JP2010139653A - 写真サービス注文受付機 - Google Patents

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Abstract

【課題】入力された大量の撮影コマ画像を複数回の写真サービス注文処理でプリントサービス注文を行う際に、顧客との間で無駄のない写真サービス注文処理が可能となる写真サービス注文受付機を提供する。
【解決手段】入力された複数の撮影コマ画像を所定コマ数毎に一覧化した写真サービス注文画面通じて顧客との間で行われる撮影コマ画像に対する写真サービス注文処理を管理する注文処理管理部60と、写真サービス注文処理に用いられた写真サービス注文画面用表示画像に組み込まれた撮影コマ画像又は写真サービス注文処理で注文された撮影コマ画像あるいはその両方を処理済コマとして他の撮影コマ画像と識別可能にする処理済コマ識別情報を記録する処理済コマ識別情報記録部72とが備えられ、この処理済みコマは写真サービス注文画面用表示画像の撮影コマ画像から除外される。
【選択図】図3

Description

本発明は、入力された複数の撮影コマ画像を所定コマ数毎に一覧化した写真サービス注文画面を通じて顧客との間で行われる前記撮影コマ画像に対する写真サービス注文処理に基づいて、写真プリントなどの写真サービスの注文を受け付ける情報を作成する写真サービス注文受付機に関する。
従来の写真サービス注文受付機は、顧客によって投入されたデータ記録媒体から撮影コマ画像を読出す媒体ドライブと、この媒体ドライブで読出した複数の撮影コマ画像をディスプレイにサムネイル画像形式で表示させるために前記撮影コマ画像を処理する画像情報処理部と、顧客が前記ディスプレイに表示された画像に対してプリントサービス注文を入力する注文入力処理に基づいて注文情報を作成する注文情報処理部を備えている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1による写真サービス注文受付機では、さらに、1回の注文入力処理において、前記注文入力処理を複数のデータ記録媒体にわたって連続的に行うことができる。しかしながら、デジタルカメラなどで撮影コマ画像を格納するために使用されるデータ記録媒体のデータ記録容量は急速に増大しており、通常の解像度では、千を超えるコマ数の撮影コマ画像が記録可能となっている。このため、1回の注文入力処理において複数のデータ記録媒体を用いるのではなく、1枚のデータ記録媒体に格納されている多量の撮影コマ画像に対して複数回の注文入力処理を通じてプリントサービス注文を行うことになる。これは、データ記録媒体に多量の撮影コマ画像が格納されている場合、撮影コマ画像を一覧表示しながらプリントしたい撮影コマ画像を指定するという作業にかなりの時間がかかるからである。しかしながら、従来の写真サービス注文受付機では、新たにデータ記録媒体を投入すると、前回のサムネイル画像形式の表示画面を通じての注文入力処理の対象になった撮影コマ画像も含めて初めから再びサムネイル画像形式でディスプレイに表示され、注文入力処理の対象となるため、注文入力処理が非効率となるという問題が生じている。
記録媒体に記録された静止画を単に表示する分野では、静止画一覧画面上でのグラフィカルポインタ操作に基づいて、あるいは、スライドショー実行中のキー操作に基づいて、静止画情報にしおりを付与することで所望の選別をすることを可能にする静止画情報を選択できる。また、一以上の静止画情報を外部から取り込む場合には、最初に取り込まれる静止画情報に対して自動的にしおりを付与することもできる映像再生装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。この映像再生装置では、選択対象となった静止画情報に対して利用者の操作に基づいてしおりを付与すると、このしおりを付与した画像については静止画一覧画面中にマークなどを付して示めされるので、検索が容易に実行可能となる。また、しおりが付与された静止画情報のみに基づいて静止画一覧画面を表示することで、さらなる絞込み検索を実行することや、スライドショーによる再生における頭出しの位置を特定することが可能となる。しかしながら、このような技術を写真サービス注文受付機に適用した場合、写真サービス注文処理の対象となった撮影コマ画像に対して利用者がしおりを付与する操作が必要となり、利用者の操作負担が大きくなる。また、スライドショーによる再生における頭出しの位置の特定をしおり機能により実現する技術は、入力された複数の入力された撮影コマ画像が常に同じ並び順になっていることが前提条件となる。従って、入力された複数の撮影コマ画像が撮影時刻や撮影地域といった異なるソート条件でソーティングされてしまうと、しおりによる頭出し機能は正常に機能しなくなる。
特開2003−121949号公報(段落番号0001−0007、図8) 特開2008−187413号公報(段落番号0003−0021、図1、図2)
上記実状に鑑み、本発明の目的は、入力された大量の撮影コマ画像を複数回の写真サービス注文処理でプリントサービス注文を行う際に、顧客との間で無駄のない効率的な写真サービス注文処理が可能となる写真サービス注文受付機を提供することである。
上記目的を達成するための、本発明による写真サービス注文受付機の1つでは、入力された複数の撮影コマ画像を所定コマ数毎に一覧化した写真サービス注文画面用表示画像を生成する表示画像生成部と、前記写真サービス注文画面を作り出すため前記表示画像を順次ディスプレイに表示させる表示制御部と、前記写真サービス注文画面を通じて顧客との間で行われる前記撮影コマ画像に対する写真サービス注文処理を管理する注文処理管理部と、前記写真サービス注文処理に用いられた写真サービス注文画面用表示画像に組み込まれた撮影コマ画像を処理済コマとして他の撮影コマ画像と識別可能にする処理済コマ識別情報を記録する処理済コマ識別情報記録部とが備えられ、前記処理済みコマは前記写真サービス注文画面用表示画像の撮影コマ画像から除外するように構成されている。
上記特徴構成をもつ写真サービス注文受付機では、顧客との間で写真サービス注文処理を行うために生成されディスプレイに表示された撮影コマ画像に対して他の撮影コマ画像と識別可能にする処理済コマ識別情報が割り当てられる。これにより、顧客が入力された大量の撮影コマ画像に対する写真サービス注文処理を途中で終了して、後ほどこの写真サービス注文処理を行った場合には、処理済コマ識別情報が割り当てられている撮影コマ画像は写真サービス注文画面用表示画像を生成する際に除外される。その結果、顧客はまだ写真サービス注文処理の対象とはなっていなかった撮影コマ画像のみを含む写真サービス注文画面を通じて写真サービス注文処理を行うことができる。従って、顧客は、入力された大量の撮影コマ画像に対して複数回にわたって写真サービス注文処理を行っても、無駄なく行うことができる。
上記目的を達成するための、本発明による写真サービス注文受付機の他の1つでは、入力された複数の撮影コマ画像を所定コマ数毎に一覧化した写真サービス注文画面用表示画像を生成する表示画像生成部と、前記写真サービス注文画面を作り出すため前記表示画像を順次ディスプレイに表示させる表示制御部と、前記写真サービス注文画面を通じて顧客との間で行われる前記撮影コマ画像に対する写真サービス注文処理を管理する注文処理管理部と、写真サービス注文処理で注文された撮影コマ画像を処理済コマとして他の撮影コマ画像と識別可能にする処理済コマ識別情報を記録する処理済コマ識別情報記録部とが備えられ、前記処理済みコマが前記写真サービス注文画面用表示画像の撮影コマ画像から除外される。
この特徴構成をもつ写真サービス注文受付機では、写真サービス注文画面を見ながらの写真サービス注文処理において顧客によって注文された撮影コマ画像に他の撮影コマ画像と識別可能にする処理済コマ識別情報が割り当てられる。これにより、顧客が入力された大量の撮影コマ画像に対する写真サービス注文処理を途中で終了して、後ほどこの写真サービス注文処理を行った場合には、処理済コマ識別情報が割り当てられている撮影コマ画像は写真サービス注文画面用表示画像を生成する際に除外される。その結果、顧客はまだ写真プリントなどの写真サービスの注文を行っていない撮影コマ画像だけを含む写真サービス注文画面を通じて写真サービス注文処理を行うことができる。従って、顧客は、入力された大量の撮影コマ画像に対して複数回にわたって写真サービス注文処理を行っても、無駄なく行うことができる。
つまり、本発明による写真サービス注文受付機では、顧客との間で行われた写真サービス注文処理においてディスプレイに表示された撮影コマ画像、あるいは写真サービス注文を行った撮影コマ画像は、以後の写真サービス注文処理に用いられる写真サービス注文画面から除外されるので、効率よく写真サービス注文処理を進めることができる。
本発明の好適な実施形態の1つでは、前記複数の撮影コマ画像は予め入力されており、この複数の撮影コマ画像に対して複数の顧客による写真サービス注文処理が行われ、前記処理済コマ識別情報は顧客毎に独立して記録される構成が採用される。この構成は、例えば、修学旅行や運動会において業者によって撮影された大量の撮影コマ画像を入力した写真サービス注文受付機を学校に一時的に設置し、生徒や学生などから写真サービス注文を受ける場合に好都合である。顧客としての生徒を特定する生徒番号や氏名などの顧客識別情報を通じて、生徒毎の処理済コマ識別情報が記録されることにより、予め入力されている大量の入力撮影コマ画像から複数回にわたって各生徒が写真サービス注文処理を繰り返しても、ディスプレイに表示された撮影コマ画像、あるいは写真サービス注文を行った撮影コマ画像は、次回から写真サービス注文処理に用いられる写真サービス注文画面から除外されるので、効率よく写真サービス注文処理を進めることができる。
本発明の好適な実施形態の他の1つでは、前記複数の撮影コマ画像は顧客によってデータ伝送可能に接続されたデータ記録媒体からデータ伝送入力され、前記処理済コマ識別情報は前記データ記録媒体毎に独立して記録される構成が採用される。この構成は、例えば、顧客がデジタルカメラなどに用いられている記録媒体から、無線又は有線のデータ伝送ラインを通じて入力された撮影コマ画像を用いて写真サービス注文画面を作り出して写真サービス注文処理を行う場合に好都合である。データ記録媒体のメモリ容量が大容量の場合、顧客はそのデータ記録媒体を長期にわたって何度も追加記録することができるが、通常、追加記録する度にその追加記録した撮影コマ画像から写真サービス注文するのが効率的である。上記構成の写真サービス注文受付機は、処理済コマ識別情報は前記データ記録媒体毎に独立して記録することで、その様な要望を満たすことができる。データ記録媒体の識別のためには、そのデータ記録媒体が固有コード等の識別情報を有する場合にはそれを使用することができる。そのような識別情報を有さない場合には写真サービス注文受付機側で生成した識別情報を用いるようにしてもよい。もし可能な場合、生成した識別情報をそのデータ記録媒体に書き込んでおくと、次回からはその識別情報を利用できるので好都合である。
本発明による写真サービス注文受付機がキヨスク端末のような形態で非常に汎用的に利用される場合、前記処理済コマ識別情報は撮影コマ画像別に記録する必要がある。その際、各撮影コマ画像を一意的に識別する識別情報として、撮影コマ画像に付随する属性情報、例えばEXIF情報に含まれる撮影年月日や撮影時刻、シャッター速度やF値などを利用することが可能である。これにより、顧客識別情報や記録媒体識別情報を必要とせずに、各撮影コマ画像に処理済コマ識別情報を一意的に割り当てることが可能となる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1に、本発明による写真サービス注文受付機の実施形態の一つとしてのセルフプリント端末機が示されている。セルフプリント端末機は、DPショップなどの写真サービス店やコンビニエンスストア等の店頭に設置され、デジタルカメラやカメラ付き携帯電話を利用して取得された撮影コマ画像データ(以下単に撮影コマ画像と略称するが、撮影コマ画像データによってディスプレイ上などで可視化された画像自体も撮影コマ画像と呼ぶことにする。)に基づいて種々の形態の写真プリントを出力する機能や、撮影コマ画像をDVD−R等の書き込み型の大容量記録媒体を書き込む機能を有し、各種操作は実質的に顧客によるセルフサービスで行われる。
このセルフプリント端末機は、上部に写真処理サービス受付部Aを備え、下部のボックス状コンソールに課金決済部Bと写真サービス処理部Cを装備している。写真サービス注文受付部Aは上部ハウジング1とこれに取り付けられたディスプレイの一例としての液晶ディスプレイ2によって構成されている。液晶ディスプレイ2にはグラフィック顧客インターフェース(GUI)を採用した写真サービス注文画面に対して操作入力を行うためのタッチパネル3が備えられている。上部ハウジングの前面には、直接顧客によって投入された、コンパクトフラッシュ(商標)、SDカード(商標)、メモリスティック(商標)等の半導体メモリM(データ記録媒体の一例)から撮影コマ画像を取得する複数種のメディアドライブ4aと、半導体メモリMを装着したデジタルカメラやカメラ付携帯電話から撮影コマ画像のデータ伝送を可能にするUSBなどのデータ伝送コネクタ4bが備えられている。ここでは、メディアドライブ4aやデータ伝送コネクタ4bを総合して半導体メモリMとの間でデータ伝送を行う記録媒体操作部4と称している。さらに、上部ハウジング1の前面には、レシートを発行するレシートプリンタ5が装着されている。上部ハウジング1の内部には、このセルフプリント端末機で利用される写真処理サービスにおける種々の処理機能を実現するメインコントロールユニット100が備えられている。またこの上部ハウジング1の内部には、祭りや運動会などの地元のイベントの模様を写真サービスショップの専属カメラマンやその他の第三者が写した大量の撮影コマ画像を一時的に格納しておく大容量データ記録媒体としてのハードディスク7を追加的に装着することも可能である。
課金決済部Bは、ボックス状コンソール10の表面に露出する課金決済パネル10aを備えており、この課金決済パネル10aに硬貨を投入する硬貨投入口11と、紙幣を投入する紙幣挿入口12とが形成されている。釣り銭払出口13は、ボックス状コンソール10の下部に配置されている。注文された写真サービスに対する課金決済制御は、ボックス状コンソール10の内部に備えられた課金決済コントロールユニット20によって行われる
写真サービス処理部Cは、この実施形態では2台のプリンタユニット40と1台の大容量記録媒体書き込み機としてのDVD−R書き込み機6から構成されている。各プリンタユニット40から排出された写真プリントは、ボックス状コンソール10の表面に露出する共通の写真プリント取出口41に集積される。それぞれのプリンタユニット40に、異なるタイプの、例えばシート幅や材質の異なるプリント媒体を装填することにより、異なるサイズや異なる表面仕上げの写真プリントをプリント媒体の交換なしで出力することができる。プリンタユニット40に採用されるプリント方式としては、熱昇華方式や熱転写方式やインクジェット方式が挙げられるが、本発明は、特定のプリント方式に限定していない。
このセルフプリント端末機の制御系は図2に示されている。写真プリント処理を含む装置全体を管理するメインコントロールユニット100は、マイクロプロセッサ(CPU)とROMやRAMなどのメモリとを備えると共に、汎用OSを実装し、この汎用OSから供給されるプログラムセットを利用しながら各種機能プログラムを構築しているアプリケーションプログラムも実装されている。マイクロプロセッサからの命令に応じて情報の入出力を行う入出力インターフェースに、ディスプレイ2、タッチパネル3、記録媒体操作部4、ハードディスク7、レシートプリンタ5、2台のプリンタユニット40、DVD−R書き込み機6が接続されている。
課金決済コントロールユニット20はワンチップマイコンによって構成することが可能であり、その入出力インターフェースには、ここでは図示されていない硬貨処理器、紙幣処理器、釣り銭処理器が接続されている。メインコントロールユニット100と課金決済コントロールユニット20はそれぞれの通信インターフェースを介して情報伝達可能に接続されており、メインコントロールユニット100からのプリント料金情報を受けて、課金決済コントロールユニット20は顧客からの釣り銭算出を含む金銭投入の適正判定の結果を実行する。
メインコントロールユニット100のアプリケーションプログラムによって主に作り出される、特に本発明に関係する各種処理機能を図3の機能ブロック図を用いて説明する。まず、撮影コマ画像を記録している半導体メモリMから記録媒体操作部4を通じて送られてきた撮影コマ画像をその画像データフォーマットに基づいてメモリ52に展開する画像入出力部51と、撮影コマ画像に対して必要な画像処理を施す画像処理部53と、メモリ52に展開された撮影コマ画像に対して写真サービス注文画面を通じて顧客との間で行われる写真サービス注文処理を管理する注文処理管理部60、撮影コマ画像に対して必要な画像処理を施す画像処理部53と、画像処理を終えた撮影コマ画像からプリンタユニット40に適合するプリントデータを生成するプリントデータ生成部54と、メモリ52から画像処理なしの生の撮影コマ画像または画像処理済みの撮影コマ画像をDVD−R書き込み機6に転送するデータ書き込み制御部55と、注文処理管理部60によって管理されている写真サービス注文画面用表示画像などの表示画像を順次液晶ディスプレイ2に表示させる表示制御部56とが用意されている。なお、この実施形態では、このセルフプリント端末機に入力された撮影コマ画像を所定コマ数毎に一覧化した写真サービス注文画面用表示画像を生成する表示画像生成部53aは画像処理部53における一機能として構築されている。
さらに、メインコントロールユニット100には、画像属性情報読み出し部71と、処理済コマ識別情報記録部72とが備えられている。画像属性情報読み出し部71は、半導体メモリMから記録媒体操作部4を通じて半導体メモリMに記録されている各撮影コマ画像を特定するための属性情報を検出する機能を有する。この実施形態では、画像属性情報読み出し部71が半導体メモリMから検出する属性情報は、コマ画像名(画像ファイル名)や撮影日時コード(年月日+時刻)だけでなく、シャッター速度、F値、ストロボ有無などの撮影条件も含まれ、これらは、例えばEXIFのタグ情報として簡単に読み出すことができる。これらの各属性情報の組み合わせにより実質的に各撮影コマ画像を一意的に特定することが可能となる。処理済コマ識別情報記録部72は、注文処理管理部60による管理下での写真サービス注文処理に用いられた写真サービス注文画面用表示画像に組み込まれた撮影コマ画像、又は写真サービス注文処理で注文された撮影コマ画像、あるいはその両方を処理済コマとして他の撮影コマ画像と識別可能にするように処理済コマ識別情報を記録する。任意の撮影コマ画像が処理済コマであるかどうかを判定するためには、処理済コマとみなされた撮影コマ画像を特定するコマIDを、処理済コマ識別情報記録部72によって管理される処理済コマ識別情報記録テーブルに登録するといった方法を採用することができる。処理済コマ識別情報記録テーブルの一例が、図4に模式的に示されている。図4で例示された処理済コマ識別情報記録テーブルでは、属性情報としてのコマ画像名と撮影日時コード(年月日+時刻)とから生成された撮影コマ画像を一意的に特定するためのコマIDをキーコードとするレコードのデータフィールドとして、写真サービス注文画面用表示画像に組み込まれた撮影コマ画像には表示済フラグが立てられ、写真サービス注文処理で注文された撮影コマ画像は注文済フラグが立てられる処理済コマフラグ記録領域が設けられている。さらには、写真サービス注文処理を行っている顧客の識別情報である顧客IDや対象となる撮影コマ画像が記録されていた半導体メモリMの識別情報である記録媒体IDが得られている場合にこれらを書き込むためのデータフィールドも設けられている。なお、表示済フラグや注文済フラグを示す値として表示された日時コードや注文された日時コードを用いると、この処理済コマ識別情報記録テーブルから表示日時や注文日時を把握できるので好都合である。
注文処理管理部60には、後で詳しく述べる写真サービス注文処理を実行するために、図3に示すように、撮影コマ画像管理部61、注文画面管理部62、操作コマンド管理部63、処理済コマ管理部64、料金算出部65、注文情報作成部66が含まれている。撮影コマ画像管理部61は、メモリ52に展開された撮影コマ画像を管理し、処理すべき撮影コマ画像を画像処理部53に指示する。注文画面管理部62は、写真サービス注文処理に用いられる顧客操作画面である写真サービス注文画面を管理する。この写真サービス注文画面の一例が図5に示されている。
図5から明らかなように、写真サービス注文画面30には、中央部に複数の撮影コマ画像をサムネイル形式で一覧化して表示するコマ表示領域31と、プリント枚数を表示する枚数表示領域32と、プリント枚数を増減する枚数変更ボタン33とが配置されている。また、コマ表示領域31の下側には、ページをめくる形態で複数のコマ表示領域31に表示される撮影コマ画像を変更していくページ切換ボタン34が配置されている。さらに、写真サービス注文画面30の下段位置には、処理の中止のための操作と、前の処理に戻るための操作と、処理を完了する操作とを実現する3種の制御ボタン35、及び表示全コマに対するプリント枚数を増減する増減ボタン37、さらにはプリントの合計金額を表示する料金表示領域36が配置されている。
操作コマンド管理部63は、図5のような写真サービス注文画面に対するタッチパネル3(場合によっては操作キーなどの入力デバイス)を用いて行われた操作入力を解釈して、操作入力に応じた処理が行われるようにする。処理済コマ管理部64は、写真サービス注文画面30を通じて顧客に表示した撮影コマ画像、つまり写真サービス注文画面用表示画像に組み込まれた撮影コマ画像を表示済コマ(処理済コマの一種)と判定して、その情報を処理済コマ識別情報記録部72に与える。さらに、処理済コマ管理部64は、写真サービス注文画面30を通じて顧客に表示され注文を受けた撮影コマ画像、つまり写真サービス注文画面の枚数表示領域32に1枚以上のプリント枚数が設定され、その注文が確定した撮影コマ画像を注文済コマ(処理済コマの一種)と判定して、その情報を処理済コマ識別情報記録部72に与える。処理済コマ識別情報記録部72は処理済コマ管理部64から受け取った情報に基づいて、図4で示したような処理済コマ識別情報記録テーブルに処理済コマを他の撮影コマ画像と識別可能にすべく記録する。
料金算出部65は、写真サービス注文画面を通じて確定された写真プリントサービス注文の料金を算出する。料金算出部65で算出された料金は写真サービス注文画面30に表示されるとともに課金決済コントロールユニット20に転送される。課金決済コントロールユニット20は受け取った料金データに基づいて顧客との間で課金決済を行う。注文情報作成部66は、確定した写真プリントサービス注文を作成する。
上記構成により、写真サービス注文画面30のための表示画像を生成する際、撮影コマ画像管理部61は、処理済コマ識別情報記録部72と協働して、このセルフプリント端末機において処理済コマと判定された撮影コマ画像は写真サービス注文画面用表示画像に含まれるべき撮影コマ画像の対象から除外することができる。
例えば、何コマかの撮影コマ画像を記録したデジタルカメラの半導体メモリMをこのセルフプリント端末機に投入して、所望の撮影コマ画像の写真プリントを注文して、その写真プリントを受け取ったとする。その後、再び撮影を行うことでその半導体メモリMに撮影コマ画像を追加記録し、このセルフプリント端末機に投入して、写真サービス注文処理を行う場合、前回の注文処理の対象となった撮影コマ画像は写真サービス注文画面用表示画像に含まれるべき撮影コマ画像の対象から除外されるので、新たに撮影した撮影コマ画像だけが写真サービス注文画面30に表示されるので効率よく写真サービス注文処理を行うことができる。もちろん、半導体メモリMに記録されている全ての撮影コマ画像を写真サービス注文処理の対象とするという要求に備えて、スタート画面で、処理済コマの表示又は非表示を選択できるようにすると好都合である。
上述したように構成されたセルフプリント端末機において、半導体メモリMを画像ソースとしての写真プリント注文処理の制御の流れの一例を図6と図7のフローチャートを参照しながら説明する。図6はプリント注文処理の基本ルーチンを示し、図7は基本ルーチンで用いられる、選択表示注文処理サブルーチンを示している。
まず、スタート画面が表示される(#01)。このスタート画面において、顧客は、既に注文処理の対象となった撮影コマ画像を注文処理の対象とせずに非表示とする選択表示注文モードと、既に注文処理の対象となった撮影コマ画像も再び注文処理の対象として表示とする全表示注文モードとを選択することができる(#02)。顧客が選択表示注文モードを選択した場合、選択表示注文処理が実行され(#03)、顧客が全表示注文モードを選択した場合、全表示注文処理が実行される(#04)。いずれかの注文処理において注文が確定されると、決済処理が行われる(#05)。決済処理が完了すると、確定したプリント注文に基づくプリント処理が行われる(#06)。
ステップ#04での全表示注文処理は従来のセルフプリント端末機で実行されていた処理なので、ここではその説明を省略し、本発明を特徴づけているステップ#03での選択表示注文処理を詳しく説明する。
まず、顧客はデータ記録媒体としての半導体メモリMを適合するメディアドライブ4aに投入する(#31)。投入されたデータ記録媒体から撮影コマ画像やその属性情報などのデータが読み込まれる(#32)。読み込まれた属性情報から各撮影コマ画像のコマIDを生成する(#33)。生成されたコマIDを用いて、処理済コマ識別情報記録部72の処理済コマ識別情報記録テーブルから各撮影コマ画像の処理済コマ識別情報としての処理済コマフラグが読み出される(#34)。なお、投入されたデータ記録媒体に記録媒体IDが記録されている場合には、この記録媒体IDを用いることにより、コマIDを画像ファイル名のみで構成するようなことも可能である。また、スタート画面において顧客の識別情報として顧客ID等が入力されるような構成を採用している場合、この顧客識別情報も処理済コマ識別情報の高速抽出に利用することができる。読み出された処理済フラグの状態から、今回のプリント注文処理から除外される撮影コマ画像が特定される(#35)。なお、スタート画面において、今回のプリント注文処理から除外される撮影コマ画像を以前の写真サービス注文処理で表示された撮影コマ画像とするか、又は以前の写真サービス注文処理で注文された撮影コマ画像だけにするか、あるいはその両方かを予め選択できる構成を採用している場合には、その選択結果に基づいて除外すべき撮影コマが特定される。
続いて、写真サービス注文画面(写真プリント注文画面)用画像が生成され(#36)、写真サービス注文画面30として液晶ディスプレイ2に表示される(#37)。写真サービス注文画面30として表示された写真サービス注文画面用画像に含まれた撮影コマ画像に対して、表示済コマ(処理済コマ)として処理済コマ識別情報記録テーブルに記録される(#38)。写真サービス注文画面30において、ページ切換ボタン34が操作されて頁めくりが指示されると(#39Yes分岐)、写真サービス注文画面30の更新のためにステップ#36から#38の処理が繰り返される。写真サービス注文画面30において、枚数表示領域32に少なくとも1以上のプリント枚数が入力されることにより注文コマンドが入力されると(#40Yes分岐)、仮の注文処理が行われる(#41)。さらに、写真サービス注文画面30において、この注文処理を完了する制御ボタン35が操作されることで注文終了コマンドが入力されると(#42Yes分岐)、仮の注文処理で記録されていたプリント注文の対象となった撮影コマ画像に対して、注文済コマ(処理済コマ)として処理済コマ識別情報記録テーブルに記録される(#43)。さらに、仮の注文処理に基づいて正式な注文情報が生成され(#44)、基本ルーチンに戻る。
〔別な実施形態〕
上述した実施形態のセルフプリント端末機は、写真サービス店やコンビニエンスストア等の店頭に設置され、任意の顧客によって利用されるものであった。しかしながら、本発明による写真サービス注文受付機はこのような形態のセルフプリント端末機に限定されるわけではなく、例えば、図8に示されるような、写真処理サービス受付部Aだけを独立させたようなプリント注文受付端末であってもよい。このプリント注文受付端末は、筐体の上部に、その表示面にタッチパネル2が形成された液晶型のディスプレイ3を備え、筐体の前面に注文控えとしてのレシートをプリントするレシートプリンタ5を備え、筐体の内部にメインコントロールユニット100とハードディスク7を備えている。
このタイプのプリント注文受付端末は、学校や企業等の行事等において撮影された撮影コマ画像を、別の場所に設置されている写真プリント装置を用いて印画紙等のプリント媒体にプリントするプリント処理の注文だけを受ける装置として機能する。カメラマンを派遣して行事等の撮影を行った業者による取り扱いを例に挙げると、業者は、カメラマンが撮影した大量の撮影コマ画像をプリント注文受付端末のハードディスク7に保存した状態で、そのプリント注文受付端末を学校や企業に一定期間だけ設置する。複数の顧客(ここでは学校の学生や、企業の従業員)がそのディスプレイ3に表示される前述したようなプリント注文画面を通じて希望する撮影コマ画像を指定してプリント注文を行う。その際、顧客毎に、当該顧客を特定する氏名や所属グループなどの顧客識別情報が生成され、このプリント注文受付端末でのプリント注文処理における処理済コマ識別情報は顧客識別情報と関連付けられて記録される。従って、同一の顧客が複数回に分けてプリント注文処理を行う場合には、処理済コマ識別情報により、既に表示された撮影コマ画像ないしは既に注文された撮影コマ画像がプリント注文画面用表示画像から除外することができる。これは、ハードディスク7に大量の撮影コマ画像が保存されている場合には、特に好都合である。顧客単位のプリント注文情報も記録されるので、一定期間が経過した後、業者がプリント注文受付端末を回収して、プリント注文情報を読み出して、プリント注文どおりの写真プリントを写真プリント装置によって出力することができる。出力された写真プリントは注文控えと照合したのち料金と引き換えで顧客に渡される。
本発明による写真サービス注文受付機の実施形態の1つとしてのセルフプリント端末機の外観図 セルフプリント端末機の制御系を示す模式図 メインコントロールユニットの機能ブロック図 処理済コマ識別情報記録テーブルのデータ構造を示す説明図 写真サービス注文画面の一例を示す画面図 プリント注文処理の基本ルーチンを示すフローチャート 選択表示注文処理サブルーチンを示すフローチャート 本発明による写真サービス注文受付機の別な実施形態としてのプリント注文受付端末の外観図
符号の説明
2:液晶ディスプレイ
7:ハードディスク
52:メモリ
53a:表示画像生成部
56:表示制御部
60:注文処理管理部
61:撮影コマ画像管理部
62:注文画面管理部
63:操作コマンド管理部
64:処理済コマ管理部
65:料金算出部
66:注文情報作成部
71:画像属性情報読み出し部
72:処理済コマ識別情報記録部
100:メインコントロールユニット
M:半導体メモリ(データ記録媒体)

Claims (5)

  1. 入力された複数の撮影コマ画像を所定コマ数毎に一覧化した写真サービス注文画面用表示画像を生成する表示画像生成部と、
    前記写真サービス注文画面を作り出すため前記表示画像を順次ディスプレイに表示させる表示制御部と、
    前記写真サービス注文画面を通じて顧客との間で行われる前記撮影コマ画像に対する写真サービス注文処理を管理する注文処理管理部と、
    前記写真サービス注文処理に用いられた写真サービス注文画面用表示画像に組み込まれた撮影コマ画像を処理済コマとして他の撮影コマ画像と識別可能にする処理済コマ識別情報を記録する処理済コマ識別情報記録部とを備え、
    前記処理済みコマを前記写真サービス注文画面用表示画像の撮影コマ画像から除外する写真サービス注文受付機。
  2. 入力された複数の撮影コマ画像を所定コマ数毎に一覧化した写真サービス注文画面用表示画像を生成する表示画像生成部と、
    前記写真サービス注文画面を作り出すため前記表示画像を順次ディスプレイに表示させる表示制御部と、
    前記写真サービス注文画面を通じて顧客との間で行われる前記撮影コマ画像に対する写真サービス注文処理を管理する注文処理管理部と、
    前記写真サービス注文処理で注文された撮影コマ画像を処理済コマとして他の撮影コマ画像と識別可能にする処理済コマ識別情報を記録する処理済コマ識別情報記録部とを備え、
    前記処理済みコマを前記写真サービス注文画面用表示画像の撮影コマ画像から除外する写真サービス注文受付機。
  3. 前記複数の撮影コマ画像は予め入力されており、この複数の撮影コマ画像に対して複数の顧客による写真サービス注文処理が行われ、前記処理済コマ識別情報は顧客毎に独立して記録される請求項1又は2に記載の写真サービス注文受付機。
  4. 前記複数の撮影コマ画像は顧客によってデータ伝送可能に接続されたデータ記録媒体からデータ伝送入力され、前記処理済コマ識別情報は前記データ記録媒体毎に独立して記録される請求項1又は2に記載の写真サービス注文受付機。
  5. 各処理済コマの前記処理済コマ識別情報には当該処理済コマを識別するための当該処理済コマの撮影コマ画像に付随する属性情報が含まれている請求項1又は2に記載の写真サービス注文受付機。
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