を特定する情報(ID等)と、各装置について緊急のジョブの依頼が許可されているかどうかの情報と、を互いに関連付けて含んでいる。すなわち、緊急設定許可情報とは、各ユーザについて、緊急ジョブの依頼が許可されているか否かの情報であるといえる。
制御装置33は、サーバ3の動作を制御するようになっている。制御装置33は、特に、緊急性検出部331及び出力先装置選択部332等を備える。
緊急性検出部331は、ジョブの緊急性の有無を判断することができる。
具体的には、緊急性検出部331は、ジョブにかかるデータファイルのヘッダ情報から、ユーザによって緊急性有りと設定されているか否かを判断することができる。
また、緊急性検出部331は、このヘッダ情報に含まれる依頼元装置を特定する情報(ID等)と、記憶装置32内に記憶された緊急設定許可情報とを比較して、依頼元装置が緊急のジョブの依頼を許可された装置であるかどうかを判断する。
また、緊急性検出部331は、各ジョブにかかる印刷枚数が所定値以上であるかどうか、及び、後処理の実行が要求されているかどうかを判断することができる。
そして、緊急性検出部331は、ユーザにより緊急設定がされていること及び依頼元装置へ緊急設定が許可されていることの両方が満たされ、かつ、印刷枚数が所定値以上であるか、又は後処理の実行が要求されている場合には、緊急性有りと判断することができるようになっている。
出力先装置選択部332は、緊急性検出部331が緊急性有りと判断すれば、依頼されているジョブの出力先として高速でプリント処理を可能なプリンタ(高速機)を選択可能であり、緊急性なしと判断されれば、出力先として低速機を選択する。
このように、出力先装置選択部332は、出力先装置を印刷速度に基づいて選択可能であるが、選択の判断基準となる印刷速度は具体的な数値に限定されるものではなく、省エネルギー効果を得ることができる範囲で適宜設定可能である。
例えば、出力先装置選択部332は、印刷速度について具体的な基準値を有し、印刷速度がこの基準値以上である装置を高速機、印刷速度基準値未満である装置を低速機と判断するようになっていてもよい。例えば、モノクロ印刷速度について、基準値が30枚/分であれば、モノクロ印刷速度が40枚/分のプリンタは高速機であり、10枚/分のプリンタは低速機と判断される。
また、出力先装置選択部332は、通信可能な複数のプリンタのうち、印刷速度が比較的大きいプリンタを高速機、印刷速度が比較的小さいプリンタを低速機と判断するようになっていてもよい。例えば、40枚/分のプリンタと10枚/分のプリンタが存在する場合、前者のプリンタは高速機、後者のプリンタは低速機と判断される。
また、出力先装置選択部332は、通信可能な複数のプリンタのうち、2つのプリンタの印刷速度の差が所定値以上であれば、印刷速度の大きい方を高速機、小さい方を低速機と判断するようになっていてもよい。この場合、この所定値が15枚/分であるとすると、40枚/分のプリンタと10枚/分のプリンタが存在する場合、前者のプリンタは高速機、後者のプリンタは低速機と判断される。
一般的に、低速機の消費電力は高速機の消費電力よりも500W程度低い。そのため、出力先装置選択部332がこのように判断することで、消費電力の低減が期待される。また、低速機を「低消費電力機」、高速機を「高消費電力機」と言い換えてもよい。
操作入力部34は、キーボード及びマウス等を備え、サーバ3の管理者からの指示を受付けることができる。指示内容としては、記憶装置32内の緊急設定許可情報の書き換え等が挙げられる。
(1-5)出力先指定
図5のフローチャートを参照して、サーバ3によるプリントジョブの出力先装置の指定の流れについて説明する。
図5に示すように、サーバ3の緊急性検出部331は、ジョブのデータファイルに付されたヘッダ情報から、ユーザによる緊急設定を検出する(ステップS11)。緊急設定されている場合でも、緊急性検出部331は、依頼元装置が緊急のジョブの依頼を許可されている装置であるかどうかを判断し、許可されていなければこのジョブに緊急性は無いものと判断する(ステップS11でYes→S12でNo)。
また、ユーザにより緊急設定がされており、依頼元装置が緊急ジョブの依頼を許可されていても、印刷枚数が所定値未満かつ後処理が設定されていなければ、緊急性検出部331は、このジョブに緊急性は無いものと判断する(ステップS12でYes→S13及びS14でNo)。
緊急性検出部331によって緊急性が無いと判断され、かつ、出力先装置選択部332が、通信部31を介して依頼先装置から取得した機器情報に基づいて、依頼先装置が高速機であると判断すると(ステップS15)、出力先装置選択部332は、出力先装置として低速機を選択し、依頼先装置に、この低速機へジョブを転送するように指示する(ステップS16)。
さらに、出力先装置選択部332は、ジョブの転送先である低速機の場所、名前等、依頼者であるユーザが出力先を特定できるような情報を、ジョブを転送したというメッセージと共に、依頼元装置であるPCへ送信する(ステップS17)。
一方、ユーザによる緊急設定がなされており、かつ依頼元装置が緊急設定を許可された装置であって、印刷枚数が所定値以上であるか又は後処理設定がされていれば、緊急性検出部331は緊急性有りと判断する(ステップS11〜S12でYes,S13又はS14でYes)。その結果、出力先装置選択部332は、依頼先装置が高速機であっても、ジョブの実行を許可する(ステップS18)。
ここで、ステップS13の所定値とは、具体的に限定されるものではなく、30、50、70、100枚等、適宜設定することができる。
このように、図5の処理によれば、緊急のジョブについては高速機で出力可能であり、緊急でないジョブについては低速機で出力されるので、ユーザにとっての便宜と消費電力の低減とを両立させることができる。
さらに、図5の処理によると、単にユーザによる設定に基づいて緊急性の有無を判断するのではなく、緊急設定の許可の有無、印刷枚数、後処理設定の有無によって、緊急性の有無が判断される。このように、緊急設定されたジョブをさらに篩いにかけることによって、ユーザが誤って、又は緊急性が無いジョブについて故意に緊急性を要すると設定しても、このようなジョブを緊急性が無いものと扱うことができる。その結果、緊急性有りとして処理されるジョブを限定し、これらのジョブの印刷物をより早くユーザに提供することができると共に、消費電力をさらに低減することができる。
ステップS12の処理によれば、予め緊急性の有るジョブを依頼できるユーザを限定することによって、緊急性有りとして処理されるジョブの数を絞ることができる。
また、ステップS13の処理によれば、緊急性の有るジョブであっても、枚数が少なければ、低速機を用いてもジョブ実行にかかる時間に大きな差はないのでユーザにストレスを与えることもなく、消費電力も低減できる。
また、ステップS14の処理によれば、後処理には時間がかかるので、高速機によって速くジョブを処理し、ユーザにストレスを与えにくい。
なお、以上の説明から明らかなように、出力先装置選択部332は、各プリンタ21及び22が高速機か低速機かの機器情報を認識する機器情報認識部、及び緊急のジョブについては高速機に実行させ、緊急でないジョブについては低速機に実行させるジョブ実行制御部として機能する。
図5の処理について、より具体的に説明すると、以下の通りである。以下の例では、PC11は緊急設定を許可されており、PC12は緊急設定を許可されていないとする。また、プリンタ21は高速機、プリンタ22は低速機であるとする。
PC11が、緊急設定有り・後処理設定無しのジョブをプリンタ21に依頼した場合について説明する。緊急性検出部331において、ステップS11及びS12の判断はYesとなる。そして、ジョブにかかる印刷枚数が所定値以上であれば(ステップS13でYes)、緊急性検出部331は緊急性有りと判断し、出力先装置選択部332は、プリンタ21にジョブ実行を許可する(ステップS18)。
一方、PC12が、緊急設定有り・後処理設定無しのジョブをプリンタ21に依頼した場合は、緊急性検出部331において、ステップS11の判断はYes、ステップS12の判断はNoとなる。依頼先装置であるプリンタ21は高速機なので、ステップS15の判断はYesとなる。プリンタ21はサーバ3からの指示に従って低速機であるプリンタ22へとジョブを転送し、PC12はサーバ3からの指示に従ってプリンタ22へジョブが転送されたことをユーザに通知する。
〔2〕他の実施形態
(2-1)第1実施形態では、緊急性検出部331は、「緊急設定有り」、「依頼元装置への緊急設定の許可有り」、及び「印刷枚数が所定値以上」又は「後処理設定有り」の条件が全て満たされたときに限って、緊急性有りと判断するようになっている。
ただし、緊急性検出部331は、これらの条件のうち、いずれか1つのみを緊急性の有無の判断基準としてもよいし、これらの全てを判断基準としつつ、いずれか1つが満たされれば緊急性有りと判断するようになっていてもよい。
さらに、緊急性検出部331が、上述した条件以外の事項を判断基準として、緊急性を判断するようになっていてもよい。このような事項としては、例えば、プリントジョブにかかるデータファイルの種類、作成者、管理者、ファイル名、拡張子、作成日時、更新日時、編集時間等のプロパティ情報が挙げられる。
(2-2)第1実施形態では、出力先装置選択部332は、緊急性があるジョブでも、依頼先装置が低速機であれば、そのまま低速機で出力させるようになっている(ステップS18)。
ただし、出力先装置選択部332は、ステップS18の前に、「高速機を選択する」というステップをさらに実行するようになっていてもよい。これによって、緊急性の有るジョブについてより早くユーザへ印刷物を提供することができる。
(2-3)第1実施形態では、プリンタ間でジョブの転送を行うものとしたが、これに限らず、プリンタがサーバ(サーバ3)へジョブを一旦転送し、出力先装置選択部332が、選択した出力先装置であるプリンタへジョブを転送するようになっていてもよい。
(2-4)第1実施形態では、各プリンタが高速機か低速機か等の機器情報は、各プリンタの記憶装置215に記憶されているものとしたが、この機器情報は、サーバ3の記憶装置内に保存されていてもよい。
(2-5)第1実施形態では、画像形成装置の一例としてプリンタを挙げたが、画像形成装置は、プリンタの他の機能を備えた複合機であってもよい。
(2-6)第1実施形態では、ジョブの出力先を選択するのは画像形成装置とは別の装置であるサーバ3としたが、本発明はこれに限定されず、画像形成装置自身が、緊急性検出部331及び出力先装置選択部332に相当する機構を備えていてもよい。
(2-7)プリンタ21・12、PC11・12、及びサーバ3のそれぞれの制御装置114、216、及び33の機能の一部又は全部は、ハードウェアによって実現されてもよいし、ソフトウェアによって実現されてもよい。ソフトウェアによって実現される場合、各制御装置は、CPU(Central Processing Unit)、並びにRAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory)等の記憶装置を備える。CPUは、ROM等に格納されたプログラムを読み出して実行することによって制御装置としての機能を実現し、RAMはCPUの作業領域として機能する。
(2-8)以上、異なる実施形態として記載した技術を適宜組み合わせて得られる技術についても、本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明の実施の一形態に係る画像形成システム100の要部構成を示すブロック図。 画像形成システム100のPC11の要部構成を示すブロック図。 画像形成システム100のプリンタ21の要部構成を示すブロック図。 画像形成システム100のサーバ3の要部構成を示すブロック図。 サーバ3における出力先装置選択の流れを示すフローチャート。
符号の説明
100 画像形成システム
11、12 PC
21、22 プリンタ
3 サーバ
31 通信部
33 制御装置

Claims (5)

  1. 電子ファイルを印刷するジョブを実行可能な複数の画像形成装置の制御システムであって、
    各画像形成装置が高速機か低速機かの機器情報を認識する機器情報認識部と、
    各ジョブの緊急性の有無を判断する緊急性検出部と、
    緊急性の有るジョブについては上記高速機に実行させ、緊急性の無いジョブについては上記低速機に実行させるジョブ実行制御部と、を備える
    制御システム。
  2. 上記緊急性検出部は、ユーザにより設定された緊急性の有無を判断するようになっている
    請求項1に記載の制御システム。
  3. 上記緊急性検出部は、各ジョブにかかる印刷枚数が所定値以上であれば緊急性有りと判断するようになっている
    請求項1又は2に記載の制御システム。
  4. 上記緊急性検出部は、後処理の実行が要求されるジョブについては緊急性有りと判断するようになっている
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の制御システム。
  5. 上記緊急性検出部は、緊急性の有るジョブの依頼を許可されているユーザから依頼されたジョブについては緊急性有りと判断するようになっている
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の制御システム。
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