JP2010136507A - 冷熱用熱発電素子を組み込んだ熱交換器 - Google Patents

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Abstract

【課題】LNG等の低温液化ガスを熱交換器で加熱する際にその温度差を利用して熱発電を行うことができる冷熱用熱発電素子を組み込んだ熱交換器を提供する。
【解決手段】海水や温水などの高温流体が流れる伝熱管20の外周面に熱発電素子21を設けると共にその外周を保護管22で覆い、その保護管22の外周に低温液化ガスを流すようにしたものである。
【選択図】図2

Description

本発明は、低温液化ガスを出荷する際に、低温液化ガスを海水や温水で気化させると共に冷熱源を電力として回収する冷熱用熱発電素子を組み込んだ熱交換器に関するものである。
LN(液体窒素)、LOX(液体酸素)、LNG(液化天然ガス)、LEG(液化エチレンガス)の貯蔵基地等から低温液化ガスを出荷する時には、これら低温液化ガスを気化器などの熱交換器で加熱して常温のガス或いは高温の液とする必要がある。
低温の液化ガス等の低温液体を加熱、気化させる場合、通常は加熱源として海水、川水、地下水、空気、温水、工場排熱、エンジン等の排気を使用している。これ等の方式では冷熱は大気、海洋に廃棄されている。温水式では余分な燃料も消費して無駄が多い。
従来、大型のLNG基地では冷熱の利用は発電或は冷凍倉庫の冷却等に利用しているが、これらの設備は大型でないと経済的に有利性が得られないか、冷凍庫のように立地条件等に問題があり必ずしも有効に利用されていないのが実情である。
LNGのサテライト基地は、その性格上基地で取扱うLNG量は少ないので、上述の設備では経済的に不利である為に、その冷熱は殆ど廃棄されているのが実情である。
またLNG基地ではガスの製造量は消費量に対応しているために1日の生産変動が大きい。従って、熱を利用する設備も稼動率と設備の効率(膨張タービン等)を高くする為に、最低のガス消費量に近い点に合わせた設備能力としているのが―般的である。この為に冷熱のかなりの量が大気や海水中に排出されるか、或いは余分な燃料を消費している。
LNGのサテライト基地のように小規模のLNG貯蔵基地では、LNGの気化の熱源として空気或は温水を使用している。この場合熱源として使用された空気は大気中に冷気として廃棄される。又、空温式気化器の伝熱面に付着した氷を除去するために、温水を使用して融解するために燃料を消費すると云う無駄が発生している。
一方温水の場合は、使用後に温水加熱器に返送して再加温して循環する為に燃料を消費している。この場合、冷熱を廃棄するばかりでなく、燃料を更に消費すると云う無駄を発生させる設備となっている。
上記のように大型LNG基地でも冷熱は有効に利用されていないし、小型のLNGサテライト基地でも殆ど廃棄され、せいぜい空調位に利用されている程度で有効に利用されていないのが現状である。
冷熱源を回収するシステムとしては、特許文献1に示されるように、LNGと海水を蒸発器で熱交換する際に、その流路壁を平行パネルで形成し、そのパネル内に多数の熱発電素子を組み込み、LNGを海水で蒸発させると共に、LNGと海水の温度差を利用して発電して冷熱源を電力として回収することが提案されている。これにより、大気中に無駄に廃棄されている冷熱を利用価値の高い電気に変換するものである。
特許第3571390号公報
この特許文献1では、蒸発器は、平行パネルの上下にLNGのヘッダを接続し、その平行パネル間にLNGを流し、平行パネルの外側に海水を流すようにしている。
現在市販されている熱発電素子のモジュールは、セラミック材等からなる二枚の平板ヒートシンク間に金属電極とp型及びn型半導体をπの字状に交互に連結したものであり、このため熱発電素子を組み込むためには、蒸発器の壁面を平板状の構造にする必要がある。
しかしながら、LNGと海水の温度差は約200℃近くあり、蒸発器を平行パネルで構成すると熱収縮による変形を許容する柔構造が必要となるが、反面、LNGが海水の加熱で気化されたときには、そのガス圧が数MPaとなるため、その圧力に耐え得る剛構造を必要とする。
このように熱収縮に耐え、膨張圧力に耐え得る構造とするには、平板パネルで気化器を構成することは現実的に不可能である。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、LNG等の低温液化ガスを熱交換器で加熱する際にその温度差を利用して熱発電を行うことができる冷熱用熱発電素子を組み込んだ熱交換器を提供することにある。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、海水や温水などの高温流体が流れる伝熱管の外周面に熱発電素子を設けると共にその外周を保護管で覆い、その保護管の外周に低温液化ガスを流すようにしたことを特徴とする冷熱用熱発電素子を組み込んだ熱交換器である。
請求項2の発明は、低温液化ガスを流す外胴の両端に管板を設けると共にその管板間に多数の伝熱管を設け、これら伝熱管の外周面に熱発電素子を設けると共にその外周に保護管を設け、上記管板に、海水や温水などの高温流体の入口室と出口室を区画形成する頭蓋を設けたことを特徴とする冷熱用熱発電素子を組み込んだ熱交換器である。
請求項3の発明は、海水や温水などの高温流体が流れる伝熱管の外周面に熱発電素子を設けると共にその外周を保護管で覆い、その保護管の外周に低温液化ガスの流れる外管を設けたことを特徴とする冷熱用熱発電素子を組み込んだ熱交換器である。
請求項4の発明は、保護管は、熱発電素子と隙間を形成するように形成され、低温液化ガスとの接触で収縮したときにその内周が熱発電素子と圧着するように形成される請求項1〜3のいずれかに記載の冷熱用熱発電素子を組み込んだ熱交換器である。
請求項5の発明は、熱発電素子は、伝熱管の外周面に沿って円弧状に形成される請求項1〜3のいずれかに記載の冷熱用熱発電素子を組み込んだ熱交換器である。
請求項6の発明は、熱発電素子は、フラットに形成され、伝熱管の外周面にフラットな熱発電素子を取り付ける受け座が形成され、保護管の内周面にフラットな熱発電素子と接触する接触座が形成される請求項1〜4のいずれかに記載の冷熱用熱発電素子を組み込んだ熱交換器である。
本発明によれば、伝熱管の外周に冷熱用熱発電素子を設け、その外周を保護管で覆い、伝熱管に海水や温水などの高温流体を流し、保護管の外周に低温液化ガスを流すことで、低温液化ガスを加熱できると共にその冷熱を利用して発電でき、しかも熱収縮にも圧力にも強い構造とすることができるという優れた効果を発揮するものである。
以下、本発明の好適な一実施の形態を添付図面に基づいて詳述する。
図1〜図3は、本発明の冷熱用熱発電素子を組み込んだ熱交換器の一実施の形態を示し、図1は全体図、図2は図1の外胴内の伝熱管の組立状態を示し、図3は図2の伝熱管周りの断面図を示したものである。
なお、図1、図2において冷熱用熱発電素子を組み込んだ熱交換器は横型で示しているが、低温液化ガスが蒸発する場合には縦型に形成してもよい。
図1において、10は外胴で、外胴10にLNGなどの低温液化ガスの供給管11と加熱後に気化されたガスや液体を排出する排出管12が接続される。
この外胴10の両端には、フランジ10fが形成され、入口室15と出口室16を区画形成する頭蓋17、17にフランジ17fが形成され、両フランジ10f、17fにて、管板14、14が挟み込まれて設けられる。入口室15側の頭蓋17には、海水や温水の高温流体供給管18が接続され、出口室16側の頭蓋17に排出管19が接続される。
図2に示すように管板14、14間には多数の伝熱管20が設けられ、その伝熱管20の外周面に多数の熱発電素子21がシリコン系接着剤などで接着して設けられる。
管板14、14間には熱発電素子21を覆うように保護管22が設けられる。保護管22の取り付けは、保護管22の両端にフランジ24を形成しておき、そのフランジ24を管板14に、ボルト・ナット26にて固定して取り付ける。
この保護管22には、軸方向の収縮を吸収すべく伸縮ベロー部22aが形成されると共に、熱発電素子21で発電した電力を取り出すための導電線口27が設けられる。
保護管22は、常温時には、熱発電素子21と僅かに隙間を形成するような内径に形成され、低温液化ガスが流れた時には熱収縮にて熱発電素子21と圧着するように形成される。
熱発電素子21自体は、コストを低くするために市販品を用いる。この熱発電素子21は、素子を収容するセル内を真空にして熱の損失を最小にしているものが多いが、この方式ではコストが高くなるのでセル内に耐低温性の断熱材を充填して大気圧とした構造に改良したものとしている。この構造では熱利用率が真空断熱に較べて低下するが、全体の発電効率の低下に与える影響度は少ない(真空断熱では約0.2%、断熱材充填では約8%低下)。
市販品の熱発電素子21は、サイズは種々あるもののフラットな形状であるため、図3(a)に示すように伝熱管20の外周に受け座30を形成し、保護管22の内周面にフラットな熱発電素子21と接触する接触座31を形成し、受け座30に熱発電素子21をシリコン系の接着剤で貼り付け、接触座31とは隙間をもたせて熱収縮時に圧着するようにすることで、支障なく取り付けることができる。
また、図3(b)に示すように、伝熱管20の直径が細い場合は、肉厚管を選定して表面を多角形状にフラットに削って受け座31を形成し、その受け座31に熱発電素子21を接着剤により貼り付けて固定するようにしてもよい。
さらに、図3(c)に示すように、熱発電素子21自体を伝熱管20の外周面形状に合わせて円弧状に形成することで、伝熱管20に直接貼り付けるようにしてもよい。なお熱発電素子21を円弧状にする場合、伝熱管20の直径が大きい場合は、熱発電素子21の基盤を少し厚いものを使用し、円周方向の基盤の内外両面を伝熱管20の外周面と保護管22の内周面に出来るだけ近い円弧で削って円弧状に形成するようにしてもよい。
これら熱発電素子21は、そのサイズに合わせて伝熱管20の円周方向に複数、軸方向に等ピッチで固定し、またその導電線は、適宜直列に接続して導電線口27から引き出し外胴10外に延出する。
伝熱管20は、通常SUSで形成されるが、熱膨張係数が15×10-6/℃であり、低温液化ガスとしてLNGを気化する場合には冷却時の収縮量が2.8mm/mとなるため、熱収縮が約1/10倍小さいインバー合金(64%Fe−36%Ni、熱膨張係数1.7×10-6/℃、LNG冷却時の収縮量0.3mm/m)を用いることで、伝熱管20の収縮量が小さくなるため好ましい。
また保護管22の両端部に伸縮ベロー部22aを形成することで、冷熱収縮時に保護管22に掛かる応力を低減できる他に、伸縮ベロー部22aにて保護管22が径方向に若干移動できるため、伝熱管20と保護管22の軸心が一致していなくとも、保護管22の径が収縮する際に、伝熱管20の円周方向の熱発電素子21に均等に接触することが可能となる。
この保護管22は、低温液化ガスにより収縮するが、強度自体は伝熱管20が受けもつため、より肉厚の薄い材料で形成することも可能であり、保護管22と伝熱管20間で、かつ熱発電素子21同士の円周方向と軸方向の隙間に発泡ウレタンなどの断熱材を封入しておくことで、保護管22と熱発電素子21の接触を阻害せずに、断熱材で低温液化ガスの膨張時の圧力を受けることができる。よってインバー合金の他に、SUSで形成してもアルミニウムで形成してもよい。
次に、本実施の形態の作用を、低温液化ガスとしてLNGを気化する例で説明する。
LNG貯蔵タンクからのLNGを供給管11から外胴10内に供給し、同時に高温流体供給管18から高温流体としての海水を頭蓋17内の入口室15に供給する。海水は入口室15から各伝熱管20内を流れて出口室16に流れ、その間に外胴10内に供給されたLNGを加熱する。
これによりLNGは気化されて天然ガス(NG)となって、排出管12から排出される。
なお、図1、図2では横型で示しているが、供給管11が下で、排出管12が上となるように外胴10を縦型とし、外胴10の下部からLNGを供給して外胴内で液相を形成し、その上方にガス相を形成しNGを排出管12から排出するように構成してもよい。
このNGの気化の際、伝熱管20に設けられた熱発電素子21は、内周側が高温で、外周側が低温となるため、起電力が生じ、その電力を導電線を通じて取り出すことが可能となる。
熱発電素子21は、保護管22で覆われており、LNGや天然ガスに直接触れることがないため保護される。また保護管22は冷熱で径方向に収縮し、その接触座31或いは保護管22の内周面が熱発電素子21と接触するため良好な熱伝達が可能となり、発電効率を高めることができる。また保護管22は、両端に伸縮ベロー22aが形成されているため、軸方向の収縮を吸収できると共に伸縮ベロー22a間に位置した保護管22は径方向に若干移動可能であり、径方向に収縮した際に、伝熱管20の円周方向に設けた熱発電素子21に均等に接触することが可能となる。また保護管22は断面円形であるため外胴10内の圧力が高くても、十分な耐圧性を有する。また熱発電素子21は、シリコン系接着剤などで接着することで、低温でも剥がれることはない。
ここで、熱発電素子21の発電量を1チップ(3.9cm×3.9cm)当たり20Wとし、伝熱管20の外周面積あたり517個/m2貼り付けたとすると発電損失を考慮しても約10kW/m2の電力を得ることが可能となる。
次に図4により本発明の他の実施の形態を説明する。
図4は、二重式伝熱管構造で、冷熱用熱発電素子を組み込んだ熱交換器を構成する例を示したもので、基本的には、高温流体が通る伝熱管40と、伝熱管40の外周に取り付けられた熱発電素子21を保護する保護管42と、その保護管42の外周に設けられ、LNGなどの低温液化ガスが流れる外管44とから構成される。
伝熱管40、保護管42及び外管44の両端には、それぞれフランジ40a、40b、42a、42b、44a、44bが設けられ、その一方のフランジ40a、42a、44aがパッキンを介して接合されると共にボルト・ナット45で締結される。
保護管42の他方のフランジ42bは、伝熱管40の外周面と接して保護管42内をシールするように設けられると共に、そのフランジ42bから熱発電素子21の導電線21rが引き出されるようにされる。また外管44の他方のフランジ44aは、保護管42の外周面と接して外管44内をシールするように設けられる。
外管44には、低温液化ガスの供給管46と排出管47が接続され、保護管42と伝熱管40には、低温時の収縮を吸収する伸縮ベロー部42c、40cが形成される。
伝熱管40に取り付ける熱発電素子21は、図6(a)に示すように、熱発電素子21を伝熱管40の外周に沿って円弧状に形成し、保護管42をその熱発電素子21外周と隙間を形成するように設けても、或いは図6(b)に示すように、伝熱管40の外周に受け座50を形成し、保護管42の内周面にフラットな熱発電素子21と接触する接触座51を形成し、受け座50に熱発電素子21を接着剤で貼り付け、接触座31とは隙間をもたせて設けるようにしてもよい。
この図4の実施の形態においては、伝熱管40内を海水等の高温流体が流れ、保護管42と外管44間にLNG等の低温液化ガスが流れることで、低温液化ガスが加熱蒸発されると共に、熱発電素子21で発電を行うことができる。
この場合、伝熱管40、保護管42及び外管44の長さを十分に長くすると十分な伝熱面積を確保できるが、反面出口側での低温液化ガスと高温流体の温度差が小さくなり、熱発電素子21の発電効率が落ちるため、LNGの気化器として用いる場合には、この二重式伝熱管構造を多数並列に設けて各伝熱管40に海水等を流すと共にその各保護管42と外管44間にLNGを流して、LNGをガス化しない温度まで昇温すると共に発電し、その後は、各排出管47からLNGを集合させると共に熱発電素子21を組み込まずに、熱交換器のみで、LNGを常温近くまで加熱してNGとするように構成する。
図5は、図4の変形例を示したもので、基本的には伝熱管40、保護管42、外管44で図4と同様に二重式伝熱管構造を構成するものである。
図4の二重式伝熱管構造は、伝熱管40、保護管42、外管44の三重構造であり、一方のフランジ40a、42a、44aは、予め取り付けておいてもよいが、他方のフランジ40b、42b、44bは、伝熱管40、保護管42、外管44を組み込んだ後に取り付ける構造であり、また分解するためには他方のフランジ40b、42b、44bはねじ込み式とする必要がある。
そこで、図5では伝熱管40に対して保護管42を簡単に組み付け取り外しができるようにしたものであり、具体的には伝熱管40の両端にねじ込み式フランジ40fを設け、その伝熱管40に保護管42のフランジ42aと接続するフランジ40aを形成し、保護管42の他端に伝熱管40と嵌合する管状の蓋板53を形成し、その蓋板53と伝熱管40とをパテなどのシール材54でシールし、また保護管42の外周に外管44を設けると共に外管44の両端に蓋板55を設け、その蓋板55を保護管42に一体に溶接等にて取り付けるようにしたものである。
この実施の形態においては、フランジ40a、42aを外し、また伝熱管40のねじ込みフランジ40fを外すことで、保護管42を外管44と共に伝熱管40から外すことができ、伝熱管40の外周面に取り付けた熱発電素子21の取り替えなどが簡単に行えるようになる。
本発明の一実施の形態を示す全体図である。 図1の外胴内の伝熱管の組立状態を示す図である。 図2の伝熱管周りの断面図である。 本発明の他の実施の形態を示す図である。 図4の変形例を示す図である。 図4、図5の伝熱管周りの断面図である。
符号の説明
20 伝熱管
21 熱発電素子
22 保護管

Claims (6)

  1. 海水や温水等の高温流体が流れる伝熱管の外周面に熱発電素子を設けると共にその外周を保護管で覆い、その保護管の外周に低温液化ガスを流すようにしたことを特徴とする冷熱用熱発電素子を組み込んだ熱交換器。
  2. 低温液化ガスを流す外胴の両端に管板を設けると共にその管板間に多数の伝熱管を設け、これら伝熱管の外周面に熱発電素子を設けると共にその外周に保護管を設け、上記管板に、海水や温水などの高温流体の入口室と出口室を区画形成する頭蓋を設けたことを特徴とする冷熱用熱発電素子を組み込んだ熱交換器。
  3. 海水や温水などの高温流体が流れる伝熱管の外周面に熱発電素子を設けると共にその外周を保護管で覆い、その保護管の外周に低温液化ガスの流れる外管を設けたことを特徴とする冷熱用熱発電素子を組み込んだ熱交換器。
  4. 保護管は、熱発電素子と隙間を形成するように形成され、低温液化ガスとの接触で収縮したときにその内周が熱発電素子と圧着するように形成される請求項1〜3のいずれかに記載の冷熱用熱発電素子を組み込んだ熱交換器。
  5. 熱発電素子は、伝熱管の外周面に沿って円弧状に形成される請求項1〜3のいずれかに記載の冷熱用熱発電素子を組み込んだ熱交換器。
  6. 熱発電素子は、フラットに形成され、伝熱管の外周面にフラットな熱発電素子を取り付ける受け座が形成され、保護管の内周面にフラットな熱発電素子と接触する接触座が形成される請求項1〜4のいずれかに記載の冷熱用熱発電素子を組み込んだ熱交換器。
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