JP2010139188A - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】光源部の設置場所の自由度を向上させつつ、透光パネルの取り付け性やメンテナンス性を向上させ、透光パネルが本体から離れていても映写可能な新たな空気調和機を提供する。
【解決手段】空気調和機1は、光を透過させる透光パネル20と、透光パネル20の後面側に配置され、透光パネル20の後面20cに対して光を照射可能に構成されている光源部71と、光源部71から照射された光による像を透光パネル20の後面20cに形成する映写部72とを有している。
【選択図】図4

Description

この発明は、光源部で発光された光により種々の運転状態を表示する空気調和機であり、特に透光パネルを透過させた光を視認させる空気調和機に関する。
従来の空気調和機には、光源部であるLED等の発光素子を発光させて種々の運転状態を表示するものがある。この一例として、特許文献1及び特許文献2には、発光素子を覆う透光パネルの前方から光を視認できるように、透光パネルの後面から前面へ光を透過させるものが開示されている。
また別の例として、特許文献3及び特許文献4には、透光パネルの前面に文字等の図柄を認識できるように、図柄の部分とそれ以外の部分との透光率が異なる材料を用いて作製された透光パネルを有するものが開示されている。
特開2004−85022号公報 特開2006−194563号公報 特開2002−228183号公報 特開2002−310491号公報
上記のような従来の空気調和機は、透光パネルの後面近傍に光源部を含む電装部品を取り付ける必要があることから、光源部の設置場所に一定の制約が生じるものである。
また、空気調和機には、透光パネルが取り外し自在で水で洗浄可能であるものや、空気調和機の駆動中に透光パネルが移動して本体から離れるものがあるが、これらの空気調和機に透光パネルを透過させた光を視認させることを適用することは、透光パネルの取り外し性が低下する点や、透光パネルを水で洗浄できなくなる等のメンテナンス性が低下する点や、透光パネルが本体から離れている場合に光を透過させることができなくなる点などの理由から難しいものである。
また、空気調和機の熱交換器では空気中の水分が結露するため、この結露水から光源部等の電装品を保護する必要があるものである。
本発明の目的は、このような課題に基づいて、光源部の設置場所の自由度を向上させつつ、透光パネルの取り付け性やメンテナンス性を向上させ、透光パネルが本体から離れていても映写可能な新たな空気調和機を提供することである。
本発明は、かかる目的を達成するために、次のような手段を講じたものである。
すなわち、第1の発明に係る空気調和機は、光を透過させる透光パネルと、前記透光パネルの後面側に配置され、前記後面に対して光を照射可能に構成されている光源部と、前記光源部から照射された光による像を前記後面に形成する映写部とを備えることを特徴とする。
この構成によると、光源部から照射された光による像が透光パネルの後面に映写される。映写された光の像が透光パネルの後面から前面に透過して、透光パネルの前面に表示される。このように、光源部から照射された光による像を映写する、いわゆるプロジェクタを採用しているから、透光パネルと光源部とを密着させる必要がなく、光源部の設置場所の自由度を向上させることができる。
特に透光パネルが本体に取り付け自在に設けられ、または、透光パネルが本体と相対的に接離自在に設けられている空気調和機に適用すると、透光パネルの取り付け性が向上し、透光パネルが本体から離れていても映写可能であるため、このような空気調和機への適用も望ましい。
ここで「像」とは、文字、図形、記号若しくはこれらの結合又はこれらと色彩との結合を少なくとも含むものである。
第2の発明に係る空気調和機では、透光パネルの取り付け性やメンテナンス性を向上させ、透光パネルが本体から離れていても映写可能な新たな空気調和機を提供するために、前記光源部および前記映写部は、前記透光パネルの後面から離間されて設けられている。
第3の発明に係る空気調和機では、光源部および映写部を設ける設置場所に、透光パネルと熱交換器との間の空間を有効に利用するために、前記透光パネルの後面側に配置された熱交換器を備え、前記光源部および前記映写部は、前記透光パネルと前記熱交換器との間に配置されている。
第4の発明に係る空気調和機では、光源部および映写部の設置場所を適切に確保しつつ、熱交換器で結露した水が光源部および映写部へ飛散することを抑制するために、前記熱交換器は、前記透光パネルの後面に対向する部分を有し、その部分の上部は上方後方に向かって傾斜して形成されており、前記光源部および前記映写部は、前記透光パネルと前記熱交換器の上部との間の空間に配置されている。
第5の発明に係る空気調和機では、熱交換器で結露した水が光源部および映写部へ飛散することを確実に防止するために、前記熱交換器の下方に配置されたドレンパンを更に備え、前記光源部および前記映写部は、前記ドレンパンの下方に配置されている。
第6の発明に係る空気調和機では、光源部および映写部の設置場所の自由度を遙かに向上させるために、前記光源部から照射され前記映写部を通過した光を前記透光パネルの後面へ向けて反射する反射部を備えている。
第7の発明に係る空気調和機では、具体的な実施の態様として、前記映写部は、前記光源部から照射された光の一部を遮光する遮光部である。
第8の発明に係る空気調和機では、別の具体的な実施の態様として、前記映写部は、前記光源部からの照射光の照射角度を変更する光軸変更部である。
本発明は、以上説明した構成であるから、以下の効果が得られる。
第1の発明によれば、光源部の設置場所の自由度を向上させることができる。
第2の発明によれば、従来の空気調和機に比べて、透光パネルの取り付け性やメンテナンス性を向上させた空気調和機や、透光パネルが本体から離れていても映写可能な新たな空気調和機を提供することができる。
第3の発明によれば、光源部および映写部を設ける設置場所に、透光パネルと熱交換器との間の空間を有効に利用することができる。
第4の発明によれば、光源部および映写部の設置場所を適切に確保しつつ、熱交換器で結露した水が光源部および映写部へ飛散することを抑制することができる。
第5の発明によれば、熱交換器で結露した水が光源部および映写部へ飛散することを確実に防止することができる。
第6の発明によれば、光源部および映写部の設置場所の自由度を遙かに向上させることができる。
第7〜8の発明によれば、光源部および映写部に既存の映写方式を採用することができる。
以下、図面に基づいて、本発明に係る空気調和機の室内機について説明する。
〔基本構成〕
図1は、本発明の実施形態に係る室内機1を前方斜め上から見た模式的斜視図である。
図2は、図1に示す室内機1を前方から見た模式図である。
図3は、図2に示す室内機1のA−A断面模式図である。
図4は、図3に示す室内機1を前方斜め上から見た断面斜視模式図である。
図5は、プロジェクタの光源部および映写部に関する模式説明図である。
図6は、透光パネルの前面に光による像が表示されている様子を示す斜視図
図7は、別の実施形態に係る室内機の前方斜め上から見た断面斜視模式図である。
図8は、図7に示す実施形態において、透光パネルの前面に光による像が表示されている様子を示す斜視図である。
図9は、さらに別の実施形態に係る室内機の前方斜め上から見た断面斜視模式図である。
図1に示すように、本実施形態の室内機1は、全体として一方向に細長い形状を有しており、その長手方向が水平となるように室内の壁面に取り付けられるものである。尚、以下の説明において、室内機1の長手方向を単に「長手方向」と称する。また、室内機1が取り付けられる壁から突出する方向を「前方」と称し、その反対の方向を「後方」と称する。
この室内機1は、本体ユニット10(本体)と、本体ユニット10の前面に取り付けられ、白濁色(半透明)で光を透過させる透光パネル20とを有して構成される。透光パネル20は、図示しない取付部を介して、本体ユニット10の前面に開閉可能に取り付けられており、室内機1の運転状態に応じて開閉されるものであり、さらにメンテナンス時の水洗い等のために取り外し可能に構成されているものである。
〔本体ユニット〕
図3に示すように、本体ユニット10は、本体ケーシング11と、室内熱交換器12と、クロスフローファン13と、電装品ユニット14と、前面グリル17とを有して構成される。
室内熱交換器12、クロスフローファン13及び電装品ユニット14は、本体ケーシング11に取り付けられている。
前面グリル17は、室内熱交換器12、クロスフローファン13及び電装品ユニット14等の構成部材を覆うように本体ケーシング11の前面に取り付けられている。
室内熱交換器12は、本体ケーシング11に対して、前側熱交換器12aと後側熱交換器12bとを逆V字状に配置して構成されたプレートフィン形の熱交換器である。
図1に示すように、前面グリル17には、天井部分に天面吸込口17aが形成されている。当該天面吸込口17aは、前面グリル17の天井部分を格子状にして形成されている。
図1及び図3に示すように、透光パネル20が開いた状態で、前面グリル17の天面吸込口17a、及び、透光パネル20の上部に位置する前側吸込口20aから、外部の空気が当該前面グリル17の内部へ吸い込まれる。なお、図1は透光パネル20が閉じた状態を表しているが、室内機1の運転中は透光パネル20が本体ユニット10から離れて開いた状態となる。
図3に示すように、室内熱交換器12の逆V字状の内側には、クロスフローファン13が設けられている。このクロスフローファン13は軸流ファンと呼ばれているもので、その軸方向が室内機1の長手方向に沿うように配置されている。
本体ケーシング11は、吹出口17fの上側に位置するように上側壁面11bを有する。当該上側壁面11bは、前側熱交換器12aの下方に位置し、前側熱交換器12aで結露した結露水を受け止めて外部へ排出するドレンパン11cと一体に成形されている。
ドレンパン11cと透光パネル20との間の位置には、電装品ユニット14が配置されている。また、後側熱交換器12bの下方には、後側熱交換器12bで結露した結露水を受け止めて外部へ排出する後側ドレンパン11dが配置されている。
本体ケーシング11、前面グリル17、及び透光パネル20は、横長のものである。また、吹出口17fは、前面グリル17の長手方向に沿って延びるように形成されている。
室内機1においては、上面の天面吸込口17a及び前面吸込口20aからクロスフローファン13によって吸い込まれた室内空気を室内熱交換器12に通過させ冷媒との間で熱交換させ下面の吹出口17fから室内へと吹出される。
一対のエアフィルタ(図示せず)が長手方向に並んで設けられ、当該一対のエアフィルタは、天面吸込口17aに対向する位置に配置されており、天面吸込口17aを通過する空気に混在する塵埃等を取り除くことができる。
電装品ユニット14は、商用電源(交流100V又は交流200V)に接続される電源入力部としての端子盤、交流回路部、直流高圧回路部、直流低圧回路部、CPU制御部等の電装品と、当該電装品を内部に収容する電装品箱41とを有して構成される。
電装品箱41は、本体ユニット10の長手方向に細長く延びる略直方体状の外形を有しており、内部に収容された電装品の周囲を覆うケースである。
〔プロジェクタ70〕
上記の構成において、本実施形態では更に透光パネル20と室内熱交換器12との間に、光による像(文字、図形、記号等を表すもの)を透光パネル20の後面20cに形成するプロジェクタ70を備えている。
プロジェクタ70は、図5の(a)に示すように、光を照射(発光)する光源部71と、光源部71から照射された光による像ZOを透光パネル20の後面20cに形成する映写部72とを主体として構成され、これらを収容するケーシングが付帯している。具体的には、光源部71には光を発光するLEDを用いており、映写部72にはLEDから照射された光の一部を遮光する遮光部73(液晶パネル)を用いている。遮光部73は、CPU制御部等の電装品からの指令信号に基づいて、遮蔽する部位を自在に変更することにより任意の形状の光による像ZOを後面20cに形成するものである。すなわち、本実施形態において、プロジェクタ70には、液晶プロジェクタ方式を採用している。
なお、本実施形態では、プロジェクタ70に液晶プロジェクタ方式を採用しているが、これに限定されるものではない。他の実施形態としては、図5の(b)に示すように、レーザ光を発光するレーザ光源部74と、レーザ光源部74から照射されたレーザ光の光軸(光の進行方向または照射角度ともいう)を変更する光軸変更部75(回転軸が互いにねじれの位置関係にある一対の回転ミラーを有するX−Yスキャナ)とを主体として構成され、レーザ光源部74からの照射光の光軸を光軸変更部75で高速で変更し、透光パネル20の後面20cにレーザ光を走査させて、光による像ZOを写像するレーザプロジェクタ方式を採用したレーザプロジェクタ76であってもよい。またその他の映写方式を採用してもよい。
図3及び図4に示すように、透光パネル20の後面側に室内熱交換器12が配置されている。室内熱交換器12は、逆V字状の室内熱交換器12の前側部分である前側熱交換器12aと、逆V字状の室内熱交換器12の後側部分である後側熱交換器12bとを含んでいる。前側熱交換器12aは、室内熱交換器12における透光パネル20に対向して配置された部分であり、前側熱交換器12aの上部は上方後方に向かって傾斜して形成されている。すなわち、逆V字状の室内熱交換器12の前側部分の上部が上方後方に向かって傾斜して形成されており、前側熱交換器12aの上部である傾斜部分と透光パネル20との間の空間が広げられている。そして、プロジェクタ70は、前側熱交換器12aの上部である傾斜部分と透光パネル20との間の広げられた空間(隙間)において、透光パネル20の後面20cと離間した位置に配置され、透光パネル20の後面20cに向かって直接光を照射する向きで配置されている。
プロジェクタ70は、図4及び図6に示すように、CPU制御部等の電装品からの制御信号に基づいて、透光パネル20の後面20cの中央部(以後、映写対象面ともいう)の上方後方から映写対象面に向かって光を照射し、映写対象面に光の像を形成する。映写対象面に形成された光の像は、透光パネル20を後面20cから前面20bに透過して、透光パネル20の前面20bに光の像を表示する。図4及び図6では、透光パネル20の前面20bに「COOL28℃」という文字MO1が表示されているが、そのためにプロジェクタ70は、映写対象面に左右を反転させた文字を映写している。さらにプロジェクタ70は映写対象面の上方後方から映写しているため、光の像が歪んでしまうが、予め逆補正した像を映写するように遮光部73(映写部72)での遮光部分を補正し、これを防止している。
以上のように、本実施形態に係る空気調和機は、光を透過させる透光パネル20と、透光パネル20の後面側に配置され、後面20cに対して光を照射可能に構成されている光源部71と、光源部71から照射された光による像を後面20cに形成する映写部72とを備えている。
このように、光源部71から照射された光による像が透光パネル20の後面20cに映写される。映写された光の像が透光パネル20の後面20cから前面20bに透過して、透光パネル20の前面20bに表示される。このように、光源部71から照射された光による像を映写する、いわゆるプロジェクタ70を採用しているから、透光パネル20と光源部71とを密着させる必要がなく、光源部71の設置場所の自由度を向上させることができる。
特に透光パネル20が本体に取り付け自在に設けられ、または、透光パネル20が本体と相対的に接離自在に設けられている空気調和機に適用すると、透光パネル20の取り付け性が向上し、透光パネル20が本体から離れていても映写可能であるため、このような空気調和機への適用も望ましい。
また、光源部71および映写部72は、透光パネル20の後面20cから離間されて設けられているので、光源部71と透光パネル20が近接している必要があった従来の空気調和機に比べて、透光パネル20の取り付け性やメンテナンス性を向上させた空気調和機や、透光パネル20が本体から離れていても映写可能な新たな空気調和機を提供することができる。
特に、透光パネル20の後面側に配置された熱交換器(12)を備え、光源部71および映写部72は、透光パネル20と熱交換器(12)との間に配置されているので、光源部71および映写部72を設ける設置場所に、透光パネル20と熱交換器(12)との間の空間を有効に利用することができる。
さらに、熱交換器(12)は、透光パネル20の後面20cに対向する部分(前側熱交換器12a)を有し、その部分の上部は上方後方に向かって傾斜して形成されており、光源部71および映写部72は、透光パネル20と熱交換器(12)の上部との間の空間に配置されているので、光源部71および映写部72の設置場所を適切に確保できるとともに、熱交換器(12)の上方に光源部71及び映写部72が位置することになるから、熱交換器(12)で結露した水が光源部71および映写部72へ飛散することを抑制することができる。
具体的な構成として、映写部72は、光源部71から照射された光の一部を遮光する遮光部73であるものが挙げられる。また、映写部72は、光源部71からの照射光の照射角度を変更する光軸変更部75であるものが挙げられる。また、光源部71及び映写部72は、その他の映写方式であってもよい。
以上、本発明の一実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限定されるものでないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明だけではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
例えば、別の実施形態としては、図7に示すように、プロジェクタ70と同一構成であるプロジェクタ170が、熱交換器(12)の下方に配置されたドレンパン11cの下方に配置されていてもよい。この場合は、熱交換器(12)で結露した水がプロジェクタ70に到達するまでに、この結露水をドレンパン11cが受け止めて外部へ排水するから、熱交換器(12)で結露した水が光源部71および映写部72へ飛散することを確実に防止することができる。
また、図8は、この別の実施形態の場合において、透光パネル20の前面20bに光による像である文字MO2が表示されていることを示す図である。この別の実施形態の場合は、上記の一実施形態に比べて透光パネル20の後面20cとプロジェクタ70との距離が短くなり、その結果、透光パネル20の前面20bに表示される文字MO2が文字MO1よりも小さくなる。このように、透光パネル20の後面20cとプロジェクタ70との離間距離に応じて、透光パネル20に表示される光による像の大きさを変化させることができる。また、プロジェクタ70から照射される光の像を拡大する拡大レンズなどの拡大縮小部を備えていると、透光パネル20に表示される光による像の大きさを変化させることができるという従来にない新たな空気調和機を提供することもできる。
また、さらに別の実施形態としては、プロジェクタ70と同一構成であるプロジェクタ270を、透光パネル20の後面20cにおける映写対象面に直接光を照射しない向き(例えば上方)に向けて、電装品箱41の内部ないしその近傍に配置し、そのプロジェクタ270の上方に、プロジェクタ270から照射された光(光源部71から照射され映写部72を通過した光)を透光パネル20の後面20cへ向けて反射する反射部271を配置してもよい。このように構成すると、光源部71および映写部72と透光パネル20との間に光の進行を妨げる障害物があったとしても、反射部271により障害物を回避して光を透光パネル20へ到達させるから、光源部71および映写部72の設置場所の自由度を遙かに向上させることができる。
本発明を利用すれば、光源部の設置場所の自由度を向上させつつ、透光パネルの取り付け性やメンテナンス性を向上させ、透光パネルが本体から離れていても映写可能な新たな空気調和機を得ることができる。
本発明の実施形態に係る室内機を示す模式的斜視図。 図1に示す室内機の正面図。 図2に示す室内機のA−A断面図。 図2に示す室内機の断面斜視模式図。 プロジェクタの光源部および映写部を示す模式説明図。 透光パネルの前面に光による像が表示されている様子を示す斜視図。 別の実施形態に係る室内機の断面斜視模式図。 図7の実施形態おいて透光パネルの前面に光による像が表示されている様子を示す斜視図。 さらに別の実施形態に係る室内機の断面斜視模式図。
符号の説明
1 室内機(空気調和機)
11c ドレンパン
12 室内熱交換器
12a 前側熱交換器
20 透光パネル
20b 透光パネルの前面
20c 透光パネルの後面
70、170、270 プロジェクタ
71 光源部
72 映写部
73 遮光部
74 レーザ光源部
75 光軸変更部
76 レーザプロジェクタ

Claims (8)

  1. 光を透過させる透光パネルと、
    前記透光パネルの後面側に配置され、前記後面に対して光を照射可能に構成されている光源部と、
    前記光源部から照射された光による像を前記後面に形成する映写部とを備えることを特徴とする空気調和機。
  2. 前記光源部および前記映写部は、前記透光パネルの後面から離間されて設けられている請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記透光パネルの後面側に配置された熱交換器を備え、
    前記光源部および前記映写部は、前記透光パネルと前記熱交換器との間に配置されている請求項1又は2に記載の空気調和機。
  4. 前記熱交換器は、前記透光パネルの後面に対向する部分を有し、その部分の上部は上方後方に向かって傾斜して形成されており、
    前記光源部および前記映写部は、前記透光パネルと前記熱交換器の上部との間の空間に配置されている請求項3に記載の空気調和機。
  5. 熱交換器の下方に配置されたドレンパンを更に備え、
    前記光源部および前記映写部は、前記ドレンパンの下方に配置されている請求項1〜3のいずれかに記載の空気調和機。
  6. 前記光源部から照射され前記映写部を通過した光を前記透光パネルの後面へ向けて反射する反射部を備える請求項1〜5のいずれかに記載の空気調和機。
  7. 前記映写部は、前記光源部から照射された光の一部を遮光する遮光部である請求項1〜6のいずれかに記載の空気調和機。
  8. 前記映写部は、前記光源部からの照射光の照射角度を変更する光軸変更部である請求項1〜6のいずれかに記載の空気調和機。

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