JP2010133158A - 免震床装置の固有周期調整方法及び装置 - Google Patents

免震床装置の固有周期調整方法及び装置 Download PDF

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Abstract

【課題】アイソレータとしての空気バネの固有周期を地震の振動特性に応じて調整することができ、地震の揺れに対する空気バネの共振を防止して、長周期地震動等のように揺れの周期が長いものにも対応し得る免震床装置の固有周期調整方法及び装置を提供する。
【解決手段】圧力源としてのコンプレッサ10が接続された空気バネ8に対し複数の補助タンク11をそれぞれ開閉弁12を介して直列に接続し、地震の振動特性に応じて所望の開閉弁12を開くことにより、前記空気バネ8に接続される補助タンク11の個数を変化させ、前記空気バネ8及び該空気バネ8に接続された補助タンク11のトータル内容積量を変化させて、前記空気バネ8の固有周期を調整するよう構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、免震床装置の固有周期調整方法及び装置に関するものである。
一般に、電算機等の精密機器が、地震や突発的な原因による振動の影響を受けないようにするために、免震床装置が用いられている。
図3及び図4は免震床装置の一例であり、免震対象物としての精密機器1が設置されるフロア2を多数のアイソレータ3により建屋の床スラブ4に支持せしめるようになっている。
前記フロア2は、剛構造体であるビーム5と、該ビーム5の上面に互いに所要間隔をあけて立設される多数のスタンション6と、該スタンション6上に水平に配置され且つ前記精密機器1が設置されるパネル7とを主な構成要素とし、前記アイソレータ3は、空気バネ8によって構成されている。
尚、前記フロア2を構成するパネル7の周縁部は、建屋の壁4aから部屋側へ突き出すシール部材9によって覆われている。
前記空気バネ8は、前記建屋の床スラブ4上に固定される鋼製の下部台座8aと、前記精密機器1が設置されるフロア2のビーム5下面に固定されて前記下部台座8aに向き合う鋼製の上部台座8bと、前記下部台座8a及び上部台座8b間に介装されて内部に容積可変の空気室が形成されるゴム製のベローズ8cとを備えてなる構成を有しており、該空気バネ8は、床スラブ4からビーム5へ伝わろうとする上下方向の揺れを減衰させる役割、並びに、前記空気室の内圧の増減により、ビーム5の上下位置を調整する役割(フロア2のレベリング)を受け持つようになっている。
尚、前述の如き免震床装置と関連する一般的技術水準を示すものとしては、例えば、特許文献1がある。
特開2008−121328号公報
しかしながら、前述の如き従来の免震床装置の場合、前記アイソレータ3の固有周期は、前記空気バネ8及び該空気バネ8に接続された補助タンク(図示せず)の内容積量で決定されていたため、地震の揺れのスペクトルがアイソレータ3の固有周期と近い場合、地震の揺れに対して空気バネ8と一緒にフロア2が共振してしまう虞があり、特に長周期地震動等のように揺れの周期が長いものについて問題があった。
本発明は、斯かる実情に鑑み、アイソレータとしての空気バネの固有周期を地震の振動特性に応じて調整することができ、地震の揺れに対する空気バネの共振を防止して、長周期地震動等のように揺れの周期が長いものにも対応し得る免震床装置の固有周期調整方法及び装置を提供しようとするものである。
本発明は、免震対象物が設置されるフロアを、圧力源が接続された空気バネからなるアイソレータにより建屋の床スラブに支持せしめる免震床装置の固有周期調整方法であって、
地震の振動特性に応じて前記空気バネに接続される補助タンクの個数を変化させることにより、前記空気バネ及び該空気バネに接続された補助タンクのトータル内容積量を変化させて、前記空気バネの固有周期を調整することを特徴とする免震床装置の固有周期調整方法にかかるものである。
前記免震床装置の固有周期調整方法においては、前記空気バネに対し複数の補助タンクをそれぞれ開閉弁を介して直列に接続し、地震の振動特性に応じて所望の開閉弁を開くことにより、前記空気バネに接続される補助タンクの個数を変化させるようにすることができる。
又、前記免震床装置の固有周期調整方法においては、前記空気バネに対し内容積量の異なる複数の補助タンクをそれぞれ開閉弁を介して並列に接続し、地震の振動特性に応じて所望の補助タンクを選択し、対応する開閉弁を開くようにすることもできる。
一方、本発明は、免震対象物が設置されるフロアを、圧力源が接続された空気バネからなるアイソレータにより建屋の床スラブに支持せしめる免震床装置の固有周期調整装置であって、
前記空気バネに接続される複数の補助タンクと、
該各補助タンクを前記空気バネに接続するエアライン途中に設けられ、地震の振動特性に応じて前記空気バネに接続される補助タンクの個数を変化させることにより、前記空気バネ及び該空気バネに接続された補助タンクのトータル内容積量を変化させて、前記空気バネの固有周期を調整するよう開閉制御される開閉弁と
を備えたことを特徴とする免震床装置の固有周期調整装置にかかるものである。
前記免震床装置の固有周期調整装置においては、前記空気バネに対し複数の補助タンクをそれぞれ開閉弁を介して直列に接続し、
地震の振動特性に応じて所望の開閉弁を開く開閉制御信号を出力することにより、前記空気バネに接続される補助タンクの個数を変化させる制御器を設けることができる。
又、前記免震床装置の固有周期調整装置においては、前記空気バネに対し内容積量の異なる複数の補助タンクをそれぞれ開閉弁を介して並列に接続し、
地震の振動特性に応じて所望の補助タンクを選択し、対応する開閉弁を開く開閉制御信号を出力する制御器を設けることもできる。
そして、本発明の免震床装置の固有周期調整方法及び装置を用いるようにすると、従来の免震床装置とは異なり、前記アイソレータの固有周期が固定ではなく、前記空気バネ及び該空気バネに接続された補助タンクのトータル内容積量が可変となるため、長周期地震動等のように揺れの周期が長い地震が発生したとしても、前記アイソレータの固有周期が地震の揺れのスペクトルに近くならないようにすることが可能となり、地震の揺れに対して空気バネと一緒にフロアが共振してしまうことが避けられる。
本発明の免震床装置の固有周期調整方法及び装置によれば、アイソレータとしての空気バネの固有周期を地震の振動特性に応じて調整することができ、地震の揺れに対する空気バネの共振を防止して、長周期地震動等のように揺れの周期が長いものにも対応し得るという優れた効果を奏し得る。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1は本発明を実施する形態の一例であって、図中、図3及び図4と同一の符号を付した部分は同一物を表わしており、基本的な構成は図3及び図4に示す従来のものと同様であるが、本図示例の特徴とするところは、図1に示す如く、圧力源としてのコンプレッサ10が接続された空気バネ8に対し複数の補助タンク11をそれぞれ開閉弁12を介して直列に接続し、地震の振動特性に応じて所望の開閉弁12を開くことにより、前記空気バネ8に接続される補助タンク11の個数を変化させ、前記空気バネ8及び該空気バネ8に接続された補助タンク11のトータル内容積量(下記の数式におけるV+VT)を変化させて、前記空気バネ8の固有周期を調整するよう構成した点にある。
尚、図1には、前記補助タンク11を四個設け、図1の上から順番に、第一の補助タンク11及び第二の補助タンク11をつなぐエアライン13途中と、第二の補助タンク11及び第三の補助タンク11をつなぐエアライン13途中と、第三の補助タンク11及び第四の補助タンク11をつなぐエアライン13途中とに、合計三個の開閉弁12を設けた例を示しているが、前記補助タンク11の個数は複数であればいくつであっても良い。
又、本図示例の場合、地震発生時に気象庁より配信される震源や地震の規模といった緊急地震速報に基づき、制御器14の内部において、免震床装置が設置されているビルや施設における予測到達余裕時間並びに予想震度を推定すると同時に、前記地震の振動特性(例えば、地震の縦揺れの固有周期)を求め、該地震の振動特性に応じて前記空気バネ8に接続すべき補助タンク11の個数を演算し、所望の開閉弁12に対し開閉制御信号12aを出力するようにしてある。尚、前記制御器14を設けずに、手動で開閉弁12を開閉しても良いことは言うまでもない。
因みに、免震床装置の固有周期をT[sec]とすると、該免震床装置の固有周期Tは、
T=2π(W/980・Kd1/2
d=1.4×Kvs−0.4×P×(dA/dx)
vs=(γ×(P+1)×A2)/(V+VT)+P×π2×D/4n
但し、W:負担荷重[kg]
d:空気バネ8のバネ定数[kg/cm]
P:内圧[kg/cm2
A:空気バネ8の有効受圧面積[cm2
γ:ポリトロピック係数
V:空気バネ8の内容積量[cm3
T:空気バネ8に接続される補助タンク11の内容積量[cm3
D:空気バネ8の有効径[cm]
n:空気バネ8のベローズ8cの山数
で表されるため、前記補助タンク11の個数を増やしてVTを増加させれば、空気バネ8のバネ定数Kdが小さくなり、免震床装置の固有周期Tは大きくなる一方、逆に、前記補助タンク11の個数を減らしてVTを減少させれば、空気バネ8のバネ定数Kdが大きくなり、免震床装置の固有周期Tは小さくなる。
尚、前記圧力源としてのコンプレッサ10と前記補助タンク11とをつなぐエアライン15途中には、フロア2(図3参照)の上下方向のレベリングを行うための給排気弁16を設けてある。
次に、上記図示例の作用を説明する。
地震が発生していない通常時においては、図1に示す三個の開閉弁12は全て閉じており、空気バネ8には一個の補助タンク11(図1では一番上に示す第一の補助タンク11)のみが接続された状態となっており、給排気弁16の開閉による空気バネ8の空気室の内圧の増減により、フロア2(図3参照)の上下方向のレベリングが行われる。
これに対し、地震発生時には、気象庁より配信される震源や地震の規模といった緊急地震速報に基づき、制御器14の内部において、免震床装置が設置されているビルや施設における予測到達余裕時間並びに予想震度が推定されると同時に、前記地震の振動特性(例えば、地震の縦揺れの固有周期)が求められ、該地震の振動特性に応じて前記空気バネ8に接続すべき補助タンク11の個数が演算され、所望の開閉弁12に対し開閉制御信号12aが出力される。
つまり、図1の上から順番に、第一の補助タンク11及び第二の補助タンク11をつなぐエアライン13途中に設けた一個の開閉弁12のみを開けば、前記空気バネ8には二個の補助タンク11が接続される形となり、又、これに加えて、第二の補助タンク11及び第三の補助タンク11をつなぐエアライン13途中に設けたもう一個の開閉弁12をも開けば、前記空気バネ8には三個の補助タンク11が接続される形となり、更に又、これに加えて、第三の補助タンク11及び第四の補助タンク11をつなぐエアライン13途中に設けた更にもう一個の開閉弁12をも開けば、前記空気バネ8には四個の補助タンク11が接続される形となる。
この結果、従来の免震床装置とは異なり、前記アイソレータ3の固有周期が固定ではなく、前記空気バネ8及び該空気バネ8に接続された補助タンク11のトータル内容積量が可変となるため、長周期地震動等のように揺れの周期が長い地震が発生したとしても、前記アイソレータ3の固有周期が地震の揺れのスペクトルに近くならないようにすることが可能となり、地震の揺れに対して空気バネ8と一緒にフロア2(図3参照)が共振してしまうことが避けられる。
こうして、アイソレータ3としての空気バネ8の固有周期を地震の振動特性に応じて調整することができ、地震の揺れに対する空気バネ8の共振を防止して、長周期地震動等のように揺れの周期が長いものにも対応し得る。
図2は本発明を実施する形態の他の例であって、図中、図1と同一の符号を付した部分は同一物を表わしており、基本的な構成は図1に示すものと同様であるが、本図示例の特徴とするところは、図2に示す如く、圧力源としてのコンプレッサ10が接続された空気バネ8に対し内容積量の異なる複数の補助タンク11をそれぞれ開閉弁12を介して並列に接続し、地震の振動特性に応じて所望の補助タンク11を選択し、対応する開閉弁12を制御器14から出力される開閉制御信号12aにより開くよう構成した点にある。
尚、図2には、前記補助タンク11を四個設け、図2の上から順番に、第一の補助タンク11の内容積量をVT1とし、第二の補助タンク11の内容積量をVT2(=5/6×VT1)とし、第三の補助タンク11の内容積量をVT3(=2/3×VT1)とし、第四の補助タンク11の内容積量をVT4(=1/2×VT1)とし、第一の補助タンク11及び第二の補助タンク11をつなぐエアライン13途中と、第一の補助タンク11及び第三の補助タンク11をつなぐエアライン13途中と、第一の補助タンク11及び第四の補助タンク11をつなぐエアライン13途中とに、合計三個の開閉弁12を設けた例を示しているが、前記補助タンク11の個数は複数であればいくつであっても良く、又、前記各補助タンク11の内容積量の比率についても必要に応じて適宜選定すれば良い。
図2に示す例の場合、地震が発生していない通常時においては、図1に示す例と同様、三個の開閉弁12は全て閉じており、空気バネ8には一個の補助タンク11(図2では一番上に示す第一の補助タンク11)のみが接続された状態となっており、給排気弁16の開閉による空気バネ8の空気室の内圧の増減により、フロア2(図3参照)の上下方向のレベリングが行われる。
これに対し、地震発生時には、気象庁より配信される震源や地震の規模といった緊急地震速報に基づき、制御器14の内部において、免震床装置が設置されているビルや施設における予測到達余裕時間並びに予想震度が推定されると同時に、前記地震の振動特性(例えば、地震の縦揺れの固有周期)が求められ、該地震の振動特性に応じて前記空気バネ8に接続すべき補助タンク11が選択され、対応する開閉弁12に対し開閉制御信号12aが出力される。
つまり、図2の上から順番に、第一の補助タンク11及び第二の補助タンク11をつなぐエアライン13途中に設けた一個の開閉弁12のみを開けば、前記空気バネ8には二個の補助タンク11(VT1+VT2=11/6×VT1)が接続される形となり、又、第一の補助タンク11及び第三の補助タンク11をつなぐエアライン13途中に設けた一個の開閉弁12のみを開けば、前記空気バネ8には二個の補助タンク11(VT1+VT3=5/3×VT1)が接続される形となり、又、第一の補助タンク11及び第四の補助タンク11をつなぐエアライン13途中に設けた一個の開閉弁12のみを開けば、前記空気バネ8には二個の補助タンク11(VT1+VT4=3/2×VT1)が接続される形となる。更に、前述の組合せ以外にも、前記開閉弁12を開く個数と組合せを変えることにより、図1の例より更に細かく補助タンク11の内容積量を調整することが可能となる。
この結果、図2に示す例の場合も、図1に示す例の場合と同様、従来の免震床装置とは異なり、前記アイソレータ3の固有周期が固定ではなく、前記空気バネ8及び該空気バネ8に接続された補助タンク11のトータル内容積量が可変となるため、長周期地震動等のように揺れの周期が長い地震が発生したとしても、前記アイソレータ3の固有周期が地震の揺れのスペクトルに近くならないようにすることが可能となり、地震の揺れに対して空気バネ8と一緒にフロア2(図3参照)が共振してしまうことが避けられる。
こうして、図2に示す例の場合も、図1に示す例の場合と同様、アイソレータ3としての空気バネ8の固有周期を地震の振動特性に応じて調整することができ、地震の揺れに対する空気バネ8の共振を防止して、長周期地震動等のように揺れの周期が長いものにも対応し得る。
尚、本発明の免震床装置の固有周期調整方法及び装置は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明を実施する形態の一例を示す概要構成図である。 本発明を実施する形態の他の例を示す概要構成図である。 従来の免震床装置の一例を示す側断面図である。 従来の免震床装置の一例を示す平面図である。
符号の説明
1 精密機器(免震対象物)
2 フロア
3 アイソレータ
4 床スラブ
8 空気バネ
8a 下部台座
8b 上部台座
8c ベローズ
10 コンプレッサ
11 補助タンク
12 開閉弁
12a 開閉制御信号
13 エアライン
14 制御器
15 エアライン
16 給排気弁

Claims (6)

  1. 免震対象物が設置されるフロアを、圧力源が接続された空気バネからなるアイソレータにより建屋の床スラブに支持せしめる免震床装置の固有周期調整方法であって、
    地震の振動特性に応じて前記空気バネに接続される補助タンクの個数を変化させることにより、前記空気バネ及び該空気バネに接続された補助タンクのトータル内容積量を変化させて、前記空気バネの固有周期を調整することを特徴とする免震床装置の固有周期調整方法。
  2. 前記空気バネに対し複数の補助タンクをそれぞれ開閉弁を介して直列に接続し、地震の振動特性に応じて所望の開閉弁を開くことにより、前記空気バネに接続される補助タンクの個数を変化させるようにした請求項1記載の免震床装置の固有周期調整方法。
  3. 前記空気バネに対し内容積量の異なる複数の補助タンクをそれぞれ開閉弁を介して並列に接続し、地震の振動特性に応じて所望の補助タンクを選択し、対応する開閉弁を開くようにした請求項1記載の免震床装置の固有周期調整方法。
  4. 免震対象物が設置されるフロアを、圧力源が接続された空気バネからなるアイソレータにより建屋の床スラブに支持せしめる免震床装置の固有周期調整装置であって、
    前記空気バネに接続される複数の補助タンクと、
    該各補助タンクを前記空気バネに接続するエアライン途中に設けられ、地震の振動特性に応じて前記空気バネに接続される補助タンクの個数を変化させることにより、前記空気バネ及び該空気バネに接続された補助タンクのトータル内容積量を変化させて、前記空気バネの固有周期を調整するよう開閉制御される開閉弁と
    を備えたことを特徴とする免震床装置の固有周期調整装置。
  5. 前記空気バネに対し複数の補助タンクをそれぞれ開閉弁を介して直列に接続し、
    地震の振動特性に応じて所望の開閉弁を開く開閉制御信号を出力することにより、前記空気バネに接続される補助タンクの個数を変化させる制御器を設けた請求項4記載の免震床装置の固有周期調整装置。
  6. 前記空気バネに対し内容積量の異なる複数の補助タンクをそれぞれ開閉弁を介して並列に接続し、
    地震の振動特性に応じて所望の補助タンクを選択し、対応する開閉弁を開く開閉制御信号を出力する制御器を設けた請求項4記載の免震床装置の固有周期調整装置。
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