JP2010135202A - 電球形蛍光ランプおよび照明器具 - Google Patents

電球形蛍光ランプおよび照明器具 Download PDF

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和幸 浦谷
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Toshiyuki Hiraoka
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Abstract

【課題】
安価であって大型化することなく、定格寿命の期間に亘って蛍光ランプの光出力を略一定に制御する電球形蛍光ランプおよびこの電球形蛍光ランプを配設する照明器具を提供する。
【解決手段】
電球形蛍光ランプ1は、屈曲形の蛍光ランプ2と、インダクタCT1bおよびコンデンサC5,C6を有する駆動回路21、蛍光ランプ2の累積点灯時間に応じて駆動回路21のインダクタCT1bのインダクタンス値またはコンデンサC5,C6のキャパシタンス値を実質的に変化させて駆動回路21の共振周波数を次第に変化させることによりインバータ回路20のスイッチング素子Q1,Q2のオンオフ周波数を次第に変化させるように形成された集積回路24を有して構成された点灯装置3と、点灯装置3を収容しているカバー4とを具備している。
【選択図】図2

Description

本発明は、一般の電球用ソケットに装着される電球形蛍光ランプおよびこの電球形蛍光ランプを配設している照明器具に関する。
電球形蛍光ランプは、その蛍光ランプの光束が点灯時間の経過にしたがって減少する。一方、蛍光ランプの累積点灯時間を記憶する不揮発性メモリを備え、この不揮発性メモリの累積点灯時間を参照して蛍光ランプの光出力がほぼ一定となるように制御する蛍光灯点灯装置が知られている(例えば特許文献1参照。)。この蛍光灯点灯装置は、照明エリアの明るさが初期照度を維持するように光出力を制御するものである。
特開2000−200691号公報(第2頁、第1図)
電球形蛍光ランプは、一般の白熱電球の代替品として、安価に提供することが求められており、従来の初期照度補正の機能回路を付加すると、高価になってしまうとともに、点灯装置を狭い配設空間に収容し難く、大型化するという問題があった。
本発明は、安価であって大型化することなく、定格寿命の期間に亘って蛍光ランプの光出力を略一定に制御する電球形蛍光ランプおよびこの電球形蛍光ランプを配設する照明器具を提供することを目的とする。
請求項1に記載の電球形蛍光ランプの発明は、屈曲形の蛍光ランプと;交流電圧を直流電圧に変換する直流電源回路と、この直流電源回路から出力された直流電圧をスイッチング素子のオンオフ動作により高周波交流電圧に変換して出力するインバータ回路と、このインバータ回路から出力された高周波交流電圧に応じて共振し前記蛍光ランプを点灯させる共振回路と、前記蛍光ランプに流れるランプ電流に応じた電流が流れるインダクタおよびこのインダクタと共振するコンデンサを有し、前記インダクタおよびコンデンサの共振周波数により前記インバータ回路のスイッチング素子をオンオフ動作させる自励式の駆動回路と、前記蛍光ランプの点灯時間を計時する計時部および前記蛍光ランプの累積点灯時間を記憶する記憶部を備え、この記憶部に記憶されている前記蛍光ランプの累積点灯時間に応じて前記蛍光ランプのランプ電力を次第に増加させて前記蛍光ランプの光出力が略一定となるように前記駆動回路のインダクタのインダクタンス値またはコンデンサのキャパシタンス値を実質的に変化させて前記インダクタおよびコンデンサの共振周波数を次第に変化させることにより前記インバータ回路のスイッチング素子のオンオフ周波数を次第に変化させるように形成された前記駆動回路を制御する集積回路とを有して構成された点灯装置と;一端側に電球用ソケットに装着可能な口金を有し、他端側に前記蛍光ランプの端部側を保持し、前記点灯装置を収容しているカバーと;を具備していることを特徴とする。
本発明および以下の各発明において、特に言及しない限り、各構成は以下による。
屈曲形の蛍光ランプは、直管状のバルブを加熱、軟化させて折曲したものの他、管状のバルブ同士を端部で継いで連通させたブリッジ形あるいはブリッジ後にモールド形で形成したもの、さらにバルブを螺旋状(ヘリカル状)に形成したものも包含される。
「ランプ電力を次第に増加させる」とは、ランプ電力が連続的に、すなわち短時間例えば5時間、10時間や20時間ごとに増加することの他、段階的に、例えば100時間、200時間、400時間や500時間ごとに増加するものであってもよい。スイッチング素子のオンオフ周波数を次第に変化させるのは、ランプ電力を増加させるために変化させるものであり、ランプ電力を増加させる前記タイミングで変化させるものである。
「インダクタのインダクタンス値またはコンデンサのキャパシタンス値を実質的に変化させる」とは、例えば抵抗成分が付加されることを意味する。例えば、インダクタと並列的に可変抵抗が接続され、コンデンサと直列的に可変抵抗が接続されることと同等である。
本発明によれば、点灯装置の集積回路は、記憶部に記憶されている蛍光ランプの累積点灯時間に応じて駆動回路のインダクタのインダクタンス値またはコンデンサのキャパシタンス値を実質的に変化させると、駆動回路のインダクタおよびコンデンサの共振周波数が累積点灯時間に応じた共振周波数に変化する。この変化した共振周波数でインバータ回路のスイッチング素子がオンオフ動作することにより、蛍光ランプは、累積点灯時間に応じたランプ電力に増加されて点灯する。こうして、電球形蛍光ランプは、その蛍光ランプのランプ電力が初期値から累積点灯時間に応じて増加されることにより、点灯時間の経過による光束の減少が補正されて、ほぼ寿命期間に亘って初期値の略一定の光出力が出力される。
請求項2に記載の電球形蛍光ランプの発明は、請求項1記載の電球形蛍光ランプの発明において、前記集積回路は、前記蛍光ランプの点灯開始からの一定時間、前記蛍光ランプに通常点灯時のランプ電力よりも大きいランプ電力が入力するように前記駆動回路を制御することを特徴とする。
通常点灯時のランプ電力は、蛍光ランプの累積点灯時間に応じて点灯している蛍光ランプのランプ電力を意味する。
「蛍光ランプに通常点灯時のランプ電力よりも大きいランプ電力が入力するように」とは、蛍光ランプの光束の立ち上がり後の通常時には、前記大きいランプ電力が入力されている状態を意味する。立ち上がり時、蛍光ランプのランプ電力は、前記大きいランプ電力に向かって上昇しているものである。
本発明によれば、電球形蛍光ランプの点灯開始からの一定時間、蛍光ランプに通常点灯時のランプ電力よりも大きいランプ電力が入力するように制御されるので、電球形蛍光ランプの光束の立ち上がりが遅くなることが防止される。
請求項3に記載の照明器具の発明は、請求項1または2記載の電球形蛍光ランプと;この電球形蛍光ランプが装着される電球用ソケットを配設している器具本体と;を具備していることを特徴とする。
本発明によれば、請求項1または2記載の電球形蛍光ランプを具備するので、電球形蛍光ランプの定格寿命の期間に亘って、蛍光ランプから略一定の光束が放射される照明器具が提供される。
請求項1の発明によれば、点灯装置は、蛍光ランプの点灯時間を計時する計時部および蛍光ランプの累積点灯時間を記憶する記憶部を集積回路に備えており、累積点灯時間に応じて駆動回路の共振周波数を変化させて蛍光ランプの光出力を略一定に制御する簡易な構成であるので、点灯装置をカバーの狭い配設空間に収容することができて安価であって小形化されるとともに、照明エリアを定格寿命の期間に亘って初期値の略一定の光束で照明することができて省電力化が図れる電球形蛍光ランプを提供することができる。
請求項2の発明によれば、電球形蛍光ランプは、点灯開始からの一定時間に亘って、蛍光ランプに通常点灯時のランプ電力よりも大きいランプ電力が入力されるようにして立ち上げられるので、電球形蛍光ランプからの放射光による照明エリアの明るさの立ち上がりが遅くなることを防止できて、人に対する不便さや不快感などを防止することができる。
請求項3の発明によれば、電球形蛍光ランプの定格寿命の期間に亘って電球形蛍光ランプから略一定の光束が放射されるので、電球形蛍光ランプを交換するまで、照明エリアを略一定の明るさで照明することのできる照明器具を提供することができる。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照して説明する。まず、本発明の第1の実施形態について説明する。
図1ないし図4は、本発明の第1の実施形態を示し、図1は電球形蛍光ランプの概略縦断面図、図2は点灯装置の概略回路図、図3は蛍光ランプの制御を示し、(a)は累積点灯時間に対するランプ電力の変化図、(b)は累積点灯時間に対する光束の変化図、図4は蛍光ランプの点灯開始後の制御を示し、(a)は立ち上がり時間に対するランプ電力の変化図、(b)は立ち上がり時間に対する光束の変化図である。
図1において、電球形蛍光ランプ1は、蛍光ランプ2、点灯装置3およびカバー4を有して構成されている。
蛍光ランプ2は、ヘリカル状(螺旋状)に屈曲されたバルブ5を有している。そのバルブ5は、内面に可視光を発光する図示しない蛍光体層が形成され、内部に水銀および希ガスとしてのアルゴンガスなどの図示しない放電媒体が封入されている。また、バルブ5の両端部5a,5bには、図示しない一対のフィラメント電極が封装されている。そして、当該両端部5a,5bからフィラメント電極の両端にそれぞれ接続されている1対のリードワイヤ6a,6a、6b,6bが引き出され、点灯装置3に接続されている。また、バルブ5の一端部5b側には、細長い細管7が設けられている。そして、バルブ5の両端部5a,5bは、保持部材8に保持されている。
保持部材8は、ポリブチレンテレフタレート(PBT)樹脂などの耐熱性を有する合成樹脂により有底の略円筒状に形成されている。そして、底板8aには、バルブ5の両端部5a,5bを貫通、挿入させる孔9および凹部10が形成されている。バルブ5は、その両端部5a,5bが孔9および凹部10に貫通、挿入された状態でシリコーン樹脂などの接着材により底板8aに固着されている。そして、保持部材8は、カバー4の他端側4bの内面に図示しない接着材により固着されている。こうして、蛍光ランプ2は、そのバルブ5の両端部5a,5b側が保持部材8を介してカバー4の他端側4bに保持されている。
カバー4は、ポリブチレンテレフタレート(PBT)樹脂などの耐熱性を有する合成樹脂により、一端側4aが円筒状の口金取付け部12に形成され、他端側4bが口金取付け部12よりも拡開している略喇叭状の支持本体部13に形成されている。口金取付け部12は、電球用ソケットに装着可能な口金14を配設している。すなわち、口金14は、E26形などのエジソン形の口金を構成しており、口金取付け部12に被せてポンチによりかしめられている。このとき、点灯装置3に電気的に接続される図示しないリード線(入力線)が口金14のアイレット部14aおよびシェル部14bにそれぞれ接続されている。
また、カバー4は、点灯装置3を収容している。点灯装置3は、保持部材8の底板8aに載置されるようにして固定されている。そして、カバー4の他端側4bには、蛍光ランプ2を内包するようにして透光性のグローブ15が取り付けられている。グローブ15は、透明または光拡散性を有するガラスや合成樹脂などにより、一般白熱電球の形状に形成されており、一端側15aがカバー4の他端側4bの内面に図示しない接着材により固着されている。
点灯装置3は、基板16および基板16に実装された点灯回路部品17により構成されている。基板16は、例えばガラスエポキシ材や紙フェノール材からなり、長方形に形成されて、一面側16aに点灯回路部品17を実装している。点灯回路部品17により、蛍光ランプ2を高周波点灯させる点灯回路18が形成されている。点灯回路18は、口金14を介して給電されると、その点灯回路部品17が動作して蛍光ランプ2を高周波点灯させる。
図2は、点灯回路18(点灯装置3)の回路図を示したものである。点灯回路18は、直流電源回路19、インバータ回路20および駆動回路21を有してなる高周波点灯回路22、共振回路23および集積回路24を有して構成されている。
直流電源回路19は、整流器25および整流器25の出力端子間に接続された平滑用コンデンサC1を有して形成されている。整流器25の入力端子間は、コンデンサC2およびインダクタL1からなるノイズフィルター回路26と、ヒューズF1とを介して入力端子27a,27bに接続されている。入力端子27a,27bには、商用交流電源Vsが接続されている。直流電源回路19は、商用交流電源Vsからの交流電圧を直流電圧に変換して平滑用コンデンサC1の両端間に発生(出力)させている。
インバータ回路20は、平滑用コンデンサC1に対して並列に、スイッチング素子としての互いに相補形となるMOS形のNチャネルの電界効果トランジスタQ1およびPチャネルの電界効果トランジスタQ2が直列に接続されて構成されている。電界効果トランジスタQ1および電界効果トランジスタQ2は、互いのソースが接続され、互いのゲートが接続されている。また、電界効果トランジスタQ2のソース、ドレイン間には、起動用の抵抗R1が接続されている。インバータ回路20は、電界効果トランジスタQ1および電界効果トランジスタQ2が交互にオンオフ動作することにより、直流電源回路19から出力された直流電圧を高周波交流電圧に変換して、電界効果トランジスタQ2のソース、ドレイン間に出力する。
共振回路23は、電界効果トランジスタQ2のソース、ドレイン間に、蛍光ランプ2を介して直列的に接続された直流カット用コンデンサC3、インダクタL2および共振用コンデンサC4からなっている。共振回路23は、電界効果トランジスタQ2のソース、ドレイン間に出力されたインバータ回路20の高周波交流電圧に応じて共振し、その共振電流で蛍光ランプ2のフィラメント電極2a,2bを予熱するとともに、その共振電圧をフィラメント電極2a,2b間に印加して蛍光ランプ2を高周波点灯させる。
インダクタL2の非電源側、共振用コンデンサC4の両端間および電界効果トランジスタQ2のドレイン側は、それぞれ出力端子28a,28b,28c,28dに接続されている。この出力端子28a,28b,28c,28dに、蛍光ランプ2のバルブ5の両端部5a,5bから導出されたリード線6a,6a,6b,6bが接続されている。
駆動回路21は、自励式に形成されたものであり、電界効果トランジスタQ1のソースおよび電界効果トランジスタQ2のソースと、直流カット用コンデンサC3との間に一次巻線CT1aが介挿されたカレントトランスCT1を有している。そして、カレントトランスCT1のインダクタとしての二次巻線CT1bと、二次巻線CT1bに並列的に接続されたコンデンサとしての第1のコンデンサC5と、第1のコンデンサC5(二次巻線CT1b)に並列的に接続されたコンデンサとしての第2のコンデンサC6およびN形バイポーラトランジスタTr1の直列回路と、互いに逆接続されたツェナーダイオードZD1,ZD2の直列回路とが電界効果トランジスタQ1のゲート、ソース間および電界効果トランジスタQ2のゲート、ソース間に接続されている。バイポーラトランジスタTr1のベース、エミッタ間は、集積回路24に接続されている。バイポーラトランジスタTr1のコレクタ、エミッタ間には、逆方向となるようにダイオードD1が接続されている。
カレントトランスCT1の一次巻線CT1aには、共振回路23の共振に応じて、図2中の接続点a1側から接続点a2側に、接続点a2側から接続点a1側に、交互に共振電流(ランプ電流)が流れる。そして、二次巻線CT1bには、一次巻線CT1aに接続点a1側から接続点a2側に電流が流れるときに、図2中の接続点a1側から接続点a3側に電流が流れる。この電流は、一次巻線CT1aに対する二次巻線CT1bの巻数比に応じて、蛍光ランプ2に流れるランプ電流に応じた電流となっている。そして、その電流により、第1のコンデンサC5および第2のコンデンサC6は、接続点a3側から充電される。第1のコンデンサC5の両端間に発生する電圧がツェナーダイオードZD1により所定値にカットされて、電界効果トランジスタQ1のゲート、ソース間に印加され、電界効果トランジスタQ1がオンする。
また、二次巻線CT1bには、一次巻線CT1aに接続点a2側から接続点a1側に電流が流れるときに、接続点a3側から接続点a1側に電流が流れる。この電流により、第1のコンデンサC5および第2のコンデンサC6は、接続点a1側から充電されるとともに、接続点a3側に放電される。第1のコンデンサC5の両端間に発生する電圧がツェナーダイオードZD2により所定値にカットされて、電界効果トランジスタQ2のゲート、ソース間に印加され、電界効果トランジスタQ2がオンし、電界効果トランジスタQ1がオフする。
そして、二次巻線CT1b、第1および第2のコンデンサC5,C6は、二次巻線CT1bに上記のように電流が流れることにより共振する。インバータ回路20の電界効果トランジスタQ1および電界効果トランジスタQ2は、二次巻線CT1b、第1および第2のコンデンサC5,C6の共振周波数により交互にオンオフ動作する。
そして、第2のコンデンサC6に直列接続されているバイポーラトランジスタTr1は、そのベース、エミッタ間に集積回路24から制御電圧(直流電圧)が印加され、そのベースに制御電圧に応じた電流が供給されるものである。制御電圧は、蛍光ランプ2の累積点灯時間に応じて変化され、例えば0V、0.7〜0.8Vの範囲で次第に増加される。すなわち、累積点灯時間の初期値例えば0〜500時間は、集積回路24からの制御電圧がバイポーラトランジスタTr1のベース、エミッタ間に印加されない(0Vが印加される)ものであり、ベースに電流が供給されないものである。これにより、第2のコンデンサC6は、第1のコンデンサC5と実質的に並列接続しなくなって、カレントトランスCT1の二次巻線CT1bおよび第1のコンデンサC5の共振周波数により、電界効果トランジスタQ1および電界効果トランジスタQ2は、交互にオンオフ動作する。
バイポーラトランジスタTr1は、そのベース、エミッタ間に印加される制御電圧が増加されるにしたがい、そのトランジスタ特性により、コレクタ、エミッタ間に電流が流れやすくなる。これにより、第2のコンデンサC6は、二次巻線CT1bに流れる電流による単位時間当たりの充電量がバイポーラトランジスタTr1の電流の流れやすさにより変化し、バイポーラトランジスタTr1のベース、エミッタ間に印加される制御電圧が増加されるにしたがい増加する。ここで、第2のコンデンサC6は、接続点a1側から充電されるときは、ダイオードD1を介して二次巻線CT1bに流れる電流に相当する電流により充電されるものである。そして、第1のコンデンサC5は、その充電量が並列的に接続されている第2のコンデンサC6の充電量に応じて変化するものである。これにより、第1および第2のコンデンサC5,C6の合成容量(キャパスタンス値)は、実質的に、バイポーラトランジスタTr1のベース、エミッタ間に印加される制御電圧に応じて変化し、当該制御電圧が増加されるにしたがい大きくなるものである。
カレントトランスCT1の二次巻線CT1b、第1および第2のコンデンサC5,C6の共振周波数は、第1および第2のコンデンサC5,C6の合成容量(キャパシタンス値)が実質的に大きくなるにしたがい低下していく。そして、インバータ回路20の電界効果トランジスタQ1および電界効果トランジスタQ2のオンオフ動作のオンオフ周波数が低下していくにしたがい、共振回路23の共振による共振電流が増加していき、蛍光ランプ2に流れるランプ電流が増加していき、ランプ電力が増加していくものである。
駆動回路21には、さらに起動用のコンデンサC7および抵抗R2が設けられている。コンデンサC7は、電界効果トランジスタQ1のゲートおよび電界効果トランジスタQ2のゲートの接続ライン上において、第1のコンデンサC5および逆接続されたツェナーダイオードZD1,ZD2の直列回路の間に介挿されている。コンデンサC7には、コンデンサC7の充電電荷を放電させるとともに電流経路を形成している抵抗R3が接続されている。抵抗R2は、コンデンサC7および抵抗R3の接続点a4と、電界効果トランジスタQ1のドレイン(平滑用コンデンサC1の正極側)との間に接続されている。
集積回路24は、チップ形成されて基板16に実装されているものであり、マイコン(CPU)29を有し、さらに計時部30および不揮発性の記憶部31を備えている。そして、集積回路24は、その動作電源を電界効果トランジスタQ1のドレイン、ソース間に形成した動作電源回路32から入力している。
動作電源回路32は、電界効果トランジスタQ1のオフ時、電界効果トランジスタQ1のドレイン、ソース間に発生する電圧を分圧するコンデンサC8およびコンデンサC9と、コンデンサC9に並列接続され、コンデンサC9の両端間電圧を動作電圧にカットするツェナーダイオードZD3と、コンデンサC9およびツェナーダイオードZD3の並列回路とコンデンサC8との間に介挿された逆流防止用のダイオードD2と、コンデンサC9およびツェナーダイオードZD3の並列回路とコンデンサC8およびダイオードD2の接続点a5との間に接続された回生用のダイオードD3とを有して形成されている。そして、コンデンサC9の両端間電圧が動作電圧として集積回路24に供給されている。
集積回路24は、動作電源回路32からの動作電源により動作すると、計時部30が蛍光ランプ2の点灯時間を計時するものである。集積回路24の動作直後に、蛍光ランプ2が点灯するので、集積回路24の動作でもって蛍光ランプ2の点灯時間とするものである。そして、マイコン29は、常時、計時部30が計時する点灯時間を記憶部31に記憶されている累積点灯時間に加算し、その加算後の累積点灯時間を記憶部31に上書きして記憶させる。
記憶部31は、蛍光ランプ2の累積点灯時間を記憶するとともに、当該累積点灯時間に対する駆動回路21のバイポーラトランジスタTr1のベース、エミッタ間に印加する制御電圧の補正用テーブルを記憶している。この補正用テーブルは、累積点灯時間に応じて蛍光ランプ2のランプ電力を定格電力よりも小さい初期値から次第に増加させるためのデータである。当該初期値は、定格電力の例えば70%としている。そして、初期値での制御電圧を0Vとし、蛍光ランプ2の定格寿命(例えば12000時間)では制御電圧を例えばDC0.796Vとし、初期値から定格寿命に至るまでは累積点灯時間の増加に応じて制御電圧を0VまたはDC0.7Vから次第に増加させ、例えば蛍光ランプ2の点灯時間が500時間増加するごとに制御電圧を0.004V(4mV)増加させている。
マイコン29は、記憶部31に記憶されている補正用テーブルを参照して、記憶部31に記憶されている累積点灯時間に応じた制御電圧を駆動回路21のバイポーラトランジスタTr1のベース、エミッタ間に出力し、ベースに電流を供給するものである。すなわち、累積点灯時間が0〜500時間は、制御電圧を出力せず、500〜1000時間は、DC0.7Vの制御電圧を出力し、以後、500時間ごとに4mVずつ加算した制御電圧を出力し、蛍光ランプ2の定格寿命(12000時間)以降は、DC0.796Vを出力するものである。これにより、図3(a)に示すように、蛍光ランプ2は、そのランプ電力が累積点灯時間に応じて初期値(定格電力の70%)から次第に増加され、12000時間からは定格電力となるように点灯制御されるものである。
また、マイコン28は、商用交流電源Vsが投入されるごとに、点灯開始からの一定時間に亘って、バイポーラトランジスタTr1のベース、エミッタ間に例えばDC0.796Vの制御電圧を出力するように構成されている。これにより、図4(a)に示すように、蛍光ランプ2は、点灯開始からの一定時間例えば1.2分、定格電力が入力されるように点灯される。
次に、本発明の第1の実施形態の作用について述べる。
電球形蛍光ランプ1が装着されている電球用ソケットに商用交流電源Vsを投入(給電)すると、交流電圧が口金14に印加される。図2において、交流電圧は、点灯装置3の入力端子27a,27bに印加され、直流電源回路19の平滑用コンデンサC1に直流電圧が発生する。この直流電圧の発生により、動作電源回路32のコンデンサC9の両端間に動作電圧が形成されて、集積回路24が動作する。集積回路24のCPU29は、DC0.796Vの制御電圧を駆動回路21のバイポーラトランジスタTr1のベース、エミッタ間に出力する。そして、計時部30は、蛍光ランプ2の点灯時間の計時を行い、CPUは、記憶部31に記憶されている累積点灯時間に計時された点灯時間を加算し、記憶部31に上書きして記憶させる。
商用交流電源Vsが投入された始動時、平滑用コンデンサC1の正極側から抵抗R2、コンデンサC7、カレントトランスCT1の二次巻線CT1b、抵抗R1および平滑用コンデンサC1の負極側の経路で電流が流れて、コンデンサC7が充電される。そして、コンデンサC7の充電電圧がカレントトランスCT1の二次巻線CT1bを介して電界効果トランジスタQ1のゲート、ソース間に印加され、電界効果トランジスタQ1がオンする。
そして、平滑用コンデンサC1の正極側から電界効果トランジスタQ1、カレントトランスCT1の一次巻線CT1a、共振回路23、蛍光ランプ2および平滑用コンデンサC1の負極側の経路で電流が流れることにより、共振回路23が共振するようになり、カレントトランスCT1の二次巻線CT1bに流れる電流によって二次巻線CT1b、第1および第2のコンデンサC5,C6が共振し、その共振電圧(第1のコンデンサC5の両端間電圧)が電界効果トランジスタQ1および電界効果トランジスタQ2のそれぞれのゲート、ソース間に交互に印加され、電界効果トランジスタQ1および電界効果トランジスタQ2が交互にオンオフ動作する。この電界効果トランジスタQ1および電界効果トランジスタQ2のオンオフ動作に応じた共振回路23の共振電流により蛍光ランプ2のフィラメント電極2a,2bが予熱され、共振電圧がフィラメント電極2a,2b間に印加されて、蛍光ランプ2が高周波点灯する。
図1において、蛍光ランプ2が点灯すると、屈曲形のバルブ5から可視光が放射され、グローブ15を透過して、外方に出射される。そして、出射光により、照明エリアが照明される。
集積回路24は、図4(a)に示すように、点灯開始から一定時間(例えば1.2分)に亘って、DC0.796Vの制御電圧をバイポーラトランジスタTr1のベース、エミッタ間に印加する。これにより、カレントトランスCT1の二次巻線CT1b、第1および第2のコンデンサC5,C6の共振周波数は、蛍光ランプ2に定格電力が入力するように電界効果トランジスタQ1および電界効果トランジスタQ2を交互にオンオフさせるオンオフ周波数となる。蛍光ランプ2は、定格電力が入力するように制御されるので、立ち上がり時に流れる電流が大きく、図4(b)の実線(本発明)に示すように、その光束の立ち上がりが遅くなることはないものである。これにより、電球形蛍光ランプ1からの放射光による照明エリアの明るさの立ち上がりが遅くなることを防止することができて、人に対する不便さや不快感などを防止することができる。
なお、集積回路24は、蛍光ランプ2に定格電力が入力するように制御電圧を出力することに限らず、通常点灯時のランプ電力、すなわち蛍光ランプ2の累積点灯時間に応じたランプ電力よりも大きいランプ電力が蛍光ランプ2に入力するような制御電圧を出力してもよい。この場合であっても、電球形蛍光ランプ1からの放射光による照明エリアの明るさの立ち上がりが遅くなることを防止することができる。
図2において、集積回路24は、点灯開始から一定時間(例えば1.2分)が経過すると、蛍光ランプ2の累積点灯時間を記憶部31から読み出し、累積点灯時間に応じた制御電圧をバイポーラトランジスタTr1のベース、エミッタ間に印加する。すなわち、累積点灯時間が500時間に達していないと、制御電圧を出力しない(0Vの制御電圧を出力する)ものである。第2のコンデンサC6は、実質的に第1のコンデンサC5に並列接続されなくなり、カレントトランスCT1の二次巻線CT1bおよび第1のコンデンサC5による共振周波数で、電界効果トランジスタQ1および電界効果トランジスタQ2が交互にオンオフ動作する。これにより、共振回路23の共振によるランプ電流(共振電流)が減少し、蛍光ランプ2は、定格電力の70%のランプ電力(初期値)で点灯する。照明エリアは、当該70%のランプ電力に応じた光出力(光束)で照明される。
この後、集積回路24は、累積点灯時間が500時間に達すると、制御電圧をDC0.7Vとし、さらに累積点灯時間が500時間増加するごとに4mV加算して、バイポーラトランジスタTr1のベース、エミッタ間に印加する。バイポーラトランジスタTr1は、ベース、エミッタ間に印加される制御電圧が増加すると、そのトランジスタ特性により、コレクタ、エミッタ間に電流が流れやすくなる。第2のコンデンサC6は、バイポーラトランジスタTr1に電流が流れやすくなるにしたがい、カレントトランスCT1の二次巻線CT1bに流れる電流による充電量および放電量が多くなる。この充電量が増加(変化)することは、第2のコンデンサC6の実質的な容量(キャパシタンス値)の増加(変化)を示すものである。すなわち、バイポーラトランジスタTr1は、擬似可変抵抗の機能を有するものであり、第2のコンデンサC6は、バイポーラトランジスタTr1のベース、エミッタ間に印加される制御電圧の増加にしたがって、その容量(キャパシタンス値)が実質的に増加していく。
また、第1のコンデンサC5は、第2のコンデンサC6およびバイポーラトランジスタTr1の直列回路と並列接続しているので、カレントトランスCT1の二次巻線CT1bに流れる電流による充電量が第2のコンデンサC6の充電により制約され、第2のコンデンサC6と同様に、バイポーラトランジスタTr1のベース、エミッタ間に印加される制御電圧の増加にしたがって、その容量(キャパシタンス値)が実質的に増加していくものである。この結果、バイポーラトランジスタTr1のベース、エミッタ間に印加される制御電圧の増加(変化)にしたがって、第1および第2のコンデンサC5,C6の合成容量(合成キャパシタンス値)が実質的に増加(変化)し、二次巻線CT1b、第1および第2のコンデンサC5,C6の共振周波数が次第に低下(変化)していく。
そして、電界効果トランジスタQ1および電界効果トランジスタQ2のオンオフ周波数が次第に低下すると、共振回路23による共振電流(ランプ電流)が次第に増加して、図3(a)に示すように、蛍光ランプ2のランプ電力が次第に増加していく。
蛍光ランプ2は、図3(b)の破線(従来)で示すように、その点灯時間の経過にしたがって、その光束が次第に低下していくものである。しかし、累積点灯時間の経過にしたがって蛍光ランプ2のランプ電力を次第に増加させることにより、図3(b)の実線(本発明)で示すように、蛍光ランプ2の光束は、累積点灯時間が初期(0時間)であって、定格電力の70%のランプ電力時の光束(初期値)で略一定に制御される。すなわち、初期値に照度補正される。
そして、集積回路24は、蛍光ランプ2の累積点灯時間が12000時間(定格寿命)に達すると、以降、DC0.796Vの制御電圧をバイポーラトランジスタTr1のベース、エミッタ間に印加する。このときのカレントトランスCT1の二次巻線CT1b、第1および第2のコンデンサC5,C6の共振周波数により、電界効果トランジスタQ1および電界効果トランジスタQ2が交互にオンオフ動作すると、共振回路23の共振によって蛍光ランプ2に定格ランプ電流が流れて、蛍光ランプ2は、定格電力で点灯する。
上述したように、電球形蛍光ランプ1は、蛍光ランプ2の累積点灯時間に応じて蛍光ランプ2のランプ電力を初期値から定格電力まで定格寿命(12000時間)の期間に亘って次第に増加させて、蛍光ランプ2から放射される光束(光出力)を略一定に制御しているので、照明エリアを定格寿命の期間に亘って初期値の略一定の光束(光出力)で照明することができ、図3(a)に示すように、次第に増加させているランプ電力と定格電力との差分の電力を削減することができて、省電力化を図ることができる。
そして、点灯装置3は、その集積回路24に蛍光ランプ2の累積点灯時間を計時する計時部30および蛍光ランプ2の累積点灯時間を記憶する記憶部31を備えているとともに、蛍光ランプ2の累積点灯時間に応じて駆動回路21の第1および第2のコンデンサC5,C6の合成容量(合成キャパシタンス値)を実質的に変化させて蛍光ランプ2の光束(光出力)を初期値の略一定に制御する簡易な構成であるので、点灯装置3をカバー4の狭い配設空間に収容することができて、市場に受け入れられる安価であって小形化することができ、初期照度に補正することのできる電球形蛍光ランプ1を提供することができるものである。
なお、計時部30は、集積回路24の動作電源の入力時間を計時させているが、蛍光ランプ2の点灯時に発生している電圧を検出して計時するようにしてもよい。また、電球形蛍光ランプ1は、グローブ15は設けなくてもよく、蛍光ランプ2が露出する構成であってもよい。
また、バイポーラトランジスタTr1は、N形を用いたがP形であってもよい。この場合、第2のコンデンサC6を充電、放電する方向がN形のときと逆方向になるものである。
なお、駆動回路21の共振周波数の可変は、第1および第2のコンデンサC5,C6の合成容量(合成キャパシタンス値)を実質的に変化させることで行ったが、これに限らず、インダクタを形成するカレントトランスCT1の二次巻線CT1bのインダクタンス値を実質的に変化させるようにしてもよい。例えば、二次巻線CT1bに並列的に擬似可変抵抗となる電気素子を接続し、この電気素子が集積回路24から出力される制御電圧に応じて制御されるようにしてもよい。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
図5は、本発明の第2の実施形態を示す照明器具の一部切り欠き概略正面図である。なお、図1と同一部分には同一符号を付して説明は省略する。
図5に示す照明器具32は、天井33に埋設されるダウンライトであり、外形が有底の略円筒状である器具本体34に電球形蛍光ランプ1が取り付けられる電球用ソケット35が配設されている。器具本体34は、器具本体34と一体的に設けられている化粧枠36と板バネ37,37により、天井33が挟持されて、天井33に固定されている。そして、電球用ソケット35には、電球形蛍光ランプ1が装着されている。
電球形蛍光ランプ1の蛍光ランプ2からの放射光は、直接光および器具本体34の内面で反射された反射光となって、化粧枠36の開口38から床面側に出射される。電球形蛍光ランプ1は、その光出力を初期照度に補正するものであるので、定格寿命の期間に亘って、照明エリアを略一定の明るさで照明することができる。
本発明の第1の実施形態を示す電球形蛍光ランプの概略縦断面図。 同じく、点灯装置の概略回路図。 同じく、蛍光ランプの制御を示し、(a)は累積点灯時間に対するランプ電力の変化図、(b)は累積点灯時間に対する光束の変化図。 同じく、蛍光ランプの点灯開始後の制御を示し、(a)は立ち上がり時間に対するランプ電力の変化図、(b)は立ち上がり時間に対する光束の変化図。 本発明の第2の実施形態を示す照明器具の一部切り欠き概略正面図。
符号の説明
1…電球形蛍光ランプ
2…蛍光ランプ
3…点灯装置
4…カバー
19…直流電源回路
20…インバータ回路
21…駆動回路
23…共振回路
24…集積回路
32…照明器具
34…照明器具本体

Claims (3)

  1. 屈曲形の蛍光ランプと;
    交流電圧を直流電圧に変換する直流電源回路と、この直流電源回路から出力された直流電圧をスイッチング素子のオンオフ動作により高周波交流電圧に変換して出力するインバータ回路と、このインバータ回路から出力された高周波交流電圧に応じて共振し前記蛍光ランプを点灯させる共振回路と、前記蛍光ランプに流れるランプ電流に応じた電流が流れるインダクタおよびこのインダクタと共振するコンデンサを有し、前記インダクタおよびコンデンサの共振周波数により前記インバータ回路のスイッチング素子をオンオフ動作させる自励式の駆動回路と、前記蛍光ランプの点灯時間を計時する計時部および前記蛍光ランプの累積点灯時間を記憶する記憶部を備え、この記憶部に記憶されている前記蛍光ランプの累積点灯時間に応じて前記蛍光ランプのランプ電力を次第に増加させて前記蛍光ランプの光出力が略一定となるように前記駆動回路のインダクタのインダクタンス値またはコンデンサのキャパシタンス値を実質的に変化させて前記インダクタおよびコンデンサの共振周波数を次第に変化させることにより前記インバータ回路のスイッチング素子のオンオフ周波数を次第に変化させるように形成された前記駆動回路を制御する集積回路とを有して構成された点灯装置と;
    一端側に電球用ソケットに装着可能な口金を有し、他端側に前記蛍光ランプの端部側を保持し、前記点灯装置を収容しているカバーと;
    を具備していることを特徴とする電球形蛍光ランプ。
  2. 前記集積回路は、前記蛍光ランプの点灯開始からの一定時間、前記蛍光ランプに通常点灯時のランプ電力よりも大きいランプ電力が入力するように前記駆動回路を制御することを特徴とする請求項1記載の電球形蛍光ランプ。
  3. 請求項1または2記載の電球形蛍光ランプと;
    この電球形蛍光ランプが装着される電球用ソケットを配設している器具本体と;
    を具備していることを特徴とする照明器具。
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