JP2010136297A - 受信機 - Google Patents

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Masaharu Yamashita
正治 山下
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Abstract

【課題】運用環境に応じてスケルチ回路の動作を高精度で設定することができるスケルチ手段を備えた受信機を提供する。
【解決手段】スケルチ制御回路20は、音声信号抽出部21で受信信号から音声信号を抽出すると共に、ノイズ信号抽出部31で受信信号からノイズ信号を抽出する。上記抽出された音声信号のレベルを音声レベル算出部22で算出し、移動平均算出部23にて音声レベルの平均値を算出する。また、上記抽出されたノイズ信号のレベルをノイズレベル算出部32で算出し、移動平均算出部33にてノイズレベルの平均値を算出する。上記音声レベル平均値とノイズレベル平均値を比較部24で比較し、「音声レベル値>ノイズレベル値」であればスケルチON/OFFスイッチ14をONし、「音声レベル値<ノイズレベル値」であればスケルチON/OFFスイッチ14をOFFして音声信号の出力を遮断する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、携帯無線機等において、特にスケルチ手段を備えた受信機に関する。
従来、無線機や無線受信機等においては、無信号時にスピーカから出力される耳障りで不快な雑音(ノイズ)を遮断し、無音状態にするためのスケルチ(squelch)手段を備えている。
上記従来のスケルチ手段を備えた受信機は、受信信号に含まれるノイズをノイズ信号抽出部で抽出し、このノイズを検波器で検波して得た直流電圧と基準電圧とを比較器により比較し、その比較結果に基づいてスケルチ用のスイッチをオン/オフ制御して過大のノイズがのった状態で音声が出力されるのを防止している。
しかし、上記スケルチ処理は、OA機器等から輻射される不要電波に起因する環境ノイズの影響を受けるため、比較器に入力する基準電圧を調整する必要がある。
従来では、一般に上記基準電圧を手動操作により調整しているが、運用環境が変化する携帯無線機等においては、環境が変化する毎に調整操作を行わなければならず、調整操作が非常に面倒である。
このため近年では、上記基準電圧を自動的に調整できるようにしたスケルチ回路を備えた受信機が考えられている(例えば、特許文献1参照。)。
上記自動調整機能を備えたスケルチ回路は、受信信号に含まれるノイズを監視する中央演算処理装置を備え、ノイズを検波して得た検波電圧値と基準電圧値を比較器で比較し、検波電圧値が基準電圧値以下に変化したとき環境ノイズが輻射されたと判定して基準電圧値を調整することにより、過大なノイズがのった状態で音声が出力されるのを防止するようにしている。
特開2002−135141号公報
上記従来の自動調整機能を備えたスケルチ回路は、運用環境に応じて自動的に基準電圧を設定することが可能であるが、受信信号に含まれるノイズのみを抽出して検波し、その検波電圧値と基準電圧値を比較し、その比較結果に基づいて基準電圧値を調整するようにしており、受信信号のレベルについては何等考慮していない。
スピーカから出力されるノイズは、受信信号に含まれるノイズの大きさだけでなく、受信信号の大きさによっても変化する。例えば受信信号のレベルが大きい場合は、受信機のAGC回路によってノイズ信号のレベルが抑圧されるので、受信信号に含まれるノイズがある程度大きくてもスピーカからは出力されない。
従って、従来のスケルチ回路のように受信信号に含まれるノイズのみを抽出して検波し、その検波電圧値に基づいて基準電圧値を調整する方法では、受信信号のレベルを何等考慮しておらず、高精度で基準電圧値を調整することができない。
本発明は上記の課題を解決するためになされたもので、運用環境に応じてスケルチ回路の閾値を自動的に且つ高精度で設定することができるスケルチ手段を備えた受信機を提供することを目的とする。
本発明は、受信信号の出力をオン/オフ制御するスケルチ手段を有する受信機において、前記スケルチ手段は、前記受信信号の出力をオン/オフするスケルチオン/オフスイッチと、前記受信信号から音声信号を抽出する音声信号抽出部と、前記受信信号からノイズ信号を抽出するノイズ信号抽出部と、前記音声信号抽出部で抽出した音声信号と前記ノイズ信号抽出部で抽出したノイズ信号のレベルを比較し、比較結果に基づいて前記スケルチオン/オフスイッチをオン/オフ制御する比較部とをを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、受信信号に含まれる音声信号及びノイズ信号を音声信号抽出部及びノイズ信号抽出部で抽出し、抽出した音声信号とノイズ信号のレベルを比較部で比較し、その比較結果に基づいてスケルチオン/オフスイッチをオン/オフ制御することにより、音声信号とノイズ信号のレベルに応じて比較部の動作閾値を自動調整することができる。従って、無線機の移動等によって運用環境が変化する場合においても、比較部の動作閾値を自動的に調整でき、非常に高い精度でスケルチオン/オフスイッチのオン/オフ動作を制御することができる。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態を説明する。
図1は本発明の一実施形態に係るスケルチ手段を備えた受信機におけるスケルチ回路部分の構成を示すブロック図である。
図1において、11は中間周波数増幅部で、AGC回路12を備えている。上記中間周波数増幅部11は、前段のミキサ(図示せず)により中間周波数に変換された信号を増幅して復調部13へ出力する。この復調部13は、中間周波数増幅部11で増幅された信号を復調し、スケルチON/OFF(オン/オフ)スイッチ14へ出力すると共にスケルチ制御回路20の音声信号抽出部21及びノイズ信号抽出部31へ出力する。上記スケルチ制御回路20は、例えばDSP(Digital Signal Processor)によって構成される。上記復調部13からスケルチON/OFFスイッチ14を介して出力される信号は、後段の回路例えば音声電力増幅器(図示せず)へ送られ、この音声電力増幅器で増幅された信号がスピーカから出力される。
上記スケルチ制御回路20に設けられる音声信号抽出部21は、例えばバンドパスフィルタによって構成され、復調部13で復調された受信信号から音声信号(音声成分)を抽出し、音声レベル算出部22へ出力する。音声レベル算出部22は、例えば音声信号抽出部21で抽出された音声信号を2乗することにより音声レベルを算出し、移動平均算出部23へ出力する。移動平均算出部23は、音声レベル算出部22で算出された音声レベルの平均値を求め、比較部24へ出力する。
また、上記ノイズ信号抽出部31は、例えばハイパスフィルタによって構成され、復調部13で復調された受信信号からノイズ信号(ノイズ成分)を抽出し、ノイズレベル算出部32へ出力する。ノイズレベル算出部32は、例えばノイズ信号抽出部31で抽出されたノイズ信号を2乗することによりノイズレベルを算出し、移動平均算出部33へ出力する。移動平均算出部33は、ノイズレベル算出部32で算出されたノイズレベルの平均値を求め、比較部24へ出力する。
比較部24は、移動平均算出部23で算出された音声レベルの平均値と移動平均算出部33で算出されたノイズレベルの平均値とを比較し、その比較結果に基づいてスケルチON/OFFスイッチ14をON/OFF制御する。すなわち、比較部24は、音声レベル値がノイズレベル値より大きい場合はスケルチON/OFFスイッチ14をONし、音声レベル値がノイズレベル値より小さい場合はスケルチON/OFFスイッチ14をOFFする。
次に上記のように構成されたスケルチ回路の動作を図2に示すフローチャートを参照して説明する。中間周波数増幅部11は、前段のミキサにより中間周波数に変換された受信信号を増幅して復調部13へ出力する。このときAGC回路12は、中間周波数増幅部11から一定レベルの信号が出力されるように中間周波数増幅部11の利得を制御する。
復調部13は、中間周波数増幅部11で増幅された信号を復調してスケルチON/OFFスイッチ14及びスケルチ制御回路20へ出力する。
スケルチ制御回路20は、復調部13で復調された受信信号が入力されると、音声信号抽出部21でフィルタリング処理を行って受信信号から音声信号を抽出する(ステップA1)と共に、ノイズ信号抽出部31でフィルタリング処理を行って受信信号からノイズ信号を抽出する(ステップA2)。
上記音声信号抽出部21で抽出された音声信号は、音声レベル算出部22へ送られて音声レベルが算出され(ステップA3)、次いで移動平均算出部23にて音声レベルの平均値が算出される(ステップA4)。
また、上記ノイズ信号抽出部31で抽出されたノイズ信号は、ノイズレベル算出部32へ送られてノイズレベルが算出され(ステップA5)、次いで移動平均算出部33にて上記ノイズレベルの平均値が算出される(ステップA6)。
そして、上記移動平均算出部23で算出された音声レベル平均値と移動平均算出部33で算出されたノイズレベル平均値は、比較部24にて比較され(ステップA7)、その比較結果に基づいてスケルチON/OFFスイッチ14がON/OFF制御される。この場合、比較部24は、上記音声レベル値とノイズレベル値とを比較した結果、音声レベル値がイズレベル値より大きければスケルチON/OFFスイッチ14をONし(ステップA8)、復調部13で復調された音声信号を次段の音声電力増幅器(図示せず)へ出力する。また、比較部24は、音声レベル値とノイズレベル値とを比較した結果、音声レベル値がノイズレベル値より小さければスケルチON/OFFスイッチ14をOFFし(ステップA9)、復調部13から音声電力増幅器へ送られる音声信号を遮断してスピーカからノイズが出力されないようにする。
上記のように受信信号に含まれる音声信号及びノイズ信号が音声信号抽出部21、ノイズ信号抽出部31で抽出され、抽出された音声レベル値とノイズレベル値が比較部24で比較され、その比較結果に基づいてスケルチON/OFFスイッチ14がON/OFF制御されるので、音声レベル値とノイズレベル値に応じて比較部24の動作閾値が自動調整される。従って、携帯無線機の移動等によって運用環境が変化する場合においても、比較部24の動作閾値が自動的に調整され、非常に高い精度でスケルチON/OFFスイッチ14のON/OFF動作を制御することができる。
なお、本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できるものである。
本発明の一実施形態に係る受信機のスケルチ回路部分の構成を示すブロック図である。 同実施形態におけるスケルチ回路の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
11…中間周波数増幅部、12…AGC回路、13…復調部、14…スケルチON/OFFスイッチ、20…スケルチ制御回路、21…音声信号抽出部、22…音声レベル算出部、23…移動平均算出部、24…比較部、31…ノイズ信号抽出部、32…ノイズレベル算出部、33…移動平均算出部。

Claims (1)

  1. 受信信号の出力をオン/オフ制御するスケルチ手段を有する受信機において、
    前記スケルチ手段は、
    前記受信信号の出力をオン/オフするスケルチオン/オフスイッチと、
    前記受信信号から音声信号を抽出する音声信号抽出部と、
    前記受信信号からノイズ信号を抽出するノイズ信号抽出部と、
    前記音声信号抽出部で抽出した音声信号と前記ノイズ信号抽出部で抽出したノイズ信号のレベルを比較し、比較結果に基づいて前記スケルチオン/オフスイッチをオン/オフ制御する比較部と
    を備えたことを特徴とする受信機。
JP2008312607A 2008-12-08 2008-12-08 受信機 Withdrawn JP2010136297A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012244461A (ja) * 2011-05-20 2012-12-10 Icom Inc 通信機、通信機の制御方法及びコンピュータプログラム

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