JP2010137441A - 静電アクチュエーター、液滴吐出ヘッド、液滴吐出装置及び静電デバイス - Google Patents

静電アクチュエーター、液滴吐出ヘッド、液滴吐出装置及び静電デバイス Download PDF

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Abstract

【課題】静電アクチュエーターの高密度化に対応するためにリード配線の距離が短くなっても、マイグレーション等の発生を防ぎ、信頼性を維持することができる静電アクチュエーター等を得る。
【解決手段】可動電極となる振動板22と、電極基板上に形成された固定電極となる電極12の個別電極部12Aとを備え、振動板22と個別電極部12Aとの間に電圧を印加して静電気力を発生させて振動板22を駆動する静電アクチュエーターであって、電極基板10は、発振駆動回路41と個別電極部12Aとを電気的に接続するためのリード配線部12B及びリード配線部12Bの端子となる部分を残し、部分的に複数のリード配線部12Bを被覆して絶縁を行うための絶縁膜13をさらに有するものである。
【選択図】図2

Description

本発明は、微細加工素子において、加わった力により可動部が変位等し、動作(駆動)等を行う静電アクチュエーター、液滴吐出ヘッド等の静電駆動デバイスに関するものである。
例えばシリコン等を加工して微小な素子等を形成する微細加工技術(MEMS:Micro Electro Mechanical Systems)が急激な進歩を遂げている。微細加工技術により形成される微細加工素子の例としては、例えば液滴吐出方式のプリンタのような記録(印刷)装置で用いられている液滴吐出ヘッド(インクジェットヘッド)、マイクロポンプ、光可変フィルター、モーターのような静電アクチュエーター等がある。
ここで、微細加工素子の一例として静電アクチュエーター(電気−機械エネルギー変換素子)を利用した液滴吐出ヘッドについて説明する。液滴吐出方式の記録(印刷)装置は、家庭用、工業用を問わず、あらゆる分野の印刷に利用されている。液滴吐出方式とは、例えば複数のノズルを有する液滴吐出ヘッドを対象物との間で相対移動させ、対象物の所定の位置に液滴を吐出させて印刷等の記録をするものである。この方式は、液晶(Liquid Crystal)を用いた表示装置を作製する際のカラーフィルター、有機化合物等の電界発光(ElectroLuminescence )素子を用いた表示パネル(OLED)、DNA、タンパク質等、生体分子のマイクロアレイ等の製造にも利用されている。
液滴吐出ヘッドにおいて、流路の一部に液体を溜めておく複数の吐出室を備え、吐出室の少なくとも一面の壁(ここでは、底部の壁とし、以下、この壁のことを振動板ということにする)を撓ませて(駆動させて)形状変化により吐出室内の圧力を高め、連通する各ノズルから液滴を吐出させる方法がある。静電アクチュエーターを液滴吐出ヘッドに利用する場合、可動部位である振動板を変位させる力(エネルギー)として、例えば、振動板を可動電極とし、振動板と一定距離を空けて個別に対向する固定電極(以下、個別電極という)との間に発生する静電気力(ここでは特に静電引力を用いている。以下、静電力という)を利用している。
そして、例えば駆動制御を行う制御手段の指示による電荷供給により、振動板と個別電極との間に電位差を生じさせ(電圧を印加し)、静電力を発生させて、振動板を個別電極に引きつけて変位させ当接させる。その後、静電力を弱める、停止させる等すると、形状変化した吐出室(変位した振動板)が元に戻って平衡状態になろうとする復元力(弾性力)の方が大きくなるため、振動板が個別電極から離間して変位し、元の位置に戻る。これらを繰り返すことで振動板を変位駆動させる(例えば特許文献1参照)。
特開2004−058288号公報
例えば、液滴吐出ヘッドに関しては、近年、高精細な印刷等が要求されており、その要求に対応するためにノズルの高密度化が進んでいる。それに伴い、静電アクチュエーターを構成する、各ノズルに対応する個別電極等の幅も狭くなり、各個別電極に電荷を供給する配線等の密度が高くなる。このため、外部から各個別電極に電荷供給するための各リード配線間の距離も短く、配線が細くなる場合もある。
また、高密度化することで例えば吐出室の幅が狭くなる。そのため、振動板が変位しても吐出室の容積の変化量が少なくなり、吐出できる液体の量が減ってしまう。このため、振動板と個別電極の間の空間(以下、ギャップという)を広くして、振動板の変位を大きくすることができるが、印加する電圧が高くなってしまう。
ここで、印加する電圧を高くしようとすると、リード配線を流れる電荷により発生する電界の強度が高くなってしまう。リード配線間の距離が短く、電界強度が高い状態で長期的に駆動することで、リード配線にマイグレーション等が生じ、他の配線への干渉、短絡、断線等が発生する可能性があり、静電アクチュエーターの信頼性が低下してしまう。
そこで、本発明は、静電アクチュエーターの高密度化に対応するためにリード配線間等の距離が短くなっても、マイグレーション等の発生を防ぎ、信頼性を維持することができる静電アクチュエーター等を得ることを目的とするものである。
そのため、本発明に係る静電アクチュエーターは、可動電極と、電極基板上に形成された固定電極とを備え、可動電極と固定電極との間に電圧を印加して静電気力を発生させて可動電極を駆動する静電アクチュエーターであって、電極基板は、駆動装置と個別電極とを電気的に接続するためのリード配線及びリード配線の端子となる部分を残し、部分的に複数のリード配線を被覆して絶縁を行うための絶縁膜をさらに有するものである。
本発明によれば、複数のリード配線を被覆する絶縁膜を有し、リード配線における電気的な絶縁をはかるようにし、例えば端子として利用する部分だけを露出させるようにすることで、露出部分(絶縁されない部分)の距離を広げることができる。そのため、可動電極と固定電極との間に高い電圧を印加しても、電界強度が高くなって、マイグレーション、他のリード配線を断線させたり、干渉させたりする等が生じることがなく、例えば高密度で構成するようにしても、長寿命で信頼性の高い静電アクチュエーターを得ることができる。
また、本発明に係る静電アクチュエーターは、リード配線と対向させて重ね合わせ、リード配線と駆動装置との間を電気的に接続する個別配線を有する配線基板をさらに備え、配線基板は、リード配線に被覆した絶縁膜に合わせ、部分的に複数の個別配線を被覆する絶縁膜をさらに有する。
本発明によれば、配線基板における個別配線についても、リード配線に合わせて部分的に被覆するようにしたので露出部分の距離を広げることができ、マイグレーション等を防ぎ、長寿命で信頼性の高い静電アクチュエーターを得ることができる。
また、本発明に係る静電アクチュエーターは絶縁膜を固定電極にも被覆させる。
本発明によれば、絶縁膜を固定電極へも被覆させるようにしたので、可動電極と固定電極との間の絶縁も実現することができる。このとき、リード配線を覆う絶縁膜と同一工程において同一形成を行うことができるので、工程を増加させることなく、被覆を実現することができる。
また、本発明に係る静電アクチュエーターは、端子となる部分が千鳥状に露出するように、絶縁膜を成膜する。
本発明によれば、端子となる部分が千鳥状に露出するように絶縁膜を成膜するようにしたので、露出部分の距離を広げることができる。
また、本発明に係る液滴吐出ヘッドは、上記の静電アクチュエーターを有し、液体が充填される吐出室の少なくとも一部分を可動電極として、可動電極の変位により吐出室と連通するノズルから液滴を吐出させる。
本発明によれば、上記の静電アクチュエーターを液滴吐出ヘッドの液体加圧手段として利用するようにしたので、複数のリード配線を覆う絶縁膜により、マイグレーション等を防ぎ、長寿命で信頼性の高い液滴吐出ヘッドを得ることができる。
また、本発明に係る液滴吐出装置は、上記の液滴吐出ヘッドを搭載したものである。
本発明によれば、上記の液滴吐出ヘッドを搭載するようにしたので、長寿命で信頼性の高い液滴吐出装置を得ることができる。
また、本発明に係る静電駆動デバイスは、上記の静電アクチュエーターを搭載したものである。
本発明によれば、上記の静電アクチュエーターを静電駆動デバイスに搭載するようにしたので、長寿命で信頼性の高い静電駆動デバイスを得ることができる。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係る液滴吐出ヘッドを分解して表した図である。図1は液滴吐出ヘッドの一部を示している(図1に見えるノズルだけでなく、実際にはさらに多くのノズルを有している)。本実施の形態では、例えば静電方式で駆動する静電アクチュエーターを用いる素子(デバイス)の代表として、フェイスイジェクト型の液滴吐出ヘッドについて説明する。(なお、構成部材を図示し、見やすくするため、図1を含め、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものと異なる場合がある。また、図の上側を上とし、下側を下として説明する)。また、厚さ、深さ等における具体的な数値は一例である。
図1に示すように本実施の形態に係る液滴吐出ヘッドは、電極基板10、キャビティー基板20、ノズル基板30を下から順に積層することにより構成する。一般的に、電極基板10とキャビティー基板20とは陽極接合により接合する。また、キャビティー基板20とノズル基板30とはエポキシ樹脂等の接着剤を用いて接合する。
電極基板10は、厚さ約1mmの例えば硼珪酸系の耐熱硬質ガラス等の基板を主要な材料としている。本実施形態では、ガラス基板とするが、例えば単結晶シリコンを基板とすることもできる。電極基板10の表面には、後述するキャビティー基板20の吐出室21となる凹部に合わせて複数の凹部11が形成されている。そして、凹部11の内側(特に底面部分)には、個別電極部12A、リード配線部12B(以下、特に区別する必要がない場合はこれらを合わせて電極12として説明する)を設ける。ここで、リード配線部12Bは、外部の配線等と電気的接続を行うための端子の役割も果たしているものとする。振動板22と個別電極12との間には、振動板22が撓む(変位する)ことができる一定のギャップ(空隙)が凹部11により形成されている。電極12は、例えばスパッタリングにより、ITOを約0.1μmの厚さで凹部11の内側に成膜することで形成される。
また、本実施の形態では、各リード配線部12Bの一部を絶縁膜13で覆い、各リード配線部12Bにおいて、端子として露出している部分の間の距離が広くなるようにしている。絶縁膜13の材料については特に限定するものではなく、例えば酸化シリコン(SiO2 )、窒化シリコン(SiN)を材料とすることができる。本実施の形態では、プラズマCVD(TEOS−pCVDともいう)法を用いたTEOS膜(ここでは、Tetraethyl orthosilicate Tetraethoxysilane:テトラエチルオルソシリケート(珪酸エチル)を原料ガスとして用いてできるSiO2 膜をいう)を用いるものとして説明する。TEOSを原料ガスとして用いることにより、他の材料で膜を形成する場合に比べてさらに緻密な膜を形成することができる。ここで、本実施の形態では、振動板22と個別電極部12Aとの間を電気的に絶縁するため、各個別電極12Aについても絶縁膜13で覆っているものとする。また、電極基板10には、他にも外部のタンク(図示せず)から供給された液体を取り入れる流路となる液体供給口14となる貫通穴を設けている。
キャビティー基板20は、例えば表面が(110)面方位のシリコン単結晶基板(この基板を含め、以下、単にシリコン基板という)を材料としている。キャビティー基板20には、吐出室21となる凹部(底壁が被駆動部となる振動板22となる)及び各ノズル共通に吐出する液体を貯めておくためのリザーバー24となる凹部を形成している。リザーバー24は液体供給口14を介して供給される液体を一旦貯め、各吐出室22に液体を供給する。また、キャビティー基板1上に設けられた共通電極端子27は、例えば電極12に供給される電荷とは反対の電荷をキャビティー基板20に供給するためのものである。また、個別電極部12Aと振動板22とを絶縁させるため、振動板22の下面には絶縁膜23が成膜されている。
ノズル基板30についても、例えばシリコン基板を主要な材料とする。ノズル基板30には、複数のノズル31が形成されている。各ノズル31は、振動板22の駆動により加圧された液体を液滴として外部に吐出する。ノズル31を複数段で形成すると、液滴を吐出する際の直進性向上が期待できるため、本実施の形態ではノズル31を2段で形成する。本実施の形態では、振動板22が撓むことでリザーバー24方向に加わる圧力を緩衝するダイヤフラム32がさらに設けられている。また、吐出室21とリザーバー24とを連通させるための溝となるオリフィス33が設けられている。
図2は実施の形態1に係る液滴吐出ヘッドの断面の一部を表す図である。図2において、吐出室21はノズル31から吐出させる液体をためておく。吐出室21の底壁である振動板22を撓ませることにより、吐出室21内の圧力を高め、ノズル31から液滴を吐出させる。ここで、本実施の形態では、可動電極とすることができ、かつエッチング工程の際に都合がよい高濃度のボロンドープ層をシリコン基板に形成し、振動板22を構成するものとする。また、異物、水分(水蒸気)等がギャップに入り込まないように、ギャップを外気から遮断し、密閉するために電極取り出し口26に封止材25が設けられている。
例えばドライバーIC等の駆動装置である発振駆動回路41は、配線基板40上の個別配線42を介して、電気的に各端子部14、共通電極端子27と接続され、個別電極12、キャビティー基板20(振動板22)への電荷(電力)の供給及び停止によって電圧印加を制御する。個別配線42についても、一部を絶縁膜43で覆うようにする。そして、リード配線部12Bと個別配線42とを、例えばACF(Anisotropic Conductive Film )、ACP(Anisotropic Conductive Paste)等の異方性導電材料44を介して、電気的に接続されるようにする。ここで、配線基板40の材料については特に限定しないが、製造時等に加わる熱により、リード配線部12Bと個別配線42との位置ずれを起こさないようにするため、シリコン等を材料とするものとする。
図3は電極12間のリード配線部12Bと個別配線42の接続部分の関係を表す図である。図3(a)に示すように、配列するリード配線部12Bに対し、リード配線部12Bの露出部分が千鳥状となるように絶縁膜13を付す。絶縁膜13により露出している部分を減らすだけでもマイグレーション等が発生する可能性を低く抑えることができるが、本実施の形態では、さらにリード配線部12Bが露出している部分間の距離を広げることにより、各リード配線部12Bが隣接するリード配線部12Bに対し、マイグレーション等によって電気的な影響を及ぼさないようにする。個別配線42についても同様に、露出部分が千鳥状となるように絶縁膜43を付す。ここで、リード配線部12Bと個別配線42とを対向させたときに、それぞれ露出している部分同士が異方性導電材料44を介して対向するようにし、電気的に接続されるようにする。ここで、絶縁膜13と43との厚さ等については、例えば配線のマイグレーション等を防ぐことができるようにするだけの厚さを必要とする。また、配線基板40と電極基板10との間を異方性導電材料44により接合するため、リード配線部12Bと個別配線42とを異方性導電材料44の導電粒子により損傷させないように、粒子径に基づいて絶縁膜13及び絶縁膜43の厚さを決定する。
図3(a)ではリード配線部12Bと個別配線42とを千鳥状に露出させているが、例えば、露出部分の面積が少なくても端子として機能するのであれば、図3(b)で示すように、3本のリード配線部12Bを組として、露出部分を異ならせる等することで、さらに距離を広げることができる。また、ここでは、絶縁膜13と43とがそれぞれ単層の膜であるものとするが、複数の膜を積層して成膜するようにしてもよい。
以上のようにして配線基板40と電極基板10との間を接合して電気的に接続する。そして、発振駆動回路41は所定の周波数で発振し、パルス電位を個別配線42を介して電極12(個別電極部12A)に印加する。例えば、発振駆動回路41が発振駆動することにより、個別電極部12Aに電荷を供給して正に帯電させ、振動板22を相対的に負に帯電させると、静電気力により個別電極部12Aに引き寄せられて撓む。これにより吐出室21の容積は広がる。そして電荷供給を止めると振動板22は元に戻るが、そのときの吐出室21の容積も元に戻り、その圧力により差分の液滴がノズル31から吐出する。この液滴が例えば記録対象となる記録紙に着弾することによって印刷等の記録が行われる。
図4は実施の形態1に係る液滴吐出ヘッドの製造工程を表す図である。図4に基づいて液滴吐出ヘッドの製造工程について説明する。なお、実際には、ウェハ単位で複数個分の液滴吐出ヘッドの部材を同時形成するが、図4ではその一部分だけを示している。
シリコン基板51の片面(電極基板10との接合面側となる)を鏡面研磨し、例えば220μmの厚みの基板(キャビティー基板20となる)を作製する。次に、シリコン基板51のボロンドープ層52を形成する面を、B23を主成分とする固体の拡散源に対向させ、縦型炉に入れてボロンをシリコン基板51中に拡散させ、ボロンドープ層52を形成する。さらにボロンドープ層52を形成した面に、例えばプラズマCVD法により絶縁膜23を成膜する(図4(a))。
電極基板10については、上記(a)とは別工程で作製する。約1mmのガラスの基板の一方の面に対し、約0.3μmの深さの凹部11を形成する。凹部11の形成後、例えばスパッタリング法を用いて、0.1μmの厚さの個別電極部12A、リード配線部12Bを同時に形成する。さらに、フォトリソグラフィー法、スパッタリング法を用いて、個別電極部12A及びリード配線部12Bの所望する箇所を覆うように絶縁膜13を成膜する。ここで、絶縁膜13については、前述したように複数の膜を積層するようにしてもよい。このとき、最表面の膜について、後の工程で例えば異方性ドライエッチングを行う場合には、エッチング用のガスに対して耐性のある材料で成膜するようにすることが望ましい。
そして、液体取り入れ口14となる穴をサンドブラスト法または切削加工により形成する。これにより、電極基板10を作製する(図4(b))。そして、シリコン基板51と電極基板10を所定の温度に加熱した後、電極基板10に負極、シリコン基板51に正極を接続して、電圧を印加して陽極接合を行う。
陽極接合を終えた基板(以下、接合基板という)に対し、シリコン基板51表面の研削加工及び異方性ウェットエッチング(以下、ウェットエッチングという)により、例えばシリコン基板51の厚みを約50μmにする(図4(c))。
接合基板のウェットエッチングを行った面に対し、TEOSによる酸化シリコンのハードマスク(以下、TEOSハードマスクという)53をプラズマCVD法により、例えば約1.5μm成膜する。さらに、吐出室21及び電極取出し口26となる部分のTEOSハードマスク53をウェットエッチングするため、レジストパターニングを施す。そして、フッ酸水溶液を用いてTEOSハードマスク53が無くなるまで、それらの部分をウェットエッチングしてTEOSハードマスク53をパターニングし、シリコン基板51を露出させる。リザーバー24となる部分については、リザーバー24底部に厚みを残しておくために、TEOSハードマスク53を若干残しておくようにする。また、例えば、面積の大きく、割れやすい電極取出し口26となる部分についても、レジストの厚みを若干残しておき、後の工程で割れを防止するための厚みを残すようにしてもよい。そして、ウェットエッチングした後にレジストを剥離する(図4(d))。
次に、接合基板を35wt%の濃度の水酸化カリウム水溶液に浸し、吐出室21及び電極取出し口26となる部分の厚みが約10μmになるまでウェットエッチングを行う。さらに、接合基板を3wt%の濃度の水酸化カリウム水溶液に浸し、ボロンドープ層52が露出し、エッチングの進行が極度に遅くなるエッチングストップが十分効いたものと判断するまでウェットエッチングを続ける(図4(e))。
ウェットエッチングを終了すると、接合基板をふっ酸水溶液に浸し、シリコン基板51表面のTEOSハードマスク53を剥離する。次に、電極取出し口26となる部分のボロンドープ層52を除去するため、電極取出し口26となる部分が開口したシリコンマスクを、接合基板のシリコン基板51側の表面に取り付ける。そして、RIEドライエッチング(異方性ドライエッチング)を30分間行い、電極取出し口26となる部分のみにプラズマを当てて、開口する。ここで、例えば接合基板とマスクとのアライメント精度を高めるため、シリコンマスクの装着は、接合基板とシリコンマスクとにピンを通すピンアライメントにより行うようにするとよい。ここでは、異方性ドライエッチングにより開口しているが、ピン等で突くことで、ボロンドープ層52を壊してもよい。そして、封止材25を用いて、ギャップ部分を外気から遮断するための封止を行う(図4(f))。封止材25の材料、封止方法等については特に限定するものではないが、例えば電極取り出し口26の開口部分にエポキシ系樹脂を塗布したり、酸化シリコンを堆積させたりして形成する。
封止が完了すると、例えば、さらに共通電極端子27となる部分を開口したマスクを、接合基板のシリコン基板51側の表面に取り付けて、例えばプラチナ(Pt)をターゲットとしてスパッタリング等を行い、共通電極端子27を形成する。そして、あらかじめ別工程で作製していたノズル基板30を、例えばエポキシ系接着剤により、接合基板のキャビティー基板20側から接着し、接合する(図4(g))。そして、ダイシングラインに沿ってダイシングを行い、個々の液滴吐出ヘッドに切断し、液滴吐出ヘッドが完成する。さらに、前述したように、配線基板40と電極基板10とを異方性導電材料44により接着し、リード配線部12Bと個別配線42とを電気的に接続する。
以上のように、実施の形態1の静電アクチュエーターである液滴吐出ヘッドでは、電極基板10のリード配線部12B間を絶縁するために、リード配線部12Bの一部を絶縁膜13で覆い、リード配線部12Bの露出部分が千鳥状となるようにしたので、端子として露出せざるを得ない部分以外にはできるだけリード配線部12Bを露出させないようにし、リード配線部12Bに発生する電界の影響を他の電極12等に及ぼさないようにすることで、マイグレーション等を防止することができる。このため、例えばノズル31等を高密度化するために、吐出室22、個別電極部12A等を合わせて高密度で構成しても、長寿命で信頼性の高い静電アクチュエーターを得ることができる。また、配線基板40についても同様に、個別配線42の一部を絶縁膜43で覆い、個別配線42の露出部分をリード配線部12Bに合わせるようにしたので、発生する電界の影響を、隣接する個別配線42、電極12に及ぼさないようにすることができる。
そして、絶縁膜13が各個別電極部12Aも覆うようにしたので、個別電極部12Aと振動板22との絶縁をはかることができる。このとき、リード配線部12Bを覆う膜と同一の膜とすることで、工程を増加させることなく、各個別電極部12Aへの絶縁膜15の被覆を実現することができる。また、絶縁膜13(絶縁膜13が複数の膜の場合は最表面の膜)をドライエッチングによるガスへの耐性を有する膜とすることで、製造工程においてドライエッチングが行われた際に、絶縁膜13がエッチングされてしまうことを防ぎ、有効に絶縁をはかることができる。
実施の形態2.
図5は本発明の実施の形態2に係る液滴吐出ヘッドの製造工程を表す図である。本実施の形態は、液滴吐出ヘッドを製造する際の絶縁膜13の成膜に係る手順が実施の形態1において説明した手順と異なる。実施の形態1においては、絶縁膜13を成膜した後に、キャビティー基板20となるシリコン基板51を接合し、加工を行うようにした。本実施の形態では、電極基板10にシリコン基板51等を接合した後に、リード配線部12Bに対して絶縁膜13を成膜するようにしたものである。このため、本実施の形態においては、個別電極部12A上には絶縁膜13が成膜されない。ただ、振動板22と個別電極部12Aとの絶縁性については、振動板22の下面に成膜した絶縁膜23により担保することができる。
図5に基づいて、実施の形態2に係る製造方法について説明する。ここで、図4(f)に示す封止材24を形成するまでの工程については、基本的に実施の形態1で説明したことと同様である(図5(a))。ここでは、封止材24形成後に絶縁膜13を成膜するが、例えば図4(g)のようにノズル基板30を接合した後に行うようにしてもよい。ここで、本実施の形態では、図4(b)において電極基板10に成膜した絶縁膜13については成膜を行っていない。また、封止材24を酸化シリコン等の絶縁材料で構成すれば、封止材24を形成した部分は、封止材24によって絶縁をはかることができる。ただ、次の工程で行うレジスト61を形成するためにギャップ内の保護をはかる必要がある。そのため、同じ材料であっても封止材24の形成と同一の工程で絶縁膜13の成膜を行うことができず、絶縁膜13の成膜は封止材24を形成した後に行う必要がある。
例えば、リード配線部12Bの絶縁膜13を成膜しない部分を保護するため、フォトリソグラフィー法を用い、レジスト膜(フォトレジスト)となる感光剤を、例えばスプレーコート法により吹き付けて塗布する。そして、露光、現像により、パターニングを行って、レジスト61を形成する(図5(b))。
そして、スパッタリング法等により絶縁膜13を堆積させる(図5(c))。ここで、吐出室21となる凹部等については、絶縁膜13が堆積しないようにシリコンマスク62等で保護する。
絶縁膜13の成膜が終了すると、レジスト61を剥離する(図5(d))。そして、実施の形態1で説明したように、ノズル基板30を接合してダイシングを行い、液滴吐出ヘッドが完成する。
以上のように、実施の形態2によれば、レジスト61を形成した後にスパッタリング等により絶縁膜13を堆積させて成膜するようにして液滴吐出ヘッドの製造を行うようにしたので、実施の形態1以外の他の製造方法によっても、リード配線部12Bを覆う絶縁膜13を成膜することができる。
実施の形態3.
上述の実施の形態では、フェイスイジェクト型の液滴吐出ヘッドについて説明したが、例えば側面から液滴吐出を行うエッジイジェクト型の液滴吐出ヘッドにも適用することができる。また、電極基板10、キャビティー基板20及びノズル基板30の3層構造の液滴吐出ヘッドについて説明したが、例えば、リザーバー部分を独立させた基板を新たに積層して構成した4層構造の液滴吐出ヘッドについても適用することができる。
実施の形態4.
図6は上述の実施の形態で製造した液滴吐出ヘッドを用いた液滴吐出装置の外観図である。また、図7は液滴吐出装置の主要な構成手段の一例を表す図である。図6及び図7の液滴吐出装置は液滴吐出方式(インクジェット方式)による印刷を目的とする。また、いわゆるシリアル型の装置である。図7において、被印刷物であるプリント紙100が支持されるドラム101と、プリント紙100にインクを吐出し、記録を行う液滴吐出ヘッド102とで主に構成される。また、図示していないが、液滴吐出ヘッド102にインクを供給するためのインク供給手段がある。プリント紙110は、ドラム101の軸方向に平行に設けられた紙圧着ローラ103により、ドラム101に圧着して保持される。そして、送りネジ104がドラム101の軸方向に平行に設けられ、液滴吐出ヘッド102が保持されている。送りネジ104が回転することによって液滴吐出ヘッド102がドラム101の軸方向に移動するようになっている。
一方、ドラム101は、ベルト105等を介してモーター106により回転駆動される。また、プリント制御手段107は、印画データ及び制御信号に基づいて送りネジ104、モーター106を駆動させ、また、ここでは図示していないが、発振駆動回路を駆動させて振動板22を振動させ、制御をしながらプリント紙110に印刷を行わせる。
ここでは液体をインクとしてプリント紙110に吐出するようにしているが、液滴吐出ヘッドから吐出する液体はインクに限定されない。例えば、カラーフィルターとなる基板に吐出させる用途においては、カラーフィルター用の顔料を含む液体、OLED等の表示基板に吐出させる用途においては、発光素子となる化合物を含む液体、基板上に配線する用途においては、例えば導電性金属を含む液体を、それぞれの装置において設けられた液滴吐出ヘッドから吐出させるようにしてもよい。また、液滴吐出ヘッドをディスペンサとし、生体分子のマイクロアレイとなる基板に吐出する用途に用いる場合では、DNA(Deoxyribo Nucleic Acids :デオキシリボ核酸)、他の核酸(例えば、Ribo Nucleic Acid:リボ核酸、Peptide Nucleic Acids:ペプチド核酸等)タンパク質等のプローブを含む液体を吐出させるようにしてもよい。その他、布等の染料の吐出等にも利用することができる。
実施の形態5.
上述の実施の形態は、液滴吐出ヘッドを例として説明したが、本発明は液滴吐出ヘッドだけに限定されず、他の微細加工による静電アクチュエーターを複数に配置した静電型の駆動デバイスの外部電源との接続にも適用することができる。
実施の形態1に係る液滴吐出ヘッドを分解して表した図である。 実施の形態1に係る液滴吐出ヘッドの断面の一部を表す図である。 配線部12Bと個別配線42の接続部分の関係を表す図である。 実施の形態1に係る液滴吐出ヘッドの製造工程を表す図である。 実施の形態2に係る液滴吐出ヘッドの製造工程を表す図である。 液滴吐出ヘッドを用いた液滴吐出装置の外観図である。 液滴吐出装置の主要な構成手段の一例を表す図である。
符号の説明
10 電極基板、11 凹部、12 電極、12A 個別電極部、12B リード配線部、13 絶縁膜、14 液体供給口、20 キャビティー基板、21 吐出室、22 振動板、23 絶縁膜、24 リザーバー、25 封止材、26 電極取出し口、27 共通電極端子、30 ノズル基板、31 ノズル、32 ダイヤフラム、33 オリフィス、41 発振駆動回路、42 個別配線、43 絶縁膜、44 異方性導電材料、51 シリコン基板、52 ボロンドープ層、53 TEOSハードマスク、61 レジスト、100 プリンタ、101 ドラム、102 液滴吐出ヘッド、103 紙圧着ローラ、104 送りネジ、105 ベルト、106 モーター、107 プリント制御手段、110 プリント紙。

Claims (7)

  1. 可動電極と、電極基板上に形成された固定電極とを備え、前記可動電極と前記固定電極との間に電圧を印加して静電気力を発生させて前記可動電極を駆動する静電アクチュエーターであって、
    前記電極基板は、駆動装置と前記個別電極とを電気的に接続するためのリード配線及び該リード配線の端子となる部分を残し、部分的に複数のリード配線を被覆して絶縁を行うための絶縁膜をさらに有することを特徴とする静電アクチュエーター。
  2. 前記リード配線と対向させて重ね合わせ、前記リード配線と前記駆動装置との間を電気的に接続する個別配線を有する配線基板をさらに備え、
    該配線基板は、前記リード配線に被覆した絶縁膜に合わせ、部分的に複数の個別配線を被覆する絶縁膜をさらに有することを特徴とする請求項1記載の静電アクチュエーター。
  3. 前記絶縁膜を前記固定電極にも被覆させることを特徴とする請求項1又は2記載の静電アクチュエーター。
  4. 前記端子となる部分が千鳥状に露出するように、前記絶縁膜を成膜することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の静電アクチュエーター。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の静電アクチュエーターを有し、
    液体が充填される吐出室の少なくとも一部分を前記可動電極として、前記可動電極の変位により前記吐出室と連通するノズルから液滴を吐出させることを特徴とする液滴吐出ヘッド。
  6. 請求項5に記載の液滴吐出ヘッドを搭載したことを特徴とする液滴吐出装置。
  7. 請求項1〜4のいずれかに記載の静電アクチュエーターを搭載したことを特徴とする静電デバイス。
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