JP2010138680A - 屋根構造 - Google Patents

屋根構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2010138680A
JP2010138680A JP2008318905A JP2008318905A JP2010138680A JP 2010138680 A JP2010138680 A JP 2010138680A JP 2008318905 A JP2008318905 A JP 2008318905A JP 2008318905 A JP2008318905 A JP 2008318905A JP 2010138680 A JP2010138680 A JP 2010138680A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roof structure
bank
roof
garter
waterproof sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2008318905A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaya Ebara
正也 江原
Akinori Kamiya
昭範 神谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinsei KK
Shinsei Co Ltd
Ever KK
Original Assignee
Shinsei KK
Shinsei Co Ltd
Ever KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shinsei KK, Shinsei Co Ltd, Ever KK filed Critical Shinsei KK
Priority to JP2008318905A priority Critical patent/JP2010138680A/ja
Publication of JP2010138680A publication Critical patent/JP2010138680A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Abstract

【課題】簡単な構造で野地板への防水性を高めることができ、しかも施工が簡易である屋根構造を提供すること。
【解決手段】垂木10と、垂木10の上面に設けられた野地部材20と、野地部材20の上面に設けられた垂木10と平行して配置され、垂木10の延設される方向を長手方向とするガーターバンクテープ30と、野地部材20及びガーターバンクテープ30上に積層された防水シート40と、野地部材20及びガーターバンクテープ30の上側に設けられた瓦70とを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、家屋等に用いられる屋根構造に関し、特に防水性能を向上させることができるものに関する。
家屋等の屋根等に屋根構造が用いられており、屋根構造は一般に、垂木に設けられた野地板に、野地板の傾斜方向とは直交する方向に瓦桟を設け、この瓦桟に釘等で瓦を固定することで形成されている。
野地板上には防水性を高めるために防水シートがタッカー等を用いて設置されている(例えば特許文献1参照)。また、防水シート上には瓦等の屋根部材が瓦桟を介して配置されている。瓦桟は、釘により防水シートを貫通して野地板に固定されるのが一般的である。
特開2008−261188公報
上述した屋根構造では、次のような問題があった。すなわち、防水シートを野地板に固定するためのタッカーは、防水シートに孔を開けることになるため、防水性に問題が生じることがあった。なお、瓦桟を野地板に固定するための釘も防水シートを貫通しているため、同様に防水性の問題が生じる。
また、タッカーが配された位置に隣接する防水シートを重ねて防水性を維持する方法も実施されているが、重ねた上のシートは固定する手段が無いため、風が強い場合、雨水の浸入や防水シートがばたつき、はがれ飛ぶ要因となる。
そこで本発明は、簡単な構造で野地板への防水性を高めることができるとともに、通気層としての間隙ができ、瓦桟の腐朽を防ぎ超長寿化となり、しかも施工が簡易である屋根構造を提供することを目的としている。
上記課題を解決し目的を達成するために、本発明の屋根構造は次のように構成されている。
垂木と、この垂木の上面に設けられた野地部材と、この野地部材の上面に設けられた上記垂木と平行して配置され、上記垂木の延設される方向を長手方向とするシート支持部材と、上記野地部材及び上記シート支持部材上に積層された防水性のシートと、上記野地部材及び上記シート支持部材の上側に設けられた屋根材とを備えていることを特徴とする。
本発明によれば、簡単な構造で野地板への防水性を高めることができるとともに、通気層としての間隙ができ、瓦桟の腐朽を防ぎ超長寿化となり、しかも施工を簡易に行うことが可能となる。
図1は本発明の第1の実施の形態に係る屋根構造1の要部を示す断面図、図2は屋根構造1の要部を示す斜視図、図3は屋根構造1の要部を示す斜視図、図4は屋根構造1に組み込まれたガーターバンクテープ30を示す平面図である。
図1及び図2に示すように、屋根構造1は、複数の垂木10と、これら垂木10上に渡された野地部材20と、野地部材20上であって垂木10に対応する位置に配置されたバンクテープ(シート支持部材)30と、この野地部材20及びガーターバンクテープ30上に配置された防水シート(下葺材/透湿防水シート)40と、この防水シート40を挟んでガーターバンクテープ30上に設けられた縦桟50と、この縦桟50に直交する向きに配置された瓦桟60と、この瓦桟60に取り付けられた瓦(屋根材)70とを備えている。
なお、図中Sは固定釘を示している。固定釘Sは、瓦桟60、縦桟50、防水シート40、ガーターバンクテープ30、野地板20を貫通して垂木10に止められているものと、瓦70と瓦桟60を止めているものがある。固定釘Sにより、瓦70は野地板20に固定されていることとなる。
ガーターバンクテープ30は、高さ1〜十数mm程度の樹脂材製又は木製の細長形状の部材であって、その長手方向に直交する断面は矩形状となっている。
防水シート40は、このガーターバンクテープ30の位置で山となり、ガーターバンクテープ30相互間で谷となるように設置されている。なお、防水シート40は横方向に設置し、屋根の上方に位置する防水シート40を下方に位置する防水シート40の上に重ねる。
なお、図2及び図3中100はバンクキャップを示しており、ガーターバンクテープ30上に防水シート40を挟持するものであり、弾力性のある板材(金属材や樹脂材)で形成されている。
このように構成された屋根構造1では、防水シート40がガーターバンクテープ30の位置で山となり、ガーターバンクテープ30相互間で谷となるように設置されているため、防水シート40上に落ちた水滴は谷の部分に集まって軒先側へ流れる。すなわち、防水シート40の山の部分には水が溜まることがない。したがって、固定釘Sによって防水シート40に孔が形成されていても、その隙間から野地板20側へ水が透過することはない。このため、防水シート40の防水性を高めることができる。また、瓦桟60と防水シート40との隙間を十分にとることができ、通気量を確保することができる。
なお、防水シート40はバンクキャップ100で止めつけられているので、風が入ったときに雨水の浸入や風によるばたつき、はがれ飛ぶようなことはない。
上述したように本実施の形態に係る屋根構造1においては、ガーターバンクテープ30によって防水シート40に山と谷の部分を形成し、谷の部分に水を集めることで山の部分に設けられた固定釘Sの孔から下方へ水が漏れることを防止することができる。なお、固定釘Sの代わりに、タッカー、ビス等を用いても良い。
また、防水シート40をガーターバンクテープ30上に被せた場合であっても、ガーターバンクテープ30の位置は容易に目視することができ、固定釘Sを打つことができるので、施工も容易である。
図4は隅棟における屋根構造1の要部を示す平面図である。方向の異なる野地板20が対向する隅棟においても、同様に防水シート40を止めつけることができる。このとき、上方から下方に向けて防水シート40Aを取り付ける。なお、固定釘Sで止める位置は、ガーターバンクテープ30上であるため、前述したように水が下方に漏れ伝わることはない。なお、図4中Qは固定する位置を示している。
図5はガーターバンクテープ30の変形例に係るガーターバンクテープ30Aを示す断面図である。ガーターバンクテープ30Aは、長手方向に沿って溝31が設けられている。溝31が設けられているので、ガーターバンクテープ30A上に水が伝わった場合には、溝31を介して軒先側に流すことが可能となる。
図6はガーターバンクテープ30Aを接続部材32を介して接続する状態を示す斜視図である。接続部材32は板材を折曲して形成している。接続部材32により溝31を塞ぐことなく、接続することができる。防水シート上にガーターバンクテープ30Aをタッカー・ビス等で取り付けたとき、タッカー・ビス等により雨水が漏れても、溝31を介して、軒先に排出することができる。
図7は本発明の第2の実施の形態に係る屋根構造1Aの要部を示す斜視図である。なお、これらの図において図1,2と同一機能部分は同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
屋根構造1Aにおいては、ガーターバンクテープ30の代わりにガーターバンクテープ30Bを用いている。ガーターバンクテープ30Bは、長手方向に直交する断面が上辺が下辺より短い台形状に形成されている。なお、図8,9に示すように、ガーターバンクテープ30Bは天井面34及びテーパ面35を有している。天井面34には縦桟50が載置されて固定される。また、テーパ面35は、防水シート40が倣って配置される。このため、防水シート40と野地板20との間の隙間を最小限に抑えることができるので、防水シート40がばたつくことがない。
図10は、ガーターバンクテープ30Bを用いた場合のバンクキャップ110を示している。この場合も、バンクキャップ110で止めつけられているので、風が入ったときにバタつくことはない。
図11は本発明の第3の実施の形態に係る屋根構造1Bの要部を示す斜視図である。なお、これらの図において図1,2と同一機能部分は同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
屋根構造1Bにおいては、ガーターバンクテープ30をそのまま用い、縦桟50が設けられていない場合でも雨水に対する防水を高めることができる。また、ガーターバンクテープ30の代わりにガーターバンクテープ30Cを用いてもよい。ガーターバンクテープ30Cは、ガーターバンクテープ30よりも厚さがあり、十分な高さを確保することで、縦桟50を兼ねている。このように構成することで部品点数を減らすことができ、設置コストを低減することができる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能であるのは勿論である。
図1は本発明の第1の実施の形態に係る屋根構造の要部を示す断面図。 同屋根構造の要部を示す斜視図。 同屋根構造の要部を示す斜視図。 同屋根構造を隅棟に適用した例を示す平面図。 同バンクテープの変形例を示す断面図。 同バンクテープを接続部材を介して接続する状態を示す斜視図。 本発明の第2の実施の形態に係る屋根構造の要部を示す斜視図。 同屋根構造に組み込まれたバンクテープを示す断面図。 同バンクテープの要部を示す斜視図。 同バンクテープにバンクキャップを取り付けた状態を示す斜視図。 本発明の第3の実施の形態に係る屋根構造1Bの要部を示す斜視図。
符号の説明
1,1A,1B…屋根構造、10…垂木、20…野地部材、30,30A,30B,30C…バンクテープ(シート支持部材)、31…溝、40…防水シート、50…縦桟、60…瓦桟、70…瓦(屋根材。

Claims (5)

  1. 垂木と、
    この垂木の上面に設けられた野地部材と、
    この野地部材の上面に設けられた上記垂木と平行して配置され、上記垂木の延設される方向を長手方向とするシート支持部材と、
    上記野地部材及び上記シート支持部材上に積層された防水性のシートと、
    上記野地部材及び上記シート支持部材の上側に設けられた屋根材とを備えていることを特徴とする屋根構造。
  2. 上記シート支持部材は、上記垂木の延設される方向に溝が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の屋根構造。
  3. 上記シートは、上記シート支持部材の位置で山となり、上記シート支持部材間で谷となるように設置されていることを特徴とする請求項1に記載の屋根構造。
  4. 上記シートを上記シート支持部材に固定する固定部材をさらに備えていることを特徴とする請求項1に記載の屋根構造。
  5. 上記シート支持部材は、長手方向に直交する断面が上辺が下辺より短い台形上に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の屋根構造。
JP2008318905A 2008-12-15 2008-12-15 屋根構造 Withdrawn JP2010138680A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008318905A JP2010138680A (ja) 2008-12-15 2008-12-15 屋根構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008318905A JP2010138680A (ja) 2008-12-15 2008-12-15 屋根構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010138680A true JP2010138680A (ja) 2010-06-24

Family

ID=42349037

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008318905A Withdrawn JP2010138680A (ja) 2008-12-15 2008-12-15 屋根構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010138680A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2010163815A (ja) 太陽電池モジュールの設置構造
JP5618121B2 (ja) 屋根構造及び防水下地材
JP2010138680A (ja) 屋根構造
JP4415716B2 (ja) 屋根の防水構造
JP5577664B2 (ja) 固定部材
JP4571449B2 (ja) 換気棟
JP6878151B2 (ja) 屋根構造
JP5626979B2 (ja) 屋根構造
JP4181608B2 (ja) 通気断熱材及び断熱パネル並びに断熱屋根
JP2008082034A (ja) 換気棟構造及び換気屋根構造
JP6803609B2 (ja) 換気構造体
JP5098664B2 (ja) 棟換気装置、及び該棟換気装置を用いた棟部の換気構造
JP5606978B2 (ja) 屋根材
JP2012136859A (ja) 建物
JP2012082624A5 (ja)
JP3106098U (ja) 換気棟
JP7174944B2 (ja) 屋根用断熱板
JP2007132025A (ja) 断熱屋根の構造
JP6912195B2 (ja) 太陽光発電装置を備えた屋根構造
JP2024061259A (ja) 屋根材保護具
JP2022117880A (ja) 屋根構造
JP2007321466A (ja) 水切り部材
JP2015155621A (ja) 屋根部の防水構造
JP2019056240A (ja) 屋根構造
JP2022172697A (ja) 屋根材及び屋根構造

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20120306