JP2010121861A - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】透光パネルを透過する発光がぼやけて視認性が低下することを抑制する空気調和器を提供する。
【解決手段】空気調和機1は、発光部44が配置された略矩形の発光表示部42と、発光部44で発光された光を透過させる前面透光パネル20と、発光表示部42の角部近傍にそれぞれ配置され、発光表示部42を前面透光パネル20に向かって付勢する板バネ47とを有している。
【選択図】図5

Description

この発明は、発光部で発光された光により種々の運転状態を表示する空気調和機であり、特に透光パネルを透過させた発光を視認させる空気調和機に関する。
従来の空気調和機には、発光素子を発光させて種々の運転状態を表示するものがあり、発光素子を覆う表示カバーの前方から発光を視認できるように、表示カバーの後面から前面へ光を透過させるものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−341671号公報
表示カバー、前面グリル等の透光パネルに発光された光を透過させると、光が拡散されてぼやけてしまい視認性が低下することが生じる。特に透光パネル等が不透明な場合は光が散乱され易いために、光の視認性が低下する。しかし、特許文献1のような従来の空気調和機は、発光素子の点灯、点滅や発光色などの表示態様により各種運転状態を表示するものであり、光がぼやけても視認できないという問題は少なかった。
本発明の発明者は、多様な表示を行うために、発光素子(発光部)を7セグやドットマトリックス状に配置して文字や図形による情報を表示させるという新たな試行をしたところ、透光パネル等を透過した光がぼやけてしまうと文字情報等を視認できないという課題が生じた。本発明は、この課題に対する解決策を思考し、その結果、透光パネル等に発光部を密着させることにより、光がぼやけて視認性が低下することを抑制させることができることが判明した。また発光部が配置される部分を透光パネルに均一に密着させることによりさらに透光性が増すことも判明した。
なお、空気調和器には、製造コストの低減のために組み立て性の向上と、小形化のために部品の省スペース化が常に求められているものである。
本発明の目的は、このような見地に基づいて、透光パネルを透過する光がぼやけて視認性が低下することを抑制する空気調和器を提供することを目的とする。
本発明は、かかる目的を達成するために、次のような手段を講じたものである。
すなわち、第1の発明に係る空気調和機は、発光部が配置された略矩形の発光表示部と、前記発光部で発光された光を透過させる透光パネルと、前記発光表示部の角部近傍にそれぞれ配置され、前記発光表示部を前記透光パネルに向かって付勢する板バネとを備えていることを特徴とする。
この空気調和機では、板バネが発光表示部の角部近傍を透光パネルに向かって付勢しているため、発光表示部を透光パネルへ押し付けて均一に密着させることができ、透光パネルを透過する光がぼやけることを抑制することができる。
第2の発明に係る空気調和機は、上記の空気調和機において、前記発光表示部は、複数の前記発光部が同一平面上に配置されていることを特徴とする。
この空気調和機では、複数の発光部により発光態様を多様化することができる。
第3の発明に係る空気調和機は、上記の空気調和機において、前記複数の発光部は、ドットマトリックス状に配置されていることを特徴とする。
この空気調和機では、ドットマトリックス状に配置された複数の発光部により、文字、図形、記号等を表示する多様な発光を行うことができる。
第4の発明に係る空気調和機は、上記の空気調和機において、前記発光表示部が設けられ、前記発光部を有する発光基板が内部に配置された表示ケースと、前記表示ケースと組み立て可能であって、前記板バネが内部に配置されたベースケースとを備えることを特徴とする。
このような発光表示部42とベースケース46との間に、付勢手段を介在させながら組み立てる空気調和機について、付勢手段にコイルバネを用いることが考えられるが、組み立て時の押圧時にコイルバネがそり曲がって歪んでしまい十分に付勢しなくなる等の組み立て不良が発生することがあり、特に複数のコイルバネを介在させた場合には全てのコイルバネをバネ軸方向に押圧しつつ組み立てなければならないため、組み立て工程が難しいものであるが、本発明では、歪みにくい板バネを用いため、歪みを防止して組み立て易さを有効に向上させることができる。
さらに、コイルバネを設ける設置空間を省スペース化するためには、径(バネ幅)の小さいコイルバネを用いるとよいが、組み立て時に歪みやすく組み立てが難しくなってしまう。一方、径(バネ幅)の大きなコイルバネを用いると歪みにくく組み立て易さが向上するが、省スペース化が損なわれてしまう。本発明では、バネ幅を小さくしても歪みにくい板バネを用いているため、設置空間を小さくすることができる。
したがって、コイルバネ等の付勢手段を用いて、表示ケースとベースケースと組み立てる空気調和機は、組み立て易さと省スペース化とを両立させることが難しいものと考えられるが、本発明は、板バネを用いることにより、歪みを防止し、設置空間を小さくして組み立て易さと省スペース化とを両立させることができる。
第5の発明に係る空気調和機は、上記の空気調和機において、前記ベースケース及び前記表示ケースは、それぞれの両端部同士を係止することにより組み立て可能に構成されていることを特徴とする。
この空気調和機では、ベースケース及び表示ケースは、両端部同士を係止することにより組み立て可能であるので、組み立て易くなるとともに、板バネは歪みにくいため、板バネを均一に押圧しながら両ケースの両端を同時に係止して組み立てたり、板バネを不均一に押圧しながら両ケースの一端を係止させた後、他端を係止させて両ケースを組み立てたりすること等、様々な方向に押圧しつつ組み立てることができ、組み立て易さと組み立ての自由度の双方を向上させることができる。
本発明は、以上説明した構成であるから、以下の効果が得られる。
第1の発明によれば、発光表示部を透光パネルへ押し付けて密着させることができ、透光パネルを透過する光がぼやけることを抑制することができる。
第2の発明によれば、発光態様を多様化することができる。
第3の発明によれば、文字、図形、記号等を表示する多様な発光を行うことができる。
第4の発明によれば、組み立て易さと省スペース化とを両立させることができる。
第5の発明によれば、組み立て易さと組み立ての自由度の双方を向上させることができる。
以下、図面に基づいて、本発明に係る空気調和機の室内機について説明する。
〔基本構成〕
図1は、本発明の実施形態に係る室内機1を前方斜め上から見た模式的斜視図である。
図2は、図1に示す室内機1を前方から見た模式図である。
図3は、図2に示す室内機1のA−A断面模式図である。
図4は、図2に示す室内機1の前面透光パネル20を取り外した模式図である。
図1に示すように、本実施形態の室内機1は、全体として一方向に細長い形状を有しており、その長手方向が水平となるように室内の壁面に取り付けられるものである。尚、以下の説明において、室内機1の長手方向を単に「長手方向」と称する。また、室内機1が取り付けられる壁から突出する方向を「前方」と称し、その反対の方向を「後方」と称する。
この室内機1は、本体ユニット10(本体)と、本体ユニット10の前面に取り付けられ、白濁色で光を透過させる透光パネルとしての前面透光パネル20とを有して構成される。
〔本体ユニット〕
図3に示すように、本体ユニット10は、本体ケーシング11と、室内熱交換器12と、クロスフローファン13と、電装品ユニット14と、フィルタユニット15と、清掃ユニット16と、前面グリル17とを有して構成される。
室内熱交換器12、クロスフローファン13、電装品ユニット14、及びフィルタユニット15は、本体ケーシング11に取り付けられている。
前面グリル17は、室内熱交換器12、クロスフローファン13、電装品ユニット14、及びフィルタユニット15等の構成部材を覆うように本体ケーシング11の前面に取り付けられている。
室内熱交換器12は、本体ケーシング11に対して、前側熱交換器12aと後側熱交換器12bとを逆V字状に配置して構成されたプレートフィン形の熱交換器である。
図1に示すように、前面グリル17には、天井部分に天面吸込口17aが形成されている。当該天面吸込口17aは、前面グリル17の天井部分を格子状にして形成されている。
また、図4に示すように、前面グリル17の前側上部には、前側開口17b、17cが形成されている。前側開口17b、17cは、それぞれ一の開口として形成されている。
また、前面グリル17には、これらの前側開口17b、17cの下方に室内機1の長手方向と平行に延びる開口部17dが形成されている。この開口部17dには、清掃ユニット16が嵌め込まれている。
また、前面グリル17には、長手方向中央部において、開口部17dの下方に、発光表示部42を前方に露出させるための開口部17eが形成されている。当該開口部17eは、発光表示部42の前面形状と略対応する形状で形成され、当該発光表示部42が、前面グリル17の内側から外側に向かって挿入されている。
図1に示すように、前面透光パネル20を閉じた状態で、前面グリル17の天面吸込口17a、及び、前面透光パネル20の上部に位置する前側吸込口20aから、外部の空気が当該前面グリル17の内部へ吸い込まれる。
図3に示すように、室内熱交換器12の逆V字状の内側には、クロスフローファン13が設けられている。このクロスフローファン13は軸流ファンと呼ばれているもので、その軸方向が室内機1の長手方向に沿うように配置されている。
本体ケーシング11は、吹出口17fの上側に位置するように上側壁面11bを有する。当該上側壁面11bは、前側熱交換器2の下方に位置するドレンパン11cと一体に成形されている。
ドレンパン11cと前面透光パネル20との間の位置には、電装品ユニット14が配置されている。また、後側熱交換器12bの下方には、後側ドレンパン11dが配置されている。
本体ケーシング11、前面グリル17、及び前面透光パネル20は、横長のものである。また、吹出口17fは、前面グリル17の長手方向に沿って延びるように形成されている。
室内機1においては、上面の天面吸込口17a及び前面吸込口20aからクロスフローファン13によって吸い込まれた室内空気を室内熱交換器12に通過させ冷媒との間で熱交換させ下面の吹出口17fから室内へと吹出される。
フィルタユニット15は長手方向に並んで設けられた一対のエアフィルタ51(図3において2点鎖線で、図4において網掛けのハッチングで模式的に示す。図1においては省略する。)と、当該エアフィルタ51を移動させるためのピニオン52と、を備えている。当該一対のエアフィルタ51は、天面吸込口17a及び前側開口17b、17cに対向する位置に配置されており、天面吸込口17a又は前側開口17b、17cを通過する空気に混在する塵埃等を取り除くことができる。
清掃ユニット16は、室内機1の長手方向に延びるとともに、当該長手方向に延びる軸周りに回転するブラシ61と、ブラシ61についた塵埃を掻き出すための櫛62と、当該櫛62の前方に近接して設けられ室内機1の長手方向に延びて回転する圧縮ローラ63と、圧縮ローラ63と櫛62との間で圧縮された埃が収納されるダストボックス64と、を備えている。
電装品ユニット14は、商用電源(交流100V又は交流200V)に接続される電源入力部としての端子盤、交流回路部、直流高圧回路部、直流低圧回路部、CPU制御部等の電装品と、当該電装品を内部に収容する電装品箱41と、当該電装品箱41の前面に取り付けられた発光表示部42(図4参照)とを有して構成される。
電装品箱41は、本体ユニット10の長手方向に細長く延びる略直方体状の外形を有しており、内部に収容された電装品の周囲を覆うケースである。当該電装品箱41は、ドレンパン11cの前方の位置において、本体ユニット10の長手方向に延びるドレンパン11cと略平行に並んだ状態で、発光表示部42を前方に向けて配置している。
〔発光表示部〕
次に発光表示部42について具体的に説明する。
図5は、室内機1から、ベースケース46、発光基板45、発光表示部42が設けられる表示ケース43、及びシール49を取り外した状態を説明するための前方斜め上から見た斜視模式図である。
図6は、図5と同様に、室内機1から、ベースケース46、発光基板45、発光表示部42が設けられる表示ケース43、及びシール49を取り外した状態を説明するための後方斜め上から見た斜視模式図である。
発光基板45は、LED等の発光部44が同一面上にドットマトリックス状に複数配置されており、後述する表示ケース43にネジ止めされるためのネジ孔45aが板厚方向に貫通して形成されている。発光基板45は図示しないハーネスを介して上記CPU制御部等の電装品に接続されており、制御部の指令に基づいて空気調和機の運転状態などを表す所定の文字、図形等が表示されるように発光部44を発光させるものである。
表示ケース43は、室内機1の後方へ向かって開口する略箱状に形成され、その箱底部の中央には略矩形で凹状の発光表示部42が形成されている。発光表示部42には、室内機1の前後方向(箱底部の板厚方向)に貫通する孔43cが発光部44それぞれに対応するように設けられている。孔43cは、発光部44で発光された光を室内機1の前方に伝達するものである。表示ケース43は、発光基板45を開口から内部に配置させて、発光基板45の発光部44を孔43cに挿入させつつ、ネジ孔45aを介してネジ48により発光基板45と固着されている。シール49は、表示ケース43の発光表示部42に嵌合される透明部材であり、孔43c及び発光部44に対応するように設けられた格子部49aを光が透過するものである。このように、複数の発光部44が同一平面上に配置された略矩形の発光表示部42が構成され、表示ケース43は、発光部44を有する発光基板45を内部に配置しつつ、発光表示部42を備えている。
ベースケース46は、開口する略箱状に形成されており、ベースケース46の開口と表示ケース43の開口とを対向させた状態で、表示ケース43をベースケース46に内嵌め可能なサイズに形成されている。ベースケース46の後面には、電装品箱41の前面へ取り付けるための取り付け部46dが4つ設けられている。
表示ケース43及びベースケース46の長手方向の両端部には、それぞれ係止爪部43a、43bと係止受孔部46a、46bとが設けられている。表示ケース43の係止爪部43aをベースケース46の係止受孔部46aに嵌めることにより両者を係止させ、あわせて、表示ケース43の係止爪部43bをベースケース46の係止受孔部46bに嵌めることにより両者を係止させて組み立て可能にされている。係止受孔部46a、46bは、室内機1の前後方向に係止爪部43a、43bよりも大きく形成されている。これによりベースケース46は、表示ケース43を室内機1の前後方向にスライド自在に支持することができ、前面透光パネル20の後面の位置に合わせて、表示ケース43の発光表示部42を密着させることができる。
表示ケース43及び発光基板45とベースケース46との間には、4つの板バネ47が介在されている。4つの板バネ47は、その伸縮方向が室内機1の前後方向と略一致するように、ベースケース46の箱底部の角部近傍に設けられた取り付け溝46cに基端47aが取り付けられている。表示ケース43の箱底部裏面には、板バネ47に付勢される受面部43dが発光表示部42の四隅角部近傍にそれぞれ形成されている。そして、板バネ47の他端47bが表示ケース43の受面部43dに接触して前方に向かって付勢することにより、板バネ47は発光表示部42の角部近傍を前面透光パネル20へ向かって付勢するものである。4つの板バネが略矩形の発光表示部42の四隅の角部近傍をそれぞれ付勢する点、及び、表示ケース43がベースケース46に対して前後方向にスライド可能に構成されている点によって、発光表示部42を前面透光パネル20へ均一に確実に密着させることができる。
当該発光表示部42の前方は前面透光パネル20により覆われることになるが、当該前面透光パネル20を透過する光を発することで、外部から発光表示部42の表示を視認することが可能である。
この発光表示部42は、板バネ47により電装品箱41の前面よりも前方に突出するように設けられている。即ち、発光表示部42の表示面が電装品箱41の前面よりも前方に配置される。これにより、前面透光パネル20の裏面を当該発光表示部42の表示面に確実に密着させることができ、結果として発光表示部42の表示が外部から視認しやすくなる。
以上のように、本実施形態に係る空気調和機は、発光部44が配置された略矩形の発光表示部42と、発光部44で発光された光を透過させる前面透光パネル20と、発光表示部42の角部近傍にそれぞれ配置され、発光表示部42を前面透光パネル20に向かって付勢する板バネ47とを備えている。
このような構成によれば、板バネ47により発光表示部42が前面透光パネル20に向かって付勢されているため、発光表示部42を前面透光パネル20へ押し付けて均一に密着させることができ、前面透光パネル20を透過する発光がぼやけることを抑制することができる。
さらに発光表示部42には、複数の発光部44が配置されることにより発光態様を多様化することができる。
また発光表示部42には、複数の発光部44がドットマトリックス状に配置されることにより、文字、図形、記号等を表示する多様な発光を行うことができる。
本実施形態のより具体的な空気調和機は、発光表示部42が設けられ、発光部44を有する発光基板45が配置された表示ケース43と、表示ケース43と組み立て可能であって、板バネ47が配置されたベースケース46とを備えるものが挙げられる。
このような発光表示部42とベースケース46との間に、付勢手段を介在させながら組み立てる空気調和機について、付勢手段にコイルバネを用いることが考えられるが、組み立て時の押圧力によりコイルバネが伸縮方向以外の方向に歪み十分に付勢しなくなる等の組み立て不良が発生することがあり、特に複数のコイルバネを介在させた場合には全てのコイルバネを伸縮方向に押圧しつつ組み立てなければならないため、組み立て工程が一般に難しいものとなる。しかしながら、本発明においては、伸縮方向以外の方向へ押圧しても歪み難くい板バネ47を用いつつ、板バネ47をベースケース46に配置したため、歪みを防止して組み立て易さを有効に向上させることができる。
さらに、コイルバネを設ける設置空間を省スペース化するためには、径(バネ幅)の小さいコイルバネを用いるとよいが、組み立て時に歪みやすく組み立てが難しくなってしまう。一方、径(バネ幅)の大きなコイルバネを用いると歪みにくく組み立て易さが向上するが、省スペース化が損なわれてしまう。本発明では、バネ幅Wを小さくしても歪みにくい板バネを用いているため、設置空間を小さくすることができる。
したがって、コイルバネ等の付勢手段を用いて、発光表示部42とベースケース46と組み立てる空気調和機は、組み立て易さと省スペース化とを両立させることが難しいものと考えられるが、本発明は、板バネ47を用いることにより、歪みを防止し、設置空間を小さくして組み立て易さと省スペース化とを両立させることができる。
特にベースケース46及び表示ケース43は、両端部同士を係止することにより組み立て可能に構成されているから、組み立て易くなるとともに、板バネ47は伸縮方向以外の方向へ押圧しても歪み難くいため、板バネ47を均一に押圧しながら両ケースの両端を同時に係止して組み立てたり、板バネ47を不均一に押圧しながら両ケースの一端を係止させた後に他端を係止させて両ケースを組み立てたりすること等、様々な方向に押圧しつつ組み立てることができ、組み立て易さと組み立ての自由度の双方を向上させることができる。
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限定されるものでないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明だけではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
例えば、上記実施形態では、透光パネルを前面透光パネル20として説明しているが、光を透過させるものであれば、前面グリル17や、外部から視認される外装カバーであってもよい。
本発明を利用すれば、透光パネルを透過させても発光の視認性の低減を抑制しつつ、組み立て性と省スペース化とを両立した新規の空気調和機を得ることができる。
本発明の実施形態に係る室内機を示す模式的斜視図。 図1に示す室内機の正面図。 図2に示す室内機のA−A断面図。 図2に示す室内機の前面透光パネルを取り外した図。 発光表示部の周辺部を前方斜め上から見た分解斜視模式図。 発光表示部の周辺部を後方斜め上から見た分解斜視模式図。
符号の説明
1 室内機(空気調和機)
42 発光表示部
43 表示ケース
43a、43b 係止爪部
44 発光部
45 発光基板
46 ベースケース
46a、46b 係止受孔部
47 板バネ

Claims (5)

  1. 発光部が配置された略矩形の発光表示部と、
    前記発光部で発光された光を透過させる透光パネルと、
    前記発光表示部の角部近傍にそれぞれ配置され、前記発光表示部を前記透光パネルに向かって付勢する板バネとを備えることを特徴とする空気調和機。
  2. 前記発光表示部は、複数の前記発光部が同一面上に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記複数の発光部は、ドットマトリックス状に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の空気調和機。
  4. 前記発光表示部が設けられ、前記発光部を有する発光基板が内部に配置された表示ケースと、
    前記表示ケースと組み立て可能であって、前記板バネが内部に配置されたベースケースとを備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の空気調和機。
  5. 前記ベースケース及び前記表示ケースは、それぞれの両端部同士を係止することにより組み立て可能に構成されていることを特徴とする請求項4に記載の空気調和機。
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