JP2010135074A - Ｌｅｄ照明装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】特殊形状であっても放熱効果が大きく、照明装置を小型に構成しても照明装置の温度上昇を抑えることができるＬＥＤ照明装置を提供する。
【解決手段】一部に透光部を有し、熱伝導性材で構成してなる角型筒状本体１の内面の対向部に、凹部を有する一対のレール状の掛合部を形成し、また同掛合部に各種の電気部品を片面に有する電気部品支持体を支持し、また同電気部品支持体の他面に熱伝導性材で構成してなるＬＥＤ支持体にＬＥＤ取付基板を支持して構成する。さらに掛合部と電気部品支持体の接合面、電気部品支持体とＬＥＤ支持体の接合面、ＬＥＤ支持体とＬＥＤ取付基板の接合面の少なくとも１か所の接合面に熱伝導剤を被着して構成する。
【選択図】図２
【解決手段】一部に透光部を有し、熱伝導性材で構成してなる角型筒状本体１の内面の対向部に、凹部を有する一対のレール状の掛合部を形成し、また同掛合部に各種の電気部品を片面に有する電気部品支持体を支持し、また同電気部品支持体の他面に熱伝導性材で構成してなるＬＥＤ支持体にＬＥＤ取付基板を支持して構成する。さらに掛合部と電気部品支持体の接合面、電気部品支持体とＬＥＤ支持体の接合面、ＬＥＤ支持体とＬＥＤ取付基板の接合面の少なくとも１か所の接合面に熱伝導剤を被着して構成する。
【選択図】図２
Description
本発明はＬＥＤ照明装置の改良に関する。
近年はＬＥＤ照明装置が各種の照明分野で多用される傾向にある。例えば防犯灯、あるいは庭園灯、あるいは街路灯等として使用するＬＥＤ照明装置は、消費電力の大きいＬＥＤ光源を用いることが行われている。
消費電力の大きいＬＥＤ光源を用いると発熱量が多くなるため放熱構造が必要となる。
そこで従来、導熱オイルを塗布して有効に放熱する技術が出願され登録されている（特許文献１）。
消費電力の大きいＬＥＤ光源を用いると発熱量が多くなるため放熱構造が必要となる。
そこで従来、導熱オイルを塗布して有効に放熱する技術が出願され登録されている（特許文献１）。
また光源部と反射体の間に放熱用シリコングリースや放熱性シート等を介在し、ＬＥＤ光源からの熱を反射体に放熱し、ＬＥＤ光源の放熱効果を高めることが実施されている。
実用新案登録第３１１０７３１号
特開２００８−１１７５５８号
しかし上記した特許文献１と特許文献２の各々に記載の構造においては技術効果を発揮することができるが、防犯灯、あるいは庭園灯、あるいは街路灯等の特殊な形状で、装置を小型に構成する場合は、別途工夫されたＬＥＤ照明装置が必要となる。
本発明は上記課題を解決するために次の構成とする。請求項１は、一部に透光部を有し、熱伝導性材で構成してなる角型筒状本体の内面の対向部に、凹部を有する一対のレール状の掛合部を形成し、また同掛合部に各種の電気部品を片面に有する電気部品支持体を支持し、また同電気部品支持体の他面に熱伝導性材で構成してなるＬＥＤ支持体にＬＥＤ取付基板を支持して構成してある。
さらに掛合部と電気部品支持体の接合面、電気部品支持体とＬＥＤ支持体の接合面、ＬＥＤ支持体とＬＥＤ取付基板の接合面の少なくとも１か所の接合面に熱伝導剤を被着して構成して構成してある。
請求項１記載のＬＥＤ照明装置によると、角型筒状本体の内面の対向部に、凹部を有する一対のレール状の掛合部を形成し、同掛合部に各種の電気部品を有する電気部品支持体の片面に支持して構成し、また同電気部品支持体の他面に熱伝導性材で構成してなるＬＥＤ支持体にＬＥＤを支持してなる特殊形状であっても放熱効果が大きく、照明装置を小型に構成しても照明装置の温度上昇を抑えることができる技術効果がある。
さらに掛合部と電気部品支持体の接合面、電気部品支持体とＬＥＤ支持体の接合面、ＬＥＤ支持体とＬＥＤ取付基板の接合面の少なくとも１か所の接合面に熱伝導剤を被着して構成して構成してある。
請求項１記載のＬＥＤ照明装置によると、角型筒状本体の内面の対向部に、凹部を有する一対のレール状の掛合部を形成し、同掛合部に各種の電気部品を有する電気部品支持体の片面に支持して構成し、また同電気部品支持体の他面に熱伝導性材で構成してなるＬＥＤ支持体にＬＥＤを支持してなる特殊形状であっても放熱効果が大きく、照明装置を小型に構成しても照明装置の温度上昇を抑えることができる技術効果がある。
本発明に係る請求項２は、請求項１におけるＬＥＤ照明装置において、熱伝導剤は、グリースまたは放熱シートのいずれかを用いて構成してある。
請求項２に記載のＬＥＤ照明装置によると、該当箇所にグリースまたは放熱シートを介在することにより容易に構成することができる。
請求項２に記載のＬＥＤ照明装置によると、該当箇所にグリースまたは放熱シートを介在することにより容易に構成することができる。
本発明に係る請求項３は、請求項１におけるＬＥＤ照明装置において、ＬＥＤ支持体はＬＥＤの取付角度を選定し得るように構成してある。
請求項３に記載のＬＥＤ照明装置によると、放熱効果を兼ねたＬＥＤ支持体を選定することにより容易にＬＥＤ照明装置の照射方向を特定し、さらに放熱効果も容易に高めることができる。
請求項３に記載のＬＥＤ照明装置によると、放熱効果を兼ねたＬＥＤ支持体を選定することにより容易にＬＥＤ照明装置の照射方向を特定し、さらに放熱効果も容易に高めることができる。
上記した本発明によると、特殊な形状のＬＥＤ照明装置で放熱効果を高め、小型に構成することができ、防犯灯、あるいは庭園灯、あるいは街路灯等として最適なＬＥＤ照明装置を得ることができる。
以下本発明の最良の形態を図１乃至図５について説明する。図１乃至図５に示すように、本発明は、一部に透光部を有し、熱伝導性材で構成してなる角型筒状本体の内面の対向部に、凹部を有する一対のレール状の掛合部を形成し、また同掛合部に各種の電気部品を片面に有する電気部品支持体を支持し、また同電気部品支持体の他面に熱伝導性材で構成してなるＬＥＤ支持体にＬＥＤ取付基板を支持して構成する。
さらに掛合部と電気部品支持体の接合面、電気部品支持体とＬＥＤ支持体の接合面、ＬＥＤ支持体とＬＥＤ取付基板の接合面の少なくとも１か所の接合面に熱伝導剤を介在して構成してする。
さらに掛合部と電気部品支持体の接合面、電気部品支持体とＬＥＤ支持体の接合面、ＬＥＤ支持体とＬＥＤ取付基板の接合面の少なくとも１か所の接合面に熱伝導剤を介在して構成してする。
図１は本発明に係るＬＥＤ照明装置の外観斜視図、図２は図１における要部の分解斜視図、図３は図２における角型筒状本体から電気部品支持体を引き出したときの分解斜視図、図４は図２における電気部品支持体に、支持板とＬＥＤ取付基板を支持してなるＬＥＤ支持体を支持したときの斜視図である。図５は図２における電気部品支持体にＬＥＤ支持体を支持したときの斜視図である。
図１乃至図３において、１はＬＥＤ照明器具を構成する角型筒状本体であって、両側面に開口部２、３有し、例えばアルミニウムで押出成形して構成してある。４、５は角型筒状
本体１の内面の対向部に形成した凹部６を有する一対のレール状の掛合部であって、凹部６の深度は例えば６ミリメートルに構成してある。また同角型筒状本体１の外側面には多数の放熱フィン７を一体成形して構成してある。８ａ、８ｂ、８ｃは角型筒状本体１の例えば下面に複数構成してなる透光部であって、ＬＥＤ照明装置の大きさによって２個乃至５個程度構成する。同透光部８ａ、８ｂ、８ｃは角型筒状本体１をアルミニウムで押出成形した後打抜成形する。
図１乃至図３において、１はＬＥＤ照明器具を構成する角型筒状本体であって、両側面に開口部２、３有し、例えばアルミニウムで押出成形して構成してある。４、５は角型筒状
本体１の内面の対向部に形成した凹部６を有する一対のレール状の掛合部であって、凹部６の深度は例えば６ミリメートルに構成してある。また同角型筒状本体１の外側面には多数の放熱フィン７を一体成形して構成してある。８ａ、８ｂ、８ｃは角型筒状本体１の例えば下面に複数構成してなる透光部であって、ＬＥＤ照明装置の大きさによって２個乃至５個程度構成する。同透光部８ａ、８ｂ、８ｃは角型筒状本体１をアルミニウムで押出成形した後打抜成形する。
図１において、１０はＬＥＤ照明器具を支持するための支柱であって、例えば角型に構成してある。１１は支柱１０にＬＥＤ照明器具を取付るためのアダプターである。
２０は各種の電気部品を片面に支持してなる電気部品支持体であって、熱伝道性材、例えばアルミニウムで構成してある。また同電気部品支持体は平板状に構成し、両側を掛合部４、５に嵌め込んで支持してある。２１は電気部品を電気部品支持体２０に取付るための支持板である。支持板２１に支持する電気部品としては例えばコンデンサ、ダイオード、抵抗、トランジスタ等である。
３０は電気部品支持体２０の電気部品の支持面とは反対側に支持してなるＬＥＤ支持体であって、熱伝導性材、例えばアルミニウムで構成してある。同ＬＥＤ支持体３０は略Ｖ字形に構成してある。３１はＬＥＤ支持体３０に支持してなるＬＥＤ取付基板であって、例えば５ワットのＬＥＤを支持して構成してある。ＬＥＤ取付基板３１は例えばアルミニウムで構成してある。
４０は角型筒状本体１の両側面の開口部２、３を塞ぐ角型の蓋体であって、角型のパッキン４１を狭持して角型筒状本体１の両側面の開口部２、３に締め付けて構成してある。蓋体４０を角型筒状本体１の両側面の開口部２、３に締め付けるには、角型筒状本体１の両側面の開口部２、３の隅部に螺子孔４２を形成し、蓋体４０の外則より螺子を螺子孔４２にねじ込み構成してある。
また前記した掛合部４、５と電気部品支持体２０の接合面、電気部品支持体２０とＬＥＤ支持体３０の接合面、ＬＥＤ支持体３０とＬＥＤ取付基板３１の接合面の少なくとも１か所の接合面に熱伝導剤を介在して構成してある。熱伝導剤は、熱伝導性のグリースまたは熱伝導性の放熱シートのいずれかを用いて構成してある。熱伝導性のグリースとしては、例えばシリコンを用いる。熱伝導性のグリースを介在するには例えばヘラを用いて被着する。
また熱伝導性の放熱シートを介在する構造には、厚さ０．５ｍｍ程度のものを挟み込んで構成する。
また熱伝導性の放熱シートを介在する構造には、厚さ０．５ｍｍ程度のものを挟み込んで構成する。
また前記した掛合部４、５と電気部品支持体２０の接合面、電気部品支持体２０とＬＥＤ支持体３０の接合面、ＬＥＤ支持体３０とＬＥＤ取付基板３１の接合面の３ヵ所の接合面に熱伝導剤を介在して構成すると、接合面に熱伝導剤を介在しないものに比較し、ＬＥＤ取付基板において３度程度温度上昇を抑えることができることが確認されている。
１ 角型筒状本体
２、３ 開口部
４、５ 掛合部
６ 凹部
７ 放熱フィン
８ａ、８ｂ、８ｃ 透光部
１０ 支柱
１１ アダプター
２０ 電気部品支持体
２１ 支持板
３０ ＬＥＤ支持体
３１ ＬＥＤ取付基板
４０ 蓋体
４１ 中空パッキン
４２ 螺子孔
２、３ 開口部
４、５ 掛合部
６ 凹部
７ 放熱フィン
８ａ、８ｂ、８ｃ 透光部
１０ 支柱
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２１ 支持板
３０ ＬＥＤ支持体
３１ ＬＥＤ取付基板
４０ 蓋体
４１ 中空パッキン
４２ 螺子孔
Claims (3)
- 一部に透光部を有し、熱伝導性材で構成してなる角型筒状本体の内面の対向部に、凹部を有する一対のレール状の掛合部を形成し、また同掛合部に各種の電気部品を片面に有する電気部品支持体を支持し、また同電気部品支持体の他面に熱伝導性材で構成してなるＬＥＤ支持体にＬＥＤ取付基板を支持し、さらに掛合部と電気部品支持体の接合面、電気部品支持体とＬＥＤ支持体の接合面、ＬＥＤ支持体とＬＥＤ取付基板の接合面の少なくとも１か所の接合面に熱伝導剤を被着して構成したことを特徴とするＬＥＤ照明装置。
- 熱伝導剤は、グリースまたは放熱シートのいずれかを用いて構成したことを特徴とする請求項１記載のＬＥＤ照明装置。
- ＬＥＤ支持体はＬＥＤの取付角度を選定し得るように構成したことを特徴とする請求項１記載のＬＥＤ照明装置。
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- 2008-12-02 JP JP2008307022A patent/JP5370911B2/ja active Active
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