JP2007194114A - 電球形蛍光ランプ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】補助光源点灯時の限流用の抵抗素子の発熱から他の回路部品を保護する。
【解決手段】この電球形蛍光ランプ装置は、蛍光ランプ本体1と;この蛍光ランプ本体1が取り付けられた装置本体と;この装置本体の蛍光ランプ本体1の側に配設された補助光源(発光ダイオードLD1,LD2,LD3)と;装置本体内に収容され、蛍光ランプ本体1を点灯させるインバータINVおよび補助光源を点灯させる補助光源点灯回路の部品が実装された配線基板2aと;この配線基板2aの蛍光ランプ本体1側に向かう一面Yに対向すると共に、この一面Yから離間するように配設されて配線基板2aの補助光源点灯回路に接続された補助光源を点灯させるための限流用抵抗素子R7,R8,R9とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】この電球形蛍光ランプ装置は、蛍光ランプ本体1と;この蛍光ランプ本体1が取り付けられた装置本体と;この装置本体の蛍光ランプ本体1の側に配設された補助光源(発光ダイオードLD1,LD2,LD3)と;装置本体内に収容され、蛍光ランプ本体1を点灯させるインバータINVおよび補助光源を点灯させる補助光源点灯回路の部品が実装された配線基板2aと;この配線基板2aの蛍光ランプ本体1側に向かう一面Yに対向すると共に、この一面Yから離間するように配設されて配線基板2aの補助光源点灯回路に接続された補助光源を点灯させるための限流用抵抗素子R7,R8,R9とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、例えば蛍光ランプなどの主光源と、LEDまたは有機ELなどの補助光源とを備える電球形蛍光ランプ装置に関する。
家庭などの白熱電球用のソケットに装着可能なE26口金を備え、インバータを内蔵した省電力型の電球形蛍光ランプ装置が商品化されている。
従来の電球形蛍光ランプ装置の多くは、点灯または不点灯のいずれかでしか動作しないため、調光を行うことの要望が多い。
従来の電球形蛍光ランプ装置の多くは、点灯または不点灯のいずれかでしか動作しないため、調光を行うことの要望が多い。
この種の先行技術としては、例えば壁スイッチのオン・オフによる商用電源(以下AC電源と称す)の入り・切りで、蛍光ランプ本体の明るさを切り替える機能、すなわち段調光機能が既に提案されている。
この場合、蛍光ランプ単体で通常の点灯状態の60%〜70%程度までの段調光を行うことは可能であるものの、蛍光ランプの点灯維持電圧などを考慮すると、白熱電球とほぼ同等の限られた外形の中に蛍光ランプと点灯回路を内蔵するような回路規模では、蛍光ランプの明るさを常夜灯の程度の明るさまで十分に低減するのは困難である。
そこで、照明ユニットの中に、第1照明素子(蛍光放電容器などの主光源)と第2照明素子(LEDなどの補助光源)とを備え、通常の光とオリエンテーションの光(ナイトランプまたは常夜灯等ともいう)との切り替えを行う技術が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特表2004−538601号公報
しかしながら、上記特許文献1の技術の場合、第2照明素子がLEDなどであるため、第2照明素子を発光させたときに前段の回路部品、特に限流用抵抗が発熱し、その周辺の回路部品に熱の影響が生じるという問題がある。
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、補助光源を点灯させたとききの限流用の抵抗素子の発熱から他の回路部品を保護することのできる電球形蛍光ランプ装置を提供することを目的としている。
上記した目的を達成するために、請求項1記載の発明の電球形蛍光ランプ装置は、蛍光ランプと;この蛍光ランプが取り付けられ、電球用の金具が設けられた装置本体と;この装置本体の前記蛍光ランプ側に配設された補助光源と;前記装置本体内に収容され、前記蛍光ランプを点灯させるインバータおよび前記補助光源を点灯させる補助光源点灯回路の部品が実装された配線基板と;この配線基板の蛍光ランプ側に向かう一面に対向すると共に、この一面から離間するように配設されて前記配線基板の補助光源点灯回路に接続された前記補助光源を点灯させるための限流用抵抗素子と;を具備したことを特徴とする。
配線基板の一面側には、蛍光ランプが取り付けられているので、蛍光ランプの点灯時の熱にも耐えられる電子部品が実装されている。
このように配線基板の一面側には、比較的耐熱性に優れた部品が実装されているが、限流用抵抗素子は、補助光源の点灯時に発熱するので、この抵抗素子に電子部品が接近していると、熱の影響により部品が劣化する恐れがある。
したがって、請求項1記載の発明では、限流用抵抗素子を一面から離間させて配設することで、限流用抵抗素子が発熱した場合であっても電子部品への熱の影響を最小限に抑えることができる。
このように配線基板の一面側には、比較的耐熱性に優れた部品が実装されているが、限流用抵抗素子は、補助光源の点灯時に発熱するので、この抵抗素子に電子部品が接近していると、熱の影響により部品が劣化する恐れがある。
したがって、請求項1記載の発明では、限流用抵抗素子を一面から離間させて配設することで、限流用抵抗素子が発熱した場合であっても電子部品への熱の影響を最小限に抑えることができる。
本発明では、補助光源を発光させたときに発熱する限流用の抵抗素子の素子本体を配線基板の一面に離間させて配置することで、抵抗素子で発生した熱が一面の反対側の他の面側の電子部品(回路部品)へも伝わり難くなり、抵抗素子の発熱の影響が電子部品全体的に少なくなる。
つまり、補助光源が点灯状態のときに限流用の抵抗素子の温度が上昇しても、他の電子部品が限流用の抵抗素子と同一の面にないため、抵抗素子の熱の影響が他の面側の電子部品へ及び難くなる。
つまり、補助光源が点灯状態のときに限流用の抵抗素子の温度が上昇しても、他の電子部品が限流用の抵抗素子と同一の面にないため、抵抗素子の熱の影響が他の面側の電子部品へ及び難くなる。
請求項2記載の発明の電球形蛍光ランプ装置は、請求項1記載の電球形蛍光ランプ装置において、前記補助光源点灯回路が、入力電源のオフ・オン操作により入力電源の供給停止時間が一定時間以下で前記入力電源が再供給されたとき、前記インバータが発振しないように制御すると共に、前記補助光源を点灯させるよう制御することを特徴とする。
この請求項2記載の発明では、入力電源のオフ・オン操作により入力電源の供給停止時間が一定時間以下で入力電源が再供給されたとき、インバータが発振しないように制御すると共に、補助光源を点灯させる。インバータが発振しなければ、蛍光ランプは消灯状態、つまり点灯しない。
このように補助光源のみを点灯させた状態では、限流用抵抗素子を一面側、つまり主光源である蛍光ランプの側に配置したことで、限流用抵抗素子の熱で消灯中の蛍光ランプが暖められるので、補助光源から主光源へ点灯状態を切り替えたときに、主光源が安定点灯状態の設定温度に達するまでの時間が短くなり、光束の立ち上り特性が改善される。
この請求項2記載の発明では、入力電源のオフ・オン操作により入力電源の供給停止時間が一定時間以下で入力電源が再供給されたとき、インバータが発振しないように制御すると共に、補助光源を点灯させる。インバータが発振しなければ、蛍光ランプは消灯状態、つまり点灯しない。
このように補助光源のみを点灯させた状態では、限流用抵抗素子を一面側、つまり主光源である蛍光ランプの側に配置したことで、限流用抵抗素子の熱で消灯中の蛍光ランプが暖められるので、補助光源から主光源へ点灯状態を切り替えたときに、主光源が安定点灯状態の設定温度に達するまでの時間が短くなり、光束の立ち上り特性が改善される。
請求項3記載の発明の電球形蛍光ランプ装置は、請求項1または2記載の電球形蛍光ランプ装置において、前記配線基板の一面から前記限流用の抵抗素子までの距離を3mm以上としたことを特徴とする。
この請求項3記載の発明では、配線基板の一面から限流用の抵抗素子までの距離を3mm以上離すことで、限流用の抵抗素子で発生した熱による配線基板の一面側に実装された回路部品への悪影響を最小限に抑えることができる。
この請求項3記載の発明では、配線基板の一面から限流用の抵抗素子までの距離を3mm以上離すことで、限流用の抵抗素子で発生した熱による配線基板の一面側に実装された回路部品への悪影響を最小限に抑えることができる。
以上説明したように本発明によれば、補助光源を点灯させたときの限流用の抵抗素子の発熱から他の回路部品を保護することができる。
図1、2に示すように、この電球形蛍光ランプ装置は、蛍光ランプ本体1、点灯回路2、カバー3、口金4、グローブ5、仕切り部材6を備えている。蛍光ランプ本体1は、主光源である透光性放電容器1a、蛍光体層、放電媒体、電極1b、補助光源である発光ダイオードLD1,LD2,LD3などを備えている。
なお、発光ダイオードLDの他に、例えば有機ELなどの光源を用いてもよい。カバー3、口金4、グローブ5、仕切り部材6などの外形部分を装置本体という。しかし、グローブ5は、必須の構成部品ではない。グローブ5の内部に配設されたU字状ガラス管1a1を連結して構成された発光管を蛍光ランプ本体1という。
装置本体は、電球用の口金4が固定されたカバー3にグローブ5を固定することで、外形が電球の形状をなすよう構成されている。
装置本体は、電球用の口金4が固定されたカバー3にグローブ5を固定することで、外形が電球の形状をなすよう構成されている。
カバー3は、白色の遮光性の耐熱性合成樹脂をカップ状の筒体に成形して構成されている。そして、基端3aが細く絞られ、先端3bが開口し、内部が空洞を形成していて、点灯回路2の殆どを包囲している。
カバー3は、少なくともその内部に仕切り部材6および点灯回路2を収納するとともに、蛍光ランプ本体1を支持し、かつ、基端3aに口金4を支持する。さらに、この例のようにグローブ5を備えたものの場合、カバー3は、グローブ5を固定している。
グローブ5は、透光性のものであり、カバー3に取り付けられている。グローブ5は、この電球形蛍光ランプ装置の外囲器の一部であり、蛍光ランプ本体1とダイオードLD1,LD2,LD3を内部に収容するものである。
グローブ5は、透明ガラスバルブの内面に形成された光拡散性微粒子を含む塗付膜によって乳白色の透光性および光拡散性を備え、A形をなし、蛍光ランプ本体1を包囲している。つまりグローブ5は、蛍光ランプ本体1の外側を包囲している。
グローブ5を配設することにより、電球形蛍光ランプ装置に種々の機能を付与することができる。グローブ5の基端は、カバー3の先端の開口に接続されている。グローブ5およびカバー3は、外囲器AJを形成している。
発光ダイオードLD1,LD2,LD3は、グローブ5または装置本体のほぼ中心部分に仕切り部材6に固定されたLED支持部材7によってU字状ガラス管1a1(発光管)よりも少なくとも高い位置に支持されている。図1では矢印Cに示されている。
LED支持部材7は、複数のU字状ガラス管1a1(発光管)に囲まれたほぼ中心位置に発光室Aの側に突出するように仕切り部材6に固定されている。LED支持部材7は、筒形状をなし、内部にLED用の配線8が挿通されている。LED支持部材7は、反射機能を発揮させるために表面の色が白色または銀色となるように形成されており、その材質は、耐熱性樹脂、金属、ガラス、セラミックのいずれかからなるものである。
なお、筒の外形は、太すぎると、バルブに近づきすぎて光の再吸収率が高くなったり、半紙や反射側のU字状ガラス管1a1の側への光の透過効果が低下して全光束が低下する恐れがあるため、例えばφ8mm以下にすることが好ましい。
LED支持部材7は、直下照度をできるだけ多く取るため、グローブ5と発光ダイオードLD1,LD2,LD3の先端との間隔(図1の矢印B)が例えば3mm〜10mmとなるように発光ダイオードLD1,LD2,LD3を支持している。発光ダイオードLD1,LD2,LD3とグローブ5との距離が近いほど直下照度が高くなるが、製造ばらつきを考慮して互いが接触しない程度に離す必要があり、互いの間隔は、上記3mm〜10mmとすることが好ましい。
換言すれば、発光ダイオードLD1,LD2,LD3は、透光性放電容器1aの端部の電極1bより離すように仕切り部材6の面からLED支持部材7の高さの分だけ底上げされている。
つまり、発光ダイオードLD1,LD2,LD3は、少なくともそのLEDチップ部分が複数のU字状ガラス管1a1により囲まれた中のほぼ中心位置であって、かつその先端部分がU字状ガラス管1a1の先端よりも、仕切り部材6基準で、離れる方向に取り付けられている(図1の矢印C参照)。
つまり、発光ダイオードLD1,LD2,LD3は、少なくともそのLEDチップ部分が複数のU字状ガラス管1a1により囲まれた中のほぼ中心位置であって、かつその先端部分がU字状ガラス管1a1の先端よりも、仕切り部材6基準で、離れる方向に取り付けられている(図1の矢印C参照)。
仕切り部材6は、図3に示すように、下方に開放した頂部が閉塞した筒部6aおよび筒部6aの外側に突出した鍔部6bを備えている。そして、筒部6aの頂面6a1に蛍光ランプ本体1の透光性放電容器1aのU字状ガラス管1a1の両端のシール部1a3近傍を挿入する挿入孔6a2が形成されている。
仕切り部材6は、装置本体の内部を発光室Aと回路収容室Bとに区分するように装置本体に固定されている。
U字状ガラス管1a1は、この他、H字状にしても良い。つまり、透光性放電容器1aは、U字状またはH字状の管が4個連結されたものである。透光性放電容器1aは、U字状またはH字状の管が3個連結されたものを用いてもよい。
U字状ガラス管1a1は、この他、H字状にしても良い。つまり、透光性放電容器1aは、U字状またはH字状の管が4個連結されたものである。透光性放電容器1aは、U字状またはH字状の管が3個連結されたものを用いてもよい。
挿入孔6a2には、U字状ガラス管1a1のシール部1a3が挿入され、シリコーン接着剤(図示しない。)により仕切り部材6に接着されている。仕切り部材6は、蛍光ランプ本体1を支持し固定している。また、仕切り部材6の筒部6aの下端内部には、配線基板2aが挿入され支持されている。
さらに、仕切り部材6は、その鍔部6bがカバー3の開口部近傍の内面に当接するようにカバー3内に挿入され、上からグローブ5の開口端がカバー3の開口端に挿入した状態でシリコーン接着剤(図示しない。)によって固着されている。
透光性放電容器1aは、外径10mmの4本のU字状ガラス管1a1を3つの連結管1a2によって連結し、かつ、各U字状ガラス管1a1が円周上に等配されるように形成されている。つまり、連結管1a2は、吹き破り法などによって形成されている。なお、外径10mmの3本のU字状ガラス管1a1を2つの連結管1a2によって連結したものであっても良い。
すなわち、中心軸から等間隔になるようほぼ環状に連結された複数のU字状ガラス管1a1で構成される蛍光ランプ本体1は、ほぼ中央部分の発光ダイオードLD1,LD2,LD3を包囲するように配置されている。発光ダイオードLD1,LD2,LD3のみを点灯させた場合、上記高さ位置とあいまって、蛍光ランプ本体1が影になることなく、ほぼ円形にムラなく点灯するようになる。
各U字状ガラス管1a1の下端には、シール部1a3が設けられている。また複数の中の一つのU字状ガラス管1a1の下端には、細管1a4が設けられている。細管1a4は、シール部1a3から下方へ突出して設けられており、透光性放電容器1aの内部に連通している。
この例の細管1a4は、U字状ガラス管1a1の下端より下方へ突出し一部が屈曲している。細管1a4は、連結されたU字状ガラス管1a1の中で最も温度が低くなる部分であり、比較的高い水銀蒸気圧特性を有する主アマルガム(図示せず)を収納する場合に利用する。
電球形蛍光ランプは、点灯中、高温になる。このため、高温下での水銀蒸気圧を最適に制御するためにアマルガムによって供給するのが一般的である。アマルガムを用いることにより、周囲温度の変化に対しても水銀蒸気圧を安定に制御でき、したがって安定した光出力を得ることができる。
透光性放電容器1aは、内部に屈曲された放電路が形成されるようにコンパクトな形に形成されており、より小形化のためには外径が13mm以下、好ましくは8〜11mm、さらにいっそう小形化を図るには3〜9mmが好適である。
この例では透光性放電容器1aの一例として、U字状に屈曲した複数のU字状ガラス管1a1を連結管1a2により接続するとともに、各U字状ガラス管1a1の部分を円周上に配列している。各U字状ガラス管1a1の間に形成される空隙部分を一方向から見通せるように前後に揃えて配列する。
この他、1本の細長いガラス管を鞍形に湾曲したものを用いることもできる。さらにはガラス管をスパイラルに巻回することによって、透光性放電容器1aをコンパクトな形に形成し、しかも内部に屈曲された放電路を形成することができる。
透光性放電容器1aの両端には一対の電極1bがシール部1a3を介して封装されている。
透光性放電容器1aの両端には一対の電極1bがシール部1a3を介して封装されている。
また、口金4をカバー3に支持させるための手段は、特に制限されないので、既知の支持手段、例えばポンチによる機械的固着、すなわちカシメや接着などによって支持すればよい。
次に、図4を参照して配線基板2aについて説明する。
図4に示すように、配線基板2aは、回路部品本体を装着した第1の面Xとこれらの回路部品の端子を半田付けした第2の面Yとを有している。回路部品は、電子部品ともいう。回路部品は、外部のスイッチのオン・オフ操作により供給、または供給停止される交流電源から得られた直流電源を基に高周波駆動するインバータINVを構成する電子部品(スイッチング素子Q1〜Q3、ダイオードD1、トリガダイオードDB3、コンデンサC1、C3…、抵抗素子R1〜R6…など)を含む。また、回路部品は、発光ダイオードLD1,LD2,LD3を点灯させる電子部品(スイッチング素子Q4、ダイオードD2、コンデンサC9…、抵抗素子R13など)を含む。
図4に示すように、配線基板2aは、回路部品本体を装着した第1の面Xとこれらの回路部品の端子を半田付けした第2の面Yとを有している。回路部品は、電子部品ともいう。回路部品は、外部のスイッチのオン・オフ操作により供給、または供給停止される交流電源から得られた直流電源を基に高周波駆動するインバータINVを構成する電子部品(スイッチング素子Q1〜Q3、ダイオードD1、トリガダイオードDB3、コンデンサC1、C3…、抵抗素子R1〜R6…など)を含む。また、回路部品は、発光ダイオードLD1,LD2,LD3を点灯させる電子部品(スイッチング素子Q4、ダイオードD2、コンデンサC9…、抵抗素子R13など)を含む。
すなわち、回路部品は、装置本体内に収容された蛍光ランプを点灯させるインバータINVと補助光源としての発光ダイオードLD1,LD2,LD3を点灯させる回路の各部品を含んでいる。
発光ダイオードLD1,LD2,LD3を点灯させる補助光源点灯回路の部品として、限流抵抗50(限流用の抵抗素子R7、R8、R9)がある。これらの抵抗素子R7、R8、R9は、素子本体41が配線基板2aの一面Yの側に配置され、配線基板2aに実装されている。
素子本体41から引き出されたリード42は、配線基板2aのリード挿入孔から他面Xへ挿通して露出したところで切断され、この他面Xと反対の一面Yに形成された半田付け用パターンに半田44で接続(半田付け)されている。
また、配線基板2aの他面Xには、電子部品が実装され、それぞれの部品の端子45がリード挿入孔から一面Yへ挿通して露出したところで切断され、一面Yに形成された半田付け用パターンに半田44で接続(半田付け)されている。
配線基板2aの一面Yから限流用の抵抗素子R7、R8、R9の素子本体41までの距離は3mm以上離間されている。このように3mm以上の間隔をあけることで、限流用の抵抗素子R7、R8、R9で発生した熱が、配線基板2aの一面Yに実装された整流ダイオード、コンデンサ、抵抗等のチップ部品および他面Xに配置した電子部品へ伝わり難くなる。
なお、離間距離として3mm以上を確保するためには、例えば適した長さや径の耐熱性チューブ(スペーサ)に抵抗素子R7、R8、R9のリード42を挿通した上で配線基板2aのリード挿入孔へ挿入すること、または抵抗素子R7、R8、R9のリード42を素子本体41から3mm以上の位置でリード挿入孔の径よりも広く屈曲加工(<字状などに)しておき、その位置でリード42が止まるようにしておくこと、などが考えられる。
次に、図5を参照してこの電球形蛍光ランプ装置の点灯回路2の回路構成について説明する。
点灯回路2は、図1に示した配線基板2aに実装されている。配線基板2aは、ほぼ円形をなし、仕切り部材6を介してカバー3の開口端近傍に支持されている。ほぼ円形状の配線基板2aは、その一部が切り欠かれ、U字状ガラス管1a1の最冷部1a4が挿通される。
点灯回路2は、図1に示した配線基板2aに実装されている。配線基板2aは、ほぼ円形をなし、仕切り部材6を介してカバー3の開口端近傍に支持されている。ほぼ円形状の配線基板2aは、その一部が切り欠かれ、U字状ガラス管1a1の最冷部1a4が挿通される。
点灯回路2は、蛍光ランプ(主光源)を点灯させるインバータ回路と、発光ダイオードLD1,LD2,LD3(補助光源)を点灯させる回路と、ユーザの好みのままに蛍光ランプおよび発光ダイオードLD1,LD2,LD3のうちのいずれか一方を点灯させるように壁スイッチなどがオン・オフされ、そのオン・オフ操作により入力電圧が変化した場合に、その変化に応じて各光源を点消灯制御する制御回路とを有している。
図5に示すように、点灯回路2は、商用の低周波交流電源ASが壁スイッチを通じて供給されるポートPortV1、PortV2、過電流遮断器としてのフューズFU1、コンデンサC1とコイルL1から構成されるノイズフィルタNF、整流平滑回路RS、インバータINV、発光ダイオード回路LED、調光制御回路DCC、放電回路DIS、スイッチオフ検出回路SC、起動回路ST、インバータ発振停止回路IOSC、蛍光ランプ本体(Lamp)1、ソフトスタート回路SSなどを有している。なお、点灯回路2は、必要に応じて他の構成を付加したり、または省いたりすることが許容される。
ノイズフィルタNFは、整流平滑回路RSの直流出力側において線路に直列に挿入されたインダクタL1および同じく入力側において線路間に並列的に接続されたコンデンサC1を備える。
ノイズフィルタNFは、インバータINVのスイッチングによって発生する高周波ノイズを低周波交流電源側に流出させないように除去する回路である。ここで「高周波」とは、周波数10KHz以上を意味し、好ましくは周波数20KHz〜30MHzである。
蛍光ランプ本体1は、一対のフィラメント電極1bにはそれぞれ端子K3,K4、K5,K6が設けられている。端子K3、K5には共振コンデンサC5が並列に接続されている。他方の一対の端子K4、K6には、ソフトスタート回路SSが接続されている。
ソフトスタート回路SSは、例えば温度可変抵抗素子PTCを利用した回路であり、電流が温度可変抵抗素子PTCに流れることで、温度可変抵抗素子PTCが自己発熱しインピーダンスを変化させて蛍光ランプ本体1を徐々に加熱する。
低周波交流電源ASは、この例の場合、商用100V交流電源、つまり家庭用のAC電源である。ポートPortV1は、フューズFU1を介して全波整流回路FBR1の入力端に接続されている。ポートPortV2は、全波整流回路FBR1の他の入力端に接続されている。ポートPortV1、PortV2は、低周波交流電源ASが供給されるソケット(図示せず)に取り付けられる口金4および点灯回路2の電源入力端がこれに相当する。
外部スイッチとしての壁スイッチは、スイッチオフのときに発光するネオン管などの発光素子が抵抗成分として直列接続されたもの(通称:OFFピカスイッチ)と、抵抗などが無挿入のものとがあり、本回路は、両方のスイッチを入力側の負荷(NB)として利用できる。
整流平滑回路RSは、全波整流回路FBR1および平滑コンデンサC2からなる。平滑コンデンサC2には、電解コンデンサが用いられている。つまり整流平滑回路RSは、低周波交流を平滑化された直流に変換する手段であり、直流出力端に平滑化直流を出力するものである。
なお、この例では、全波整流回路FBR1は、整流機能を実現する手段であり、これ以外に任意所望により各種の整流回路を採用することができる。整流機能を実現する手段としては、全波整流回路FBR1の他、例えば倍電圧形全波整流回路、センタータップ形全波整流回路、半波整流回路などを用いることができる。
平滑コンデンサC2は、平滑化機能を実現する手段であり、脈流を含んだ不完全な平滑化を許容する。平滑化機能については、種々の平滑回路を任意所望に採用することができる。しかし、電球形蛍光ランプの白熱電球との代替性を高めるためおよび高調波含有率を公的な規格値内に収めるためには、平滑化機能の回路素子として用いる電解コンデンサの静電容量をなるべく小さく抑えて、電解コンデンサを小形化することが肝要である。
インバータINVは、ハーフブリッジ形インバータであり、第1および第2のスイッチング素子Q1、Q2を主体とし、コンデンサC4,抵抗器R2,R3,R4、R5,R6、駆動トランスCT、起動回路STなどを含む回路によって構成されている。抵抗R4,R6は、通称:エミッタ抵抗と呼ばれる負帰還抵抗である。このインバータINVは、交互にスイッチング動を行う2つのスイッチング素子Q1,Q2からなる直列回路を直流電源に接続して構成される。
抵抗器R3,R4、R5,R6には、チップ抵抗が用いられている。チップ抵抗の大きさは、2mm×1.25mm(通称:2012と呼ばれる)EIA規格0805サイズである。
このように第1のスイッチング素子Q1および第2のスイッチング素子Q2周辺の抵抗素子をチップ抵抗とすることで、例えば放電ランプの寿命末期時を含む異常時などに、スイッチング素子Q1,Q2に過電流が継続して流れた場合に、チップ抵抗が開放破壊を起こし、ランプの点灯を停止させる。つまり、チップ抵抗がヒューズの役目を果たし、過電流による過発熱などの異常動作を防止できる。
なお、チップ抵抗は、過電流破壊によって開放モードになる素子なので、チップコンデンサやダイオードに比べて寿命末期時にインバータの発振を停止させるための素子として好適である。
第1のスイッチング素子Q1および第2のスイッチング素子Q2は、バイポーラ形トランジスタである。この第1のスイッチング素子Q1のコレクタは、整流平滑回路RSの直流出力端の正極に接続されている。
第1のスイッチング素子Q1のエミッタは、抵抗器R4を介してダイオードD1のカソードに接続されている。コンデンサC4および抵抗器R2は、整流平滑回路RSの直流出力端の正極とダイオードD1のカソードに、並列に接続されている。コンデンサC4は、スイッチング改善用のスナバ素子であり、電流の流れをON/OFFする第1のスイッチング素子Q1にて切り替わりの過渡状態で発生する高いスパイク電圧を防止する。
第2のスイッチング素子Q2のコレクタは、ダイオードD1のカソードに接続されている。第2のスイッチング素子Q2のエミッタは、抵抗器R6を介して整流平滑回路RSの直流出力端の負極に接続されている。
これにより、第1のスイッチング素子Q1および第2のスイッチング素子Q2の直列回路の両端間、すなわちインバータINVの入力端に整流平滑回路RSから出力される平滑化直流電圧が印加される。
これにより、第1のスイッチング素子Q1および第2のスイッチング素子Q2の直列回路の両端間、すなわちインバータINVの入力端に整流平滑回路RSから出力される平滑化直流電圧が印加される。
インバータINVを起動する起動回路STは、抵抗器R1,R21、ダイオードD1、起動用のコンデンサC3、トリガ素子であるトリガダイオードDB3などからなる。
抵抗器R1は、ダイオードD1のアノードとカソード間に接続されている。
起動用のコンデンサC3は、ダイオードD1のアノードと整流平滑回路RSの直流出力端の負極に接続されている。
ダイオードD1は、コンデンサC3に蓄えられた電荷を、第2のスイッチング素子Q2がオンしたときに第2のスイッチング素子Q2のコレクタ・エミッタを通じて放電、つまり抜くためのものである。
トリガダイオードDB3は、商用100Vの交流電源からの電圧供給によって、インバータINVを起動させるときに、起動用のコンデンサC3の電圧が上昇し、ブレークオーバー電圧を超えると、通電状態になり、第2のスイッチング素子Q2のベースに起動パルスを与え、インバータINVの発振を開始させる。
抵抗器R3は、第1のスイッチング素子Q1のベースと駆動トランスCTに接続されている。抵抗器R5は、第2のスイッチング素子Q2のベースと駆動トランスCTに接続されている。
抵抗器R1は、ダイオードD1のアノードとカソード間に接続されている。
起動用のコンデンサC3は、ダイオードD1のアノードと整流平滑回路RSの直流出力端の負極に接続されている。
ダイオードD1は、コンデンサC3に蓄えられた電荷を、第2のスイッチング素子Q2がオンしたときに第2のスイッチング素子Q2のコレクタ・エミッタを通じて放電、つまり抜くためのものである。
トリガダイオードDB3は、商用100Vの交流電源からの電圧供給によって、インバータINVを起動させるときに、起動用のコンデンサC3の電圧が上昇し、ブレークオーバー電圧を超えると、通電状態になり、第2のスイッチング素子Q2のベースに起動パルスを与え、インバータINVの発振を開始させる。
抵抗器R3は、第1のスイッチング素子Q1のベースと駆動トランスCTに接続されている。抵抗器R5は、第2のスイッチング素子Q2のベースと駆動トランスCTに接続されている。
すなわち、インバータINVは、直流を交流に変換する手段であり、各種回路方式のインバータを用いることができる。その中でも、コストが低くて小形化しやすいハーフブリッジ形インバータが好適である。
第1のスイッチング素子Q1および第2のスイッチング素子Q2と整流平滑回路RSとの間に他の回路部品、例えばインダクタや抵抗器などを介在させていてもよい。また第1のスイッチング素子Q1と第2のスイッチング素子Q2との間に回路部品を介在させてもよい。
コンデンサC6は、整流平滑回路RSの直流出力端の正極と放電ランプ本体1の端子K3に接続されている。コンデンサC6は、直流成分カット用のカップリングコンデンサ(結合コンデンサ)である。コンデンサC6は、インバータINVから直流成分が負荷回路LCに流入しないようにするための手段である。コンデンサC7およびインダクタL3は直列共振回路である。
直列共振回路は、インバータINVから出力される高周波交流により作動して蛍光ランプ本体1を安定に点灯させる回路である。また、この点灯回路2は、蛍光ランプ本体1を始動して安定に点灯させるためにソフトスタート回路SSを備える。
ソフトスタート回路SSは、例えばインダクタL3と直列共振回路を形成する共振コンデンサC7と温度可変抵抗素子PTCとを蛍光ランプ本体1と並列的に接続して構成する。温度可変抵抗素子PTCは、蛍光ランプ本体1の一対のフィラメント電極を所要温度に加熱するための付加回路である。
インバータ発振停止回路IOSCは、スイッチング素子Q3とコンデンサC8からなる。スイッチング素子Q3は、MOSFETを利用している。スイッチング素子Q3がオフ状態のときにインバータINVが発振する。スイッチング素子Q3がオン状態になると、第2のスイッチング素子Q2のべースが短絡するためインバータINVは発振しない。
調光制御回路DCCは、スイッチオフ検出回路SC、発光ダイオード回路LED、LED点灯回路LLC、ラッチ回路LTCなどを有している。
複数の電圧保持回路VH1、VH2は、壁スイッチのオン・オフ操作による調光指令信号を識別するために、例えばコンデンサの放電時定数が異なる時定数回路を主体とする回路である。スイッチオフ検出回路SCは、スイッチング素子Q5とツェナーダイオードZD3と抵抗器R15を有している。スイッチング素子Q5には、例えばPNP接合のトランジスタが利用されている。
スイッチオフ検出回路SCは、壁スイッチとして、通称「OFFピカスイッチ」などと呼ばれる、ネオン管などの発光素子が抵抗成分としてスイッチ回路に対して並列接続されたスイッチが入力側の負荷として接続された場合の誤動作を防止するための回路である。
抵抗成分入りの壁スイッチがOFFされた場合、壁スイッチの抵抗成分を介して電流が流れ続けるために、回路電位はゼロにはならない。このため、回路電位がツェナーダイオードZD3のクランプ電圧(例えば16Vなど)以下になった場合にスイッチング素子Q5をオフしてスイッチング素子Q5のエミッタ・コレクタ間の通電を遮断することで、ラッチ回路LTCの電圧保持状態が強制的に解除される。なお、コンデンサC11は、スイッチオフ検出回路SCのノイズフィルタとして作用するものである。
抵抗器R11,R12,R13から供給される電圧を抵抗器R14にて分流し、第1の電圧保持回路VH1、第2の電圧保持回路VH2およびラッチ回路LTCに供給する。
電圧保持回路VHは、抵抗器R17とこれに並列接続されたコンデンサC12およびコンデンサC13とダイオードD4とからなる。
コンデンサC12とコンデンサC13は、体積を小型化するためにセラミックチップコンデンサを2つ用いているが、取り付けスペースが確保できれば一つでも良い。コンデンサC12とコンデンサC13は、同じ定数のものが利用されている。ダイオードD4のアノードは、スイッチング素子Q5のコレクタに接続され、ダイオードD4のカソードは、コンデンサC12およびコンデンサC13の接点に接続されている。なお、コンデンサC12とコンデンサC13は、電解コンデンサであっても良い。
ラッチ回路LTCは、プログラマブル・ユニジャンクション・トランジスタ1(以下PUT1と称す)、コンデンサC14、抵抗器R16、R18、R19から構成されている。PUT1は、抵抗器R18と直列回路を構成し、電解コンデンサC15に並列に接続されている。
抵抗器R16は、ダイオードD4のアノードとPUT1のゲートとに接続されている。抵抗器R19は、PUT1のカソードとスイッチング素子Q3のゲートに接続されている。
放電回路DICは、抵抗器R20とダイオードD6との直列回路により構成されている。抵抗器R20の他の一端は、コンデンサC3とトリガダイオードDB3の接点に接続されている。ダイオードD6のカソードは、スイッチング素子Q4のソースに接続されている。
発光ダイオード回路LEDは、直列に接続された限流用の抵抗器R7,R8,R9と、これら抵抗器R7,R8,R9と直列に接続された発光ダイオードLD1,LD2,LD3、ダイオードD2を有している。抵抗器R7,R8,R9は、定数設定のためと発熱を分散させるため複数個としたが、一つでもさらに多くても良い。このように用いる抵抗を限流用抵抗50という。
限流用抵抗50の一端は、整流平滑回路RSの直流出力端の正極に接続されており、他端は、発光ダイオードLD1のアノードに接続されている。ダイオードD2のカソードは、発光ダイオードLD1のアノードに接続されている。ダイオードD2のアノードは、発光ダイオードLD3のカソードに接続されている。
LED点灯回路LLCは、発光ダイオード回路LEDの点消灯を制御する回路であり、LED点消灯の機能とコンデンサC3の電荷放電機能とを兼用するスイッチング素子Q4と抵抗器R13とコンデンサC9とを備える。
抵抗器R13の一端は、抵抗器R18とPUT1との間に接続されている。また、抵抗器R13の他端は、スイッチング素子Q4のゲートに接続されている。コンデンサC9は、スイッチング素子Q4のゲートと整流平滑回路RSの直流出力端の負極に接続されている。
スイッチング素子Q4のソースには、ダイオードLD3のカソードが接続されている。スイッチング素子Q4のドレインは、整流平滑回路RSの直流出力端の負極に接続されている。
LED点灯回路LLCは、抵抗器R18の両端に電圧が発生し、コンデンサC11、C12、C13が充電された後の放電によりPUT1がオンしたときに抵抗器R13を通してスイッチング素子Q4のゲートに電圧を印加してスイッチング素子Q4をオンし、スイッチング素子Q4のソース・ドレイン間を導通させる回路である。
スイッチング素子Q4がオンすると、整流平滑回路RSから抵抗器R7,R8,R9を通じて発光ダイオードLD1,LD2,LD3に電流が流れ、発光ダイオードLD1,LD2,LD3が点灯する。このとき、インバータ発振停止回路IOSCのスイッチング素子Q3はオン状態なので、インバータINVは発振を停止し、蛍光ランプ本体1は消灯する。
また、スイッチング素子Q4がオンすると、コンデンサC3に電荷が蓄積されないように抵抗器R20を通じてスイッチング素子Q4から通電される。
発光ダイオード回路LEDは、蛍光ランプ本体1だけの調光では不可能な明るさ、つまり蛍光ランプ本体1の点灯時の明るさの50%以下で点灯させるよう発光ダイオードLD1,LD2,LD3やその周辺の回路の定数が設定されている。この例では発光ダイオード回路LEDは、蛍光ランプ本体1の点灯時の10%〜20%程度の明るさ、つまりベビー球と同等の明るさで点灯させるよう回路が構成されている。
具体的には、インダクタL1の出力端(平滑コンデンサC2)には全波整流された直流電圧として、例えば140Vが供給され、3つの発光ダイオードLD1,LD2,LD3からなる発光ダイオード回路LEDは、発光色がアンバー色で、約10mA〜20mA程度の電流が流れるようにしている。蛍光ランプ本体1は、回路の消費電力を含めた消費電力が13W程度で、電球色の場合、810lmの全光束となるように回路設計を行っている。
インバータ発振停止回路IOSCは、調光制御回路DCCから供給されるオン信号により、コンデンサC8に電荷を溜めてスイッチング素子Q3をオンさせることで、スイッチング素子Q2のベース電圧を落とし、インバータINVの発振を確実に停止する。
調光制御回路DCCでは、壁スイッチのオン・オフ操作による電源供給時間、または供給停止の時間に応じて、インバータ発振停止回路IOSCおよびLED点灯回路LLCを制御して、蛍光ランプ本体1および発光ダイオード回路LEDのうちのいずれかを点消灯せる制御を行う制御回路(手段)である。
「壁スイッチのオン・オフ操作による低周波交流電源ASからの電力供給または供給停止の時間に応じて」とは、壁スイッチのオン・オフ操作の組み合わせ(オン→オフ→オンなど)やオフ時間の長さ(長短など)が含まれる。
オン操作およびオフ操作の組み合わせは、例えば電源供給を短い間隔で停止したり、オフ操作に引き続くオン操作での電源の再供給を行うことなどであり、それらの有無または操作回数により調光指令信号の内容が識別される。
また、オフ時間の長さによる場合とは、例えば3秒を超える長いオフ時間と3秒以内(1〜2秒程度)の短いオフ時間とで異なる内容として調光制御回路DCCで識別される。
調光制御回路DCCでは、電源投入後、抵抗器R10,R11,R12を通じてコンデンサC10が充電されると共に、スイッチング素子Q5を通じてコンデンサC11が充電される。また、電源投入後、スイッチング素子Q5およびダイオードD4を通じてコンデンサC12,C13が充電される。
充電時には、コンデンサC11の電圧(点Tの電位)とコンデンサC12,C13の合成電圧(点Uの電位)とで電位差が生じる。つまりダイオードD4のフォワード電圧分(約0.6V)だけコンデンサC12,C13の合成電圧(点Uの電位)の方が低くなる。
PUT1は、アノード電圧よりもゲート電圧が0.6V以上低下した場合にオンし、その後、ゲート電圧値に関わらずオンを保持する。
この回路では、PUT1のアノード電圧は、コンデンサC12,C13の合成電圧(点Uの電位)であり、ゲート電圧は、コンデンサC11の電圧(点Tの電位)であるので、充電時にはPUT1は、オンしない(T>U)。
この回路では、PUT1のアノード電圧は、コンデンサC12,C13の合成電圧(点Uの電位)であり、ゲート電圧は、コンデンサC11の電圧(点Tの電位)であるので、充電時にはPUT1は、オンしない(T>U)。
一方、壁スイッチのオフ操作によって回路電位が低下し、スイッチング素子Q5がオフして以降の回路(ラッチ回路LTCなど)への電源供給が停止されると、コンデンサC11,C12,C13が蓄積した電荷の放電を開始する。コンデンサC11は、コンデンサC12,C13に比べて容量が小さく自己放電により素早く放電する。
また、コンデンサC12,13は、抵抗器R17を通してゆっくりと放電する。このとき、互いの時間差からT<Uの状態が発生する。点Tの電位が点Uの電位よりも0.6V低くなると、PUT1はオンする。この例では、T<Uの状態が発生する時間が1秒〜3秒程度になるよう回路定数を設定している。
調光制御回路DCCは、壁スイッチのオン操作により交流電源が供給されたとき、またはその後の壁スイッチのオフ・オン操作により交流電源の供給が停止された時間が一定時間(3秒)以上経過した後、抵抗器R10,R11,R12、ダイオードD4からPUT1のオンを維持するための保持電流の供給がなくなると、PUT1はオフ状態となり、交流電源が再供給されたとき、インバータINVを駆動して蛍光ランプ本体1を点灯させる。
また、調光制御回路DCCは、壁スイッチのオフ・オン操作により交流電源の供給が停止された時間が一定時間(3秒)以下(1、2秒程度)で交流電源が再供給されたとき、蛍光ランプ本体1を消灯させると共に発光ダイオードLD1、LD2,LD3を点灯させる。
すなわち、この電球形蛍光ランプ装置は、放電ランプ本体1を点灯させる回路(インバータINV)と、発光ダイオードLD1、LD2,LD3を点灯させる回路(限流用の抵抗素子R7,R8,R9)を有する一体型光源であって、ユーザの好みの時間で壁スイッチがオン・オフ操作された場合に放電ランプ本体1または発光ダイオードLD1、LD2,LD3のうちのいずれか一方が点灯するように回路を切り替えるものであり、発光ダイオードLD1、LD2,LD3を点灯させる回路部品の一つである限流用の抵抗素子R7,R8,R9を、放電ランプ本体1と配線基板2aとの間に、配線基板2aから浮かせるようにして実装した配線基板2aを仕切り部材6に固定している。
次に、この電球形蛍光ランプ装置の動作について説明する。
(蛍光ランプ点灯動作)
ユーザが壁スイッチをオン操作してポートPortV1,V2に交流電源が供給されると、整流平滑回路RSにより平滑化された直流電圧がインバータINVの入力端間に印加される。
(蛍光ランプ点灯動作)
ユーザが壁スイッチをオン操作してポートPortV1,V2に交流電源が供給されると、整流平滑回路RSにより平滑化された直流電圧がインバータINVの入力端間に印加される。
すると、整流平滑回路RSにより平滑化された直流電圧は、起動回路STにも印加される。これにより、コンデンサC3が充電されてトリガダイオードDB3がブレークオーバーすると、トリガパルスを第2のスイッチング素子Q2のベース端子に供給し、第2のスイッチング素子Q2がオンする。
そして、インバータINVが起動して駆動トランスCTの誘起に基づく自励発振により、スイッチング素子Q1,Q2が交互にオン・オフ動作を行い、2次電圧が誘起される。この2次電圧がインダクタL3と共振コンデンサC7との直列共振により高められて蛍光ランプ本体1に印加される。また、ソフトスタート回路SSにより、フィラメント電極が適正に予熱された後に、蛍光ランプ本体1が始動し、ユーザがこのまま壁スイッチを何も操作しない場合は、蛍光ランプ本体1が点灯する。
(発光ダイオードLD1,LD2,LD3の点灯動作)
点灯回路2へ電源が供給されると、始動中の蛍光ランプ本体1は通常どおり点灯し、発光ダイオード回路LEDは消灯したままになる。
一方、電源供給後、ユーザが壁スイッチをオフ操作→オン操作を1秒〜2秒の間にすばやく行うことで、上記調光制御回路DCCの動作により、始動中の蛍光ランプ本体1の点灯を停止させて、発光ダイオード回路LEDを点灯させて暗い明かりの状態へ調光することができる。
点灯回路2へ電源が供給されると、始動中の蛍光ランプ本体1は通常どおり点灯し、発光ダイオード回路LEDは消灯したままになる。
一方、電源供給後、ユーザが壁スイッチをオフ操作→オン操作を1秒〜2秒の間にすばやく行うことで、上記調光制御回路DCCの動作により、始動中の蛍光ランプ本体1の点灯を停止させて、発光ダイオード回路LEDを点灯させて暗い明かりの状態へ調光することができる。
以下、このときの回路動作について説明する。
ユーザが壁スイッチを始めてオン操作することで低周波交流電源から電源が供給されると、上述したようにインバータINVが起動するのと同時に調光制御回路DCCにも平滑化された直流電圧が印加される。
ユーザが壁スイッチを始めてオン操作することで低周波交流電源から電源が供給されると、上述したようにインバータINVが起動するのと同時に調光制御回路DCCにも平滑化された直流電圧が印加される。
この結果、第1の電圧保持回路VH1を構成するコンデンサC11および第2の電圧保持回路VH2のコンデンサC12,C13が同時に充電される。
しかし、第1の電圧保持回路VH1による保持電圧の方が、第2の電圧保持回路VH2による保持電圧よりダイオードD4における電圧降下の分の0.6Vだけ高くなっている。
このため、ラッチ回路LTCでは、そのPUT1の制御端子に抵抗器R16を介して印加される電圧がアノードの電位より0.6V高く、PUT1がオフしたままでいる。
この結果、抵抗器R19を通じてオン信号は供給されず、インバータ発振停止回路IOSC内のスイッチング素子Q3はオフのまま、インバータINVが発振し、蛍光ランプ本体1を点灯させるために始動する。
始動後、ユーザが壁スイッチをオフ操作し、交流電源からの電源供給が停止すると、第1および第2の電圧保持回路VH1、VH2は、共に放電を開始する。このとき、第1の電圧保持回路VH1は、急速に放電する。これに対して、第2の電圧保持回路VH2は、抵抗器R17の抵抗値が大きいため、ゆっくりと放電する。
このため、ラッチ回路LTCにおけるPUT1の制御端子(ゲート)の電位は、PUT1のアノードの電位より低くなる。互いの電位差が0.6Vを超えると、PUT1がオンする。
なお、PUT1を確実にオンさせるためには、比較的、順方向電圧降下の大きいツェナーダイオードを用いてもよい。
回路定数の設定により、放電時にコンデンサC11の電圧(点Tの電位)がコンデンサC12,C13の合成電圧(点Uの電位)以上低くなる時間を1秒〜3秒程度、好ましくは1.5秒〜2.5秒程度に設定しておく。
なお、そのまま壁スイッチがオン操作されずにコンデンサC12,C13の放電が進むと、コンデンサC12,C13の合成電圧(点Uの電位)は、0Vとなり(T=U)、また平滑コンデンサC2の電荷は、コンデンサC12,C13よりも速く放電されるので、抵抗器R10,R11,R12、ダイオードD4を介するPUT1の保持電流も供給できなくなり、PUT1はオフする。
その後、壁スイッチをオン操作すると、PUT1がオフのため、スイッチング素子Q3,Q4もオフ状態であることから、起動回路STが動作してインバータINVが発振し、蛍光ランプ本体1が点灯する。
一方、壁スイッチSWがオフ操作されてから3秒以内に壁スイッチが再度オン操作されて交流電源が供給されると、オン状態を保持したままのPUT1に抵抗器10,R11,R12を介してコンデンサC11,C12が充電されるが、一度オンしたPUT1には、平滑コンデンサC2から抵抗器R10,R11,R12、ダイオードD4を介した保持電流が供給されるので、オン状態が解除されない。
PUT1のオンが維持されることにより、抵抗器R18の両端に電圧が発生する。この電圧は、スイッチング素子Q3をオンさせるためのオン信号となる。
これにより、インバータ発振停止回路IOSCのスイッチング素子Q3のゲートへオン信号が供給されて、スイッチング素子Q3をオンする。ラッチ回路LTCは、PUT1のオン状態にラッチするので、インバータ発振停止回路IOSCのスイッチング素子Q3もオン状態に維持される。
インバータ発振停止回路IOSCは、スイッチング素子Q3のオンにより、スイッチング素子Q3のソース・ドレイン間が導通し、第2のスイッチング素子Q2のベース電圧がLOWに落ちる。これにより、インバータINVは、発振が維持できなくなり発振停止し、始動中だった蛍光ランプ本体1は消灯する。
インバータ発振停止回路IOSCの回路動作をさらに詳述すれば、ラッチ回路LTCのPUT1がオンすると、抵抗器R18に電圧降下が生じ、抵抗器R19を経由してコンデンサC8を充電するので、スイッチング素子Q3は、そのゲート電位がソース電位に対して正のスレッシュホールド電圧より高くなった段階でオンする。
すると、スイッチング素子Q3のソース・ドレイン間が導通し、第2のスイッチング素子Q2のベース電圧がLOWに落ち、インバータINVは発振しない。
一方、PUT1のオンで抵抗器R18の両端に電圧が発生すると、その電圧が抵抗器R13を通じてスイッチング素子Q4のゲートに供給されてスイッチング素子Q4をオンさせ、ソース・ドレイン間が導通する。
すると、全波整流回路(平滑コンデンサC2の一端)から抵抗器R7,R8,R9を通じて発光ダイオード回路LEDに電流が流れ、発光ダイオードLD1,LD2,LD3が点灯する。
また、スイッチング素子Q4をオンすると、起動回路STの起動用のコンデンサC3に電荷が蓄積されないように、抵抗器R20、ダイオードD6およびスイッチング素子Q4を通じた経路で通電される。
これにより、トリガダイオードDB3がトリガ動作しなくなり、スイッチング素子Q2のベースへ起動のためのトリガが与えられなくなり、インバータINVが不所望に動作して蛍光ランプが微放電したり、蛍光ランプのフィラメント電極を劣化させる等の不具合の発生が確実に防止される。
このようにこの実施形態の電球形蛍光ランプ装置によれば、装置本体に蛍光ランプ本体1と発光ダイオードLD1,LD2,LD3とを内蔵し、壁スイッチの操作により電源を点灯回路2に初めに投入したとき、または電源のオフ時間が一定時間以上経過した後、電源を再投入したときに、蛍光ランプ本体1を点灯させる一方、電源のオフ時間が一定時間以内(1〜3秒)で電源を再投入したときには、蛍光ランプ本体1を消灯したままに発光ダイオードLD1,LD2,LD3を点灯させるので、壁スイッチの操作に応じて通常のあかり(蛍光ランプの点灯によるあかり)と常夜灯程度のあかり(発光ダイオードLD1,LD2,LD3の点灯によるあかり)の2つのあかりに調光することができる。
このようにして発光ダイオードLD1,LD2,LD3を点灯させたときに発熱する限流用の抵抗素子R7,R8,R9の素子本体41を配線基板2aの一面Yに配置することで、抵抗素子R7,R8,R9で発生した熱が他面Xに実装された回路部品(ダイオード、コンデンサ、スイッチング素子などの電子部品)へ伝わり難くなり、抵抗素子R7,R8,R9の発熱の影響を電子部品が受け難くなる。
このようにして発光ダイオードLD1,LD2,LD3を点灯させたときに発熱する限流用の抵抗素子R7,R8,R9の素子本体41を配線基板2aの一面Yに配置することで、抵抗素子R7,R8,R9で発生した熱が他面Xに実装された回路部品(ダイオード、コンデンサ、スイッチング素子などの電子部品)へ伝わり難くなり、抵抗素子R7,R8,R9の発熱の影響を電子部品が受け難くなる。
つまり、発光ダイオードLD1,LD2,LD3が点灯状態のときに限流用の抵抗素子R7,R8,R9の温度が上昇しても、他のディスクリート部品が限流用の抵抗素子R7,R8,R9と同一の面にないため、抵抗素子R7,R8,R9の熱の影響が他のディスクリート部品へ及び難くなる。また、限流用の抵抗素子R7,R8,R9を配線基板2aの一面Yから3mm以上離間させて配置したので、一面Yに実装されたチップ部品への熱の影響を最小限に抑えることができる。
また、限流用の抵抗素子R7,R8,R9を第2の面Y、つまり蛍光ランプ本体1がある発光室Aの側に配置したことで、発光ダイオードLD1,LD2,LD3が点灯すると、限流用の抵抗素子R7,R8,R9の熱で蛍光ランプ本体1が暖められるので、発光ダイオードLD1,LD2,LD3から蛍光ランプ本体1へ点灯状態を切り替えたときに、蛍光ランプ本体1が安定点灯状態の設定温度に達するまでの時間が短くなる。
さらに、放電回路DICを設けたことで、発光ダイオードLD1,LD2,LD3を点灯させたときに、起動用のコンデンサC3に蓄積された電荷がスイッチング素子Q4から放電されるので、トリガダイオードDB3による不要なトリガパルスの発生が起こらなくなる。
次に、本発明の他の実施形態について説明する。上記実施形態では、限流用の抵抗素子R7,R8,R9のリード42(図4参照)を配線基板2aに直接挿入して半田付けし抵抗素子R7,R8,R9からなる限流抵抗50を実装した。この他にも限流抵抗50の実装方法はある。
例えば図6に示すように、限流用の抵抗素子R7,R8,R9からなる限流抵抗50を仕切り部材6の側にシリコーン接着剤10で固定し、実装しても良い。この場合、限流抵抗50のリード50aは、配線基板2aの細管1a4挿入用の切り欠き部11を介して他面Xの側に突設されたラッピング用の接続ピン9に巻回し、半田により接続する。
これにより、配線基板2aの一面Yと限流抵抗50との離間距離(3mm以上)を確実に保つことができ、限流抵抗50の熱を他面Xの側へ伝わり難くすると同時に、限流抵抗50の熱を蛍光ランプ本体1へ効率よく伝導することができる。
1…蛍光ランプ本体、2…点灯回路、2a…配線基板、C1,C4,C5,C7,C8,C9,C10,C11,C12,C13…コンデンサ、C2…平滑コンデンサ、C3…起動用コンデンサ、C6…結合コンデンサ、D1,D2,D4,D6…ダイオード、LD1,LD2,LD3…発光ダイオード、ZD3…ツェナーダイオード、FU1…フューズ、INV…インバータ、IOSC…インバータ発振停止回路、SC…スイッチオフ検出回路、CT…駆動トランス、DCC…調光制御回路、LED…発光ダイオード回路、LLC…LED点灯回路、PUT1…プログラマブル・ユニジャンクション・トランジスタ、Q1,Q2,Q3,Q4,Q5…スイッチング素子、R1,R2,R3,R4,R5,R6,R7,R8,R9,R13,R14,R15,R16,R18,R20…抵抗器、RS…整流平滑回路、FBR1…全波整流回路、PortV1、PortV2…ポート、PTC…温度可変抵抗素子。
Claims (3)
- 蛍光ランプと;
この蛍光ランプが取り付けられ、電球用の金具が設けられた装置本体と;
この装置本体の前記蛍光ランプ側に配設された補助光源と;
前記装置本体内に収容され、前記蛍光ランプを点灯させるインバータおよび前記補助光源を点灯させる補助光源点灯回路の部品が実装された配線基板と;
この配線基板の蛍光ランプ側に向かう一面に対向すると共に、この一面から離間するように配設されて前記配線基板の補助光源点灯回路に接続された前記補助光源を点灯させるための限流用抵抗素子と;
を具備したことを特徴とする電球形蛍光ランプ装置。 - 前記補助光源点灯回路は、
入力電源のオフ・オン操作により入力電源の供給停止時間が一定時間以下で前記入力電源が再供給されたとき、前記インバータが発振しないように制御すると共に、前記補助光源を点灯させるよう制御することを特徴とする請求項1記載の電球形蛍光ランプ装置。 - 前記配線基板の面から前記限流用の抵抗素子までの距離を3mm以上としたことを特徴とする請求項1または2記載の電球形蛍光ランプ装置。
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