JP2010138744A - ベーンロータリ型圧縮機 - Google Patents
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Abstract
【課題】低騒音で商品性の高いベーンロータリ型圧縮機を提供すること。
【解決手段】内部に筒状の中空部を有するシリンダ3と、外周部の少なくとも一部が前記シリンダ3の内壁面に近接して回転自在に配設される略円筒状のロータ4と、前記ロータ4のベーン溝4b内に摺動自在に挿入され、先端が前記シリンダ3内壁面に当接し、前記シリンダ3と前記ロータ4相互間に形成された圧縮空間を少なくとも吸入空間18と吐出空間19に仕切るベーン5とを備え前記吸入空間18に連通する吸入孔10及び前記吐出空間19に連通する吐出孔11を備えたベーンロータリ圧縮機であって、前記ベーン5の後端部5aにバネ6を設けたことで、圧縮機起動時のベーン出遅れを防止することができ、商品性の高い圧縮機を提供することができる。
【選択図】図2
【解決手段】内部に筒状の中空部を有するシリンダ3と、外周部の少なくとも一部が前記シリンダ3の内壁面に近接して回転自在に配設される略円筒状のロータ4と、前記ロータ4のベーン溝4b内に摺動自在に挿入され、先端が前記シリンダ3内壁面に当接し、前記シリンダ3と前記ロータ4相互間に形成された圧縮空間を少なくとも吸入空間18と吐出空間19に仕切るベーン5とを備え前記吸入空間18に連通する吸入孔10及び前記吐出空間19に連通する吐出孔11を備えたベーンロータリ圧縮機であって、前記ベーン5の後端部5aにバネ6を設けたことで、圧縮機起動時のベーン出遅れを防止することができ、商品性の高い圧縮機を提供することができる。
【選択図】図2
Description
本発明は、気流体の圧縮を行う圧縮機に関するもので、たとえば自動車空調装置などに用いられるベーンロータリ型圧縮機に関するものである。
従来、この種の車両用ベーンロータリ圧縮機は、エンジンの駆動力によりベルトを介して電磁クラッチのプーリを回転させ、電磁クラッチのON/OFFにより圧縮運転をする。図7、図8は、特許文献1に記載された従来のベーンロータリ圧縮機を示すものである。図8に示すように、シリンダ51と、ロータ52と、ロータ52内に構成されたベーン溝53と、ベーン54と、吸入口55と、作動室56、吐出口57と、吐出弁58等から構成されている。
電磁クラッチがONするとロータ52が回転し、リアケース61より背圧付与装置62を通じて、ガス又はオイルをベーン溝53部へ供給する。これによりベーン溝53部の圧力が上がりベーン54がロータ52のベーン溝53より飛び出し、ベーン先端部がシリンダ内面59に衝突する。その後ベーン54の先端部はシリンダ内面59に内接し、ロータ52とともに回転することで作動室56で冷媒が圧縮され、圧縮された冷媒が吐出口57より吐出される(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−090286号公報
前記従来の構成では、ベーン溝53部の背部に圧力を、リアケース61より背圧付与装置62を通じて、ガス又はオイルを供給することで保持する構造となっている。そのため、上記従来の構成の場合、圧縮機起動時に、ベーン溝53部に、ガス又はオイルの供給遅れが発生し、ベーンが出遅れ、チャッタチングを起こすこともある。
本発明は、前記従来の課題を解決するものであり、チャッタリングを防止し、商品性の高いベーンロータリ圧縮機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のベーンロータリ型圧縮機は、内部に筒状の中空部を有するシリンダと、外周部の少なくとも一部が前記シリンダの内壁面に近接して回転自在に配設される略円筒状のロータと、前記ロータのベーン溝内に摺動自在に挿入され、先端が前記シリンダ内壁面に当接し、前記シリンダと前記ロータ相互間に形成された圧縮空間を少なくとも吸入空間と吐出空間に仕切るベーンと、シリンダの両端を閉塞し圧縮室を構成する前部側板および後部側板と、前記吸入空間に連通する吸入孔及び前記吐出空間に連通する吐出孔を備えたベーンロータリ圧縮機であって、前記ベーンのベーン溝に入っている側(以下、ベーン後端部)にバネを設けたものである。
これによって、圧縮機起動時に、バネにより強制的にベーンを押し出すことができ、かつ、確実にベーンをシリンダに押し付けることができる為、ガス又はオイル供給遅れによるベーン出遅れが発生しなくなり、ベーンのチャッタリングが起こりにくく、商品性の高いベーンロータリ圧縮機を提供することが出来る。
本発明は、チャッタリングを防止し商品性の高いベーンロータリ型圧縮機を提供するこ
とができる。
とができる。
第1の発明は、内部に筒状の中空部を有するシリンダと、外周部の少なくとも一部が前記シリンダの内壁面に近接して回転自在に配設される略円筒状のロータと、前記ロータのベーン溝内に摺動自在に挿入され、先端が前記シリンダ内壁面に当接し、前記シリンダと前記ロータ相互間に形成された圧縮空間を少なくとも吸入空間と吐出空間に仕切るベーンと、シリンダの両端を閉塞し圧縮室を構成する前部側板および後部側板と、前記吸入空間に連通する吸入孔及び前記吐出空間に連通する吐出孔を備えたベーンロータリ圧縮機であって、前記ベーンの後端部にバネを設けた構成としたことにより、ベーン出遅れが発生しにくくなり、チャッタリングを防止することができるため静粛で商品性の高い圧縮機を提供することができる。
第2の発明は、第1の発明のバネをコイルバネとし、ベーン後端部及びロータの前記ベーン後端部に対向する位置に凹部を設け、該凹部に挿入したことにより、簡単な構成でバネを設置できるため、安価に構成することができる。
第3の発明は、第2の発明の凹部の入り口部をテーパー形状としたことにより、バネが伸縮するときに、バネにたわみが発生してもスムーズに穴に挿入されるため、ベーンの動きを妨げることがない。
第4の発明は、第1の発明のバネをガススプリングにし、ベーン後端部とロータの前記ベーン後端部に対向する位置の少なくとも一方に凹部を設け、該凹部に挿入したものである。本構成により、ガススプリングは一般的なコイルバネのように伸縮時にバネのたわみが発生しないため、バネがベーンの動きを妨げることがなく、確実にベーンを押し出すことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の第1の実施の形態におけるベーンロータリ型圧縮機の縦断面図、図2は同圧縮機の作動室の断面図、図3は図2におけるA−A断面図を示すものである。
図1は本発明の第1の実施の形態におけるベーンロータリ型圧縮機の縦断面図、図2は同圧縮機の作動室の断面図、図3は図2におけるA−A断面図を示すものである。
図1および図2に示すように、本発明のベーンロータリ型圧縮機において冷媒を圧縮する作動室8は、前部側板1および後部側板2によって固定されており、冷媒の吸入孔10と圧縮冷媒の吐出孔11を有する。さらに吐出孔11は通路を介してリアケース12に設けられた高圧ケース13と連通している。また、リアケース12内には圧縮冷媒から潤滑油を分離する分離装置(図示せず)および貯油室17、背圧付与装置14が設けられている。
図2に示すように、作動室8は内部に筒状の中空部を有するシリンダ3と、該シリンダ3内に設けられ外周部の少なくとも一部がシリンダ3の内壁面に近接して回転自在に配設された略円筒状の鉄製ロータ4が構成されている。該ロータ4は略放射状に複数のベーン溝4bを有し、ベーン溝4b内に摺動自在に挿入され、先端がシリンダ3内壁面に当接し、シリンダ3とロータ4相互間に形成された圧縮空間を少なくとも吸入空間と吐出空間に仕切るベーン5を有する。作動室8の吸入側には吸入空間18に連通する吸入孔10が、吐出側には吐出空間19に連通する吐出孔11および吐出弁9が設けられている。
さらに、図1に示すようにリアケース12には、後部側板2に固定され、高圧ケース1
3内の高圧ガス流体となった圧縮後の冷媒と、貯油室17に溜まった潤滑油を適宜切り替えて給油通路から油溝15に供給することでベーン溝4bに背圧を付与する背圧付与装置14が設けられている。該背圧付与装置14は、作動室8内の吸入空間18あるいは吐出空間19と、高圧ケース13あるいは貯油室17との圧力差によって球弁および球座からなる弁機構の連通および遮断動作を制御して、必要な背圧を付与することでベーン5が確実にロータ4に押し付けられるようにしている。
3内の高圧ガス流体となった圧縮後の冷媒と、貯油室17に溜まった潤滑油を適宜切り替えて給油通路から油溝15に供給することでベーン溝4bに背圧を付与する背圧付与装置14が設けられている。該背圧付与装置14は、作動室8内の吸入空間18あるいは吐出空間19と、高圧ケース13あるいは貯油室17との圧力差によって球弁および球座からなる弁機構の連通および遮断動作を制御して、必要な背圧を付与することでベーン5が確実にロータ4に押し付けられるようにしている。
また、図2および図3に示すように、本実施の形態のベーンロータリ圧縮機のベーン後端部5aには、コイルバネ6が設置されている。ベーン後端部5aとロータ4の前記ベーン後端部5aに対向する位置であるベーン溝4b内には、コイルバネ6を保持する円筒状の穴(ベーン凹部5b、ロータ凹部4c)が開いた構成となっている。この為、コイルバネ6がベーン後端部5aとベーン溝4bとの間に設置できる構成となっている。ここで、図2中のBに示す位置においては、ベーン5が完全にベーン溝4b内に収容されており、かつ、ベーン溝4b内に設けられたコイルバネ6は力がかかって縮まっている状態である。したがって、圧縮機の起動前の状態においては、常にベーン5に対して反発力がかかっていることになる。
以上のように構成されたベーンロータリ圧縮機について、以下その動作、作用を説明する。
電磁クラッチがオン状態となって圧縮機が起動すると、駆動軸4aに連結されたロータ4が回転を開始して作動室内8内に冷媒が吸引され、冷媒の圧縮が行なわれる。
このとき、ベーン5は前述の通りベーン溝4b内に設置されているコイルバネ6の反発力を受けているため、ロータ4の回転と同時にシリンダ3の内壁面方向に押し出される。同様に、3枚のベーン5のうち他のベーン5についても図2のBの位置にくるとコイルバネ6により反発力を受けるため、回転と同時にシリンダ3の内壁方向に押し出される。
また、コイルバネ6の長さを、ベーン5が最も飛び出した位置にあっても縮んで反発力がかかった状態となる長さとすることで、常に強制的にベーン5を押し出すことができる。すなわち、背圧付与装置14によってベーン溝4bに潤滑油または冷媒を供給する場合には圧縮機によって冷媒が圧縮されることによる圧力差が生じていることが必要となるが、本発明のコイルバネ6を用いた構成によると、その必要はなく強制的にベーン5を押し出す力が生じる。
また、ベーン5が図2に示すBの位置から回転と同時にコイルバネ6による反発力によって押し出された後は、後部側板2に設けられ背圧付与装置14と連通する連通孔16、および後部側板2にC状に受けられた油溝15を介してオイル若しくは冷媒が供給される。このため、ベーン5を着実にシリンダ3内の内壁面に押し付けることができるので、圧縮機の空回りによる能力低下やベーン5のチャッタリングによる騒音を防止することができる。
以上のように、本実施の形態のベーンロータリ型圧縮機は、起動時においても確実にベーン5を押し出すことが可能となり、ベーン出遅れが発生しにくくなり、背圧が不足してベーン5の挙動が不安定になりチャッタリングが起こることを防止できるため、静粛で商品性の高い圧縮機を提供することができる。
なお、本実施の形態において、コイルバネ6を均等に複数本配置することにより、ベーン5の挙動を安定させることが可能である。
また、コイルバネ6の長さをベーン後端部5aからベーン溝4bの底までよりも長く設定することで、コイルバネ6がベーン凹部5bおよびロータ凹部4cから脱落することがない。
さらに、本実施の形態において、ベーン5に背圧を付与するために背圧付与装置14を用いる構成としたが、本発明のようにバネの反発による押し出し力を利用することで該背圧付与装置14が不要もしくは簡単な構成によって実現できる可能性がある。
(実施の形態2)
本実施の形態のベーンロータリ型圧縮機は、特に第1の実施の形態において、ベーン後端部5aとベーン溝4bに設けた円筒状の穴(ベーン凹部5b、ロータ凹部4c)の入り口部をテーパー形状としたものである。第1の実施の形態と同様の部分については同様の符号を用い、説明を省略する。
本実施の形態のベーンロータリ型圧縮機は、特に第1の実施の形態において、ベーン後端部5aとベーン溝4bに設けた円筒状の穴(ベーン凹部5b、ロータ凹部4c)の入り口部をテーパー形状としたものである。第1の実施の形態と同様の部分については同様の符号を用い、説明を省略する。
図4は本発明の第2の実施の形態におけるベーンロータリ型圧縮機のC−Cの断面図を示すものである。
図4に示すように、ベーン後端部5aにはコイルバネ6が設置されている。ベーン後端部5aとベーン溝4b内には、コイルバネ6を保持するベーン凹部5b、ロータ凹部4cが形成され、その入り口部は、テーパー形状となっている。
以上のように構成されたベーンロータリ圧縮機について、以下その動作、作用を説明する。
圧縮機が起動時してロータ4が回転すると、図2のBに示す位置にあるベーン5はベーン溝4b内に設置されているコイルバネ6の反発力を受けているため、ロータ4の回転と同時にシリンダ3の内壁面方向に向かって強制的に押し出される。
また、ベーン5がBの位置から回転と同時にコイルバネ6による反発力によって押し出された後は、背圧付与装置14によって背圧が供給され、ベーン5を着実にシリンダ4内の内壁面に押し付けることができる。このため、圧縮機の空回りによる能力低下やベーン5のチャッタリングによる騒音を防止することができる。
さらに、本実施の形態ではベーン凹部5b、ロータ凹部4cの入り口部をテーパー形状とすることで、図2のDに示す位置にあるベーン5のようにコイルバネ6が縮小する過程において、バネ自身の反力によりコイルバネ6にたわみが発生しても、スムーズにベーン凹部5bおよびロータ凹部4cに挿入できるため、ベーン5を確実に押し出すことができるとともに、ベーン5にコイルバネ6が引っかかることがなく、ベーン溝4b内を円滑に摺動することが可能となる。
(実施の形態3)
本実施の形態は、特に第1の実施の形態において、コイルバネ6をガススプリング7とするとしたものである。第1の実施の形態と同様の部分については同様の符号を用い、説明を省略する。
本実施の形態は、特に第1の実施の形態において、コイルバネ6をガススプリング7とするとしたものである。第1の実施の形態と同様の部分については同様の符号を用い、説明を省略する。
図1は本発明の第3の実施の形態におけるベーンロータリ型圧縮機の横断面図、図5は同作動室の断面図、図6はA´−A´の断面図を示すものである。
図5および図6に示すように、ベーン5の後端部にはガススプリング7が設置されている。ベーン後端部5aとベーン溝4b内には、ガススプリング7を保持する円筒状の穴(
ベーン凹部5b、ロータ凹部4c)が開いた構成となっている。この為、ガススプリング7がベーン後端部5aとベーン溝4bとの間に設置できる構成となっている。ここで、図5中のBに示す位置においては、ベーン5が完全にベーン溝4b内に収容されており、かつ、ベーン溝4b内に設けられたガススプリング7は力がかかって縮まっている状態である。したがって、圧縮機の起動前の状態においては、常にベーン5に対して反発力がかかっていることになる。
ベーン凹部5b、ロータ凹部4c)が開いた構成となっている。この為、ガススプリング7がベーン後端部5aとベーン溝4bとの間に設置できる構成となっている。ここで、図5中のBに示す位置においては、ベーン5が完全にベーン溝4b内に収容されており、かつ、ベーン溝4b内に設けられたガススプリング7は力がかかって縮まっている状態である。したがって、圧縮機の起動前の状態においては、常にベーン5に対して反発力がかかっていることになる。
以上のように構成されたベーンロータリ圧縮機について、以下その動作、作用を説明する。
圧縮機が起動時してロータ4が回転すると、図5のBに示す位置にあるベーン5はベーン溝4b内に設置されているガススプリング7の反発力を受けているため、ロータ4の回転と同時にシリンダ3の内壁面方向に向かって強制的に押し出される。
また、ベーン5がBの位置から回転と同時にガススプリング7による反発力によって押し出された後は、背圧付与装置14によって背圧が供給され、ベーン5を着実にシリンダ4内の内壁面に押し付けることができる。このため、圧縮機の空回りによる能力低下やベーン5のチャッタリングによる騒音を防止することができる。
さらに、本実施の形態ではガススプリング7を設けたことで、一般的なコイルバネのようにバネがたわむことがないため、ベーン5はガススプリング7から反発力以外の影響を受けることがなく、ベーン溝4b内を円滑に摺動することが可能となる。
なお、第1および第2の実施の形態においてはベーン側とロータ側の両方に凹部(ベーン凹部5b、ロータ凹部4c)を設ける構成としたが、ガススプリング7は上述のようにたわむことがないため、どちらか一方に設けることによってガススプリング7を固定することが可能である。
以上のように、本発明にかかるベーンロータリ型圧縮機は、低騒音で商品性の高いベーンロータリ型圧縮機を提供することが可能となり、自動車用エアコンの圧縮機等の用途にも適用できる。
1 前部側板
2 後部側板
3 シリンダ
4 ロータ
4a 駆動軸
4b ベーン溝
5c ロータ凹部
5 ベーン
5a ベーン後端部
5b ベーン凹部
6 コイルバネ
7 ガススプリング
8 作動室
9 吐出弁
10 吸入孔
11 吐出孔
12 リアケース
13 高圧ケース
14 背圧付与装置
15 油溝
16 連通孔
17 貯油室
18 吸入空間
19 吐出空間
2 後部側板
3 シリンダ
4 ロータ
4a 駆動軸
4b ベーン溝
5c ロータ凹部
5 ベーン
5a ベーン後端部
5b ベーン凹部
6 コイルバネ
7 ガススプリング
8 作動室
9 吐出弁
10 吸入孔
11 吐出孔
12 リアケース
13 高圧ケース
14 背圧付与装置
15 油溝
16 連通孔
17 貯油室
18 吸入空間
19 吐出空間
Claims (4)
- 内部に筒状の中空部を有するシリンダと、外周部の少なくとも一部が前記シリンダの内壁面に近接して回転自在に配設される略円筒状のロータと、前記ロータのベーン溝内に摺動自在に挿入され、先端が前記シリンダ内壁面に当接し、前記シリンダと前記ロータ相互間に形成された圧縮空間を少なくとも吸入空間と吐出空間に仕切るベーンと、シリンダの両端を閉塞し圧縮室を構成する前部側板および後部側板と、前記吸入空間に連通する吸入孔及び前記吐出空間に連通する吐出孔を備えたベーンロータリ圧縮機であって、前記ベーンの後端部にバネを設けたベーンロータリ型圧縮機。
- ベーン後端部及びロータの前記ベーン後端部に対向する位置に凹部を設け、該凹部にコイルバネを挿入したことを特徴とする請求項1に記載のベーンロータリ型圧縮機。
- 凹部の入り口部をテーパー形状としたことを特徴とする請求項2に記載のベーンロータリ型圧縮機。
- ベーン後端部とロータの前記ベーン後端部に対向する位置の少なくとも一方に凹部を設け、該凹部にガススプリングを挿入したことを特徴とする請求項1に記載のベーンロータリ型圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008314038A JP2010138744A (ja) | 2008-12-10 | 2008-12-10 | ベーンロータリ型圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2008314038A JP2010138744A (ja) | 2008-12-10 | 2008-12-10 | ベーンロータリ型圧縮機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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ID=42349089
Family Applications (1)
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Country Status (1)
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JP (1) | JP2010138744A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR20170003454A (ko) * | 2015-06-30 | 2017-01-09 | 가부시키가이샤 도요다 지도숏키 | 베인형 압축기 |
KR20170003430A (ko) * | 2015-06-30 | 2017-01-09 | 가부시키가이샤 도요다 지도숏키 | 베인형 압축기 |
CN113978206A (zh) * | 2021-11-15 | 2022-01-28 | 常州康普瑞汽车空调有限公司 | 一种前排气旋叶式汽车空调压缩机 |
-
2008
- 2008-12-10 JP JP2008314038A patent/JP2010138744A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101869316B1 (ko) | 2015-06-30 | 2018-06-20 | 가부시키가이샤 도요다 지도숏키 | 베인형 압축기 |
KR101869313B1 (ko) | 2015-06-30 | 2018-06-20 | 가부시키가이샤 도요다 지도숏키 | 베인형 압축기 |
CN113978206A (zh) * | 2021-11-15 | 2022-01-28 | 常州康普瑞汽车空调有限公司 | 一种前排气旋叶式汽车空调压缩机 |
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