JP2010132409A - 検知装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

検知装置及びこれを備えた画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010132409A
JP2010132409A JP2008309867A JP2008309867A JP2010132409A JP 2010132409 A JP2010132409 A JP 2010132409A JP 2008309867 A JP2008309867 A JP 2008309867A JP 2008309867 A JP2008309867 A JP 2008309867A JP 2010132409 A JP2010132409 A JP 2010132409A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
sheet
sheets
detection device
contact surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008309867A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4811456B2 (ja
Inventor
Yoshiyuki Totsu
善行 十都
Yutaka Otsuka
豊 大塚
Yuta Tachibana
優太 橘
Shoichi Tsuge
昌一 柘植
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Business Technologies Inc
Original Assignee
Konica Minolta Business Technologies Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Business Technologies Inc filed Critical Konica Minolta Business Technologies Inc
Priority to JP2008309867A priority Critical patent/JP4811456B2/ja
Publication of JP2010132409A publication Critical patent/JP2010132409A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4811456B2 publication Critical patent/JP4811456B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)

Abstract

【課題】シート間の間隔が小さくなっても、後続のシートの先端を正確に検知できる検知装置及びこれを備えた画像形成装置を提供する。
【解決手段】回転部材28は、回転軸28bと、用紙P2の進路上に立設された接触面28cと、該回転軸28bから該接触面28cまでの距離よりも該回転軸28bから離れている大径部28dと、を有しており、用紙P2の該接触面28cに対する衝突によって回転させられることにより、該大径部28dが該用紙P2に接触して、該用紙P2の進路を変更させる。検知部32は、用紙P2が大径部28dにより押し上げられたことを検知することにより、用紙P2の先端を検知する。
【選択図】図2

Description

本発明は、検知装置及びこれを備えた画像形成装置に関し、より特定的には、シートの先端を検知する検知装置及びこれを備えた画像形成装置に関する。
画像形成装置では、以下の理由により、複数のシートを連続して搬送する際に、シート間の隙間の大きさをできるだけ小さくすることが望ましい。より詳細には、画像形成装置において、シート間の隙間が通過している期間においても搬送ローラや転写ベルト等が回転する。そのため、シート間の隙間の大きさが相対的に大きい場合には、シート間の隙間の大きさが相対的に小さい場合に比べて、搬送ローラや転写ベルト等の走行距離が長くなり、搬送ローラや転写ベルト等が劣化し易い。更に、シート間の隙間の大きさが相対的に大きい場合には、シート間の隙間の大きさが相対的に小さい場合に比べて、生産性が低くなってしまう。よって、複数のシートを連続して搬送する際に、シート間の隙間の大きさをできるだけ小さくすることが望ましい。
ところで、画像形成装置では、シートに画像を転写するタイミングを調整するために、搬送経路の所定位置において、シートの先端を検知する必要がある。シートの先端の検知は、例えば、図7に示す従来の検知装置200を用いて行われている。図7は、従来の検知装置200の構成図である。以下に、検知装置200について図7を参照しながら説明する。
検知装置200は、図7に示すように、検知爪202及びセンサ204により構成されている。検知爪202は、図7に示すように、その上端を中心として回転可能に支持された爪である。センサ204は、図示しない発光部と受光部とを備えている。センサ204は、発光部と受光部との間が遮られていない状態において、ハイレベルの電圧を有する信号を出力し、発光部と受光部との間が遮られている状態において、ローレベルの電圧を有する信号を出力する素子である。
検知爪202は、図7(b)に示すように、シートP1,P2が検知爪202の直下を通過している場合には、該シートP1,P2により押し上げられている。この場合、センサ204の発光部と受光部との間が、検知爪202により遮られ、センサ204は、ローレベルの信号を出力する。一方、検知爪202は、図7(a)に示すように、シートP1,P2が検知爪202の直下を通過していない場合(すなわち、シートP1,P2の隙間が通過している場合)には、自重により下方へと垂れ下がる。この場合、センサ204の発光部と受光部との間が、検知爪202により遮られなくなり、センサ204は、ハイレベルの信号を出力する。したがって、検知装置200では、画像形成装置の制御部が、信号がハイレベルからローレベルに切り替わることを検知することにより、シートP2の先端を検知することができる。
しかしながら、前記検知装置200では、シートP1,P2間の隙間を小さくした場合において、制御部がシートP2の先端を検知できないおそれがある。より詳細には、図7(b)に示すように、シートP1,P2間の隙間が小さい場合には、該隙間が検知爪202の直下を通過するのにかかる時間が短くなる。そのため、検知爪202は、シートP1,P2間の隙間に落下する前に、用紙P2によって上側に押し戻される。その結果、センサ204から出力される信号が変化せず、シートP2の先端が検知されない。
なお、シートの先端を検知する検知装置としては、例えば、特許文献1に記載の用紙エッジ部検出構造が知られている。しかしながら、該用紙エッジ検出構造では、センサと用紙との距離を一定に保って、用紙の波うちやカール等の影響を受けにくくしているに過ぎない。そのため、特許文献1には、シートP1,P2間の距離が小さくなった場合において、シートP2の先端をどのように検知するかについては、言及されていない。
実開平5−86945号公報
そこで、本発明の目的は、シート間の間隔が小さくなっても、後続のシートの先端を正確に検知できる検知装置及びこれを備えた画像形成装置を提供することである。
本発明の一形態に係る検知装置は、回転軸と、シートの進路上に立設された接触面と、該回転軸から該接触面までの距離よりも該回転軸から離れている大径部と、を有する回転体であって、該接触面に対する該シートの接触によって回転させられることにより、該大径部が該シートに接触して、該シートの進路を変更させる回転体と、前記シート又は前記回転体の動作を検知することにより、該シートの先端を検知する検知手段と、を備えていること、を特徴とする。
本発明の一形態に係る画像形成装置は、複数のシートを重ねた状態で格納するトレイと、前記トレイから1枚ずつ前記シートを取り出して搬送する搬送手段と、前記搬送手段により搬送されてくるシートの先端を検知する前記検知装置と、を備えていること、を特徴とする。
以下に、本発明の一実施形態に係る検知装置及び画像形成装置について説明する。
(画像形成装置の構成)
以下に、本発明の一実施形態に係る検知装置を備えた画像形成装置について図面を参照しながら説明する。図1は、該画像形成装置1の全体構成を示した図である。
画像形成装置1は、電子写真方式によるカラープリンタであって、いわゆるタンデム式で4色(Y:イエロー、M:マゼンタ、C:シアン、K:ブラック)の画像を合成するように構成したものである。該画像形成装置1は、画像データに基づいて、用紙(シート)Pに画像を形成する機能を有し、印刷部2、給紙部15、タイミングローラ20、定着装置22、排紙トレイ23及び検知装置26a,26bを備えている。
給紙部15は、用紙Pを1枚ずつ供給する役割を果たし、用紙トレイ16、給紙ローラ17及び捌きローラ18を含む。用紙トレイ16は、印刷前の状態の複数枚の用紙Pを重ねて格納する。給紙ローラ17及び捌きローラ18は、搬送手段を構成している。具体的には、給紙ローラ17は、用紙トレイ16に載置された用紙Pを1枚ずつ取り出す。捌きローラ18は、給紙ローラ17が取り出した用紙Pを1枚ずつ捌くと共に、捌いた1枚の用紙Pを搬送する。タイミングローラ20は、捌きローラ18により搬送されてきた用紙Pを印刷部2へと搬送する。
印刷部2は、タイミングローラ20から搬送されてくる用紙Pにトナー画像を形成し、図1に示すように、作像部24Y,24M,24C,24K、1次転写ローラ8Y,8M,8C,8K、中間転写ベルト11、駆動ローラ12、従動ローラ13、2次転写ローラ14及びクリーニング装置21を含んでいる。また、作像部24Y,24M,24C,24Kは、感光体ドラム4Y,4M,4C,4K、帯電器5Y,5M,5C,5K、露光装置6Y,6M,6C,6K、現像装置7Y,7M,7C,7K及びクリーナー9Y,9M,9C,9Kを含んでいる。なお、以下では、感光体ドラム、帯電器、露光装置、現像装置、1次転写ローラ、クリーナー、及び、作像部のそれぞれを総称する場合には、単に、感光体ドラム4、帯電器5、露光装置6、現像装置7、1次転写ローラ8、クリーナー9、及び、作像部24と記載し、個別の感光体ドラム、帯電器、露光装置、現像装置、1次転写ローラ、クリーナー、及び、作像部を指す場合には、感光体ドラム4Y,4M,4C,4K、帯電器5Y,5M,5C,5K、露光装置6Y,6M,6C,6K、現像装置7Y,7M,7C,7K、1次転写ローラ8Y,8M,8C,8K、クリーナー9Y,9M,9C,9K、及び、作像部24Y,24M,24C,24Kと記載する。
帯電器5は、感光体ドラム4の周面を帯電させる。露光装置6は、露光制御部(図1には図示せず)の制御により、レーザを照射する。これにより、感光体ドラム4の周面には静電潜像が形成される。すなわち、帯電器5及び露光装置6は、感光体ドラム4の周面に静電潜像を形成する静電潜像形成手段としての役割を果たしている。
現像装置7は、感光体ドラム4にトナーを付与して、該複数の感光体ドラム4の周面にトナー画像を形成する現像手段としての役割を果たす。より詳細には、現像装置7は、トナーを収納しており、該トナーを撹拌等することにより負に帯電させる。そして、現像装置7は、現像ローラによりトナーを感光体ドラム4近傍まで搬送する。この際、負に帯電したトナーは、静電潜像による電界の影響を受けて、現像ローラから感光体ドラム4へと移動する。これにより、感光体ドラム4の周面にはトナー画像が形成される。
中間転写ベルト11は、駆動ローラ12と従動ローラ13との間に張り渡されており、感光体ドラム4に形成されたトナー画像が1次転写される。1次転写ローラ8は、中間転写ベルト11の内周面に接するように配置されており、図示しない電圧印加部から1次転写電圧が印加されることにより、感光体ドラム4に形成されたトナー画像を中間転写ベルト11に1次転写する役割を果たす。クリーナー9は、1次転写後に感光体ドラム4の周面に残存したトナーを回収する役割を果たす。駆動ローラ12は、中間転写ベルト駆動部(図1には記載せず)により回転させられることにより、中間転写ベルト11を駆動させる。これにより、中間転写ベルト11は、トナー画像を2次転写ローラ14まで搬送する。
2次転写ローラ14は、中間転写ベルト11と対向することによりニップ部Nを形成していると共に、中間転写ベルト11が搬送してきたトナー画像を、タイミングローラ20から搬送されニップ部Nを通過する用紙Pに2次転写する。クリーニング装置21は、用紙Pへのトナー画像の2次転写後に、中間転写ベルト11に残存したトナーを除去する。
トナー画像が2次転写された用紙Pは、定着装置22に搬送される。定着装置22は、用紙Pに対して加熱処理及び加圧処理を施すことにより、トナー画像を用紙Pに定着させる。排紙トレイ23には、印刷済みの用紙Pが載置される。
ところで、画像形成装置1では、捌きローラ18とタイミングローラ20との間に、用紙Pの先端を検知するための検知装置26a,26bが設けられている。以下に、第1の実施形態及び第2の実施形態に係る検知装置26a,26bについて説明する。
(第1の実施形態)
以下に、図面を参照しながら、第1の実施形態に係る検知装置26aについて図面を参照しながら説明する。図2は、第1の実施形態に係る検知装置26aの構成を示した図である。図2では、用紙P1,P2が搬送されていく様子が示されている。また、図2では、理解の容易のために、図1の検知装置26aを時計回りに90度回転させて表記してある。図3は、用紙P2及び回転部材28を平面視した図である。
検知装置26aは、図2に示すように、回転部材28、ばね30、検知部32及びガイドG1,G2により構成されている。ガイドG1は、捌きローラ18により搬送されてくる用紙Pを回転部材28に導く。
回転部材28は、カムであり、検知装置26a内において、用紙P1,P2よりも、用紙トレイ16内の複数枚の用紙Pが重ねられている方向の下方向に対応する方向(すなわち、図2の下方向)に位置している。該回転部材28は、図2に示すように、本体28a及び回転軸28bにより構成されている。
本体28aは、円板状の部材である。回転軸28bは、本体28aの中心に設けられ、検知装置26aに支持されている。これにより、本体28aは、回転軸28bを中心として回転することができる。また、本体28aは、その周面において、接触面28c及び大径部28dを有している。接触面28cは、図2に示すように、用紙P2の進路上に立設されており、用紙P2の厚みの1倍以上2倍以下の高さを有している(図2では、理解の容易のために、接触面28cは実際よりも高く図示してある)。
大径部28dは、回転軸28bから接触面28cまでの距離r2よりも回転軸28bから大きく離れた(距離r1)場所に位置する本体28aの周面である。ここでの回転軸28bから接触面28cまでの距離r2とは、回転軸28bから接触面28cまでの最短距離を指す。回転部材28は、用紙P2の接触面28cに対する接触によって回転させられることにより(図2(a)参照)、大径部28dが用紙P2に接触して、用紙P2の進路を変更させる(図2(b)参照)。
また、回転部材28は、図3に示すように、用紙P2の搬送方向に垂直な方向に所定の間隔を空けて2つ設けられている。
ばね30は、一端が本体28aに接続されていると共に、他端が検知装置26aに接続されている。そして、ばね30は、図2(c)に示すように、用紙P2の進路が変更された後に、接触面28cが用紙Pの進路上に復帰するように、回転部材28に対して付勢力を及ぼす弾性体である。
検知部32は、用紙P2が接触面28cに接触してから(図2(a)参照)、用紙P2の進路が変更されるまで(図2(b)参照)の間において、用紙P2又は回転部材28の動作を検知することにより、用紙P2の先端を検知する検知手段である。本実施形態では、検知部32は、用紙P2の進路が変更されたことを検知し、発光部32a及び受光部32bにより構成されている。発光部32aは、ビームを用紙P2の先端近傍に照射する。該ビームは、用紙P2にて反射する。受光部32bは、この反射してきたビームを受光する。受光部32bは、ビームを受光した位置によって用紙P2の進路が変更されたか否かを検知している。具体的には、用紙P2の進路が変更される前には、ビームは、図2(a)に示すように、受光部32bの位置p1に入射している。用紙P2の進路が変更されると、用紙P2が図面の上側に変位する(図2(b)参照)。そのため、用紙P2におけるビームの照射位置が変化し、受光部32bにおいてビームが入射する位置も位置p1から位置p2へと変化する。そこで、受光部32bは、ビームが入射する位置の変化を検知することにより、用紙P2の先端を検知する。
ガイドG2は、回転部材28を通過した用紙P1,P2を図1のタイミングローラ20に導く。
以上のように構成された検知装置26aの動作について、以下に図面を参照しながら説明する。
図2(a)に示すように、用紙P1が先行して搬送され、用紙P2が用紙P1に続いて搬送されている。図2(a)において、用紙P1は、図1のタイミングローラ20により搬送され、用紙P2は、図1の捌きローラ18により搬送されている。そして、用紙P2の先端が接触面28cに接触する。この状態では、発光部32aから照射されたビームは、受光部32bの位置p1に入射している。
用紙P2の先端が接触面28cに接触した後、用紙P2が捌きローラ18により更に搬送されることにより、回転部材28は、図2(b)に示すように、用紙P2によって回転させられる。ここで、回転軸28bから大径部28dまでの距離r1は、回転軸28bから接触面28cまでの距離r2よりも大きい。そのため、大径部28dが用紙P2に接触すると、用紙P2は、大径部28dにより図2の上方向に押し上げられる。これにより、発光部32aから照射されたビームは、受光部32bの位置p2に入射するようになる。これにより、検知部32は、用紙P2の先端を検知する。
用紙P2が捌きローラ18により更に搬送されると、図2(c)に示すように、用紙P2の先端と接触面28cとの接触が解除される。これにより、用紙P2の先端は、ガイドG2内を進行していく。また、回転部材28は、ばね30の付勢力により、接触面28cが用紙Pの進路上に復帰するように回転させられる。この後、用紙P2の後続の用紙P3の先端の検知が行われる。
以上のように構成された検知装置26a及びこれを備えた画像形成装置1によれば、用紙P1,P2間の間隔が小さくなっても、用紙P2の先端を正確に検知できるようになる。より詳細には、接触面28cは、図2に示すように、用紙P2の進路上に設けられていると共に、ばね30により安易に変位しないように保持されている。そのため、捌きローラ18により搬送されてくる用紙P2の先端は、用紙P1,P2間の隙間が小さくても、必ず接触面28cに接触するようになる。その後、用紙P2が大径部28dにより押し上げられて、用紙P2の進路が変更される。よって、用紙P2の進路も必ず変更されるようになる。そこで、検知部32は、用紙P2の進路が変更されたことを検知することによって、用紙P2の先端を確実に検知することが可能となる。更に、検知装置26aでは、用紙P2の先端が検知された後に、用紙P2の進路が回転部材28により変更されている。そのため、用紙P2は、検知装置26aによって先端の検知が行われた後、紙詰まりを起こすことなく、用紙P1に続いて搬送されるようになる。
また、検知装置26aでは、以下に説明するように、用紙P1,P2が重なっていても、用紙P2の先端を検知することができる。より詳細には、用紙Pは、用紙トレイ16に重なった状態で格納されており、上に積み重ねられた用紙Pから順に搬送される。そのため、用紙P2は、用紙P1と重なっている場合には、図2の状態において用紙P1の下側に位置する。そこで、回転部材28は、検知装置26a内において、用紙P1,P2よりも、用紙トレイ16内の複数枚の用紙Pが重ねられている方向の下方向に対応する方向(すなわち、図2の下方向)に設けられている。これにより、用紙P1に用紙P2が重なっていたとしても、接触面28cは、用紙P2の先端に必ず接触するようになる。その結果、検知装置26aでは、用紙P1,P2が重なっていても、用紙P2の先端を検知することが可能となる。
また、検知装置26aでは、図2に示すように、捌きローラ18により搬送されてくる用紙P2を接触面28cに導くガイドG1が設けられている。そのため、用紙P2の先端がより確実に接触面28cに接触するようになる。その結果、検知装置26aでは、用紙P2の先端をより確実に検知することができるようになる。
(第2の実施形態)
以下に、図面を参照しながら、第2の実施形態に係る検知装置26bについて図面を参照しながら説明する。図4は、第2の実施形態に係る検知装置26bの構成を示した図である。図4では、理解の容易のために、図1の検知装置26bを時計回りに90度回転させて表記してある。
検知装置26aと検知装置26bとの相違点は、回転部材28の形状である。検知装置26bでは、接触面28c及び大径部28dが複数設けられている。また、大径部28dは、接触面28cの端部の内、回転軸28bから離れている方の端部により構成されている。該検知装置26bでは、用紙Pが1枚通過する毎に、回転部材28が時計回りに所定角度(図4では45度)だけ回転して、接触面28c及び大径部28dが1つずつ送られる。そのため、回転軸28bは、爪送り機構により支持されている。以上のような構成を有する検知装置26bは、検知装置26aと同じ作用効果を奏することができる。なお、検知装置26bのその他の構成は、検知装置26aのその他の構成と同じであるので、説明を省略する。
(検知部の変形例)
以下に、図面を参照しながら、検知部32の変形例について説明する。図5は、検知部32の第1の変形例を示した図である。図6は、検知部32の第2の変形例を示した図である。回転部材は第1の実施形態における回転部材28と同様に構成されている。
第1の変形例に係る検知部32は、回転部材28が回転したことを検知することにより、用紙P2の先端を検知する。具体的には、本体28aには、図5に示すように、紙面手前側に突出している突起28eが設けられている。また、突起28e近傍には、検知部32が設けられている。検知部32は、発光部32a及び受光部32bを備えている。用紙P2の先端が接触面28cに接触していない状態では、図5(a)に示すように、突起28eは、発光部32aと受光部32bとの間の外に位置している。一方、用紙P2の先端が接触面28cに接触して、回転部材28が回転した場合には、図5(b)に示すように、突起28eは、発光部32aと受光部32bとの間に位置する。よって、検知部32は、受光部32bがビームを受光しなくなったことによって、回転部材28が回転したことを検知すると共に、用紙P2の先端を検知する。
第2の変形例に係る検知部32は、用紙P2の先端が接触面28cに接触したことを検知することにより、用紙P2の先端を検知する。具体的には、検知部32は、接触面28cに設けられた圧電素子である。検知部32は、用紙P2の先端が接触した場合には、相対的に高い電圧の信号を出力する。以上のような構成によっても、用紙P2の先端を検知することができる。
画像形成装置の全体構成を示した図である。 第1の実施形態に係る検知装置の構成を示した図である。 用紙P2及び回転部材を平面視した図である。 第2の実施形態に係る検知装置の構成を示した図である。 検知部の第1の変形例を示した図である。 検知部の第2の変形例を示した図である。 従来の検知装置の構成図である。
符号の説明
G1,G2 ガイド
P,P1,P2 用紙
1 画像形成装置
26a,26b 検知装置
28 回転部材
28a 本体
28b 回転軸
28c 接触面
28d 大径部
30 ばね
32 検知部
32a 発光部
32b 受光部

Claims (9)

  1. 回転軸と、シートの進路上に立設された接触面と、該回転軸から該接触面までの距離よりも該回転軸から離れている大径部と、を有する回転体であって、該接触面に対する該シートの接触によって回転させられることにより、該大径部が該シートに接触して、該シートの進路を変更させる回転体と、
    前記シート又は前記回転体の動作を検知することにより、該シートの先端を検知する検知手段と、
    を備えていること、
    を特徴とする検知装置。
  2. 前記シートの進路が変更された後に、前記接触面が前記シートの進路上に復帰するように、前記回転体に対して付勢力を及ぼす弾性体を、
    更に備えていること、
    を特徴とする請求項1に記載の検知装置。
  3. 前記検知手段は、前記シートの進路が変更されたことを検知すること、
    を特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の検知装置。
  4. 前記検知手段は、前記シートの先端が前記接触面に接触したことを検知すること、
    を特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の検知装置。
  5. 前記検知手段は、前記接触面に設けられた圧電素子であること、
    を特徴とする請求項4に記載の検知装置。
  6. 前記検知手段は、前記回転体が回転したことを検知すること、
    を特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の検知装置。
  7. 前記シートを前記接触面に導くガイドを、
    更に備えていること、
    を特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の検知装置。
  8. 複数のシートを重ねた状態で格納するトレイと、
    前記トレイから1枚ずつ前記シートを取り出して搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段により搬送されてくるシートの先端を検知する請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の検知装置と、
    を備えていること、
    を特徴とする画像形成装置。
  9. 前記回転軸は、前記検知装置内において、前記シートよりも、前記トレイ内の前記複数のシートが重ねられている方向の下方向に対応する方向に位置していること、
    を特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
JP2008309867A 2008-12-04 2008-12-04 検知装置及びこれを備えた画像形成装置 Expired - Fee Related JP4811456B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008309867A JP4811456B2 (ja) 2008-12-04 2008-12-04 検知装置及びこれを備えた画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008309867A JP4811456B2 (ja) 2008-12-04 2008-12-04 検知装置及びこれを備えた画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010132409A true JP2010132409A (ja) 2010-06-17
JP4811456B2 JP4811456B2 (ja) 2011-11-09

Family

ID=42344125

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008309867A Expired - Fee Related JP4811456B2 (ja) 2008-12-04 2008-12-04 検知装置及びこれを備えた画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4811456B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019111942A1 (ja) * 2017-12-05 2019-06-13 株式会社Ihi シート隙間検出装置、シート隙間検出方法、及びシート溶着方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0363195A (ja) * 1989-08-02 1991-03-19 Dainippon Printing Co Ltd 刷本逆ラップ方法及び装置
JP2000118788A (ja) * 1998-10-19 2000-04-25 Canon Inc シート搬送装置及び画像形成装置
JP2001206587A (ja) * 2000-01-28 2001-07-31 Canon Inc シート搬送装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2006082938A (ja) * 2004-09-16 2006-03-30 Canon Inc シート搬送装置及び該装置を備えた画像形成装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0363195A (ja) * 1989-08-02 1991-03-19 Dainippon Printing Co Ltd 刷本逆ラップ方法及び装置
JP2000118788A (ja) * 1998-10-19 2000-04-25 Canon Inc シート搬送装置及び画像形成装置
JP2001206587A (ja) * 2000-01-28 2001-07-31 Canon Inc シート搬送装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2006082938A (ja) * 2004-09-16 2006-03-30 Canon Inc シート搬送装置及び該装置を備えた画像形成装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019111942A1 (ja) * 2017-12-05 2019-06-13 株式会社Ihi シート隙間検出装置、シート隙間検出方法、及びシート溶着方法
JP2019100918A (ja) * 2017-12-05 2019-06-24 株式会社Ihi シート隙間検出装置、シート隙間検出方法、及びシート溶着方法
KR20200047667A (ko) * 2017-12-05 2020-05-07 가부시키가이샤 아이에이치아이 시트 간극 검출 장치, 시트 간극 검출 방법, 및 시트 용착 방법
CN111448441A (zh) * 2017-12-05 2020-07-24 株式会社Ihi 片材间隙检测装置、片材间隙检测方法以及片材熔接方法
CN111448441B (zh) * 2017-12-05 2022-03-01 株式会社Ihi 片材间隙检测装置、片材间隙检测方法以及片材熔接方法
KR102378756B1 (ko) 2017-12-05 2022-03-25 가부시키가이샤 아이에이치아이 시트 간극 검출 장치, 시트 간극 검출 방법, 및 시트 용착 방법
US11745969B2 (en) 2017-12-05 2023-09-05 Ihi Corporation Sheet space-detecting device, sheet space-detecting method, and sheet-welding method having a spacer that supports a rear end of a preceding first fiber reinforced plastic sheet and a front end of a following second fiber reinforced plastic sheet

Also Published As

Publication number Publication date
JP4811456B2 (ja) 2011-11-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2011048669A1 (ja) シート検知装置及び画像形成装置
US8971732B2 (en) Image forming apparatus with a sheet detection unit that detects a sheet in the conveyance path and in the storage unit
US20140361482A1 (en) Sheet detecting apparatus, sheet conveying apparatus, and image forming apparatus
JP6436715B2 (ja) シート搬送装置及び画像形成装置
JP4650564B2 (ja) シート搬送装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2011081164A (ja) 画像形成装置
JP2011201615A (ja) シート搬送装置および画像形成装置
JP5723856B2 (ja) 給紙装置、およびこれを備えた画像読取装置、画像形成装置
JP4811456B2 (ja) 検知装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2014109609A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP5341226B2 (ja) 画像形成装置
JP6003678B2 (ja) 画像形成装置
JP4811455B2 (ja) 検知装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2019203975A (ja) 定着装置および画像形成装置
JP5766260B2 (ja) シート検知装置及び画像形成装置
JP2014106466A (ja) 画像形成装置
JP2011059369A (ja) 画像形成装置
JP6391351B2 (ja) シート検出装置及び画像形成装置
JP6512772B2 (ja) シート排出装置及び画像形成装置
JP5865829B2 (ja) 画像形成装置
JP5660287B2 (ja) 記録媒体搬送装置及び画像形成装置
EP2574988B1 (en) Image forming apparatus with mechanism capable of moving transfer device with respect to toner image carrier
JP2010122552A (ja) カラー画像形成装置
JP5796910B2 (ja) 画像形成装置
JP6146919B2 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110722

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110726

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110808

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4811456

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140902

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees