JP2010136955A - スプリンクラ消火設備の改修工事に用いられる吸引圧力監視装置 - Google Patents

スプリンクラ消火設備の改修工事に用いられる吸引圧力監視装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 立ち下がり管またはスプリンクラヘッドを交換する改修工事のときに、二次側配管内が十分な負圧状態になっていないことを作業員に知らしめること。
【解決手段】 流水検知装置の二次側に設けられた二次側配管と、該二次側配管に立ち下がり管を介して取り付けられたスプリンクラヘッドとを備えたスプリンクラ消火設備において、前記流水検知装置の二次側に真空ポンプを接続して、前記二次側配管内を負圧状態にしながら、前記立ち下がり管またはスプリンクラヘッドを交換する改修工事に用いられる吸引圧力監視装置であって、前記流水検知装置の二次側に接続される接続ホースと、該接続ホースを介して取り込んだ前記二次側配管の負圧状態が、予め設定された負圧値以下になったときに、負圧低下信号を出力する負圧監視部と、該負圧低下信号に基づいて、警報信号を出力する警報信号出力部と、該警報信号に基づいて警報出力する警報部と、備える。
【選択図】 図1

Description

この発明は、スプリンクラ消火設備の改修工事に用いられる吸引圧力監視装置に関する。
従来より、ビルなどの建屋には、消火設備としてスプリンクラ消火設備が設置されている。スプリンクラ消火設備は、流水検知装置と、流水検知装置の二次側に設けられ、加圧水が充水された二次側配管と、二次側配管に立ち下がり管を介して取り付けられたスプリンクラヘッドと、流水検知装置の一次側に設けられた加圧送水装置とから構成されている。
スプリンクラ消火設備において、建屋の間仕切りの変更などにより、立ち下がり管またはスプリンクラヘッドを交換する改修工事を行う必要がある。例えば、スプリンクラヘッドを新しいものに交換する場合には、まず、二次側配管の末端に設けられた末端試験弁を開放して、二次側配管内に充水された加圧水を排水した後、ヘッドの交換作業を行うようにしている。
ところで、末端試験弁などの排水用の弁を開放させることで、二次側配管の水を抜くことができても、二次側配管とスプリンクラヘッドとを接続する立ち下がり管部分に入っている水は排水できない。
このため、スプリンクラヘッドの交換時には、床が水浸しにならないように、そのスプリンクラヘッドがある場所の床面周囲をビニールシートなどで覆うなどの養生作業をしておく必要がある。
このような面倒な手間を解決するものとして、特許文献1に示すような発明がある。これは、末端試験弁を開放させて、二次側配管から加圧水を排水する工程と、末端試験弁の二次側に真空ポンプを接続して、その真空ポンプを起動し、二次側配管内を負圧状態にする工程と、立ち下がり管からスプリンクラヘッドを取り外し、新しいスプリンクラヘッドと交換する工程とを備えたものである。
このように、真空ポンプによって二次側配管内を負圧状態にして、立ち下がり管内に残っている水を、末端試験弁の真空ポンプ側に引き込める状態にすることによって、ヘッド交換時において、ヘッドを立ち下がり管から取り外そうとする際、スプリンクラヘッドと立ち下がり管との間に隙間が生じると、ヘッドの周りの大気圧が、その隙間から立ち下がり管内の水を上方へと押し込むように作用するので、立ち下がり管からの水漏れを防止することができる。また、大気圧によって上方へと押し込められた水は、二次側配管を介して真空ポンプ側へ吸引され、開放した末端試験弁から排水されることになる。
特開2008−253300号公報
ところで、二次側配管内が十分な負圧状態になっていないと、スプリンクラヘッドを交換する際に、立ち下がり管内の水を上方へと押し込むように作用させることができず、立ち下がり管から水漏れが発生してしまう恐れがあり、そのような場合には作業員に知らしめたいという要望がある。
そこで、本発明は、立ち下がり管またはスプリンクラヘッドを交換する改修工事のときに、二次側配管内が十分な負圧状態になっていないことを作業員に知らしめることを目的とする。
本発明は、流水検知装置の二次側に設けられた二次側配管と、該二次側配管に立ち下がり管を介して取り付けられたスプリンクラヘッドとを備えたスプリンクラ消火設備において、前記流水検知装置の二次側に真空ポンプを接続して、前記二次側配管内を負圧状態にしながら、前記立ち下がり管またはスプリンクラヘッドを交換する改修工事に用いられる吸引圧力監視装置であって、前記流水検知装置の二次側に着脱可能に接続される接続ホースと、該接続ホースを介して取り込んだ前記二次側配管の負圧状態が、予め設定された負圧値以下になったときに、負圧低下信号を出力する負圧監視部と、該負圧低下信号に基づいて、警報信号を出力する警報信号出力部と、該警報信号に基づいて警報出力する警報部と、備えたことを特徴とする。
また、前記予め設定された負圧値を手動で設定する設定部を備えたことを特徴とする。
また、漏水監視部または停電監視部を備え、前記警報信号出力部は、漏水検知信号または停電検知信号に基づいて、警報信号を出力することを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、吸引圧力監視装置は、前記流水検知装置の二次側に着脱可能に接続される接続ホースと、該接続ホースを介して取り込んだ前記二次側配管の負圧状態が、予め設定された負圧値以下になったときに、負圧低下信号を出力する負圧監視部と、該負圧低下信号に基づいて、警報信号を出力する警報信号出力部と、該警報信号に基づいて警報出力する警報部と、を備えたので、立ち下がり管またはスプリンクラヘッドを交換する改修工事のときに、二次側配管内が十分な負圧状態になっていないときには警報出力し、二次側配管内が十分な負圧状態になっていないことを作業員に知らしめることができる。
また請求項2記載の発明によれば、前記予め設定された負圧値を手動で設定する設定部を備えた。立ち下がり管内の水を上方へと押し込むように作用させるための二次側配管内の十分な負圧状態としては、立ち下がり管の長さ(高低差)によってほぼ決定され、建屋毎に異なる。そのため、前記予め設定された負圧値を手動で設定する設定部を備えたので、建屋毎に最適な負圧値を手動で設定することができる。
また請求項3記載の発明によれば、漏水監視部または停電監視部を備え、前記警報信号出力部は、漏水検知信号または停電検知信号に基づいて、警報信号を出力するので、漏水または停電であることを作業員に知らしめることができる。
本発明の実施形態を図1乃至図4により説明する。図1はスプリンクラ消火設備のシステム図で、図2は吸引圧力監視装置を示す概略ブロック図で、図3は立ち下がり管とスプリンクラヘッドとの断面図で、図4は図3の立ち下がり管およびスプリンクラヘッドを新しいものに交換したときの断面図である。
図1において、20は流水検知装置で二次側に圧力スイッチ21、排水弁23が接続されている。排水弁23は、手動で開閉される弁で、常時は閉止しており、二次側には排水管15が接続されている。24は圧力計交換用弁で、流水検知装置20の二次側に接続されている。圧力計交換用弁24は、手動で開閉される弁で、常時は開放している。圧力計交換用弁24の二次側には、図1に点線で示すように、常時は圧力計25が接続されるが、スプリンクラ消火設備の改修工事のときには、図1に示すように、吸引ホース61および接続ホース71用の接続口27A、28Aを有する、例えばT字形状などの接続用配管26Aが接続される。
22は止水弁で、流水検知装置20の一次側に設けられる。止水弁22は、手動で開閉される弁で、常時は開放している。流水検知装置20は、この止水弁22を介して一次側配管10に接続され、一次側配管10の基端側には、図示しない加圧送水装置を構成する水源及びポンプが設けられる。30は二次側配管で、流水検知装置20の二次側に設けられ、常時は、加圧水が充水されている。40は閉鎖型のスプリンクラヘッド(単に、ヘッドともいう)で、二次側配管30に立ち下がり管32を介して取り付けられている。
立ち下がり管32は、建屋においてほぼ水平方向に設置される二次側配管30とスプリンクラヘッド40とを接続する、上下方向に配設される配管で、フレキシブルな巻き出し管を使用してもよい。本実施形態では、図3に示すように、立ち下がり管32は、例えばT字継手31を介して、二次側配管30から垂直方向に立ち下げられる短管34と、短管34とスプリンクラヘッド40とを接続するソケット36とから構成されている。
また、50は末端試験弁で、二次側配管30の末端に設けられた、例えば、手動で開閉される排水用の弁である。この末端試験弁50は、常時は、閉止している。
つぎに、スプリンクラ消火設備の改修工事に用いられる装置について説明する。図1において、60は真空ポンプで、流水検知装置20の二次側に接続される吸引ホース61と、排水管15に接続される排水ホース62と、電源コンセント(不図示)に接続されるプラグ63とを有する。スプリンクラ消火設備の改修工事の時にだけ、吸引ホース61は流水検知装置20の二次側に接続され、また排気ホース62は排水管15に接続される。本実施形態では、吸引ホース61は、流水検知装置20の二次側として、例えば圧力計交換用弁24の二次側に接続されるが、末端試験弁50の二次側に接続されるようにしてもよい。
図2において、70は吸引圧力監視装置で、流水検知装置20の二次側に接続される接続ホース71と、接続ホース71に接続される接点付き圧力計72とを有する。接点付き圧力計72は、接続ホース71を介して取り込んだ二次側配管30内の負圧値を表示する負圧計73と、二次側配管30の負圧状態が、予め設定された負圧値以下になったときに、接点を閉じることによって負圧低下信号を出力する負圧監視部74と、予め設定された負圧値を手動で設定する設定部75とを有する。なお、本実施形態において、「二次側配管30の負圧状態が、予め設定された負圧値以下になったとき」とは、予め設定された負圧値を例えば−0.02MPaとすると、二次側配管30内の負圧値として、例えば−0.01MPa側の負圧値を示した場合のことを指す。つまり、予め設定された負圧値よりも圧力が大気圧に近い値を示した場合のことを示す。
また、吸引圧力監視装置70は、電源コンセント(不図示)に接続されるプラグ76と、プラグ76に接続されて各部に電源を供給する電源部77と、電源部77に接続されて常時は充電され、停電時に電源部77に代わって各部に電源を供給するバッテリ78と、停電を監視して、停電した場合には停電検知信号を出力して、電源供給を電源部77からバッテリ78に切り替える停電監視部79と、排水管15の排水ホース62接続箇所近傍に配置される漏水検知センサ80と、漏水検知センサ80に接続されて漏水を監視し、漏水検知時に漏水検知信号を出力する漏水監視部81と、負圧低下信号、停電検知信号および漏水検知信号が入力したときに、対応する各種警報信号を出力する警報信号出力部82と、警報信号出力部82に接続されて各種警報信号が入力したときに各種警報出力を行う警報部83とを有する。スプリンクラ消火設備の改修工事の時にだけ、接続ホース71は流水検知装置20の二次側に接続され、また漏水検知センサ80は排水管15の排水ホース62接続箇所近傍に配置される。本実施形態では、接続ホース71は、流水検知装置20の二次側として、例えば圧力計交換用弁24の二次側に接続されるが、末端試験弁50の二次側に接続されるようにしてもよい。
次に、スプリンクラ消火設備の改修工事の手順について説明する。ここでは、一例として、間仕切り変更により、図3の立ち下がり管32およびスプリンクラヘッド40を、図4の立ち下がり管32Aおよびスプリンクラヘッド40Aに交換してスプリンクラヘッドの設置位置を変更する手順について説明する。
まず、開放状態にある止水弁22を閉止して、加圧送水装置から水が供給されないようにする。その状態で、排水弁15を開放させて、充水された加圧水を、二次側配管30から排水する。排水の完了後、排水弁15を閉止する。
圧力計交換用弁24から圧力計25を取り外し、圧力計交換用弁24の二次側に、吸引ホース61および接続ホース71用の接続口27A、28Aを有する配管26Aを接続する。そして、吸引ホース61用の接続口27Aに真空ポンプ60の吸引ホース61を接続し、また接続ホース71用の接続口28Aに吸引圧力監視装置70の接続ホース71を接続する。
つぎに、排水管15に真空ポンプ60の排水ホース62を接続し、また排水管15の排水ホース62の接続箇所近傍に吸引圧力監視装置70の漏水検知センサ80を配置する。
そして、電源コンセント(不図示)にプラグ63を接続して、吸引ポンプ60を起動することにより、二次側配管30を真空引きする。このようにして、二次側配管30内に残っている水を、排水ホース62を介して排水管15に完全に排水する。さらに、そのまま真空ポンプ60を起動させたままで、二次側配管30内を負圧状態にする。なお、この負圧状態は、立ち下がり管32からスプリンクラヘッド40を取り外しても、立ち下がり管32内に残っている水が、その取り外した箇所から流出しない程度の状態であり、立ち下がり管32内に残っている水を、真空ポンプ60側に引き込める状態にしてある。
同様に、電源コンセント(不図示)にプラグ76を接続して、吸引圧力監視装置70を起動する。このようにして、接続ホース71を介して二次側配管30の負圧状態を取り込んで監視する。なお、吸引ポンプ60による吸引開始初期段階では、二次側配管30内の負圧状態が予め設定された負圧値以下であり、予め設定された負圧値以上となるまでの所定期間、警報出力してしまうことから、負圧計73を目視確認し、警報出力しないタイミングで、電源コンセント(不図示)へプラグ76を接続するほうがよい。また、建屋の立ち下がり管32の立ち下がり長さ(高低差)に合わせて、設定部75によって、警報出力閾値である予め設定された負圧値を手動で設定してもよい。
このような状態において、作業者は、吸引圧力監視装置70が警報出力していないことを確認して、スプリンクラヘッド40を立ち下がり管32から取り外す。つまり、スプリンクラヘッド40を回して、立ち下がり管32のソケット36からゆっくりとヘッド40を取り外すようにする。更に、ヘッド40を回していくと、ソケット36へのヘッド40のねじ込み量が減っていき、スプリンクラヘッド40上端の雄ねじ部と、ソケット36の雌ねじ部との間に隙間が生じる。この際、二次側配管30内が負圧状態であることから、スプリンクラヘッド40周囲の大気圧が、その隙間から立ち下がり管32内の水を上方へと押し込むように作用する。このため、スプリンクラヘッド40を取り外しても、立ち下がり管32から水が漏れることはない。また、大気圧によって上方へと押し込められた水は、二次側配管30を介して真空ポンプ60側へ吸引され、排気ホース62を介して排水管15に排水されることになる。同様に、立ち下がり管32をT字継手31から取り外す。
こうして、スプリンクラヘッド40および立ち下がり管32を取り外したら、図4に示すように、例えばフレキ管34Aとソケット36Aとからなる新しい立ち下がり管32AをT字継手31に取り付け、さらに新しいスプリンクラヘッド40Aをソケット36Aに取付直して、古いヘッド40を、新しいスプリンクラヘッド40Aと交換する。このような工程を繰り返して、二次側配管30に取り付けられていて、間仕切り変更に関わる全ての立ち下がり管32およびスプリンクラヘッド40を新しいものに交換する。
このような工程を繰り返している間、真空ポンプ60の吸引力が弱かったり、どこかに配管漏れがあると、二次側配管30内の真空状態が弱くなってしまい、このような状態で、急にヘッド40および立ち下がり管32を二次側配管30から取り外すと、立ち下がり管32内の水が床に落ちてしまうことがある。しかし、吸引圧力監視装置70は、二次側配管30の負圧状態が、予め設定された負圧値以下になったときに、負圧監視部74によって負圧低下信号が出力され、該負圧低下信号に基づいて、警報信号出力部82によって負圧低下警報信号が出力され、該負圧低下警報信号に基づいて、警報部83によって負圧低下警報を出力する。そのため、二次側配管30内が十分な負圧状態になっていないことを作業員に知らしめることができ、作業員は真空状態が弱い場合には、ヘッド等の交換を中断することができ、交換作業時において、水が床に落ちたりするのを防ぐことができる。
また、真空ポンプ60の排水ホース62が排気管15から外れてしまうと、床が水浸しになってしまう。しかし、吸引圧力監視装置70は、排気管15の排水ホース62接続箇所近傍に漏水検知センサ80を配置し、漏水検知センサ80に接続された漏水監視部81によって漏水を検知したときに、漏水検知信号が出力され、該漏水検知信号に基づいて、警報信号出力部82によって漏水検知警報信号が出力され、該漏水検知警報信号に基づいて、警報部83によって漏水検知警報を出力する。そのため、真空ポンプ60の排水ホース62が排気管15から外れたことを作業員に知らしめることができ、作業員は再接続を迅速に行うことができ、交換作業時において、床が水浸しになることを防ぐことができる。
さらに、停電が発生して真空ポンプ60が停止すると、二次側配管30内を十分な負圧状態に維持できなくなる。しかし、吸引圧力監視装置70は、電源部77の電源供給状態を監視して停電を検知したときに、停電監視部79によって、電源供給を電源部77からバッテリ78に切り替えられるとともに、停電検知信号が出力され、該停電検知信号に基づいて、警報信号出力部82によって停電検知警報信号が出力され、該停電検知警報信号に基づいて、警報部83によって停電検知警報を出力する。そのため、停電が発生して真空ポンプ60が停止したことを作業員に知らしめることができ、ヘッド等の交換作業を速やかに中断することができる。
交換作業が終了したら、真空ポンプ60については、起動を停止し、吸引ホース61を流水検知装置20の二次側に設けられた吸引ホース61用の接続口27Aから取り外し、排水ホース62を排水管15から取り外す。また吸引圧力監視装置70については、起動を停止し、接続ホース71を流水検知装置20の二次側に設けられた接続ホース71用の接続口28Aから取り外し、漏水検知センサ80を排水管15近傍から取り外して装置内に収納する。
そして、吸引ホース61および接続ホース71用の接続口27A、28Aを有するT字継手26Aを圧力交換用弁24の二次側から取り外し、圧力計25を再接続する。そして、止水弁22を開放させて、二次側配管30内に充水して初期状態に戻す。
上記の実施形態においては、真空ポンプ60の吸引ホース61および吸引圧力監視装置70の接続ホース71を、流水検知装置20の二次側に接続する一例として、圧力計交換用弁24の二次側に接続するようにしているが、末端試験弁50の二次側など、流水検知装置20の二次側の適所に接続するようにしてもよい。また、排水弁23の代わりに、末端試験弁50を開放することによって、二次側配管30内の充水された加圧水を排水するようにしてもよい。また、吸引圧力監視装置70は、真空ポンプ60による二次側配管30内の吸引開始初期段階に警報出力しないように、起動してから負圧低下信号がなくなるまでの間は警報出力を禁止してもよいし、起動してから所定期間警報出力を禁止するタイマを設けてもよい。
スプリンクラ消火設備のシステム図である。 吸引圧力監視装置を示す概略ブロック図である。 立ち下がり管とスプリンクラヘッドとの断面図である。 図3の立ち下がり管およびスプリンクラヘッドを新しいものに交換したときの断面図である。
符号の説明
10 一次側配管、15 排水管、20 流水検知装置、21 圧力スイッチ、22 止水弁、23 排水弁、24 圧力計交換用弁、25 圧力計、26A 接続用配管、27A 吸引ホース用の接続口、28A 接続ホース用の接続口、30 二次側配管、31 T字継手、32(32A) 立ち下がり管、34(34A) 短管、36(36A) ソケット、40(40A) スプリンクラヘッド、50 末端試験弁、60吸引ポンプ、61 吸引ホース、62 排水ホース、63 プラグ、70 吸引圧力監視装置、71 接続ホース、72 接点付き真空圧力計、73 負圧計、74 負圧監視部、75 設定部、76 プラグ、77 電源部、78 バッテリ、79 停電監視部、80 漏水検知センサ、81 漏水監視部、82 警報信号出力部、83 警報部。

Claims (3)

  1. 流水検知装置の二次側に設けられた二次側配管と、該二次側配管に立ち下がり管を介して取り付けられたスプリンクラヘッドとを備えたスプリンクラ消火設備において、前記流水検知装置の二次側に真空ポンプを接続して、前記二次側配管内を負圧状態にしながら、前記立ち下がり管またはスプリンクラヘッドを交換する改修工事に用いられる吸引圧力監視装置であって、
    前記流水検知装置の二次側に着脱可能に接続される接続ホースと、
    該接続ホースを介して取り込んだ前記二次側配管の負圧状態が、予め設定された負圧値以下になったときに、負圧低下信号を出力する負圧監視部と、
    該負圧低下信号に基づいて、警報信号を出力する警報信号出力部と、
    該警報信号に基づいて警報出力する警報部と、
    を備えたことを特徴とするスプリンクラ消火設備の改修工事に用いられる吸引圧力監視装置。
  2. 前記予め設定された負圧値を手動で設定する設定部を備えたことを特徴とする請求項1記載のスプリンクラ消火設備の改修工事に用いられる吸引圧力監視装置。
  3. 漏水監視部または停電監視部を備え、
    前記警報信号出力部は、漏水検知信号または停電検知信号に基づいて、警報信号を出力することを特徴とする請求項1または2記載のスプリンクラ消火設備の改修工事に用いられる吸引圧力監視装置。
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