JP2010138754A - 内燃機関の燃料噴射制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】気筒毎の燃料噴射量の補正量を算出負荷を抑えながら精度良く算出できる内燃機関の燃料噴射制御装置を提供する。
【解決手段】アイドル状態における補正処理開始条件が成立すると、各気筒の膨張行程開始時期における検出単位角度の複数倍の低速回転角度領域と、その膨張行程で最大速度域に達する検出単位角度の複数倍の高速度回転領域とにおけるクランク回転速度ωa、ωbの2乗の差からトルク相当値Δωを算出するトルク相当値算出部(S12)と、その算出値Δωの記憶された前回値に対する今回値のずれを表すトルク相当偏差eを算出するトルク相当偏差算出部(S13)と、トルク相当偏差eが補正開始判定値aおよび上限ガード値の間の値となる範囲内で気筒毎の燃料噴射量の補正量とトルク相当偏差eとを対応付けて記憶するマップを有し、トルク相当偏差eに対応する補正量をマップに基づいて算出する補正量算出部(S14〜16)とを備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、内燃機関の燃料噴射制御装置に関し、特に、気筒毎の燃料噴射量補正を実行する内燃機関の燃料噴射制御装置に関する。
車両用の内燃機関、例えば車両用ディーゼルエンジンの気筒毎の燃料噴射を電子制御する燃料噴射制御装置においては、気筒毎の燃料噴射弁の噴射特性に個体差があり、パイロット噴射のように噴射量指令値が微小値となるときの実燃料噴射量が気筒間でばらつき易く、その場合、燃料噴射制御の効果が十分に得られなくなる。そこで、アイドル運転状態等の特定の運転状態下で気筒間の燃料噴射量のばらつきに起因する回転速度の変動を学習検出し、その学習結果に基づいて、気筒間での実噴射量のばらつきを抑えるように、実噴射量に不足のある気筒の噴射量指令値を増量側に補正する、といった気筒間の噴射量補正が実行されている。
このような気筒間の噴射量補正を実行する内燃機関の燃料噴射制御装置としては、例えばクランク角センサからのエンジン回転信号パルス(以下、NE信号パルスという)に基づき、各気筒の圧縮上死点前(BTDC)90°から圧縮上死点後(ATDC)90°までのクランク回転期間中におけるNE信号パルスの間隔時間の最大値に対応するその気筒の瞬時の最低回転速度と、同回転期間中におけるNE信号パルスの間隔時間の最小値に対応する瞬時の最高回転速度とを算出し、両回転速度の差である各気筒の爆発・膨張行程における回転変動を検出して、各気筒の回転速度変動の検出値と全気筒の回転速度変動の平均値とから得られる各気筒の回転速度変動の偏差(以下、回転変動偏差という)に応じた噴射量補正量を算出するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、NE信号パルスを回転信号として一定の角度周期で帯域フィルタ相当のフィルタ処理部に取り込むとともに、そのフィルタ処理部において各時点の回転変動成分のみを抽出した瞬時トルク相当値を算出し、そのトルク相当値を積分処理部に取り込んで瞬時トルク相当値を各気筒の燃焼周期毎の区間で積分することにより各気筒のトルク積算値である気筒別仕事量を気筒毎に算出して、その気筒別仕事量の全気筒の仕事量の平均値に対する偏差に応じて噴射量補正量を算出するものがある(例えば、特許文献2参照)。
なお、燃料噴射制御ではないが、火花点火式エンジンにおける点火直後のクランク角速度の2乗と所定角度回動後のクランク角速度の2乗とから、所定クランク角毎のトルク低下量を算出し、そのトルク低下量が失火判定用の閾値を超えると失火したと判定するようにしたものが知られている(例えば、特許文献3参照)。
特開2004−19637号公報(段落0039−0041参照) 特開2007−327341号公報(段落0041−0047参照) 特開平10−148131号公報(段落0034参照)
しかしながら、回転変動偏差に基づく噴射量補正を行う従来の内燃機関の燃料噴射制御装置にあっては、各気筒の膨張(爆発)行程における瞬間最高回転速度域の回転時間(測定誤差が比較的大きい)の差を基に補正量を算出するような処理となるため、算出される補正量の精度(実際に必要な気筒間補正量に対する精度)が低く、気筒間の噴射量補正の効果が十分に得られないという問題があった。
また、気筒別仕事量の全気筒の仕事量の平均値に対する偏差に応じて噴射量補正量を算出する従来の内燃機関の燃料噴射制御装置にあっては、クランク回転速度が検出される度に瞬時トルク相当値を求めるフィルタ計算を実行しながら、燃焼周期毎の積分区間で瞬時トルク相当値を積算していく必要から、噴射量算出手段の算出負荷が非常に大きくなってしまうという問題があった。
さらに、従来の内燃機関の燃料噴射制御装置のいずれにあっても、各気筒の検出値とその検出直前に得られる複数気筒の検出値の平均値との偏差を算出し、その偏差に対応する補正量だけ噴射量を増量するという噴射量補正を行っているため、単気筒について燃料噴射の異常(燃料噴射量の大きな変化)が生じても問題ないが、膨張行程が前後する複数気筒の燃料噴射弁にほぼ同時に異常が生じたような場合には、的確な噴射量補正ができなくなるという問題があった。
本発明は、上述のような従来の問題を解決するためになされたもので、気筒毎の燃料噴射量の補正量を算出負荷を抑えながら精度良く算出することができ、しかも、複数気筒で燃料噴射の異常が生じたような場合にも的確な噴射量補正が実行できる内燃機関の燃料噴射制御装置を提供することを目的とする。
本発明に係る内燃機関の燃料噴射制御装置は、上記目的達成のため、多気筒の内燃機関の気筒毎の燃料噴射弁から各気筒内への燃料の噴射量を算出し、各気筒の燃料噴射量を制御する内燃機関の燃料噴射制御装置であって、前記内燃機関のクランク軸の回転速度を予め設定された検出単位角度毎に検出する回転速度検出手段と、前記内燃機関のアイドル状態における気筒毎の燃料噴射量の補正処理開始条件が成立するか否かを判定する開始条件判定手段と、前記補正処理開始条件が成立するとき、前記各気筒の膨張行程の開始時期における前記検出単位角度の複数倍の低速回転角度領域と、前記各気筒の膨張行程で前記クランク軸の回転速度が最大速度域に達する前記検出単位角度の複数倍の高速度回転領域とにおける前記クランク軸の回転速度の2乗の差から各気筒についてのトルク相当値を算出するトルク相当値算出手段と、前記トルク相当値算出手段で算出された前記トルク相当値を対応する気筒毎に記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された前記気筒毎の前回値のトルク相当値に基づいて、前記各気筒についての前記トルク相当値のずれを表す偏差量を算出する偏差量算出手段と、前記偏差量が予め設定された補正開始判定値および上限ガード値の間の値となる範囲内で前記気筒毎の燃料噴射量の補正量と前記偏差量とを対応付けて記憶するマップを有し、前記偏差量算出手段により前記偏差量が算出されたとき、前記偏差量に対応する前記気筒毎の燃料噴射量の補正量を前記マップに基づいて算出する補正量算出手段と、を備えたことを特徴とする。
この構成により、アイドル運転状態の各気筒の膨張行程毎に低速度回転領域と高速度回転領域とでの回転速度の2乗の差から各気筒の燃料噴射量に対応するトルク相当値が算出されて記憶手段に記憶され、気筒毎に記憶された前回値のトルク相当値に対する今回算出されたトルク相当値のずれを表す偏差量が算出され、その偏差量に対応する気筒毎の燃料噴射量の補正量がマップに基づいて算出される。したがって、クランク軸の回転速度を検出する度に複雑な計算を実行することなく、気筒毎の燃料噴射のばらつきに対応する各気筒の燃焼毎のトルク相当偏差から、気筒毎の燃料噴射量の補正量が算出負荷を抑えながら算出される。さらに、直前の膨張行程の最高速度域の影響を受け難い領域中の回転速度変化を基に得られるトルク相当値の偏差量を用いることで、気筒毎の燃料噴射量の補正量を精度良く算出できるとともに、複数気筒で燃料噴射や燃焼の異常が生じたような場合にも的確な噴射量補正が実行できることになる。
本発明によれば、アイドル運転状態の各気筒の膨張行程毎に低速度回転領域と高速度回転領域とでの回転速度の2乗の差から各気筒のトルク相当値を算出して記憶手段に気筒毎に記憶させ、前回値のトルク相当値に対する今回のトルク相当値のずれを表す偏差量を各気筒について算出して、その偏差量に対応する気筒毎の燃料噴射量の補正量をマップに基づいて算出するようにしているので、クランク軸の回転速度検出毎の複雑な計算を必要で無くして算出負荷を抑えながら、各気筒での発生トルクの変動に対応する補正量を算出することができ、しかも、各気筒におけるトルク相当値の前回値との偏差量を用いることで、気筒毎の燃料噴射量の補正量を精度良く算出できるとともに、複数気筒で燃料噴射や燃焼の異常が生じたような場合にも的確な噴射量補正が実行できる内燃機関の燃料噴射制御装置を提供することができる。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
(一実施形態)
図1は、本発明の一実施形態に係る内燃機関の燃料噴射制御装置の概略ブロック構成図であり、図2は、一実施形態に係る内燃機関の燃料噴射制御装置で実行されるクランク軸の回転速度検出期間の説明図であり、図3は、一実施形態に係る内燃機関の燃料噴射制御装置での補正量算出に用いられるマップの説明図である。
まず、構成について説明する。
本実施形態の内燃機関の燃料噴射制御装置は、図1に示すように、多気筒の内燃機関、例えば4気筒のディーゼル機関であるエンジン1の複数の気筒2(図1中には1つのみ図示する)に燃料を噴射する燃料噴射システムの制御系として装備されている。
この燃料噴射システムには、エンジン1で使用される燃料、例えば軽油を貯留する燃料タンク11と、この燃料タンク11中の燃料を汲み上げて吐出するフィードポンプ12と、フィードポンプ12から吐出された燃料をさらに高圧に加圧することができる加圧ポンプ15と、調量指令信号入力に応じて開度を変化させる公知の可変絞り要素として構成されるとともにフィードポンプ12と加圧ポンプ15の間に介装され、加圧ポンプ15への燃料の吸入量をその調量指令信号入力に応じて変化させる調量弁13と、加圧ポンプ15により加圧され吐出された燃料を高圧で蓄圧・貯留可能なコモンレール17と、エンジン1の複数の気筒2に対応して設けられた複数、例えば4つの電磁駆動式あるいは圧電駆動式のインジェクタ18と、を備えている。
フィードポンプ12は、例えば歯車ポンプで構成される公知の低圧燃料ポンプである。
また、調量弁13は、例えばフィードポンプ12からの燃料供給圧がその調量弁体の開弁方向に作用するように構成されており、内部コイルへの非通電時には最大開度に開放され、一方、内部コイルへの通電時にはその通電量である調量指令信号入力に応じて開度を減じることができる可変絞り要素である。
なお、フィードポンプ12と調量弁13の間にはフィードポンプ12からの余剰の吐出燃料を燃料タンク11側に戻すことができる図示しないリリーフ弁が設けられている。
加圧ポンプ15は、詳細な構造を図示しないが、そのポンプハウジング内に、往復移動可能なプランジャと、このプランジャを駆動するカムシャフトと、カムシャフトの偏心カム部分に回転自在に外装されたカムリングとを有する公知のものであり、そのポンプハウジングとプランジャの間に、プランジャの往復移動によって燃料の吸入と加圧および吐出作業とを行う少なくとも1つの加圧室を画成したものである。この加圧ポンプ15は、図示しない吸入ポート側および吐出ポート側のチェック弁を内蔵しており、加圧ポンプ15からフィードポンプ12側への燃料の逆流が吸入ポート側の逆止弁により阻止されるとともに、コモンレール17から加圧ポンプ15側への燃料の逆流が吐出側のチェック弁により阻止されるようになっている。なお、加圧ポンプ15は、フィードポンプ12と一体となって燃料供給ポンプを構成するものであってもよい。
コモンレール17は、加圧ポンプ15により加圧され吐出された燃料を負荷やエンジン回転数に依存せずに高圧で蓄圧・貯留し、各インジェクタ18に安定した圧力で燃料を供給することができる蓄圧手段であり、このコモンレール17には、例えばその内部の燃料の圧力である実コモンレール圧を予め設定された上限値までに制限する図示しないリリーフ弁が装着されている。
複数のインジェクタ18は、これらの駆動ユニットであるEDU(Electronic Distribution Unit)20に配線接続された電磁弁部18aと、各気筒2内の燃焼室3内に露出する噴孔(符号なし)を先端に有するとともに高圧配管19によりコモンレール17に接続され、電磁弁部18aへの通電時にその噴孔から気筒2内に燃料を開弁駆動される燃料噴射部18bと、を有している。
EDU20は、複数のインジェクタ18の電磁弁部18aに対して例えば容量放電式の噴射駆動用電子配電を行う公知のものであり、このEDU20は、エンジン1を電子制御する電子制御ユニット、すなわちECU(Electronic Control Unit)30からの噴射指令信号に従って、複数のインジェクタ18をそれぞれ対応する気筒2の噴射時期に独立して開弁駆動するようになっている。
ECU30は、具体的なハードウェア構成を図示しないが、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)および不揮発メモリ等のバックアップ用メモリを含み、さらに、A/D変換器等を含む入力インターフェース回路と、ドライバやリレースイッチを含む出力インターフェース回路と、他の車載ECU、例えば自動変速機を制御するトランスミッション制御ECU(以下、T−ECUという)との通信インターフェースと、を含んで構成されている。
このECU30は、エンジン1の回転速度や負荷に応じた最適な噴射時期および噴射量を算出したり、調量弁13の開度を調節してコモンレール17内の燃料の圧力をエンジン1の運転状態に適した目標燃料圧力に追従させたりするための制御プログラム(以下、これらの制御プログラム全体を指して燃料噴射制御プログラムという)をROMに記憶させて内蔵しており、エンジン1の複数の気筒2のうち圧縮行程がほぼ完了した噴射時期の気筒2中に、メイン噴射に先立つ少なくとも1回のパイロット噴射およびメイン噴射を含む第1の噴射モードと、パイロット噴射が無くメイン噴射のみの第2の噴射モードとのうち、任意の一方の噴射モードで燃料を噴射させるように噴射指令信号を生成するようになっている。
また、ECU30は、コモンレール17に装着された燃料圧力センサ22の検知信号Pcを取り込んで、コモンレール17内の燃料の圧力、すなわち実コモンレール圧を検出するとともに、エンジン1の運転状態に応じて設定される目標コモンレール圧と実コモンレール圧とを比較して、コモンレール17内の実コモンレール圧が目標コモンレール圧と一致するように調量弁13の開度を調節するようになっている。
ECU30には、燃料圧力センサ22の他に、エンジン1のクランク軸5の回転速度を例えば磁性歯車式のパルサ23bを用いて検出する回転数センサ23(回転速度検出手段)が接続され、さらに、エンジン1を搭載した車両(図示していない)上でアクセル開度を検出するアクセル開度センサや、その車両の車速を検出する車速センサ等のセンサ群が接続されている。
このECU30は、ROM内に予め格納された制御プログラムに従い、前記センサ群の検出情報や予めバックアップメモリに格納されている設定値情報に基づいて、例えば回転数センサ23からのパルス信号をエンジン1のクランク回転信号および圧縮行程から膨張行程に移行する気筒を判別可能な気筒判別信号(例えばパルサ23bの欠歯位置に対応する欠歯信号)として取り込むとともにアクセル開度信号を取り込んで、エンジン1の運転時におけるコモンレール17の目標レール圧を設定するとともに、エンジン1の運転状態に応じた噴射時期および燃料噴射量を算出し、さらに、調量弁13への開度調整信号Iv(図1参照)やインジェクタ18の電磁弁部18aへの噴射指令信号Iqを適時に出力するようになっている。
また、ECU30は、回転数センサ23と協働しエンジン1のクランク軸5の回転速度を予め設定された検出単位角度、例えば10度毎に検出する回転速度検出手段としての機能を発揮するのに加えて、後述する条件判定部31、トルク相当値算出部32、トルク相当偏差算出部33、算出データ記憶部34および補正量算出部35の各機能を発揮するためのプログラムおよびマップ、設定値情報等を有している。
具体的には、条件判定部31は、気筒2毎の燃料噴射量の算出に際して予め設定された補正処理開始条件が前提条件として成立するか否かを判定するようになっている。ここにいう補正処理開始条件とは、エンジン1の始動から一定時間が経過したアイドル安定状態、例えば、アクセル開度がゼロ[%]で、エンジン1に選択的な駆動負荷が接続されておらず(例えば、エンジン1の後段に位置する自動変速機がニュートラル相当状態で、トルクコンバータが十分な一定の滑りを生じるスリップ状態であり)、エンジン1に排気の一部を吸気側に還流させるEGR装置(排気再循環装置)や排気通路上に可変ノズルを配した可変ターボ過給機のいずれかが装備される場合に、そのEGRバルブや可変ターボ過給機が非作動状態に近い特定の開度値または非作動状態に保持されており、エンジン1のパイロット噴射回数の切り替え(例えばパイロット噴射2回、1回、パイロット噴射無しといった複数の噴射パターンのうち任意の噴射パターンへの切り替え)等のような燃焼変動を惹起する処理がなされていない安定したアイドル運転状態であることといった条件である。
トルク相当値算出部32は、前記補正処理開始条件が成立するとき、各気筒2で圧縮行程がほぼ完了し膨張行程の開始時期に達するときのクランク軸5の低速回転角度領域Raと、各気筒2の膨張(爆発)行程でのクランク軸5の高速度回転領域Rbとにおけるクランク軸の回転速度の2乗の差から、各気筒2についてのトルク相当値を算出するトルク相当値算出手段となっている。
ここにいう低速回転角度領域Raは、前提条件が成立するアイドル運転状態下において気筒2内の空気の圧縮作業によりクランク軸5の回転速度が最低速度域に達する回転角度領域に対応し、クランク軸5の回転の検出単位である検出単位角度の複数倍の角度領域、例えば図2(a)および図2(b)に示すように、BTDC20°からATDC40°までの60度の回転角度領域に設定されている。また、高速回転角度領域Rbは、各気筒2の膨張行程でクランク軸5の回転速度が最大速度域に達する回転角度領域に対応し、クランク軸5の回転の検出単位である検出単位角度の複数倍の角度領域、例えばATDC50°からATDC110°までの60度の回転角度領域に設定されている。なお、アイドル安定状態であるから、エンジン回転速度[rpm]の平均値は、600〜700[rpm]程度にある。
トルク相当値は、より具体的には、各気筒2の膨張行程開始時期にクランク軸5が低速回転角度領域Raを通過するのに要する相対的に長い回転時間Δta[μsec]から次式(1)により求められる低速側のクランク回転速度ωa[rpm]と、各気筒2の膨張行程でクランク軸5が高速回転角度領域Rbを通過するのに要する相対的に短い回転時間Δtbとから次式(2)により求められる高速側のクランク回転速度ωb[rpm]とに基づき、両回転速度ωa、ωbの2乗の差(ωa−ωb)として求められる値Δωである。なお、式(1)、(2)中の「°CA」は、クランク回転角度[度]である。
Figure 2010138754
すなわち、エンジン1の運動系の回転慣性モーメントをIとするとき、膨張(爆発)行程の気筒2内の燃焼により発生するトルクによって、低速回転角度領域Raにおける運動エネルギ(1/2)Iωaから高速回転角度領域Rbにおける運動エネルギ(1/2)Iωbへとエンジン1の運動エネルギが高められると考えると、そのときの発生トルクは概ね(1/2)I(ωa−ωb)と考えることができる。
トルク相当値算出部32で算出されたトルク相当値Δω(以下、単にトルク相当値ともいう)は、ECU30のRAM内の特定の記憶領域で構成される算出データ記憶部34に気筒2毎に分けて記憶・格納され、その記憶値は、トルク相当偏差算出部33での算出に用いられる。すなわち、算出データ記憶部34は、トルク相当偏差算出部33で算出されるトルク相当値を対応する気筒2毎に分けて記憶する記憶手段となっている。
トルク相当偏差算出部33は、トルク相当値算出部32で各気筒2についてトルク相当値Δωが算出される度に、今回算出された1つの気筒2についてのトルク相当値とその気筒2について前回算出されて算出データ記憶部34に記憶・格納されているトルク相当値(以下、前回値という)の差を、各気筒2についてのトルク相当値のずれを表す偏差量(以下、トルク相当偏差という)として算出する偏差量算出手段となっている。
また、トルク相当偏差算出部33でのトルク相当偏差の算出がなされるとき、ECU30のCPUは算出データ記憶部34に記憶・格納済みの前回値を今回算出されたトルク相当値に更新する処理を実行し、更新された今回値が次回算出されるトルク相当値との差(トルク相当偏差)の算出の際まで算出データ記憶部34に記憶保持される。
補正量算出部35は、トルク相当偏差算出部33でトルク相当偏差が算出される度に、予め設定された補正開始判定値aおよび上限ガード値bの間の値となる範囲内で、気筒2毎の燃料噴射量の補正量とトルク相当偏差とを対応付けて記憶する補正量−トルク相当偏差マップ35m(マップ)を有し、トルク相当偏差算出部33によりトルク相当偏差が算出されたとき、そのトルク相当偏差に対応する気筒毎の燃料噴射量[mm/st]の補正量を補正量−トルク相当偏差マップ35mに基づいて算出する補正量算出手段となっている。補正開始判定値aは、トルク相当偏差がインジェクタ18の噴射量変化に伴う有意のトルク変動を生じたときに補正を実行するものであり、上限ガード値bは、過補正によって逆にアイドル安定性を損なうようなことを防止するために設定されている。
ディーゼル機関であるエンジン1においては、比較的微少量の噴射量範囲で燃料噴射量[mm/st]とその燃料噴射による発生トルク[N・m]とが比較的精度良く比例すると考えることができるので、図3に示すように、トルク相当偏差が補正開始判定値aおよび上限ガード値bの間の値となる範囲内では、噴射量の減少に対する増量補正量はトルク相当偏差にほぼ比例する。すなわち、補正量−トルク相当偏差マップ35mは、1次元のマップとすることができる。
ECU30は、補正量算出部35で算出された補正量を基に、エンジン1の運転状態に応じた燃料噴射量として算出された基本噴射量あるいは他の補正が加わった燃料噴射量に、補正量算出部35で算出された補正量を加えて増量する補正処理を実行し、その補正後の燃料噴射量に対応する噴射指令信号Iqを噴射時期の気筒2に対応するインジェクタ18に出力する。
次に、その作用について説明する。
図4は、本実施形態の内燃機関の燃料噴射制御装置において実行される補正処理のフローチャートであり、エンジン1の運転時に、ECU30では、図4に示すような処理が予め設定された算出周期で繰り返し実行される。
まず、条件判定部31により、気筒2毎の燃料噴射量の算出に際して上述した補正処理開始条件が前提条件として成立するか否かが判定される(ステップS11)。
このとき、補正処理開始条件が成立すると、エンジン1は、アイドル安定状態で一定の条件が満足される運転がなされていることになる。
この補正処理開始条件が成立するとき、トルク相当値算出部32は、各気筒2で圧縮行程がほぼ完了し膨張行程の開始時期に達するときのクランク軸5の低速回転角度領域Raと、各気筒2の膨張行程でのクランク軸5の高速度回転領域Rbとにおけるクランク軸の回転速度ωa、ωbの2乗の差Δωから各気筒2についてのトルク相当値が算出され(ステップS12)、算出データ記憶部34に気筒2毎に分けて記憶・格納される。
また、トルク相当値算出部32で各気筒2についてトルク相当値Δωが算出される度に、トルク相当偏差算出部33では、今回算出された1つの気筒2についてのトルク相当値とその気筒2について前回算出されて算出データ記憶部34に記憶・格納されている前回値との差がトルク相当偏差eとして算出される(ステップS13)。
次いで、トルク相当偏差算出部33で算出されたトルク相当偏差eが、予め設定された補正開始判定値a以上であるか否かが判定され(ステップS14)、トルク相当偏差eが補正開始判定値a以上であれば(ステップS14でYESの場合)、そのトルク相当偏差eが、補正開始判定値aおよび上限ガード値bの間の値となる範囲内で、気筒2毎の燃料噴射量の補正量とトルク相当偏差とを対応付けて記憶する補正量−トルク相当偏差マップ35mに基づいて、そのトルク相当偏差に対応する気筒毎の燃料噴射量の補正量が算出される(ステップS15)。
そして、補正量算出部35で算出された補正量を基に、エンジン1の運転状態に応じた燃料噴射量として算出された基本噴射量あるいは他の補正が加わった燃料噴射量に、補正量算出部35で算出された補正量が加算される補正処理が実行され(ステップS16)、その補正後の燃料噴射量に対応する噴射指令信号Iqが噴射時期の気筒2に対応するインジェクタ18に出力される。
ECU30は、このようにしてトルク相当偏差からインジェクタ18の実噴射量の変化に対応するトルク変動を検出すると、そのトルク変動に対応する実噴射量のインジェクタ18に指令した指令噴射量からのずれを把握し、そのずれに対応する補正量で噴射指令信号Iqを補正し、目標噴射量と実噴射量を精度良く一致させる。
このように、本実施形態においては、各気筒2の膨張行程毎に低速度回転領域Raと高速度回転領域Rbとでの回転速度ωa、ωbの2乗の差から各気筒2の燃料噴射量に対応するトルク相当値Δω=ωa−ωbが算出されて算出データ記憶部34に記憶され、気筒2毎に記憶された前回値のトルク相当値に対する今回算出されたトルク相当値のずれを表す偏差量としてのトルク相当偏差eが算出され、そのトルク相当偏差eに対応する気筒2毎の燃料噴射量の補正量が補正量−トルク相当偏差マップ35mに基づいて算出される。したがって、クランク軸5の回転速度ω[rpm]を検出する検出単位角度、例えば10°CA毎に複雑な計算を実行する必要が無くなり、気筒毎の燃料噴射のばらつきに対応する各気筒2の燃焼毎のトルク相当偏差eから、気筒2毎の燃料噴射量の補正量が算出負荷を抑えながら算出されることになる。しかも、直前の膨張行程の最高速度域の影響を受け難い回転領域中の回転速度変化を基に得られるトルク相当値Δωの偏差量であるトルク相当偏差eを用いることで、気筒2毎の燃料噴射量の補正量を精度良く算出できるとともに、複数気筒で燃料噴射や燃焼の異常が生じたような場合にも的確な噴射量補正が実行できることになる。
なお、上述の実施形態においては、低速回転角度領域Raは、例えばBTDC20°からATDC40°までの60度の回転角度領域に設定されていたが、クランク軸5の回転の検出単位である検出単位角度(この場合10°)の複数倍の角度領域であれば、60度より狭くなってもよく、低速回転角度領域Raの角度中心位置はATDC10°でなく圧縮行程の完了時期から膨張行程開始段階の時期における他の位置、例えばTDC位置(0°)であってもよい。また、高速回転角度領域Rbも、クランク軸5の回転の検出単位である検出単位角度の複数倍の角度領域であれば、上述のATDC50°からATDC110°までの60度の回転角度領域に設定される必要はなく、低速回転角度領域Raが60度より狭められる場合にそれよりも広い角度範囲に設定されてもよい。ただし、気筒判別用の回転数センサ23のパルサ23bの欠歯位置が高速回転角度領域Rb内に設定される場合、高速回転角度領域Rbの後期にその欠歯位置が重ならないようにする必要がある。
また、上述の実施形態においては、インジェクタ18の長期間の使用に伴う経時劣化に起因する気筒間の燃料噴射量の変化に対して、気筒間の噴射量補正を行うというものではないので、そのような補正処理が上述の実施形態の補正処理とは別に実行されるのが好ましい。もっとも、算出データ記憶部34の記憶データを長期間の一定周期で不揮発メモリに記憶させ、メンテナンス等に使用できる経時変化情報を残してもよい。
以上説明したように、本発明に係る内燃機関の燃料噴射制御装置は、各気筒の膨張行程毎に低速度回転領域と高速度回転領域とでの回転速度の2乗の差から各気筒のトルク相当値を算出して記憶手段に気筒毎に記憶させ、前回値のトルク相当値に対する今回のトルク相当値のずれを表す偏差量を各気筒について算出して、その偏差量に対応する気筒毎の燃料噴射量の補正量をマップに基づいて算出するようにしているので、クランク軸の回転速度検出毎の複雑な計算を必要で無くして算出負荷を抑えながら、各気筒での発生トルクの変動に対応する補正量を算出することができ、しかも、各気筒におけるトルク相当値の前回値との偏差量を用いることで、気筒毎の燃料噴射量の補正量を精度良く算出できるとともに、複数気筒で燃料噴射や燃焼の異常が生じたような場合にも的確な噴射量補正が実行できる内燃機関の燃料噴射制御装置を提供することができるという効果を奏するものであり、気筒毎の燃料噴射量補正を実行する内燃機関の燃料噴射制御装置全般に有用である。
本発明の一実施形態に係る内燃機関の燃料噴射制御装置の概略ブロック構成図である。 本発明の一実施形態に係る内燃機関の燃料噴射制御装置で実行されるクランク軸の回転速度検出期間の説明図である。 本発明の一実施形態に係る内燃機関の燃料噴射制御装置での補正量算出に用いられるマップの説明図である。 本発明の一実施形態に係る内燃機関の燃料噴射制御装置において実行される補正処理のフローチャートである。
符号の説明
1 エンジン
2 気筒
3 燃焼室
5 クランク軸
11 燃料タンク
12 フィードポンプ
13 調量弁
15 加圧ポンプ
17 コモンレール
18 インジェクタ
18a 電磁弁部
18b 燃料噴射部
19 高圧配管
20 EDU(駆動ユニット)
22 燃料圧力センサ
23 回転数センサ(回転速度検出手段)
30 ECU(電子制御ユニット、回転速度検出手段)
31 条件判定部(開始条件判定手段)
32 トルク相当値算出部(トルク相当値算出手段)
33 トルク相当偏差算出部(トルク相当偏差算出手段)
34 算出データ記憶部(記憶手段)
35 補正量算出部(補正量算出手段)
35m 補正量−トルク相当偏差マップ(マップ)
e トルク相当偏差
Ra 低速回転角度領域
Rb 高速回転角度領域
Δta 回転時間(低速回転角度領域の通過時間)
Δtb 回転時間(高速回転角度領域の通過時間)
ωa、ωb 回転速度
Δω トルク相当値(回転速度の2乗の差)

Claims (1)

  1. 多気筒の内燃機関の気筒毎の燃料噴射弁から各気筒内への燃料の噴射量を算出し、各気筒の燃料噴射量を制御する内燃機関の燃料噴射制御装置であって、
    前記内燃機関のクランク軸の回転速度を予め設定された検出単位角度毎に検出する回転速度検出手段と、
    前記内燃機関のアイドル状態における気筒毎の燃料噴射量の補正処理開始条件が成立するか否かを判定する開始条件判定手段と、
    前記補正処理開始条件が成立するとき、前記各気筒の膨張行程の開始時期における前記検出単位角度の複数倍の低速回転角度領域と、前記各気筒の膨張行程で前記クランク軸の回転速度が最大速度域に達する前記検出単位角度の複数倍の高速度回転領域とにおける前記クランク軸の回転速度の2乗の差から各気筒についてのトルク相当値を算出するトルク相当値算出手段と、
    前記トルク相当値算出手段で算出された前記トルク相当値を対応する気筒毎に記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された前記気筒毎の前回値のトルク相当値に基づいて、前記各気筒についての前記トルク相当値のずれを表す偏差量を算出する偏差量算出手段と、
    前記偏差量が予め設定された補正開始判定値および上限ガード値の間の値となる範囲内で前記気筒毎の燃料噴射量の補正量と前記偏差量とを対応付けて記憶するマップを有し、前記偏差量算出手段により前記偏差量が算出されたとき、前記偏差量に対応する前記気筒毎の燃料噴射量の補正量を前記マップに基づいて算出する補正量算出手段と、を備えたことを特徴とする内燃機関の燃料噴射制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2490933A (en) * 2011-05-19 2012-11-21 Gm Global Tech Operations Inc Method of operating an internal combustion engine using a torque correction feedback loop

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