JP2010132430A - ステープル用紙束の排出機構 - Google Patents

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Kunihiro Nagasawa
邦浩 長澤
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Abstract

【課題】用紙束の乱れやしわを発生させずに、用紙束を排出することのできる用紙束の排出機構を提供する。
【解決手段】ステープル枚数により、ペーパガイド8を開閉させることにより、従動ローラ部に設けられたバネにて、用紙押付力を適切に変化させることにより、ステープル用紙束の針付近にダメージを発生させずに用紙束を排出させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、複写機、プリンターなどの画像形成装置より排出される記録紙にステープルなどの後処理を行なう画像形成後処理装置に関するものである。
各種の画像形成装置において、一般に、画像形成された用紙は排出ローラ、排出ベルト等の回転部材によって挟まれつつ搬送されて排出され、その下流側に設けられた排紙トレイ上に積み重ねられる。
近年、画像形成装置の各部の動作速度の上昇に伴って排紙速度も上昇している。従来の排紙装置は、1枚ずつの用紙を排出するシート排出に適したものである。
特開2005−35697号公報
用紙束排出の場合に前述の方法を適用すると、排出途中で排出ローラの回転速度を変化させこととなるので、用紙束中のローラに接している最上部と最下部の各1枚ずつの用紙に負担がかかる。そのため、用紙束の乱れやしわの発生の原因となるという問題点があった。
本発明は、上記の問題点に鑑み、用紙束の乱れやしわを発生させずに用紙束を排出することのできる用紙束の排出機構を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1の手段は、ステープル枚数に応じてペーパガイドを開閉させることにより、従動ローラ部に設けられたバネで用紙押付力を変化させることを特徴とするものである。
本発明の第2の手段は前記第1の手段において、前記用紙束のステープルの針位置から10mm〜20mm手前で従動ローラの用紙押付力を600g以下に制御することを特徴とするものである。
本発明の第3の手段は前記第1の手段において、前記用紙束の枚数が11枚以上の場合は用紙束先端が従動ローラ部に到達する前に従動ローラが設けられたペーパガイドを開き、用紙束先端が30mm通過した時点でペーパガイドを閉じて用紙搬送力を付加させることを特徴とするものである。
本発明の第4の手段は前記第1の手段において、前記用紙の連量が20lb未満の場合、ステープル用紙束の先端が従動ローラと駆動ローラのニップ部に到達する前のペーパガイド開き角度は11枚〜50枚までの角度をAとし、51枚〜100枚までの角度をBとしたとき、前記開き角度AとBの関係はA<Bとなることを特徴とするものである。
前記第1の手段によれば、ステープル枚数によりペーパガイドを開閉させることにより、従動ローラ部に設けられたバネにて用紙押付力を適切に変化させることができ、ステープル用紙束の針付近にダメージを発生させずに用紙束を排出させることができる。
前記第2の手段によれば、用紙束のステープルの針位置から10mm〜20mm手前で従動ローラの用紙押付力を600g以下に制御することにより、ステープル用紙束の針付近にダメージを発生させずに用紙束を排出させることができる。
前記第3の手段によれば、用紙束の枚数が11枚以上の場合には用紙束先端が従動ローラ部に到達する前に従動ローラが設けられたペーパガイドを開き、用紙束先端が20mm〜40mm通過した時点でペーパガイドを閉じて用紙搬送力を付加させることにより、用紙束先端にダメージを発生させずに用紙束を排出させることができる。
前記第4の手段によれば、用紙の連量が20lb未満のステープル用紙束の先端が従動ローラ10と駆動ローラ12のニップ部に到達する前のペーパガイド8開き角度は11枚〜50枚までの角度をAとし、51枚〜100枚までの角度をBとしたとき開き角度AとBの関係をA<Bとすることにより、用紙の連量が20lb未満のステープル用紙束及び用紙の連量が135kg以上で用紙長が短い場合、例えば7インチ用紙などでも確実に排出させることができる。
本発明を後処理機の排紙装置に適用した実施例を図とともに説明する。図1は本発明の実施例に係る排紙搬送部の斜視図、図2はその排紙搬送部の側面図、図3はその排紙搬送部における従動ローラ付近の拡大斜視図である。
図中の1はモータ、2はギア、3は回転体、4はフォトセンサ、5,6,9はリンク、7,11はバネ、8はペーパガイド、10は従動ローラ、12は駆動ローラ、A,Bは開き角度である。
本体フレームに固定されたモータ1の軸に取り付けられたギア2が回転することにより回転体3を駆動させる。回転体3には回転角度を検出するためアクチュエータが取り付けられており、そのアクチュエータをフォトセンサ4が検出することにより、回転体3のホームポジションを検出し、そこから設定位置まで回転させることにより、リンク5及びリンク6、バネ7を介して、ペーパガイド8を開閉させる。
そのペーパガイド8にはリンク9に取り付けられた従動ローラ10が設けられており、そのリンク9とペーパガイド8の間にはバネ11を設けている。従動ローラ10の直下には駆動ローラ12が本体フレームにベアリングを介して固定されている。
通常、用紙が1枚の場合、ペーパガイド8は閉じた状態で排紙を行う。2枚〜10枚のステープル用紙束を排出する場合は、ステープル用紙束の針部が従動ローラ10と駆動ローラ12のニップ部手前10mm〜20mmまではペーパガイド8を閉じた状態で、その後ペーパガイド8を開き、従動ローラ10がステープル用紙束に対する押付力を600g以下に低減する。
一般に薄紙の方がしわが発生し易く、実験によれば連量45kgの用紙の10枚用紙束において、従動ローラ10がステープル用紙束に対する押付力を0〜600gにした場合はしわが発生せず、押付力が600gを超えるとしわが発生した。また、11枚以上はステープル用紙束の先端が従動ローラ10と駆動ローラ12のニップ部に到達する前にペーパガイド8を開き、その後ステープル用紙束の先端が従動ローラ10と駆動ローラ12のニップ部を20mm〜40mm通過後、ペーパガイド8を閉じ再びステープル用紙束の針部が従動ローラ10と駆動ローラ12のニップ部手前10mm〜20mmでペーパガイド8を開く。
実験によれば標準紙である連量55kgの用紙にてペーパガイド8を閉じた状態での排出可否確認を行ったところ、2枚束〜11枚束までは問題なく排出できたが、12枚束から排出できない場合が発生した。また、用紙の連量が20lb未満のステープル用紙束の先端が従動ローラ10と駆動ローラ12のニップ部に到達する前のペーパガイド8の開き角度は11枚〜50枚までの角度をAとし、51枚〜100枚までの角度をBとしたとき開き角度AとBの関係はA<Bとなる。実験によれば用紙の連量55kg〜135kg、用紙長7インチ〜8.5インチの用紙においてペーパガイド8の開き角度AとBを設けることにより問題なく排出できた。ただし、最大の厚みは11mmとする。
以上のようなペーパガイド8の開閉制御を行うことにより、ステープル用紙束の針付近にダメージを発生させずに用紙束を排出させることができる。
本発明の実施例に係る排紙搬送部の斜視図である。 その排紙搬送部の側面図である。 その排紙搬送部における従動ローラ付近の拡大斜視図である。
符号の説明
1はモータ、2はギア、3は回転体、4はフォトセンサ、5,6,9はリンク、7,11はバネ、8はペーパガイド、10は従動ローラ、12は駆動ローラ、A,Bは開き角度である。

Claims (4)

  1. ステープル枚数に応じてペーパガイドを開閉させることにより、従動ローラ部に設けられたバネで用紙押付力を変化させることを特徴とするステープル用紙束の排出機構。
  2. 請求項1に記載のステープル用紙束の排出機構において、前記用紙束のステープルの針位置から10mm〜20mm手前で従動ローラの用紙押付力を600g以下に制御することを特徴とするステープル用紙束の排出機構。
  3. 請求項1に記載のステープル用紙束の排出機構において、前記用紙束の枚数が11枚以上の場合は用紙束先端が従動ローラ部に到達する前に従動ローラが設けられたペーパガイドを開き、用紙束先端が30mm通過した時点でペーパガイドを閉じて用紙搬送力を付加させることを特徴とするステープル用紙束の排出機構。
  4. 請求項1に記載のステープル用紙束の排出機構において、前記用紙の連量が20lb未満の場合、ステープル用紙束の先端が従動ローラと駆動ローラのニップ部に到達する前のペーパガイド開き角度は11枚〜50枚までの角度をAとし、51枚〜100枚までの角度をBとしたとき、前記開き角度AとBの関係はA<Bとなることを特徴とするステープル用紙束の排出機構。
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