JP2010134607A - 印刷システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 製本アプリケーションにおいて作成する電子データは、対象となるプリンタの印刷設定を保持することがある。この場合、異なる環境で電子データを利用する際に、対象となるプリンタが参照できなくなり、保持されていた情報をそのまま利用することができないという課題があった。
【解決手段】 製本アプリケーションの作成する電子データに加え、対象としたプリンタの情報をもつプリンタデータを用意する。製本アプリケーションは電子データを読み込む際に、プリンタデータから対象となるプリンタを判断し、必要に応じて製本アプリケーションの使用対象とするプリンタリストに自動登録する。
【選択図】 図15
【解決手段】 製本アプリケーションの作成する電子データに加え、対象としたプリンタの情報をもつプリンタデータを用意する。製本アプリケーションは電子データを読み込む際に、プリンタデータから対象となるプリンタを判断し、必要に応じて製本アプリケーションの使用対象とするプリンタリストに自動登録する。
【選択図】 図15
Description
従来、顧客からの印刷物(雑誌、新聞、カタログ、広告等)の作成依頼を受注し、デジタル複写機等の印刷装置を利用して電子データから印刷物を生成するPOD(Print On Demand)市場の印刷ワークフローにおいて、複数のPOD機(画像形成装置)を使用することが行われている。このような運用において、機種ごとに依存するプリンタドライバを廃し、共通のフォーマットで印刷情報を記述したデータを利用する印刷形態がある。これらの規格として、例えば、CIP4(International Cooperation For Integration of Processes in Prepress, Press and Postpress:製版、印刷、後加工の工程・処理統合のための共同組織)におけるJDF(Job Definition Format)と呼ばれるものがある。ジョブチケットの言語として、マークアップ言語であるXMLを使いスキーマ定義によって記述方式の統一を行っている。
従来、印刷ジョブを生成するクライアントコンピュータにプリンタドライバを用意し印刷を行っていた。近年、一般のアプリケーションによって作成されたデータファイルを電子原稿ファイルに変換する電子原稿ライタと、その電子原稿ファイルを編集する機能を提供する製本アプリケーションがある。この製本アプリケーションは編集した電子データを印刷することができるが、印刷のためには同様にプリンタドライバを必要としていた。印刷先をユーザが選択することもできるが、それにはその数だけのプリンタドライバが必要となることになる。このように、コンピュータに多くのプリンタドライバを用意するのは、ユーザにとっては手間であり、またアプリケーションのプリンタ探索処理等のパフォーマンスを劣化させてしまう。そのためネットワーク上のプリンタを自動検索しプリンタドライバを自動インストールさせユーザの手間を軽減しつつ、ドライバの使用制限時間を設け一定期間利用がないものを自動削除し低負荷に抑えるという発明があった。
JDFを利用した印刷は、JDFが統一されたフォーマットである点を活かし、プリンタドライバを使わない運用が可能である。これを前述の製本アプリケーションと組み合わせ、製本アプリケーションの印刷にJDFを用い、プリンタドライバ不要の印刷を行わせることが可能である。また、製本アプリケーションはいろいろな印刷設定(例えば、パンチ穴やステイプルなど)を行うことができる。印刷設定は印刷対象となるプリンタの能力に合わせて設定することができ、物理的に不可能な組み合わせをUIから排他することが可能であった。例えば、モノクロプリンタに対して、カラー印刷を設定することができないといった具合である。このようなプリンタの能力に依存する制御を、本発明ではコンフリクト制御と呼ぶ。
特開2003−131827号公報
前記の製本アプリケーションで作成した電子データは、アプリケーションが扱う独自のフォーマットで管理される。いわゆる拡張子による管理である。よって、異なるパソコン間でも、製本アプリケーションがあればデータの受け渡しや使いまわしが可能であった。しかしながら、データを別のパソコンの製本アプリケーションに受け渡した場合、前期のコンフリクト情報が利いた状態となる。コンフリクト情報はプリンタに依存するため、受け渡しの前後において、製本アプリケーションが同一のプリンタを対象としてコンフリクト設定を行わなければ、不十分なデータとなってしまうという課題があった。例えば、あるパソコンの製本アプリケーションでパンチ穴を行う印刷設定を行ったが、別のパソコンでそのデータを開いた時に、対象としているプリンタがいないために、パンチ穴の設定で印刷を行うことができないという状況である。このような場合、製本アプリケーション間で行うデータの互換性を著しく損なってしまうことが課題であった。
情報処理装置(201)と、該情報処理装置に接続された画像形成装置(301)とを備え、前記情報処理装置から転送されるジョブデータを前記画像形成装置が印刷する印刷システムにおいて、前記画像形成装置はジョブデータが電子原稿データと印刷設定を記述したデータ(701)の組み合わせから成るジョブデータを生成することが可能な製本アプリケーション(202(602も同一))を備え、前記電子原稿データと印刷設定を記述したデータ(701)を作成する際に対象とした画像形成装置の情報を持つデータ(702)を製本アプリケーション(202)が読み取る際に、画像形成装置の情報を持つデータ(702)から、印刷設定を記述したデータ(701)の画像形成装置を特定する手段(S901)と、特定した画像形成装置が既に製本アプリケーション(202)に登録されているかを特定する手段(S902)と、登録されていなかった場合に、製本アプリケーション(202)に画像形成装置の登録を行う手段(S903)を有する製本アプリケーションプログラムを備えることを特徴とする。
本発明によれば、製本アプリケーションプログラムの扱う電子データと、電子データ作成時に対象としたプリンタデータを持つことで、電子データを異なる環境で利用した際にプリンタ情報の設定が不適切になることを防ぎ、ユーザが想定していた印刷設定のまま製本アプリケーションプログラムを利用することが可能になる。
次に、本発明の詳細を実施例の記述に従って説明する。
本発明はプリンタドライバが不要であるJDF印刷において高い効果があるが、従来のプリンタドライバを使用した印刷においても効果を得ることが可能である。
まず前提となる技術について説明する。本発明では文書処理システムと、画像形成装置を要する。この文書処理システムは、一般のアプリケーションによって作成されたデータファイルを電子原稿ファイルに変換する電子原稿ライタと、その電子原稿ファイルを編集する機能を提供する製本アプリケーションとを含み、作成されたデータを一まとめにした文書の作成及び編集を可能とし、その操作性を向上させて文書編集を効率的に行えるものである。
図1は本実施例に適応可能なパソコンの構成を示すブロック図である。
図1において、CPU101は、ROM103のプログラム用ROMに記憶された、あるいはハードディスク111からRAM102にロードされたOSや一般アプリケーション、製本アプリケーションなどのプログラムを実行し、後述するフローチャートの手順を実現する。RAM102は、CPU101の主メモリ、ワークエリア等として機能する。キーボードコントローラ(KBC)105は、キーボード109や不図示のポインティングデバイスからのキー入力を制御する。CRTコントローラ(CRTC)106は、CRTディスプレイ110の表示を制御する。ディスクコントローラ(DKC)107は、ブートプログラム、種々のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、後述する編集ファイル等を記憶するハードディスク(HD)111やフレキシブルディスク(FD)等とのアクセスを制御する。PRTC108は、接続されたプリンタ107との間の信号の交換を制御する。NC112はネットワークに接続されて、ネットワークに接続された他の機器との通信制御処理を実行する。
図2は本実施例に適応可能なパソコンのソフトウェア構成を機能モジュール毎に示した構成図である。
201は図1で説明したパソコンであり、ユーザの印刷指示に応じて印刷ジョブを生成してプリンタ301へ送信することができる。以降、クライアントコンピュータ(またはクライアント)と称する。
202は製本アプリケーションであり、クライアントコンピュータにインストールされているプログラムである。本実施例ではこの製本アプリケーション202を使い、クライアントコンピュータから画像形成装置への印刷を行うことができる。
203はクライアントコンピュータ201において各モジュールに処理の指示などを行い、クライアントコンピュータ全体の動作を制御するためのシステム制御部である。
204は製本アプリケーション202の機能の一部であり、図4に例示したユーザインターフェースからユーザの印刷指示を受け印刷指示を実行することができる部位である。印刷指示部では、印刷データ、出力先プリンタや印刷方法、印刷部数、ページ範囲などの印刷属性を設定する。
205はクライアントコンピュータ201において印刷指示部204で設定された印刷属性をもとに画像形成装置301で理解可能なジョブチケットを生成するためのJDFの生成を行う。
206はクライアントコンピュータ201において印刷指示部204で指定された印刷データに対して、印刷属性(例えばページレイアウト)を使って面付け処理を行うための面付け処理などを行い、画像形成装置が出力する印刷データを生成する。印刷データのファイルフォーマットはどのようなものでもよい。ただしPOD業界においては、単一ページのものより、ページ概念をもった物(例えばPDFファイル)の方がより実施形態に即している。
207はクライアントコンピュータ201が画像形成装置301へネットワーク206を利用して印刷ジョブを送信する。
208は製本アプリケーション202の機能の一部であり、製本アプリケーションが印刷対象とするプリンタを管理する部位である。
図3は本実施例に適応可能な画像形成装置の構成図である。
302はクライアントコンピュータ201からネットワークを経由して印刷ジョブを受け取る通信部である。303は画像形成装置301において各モジュールに処理の指示などを行い、プリンタ全体の動作を制御するためのプリンタ制御部である。304は印刷データを解読してRIP(Raster Image Processor)展開するRIP処理部である。
305は後述するジョブ記憶部306にRIP処理後の印刷ジョブを保存し、保存された印刷ジョブの検索や取り出し、置き換えなどの管理を行うためのデータ管理部である。
306はRIP処理後の印刷データとジョブチケットを含む印刷ジョブを保存するためのジョブ記憶部である。307はRIP処理後の印刷データに画像処理を行うことによって画像データを生成し、印刷シートに順次印字処理を行うプリント処理部である。
308は画像形成装置301の操作部からユーザの印刷指示を受信しプリンタ制御部へ命令を行うための操作部である。309はクライアントコンピュータ201から受け取ったJDFをプリンタ制御情報に変換するためのJDFパーサである。
310は画像形成装置内で新たなJDFを作成することができるJDF生成部である。プリンタ制御部303からの指示に従い各種印刷設定を盛り込んだJDFを作成することができる。
図4は本実施例に適応可能な製本アプリケーションのプリンタ管理部である。
401は製本アプリケーション202のプリンタ管理部をあらわすユーザインターフェースの一例である。402には製本アプリケーションに登録されているプリンタが列挙される。製本アプリケーションの印刷設定は、402で指定されたものに対してコンフリクトを行う。403によってユーザは任意にプリンタの追加を行うことができる。404は選択されたプリンタのプリンタ情報取得を行う機能である。プリンタ情報取得とは、プリンタに接続されているフィニッシャの種類や、プリンタの性能のことである。製本アプリケーションはこの情報をもとにコンフリクトを行う。
図5は本実施例に適応可能な製本アプリケーションのUIである。
UI画面500は、データの構造を示すツリー部501と、印刷された状態を表示するプレビュー部502とを含む。ツリー部501には、各章に含まれるページが木構造で表示される。ツリー部501に表示されるページは原稿ページである。またプレビュー部502には、印刷ページの内容が縮小されて表示される。その表示順序は501の構造を反映したものである。
図6は本実施例の課題環境例である。
図6は2つのネットワーク環境にあることを示す。ひとつは605のネットワーク1と、もうひとつは603のネットワーク2である。605のネットワーク1は、情報機器装置201、製本アプリケーション202、「プリンタ1」301で構成されている。603のネットワーク2は情報機器装置601、製本アプリケーション602、「プリンタ2」604で構成されている。ネットワーク605と603は別々のネットワークであり通信することはできない。本実施例では図6の環境において、製本アプリケーション202で作成された電子データ606が、製本アプリケーション602に受け渡った状況について説明する。ネットワーク605と603は通信することができないので、電子データ606は、ネットワークを必要としない手段(例えばUSBメモリ)によって受け渡されることを想定している。
図6の環境の場合、製本アプリケーション202から604のプリンタ2を参照することはできない。同様に製本アプリケーション602から301のプリンタ1を参照することはできない。電子データ601は301のプリンタ1のコンフリクト情報によって設定されたデータである。これを製本アプリケーション602に受け渡し場合、製本アプリケーション602から301のプリンタ1は参照することができないので、製本アプリケーション602にとって電子データ601の設定は正しくない可能性が生じてしまう。本実施例ではこの問題を電子データとプリンタデータ701を用いることで解決する。
図7は本実施例に適応可能な環境例である。
情報機器装置201、601、製本アプリケーション202、602、301のプリンタ1、604のプリンタ2、605のネットワーク1、603のネットワーク2は図6と同様である。
図6の構成と異なるのは、電子データ701とプリンタデータ702である。電子データ701は基本的に電子データ601と同様であるが、コンフリクト情報がどのプリンタに対して設定されたものかがわかるように、プリンタデータ702とのリンク情報を持つ構造である。プリンタデータ702は製本アプリケーション202によってつくられる。プリンタデータ702には、電子データ701が対象としているプリンタの情報が記述されている。電子データ701とプリンタデータ702は互いにリンク関係を持っており、製本アプリケーション601、602によってリンク情報を判別することができる。
図8は本実施例に適応可能なプリンタデータである。
801はプリンタデータ702の構造をあらわす。プリンタデータ702は製本アプリケーションが扱えるデータ形式であればどのようなものでもよいが、本実施例ではXMLのような構造をもつデータとする。802はデータ内のプリンタに関する情報部位である。モデル名とIPアドレスの情報を持つ。803はプリンタのバージョン情報である。
この802、803のプリンタ情報は、電子データ701が対象としているプリンタと一致している。
図9は本実施例に適応可能な製本アプリケーションのプリンタ登録の処理フローである。
製本アプリケーション602において、電子データ701、プリンタデータ702を使用する場合のフローである。まずS901において、製本アプリケーション602はプリンタデータ702を参照する。次にS902において、プリンタデータ702に記述されているプリンタが製本アプリケーション602に登録されているかどうかを判定する。判定の結果、すでに登録されているプリンタであった場合はプリンタの自動登録は行わずにアプリケーションの起動を行う。判定の結果、登録されていない場合は、S903においてプリンタ登録処理を行う。
図10は本実施例に適応可能なプリンタ登録の詳細フローである。
図10はS903の詳細処理フローである。まずS1001において製本アプリケーション602はプリンタデータ702からモデル名を取得する。このモデル名は802に記述されているものである。次にS1002において製本アプリケーション602のサポートしているプリンタであるかどうか判定する。この判定には図12のデータを使用する。判定の結果、対象でない場合はプリンタの登録は行わずに処理を終了する。判定の結果、対象であった場合はS1003に進む。S1003において製本アプリケーション602はプリンタの登録を行い処理フローを完了する。
このように、本実施例では製本アプリケーションが電子データ701にリンクしているプリンタデータ702から、コンフリクト対象となっているプリンタを探し、登録されていないものであれば新規のプリンタとして登録し使用することができる。
図11は本実施例に適応可能な製本アプリケーションの登録プリンタ一覧のデータ例である。図11は製本アプリケーションが持つデータ構造体であり、製本アプリケーションが使用できるプリンタの情報である。情報の項目は1101のモデル名と、1102にIPアドレスがある。1103はデータ部であり2つのプリンタが登録されているという例である。この図11のデータ構造体は、S902においてプリンタデータ702をもとに製本アプリケーションに登録しようとしているプリンタが、すでに登録済みであるかどうかの判断に利用される。
図12は本実施例に適応可能な製本アプリケーションのサポートプリンタ一覧のデータ例である。図12は製本アプリケーションが持つデータ構造体であり、製本アプリケーションがサポートしているプリンタの情報である。情報の項目は1201のモデル名と、1202にバージョン情報がある。1203はデータ部であり2つのプリンタの情報があるという例である。この図12のデータ構造体は、S1002においてプリンタデータ702をもとに製本アプリケーションに登録しようとしているプリンタが、サポートしているプリンタであるかどうかの判断に利用される。
[実施例1の効果]
実施例1によれば、本発明は製本アプリケーションの扱う電子データにおいて、他情報機器での利用や、運用環境の変化により印刷対象とするプリンタが変わり、プリンタに依存していた設定が抜け落ちてしまうことを防ぐ。電子データとリンクするプリンタデータを使用し、製本アプリケーションの起動時にプリンタの登録を行うことで、電子データが対象としていたプリンタを用いての利用が可能となり、利便性が向上する。
実施例1によれば、本発明は製本アプリケーションの扱う電子データにおいて、他情報機器での利用や、運用環境の変化により印刷対象とするプリンタが変わり、プリンタに依存していた設定が抜け落ちてしまうことを防ぐ。電子データとリンクするプリンタデータを使用し、製本アプリケーションの起動時にプリンタの登録を行うことで、電子データが対象としていたプリンタを用いての利用が可能となり、利便性が向上する。
実施例1では、図10のプリンタ登録処理において製本アプリケーションのサポートプリンタかどうかでしか判定処理を特定していなかった。実際には、製本アプリケーションに渡されてきた電子データの対象プリンタは、参照できることも考えられる。またプリンタは参照できるが機器構成が変わってしまっていることも考えられる。実施例2では製本アプリケーションがプリンタ登録をする際に実施例1よりも細かい判定を行う方法について説明する。
本実施例は、図1、図2、図3、図4、図6、図7、図9、図11に関しては実施例1と同様であるので説明を割愛する。
図13は本実施例に適応可能な製本アプリケーションのサポートプリンタ一覧のデータ例である。図13のデータは図12のデータ例より拡張されている。図13は図12と同様に製本アプリケーションが持つデータ構造体であり、製本アプリケーションがサポートしているプリンタの情報である。情報の項目は1301のモデル名と、1302にバージョン情報があるのは図12と同じだが、1303にプリンタの能力に関する項目を持つことが特徴である。1303では、カラー/モノクロ、BOX昨日、パンチ穴、ステイプルとしたが、これはプリンタの能力の1例であり、他にも断裁や色味設定など色々な項目があってよい。重要なのは製本アプリケーションがプリンタの能力設定を保持しているという点である。1303はデータ部であり製本アプリケーションが2つのプリンタの情報を持っているという例である。この図13のデータ構造体は、図15において製本アプリケーションのプリンタ登録の判断に利用される。
図14は本実施例に適応可能なプリンタデータである。
1401は図8と同様にプリンタデータ702の構造をあらわす。1402はデータ内のプリンタに関する情報部位である。モデル名とIPアドレスの情報を持つ。1403はプリンタのバージョン情報である。図8との違いは、1404のプリンタの機器構成の情報をもつという点である。これは電子データ701が1404の機器構成を前提としてつくられたデータであるということである。この1402、1403。1404のプリンタ情報は、電子データ701が対象としているプリンタと一致している。
図15は本実施例に適応可能なプリンタ登録の詳細フローである。
図15は実施例1の図10に相当する処理フローであるが、より高度な処理となっている。
ゆえに図15はS903の詳細処理フローである。まずS1501において製本アプリケーション602はプリンタデータ702からモデル名を取得する。このモデル名は1402に記述されているものである。次にS1502において製本アプリケーション602のサポートしているプリンタであるかどうか判定する。この判定には図13のデータを使用する。判定の結果、対象でない場合はプリンタの登録は行わずに処理を終了する。判定の結果、対象であった場合はS1503に進む。S1503において製本アプリケーション602はプリンタが使用可能であるかを確認する。指定されたプリンタのIPアドレスに対し通信を行い確認を行う。S1503の処理の結果、通信が不可であった場合はS1504に進む。通信が可能であった場合はS1506に進む。S1505で製本アプリケーションがプリンタの登録を行うが、このときプリンタの構成情報のデータは製本アプリケーションが持つ図13のデータを元に登録する。
プリンタが使用可能である場合S1504において、プリンタの構成情報の取得を行う。これはプリンタと製本アプリケーションが通信して情報のやりとりを行う。プリンタに対して使用するプロトコルや、データ転送方式はどのようなものでもよい。
構成情報の取得がおわったらS1506に進む。S1506では、S1504によって取得したプリンタの構成情報と、製本アプリケーションが保持しているプリンタの構成情報1304との比較を行う。比較の結果、該当モデルの構成情報と差異があるならS1507に進む。このケースは、プリンタとして能力を有するが、故障やフィニッシャオプションの装着の関係で、一部の機能が使用できないという状況をあらわしている。S1507ではS1504で取得した構成情報ではなく、プリンタデータ702の1404の構成情報を用いて製本アプリケーションに別のプリンタとして登録する。S1506において構成情報に差異がない場合はS1508に進み、製本アプリケーションにプリンタ登録を行う。
[実施例2の効果]
実施例2によれば、実施例1に加え、製本アプリケーションの扱う電子データの対象となっているプリンタをより詳細に区別しプリンタの登録を行うことができる。これによりユーザが電子データを異なる環境の、製本アプリケーションで使いまわした場合にも、印刷設定を使いまわすことができる可能性が向上する。
実施例2によれば、実施例1に加え、製本アプリケーションの扱う電子データの対象となっているプリンタをより詳細に区別しプリンタの登録を行うことができる。これによりユーザが電子データを異なる環境の、製本アプリケーションで使いまわした場合にも、印刷設定を使いまわすことができる可能性が向上する。
Claims (3)
- 情報処理装置(201)と、該情報処理装置に接続された画像形成装置(301)とを備え、前記情報処理装置から転送されるジョブデータを前記画像形成装置が印刷する印刷システムにおいて、
前記画像形成装置はジョブデータが電子原稿データと印刷設定を記述したデータ(701)の組み合わせから成るジョブデータを生成することが可能な製本アプリケーション(202(602も同一))を備え、前記電子原稿データと印刷設定を記述したデータ(701)を作成する際に対象とした画像形成装置の情報を持つデータ(702)を製本アプリケーション(202)が読み取る際に、画像形成装置の情報を持つデータ(702)から、印刷設定を記述したデータ(701)の画像形成装置を特定する手段(S901)と、特定した画像形成装置が既に製本アプリケーション(202)に登録されているかを特定する手段(S902)と、登録されていなかった場合に、製本アプリケーション(202)に画像形成装置の登録を行う手段(S903)を有する製本アプリケーションプログラムを備えることを特徴とする印刷システム。 - 画像形成装置の情報を持つデータ(702)を製本アプリケーション(202)が読み取り、画像形成装置を登録する際に、画像形成装置が使用可能であるかどうかを判断する手段(S1503)を有する製本アプリケーションプログラムを備えることを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。
- 画像形成装置の情報を持つデータ(702)に画像形成装置の能力や機器構成情報を加えたデータ(1401)を製本アプリケーション(202)が読み取り、画像形成装置を登録する際に、画像形成装置から能力や機器構成情報を取得する手段(S1504)と、画像形成装置から取得した能力や機器構成情報と、画像形成装置の能力や機器構成情報を加えたデータ(1401)を比較する手段(S1506)と、比較した結果にとって、製本アプリケーション(202)に登録する画像形成装置の方法を切り替える手段(S1507、S1508)を有する製本アプリケーションプログラムを備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の印刷システム。
Priority Applications (1)
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