JP2003148540A - 空気ばね - Google Patents

空気ばね

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JP2003148540A
JP2003148540A JP2001350085A JP2001350085A JP2003148540A JP 2003148540 A JP2003148540 A JP 2003148540A JP 2001350085 A JP2001350085 A JP 2001350085A JP 2001350085 A JP2001350085 A JP 2001350085A JP 2003148540 A JP2003148540 A JP 2003148540A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 補助タンクや、オイルダンパを付設すること
なく、空気ばねに減衰を付与した空気ばねを提供する。 【解決手段】 空気ばね1のベローズ2内に除振マウン
ト6を有している。除振マウント6は、粘弾性体3と、
コイルばね12とを並列に組合せたものである。粘弾性
体3には、ベローズ2に加えられる水平・鉛直両方向の
振動・振幅を減衰させる機能を受け持たせ、コイルばね
12には、圧縮変形したベローズ2の復元力を補完し、
同時に空気ばねを一定形態に保形する機能を受け持たせ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機器類のレベル調
整具に用いる空気ばねに関する。
【0002】
【従来の技術】空気ばねは、機器類の除振ばねやアクチ
ュエータとして、あるいは機器類のレベル調整具として
従来より各種分野の機器類の支持構造に用いられてい
る。
【0003】空気ばねには、ベローズ型(蛇腹式)と、
ダイアフラム型とがあり、座屈に対しては、後者の方が
安定しているが、機器類の支持構造には主としてベロー
ズ型の空気ばねが用いられる。空気ばねは、メカニカル
バルブを用いて内部の空気圧の制御が行なわれ、機器類
のレベル調整具として空気ばねを使用するときには、メ
カニカルバルブによる空気圧の調整によって、レベル
(床面からの高さ)を一定に制御される。
【0004】荷重や衝撃の変動に関わらず、機器類を搭
載したテーブルのレベルを一定に保つことは、特に加工
機械、測定機器類において重要である。空気ばねは、テ
ーブルの4本の脚に支持構造として組みつけられる。こ
のようなテーブルの4本の脚に偏荷重が加わり、それぞ
れの脚の空気ばねの沈み量に違いが生ずると、テーブル
が動揺し、あるいは傾き、この結果、加工誤差の原因に
なり、あるいは測定誤差の発生原因になる。
【0005】レベル調整具として空気ばねを使用する場
合に、メカニカルバルブは、テーブルのレベル変動を補
償するために用いられるものである。すなわち、テーブ
ルに偏荷重が作用して少なくとも1本の脚の空気ばねが
圧縮されて沈み、そのレベルが規定のレベルより下がる
と、メカニカルバルブに備えたスイッチが働き、配管を
通して高圧空気がベローズ内に注入されて、ベローズを
膨張させてレベルを回復させる。
【0006】逆に、テーブルのレベルが規定以上のレベ
ルに上がれば、メカニカルバルブは、ベローズ内の空気
を放出してレベルを規定のレベルまで下げ、テーブルは
常にそのレベルを一定に自動調整される。
【0007】また、空気ばねには、規定レべルに保持さ
れているテーブルが衝撃や荷重変動を受けてそのレベル
が変動した場合に、そのレベルの変動分を速やかに規定
レべルにまで収束させるため、減衰機構を設けることが
必要となる。従来、空気ばねには、その減衰機構とし
て、補助タンクを付設し、ベローズの空気室と、補助タ
ンクとの間にオリフィスを入れることで、空気の粘性抵
抗による減衰を空気ばねに付与する機構が用いられてい
た。
【0008】空気ばねに減衰を付与することで、図5に
示すように、固有振動数における共振ピークを低く抑え
ることが可能となり、テーブルの揺れを速やかに収束す
ることができ、外乱による支持荷重の変化を速やかに吸
収し、変動レベルを収束して規定レベルに保持できる。
また、減衰機構は、上記構造に限らず、オイルダンパを
付加することによっても同様の効果を得る事ができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、空気ば
ねに減衰を付与するために、補助タンクや、オイルダン
パを付設することは、ベローズとは別に補助タンクやオ
イルダンパの設置スペースや、その制御機構が必要であ
り、このため、空気ばねが大型化し、また、流体の制御
系に厄介な調整が必要となるという問題がある。
【0010】本発明の目的は、補助タンクや、オイルダ
ンパを付設することなく、空気ばねに減衰を付与した空
気ばねを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明による空気ばねにおいては、粘弾性体を有す
る空気ばねであって、空気ばねの空気室は、ベローズに
よって形成され、粘弾性体は、柱状をなし、ベローズの
上下に取付けられた上段プレートと下段プレート間に設
置され、ベローズに加えられる水平・鉛直両方向の微振
動・振幅を減衰させるものである。
【0012】また、ベローズの上段プレートと下段プレ
ート間に設置された粘弾性体と並列にコイルばねを有
し、コイルばねは、圧縮変形したベローズの復元力を補
完するものである。
【0013】また、粘弾性体は、コイルばねの中空部内
に設置されて内外同心上に配置されているものである。
【0014】また、揺動ダンパを有し、揺動ダンパは、
棒状の粘弾性体であり、上段プレートと下段プレート間
に生ずる水平方向の相対変位によるエネルギーを吸収さ
せるものである。
【0015】また、ベローズ内に除振マウントを有する
空気ばねであって、除振マウントは、粘弾性体と、コイ
ルばねとを並列に組合せたものであり、粘弾性体には、
ベローズに加えられる水平・鉛直両方向の微振動・振幅
を減衰させる機能を受け持たせ、コイルばねには、圧縮
変形したベローズの復元力を補完し、同時に空気ばねを
一定形態に保形する機能を受け持たせるものである。
【0016】また、ベローズ内に除振マウントを有する
空気ばねであって、除振マウントは、粘弾性体と、コイ
ルばねとを並列に組合せたものであり、共振倍率を大幅
に低下させて減衰性能の振動伝達特性を改善するもので
ある。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図に
よって説明する。図1において、本発明による空気ばね
1には、ベローズ型(蛇腹式)の空気ばねを用いてい
る。本発明は、ベローズ内の空気室R内に粘弾性体3を
有するものである。粘弾性体3は、応力の大きさのみな
らず、その増加速度もひずみの増加速度に大きな影響を
与える性質を備えた固形物である(科学大辞典 昭和6
0年 丸善株式会社発行 P1059参照)。この性質
を備えた物質には例えばエポキシ樹脂がある。
【0018】この実施形態においては、粘弾性体2と並
列にコイルばね12を配置し、粘弾性体2とコイルばね
12との組合せを除振マウント6として用いている。こ
の実施形態では、粘弾性体2を中心に、その周囲にコイ
ルばね12を配置して内外同心状に組合わせた例を示し
ている。
【0019】本発明において、円柱状の粘弾性体3を空
気ばね1の空気室R内に鉛直姿勢で設置している。ま
た、空気室Rには、2段のゴムベローズ2を用いてい
る。ベローズ2には、1〜3段のものが多用されている
が、1段のものは水平方向にかたく、また、3段のもの
は、鉛直方向の伸縮性に優れているが、水平方向には軟
らかすぎて座屈が生じやすいという理由から、この実施
形態においては、2段のゴムベローズを用いたのである
が、空気室R内には、防振マウント6として粘弾性体3
と並列にコイルばね12を装填するため、コイルばね1
2を設置したときには、ベローズ2は、コイルばねに支
えられて横ずれが生ぜず、一定の形態に保形されるた
め、必ずしも2段のゴムベローズに限らず、3段のベロ
ーズであっても空気室Rに利用できる。
【0020】ベローズ2は、上下段のプレート4,5間
に設置され、空気室Rは、その内部に形成されたもので
ある。空気ばね1はテーブル7の4本の支持構造であ
り、空気ばね1の下段プレート5が床上に設置され、上
段プレート4上には、直接あるいは脚台(図示略)を介
してテーブル7が載せられ、テーブル7上には、図2に
示すように機器類16が搭載される。したがって、テー
ブル7を含めて機器類16の重量が各空気ばね12に加
わり、コイルばね12はその重量を受けて圧縮され、テ
ーブル7の高さは規定のレベルLに保たれる。
【0021】図2において、空気ばね1の空気室R内に
は、メカニカルバルブ9を通じて高圧空気が供給され、
空気室R内の空気圧はメカニカルバルブ9によって制御
され、テーブル7のレベル(床面からの高さ)は一定
(規定レベルL)に保たれる。すなわち、テーブル7が
機器類Mの荷重移動や衝撃あるいは動作時の反力を受け
て振れが生じ、テーブル7のレベルが規定レベルLから
Llに下がると、メカニカルバルブ9に備えたスイッチ
10が押し下げられ、高圧空気が空気室R内に供給され
て空気室Rは膨張し、テーブル7が押し上げられる。
【0022】テーブル7が押し上げられてスイッチ10
の上限以上のレベルLhに上がると、空気室R内の空気
がドレン11を通して放出され、空気室Rが圧縮変形
し、テーブル7はレベルを下げてもとの規定レベルLに
自動調整される。
【0023】本発明において、粘弾性体3は、エポキシ
樹脂の円柱体であり、その上下端をベローズ2の上段プ
レート4及び下段プレート5に支えて空気室R中に設置
されているものである。粘弾性体3をベローズ2内に設
置することによって、テーブル7が押し下げられたとき
に、ベローズ2には鉛直方向の荷重が加えられるため、
空気室Rは圧縮され、逆に圧縮されたベローズ2が復元
するときに膨張するが、粘弾性体3は空気室Rの圧縮時
あるいは膨張時の抵抗となり、空気室Rの圧縮時あるい
は膨張時に生ずる微振動・振幅を減衰させる。
【0024】除振マウント6を用いた場合に、粘弾性体
3は、ベローズ2に加えられる水平・鉛直両方向の振動
・振幅を減衰させる機能を受け持ち、コイルばね12
は、ベローズの保形とともに、圧縮変形したベローズの
復元力を補完し、同時に空気ばね1を一定形態に保形す
る機能を受け持つが、粘弾性体と、コイルばねとの組合
せは、それぞれ単独の機能を発現するのみではなく、除
振マウント6として以下に説明するような除振機能が得
られる。すなわち、図3において、弾性体(コイルバ
ネ)1の共振周波数f0は、近似的に式(1)であらわ
される。 f0=5/√たわみ量(cm)・・・・(1)
【0025】また、図3(a)に示すコイルばね12
と、粘弾性体3との組み合わせにおける除振マウント6
の減衰dBは、除振マウント6の上端をU、下端をDと
して、式(2)のとおりである。 dB=20logUの振動/Dの振動・・・(2)
【0026】図3(b)において、曲線Aは、コイルば
ね12の共振周波数がf0のときのコイルばね12の振
動伝達特性を示している。図は、説明を分かりやすくす
るため、サージングの波形は図示を省略してある。
(1)式により、曲線Aにおける共振周波数f0を下げ
るには、鉛直方向のたわみ量を大きくすることである。
【0027】共振周波数f0を下げることによって、曲
線Bのように共振周波数f0を頂点とした領域の共振倍
率が上昇する。共振周波数f0を下げることによって上
昇した弾性体の共振倍率は、そのコイルばねに粘弾性体
3を組合せることによって、下げることができる。曲線
Cは、曲線Bの特性のコイルばね1に粘弾性体3を組合
わせた除振マウント6の特性を示している。
【0028】図に明らかな通り、曲線Bは、曲線Aより
も共振周波数が低下するが、コイルばね12に粘弾性体
3を組合せた除振マウント6の減衰曲線Cは、曲線Bよ
りも共振周波数が増大するものの、曲線Aの共振周波数
に匹敵し、かつ共振倍率が大幅に低下して優れた減衰性
能の振動伝達特性が得られる。なお、説明を分かりやす
くするため、サージング波形は図示を省略してある。
【0029】以上に明らかなとおり、空気ばね1のベロ
ーズ2内に、柱状の粘弾性体3を設置することによっ
て、粘弾性体3の有する粘弾性の性質を生かして有効な
減衰特性が得られ、さらに粘弾性体にコイルばねを組合
せることにより、レベル変動の復帰特性を改善するとと
もに、共振倍率を大幅に低下させてその減衰性能を大幅
に改善できる。
【0030】すなわち、図4において、X−Yステージ
のような機械の動きによって、重量がテーブル7上で位
置移動する機器類16をテーブル7上に搭載した場合、
機器16の固定部分を含むテーブル7の重量をM、機器
16の位置移動する部分(以下「位置移動する構成物と
いう」の重量をmとすると、4本の脚に組み込まれた各
空気ばね1にかかる総重量は、「位置移動する構成物」
の荷重(m)と、「位置移動する構成物」を除いたテー
ブル7の重量(M)との合計値となる。「位置移動する
構成物」を除いたテーブル7の重量(M)は、専らコイ
ルばね12に支えられ、コイルばね12は、「位置移動
する構成物」を除いた機器類の重量(M)と釣り合いを
保っている。
【0031】各空気ばね1のそれぞれのベローズ2は、
コイルばね12が一定量圧縮された状態で「位置移動す
る構成物」の位置によって変化する荷重を受けて個々に
収縮、膨張する。各脚の空気ばね1のベローズ2の膨張
・収縮によって、テーブル7に傾き(揺れ)が生じる
が、設定された水平レベルに安定するまでの過渡的な振
動・振幅は、空気ばね12に組み込まれた粘弾性体3に
よって、効率よく短時間で減衰される。空気ばね1の空
気圧によって支持される荷重の大きさ、すなわち、「位
置移動する構成物」の荷重(m)は、最大で総重量のせ
いぜい30%程度である。
【0032】本発明によれば、最大で総重量の30%程
度の「位置移動する構成物」の荷重(m)をベローズ2
に圧入する空気圧で支えるようにすればよいため、小容
量のベローズを低い空気圧で利用することが可能とな
り、応答性に優れたレベル調整機能を実現できる。
【0033】さらに、この実施形態においては、上段プ
レート4と、下段プレート5間に生ずる水平方向の相対
変位のエネルギーを吸収させる手段として揺動ダンパ1
5を組みつけている。すなわち、上段プレート4にはブ
ラケット13を立ち下げ、下段プレート5には、ステー
14を立ち上げ、ステー14に支持させた揺動ダンパ1
5をブラケット13に圧接させる。揺動ダンパ15は、
図1(b)に示すようにX−Y平面の2箇所に設ける。
【0034】揺動ダンパ15は、棒状の粘弾性体であ
る。揺動ダンパ15をブラケット13と、ステー14と
に跨って保持させ、上段プレート4と、下段プレート5
間に水平姿勢に介在させることによって、機器の動作の
反力を受けてテーブル7が水平面(X−Y平面)でX方
向あるいはY方向に大きく揺れた場合に、揺動ダンパ1
5の粘性性質によってテーブル7に抵抗を与える。これ
によって、テーブル7の揺れのエネルギーが吸収され、
テーブル7の揺れを速やかに停止させることができる。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明は、空気ばねのベロ
ーズによって形成される空気室内に柱状の粘弾性体を設
置し、空気室の圧縮時、膨張時に粘弾性体による抵抗を
付与してレベル変動時の減衰特性を得るものであり、粘
弾性体は、ベローズ内に収納されるため、従来の空気ば
ねのように減衰機構として補助タンクや、オイルダンパ
を付設するための設置スペースや、その制御機構は全く
不要であり、流体の制御系にも厄介な調整は不要であ
る。
【0036】また、本発明によるときには、粘弾性体
と、コイルばねとの組合せを除振マウントとしてベロー
ズ内に並列に設置することにより、圧縮変形したベロー
ズの復元力を補完し、同時に空気ばねを一定形態に保形
することができ、併せて共振倍率を大幅に低下させて減
衰性能を改善することができる。さらに、揺動ダンパを
用いて上板と下板間に生ずる水平方向の相対変位にもと
づく振動・振幅を減衰させることにより、レベル調整具
としての空気ばねの性能をより向上できる効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明による空気ばねの1実施形態
を示す断面側面、(b)は同一部断面平面図である。
【図2】本発明の基本的構成を示す図である。
【図3】(a)は、除振マウントの基本的構成を示す
図、(b)は、コイルばね及び除振マウントの減衰特性
を示す図である。
【図4】空気ばねに作用する荷重の様子を示す図であ
る。
【図5】空気の粘性抵抗を利用した減衰特性を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 空気ばね 2 ベローズ 3 粘弾性体 4 上段プレート 5 下段プレート 6 除振マウント 7 テーブル 8 送気管 9 メカニカルバルブ 10 スイッチ 11 ドレン 12 コイルばね 13 ブラケット 14 ステー 15 揺動ダンパ 16 機器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粘弾性体を有する空気ばねであって、 空気ばねの空気室は、ベローズによって形成され、 粘弾性体は、柱状をなし、ベローズの上下に取付けられ
    た上段プレートと下段プレート間に設置され、ベローズ
    に加えられる水平・鉛直両方向の微振動・振幅を減衰さ
    せるものであることを特徴とする空気ばね。
  2. 【請求項2】 ベローズの上段プレートと下段プレート
    間に設置された粘弾性体と並列にコイルばねを有し、 コイルばねは、圧縮変形したベローズの復元力を補完す
    るものであることを特徴とする請求項1に記載の空気ば
    ね。
  3. 【請求項3】 粘弾性体は、コイルばねの中空部内に設
    置されて内外同心上に配置されているものであることを
    特徴とする請求項2に記載の空気ばね。
  4. 【請求項4】 揺動ダンパを有し、 揺動ダンパは、棒状の粘弾性体であり、上段プレートと
    下段プレート間に生ずる水平方向の相対変位によるエネ
    ルギーを吸収させるものであることを特徴とする請求項
    1に記載の空気ばね。
  5. 【請求項5】 ベローズ内に除振マウントを有する空気
    ばねであって、 除振マウントは、粘弾性体と、コイルばねとを並列に組
    合せたものであり、 粘弾性体3には、ベローズに加えられる振動・振幅を減
    衰させる機能を受け持たせ、 コイルばねには、圧縮変形したベローズの復元力を補完
    し、同時に空気ばねを一定形態に保形する機能を受け持
    たせるものであることを特徴とする空気ばね。
  6. 【請求項6】 ベローズ内に除振マウントを有する空気
    ばねであって、 除振マウントは、粘弾性体と、コイルばねとを並列に組
    合せたものであり、共振倍率を大幅に低下させて減衰性
    能を改善するものであることを特徴とする空気ばね。
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