JP2010136848A - 化粧料容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】化粧料容器100においては、中皿200、蓋体110および容器本体120からなる。また、中皿200は中皿容器220と中皿蓋210とを係合することにより形成されている。また、中皿200の中皿蓋210には、突起部211が形成されている。蓋体110が開動作した場合、蓋体110の蝶着軸118周りに設けられた偏心部119により容器本体120の突出ピース160が従動し、当該突出ピース160が突起部211に接触して、中皿容器220および中皿蓋210の係合を解除する。
【選択図】図3
Description
本発明の他の目的は、使用時に化粧料の気密性を保持する中皿の中皿蓋を容易に開放するとともに、不使用時に中皿蓋が不用意に開状態となり中皿内の化粧料が揮発してしまうことを防止することができる化粧料容器を提供することである。
本発明に係る化粧料容器は、中皿と、中皿を収容する収容凹部を有する容器本体と、容器本体に開閉自在に蝶着された蓋体と、を有する化粧料容器であって、中皿は、化粧料を充填した中皿容器と、中皿容器と係合する中皿蓋とからなり、中皿蓋は、突起部を含み、蓋体は、蝶着軸周りに押出し部を含み、容器本体は、押出し部により従動する作動部を含み、作動部は、押出し部の動きにより突起部に接触して、中皿容器および中皿蓋の係合を解除するものである。
また、蓋体の開動作時にのみ中皿の開動作が行われるので、使用者に開動作を容易に認識させることができる。すなわち、使用時に化粧料の気密性を保持する中皿の中皿蓋を容易に開放するとともに、不使用時に中皿蓋が不用意に開状態となり中皿内の化粧料が揮発してしまうことを防止することができる。
中皿の中皿蓋および中皿容器の少なくとも一方には、1または複数の凹部が形成され、中皿蓋および中皿容器の少なくとも他方には、凹部と係合する1または複数の凸部が形成され、中皿蓋および中皿容器の凹部と凸部とが係合し、中皿の一端側に開閉軸が設けられ、中皿の他端側に突起部が設けられてもよい。
押出し部は、蓋体の蝶着軸に設けた突起部からなってもよい。
押出し部は、蓋体の蝶着軸の周囲に設けた偏心部材からなってもよい。
作動部は、突起部に対して進退移動するように設けられ、かつ進方向に対して第1傾斜部を有し、突起部は、第1傾斜部に対向した第2傾斜部を有してもよい。
作動部は、退方向に付勢する弾性部を有し、かつ蓋体の押出し部により進方向に移動し、弾性部により退方向に移動してもよい。
容器本体は、複数の収容凹部と複数の収容凹部を区分する壁とを含み、作動部が進動作した場合のみ第1傾斜部が壁から露出するように設けられてもよい。
容器本体は、複数の収容凹部と複数の収容凹部を区分する壁とを含み、作動部は、壁に沿って設けられてもよい。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る化粧料容器の構成の一例を示す模式的外観図であり、図2は、図1に示す化粧料容器の使用状態を説明するための模式的外観図であり、図3は、図2のA−A断面の一例を示す模式的断面図である。
以下、第2の実施の形態に係る化粧料容器100aについて図を用いて説明する。なお、第2の実施の形態に係る化粧料容器100aにおいては、第1の実施の形態に係る化粧料容器100と異なる点について説明を行う。図10は、第2の実施の形態に係る化粧料容器100aの一例を示す模式的概観図である。
続いて、第3の実施の形態に係る化粧料容器100bについて図を用いて説明する。なお、第3の実施の形態に係る化粧料容器100bにおいては、第1および第2の実施の形態に係る化粧料容器100,100aと異なる点について説明を行う。図11は、第3の実施の形態に係る化粧料容器100bの一例を示す模式的外観図である。
110,110a,110b,110f 蓋体
112 鏡
115 フック(係合爪)
118,118b 蝶番
119,119b,119f 偏心部
120,120a 容器本体
130,180 収容凹部
133,133b 仕切り板
135 孔部
140 切欠き部
150 弾性係止部
151 固定係止部
155 スリット
160,160a,160b,160c,160d,160e 突出ピース
161 先端部
162 細肉部
163 本体部
164,164a,164b,164c,164d,164e 後端部
165,165e 戻り部
190 フックピース
191 係止部
200,200a 中皿
210,210a 中皿蓋
211,211a 突起部
212 凹部
220 中皿容器
222 凸部
230 ヒンジ部
240 係止部
241 係止部
300 化粧用パフ
400 化粧料
Claims (8)
- 中皿と、
前記中皿を収容する収容凹部を有する容器本体と、
前記容器本体に開閉自在に蝶着された蓋体と、を有する化粧料容器であって、
前記中皿は、前記化粧料を充填した中皿容器と、前記中皿容器と係合する中皿蓋とからなり、前記中皿蓋は、突起部を含み、
前記蓋体は、蝶着軸周りに押出し部を含み、
前記容器本体は、前記押出し部により従動する作動部を含み、
前記作動部は、前記押出し部の動きにより前記突起部に接触して、前記中皿容器および前記中皿蓋の係合を解除することを特徴とする化粧料容器。 - 前記中皿の中皿蓋および中皿容器の少なくとも一方には、1または複数の凹部が形成され、前記中皿蓋および前記中皿容器の少なくとも他方には、前記凹部と係合する1または複数の凸部が形成され、前記中皿蓋および前記中皿容器の前記凹部と前記凸部とが係合し、
前記中皿の一端側に開閉軸が設けられ、前記中皿の他端側に前記突起部が設けられたことを特徴とする請求項1記載の化粧料容器。 - 前記押出し部は、前記蓋体の蝶着軸に設けた突起部からなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の化粧料容器。
- 前記押出し部は、前記蓋体の蝶着軸の周囲に設けた偏心部材からなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の化粧料容器。
- 前記作動部は、前記突起部に対して進退移動するように設けられ、かつ前記進方向に対して第1傾斜部を有し、
前記突起部は、前記第1傾斜部に対向した第2傾斜部を有することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の化粧料容器。 - 前記作動部は、前記退方向に付勢する弾性部を有し、かつ前記蓋体の押出し部により進方向に移動し、前記弾性部により退方向に移動することを特徴とする請求項5記載の化粧料容器。
- 前記容器本体は、複数の収容凹部と前記複数の収容凹部を区分する壁とを含み、
前記作動部は、前記壁に内蔵され、前記作動部が進動作した場合のみ前記第1傾斜部が前記壁から露出するように設けられたことを特徴とする請求項5または請求項6に記載の化粧料容器。 - 前記容器本体は、複数の収容凹部と前記複数の収容凹部を区分する壁とを含み、
前記作動部は、前記壁に沿って設けられたことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の化粧料容器。
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JP2008315216A JP5483871B2 (ja) | 2008-12-11 | 2008-12-11 | 化粧料容器 |
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JP (1) | JP5483871B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011254877A (ja) * | 2010-06-07 | 2011-12-22 | Yoshida Industry Co Ltd | コンパクト容器 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5884007U (ja) * | 1981-12-01 | 1983-06-07 | 「よし」田工業株式会社 | コンパクト容器 |
JPH0626710U (ja) * | 1992-09-14 | 1994-04-12 | 株式会社吉野工業所 | 化粧用コンパクト容器 |
JPH0998828A (ja) * | 1995-08-01 | 1997-04-15 | Shiseido Co Ltd | 化粧料容器 |
JP2005073875A (ja) * | 2003-08-29 | 2005-03-24 | Kanebo Ltd | 化粧料容器 |
-
2008
- 2008-12-11 JP JP2008315216A patent/JP5483871B2/ja active Active
Patent Citations (4)
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