JP2010134244A - 光走査装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光学エレメントに分離ミラーを用いて光量ダイナミックレンジを確保した光走査装置を提供する。
【解決手段】fθレンズ22を通過した光ビームLKは分離ミラー26の透過部分26Tを透過し、反射ミラー24AK、反射ミラー24BKへ入射する。このときの入射角度は何れも鋭角となる。光ビームLYは分離ミラー26の反射面26Rにて反射され、反射ミラー24BY、24CYへ入射し、入射角度は鈍角となる。光ビームLYは分離ミラー26の反射面26RにP偏光で入射し、ミラー24BY、24CYへ入射、反射される。反射面26Rとミラー24CYに対する入射角度が鈍角であるため、反射率は鋭角で反射される反射ミラー24AK、24BKの反射率よりも低いものとなる。光路全体での透過率の差は、反射ミラー24CYと反射面26Rの反射率が反射ミラー24AKおよび24BKの反射率よりも低いことにより打ち消され、縮小される。
【選択図】図2

Description

本発明は光走査装置および画像形成装置に関する。
複数のレーザビームを射出する光走査装置において、反射領域と透過領域とを備えた光学素子を用いて、一方のレーザビームを反射領域で反射させ、他方のレーザビームを透過領域で透過させる構成が存在する(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−30912号公報
本発明は、光学部材に分離手段を用いた場合であっても、光量ムラを低減した光走査装置および画像形成装置を提供する。
請求項1に記載の光走査装置は、複数の光ビームを射出する光源と、前記複数の光ビームを偏向する偏向器と、前記偏向器によって偏向された前記光ビームを反射する反射面と、前記偏向器によって偏向された前記光ビームを透過する透過部分と、前記反射面に入射される前記光ビームと前記透過部分に入射される前記光ビームとの光路を分離する分離手段と、前記反射面を光学素子として含み、露光面上に前記光ビームを結像させる第1の光学系と、前記透過部分を光学素子として含み、露光面上に前記光ビームを結像させる第2の光学系と、を備え、前記第2の光学系の、前記透過部分を除く前記光源から前記露光面上までの光路の光量の減衰率が、前記第1の光学系の、前記反射面を除く前記光源から前記露光面上までの光路の光量の減衰率よりも小さいことを特徴とする。
請求項2に記載の光走査装置は、請求項1に記載の構成において、前記光源としてレーザダイオードを備え、前記レーザダイオードの活性層が形成される面と直交する方向を前記偏向器の走査方向としたことを特徴とする。
請求項3に記載の光走査装置は、請求項1または請求項2に記載の構成において、前記第1の光学系において、前記偏向手段よりも光路下流側の反射部材にP偏光の前記光ビームが入射されることを特徴とする。
請求項4に記載の光走査装置は、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の構成において、前記第1の光学系において、前記分離手段よりも光路下流側には前記光ビームの入射角度が45度よりも大きい反射部材が少なくとも1つ配置されたことを特徴とする。
請求項5に記載の光走査装置は、前記第1の光学系は、前記第2の光学系よりも前記光ビームの入射角度が45度以上に構成された反射部材の数が多いことを特徴とする。
請求項6に記載の画像形成装置は、請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の光走査装置を備えたことを特徴とする。
請求項1に記載の光走査装置の構成によると、減衰率を変更しない場合と比較して、露光面上における光ビーム毎の光量ムラを低減することができる。。
請求項2に記載の光走査装置の構成によると、新たな構成を追加することなく、減衰率の変更を実現することができる。
請求項3に記載の光走査装置の構成によると、新たな構成を追加することなく、減衰率の変更を実現することができる。
請求項4に記載の光走査装置の構成によると、本構成を有していない場合と比較して、各光ビーム毎の光量バランスを取りやすい構成とすることができる。
請求項5に記載の光走査装置の構成によると、本構成を有していない場合と比較して、各光ビーム毎の光量バランスを取りやすい構成とすることができる。
請求項6に記載の画像形成装置の構成によると、本構成を有していない場合と比較して、各光ビーム毎の光量バランスを取りやすい構成とすることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
<光走査装置>
図1〜図3は、本発明の実施形態に係る光走査装置の構造を偏向器の回転軸方向より示す概略構成図である。
図1、図2に示すように、光走査装置10は、筐体11内に光源としてのレーザダイオード(LD)12Y〜12Kと、側面に複数の反射面14Aを有し、回転軸14Rを中心として回転駆動される、正多角形状(例えば正六角形)に形成された偏向器としてのポリゴンミラー14と、を備えている。ポリゴンミラー14は外周面に複数の反射面14Aを備え、回転軸14Rを中心とする反射面14Aの回転によって、反射面14Aに入射する光ビームLを所望の方向に偏向する。
筐体11の内部には、ポリゴンミラー14の回転軸14Rと直交する面より上側からポリゴンミラー14の外周面に配設された反射面14Aに入射する光ビームLを射出する半導体レーザ(以下、LDという)12Kと、回転軸14Rと直交する面より下側から反射面14Aに入射する光ビームLを射出する、LD12Yとが配置されている。
同様に、ポリゴンミラー14の回転軸14Rと直交する面より上側からポリゴンミラー14の外周面に配設された反射面14Aに入射する光ビームLを射出するLD12Mと、回転軸14Rと直交する面より下側から反射面14Aに入射する光ビームLを射出する、LD12Cとが配置されている。
また光走査装置10は、LD12Y〜12Kを駆動させるための図示しない駆動回路を備え、LD12Y〜12Kは駆動回路と接続されている。LD12Y〜12Kに設けられた各発光点は、各駆動回路から駆動電流が供給されることによって発光し、供給された駆動電流値に応じた光量の光ビームLを射出する。
筐体11内のLD12から出力された光ビームLの光路下流側にはそれぞれコリメータレンズ18、及びとしての折り返しミラー20が配置されている。コリメータレンズ18は、LD12から出力された各光ビームLを発散光から略並行光へ変換する。コリメータレンズ18を透過した光ビームLのうち一部は折り返しミラー20に入射され、例えば図1に示すように光ビームLYおよび光ビームLMは折り返しミラー20によって反射され、それぞれシリンダレンズ21へ向かう。光ビームLKおよび光ビームLCは折り返しミラー20と干渉しない光路を通過し、それぞれシリンダレンズ21へ向かう。
折り返しミラー20の光路上下流側にはシリンダレンズ21が配置されている。シリンダレンズ21は、ポリゴンミラー14の回転軸14Rに沿った方向(以下、副走査方向)に光学的パワーを有し、光ビームLを副走査方向と略直交する方向(以下、主走査方向)に細長い線像としてポリゴンミラー14の反射面14A上に収束させる。シリンダレンズ21を透過した光ビームLは偏向手段としてのポリゴンミラー14へと向かう。
ポリゴンミラー14は、モータ14Mによって所定速度で矢印B方向に回転駆動されており、この回転によって反射面14Aに対する光ビームLの入射角度が連続的に変化し、反射面14Aに入射したビームLが回転偏向される。これにより、LD12から射出された各ビームのメインビームが主走査方向(矢印A参照)に走査される。
ポリゴンミラー14の反射面14Aによって反射された光ビームLの光路上にはfθレンズ22、分離ミラー26及び反射ミラー24A〜Cが配置されている。ポリゴンミラー14の反射面14Aによって反射された光ビームLは、fθレンズ22を透過した後、反射ミラー24A〜C、および分離手段の一例としての分離ミラー26からなる反射光学系により反射され、結像レンズ28にて感光体50の表面で結像するように整形され、光走査装置10より外へと射出される。
分離ミラー26はガラス等からなり、表面の一部に金属コートが施され反射面26Rを形成し、入射した光ビームLを反射する反射部分26Rと、入射した光ビームLをそのまま透過する透過部分26Tとにより光ビームLを2方向に分離する。
図2に示すようにfθレンズ22を通過した光ビームLKは分離ミラー26の透過部分26Tを透過し、反射ミラー24AK、反射ミラー24BKへ入射する。このときの入射角度は何れも鋭角となる。対して光ビームLYは分離ミラー26の反射面26Rにて反射され、反射ミラー24BY、24CYへ入射する。反射面26Rおよび反射ミラー24CYへの入射角度は鈍角となる。
結像レンズ28は副走査方向に光学的パワーを持ち、通過した光ビームLは感光体50の表面で結像するように整形される。結像レンズ28で整形され光走査装置10より外へと射出された光ビームLは、感光体50の表面に照射され結像される。ポリゴンミラー14によって反射された光ビームLは、Fθレンズ22によって、感光体50の表面上で結像点が結ばれ、かつ感光体50上での走査速度が略等速度(線速度一定)にされる。
光走査装置10より射出された光ビームLによって、感光体50の表面は主走査方向(矢印A)に走査露光され、且つ感光体50が矢印C方向に一定速度で回転することで副走査方向に走査露光がなされ、各感光体50の表面に各色の画像(静電潜像)が形成される。
図3には、本発明の実施形態に係る光走査装置を用いた画像形成装置の概略構成例が示されている。
図3に示す画像形成装置1は所謂タンデム型、中間転写型の画像形成装置である。画像形成装置1は、例えば電子写真方式にて各色成分トナー像が形成される複数の画像形成ユニット30(30Y、30M、30C、30K)と、各画像形成ユニット30にて形成された各色成分トナー像を順次転写(一次転写)して表面に保持させる中間転写ベルト40とを備える。さらに中間転写ベルト40上に転写された画像を記録材としての用紙P上に二次転写(一括転写)させる二次転写装置42と、二次転写装置42に供給される用紙Pを収容する図示しない用紙トレイと、二次転写装置42により用紙P上に転写された画像を用紙P上に定着させる、図示しない定着装置とを備えている。 各画像形成ユニット30は、感光体50の表面を帯電する帯電器32と、各色成分トナーが収容され感光体50上の静電潜像をトナー像として可視像化(トナー現像)する現像器34と、感光体50上の残留トナーを除去するクリーナとしてのドラムクリーナ36と、残留トナーが除去された感光体50の表面を除電する図示しない除電器とを備える。
感光体50は、金属製の薄肉の円筒形ドラム表面に有機感光層が形成されており、帯電器32は、感光体50に対して放電を行うことで、感光体50の表面を帯電させる。画像信号に応じて光走査装置10より射出された光ビームLにより、感光体50の表面に露光が行われ、帯電器32によって帯電された感光体50の表面電位を落とすことで、画像情報に応じた静電潜像が形成される。現像器34は、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナーと、例えば磁性体を半導電性の物質でコートしてなるキャリアとを含む二成分現像剤を内蔵する。現像器34は、これらキャリアおよびトナーを攪拌し互いに摩擦させることでトナーを負極性に帯電させる。帯電されたトナーは、その後、現像スリーブ上を搬送され、現像スリーブに印加される現像バイアスにより感光体50表面の静電潜像を反転現像(トナー現像)する。
次いで感光体50上のトナー像は中間転写ベルト40に静電吸引される。画像形成ユニット30Y〜30Kにおいて各々形成され、中間転写ベルト40に夫々順次静電吸引された各トナー像は、中間転写ベルト40上において重ねトナー像を形成する。
一方、図示しない用紙トレイに収められた用紙Pは図示しない用紙搬送経手段にて二次転写装置42まで搬送される。中間転写ベルト40上のトナー像は二次転写装置42へ搬送された用紙P上に転写される。用紙P上に転写されたトナー像は、用紙Pが図示しない定着器へ搬送され定着処理されることにより、用紙P上にカラートナー画像として定着される。
<LDの配置と偏光>
図4には、本発明の実施形態に係る光走査装置のレーザダイオード(LD)とコリメータレンズ、およびシリンダレンズの配置を示す概略構成が示されている。図4(A)は副走査方向(この場合は上下方向)より示した平面図、図4(B)は主走査方向(この場合は左右方向)より示した側面図、図4(C)は斜視図である。
図4(A)〜(C)に示すように、一般的なLD12の発光点12Aより射出された光ビームLの広がり角度は、図4(C)に示すLD12の活性層12Bと平行な方向(矢印A’)と垂直な方向(矢印A)とで2.5倍〜6倍程度の差がある非対称なものとされている。
図4(A)に示すように、LD12に設けられた活性層12Bの端部である発光点12Aより射出される光ビームLの成分は、活性層12Bと垂直な方向には広く拡散する性質を備えるため、主走査方向(矢印A)に広がりを見せる。
対して図4(B)に示すようにLD12に設けられた活性層12Bの内部にある発光点12A’より射出される光ビームLの成分は、活性層12Bと平行な方向には広く拡散しない性質を備えるため、副走査方向(矢印A’)に対しては主走査方向(矢印A)ほどの広がりを見せない。
本実施形態においてLD12は、活性層12Bと垂直な方向を主走査方向(矢印A)、活性層12Bと平行な方向を副走査方向(矢印A’)とする配置とされている。
半導体レーザであるLD12から発せられる光ビームLは主として活性層12Bに平行に偏光されているため、この状態で図1のLD12Yから発せられる光ビームLYは折り返しミラー20、ポリゴンミラー14に対してS偏光で入射し、ポリゴンミラー14の反射面14Aで偏向されたのち、図2に示す分離ミラー26の反射面26Rに対してP偏光で入射する。
すなわち光ビームLYは、まず図1に示すように折り返しミラー20に対して、折り返しミラー20(の反射面)の法線と光ビームLYとを含む入射面に対して垂直なS偏光で入射され、反射される。次いで光ビームLYはシリンダレンズ21を透過したのち、ポリゴンミラー14の反射面14Aの法線と光ビームLYとを含む入射面に垂直な、換言すればポリゴンミラー14の回転軸14Rに平行なS偏光で入射、反射し偏光される。
次いで光ビームLYは図2に示すように分離ミラー26の反射面26Rに入射する。このとき反射面26Rはポリゴンミラー14の回転軸14Rに対して角度を持って設けられているため、光ビームLYは反射面26Rの法線と光ビームLYとを含む入射面に対して平行なP偏光として入射する。
同様にLD12Kより発せられた光ビームLKはポリゴンミラー14の反射面14Aで偏向されたのち、分離ミラー26の透過部分26Tを透過する。分離ミラー26を透過した光ビームLKは反射ミラー24AKに入射する。このときも反射ミラー24AKはポリゴンミラー14の回転軸14Rに対して角度を持って設けられているため、光ビームLKは反射ミラー24AK(の反射面)の法線と光ビームLKとを含む入射面に対して平行なP偏光として入射する。
光ビームLYは分離ミラー26の反射面26RにP偏光で入射し、図2に示されるミラー24BY、ミラー24CYへ入射し、反射される。反射面26Rとミラー24CYに対する光ビームLYの入射角度+反射角度が鈍角であるため、P偏光かつ鈍角で反射される光ビームLYの反射率は鋭角で反射される反射ミラー24AKおよび反射ミラー24BKの反射率よりも低いものとなる。反射面に対する入射角度と反射率について、P偏光とS偏光の間での差異を図5に示す。
図1に示されている構成において、各LD12の活性層12Bが副走査方向と平行になるように配置された場合の、光ビームLYと光ビームLKの各々の光路における総合透過率と、感光体50表面に照射される光量のダイナミックレンジ(最大光量/最小光量)との関係が図6(A)に示されている。
第1の光路、すなわち分離ミラー26の反射面26Rを含む光路においては、光ビームLは反射ミラー24にP偏光で入射し、3回の反射中2回は入射角度+反射角度が鈍角であるため、鋭角で反射する第2の光路、すなわち分離ミラー26の透過部分26Tを含む光路に比較して、反射率が低い。
第1の光路の反射面26Rの反射率が、第2の光路の透過部分26Tの透過率よりも高いことによる、第1の光路と第2の光路の総合的な効率、すなわち光路全体での透過率の差は、反射ミラー24CYと反射面26Rの反射率が反射ミラー24AKおよび反射ミラー24BKの反射率よりも低いことにより打ち消され、縮小される方向となる。
図6(A)に挙げた例では、総合的な効率すなわち光路全体での透過率は、第1の光路で63%であるのに対し、第2の光路では62%であり、感光体50の表面における最小光量から最大光量までのダイナミックレンジは第1の光路で1:3.98であるのに対して第2の光路で1:4.04となる。
上記の例に対してLD12の活性層12Bが主走査方向に設置された例が図6(B)に示されている。
第1の光路、すなわち分離ミラー26の反射面26Rを含む光路においては、光ビームLは反射ミラー24にS偏光で入射し、3回の反射中2回は入射角度+反射角度が鈍角であるため、鋭角で反射する第2の光路、すなわち分離ミラー26の透過部分26Tを含む光路に比較して、反射率が高い。これにより第1の光路と第2の光路の総合的な効率の差は助長され、両者の光量の差が拡大する方向となる。
図6(B)に挙げた例では、総合的な効率すなわち光路全体での透過率は、第1の光路で87%であるのに対し、第2の光路では57%であり、感光体50の表面における最小光量から最大光量までのダイナミックレンジは第1の光路で1:2.89であるのに対して第2の光路で1:4.40となり、高い透過率に起因する最小光量の大きさにより、図6(A)に示される本願発明の例よりも第1の光路のダイナミックレンジは狭い。
<その他>
以上、本発明の実施例について記述したが、本発明は上記の実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得ることは言うまでもない。
例えば上記実施形態では光走査装置のレーザダイオードを例に挙げたが、これに限定せず例えばレーザダイオードを用いた露光装置等に本発明を適用することも可能である。
本発明の実施形態に係る光走査装置の構造を示す平面図である。 本発明の実施形態に係る光走査装置の構造を示す側面図である。 本発明の実施形態に係る光走査装置を用いた画像形成装置の構造を示す側面図である。 本発明の実施形態に係るレーザダイオードの配置を示す平面図、側面図および斜視図である。 P偏光とS偏光ごとの、光の入射角度と反射率との関係を示す図である。 本発明の実施形態に係る光走査装置の、偏光とミラーへの入射角度が、分離ミラーで分岐する光路ごとの総合効率とダイナミックレンジに与える影響を示す表である。
符号の説明
1 画像形成装置
10 光走査装置
11 筐体
12 LD
12A 発光点
12B 活性層
14 ポリゴンミラー
14A 反射面
18 コリメータレンズ
20 中間転写ベルト
21 シリンダレンズ
22 fθレンズ
24 反射ミラー
26 分離ミラー
26R 反射面
26T 透過部分
28 結像レンズ
50 感光体
L 光ビーム
P 用紙

Claims (6)

  1. 複数の光ビームを射出する光源と、
    前記複数の光ビームを偏向する偏向器と、
    前記偏向器によって偏向された前記光ビームを反射する反射面と、前記偏向器によって偏向された前記光ビームを透過する透過部分と、
    前記反射面に入射される前記光ビームと前記透過部分に入射される前記光ビームとの光路を分離する分離手段と、
    前記反射面を光学素子として含み、露光面上に前記光ビームを結像させる第1の光学系と、
    前記透過部分を光学素子として含み、露光面上に前記光ビームを結像させる第2の光学系と、を備え、
    前記第2の光学系の、前記透過部分を除く前記光源から前記露光面上までの光路の光量の減衰率が、前記第1の光学系の、前記反射面を除く前記光源から前記露光面上までの光路の光量の減衰率よりも小さい光走査装置。
  2. 前記光源としてレーザダイオードを備え、
    前記レーザダイオードの活性層が形成される面と直交する方向を前記偏向器の走査方向とした請求項1に記載の光走査装置。
  3. 前記第1の光学系において、前記偏向手段よりも光路下流側の反射部材にP偏光の前記光ビームが入射される、請求項1または請求項2に記載の光走査装置
  4. 前記第1の光学系において、前記分離手段よりも光路下流側には前記光ビームの入射角度が45度よりも大きい反射部材が少なくとも1つ配置された請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の光走査装置。
  5. 前記第1の光学系は、前記第2の光学系よりも前記光ビームの入射角度が45度以上に構成された反射部材の数が多い、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の光走査装置。
  6. 請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の光走査装置を備えた画像形成装置。
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