JP2010134727A - 帳票処理システム、受付端末、センタ装置および帳票処理方法 - Google Patents

帳票処理システム、受付端末、センタ装置および帳票処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】帳票に関するデータの入力および検証処理を効率的かつ堅確に実行する。
【解決手段】受付端末100は、帳票の画像イメージデータを取得し、画像イメージデータを元に文字データを認識する認識部102と、取得された画像イメージデータおよび認識された文字データを送信する送信部104と、を備える。センタ装置200は、文字データに基づいて処理電文データを生成する生成部206と、生成部に処理電文データの生成の保留を指示する保留指示部210と、受付端末に保留の通知をする保留通知部214と、受付端末からの回答データを受信する受信部202と、受信部により受信された回答データを確認するオペレータの操作に応じて、前生成部に処理電文データの生成の再開を指示する再開指示部212と、を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、帳票処理システム、受付端末、センタ装置および帳票処理方法に関し、特に、帳票に関するデータに基づいて生成される処理電文データを処理ホストへ発信する帳票処理システム、受付端末、センタ装置および帳票処理方法に関する。
一般に、金融機関の営業店に顧客が振り込み依頼に来店した場合、まず、顧客が所定の振込依頼書に必要事項を記入して営業店の窓口に提出する。この振込依頼書は、営業店に設定されているスキャナから読み取られ、集中センタのサーバ装置に送信される。そして、集中センタの入力端末にてデータの補正操作等が行われる。当該データの補正操作中に、帳票の記載不備などの理由で営業店に問合せが発生するケースがある。
この場合、データの補正操作を行っている集中センタのオペレータは、帳票の記載不備について電話で該当する営業店へ問合せを行い、当該営業店から回答を得る。そして、集中センタのオペレータは、電話により得た営業店の回答を元に再度入力端末にてデータの入力を再開する。これにより、帳票の記載不備等により、スキャナで読み取られた文字データに不明な点があった場合に、正しいデータを再入力することが可能となる。
しかし、上記のように、帳票の記載内容について電話で問合せたり電話で回答を得たりした場合には、データの補正操作を行うオペレータは、離席等して営業店に問合せのための電話をしなければならない。これにより、オペレータは入力操作を中断しなければならず、データ入力操作が遅延してしまうという問題があった。また、電話等の口頭によって問合せや回答をした場合には、聞き間違いなどが発生する可能性がある。これにより、聞き間違えた内容をもとに入力操作が再開されて、結果的に誤ったデータに基づいて処理電文データが処理ホストへ発信されてしまうという事故が発生してしまうという問題があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、帳票に関するデータの入力および検証処理を効率的かつ堅確に実行することが可能な、新規かつ改良された帳票処理システム、受付端末、センタ装置および帳票処理方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、帳票に関するデータを受け付ける受付端末と、帳票に関するデータに基づいて生成される処理電文データを処理ホストへ発信するセンタ装置とがネットワークを介して接続される帳票処理システムが提供される。
上記受付端末は、帳票の画像イメージデータを取得し、画像イメージデータを元に文字データを認識する認識部(スキャナ)と、取得された画像イメージデータおよび認識された文字データを送信する送信部と、を備える。
上記センタ装置は、文字データに基づいて処理電文データを生成する生成部と、画像イメージデータおよび文字データの整合性を確認するオペレータの操作に応じて生成部に処理電文データの生成の保留を指示する保留指示部と、保留指示部により処理電文データの生成が保留された場合に、受付端末に保留の通知をする保留通知部と、保留通知部により通知された保留通知に対する受付端末からの回答データを受信する受信部と、受信部により受信された回答データを確認するオペレータの操作に応じて、前生成部に処理電文データの生成の再開を指示する再開指示部と、を備える。
また、受付端末は、センタ装置から保留の通知に関するデータを出力する保留通知出力部を備えてもよい。
また、受付端末は、ユーザ操作に応じて、センタ装置からの保留通知に対する回答データを入力する回答データ入力部を備えてもよい。
また、センタ装置は、保留指示部により処理電文データの生成の保留を指示された場合に、生成部により生成されている処理電文データを一時的に記憶する記憶部を備えてもよい。
また、生成部は、再開指示部により処理電文データの生成の再開が指示された場合に、記憶部に一時的に記憶されている処理電文データを取得して処理電文データの生成を再開してもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、帳票に関するデータを受け付け、帳票に関するデータに基づいて生成される処理電文データを処理ホストへ発信するセンタ装置とネットワークを介して接続された受付端末であって、帳票の画像イメージデータを取得し、画像イメージデータを元に文字データを認識する認識部(スキャナ)と、取得された画像イメージデータおよび認識された文字データを送信する送信部と、画像イメージデータおよび文字データの整合性を確認するオペレータ操作に応じて、センタ装置により処理電文データの生成の保留の通知がされた場合に、保留の通知に関するデータを出力する保留通知出力部と、前記センタ装置において前記処理電文データの生成を再開させるための、前記センタ装置からの前記保留の通知に対する回答データをユーザ操作に応じて入力する回答データ入力部と、を備える受付端末が提供される。
また、前記保留通知出力部は、前記保留の通知に関するデータを前記受付端末の表示画面に表示するようにしてもよい。
また、前記保留通知出力部は、前記保留の通知に関するデータを前記受付端末に接続されたプリンタに出力するようにしてもよい。
また、センタ装置の保留通知部による保留通知に基づいて、保留通知に関するデータを管理する管理テーブルを生成する管理テーブル生成部を備え、管理テーブル生成部による管理テーブルは、少なくともセンタ装置からの保留通知内容を含むようにしてもよい。
また、管理テーブル生成部は、回答データ入力部により保留の通知に対する回答データが入力された場合に、管理テーブルに回答データを追加するようにしてもよい。
また、保留通知出力部は、所定の周期で管理テーブル生成部により生成された管理テーブル回答データが追加されているか否かを判定し、回答データが追加されていない場合に未回答データがある旨の通知をしてもよい。
また、前記センタ装置には複数の送受信端末が接続され、前記管理テーブル生成部は、前記保留通知をした前記センタ装置の送受信端末の端末識別情報を、前記保留通知内容とともに前記管理テーブルに追加するようにしてもよい。
また、前記回答データ入力部により入力された前記保留の通知に対する回答データを送信する送信部を備え、前記送信部は、前記管理テーブルの前記端末識別情報により特定される前記センタ装置の送受信端末に前記回答データを送信するようにしてもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、帳票に関するデータを受け付ける受付端末とネットワークを介して接続され、帳票に関するデータに基づいて生成される処理電文データを処理ホストへ発信するセンタ装置であって、受付端末により送信される帳票の画像イメージデータおよび画像イメージデータを元に認識された文字データを受信する受信部と、文字データに基づいて処理電文データを生成する生成部と、画像イメージデータおよび文字データの整合性を確認するオペレータの操作に応じて生成部に処理電文データの生成の保留を指示する保留指示部と、保留指示部により処理電文データの生成が保留された場合に、受付端末に保留の通知をする保留通知部と、保留通知部により通知された保留通知に対する受付端末からの回答データを確認するオペレータの操作に応じて、生成部に処理電文データの生成の再開を指示する再開指示部と、を備える、センタ装置が提供される。
また、前記受付端末からの回答データを出力する回答データ出力部を備え、前記回答データ出力部は、前記受付端末からの回答データを、前記センタ装置の表示画面に表示するようにしてもよい。
また、前記回答データ出力部は、前記受付端末からの回答データを、前記センタ装置に接続されたプリンタに出力するようにしてもよい。
また、センタ装置は、保留指示部により処理電文データの生成の保留を指示された場合に、生成部により生成されている処理電文データを一時的に記憶する記憶部を備えてもよい。
また、生成部は、再開指示部により処理電文データの生成の再開が指示された場合に、記憶部に一時的に記憶されている処理電文データを取得して処理電文データの生成を再開してもよい。
再開指示部は、回答入力部による回答データの入力があった場合に、生成部に処理電文データの生成の再開を指示してもよい。
受付端末の送信部から送信された画像イメージデータおよび文字データを表示画面に表示させる表示制御部を備え、保留指示部は、画像イメージデータおよび文字データの整合性を確認するオペレータの操作により、表示画面に表示された画像イメージデータと文字データとが一致しないと判断された場合に処理電文データの生成の保留を指示してもよい。
上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、帳票に関するデータを受け付ける受付端末と、帳票に関するデータに基づいて生成される処理電文データを処理ホストへ発信するセンタ装置とがネットワークを介して接続される帳票処理システムにおいて実行される帳票処理方法が提供される。
上記帳票処理方法において、上記受付端末が、帳票の画像イメージデータを取得し、画像イメージデータを元に文字データを認識するステップと、取得された画像イメージデータおよび認識された文字データを送信するステップと、を含む。
また、上記帳票処理方法において、上記センタ装置が、文字データに基づいて処理電文データを生成するステップと、画像イメージデータおよび文字データの整合性を確認するオペレータの操作に応じて生成部に処理電文データの生成の保留を指示するステップと、処理電文データの生成が保留された場合に、受付端末に保留の通知をするステップと、通知された保留通知に対する受付端末からの回答データを受信するステップと、受信された回答データを確認するオペレータの操作に応じて、生成部に処理電文データの生成の再開を指示するステップと、を含む。
以上説明したように本発明によれば、帳票の記載内容について効率的に問合せおよび回答作業をすることができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、以下に示す順序に従って当該「発明を実施するための最良の形態」を説明する。
〔1〕本実施形態の目的
〔2〕帳票処理システムの全体構成および各装置の概要
〔3〕受付端末の機能構成
〔4〕集中センタの機能構成
〔5〕保留時の営業店への通知方法の詳細
〔6〕保留時の営業店からの回答方法の詳細
〔7〕営業店からの回答漏れ防止方法の詳細
〔1〕本実施形態の目的
まず、本実施形態の目的について説明する。一般に、金融機関の営業店に顧客が振り込み依頼に来店した場合、まず、顧客が所定の振込依頼書に必要事項を記入して営業店の窓口に提出する。この振込依頼書は、営業店に設定されているスキャナから読み取られ、集中センタのサーバ装置に送信される。そして、集中センタの入力端末にてデータの補正操作等が行われる。当該データの補正操作中に、帳票の記載不備などの理由で営業店に問合せが発生するケースがある。
ここで、図9を参照して、従来の営業店への問合せ方法について説明する。図9に示したように、まず、集中センタの入力端末(以降、エントリPCと称する。)でのデータの補正操作中に、帳票不備などの理由で営業店への問合せが必要となった場合、エントリPCから「保留」操作を行う。(STEP51)。
ここで、図10を参照して、エントリPCでの保留操作例について説明する。図10は、エントリPCにおける保留操作画面の一例を説明する説明図である。エントリPCを操作するオペレータにより、入力画面(エントリ画面)302において所定のキーが押下されることにより、返送ウィンドウ3021が表示される。そして、オペレータにより「保留」ボタン3022が選択され、保留する理由が理由入力フィールド3023に入力される。これにより、エントリPCからの保留操作が実行されることとなる。
図9に戻り、STEP51においてオペレータにより保留操作が実行されると、入力中(エントリ中)だったデータは、一時的に集中センタに備わるサーバに格納され保留状態となる(STEP52)。そして、集中センタに設置されたプリンタに保留帳票が印刷される(STEP53)。当該保留帳票には、STEP51において入力した保留理由と振込依頼書の画像イメージが印刷される。
ここで、図11を参照して、ステップ51において印刷される保留帳票について説明する。図11は、集中センタに設置されたプリンタに印刷される保留帳票について説明する説明図である。図11に示したように、保留帳票510には、STEP51において入力した保留理由5101と振込依頼書のイメージ5102が印刷される。
図9に戻り、集中センタのオペレータは、ステップ53において印刷された保留帳票を目視しながら電話で営業店に問合せを行い、営業店から回答を得る(STEP54)。STEP54において営業店からの回答を受領したセンタのオペレータは、エントリPCから「保留再開」操作を実行する(STEP55)。
STEP55において、オペレータにより「保留操作」が実行されると、ステップ52において一時的に集中センタのサーバに保留されていたデータが、再度エントリPCに配信される(STEP56)。そして、集中センタのオペレータは、STEP54で得た営業店からの回答結果を元にエントリ操作を再開する(STEP57)。以上従来の営業店への問合せ方法について説明した。
しかし、上記した営業店への問合せ方法では、以下の問題があった。
(1)集中センタのオペレータは、電話にて問合せを行っているため、わざわざ離席して営業店に電話をしなければならない。このため、エントリ操作を一時的に中断しなければならず、エントリ処理が遅延してしまう。
(2)集中センタのオペレータが電話で問合せを行った際に、営業店側の担当者が不在の場合は、再度集中センタのオペレータが電話をするか、営業店側の担当者から折り返し電話をしてもらわなければならず、回答を受領するまで時間がかかる。
(3)口頭による問い合わせのため、聞き間違いなどが発生する可能性がある。これにより、聞き間違えた内容をもとにエントリ操作が再開されて、結果的に誤ったデータを発信することにより、誤発信の事項につながる可能性がある。
(4)印刷された保留帳票が放置され、問合せや問合せに対する回答が滞る場合がある。この場合、そのまま問合せ等を失念してしまうと、結果的に為替決済時等の制限時間内にデータを発信できなくなり、未発信の事故が発生する可能性がある。
上記のように、従来の電話による問合せでは、運用が煩雑となるのみならず、上記(1)〜(4)のようにデータの誤発信や未発信の事故につながる可能性があった。また、堅確性の上でも満足できる運用とはなっていなかった。そこで、上記のような事情を一着眼点として、本発明の実施形態にかかる帳票処理システム1が提供されるに至った。本実施形態にかかる帳票処理システム1によれば、帳票に関するデータの入力および検証処理を効率的かつ堅確に実行することが可能となる。
〔2〕帳票処理システムの全体構成および各装置の概要
次に、図1に基づいて、本実施形態にかかる帳票処理システム1の全体構成について説明する。図1は、本実施形態にかかる帳票処理システム1の構成例を示した説明図である。図1に示したように、本実施形態にかかる帳票処理システム1は、営業店10と、集中センタ20と、処理ホスト30などを含んで構成される。
受付端末100は各営業店10に設置されている端末であって、例えば、PC(パーソナルコンピュータ)等を例示できる。受付端末100は、スキャナ11により読み取られた振込依頼書50等の帳票に関するデータ等を集中センタ20に送信する機能を有する。本実施形態では、受付端末100は、スキャナ11と別体の装置としたが、かかる例に限定されず、受付端末100とスキャナ11とが一体の装置であってもよい。
受付端末100は、後述する集中センタ20とネットワークを介して接続されている。図1では、1つの受付端末100が集中センタ20と接続されている場合を例示したが、複数の受付端末100が集中センタ20と接続されていてもよい。また、受付端末100およびスキャナ11を有する複数の営業店10が集中センタ20と接続されていてもよい。
集中センタ20は、受付端末100とネットワークを介して接続され、Webサーバ21、為替サーバ22、共通クライアント23、24、25、通信ゲートウェイ(通信GW)26などを有して構成される。集中センタ20は、受付端末100から送信された振込依頼データ等を受信して、振込依頼データ等の帳票に関するデータに基づいて、為替決済データ等の処理電文データを生成する機能を有する。集中センタ20により生成される処理電文データは、処理ホスト30によりデータ処理される。集中センタ20は、Webサーバ21、為替サーバ22、共通クライアント23、24、25、通信ゲートウェイ(通信GW)26などを含む1つのセンタ装置200として機能するようにしてもよい。以降、集中センタ20をセンタ装置200とも称する。
共通クライアント23、24、25は、それぞれエントリ端末23、ベリファイ端末24、承認端末25である。帳票データの処理ミスを確実に防止することを前提としたシステムでは、典型的にはデータ入力(エントリ)、検証(ベリファイ)、承認といった多段階の確認プロセスが採用される。エントリ端末23、ベリファイ端末24、承認端末25は、そうした確認プロセスを実現するために備えられ、これらの端末に処理されて処理電文データが生成される。また、本発明の技術的範囲から外れることなく、エントリ端末23、ベリファイ端末24、承認端末25のうち1つ以上の端末装置を省略して構成してもよい。また、これら端末装置を1つのハードウェアに集約して構成するようにしてもよい。
処理ホスト30は、集中センタ20により生成される処理電文データの発信先であり、処理電文データを元に一般勘定等の処理を実行するデータ処理装置である。
以上、為替集中処理システム1の全体構成について説明した。次に、図1を参照して、帳票処理システム1における帳票処理の概要を説明する。帳票処理の概要を説明するにあたり、適宜図2及び図3を参照する。まず、営業店窓口にて営業店の行員が顧客から振込依頼書等の帳票50を受け取る。営業店の行員が帳票50の内容をチェックした後に、受付端末100に接続されているスキャナ11に帳票50をセットする。
帳票50は、例えば図2に示した振込依頼書500を例示できる。図2は、振込依頼書500のレイアウト例を説明する説明図である。図2に示したように、振込依頼書500には振込依頼日、振込先、口座番号等が記載されている。
営業店の行員は、スキャナ11にて振込依頼書500の読み取りを実行する。スキャナ11により振込依頼書500の画像イメージと文字認識結果(文字データ)がネットワークを介して集中センタ20に送信される。受付端末100により送信された振込依頼書400の画像イメージと文字認識結果は、集中センタ20の為替サーバ22のデータベースに格納される。
そして、為替サーバ22のデータベースに格納されたデータは、エントリPC23に配信される。エントリPC23のエントリ画面は、例えば図3に示したエントリ画面301を例示できる。図3は、エントリ画面301のレイアウト例を説明する説明図である。図3に示したように、図3のエントリ画面301には、振込依頼書の画像イメージ3012と、画像イメージ3012を元に認識された文字データ3013とが並べて表示される。
集中センタ20のオペレータは、エントリPC23に配信された振込依頼書のイメージデータを目視しながら、文字認識にて誤読、不読となったデータの補正操作を行う。そして、エントリPC23によりエントリ完了したデータは、ベリファイPC24に配信されて、エントリデータの確認や重要項目の再入力が行われる。
エントリ/ベリファイ結果が不一致となった場合や、高額取引の場合には、承認PC25にデータが配信されて承認操作が行われる。そして、ベリファイ操作または承認操作終了後に、通信ゲートウェイ装置26を介して処理ホスト30に為替決済データ(処理電文データ)が発信される。以上の一連の流れにより、一件分の為替取引が完結する。以上、帳票処理システム1における帳票処理の概要を説明した。
〔3〕受付端末の機能構成
次に、図4を参照して、受付端末100およびセンタ装置(集中センタ20)200の機能構成について説明する。図4は、受付端末100およびセンタ装置200の機能構成を示すブロック図である。図4に示したように、受付端末100は、認識部102、送信部104、回答データ入力部106、受信部108、管理テーブル生成部110、保留通知出力部112などを備える。
認識部102は、帳票50の画像イメージを取得し、当該画像イメージデータを元に文字データを認識する機能を有する。上記したように、受付端末100にスキャナ11が接続されている場合には、スキャナ11が認識部102の機能を有するようにしてもよい。この場合、スキャナ11により帳票50の画像イメージおよび文字データが認識される。当該認識結果が認識部102に提供される。
送信部104は、例えば、通信デバイス等で構成された通信インタフェースであって、認識部102により認識された画像イメージおよび文字データや、後述する回答データ入力部106により入力された回答データ等をセンタ装置200に送信する機能を有する。
受信部108は、例えば、通信デバイス等で構成された通信インタフェースであって、センタ装置200から送信される各種データを受信する機能を有する。本実施形態においてセンタ装置200から送信されるデータは、例えば、処理電文データの生成の保留の通知に関するデータを例示できる。
管理テーブル生成部110は、受信部108により受信されたセンタ装置200の保留通知に基づいて、保留通知に関するデータを管理する管理テーブルを生成する機能を有する。管理テーブル生成部110により生成される管理テーブルは、センタ装置200からの問合せを受信した日時や、問合せ内容、問合せがあった端末の機番などが、受信した日時順に保持されるテーブルである。また、後述する回答データ入力部106によりセンタ装置200からの問合せに対する回答データが入力された場合に、当該回答データを保持するようにしてもよい。当該管理テーブルについては後で詳細に説明する。
保留通知出力部112は、画像イメージデータおよび文字データの整合性を確認するセンタ装置200のオペレータ操作に応じて、センタ装置200により処理電文データの生成の保留の通知がされた場合に、保留の通知に関するデータを出力する機能を有する。保留通知出力部112による保留の通知に関するデータの出力は、当該データの内容が記載された帳票をプリンタから出力するようにしてもよいし、当該データの内容を受付端末100の表示画面に表示させるようにしてもよい。保留通知出力部112による保留の通知に関するデータの出力については、後で詳細に説明する。
回答データ入力部106は、ユーザ操作に応じて、センタ装置200からの保留の通知に対する回答データを入力する機能を有する。回答データ入力部106により入力される回答データは、例えば、回答日時、回答内容、回答者などが含まれる。回答データ入力部106により入力された回答データは、送信部104を介してセンタ装置200に送信される。以上、受付端末100の機能構成について説明した。
〔4〕センタ装置の機能構成
次に、センタ装置200の機能構成について説明する。センタ装置200は、上記した、Webサーバ21、為替サーバ22、共通クライアント23、24、25、通信ゲートウェイ(通信GW)26などの集中センタ20に含まれる装置の機能を備えている。図4に示したように、センタ装置200は、受信部202、表示制御部204、生成部206、記憶部208、保留指示部210、再開指示部212、保留通知部214、送信部216などを備える。
受信部202は、例えば、通信デバイス等で構成された通信インタフェースであって、受付端末100から送信される各種データを受信する機能を有する。本実施形態において
受付端末100から送信されるデータは、例えば、帳票の画像イメージデータ、画像イメージデータを元に認識された文字データや、問合せに対する回答データなどである。受付端末100からの回答データは、回答データ出力部(図示せず)により、センタ装置200の表示画面に表示される。また、回答データ出力部は、受付端末100からの回答データをセンタ装置200に接続されたプリンタに出力するようにしてもよい。受付端末100からの回答方法については後で詳細に説明する。
表示制御部204は、受付端末100の送信部104から送信された画像イメージデータおよび文字データを表示画面に表示させる機能を有する。当該表示画面は、オペレータがデータ入力(データエントリ)を実行するための入力画面(エントリ画面)であり、図10に示した入力画面302を例示できる。入力画面に表示される画像イメージデータおよび文字データは、オペレータが確認しやすいように項目毎に並べて表示される。表示制御部204は、上記した各共通クライアント端末23、24、25に備わるようにしてもよい。
生成部206は、受付端末100から送信された画像イメージデータを元に認識された文字データに基づいて処理電文データを生成する機能を有する。生成部206は、上記した各共通クライアント端末23、24、25に備わるようにしてもよい。生成部206において生成された処理電文データは、ネットワークを介して処理ホスト30に送信される。
記憶部208は、例えば、ハードディスクおよび円盤型磁性体ディスクなどの磁気ディスクなどの記憶媒体を例示できる。記憶部208は、処理電文データの生成の保留を指示された場合に、生成部206により生成されている処理電文データを一時的に記憶する機能を有する。また、受信部202により受信した画像イメージデータおよび文字データを記憶するようにしてもよい。記憶部208は、集中センタ20の為替サーバ22に備えられていてもよい。
保留指示部210は、画像イメージデータおよび文字データの整合性を確認するオペレータの操作に応じて、生成部206に処理電文データの生成の保留を指示する機能を有する。保留指示部210は、上記した各共通クライアント端末23、24、25に備わるようにしてもよい。保留指示部210は、処理電文データの生成の保留を生成部206に指示するとともに、保留通知部214に当該保留を通知する。
再開指示部212は、受信部202により受信された受付端末100からの回答データを確認するオペレータの操作に応じて、生成部206に処理電文データの生成の再開を指示する機能を有する。再開指示部212は、上記した各共通クライアント端末23、24、25に備わるようにしてもよい。
保留通知部214は、保留指示部210により処理電文データの生成の保留の通知を受けた場合に、受付端末100に保留の通知をする機能を有する。保留通知部214は、後述する送信部216に保留の通知に関するデータを提供する。
送信部216は、例えば、通信デバイス等で構成された通信インタフェースであって、保留通知部214により提供された保留の通知に関するデータを受付端末100に送信する機能を有する。以上、センタ装置200の機能構成について説明した。
〔5〕保留時の営業店への通知方法の詳細
次に、図5を参照して、保留時の営業店10への通知方法の詳細について説明する。以下では、センタ装置200に備わる各機能が、図1に示した為替サーバ22や共通クライアント23、24、25などの各装置に分散されて機能する場合について説明する。図5は、保留時の営業店10への通知方法について説明する説明図である。上記したように、共通クライアント端末によりデータのエントリ操作が実行される。当該エントリ操作時に、帳票不備などの理由で営業店10に問い合わせが発生する。
エントリPC23のオペレータは、エントリPC23から保留操作を実行する(STEP01)。これにより、上記した保留指示部210は、処理電文データの生成の保留を生成部206に指示し、保留通知部214に当該保留を通知することとなる。
エントリPC23における保留操作は、従来と同様である。すなわち、図10に示した入力画面302において、所定のキーが押下されることにより、返送ウィンドウ3021が表示される。そして、オペレータにより「保留」ボタン3022が選択され、保留する理由が理由入力フィールド302に入力される。これにより、エントリPC23からの保留操作が実行される。
STEP01においてエントリPC23から保留操作が実行されると、当該保留が営業店10の受付端末100に通知される(STEP02)。STEP02における保留の通知は、上記した保留通知部214において実行される。また、エントリ中だったデータが一時的にサーバ内の記憶部208に保留される(STEP03)。
STEP02において「保留」が営業店10の受付端末100に通知されると、集中センタ20から問合せがあった事が営業店10のオペレータに通知される(STEP04)。STEP04におけるオペレータへの保留通知は、以下の2方式を例示することができる。
<方式1>
営業店10に設置されたプリンタに保留帳票551が印刷される。また、営業店10に設置されたスキャナPCがブザー鳴動し、営業店10のオペレータに集中センタ20から問合せがきた旨の注意が促される。スキャナPCは、受付端末100の一例である。
<方式2>
スキャナPCの表示画面にセンタからの問合せ内容のメッセージ552が表示される。
上記した方式1および方式2のいずれにおいても、集中センタ20から問合せが発生すると、スキャナPCに問合せデータを管理するための管理テーブル150が生成される。管理テーブル150は、上記したスキャナPC内に生成される。
管理テーブル150には、例えば、受信日時1501や、問合せ内容1502、機番1503などが含まれる。受信日時1501には、集中センタ20からの問合せを受信した日時がセットされる。問合せ内容1502には、集中センタ20からの問合せ内容がセットされる。機番1503には、問合せを行った集中センタ20のエントリPC23の機番がセットされる。以上、保留時の営業店10への通知方法の詳細について説明した。
〔6〕保留時の営業店からの回答方法の詳細
次に、図6を参照して、保留時の営業店10からの回答方法の詳細について説明する。保留時の営業店10からの回答方法には2つの方法がある。まず、図6を参照して、第1の回答方法について説明する。図6は、保留時の営業店10からの回答方法の詳細について説明する説明図である。共通クライアント端末により保留操作が実行されると、営業店10の受付端末100(スキャナPC)に当該保留が上記した方式1または方式2により通知される。
営業店10のオペレータは、営業店10に設置されたプリンタに出力された保留帳票551を目視して、集中センタ20からの問合せ内容を確認する(STEP11)。そして、オペレータは、営業店10に設置されたスキャナPCから「問合せ一覧画面」150を呼び出す。「問合せ一覧画面」に表示される一覧画面150は、上記した管理テーブル150と同様の内容である。
問合せ一覧画面150から回答するデータを選択することにより、問合せ回答画面553が表示される。オペレータは、問合せ回答画面553の回答フィールド5532に回答内容を入力する(STEP12)。オペレータは、回答内容を入力後、「回答」ボタン5533を押下する。
STEP12において営業店10のオペレータにより、問合せ回答画面553に回答内容が入力され、回答ボタンが押下されると、集中センタ20のエントリPC23に接続されたプリンタに回答帳票561が出力される(STEP13)。STEP13において出力される回答帳票561には、STEP12において営業店10のオペレータにより入力された回答内容が印字されている。
回答帳票561を出力するプリンタは、保留操作を実行したエントリPC23に接続されているプリンタである。集中センタ20には複数のエントリPC23が存在する場合がある。この場合、複数のエントリPC23は、営業店10のスキャナPC上の管理テーブルの「機番」によって識別することができる。営業店10のスキャナPCは、保留操作を行った機番により識別されるエントリPC23に対して、回答帳票561の出力依頼を実行する。回答帳票561の出力依頼を受けたエントリPC23は、当該エントリPC23に接続されているプリンタに回答帳票561を出力する。
エントリPC23に回答帳票561を出力する際に、エントリPC23の表示画面に、「営業店から回答がきてプリンタに回答帳票が出力された」旨の通知メッセージ562を表示してもよい。これにより、集中センタ20のオペレータに営業店10から回答がきた旨の注意を促すことが可能となる。集中センタ20のオペレータは、通知メッセージ562により、保留の回答がきたことを確実に気付くこととなる。
通知メッセージ562は、営業店10のスキャナPC上の管理テーブルにセットされている機番により識別されるエントリPC23に表示される。つまり、営業店10のスキャナPCは、保留操作を行ったエントリPCに対して、通知メッセージ562の表示依頼を実行する。
STEP13において営業店10からの回答帳票561を受領した後、集中センタ20のオペレータは、エントリPC23から保留再開操作を実行する(STEP14)。STEP14における保留再開操作においては、回答帳票561に記載されている為替処理等の取引における通し番号を保留再開画面563に入力することにより、保留再開操作が実行される。保留再開操作の実行により、保留再開画面563に入力された通し番号に対応するデータがエントリPC23に再配信される(STEP15)。
上記した通し番号とは、例えば、為替処理等の取引において一意に採番されているOCR通番や、取引において一意に採番されている為替サーバ通番などを例示できる。OCR通番とは、振込依頼書等の帳票がスキャナ装置に読み取った際に、営業店毎・帳票毎に採番される通番である。また、為替サーバ通番は、帳票の画像イメージデータと文字認識結果を為替サーバ22内のデータベースに格納した際に一意に採番される通番である。
STEP15においてデータがエントリPC23に再配信されると、集中センタ20のオペレータは、STEP13において出力された回答結果561を元に、エントリ画面564からエントリ操作を再開する(STEP16)。
次に、図7を参照して、保留時の営業店10からの第2の回答方法について説明する。図7は、保留時の営業店10からの回答方法の詳細について説明する説明図である。共通クライアント端末により保留操作が実行されると、営業店10の受付端末100(スキャナPC)に当該保留が上記した方式1または方式2により通知される。
営業店10のオペレータは、営業店10に設置されたプリンタに出力された保留帳票551を目視して、集中センタ20からの問合せ内容を確認する(STEP21)。そして、オペレータは、営業店10に設置されたスキャナPCから「問合せ一覧画面」150を呼び出す。問合せ一覧画面150から回答するデータを選択することにより、問合せ回答画面553が表示される。オペレータは、問合せ回答画面553の回答フィールド5532に回答内容を入力する(STEP22)。オペレータは、回答内容を入力後、「回答」ボタン5533を押下する。
STEP22において営業店10のオペレータにより、問合せ回答画面553に回答内容が入力され、回答ボタンが押下されると、集中センタ20のエントリPC23の表示画面に回答メッセージ565が表示される。エントリPC23の表示画面には、STEP22で営業店10のオペレータにより入力された回答内容が表示される。
回答メッセージ565は、問合せ元のエントリPC23に表示される。営業店10のスキャナPCは、保留操作を行った機番により識別されるエントリPC23に対して回答メッセージ565の表示依頼を実行する。
STEP22において表示画面に回答メッセージ565が表示されると、集中センタ20のオペレータは、回答メッセージ565を目視し、回答メッセージ565に含まれる回答内容をメモする等して把握する。そして、回答メッセージ565に含まれる「データ配信」ボタンを押下する。「データ配信」ボタンの押下により、保留再開操作を実行する。STEP24における保留再開操作の実行により、回答メッセージ565に表示されている通し番号に対応するデータがエントリPC23に再配信される(STEP24)。
STEP24においてデータがエントリPC23に再配信されると、集中センタ20のオペレータは、STEP23において出力された回答メッセージ565を元に、エントリ画面564からエントリ操作を再開する(STEP25)。
ここで、営業店10のスキャナPCにより実行される回答操作により更新される管理テーブルの内容について説明する。上記した第1の方法および第2の方法のいずれにおいても、スキャナPCから回答操作が実行されると、スキャナPC内の問合せデータを管理するための管理テーブルが更新される。
回答操作の実行により更新されるデータは、例えば、回答日時、回答内容、回答者などが含まれる。回答日時には、スキャナPCから回答操作が実行された日時がセットされる。回答内容には、スキャナPCから入力された回答内容がセットされる。回答者には、回答操作を実行したオペレータの名前がセットされる。回答者にセットされる回答操作を実行したオペレータの名前は、回答時にスキャナPCにログインしていたオペレータの名前である。以上、保留時の営業店からの回答方法の詳細について説明した。
上記実施形態によれば、センタ装置200は、受付端末100により送信された帳票の画像イメージデータおよびイメージデータを元に認識された文字データとの整合性を確認するオペレータの操作に応じて、処理電文データの生成の保留を指示する。そして、処理電文データの生成の保留を受付端末100に通知し、受付端末から保留通知に対する回答データを受信する。回答データを受信したセンタ装置200は、当該回答データを確認するオペレータの操作に応じて、処理電文データの生成を再開する。
従来、処理電文データの生成が保留された場合には、集中センタ20のオペレータが当該保留の通知や営業店からの回答の受付を電話連絡により行っていた。この場合、運用が煩雑になるだけでなく、集中センタ20における処理低下を招き、運用上満足できるものではなかった。しかし、上記実施形態によれば、集中センタ20から営業店10への問合せや、営業店10から集中センタ20への回答が自動化されるため、帳票に関するデータの入力および検証処理を効率的かつ堅確に実行することが可能となる。
〔7〕営業店からの回答漏れ防止方法の詳細
次に、図8を参照して、営業店10からの回答漏れを防止する方法について説明する。図8は、営業店10からの回答漏れを防止する方法について説明する説明図である。上記したように、集中センタ20から営業店10への問合せや営業店10から集中センタ20への回答を自動化しても、営業店10のオペレータが回答するのを忘れる可能性がある。営業店10からの回答が滞ると、集中センタ20のエントリPCでエントリの再開をすることができず、データが未発信になるという事故につながる。
そこでまず、営業店10に設置された受付端末(スキャナPC)100において、スキャナPC内に滞留している未回答の問合せデータを一定周期で監視する(STEP31)。未回答の問合せデータとは、管理テーブル150の回答日時や回答者にデータがセットされていないデータをいう。
STEP31における監視の結果、未回答の問合せデータがあるか否かを判定する(STEP32)。STEP32において、未回答の問合せデータがあると判定された場合、営業店10のオペレータに未回答の問合せデータがある旨を通知する(STEP33)。STEP33においては、例えば、受付端末(スキャナPC)100をブザー鳴動させることによりオペレータへの通知を行う。これにより、営業店10のオペレータに未回答の問合せデータがある旨の注意を促すことができる。
STEP31における未回答データがあるか否かの判定は、図4に示した受付端末100の保留通知出力部112の有する機能により実現することができる。すなわち、保留通知出力部112は、所定の周期で管理テーブル生成部110により生成された管理テーブル150に回答日時等の回答データが追加されているか否かを判定する。そして、管理テーブル150に回答データが追加されていない場合に、未回答データがある旨の通知に関するデータを出力する。
また、STEP33においてブザー鳴動させるとともに、受付端末(スキャナPC)100の表示画面に滞留している問合せデータがある旨の注意を促すメッセージを表示する(STEP34)。STEP34においてメッセージを表示することにより、オペレータに至急回答する旨の督促をすることが可能となる。
さらに、受付端末(スキャナPC)100は、STEP32において一定周期で実行される監視処理(判定処理)の他に、ホスト30の処理停止時間10分前に未回答データがあるか否かを判定する(STEP35)。STEP35において、処理停止時間10分前に未回答データがあるか否かを判定することにより、最終的な為替決済処理時等の制限時間までにデータが未発信となる事故を防止することが可能となる。以上、営業店10からの回答漏れを防止する方法について説明した。
上記実施形態によれば、定期的に未回答データがあるか否かの確認を行うことができる。これにより、集中センタ20からの問合せに対する営業店10からの回答漏れを事前に検知することができるため、電文処理データが未発信となる事故を未然に防止し、より安全性の優れた帳票処理システムを提供することが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、帳票に関するデータの入力および検証処理を実行する帳票システムについて説明したが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、問合せや回答を電話連絡により行っていた処理システムに本発明を適用して、処理の効率化および堅確性を高めるようにしてもよい。
本発明の一実施形態にかかる帳票処理システムの構成例を示した説明図である。 同実施形態にかかる振込依頼書のレイアウト例を説明する説明図である。 同実施形態にかかるエントリ画面のレイアウト例を説明する説明図である。 同実施形態にかかる受付端末およびセンタ装置の機能構成を示すブロック図である。 同実施形態にかかる保留時の営業店への通知方法について説明する説明図である。 同実施形態にかかる保留時の営業店からの回答方法の詳細について説明する説明図である。 同実施形態にかかる保留時の営業店からの回答方法の詳細について説明する説明図である。 同実施形態にかかる営業店からの回答漏れを防止する方法について説明する説明図である。 同実施形態にかかる従来の営業店への問合せ方法について説明する説明図である。 同実施形態にかかるエントリPCにおける保留操作画面一例を説明する説明図である。 同実施形態にかかる集中センタに設置されたプリンタに印刷される保留帳票について説明する説明図である。
符号の説明
10 営業店
20 集中センタ
50 帳票
100 受付端末
102 認識部
104 送信部
106 回答データ入力部
108 受信部
110 管理テーブル生成部
112 保留通知出力部
200 センタ装置
202 受信部
204 表示制御部
206 生成部
208 記憶部
210 保留指示部
212 再開指示部
214 保留通知部
216 送信部

Claims (21)

  1. 帳票に関するデータを受け付ける受付端末と、前記帳票に関するデータに基づいて生成される処理電文データを処理ホストへ発信するセンタ装置とがネットワークを介して接続される帳票処理システムであって、
    前記受付端末は、
    前記帳票の画像イメージデータを取得し、前記画像イメージデータを元に文字データを認識する認識部と、
    前記取得された前記画像イメージデータおよび前記認識された前記文字データを送信する送信部と、
    を備え、
    前記センタ装置は、
    前記文字データに基づいて前記処理電文データを生成する生成部と、
    前記画像イメージデータおよび前記文字データの整合性を確認するオペレータの操作に応じて前記生成部に前記処理電文データの生成の保留を指示する保留指示部と、
    前記保留指示部により前記処理電文データの生成が保留された場合に、前記受付端末に保留の通知をする保留通知部と、
    前記保留通知部により通知された前記保留通知に対する前記受付端末からの回答データを受信する受信部と、
    前記受信部により受信された前記回答データを確認するオペレータの操作に応じて、前記生成部に前記処理電文データの生成の再開を指示する再開指示部と、
    を備える、帳票処理システム。
  2. 前記受付端末は、
    前記センタ装置から保留の通知に関するデータを出力する保留通知出力部を備える、請求項1に記載の帳票処理システム。
  3. 前記受付端末は、
    ユーザ操作に応じて、前記センタ装置からの前記保留通知に対する前記回答データを入力する回答データ入力部を備える、請求項1または2のいずれかに記載の帳票処理システム。
  4. 前記センタ装置は、
    前記保留指示部により前記処理電文データの生成の保留を指示された場合に、前記生成部により生成されている前記処理電文データを一時的に記憶する記憶部を備える、請求項1〜3のいずれかに記載の帳票処理システム。
  5. 前記生成部は、
    前記再開指示部により前記処理電文データの生成の再開が指示された場合に、前記記憶部に一時的に記憶されている前記処理電文データを取得して前記処理電文データの生成を再開する、請求項1〜4のいずれかに記載の帳票処理システム。
  6. 帳票に関するデータを受け付け、前記帳票に関するデータに基づいて生成される処理電文データを処理ホストへ発信するセンタ装置とネットワークを介して接続された受付端末であって、
    前記帳票の画像イメージデータを取得し、前記画像イメージデータを元に文字データを認識する認識部と、
    前記取得された前記画像イメージデータおよび前記認識された前記文字データを送信する送信部と、
    前記画像イメージデータおよび前記文字データの整合性を確認するオペレータ操作に応じて、前記センタ装置により前記処理電文データの生成の保留の通知がされた場合に、前記保留の通知に関するデータを出力する保留通知出力部と、
    前記センタ装置において前記処理電文データの生成を再開させるための、前記センタ装置からの前記保留の通知に対する回答データをユーザ操作に応じて入力する回答データ入力部と、
    を備える、受付端末。
  7. 前記保留通知出力部は、前記保留の通知に関するデータを前記受付端末の表示画面に表示する、請求項6に記載の受付端末。
  8. 前記保留通知出力部は、前記保留の通知に関するデータを前記受付端末に接続されたプリンタに出力する、請求項6に記載の受付端末。
  9. 前記センタ装置の保留通知部による保留通知に基づいて、前記保留通知に関するデータを管理する管理テーブルを生成する管理テーブル生成部を備え、
    前記管理テーブル生成部による前記管理テーブルは、少なくとも前記センタ装置からの保留通知内容を含む、請求項6〜8のいずれかに記載の受付端末。
  10. 前記管理テーブル生成部は、
    前記回答データ入力部により前記保留の通知に対する回答データが入力された場合に、前記管理テーブルに前記回答データを追加する、請求項9に記載の受付端末。
  11. 前記保留通知出力部は、所定の周期で前記管理テーブル生成部により生成された前記管理テーブル前記回答データが追加されているか否かを判定し、前記回答データが追加されていない場合に未回答データがある旨の通知をする、請求項10に記載の受付端末。
  12. 前記センタ装置には複数の送受信端末が接続され、
    前記管理テーブル生成部は、
    前記保留通知をした前記センタ装置の送受信端末の端末識別情報を、前記保留通知内容とともに前記管理テーブルに追加する、請求項9〜11のいずれかに記載の受付端末。
  13. 前記回答データ入力部により入力された前記保留の通知に対する回答データを送信する送信部を備え、
    前記送信部は、前記管理テーブルの前記端末識別情報により特定される前記センタ装置の送受信端末に前記回答データを送信する、請求項12に記載の受付端末。
  14. 帳票に関するデータを受け付ける受付端末とネットワークを介して接続され、前記帳票に関するデータに基づいて生成される処理電文データを処理ホストへ発信するセンタ装置であって、
    前記受付端末により送信される前記帳票の画像イメージデータおよび前記画像イメージデータを元に認識された文字データを受信する受信部と、
    前記文字データに基づいて前記処理電文データを生成する生成部と、
    前記画像イメージデータおよび前記文字データの整合性を確認するオペレータの操作に応じて前記生成部に前記処理電文データの生成の保留を指示する保留指示部と、
    前記保留指示部により前記処理電文データの生成が保留された場合に、前記受付端末に保留の通知をする保留通知部と、
    前記保留通知部により通知された前記保留通知に対する前記受付端末からの回答データを確認するオペレータの操作に応じて、前記生成部に前記処理電文データの生成の再開を指示する再開指示部と、
    を備える、センタ装置。
  15. 前記受付端末からの回答データを出力する回答データ出力部を備え、
    前記回答データ出力部は、前記受付端末からの回答データを、前記センタ装置の表示画面に表示する、請求項14に記載のセンタ装置。
  16. 前記回答データ出力部は、前記受付端末からの回答データを、前記センタ装置に接続されたプリンタに出力する、請求項14に記載のセンタ装置。
  17. 前記センタ装置は、
    前記保留指示部により前記処理電文データの生成の保留を指示された場合に、前記生成部により生成されている前記処理電文データを一時的に記憶する記憶部を備える、請求項14〜16のいずれかに記載のセンタ装置。
  18. 前記生成部は、
    前記再開指示部により前記処理電文データの生成の再開が指示された場合に、前記記憶部に一時的に記憶されている前記処理電文データを取得して前記処理電文データの生成を再開する、請求項14〜17のいずれかに記載のセンタ装置。
  19. 前記再開指示部は、
    前記回答入力部による前記回答データの入力があった場合に、前記生成部に前記処理電文データの生成の再開を指示する、請求項14〜18のいずれかに記載の帳票処理システム。
  20. 前記受付端末の送信部から送信された前記画像イメージデータおよび前記文字データを表示画面に表示させる表示制御部を備え、
    前記保留指示部は、
    前記画像イメージデータおよび前記文字データの整合性を確認するオペレータの操作により、前記表示画面に表示された前記画像イメージデータと前記文字データとが一致しないと判断された場合に前記処理電文データの生成の保留を指示する、請求項14〜19のいずれかに記載のセンタ装置。
  21. 帳票に関するデータを受け付ける受付端末と、前記帳票に関するデータに基づいて生成される処理電文データを処理ホストへ発信するセンタ装置とがネットワークを介して接続される帳票処理システムにおいて実行される帳票処理方法であって、
    前記受付端末が、
    前記帳票の画像イメージデータを取得し、前記画像イメージデータを元に文字データを認識するステップと、
    前記取得された前記画像イメージデータおよび前記認識された前記文字データを送信するステップと、
    を含み、
    前記センタ装置が、
    前記文字データに基づいて前記処理電文データを生成するステップと、
    前記画像イメージデータおよび前記文字データの整合性を確認するオペレータの操作に応じて前記生成部に前記処理電文データの生成の保留を指示するステップと、
    前記処理電文データの生成が保留された場合に、前記受付端末に保留の通知をするステップと、
    前記通知された前記保留通知に対する前記受付端末からの回答データを受信するステップと、
    前記受信された前記回答データを確認するオペレータの操作に応じて、前前記生成部に前記処理電文データの生成の再開を指示するステップと、
    を含む、帳票処理方法。
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