JP2010130749A - レゾルバの接続構造、および電動モータ - Google Patents

レゾルバの接続構造、および電動モータ Download PDF

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Abstract

【課題】効果的に接続作業の効率化を図りつつ、確実にレゾルバステータと外部制御機器との接続を行うことができるレゾルバの接続構造、および電動モータを提供する。
【解決手段】センサターミナル54bとハーネス接続端子とを接続するレゾルバの接続構造であって、各センサターミナル54bの接続部62の首下に、それぞれレゾルバステータの角度変位に追随して変形する細幅部61を設けると共に、隣接する少なくとも2つの接続部62の首下を跨るように形成され、それぞれ細幅部61の間を所定の間隔で保持する保持部141を設けた。
【選択図】図7

Description

この発明は、レゾルバの接続構造、およびこれを利用した電動モータに関するものである。
一般に、電動モータとして、ステータ巻線が巻装されたステータと、ステータに対して回転自在に設けられ永久磁石を有するロータとを備え、外部電源からステータ巻線に通電することで形成される磁界と永久磁石との間に生じる磁気的な吸引力や反発力によってロータを回転させるブラシレスモータが知られている。ステータ、およびロータは、開口部を有するモータハウジングに内装されている。
モータハウジングの開口部には、これを閉塞するようにブラケットが設けられている。ブラケットの内面側には、ロータの回転角度を検出するための回転角度検出装置として、レゾルバが設けられる場合がある。レゾルバは、ロータの回転軸に固定され永久磁石を有するレゾルバロータと、レゾルバロータの外周を取り囲むように設けられたレゾルバステータとで構成される。レゾルバステータにはレゾルバ巻線が巻装されており、このレゾルバ巻線を外部制御機器に電気的に接続し、レゾルバロータとレゾルバステータとの間のギャップパーミアンスを測定することでロータの回転角度を検出することができるようになっている。
ところで、レゾルバ巻線と外部制御機器との接続は、リード線を介して行われる場合が多い。リード線の一端はブラケットの内部から外部に向かって引き出され、外部制御機器に接続されている。一方、リード線の他端はレゾルバ巻線に接続されている。
ここで、リード線とレゾルバ巻線との接続作業を容易にするために、レゾルバステータのベースモールド部に接続端子を埋設し、この接続端子の一端にレゾルバ巻線の端末部を巻回すると共に、接続端子の他端にリード線の他端を半田付けしたり溶接したりするように構成した技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
接続端子の他端には、リード線の他端を挿入可能な凹部が形成されており、ここにリード線の他端を挿入した後、半田付けや溶接を行うようになっている。すなわち、各リード線の他端をそれぞれ対応する接続端子の他端まで引き込んだ後、リード線の他端の芯線を接続端子の凹部に向けて折り曲げる。そして、各凹部にそれぞれ芯線を挿入し、各凹部内にてリード線の他端に半田付けや溶接を行う。このようにすることで、レゾルバ巻線とリード線との接続作業の効率化を図りつつ、両者を確実、かつ強固に接続しようとしている。
特開2008−125306号公報
しかしながら、上述の従来技術にあっては、各リード線の芯線をそれぞれ対応する接続端子の凹部に向けて折り曲げて挿入するので、このリード線の挿入作業が煩わしく、効果的に接続作業の効率化を図り難いという課題がある。
そこで、この発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、効果的に接続作業の効率化を図りつつ、確実にレゾルバステータと外部制御機器との接続を行うことができるレゾルバの接続構造、および電動モータを提供するものである。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載した発明は、ロータの回転角度を検出するためのレゾルバを構成するレゾルバステータのコイルに接続され、前記レゾルバステータと一体成形されている複数の接続端子と、前記ロータを回転自在に支持するブラケットに設けられたコネクタの複数のセンサターミナルとを備え、前記複数のセンサターミナルは、それぞれ前記コネクタから前記接続端子まで延在し、かつ前記接続端子の配置に対応して配列された状態で樹脂モールドされ、前記レゾルバステータは、前記複数の接続端子を被覆する絶縁性の端子ホルダを有し、この端子ホルダに前記複数のセンサターミナルの一端部を受け入れ可能な開口部を形成することで前記複数の接続端子を露出させ、前記センサターミナルの一端部を前記開口部にセットすることで、前記センサターミナルと前記接続端子とを接続するレゾルバの接続構造であって、各センサターミナルの一端部の首下に、それぞれ前記レゾルバステータの角度変位に追随して変形する易屈曲部を設けると共に、隣接する少なくとも2つの前記首下を跨るように形成され、それぞれ易屈曲部の間を所定の間隔で保持する保持部を設けたことを特徴とする。
この場合、請求項2に記載した発明のように、前記保持部は、隣接する3つの前記首下を跨るように形成されていてもよい。
このように構成することで、リード線に代わってセンサターミナルを用い、このセンサターミナルの一端部をレゾルバステータの開口部にセットするだけでレゾルバステータと外部制御機器に接続されるコネクタとを接続することができる。これに加え、センサターミナルとレゾルバステータの接続端子との接続にスポット溶接などを用いることが可能になる。
また、センサターミナルに易屈曲部を設けることで、レゾルバステータとセンサターミナルとを接続させた状態で容易にレゾルバステータの角度調整を行うことができる。
さらに、センサターミナルの一端部の首下に保持部を設けることによって、各易屈曲部の間を所定の間隔で保持できるので、少なくとも2つのセンサターミナルの一端部を同時にレゾルバステータの開口部にセットすることができる。
請求項3に記載した発明は、前記保持部の前記開口部に対応する部位に、前記開口部に圧入可能な凸部を設けたことを特徴とする。
このように構成することで、保持部の凸部をレゾルバステータの開口部に圧入するだけでセンサターミナルの一端部の抜け方向への移動を規制でき、位置決めを完了させることができる。
請求項4に記載した発明は、請求項1〜請求項3の何れかに記載のレゾルバの接続構造を用いて前記レゾルバステータの前記コイルと前記コネクタを電気的に接続し、前記ロータを回転させたときに、前記ロータに固定されたレゾルバロータの回転角度に応じて前記レゾルバに発生した信号が前記コネクタを通して出力されるように構成したことを特徴とする電動モータとした。
このように構成することで、効果的に接続作業の効率化を図りつつ、確実にレゾルバステータと外部制御機器との接続を行うことができる電動モータを提供することが可能になる。
請求項1、および請求項2に記載した発明によれば、リード線に代わってセンサターミナルを用い、このセンサターミナルの一端部をレゾルバステータの開口部にセットするだけでレゾルバステータと外部制御機器に接続されるコネクタとを接続することができる。これに加え、センサターミナルとレゾルバステータの接続端子との接続にスポット溶接などを用いることが可能になる。このため、半田付けと比較して組み立て作業性を向上させることができる。
また、センサターミナルに易屈曲部を設けることで、レゾルバステータとセンサターミナルとを接続させた状態で容易にレゾルバステータの角度調整を行うことができる。このため、より組み立て作業性を向上させることができる。
さらに、センサターミナルの一端部の首下に保持部を設けることによって、各易屈曲部の間を所定の間隔で保持できるので、少なくとも2つのセンサターミナルの一端部を同時にレゾルバステータの開口部にセットすることができる。このため、組み立て作業性をさらに向上させることができる。
請求項3に記載した発明によれば、保持部の凸部をレゾルバステータの開口部に圧入するだけでセンサターミナルの一端部の抜け方向への移動を規制でき、位置決めを完了させることができる。このため、さらに組み立て作業性を向上させることができる。
請求項4に記載した発明によれば、効果的に接続作業の効率化を図りつつ、確実にレゾルバステータと外部制御機器との接続を行うことができる電動モータを提供することが可能になる。
次に、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1、図2に示すように、ブラシレスモータ1は、例えば、電動パワーステアリング(EPS;Electric Power Steering)に用いられるものであって、有底筒状のモータハウジング2に内嵌固定されたステータ3と、ステータ3に対して回転自在に設けられたロータ4とを備え、モータハウジング2の開口部5に、これを閉塞するブラケット6がボルト26によって締結固定されている。
モータハウジング2の周壁7には、ステータ3が内嵌固定されている。モータハウジング2のエンド部(底部)8には、径方向中央にボス部9が形成され、ここに軸受け10が圧入されている。この軸受け10に、ロータ4の回転軸11の一端が回転自在に支持されている。
ステータ3は、略円筒状のステータコア12を有している。ステータコア12は、プレス加工によって略環状に打ち抜いた金属板(電磁鋼板)13をロータ4の軸方向に複数枚積層したものであって、コイル14を巻装するためのティース部15が放射状に複数形成されている。各ティース部15には、全周に渡って絶縁材であるインシュレータ16がそれぞれ装着され、このインシュレータ16上にコイル14が巻装されている。
ステータ3のエンド部8とは反対側には、バスバー21が複数配設されたバスバーユニット22が設けられている。このバスバーユニット22は、ステータ3のコイル14から引き出されたステータ巻線23と、外部電源(不図示)とを電気的に繋ぐ役割を有するものであって、バスバー21の一端には、ステータ巻線23が接続されている。
ロータ4は、回転軸11のステータ3に対応する部位に外嵌固定されているロータコア90を有している。ロータコア90は、金属板(電磁鋼板)が軸方向に積層されたものである。ロータコア90の径方向略中央には、回転軸21を圧入するための圧入孔92が形成されている。ロータコア90の外周側には、瓦状に形成された複数の永久磁石17が周方向に磁極が順番に変わるように配置されている。これら永久磁石17は、ロータコア90の周囲を取り囲むように形成されているマグネットホルダ93によって周方向の位置決めが行われるようになっている。
マグネットホルダ93は有底筒状に形成されており、エンド部(底部)93aがロータコア90の上面側、つまり、モータハウジング2のエンド部8側とは反対側を覆うように配置されている。マグネットホルダ93の周壁93bには、永久磁石17を受け入れ可能な切り欠き部(不図示)が形成されており、ここに永久磁石17が配置されることで永久磁石17の周方向の位置決めが行われる。マグネットホルダ93と永久磁石17の外周面はマグネットカバー95で被覆されている。
また、マグネットホルダ93には、エンド部93aの径方向中央に軸方向外方(図2における上側)に向かって突出するボス部100が形成されている。ボス部100の径方向中央には、回転軸11を挿入可能な挿入孔101が形成されている。また、ボス部100の先端には、軸方向に延出する舌片部102が一体成形されている。この舌片部102は、回転軸11の回転角度検出用のレゾルバ18を構成するレゾルバロータ19の周方向の位置決めを行うものである。レゾルバロータ19は、舌片部102によって周方向の位置決めが行われた状態で回転軸11に外嵌固定されている。
図1〜図3に示すように、ブラケット6は、樹脂製で平面視略円板状に形成されたものである。なお、樹脂としては、熱可塑性の結晶性プラスチックであるポリフェニレンサルファイド(PPS)樹脂を用いることが好ましい。しかしながら、これ以外の樹脂であってもよい。ブラケット6のモータハウジング2側には、モータハウジング2の周壁7に嵌合される筒状のハウジングインロー部28が設けられている。一方、ブラケット6のモータハウジング2とは反対側には、減速機等に嵌合される筒状の減速機インロー部29が設けられている。この減速機インロー部29の外周面29aには、Oリング(不図示)を取り付けるためのOリング溝30が形成されている。
ブラケット6の径方向中央には、ロータ4の回転軸11を挿通するための挿通孔31が形成され、ここに、金属製で有底筒状の軸受けハウジング32がインサート成形されている。軸受けハウジング32は、このエンド部32aが減速機インロー部29側に位置するように配置してある。エンド部32aの径方向中央には、ロータ4の回転軸11を挿通するための挿通孔33が形成されている。軸受けハウジング32の周壁32bには、軸受け34が内嵌固定されている。この軸受け34に、ロータ4の回転軸11の他端側が回転自在に支持されている。回転軸11の他端には、減速機等と回転軸11とを連結するためのジョイント89がスプライン嵌合されている。
また、ブラケット6の軸受け34とは反対側には、レゾルバロータ19に対応する位置にレゾルバ18を構成するレゾルバステータ20が配設されている。このレゾルバステータ20は、ブラケット6にボルト88、および取付部材115によって締結固定されたレゾルバホルダ35に内嵌されている。取付部材115には、ボルト88が螺入されるインサートナット86が埋設されている。
レゾルバホルダ35は、金属製で有底筒状に形成されたものである。この周壁35bの開口縁には、ボルト88に対応する位置に取付け座39が設けられている。取付け座39には、ボルト88が挿通可能であって、回転軸11を中心にして円弧状に形成された長孔49が設けられている。すなわち、レゾルバホルダ35は、ブラケット6と取付部材115とに挟持された状態で固定され、ボルト88は、軸受けハウジング32側から取付部材115に向かって螺入される。なお、軸受けハウジング32には、ボルト88に対応する位置に、これを挿通するためのカラー87が設けられている。
レゾルバステータ20は、このレゾルバホルダ35によってロータ4の軸方向、および径方向の移動が規制されるようになっている。レゾルバホルダ35は、ボルト88が長孔49内を移動できる分だけ、ロータ4の回転軸11を中心にして回動自在となっており、レゾルバステータ20の取付け角度を調整できるようになっている。すなわち、長孔49の周方向の長さによって、レゾルバステータ20の調整可能な角度が決定する。また、レゾルバホルダ35のエンド部35aには、ロータ4の回転軸11を挿通するための挿通孔36が形成されている。
ブラケット6の外周面6aには、モータハウジング2を固定するための雌ネジ部を有するインサートナット24が3箇所周方向に等間隔でインサート成形されている。また、ブラケット6の外周面6aに、ブラシレスモータ1を減速機等に固定するためのボルト孔25が3箇所周方向に等間隔で設けられている。ボルト孔25には、金属製のカラー27がインサート成形されている。
さらに、ブラケット6の外周面6aには、外部制御機器(不図示)に接続されレゾルバステータ20からの電気信号を取り出すためのセンサコネクタ37が一体成形されている。センサコネクタ37には、外側端に、外部制御機器に接続されている信号ケーブル(不図示)を嵌着可能な受け入れ口53が形成されている。また、ブラケット6の外周面6aには、外部電源(不図示)に接続されバスバーユニット22に電力を供給するためのパワーコネクタ38が一体成形されている。
ここで、図2〜図4に示すように、ブラケット6には、軸受けハウジング32の周囲を取り囲むように形成された略円環状の補強部材81がインサート成形されている。補強部材81は、樹脂で成形されたブラケット6の強度を向上させるためのものである。軸受けハウジング32と補強部材81との間は、複数の橋状の連結部(本実施形態では3本)82により連結されている。軸受けハウジング32、補強部材81、および連結部82で構成されたプレート部材83は、金属製の板材をプレス打ち抜きすることにより一体成形される。
また、プレート部材83の補強部材81には、外周側にブラケット6のボルト孔25に対応する位置に貫通孔75が形成され、ここにカラー27が圧入固定されている。さらに、補強部材81の外周側には、ブラケット6のインサートナット24に対応する位置に貫通孔76が形成され、ここにインサートナット24が圧入固定されている。これによって、プレート部材83と、カラー27、およびインサートナット24とが電気的に接続されるようになっている。
ここで、補強部材81は、レゾルバステータ20に対応する位置からブラケット6のセンサコネクタ37の受け入れ口53を臨む位置に至るまで延在するように形成されたセンサターミナルユニット56と、パワーコネクタ38を構成する板状の3つのパワーターミナル70とを位置決め可能になっている。すなわち、ブラケット6は、補強部材81を有するプレート部材83に、センサターミナルユニット56とパワーターミナル70とを配置した後、これらを樹脂モールドすることで形成されるようになっている。
各パワーターミナル70は、金属板からプレス加工等によって打ち抜かれたものであって、バスバーユニット22から露出する3つのバスバー21の端末部21a,21b,21c(図1参照)まで延出するように形成されている。そして、ブラケット6の端末部21a,21b,21cに対応する部位には開口部6bが形成されており、この開口部6bを介して各パワーターミナル70とバスバー21とが互いに接続されるようになっている。これよって外部からの電力がパワーコネクタ38、パワーターミナル70、およびバスバーユニット22を介してステータ3のコイル14に供給される。
各パワーターミナル70は、センサターミナルユニット56の後述する樹脂モールド部65によって補強部材81上に位置決めされた状態になっている(図4、図9参照)。
センサターミナルユニット56は、レゾルバステータ20と外部制御機器とを電気的に接続するためのものであって、2つのプリユニット56a,56bで構成され、これらプリユニット56a,56bが上下方向に重なり合っている。
図4、図5に示すように、2つのプリユニット56a,56bのうち、下段(図4における紙面奥側)のプリユニット56aは、導電性の3本のセンサターミナル54aと、これらセンサターミナル54aを一体化する樹脂モールド部65とで構成されている。
各センサターミナル54aは、それぞれセンサコネクタ37の受け入れ口53からレゾルバステータ20まで延在するターミナル本体55aを有している。これらターミナル本体55aは、センサコネクタ37、およびブラケット6の形状に対応するように曲折した形状になっている。
ターミナル本体55aのセンサコネクタ37側端(図5(a)における下側端)には、ターミナル本体55aよりも段差により幅が小さく設定されている第一プラグ部58が形成されている。さらに、第一プラグ部58の先端側には、これよりも段差により幅が小さく設定されている第二プラグ部59が形成されている。第二プラグ部59の先端には、先細り部60が形成されている。
一方、ターミナル本体55aのレゾルバステータ20側端(図5(a)における上側端)には、ターミナル本体55aよりも段差により幅が小さく設定されている細幅部61が形成されている。さらに、細幅部61の先端には接続部62が形成されている。この接続部62はレゾルバステータ20の後述するハーネス接続端子47(図8参照)に接続される部位であって、細幅部61よりも段差により幅が大きく設定されている太幅部63と、太幅部63の先端に形成されている円板部64とで構成されている。
細幅部61は、接続部62をレゾルバステータ20に接続させるべく、下方(図6(b)における下側)に向かって湾曲形成されている。接続部62は、細幅部61の先端から水平方向に沿って延出している。
円板部64には、中央の大部分にレゾルバステータ20側に向かって膨出する膨出部64aが形成されている。この膨出部64aは、接続部62とハーネス接続端子47とをスポット溶接するために利用される(詳細は後述する)。
各センサターミナル54aを一体化する樹脂モールド部65は、ターミナル本体55aを被覆するように形成されている樹脂モールド本体71と、位置決め部72とが一体成形されたものである。樹脂モールド本体71は断面略矩形に形成されたものであって、上段のプリユニット56aの位置決めを行うための位置決め突起66a,66bが2箇所設けられている。また、樹脂モールド本体71のセンサコネクタ37側には、下方に向かう段差部73が形成されている。2つの位置決め突起66a,66bのうち一方の位置決め突起66aは、樹脂モールド本体71に形成された段差部73に設けられている。
位置決め部72は、樹脂モールド本体71からパワーターミナル70に対応する部位に至るまで延出し、かつ補強部材81の形状に沿って円弧状に形成されている。位置決め部72の補強部材81の合わせ面となる下面には、プリユニット56aの位置決めを行うための位置決め突起103が2箇所設けられている。補強部材81には、位置決め突起103,103に対応する部位に位置決め突起103,103を嵌め込み可能な嵌合孔(不図示)が形成されている。これによって、プリユニット56aの補強部材81への位置決めが行われるようになっている。
位置決め部72の上面には、パワーターミナル70の形状に対応するように4つの壁部105が設けられている。これら4つの壁部105と位置決め部72の上面によって区画された3つの凹部106は、各パワーターミナル70がセット可能な形状となっている。また、位置決め部72の上面には、3つの凹部106内にそれぞれ位置決め突起107が設けられている。各パワーターミナル70の位置決め突起107に対応する部位には、それぞれ位置決め突起107を嵌め込み可能な嵌合孔108が形成されている。
このような構成のもと、各パワーターミナル70は、嵌合孔108を位置決め突起107に嵌め込むことによって移動が規制されると共に、各凹部106にそれぞれパワーターミナル70をセットすることでパワーターミナル70の配置向きが規制されるようになっている。すなわち、プリユニット56aの位置決め部72は、このプリユニット56aと補強部材81との位置決め行う役割を有していると共に、パワーターミナル70と補強部材81との位置決めを行う役割も兼ねている。
図4、図6に示すように、2つのプリユニット56a,56bのうち、上段(図4における紙面手前側)のプリユニット56bは、導電性の3本のセンサターミナル54bと、これらセンサターミナル54bを一体化する樹脂モールド部65とで構成されている。すなわち、センサターミナルユニット56は、合計6本のセンサターミナルを有していることになる。
各センサターミナル54bは、それぞれセンサコネクタ37の受け入れ口53からレゾルバステータ20まで延在するターミナル本体55bを有している。これらターミナル本体55bは、センサコネクタ37、およびブラケット6の形状に対応するように曲折している。そして、上段のプリユニット56bを下段のプリユニット56aに重ね合わせた際、それぞれターミナル本体55a,54bは、受け入れ口53側では信号ケーブル(不図示)に接続可能な3×2列に、レゾルバステータ20側ではハーネス接続端子47の配列(図8、図9参照)に対応するように6×1列に配列された状態になっている。
プリユニット56bのターミナル本体55bには、センサコネクタ37側端(図6(a)における左側端)にターミナル本体55bよりも段差により幅が小さく設定されている第一プラグ部58が形成されている。さらに、第一プラグ部58の先端側には、これよりも段差により幅が小さく設定されている第二プラグ部59が形成されている。第二プラグ部59の先端には、先細り部60が形成されている。
一方、ターミナル本体55bのレゾルバステータ20側端(図6(a)における右側端)には、プリユニット56aと同様に細幅部61、および接続部62が形成されている。細幅部61は、接続部62をレゾルバステータ20に接続させるべく、下方(図6(b)における下側)に向かって湾曲形成されている。接続部62は、細幅部61の先端から水平方向に沿って延出している。なお、ブラケット6には、レゾルバステータ20のハーネス接続端子47に対応する部位に開口部6cが形成されており、この開口部6cを介してターミナル本体55a,55bの接続部62とハーネス接続端子47とが互いに接続するようになっている。
各センサターミナル54bを一体化する樹脂モールド部110は、ターミナル本体55bを被覆するように形成されている。樹脂モールド部110は断面略矩形に形成されたものであって、下段のプリユニット56aの段差部73に対応する部位に、下方に向かって突出するように段差部111が形成されている。この段差部111には、下段のプリユニット56aの位置決め突起66aを嵌合可能な嵌合凹部112が形成されている。
また、プリユニット56bには、下段のプリユニット56aの他方の位置決め突起66bに対応する部位に、座面113が樹脂モールド部110から幅方向に向かって突出形成されている。座面113には、位置決め突起66bに嵌合可能な嵌合孔114が形成されている。
このような構成のもと、上段のプリユニット56bは、この樹脂モールド部110に形成された段差部111、嵌合凹部112、および嵌合孔114によって下段のプリユニット56aに対して位置決めが行われ、水平方向の移動が規制された状態になる。
ここで、図7に詳示するように、各プリユニット56a,56bのセンサターミナル54a,54bには、接続部62の首下、つまり、接続部62と細幅部61の先端との接続部分に、それぞれ保持部141,141が設けられている。保持部141は、それぞれ3本のセンサターミナル54a,54bに跨るように樹脂モールド成型されたものである。すなわち、プリユニット56aの3本のセンサターミナル54aは、この細幅部61が1つの保持部141によって、互いに等間隔となるように固定された状態になっている。同様に、プリユニット56bの3本のセンサターミナル54bは、この細幅部61が1つの保持部141によって、互いに等間隔となるように固定された状態になっている。
なお、図7においては、両プリユニット56a,56bに樹脂モールドされている保持部141が同一形状であるため、プリユニット56aの記載を省略してプリユニット56bのみ記載する。以下に、このプリユニット56bに樹脂モールドされた保持部141について詳しく説明する。
保持部141は、3本の細幅部61に跨る保持本体142と、保持本体142の細幅部61に対応する部位に接続部62側(下方)に向かって突出する3つの凸部143とが一体成形されたものである。したがって、保持部141は、センサターミナル54bの細幅部61の長手方向と交差するように延在し、細幅部61の長手方向平面視で略長方形状に形成されている。
保持本体142の肉厚T1は、保持本体142の短手方向の距離L1よりも薄肉に設定されている。
各凸部143の4つの側壁143aには、先端側に平面取り部143bが形成されており、これによって各凸部143は、やや先細り形状になっている。
また、保持部141の接続部62が突出している方向と反対側の後端面は、先細り形状に形成されている。すなわち、保持部141の後端面には、樹脂モールド部110側(図7における上側)に急斜面部141aが形成され、樹脂モールド部110側とは反対側(図7における下側)に緩斜面部141bが形成されている。さらに、保持部141の前端面は、平坦に形成されている。
図1、図2、図8に示すように、ブラケット6のレゾルバホルダ35に内嵌されているレゾルバステータ20は、磁性材料からなるプレートを積層して構成された略円環状のコア40を有している。このコア40には、径方向内側に向かって突出する複数のティース部41が放射状に等間隔で設けられている。これらティース部41には、絶縁材であるインシュレータ42を装着した上からコイル43が巻装されている。インシュレータ42は、平面視略円環状に形成されたインシュレータ本体44と、このインシュレータ本体44から径方向外側(図8における下側)に向かって延出する平面視略矩形の端子ホルダ部45とが一体成形されたものである。
なお、レゾルバステータ20をブラケット6に固定するレゾルバホルダ35の周壁35bには、インシュレータ42の端子ホルダ部45に対応する部位に切り欠き部68が形成されている(図1参照)。レゾルバステータ20は、レゾルバホルダ35の切り欠き部68に端子ホルダ部45が嵌り込むことによって回転方向への変位が規制されるようになっている。
コイル43の巻線は、複数のティース部41に3つのコイルが形成されるように巻装されている。各コイル43の巻線の端部は、インシュレータ42の端子ホルダ部45からロータ4の軸方向(図1、図8参照)に沿って突設された導電性の端子46に引き出されている。
この端子46は、コイル43の巻線の端部数に対応して6本設けられており、ここにそれぞれコイル43の巻線の端部が巻装されている。各端子46には、導電性のハーネス接続端子47が一体成形されている。ハーネス接続端子47は、端子ホルダ部45に埋設された状態になっている。そして、端子ホルダ部45におけるセンサターミナル54a,54bの接続部62に対応する部位に、接続部62を受入れ可能に形成された開口部48によって外部に露出した状態になっている。
この開口部48によって、ハーネス接続端子47は、矩形部47aと円形部47bとで構成される。そして、開口部48にセンサターミナル54a,54bの接続部62を嵌め込むことによってレゾルバステータ20のハーネス接続端子47の矩形部47aとセンサターミナル54a,54bの接続部62の太幅部63とが接続されると共に、ハーネス接続端子47の円形部47bと接続部62の円板部64とが接続される。
ここで、図9、図10に示すように、レゾルバステータ20の開口部48にセンサターミナル54a,54bの接続部62を嵌め込んだとき、保持部141の凸部143は、開口部48に臨まされた状態になる。また、凸部143の幅W1(図7参照)は、開口部48の矩形部47aに対応する位置の幅W2(図8参照)よりもやや大きく設定されている。
つまり、凸部143は、開口部47に圧入可能に形成されており、凸部143を開口部47に圧入することにより、センサターミナル54a,54bの接続部62とレゾルバステータ20のハーネス接続端子47とが接続されるようになっている。
次に、ブラケット6の成型方法、およびセンサターミナルユニット56のセンサターミナル54a,54bとレゾルバステータ20との接続手順について説明する。
まず、導電性の金属板からプレス加工などによって合計6本のセンサターミナル54a,54bを打ち抜く。そして、3本のセンサターミナル54aを樹脂モールドして各センサターミナル54aを樹脂モールド部65で一体化すると共に、接続部62の首下に3本の細幅部61を跨るように保持部141を樹脂モールドする。その後、細幅部61とターミナル本体55aとの接続部分を折り曲げると共に、接続部62の首下を折り曲げて下段のプリユニット56aを成形する。
これと同様に、3本のセンサターミナル54bを樹脂モールドして各センサターミナル54bを樹脂モールド部110で一体化すると共に、接続部62の首下に3本の細幅部61を跨るように保持部141を樹脂モールドする。その後、細幅部61とターミナル本体55bとの接続部分を折り曲げると共に、接続部62の首下を折り曲げて上段のプリユニット56bを成形する。
続いて、下段のプリユニット56aに上段のプリユニット56bを重ね合わせる。このとき、上段のプリユニット56bの形成された段差部111を下段のプリユニット56aの段差部73に向けてセットすると共に、上段のプリユニット56bの嵌合凹部112、および嵌合孔114をそれぞれ対応する下段のプリユニット56aの位置決め突起66a,66bに嵌め込む(図6、図7参照)。これによって、センサターミナルユニット56の成形が完了する。
次に、プレート部材83を構成する補強部材81に、センサターミナルユニット56をセットし、この後センサターミナルユニット56の下段のプリユニット56aに形成されている位置決め部72に3つのパワーターミナル70をそれぞれセットする。そして、これらセンサターミナルユニット56、パワーターミナル70、および補強部材81に加えて、軸受けハウジング32を樹脂モールドし、ブラケット6の成型が完了する。
次に、ブラケット6にレゾルバステータ20をセットする。そして、レゾルバホルダ35、およびボルト88を用いてブラケット6にレゾルバステータ20を仮固定する。このとき、レゾルバステータ20のハーネス接続端子47をブラケット6に一体成形されたセンサターミナル54a,54b側に向けてセットする。そして、レゾルバステータ20の開口部48をセンサターミナル54a,54bの保持部141に対応するように向きを合わせる。
続いて、保持部141の凸部143をレゾルバステータ20の開口部48に圧入する。凸部143の先端には、平面取り部143bが形成されており、これによって各凸部143は、やや先細り形状になっているので、凸部143をスムーズに開口部48に圧入することができる。凸部143を開口部48に圧入すると、センサターミナル54a,54bの接続部62が完全に開口部48に挿入された状態になる。
このとき、保持部141は、それぞれ3本のセンサターミナル54a,54bに跨るように樹脂モールドされているので、3本のセンサターミナル54a,54bがバラツクことなく、それぞれまとめて開口部48に挿入することができる。また、保持部141が開口部48に圧入されているので、センサターミナル54a,54bの抜け方向への移動が規制される。
この後、接続部62の円板部64に形成されている膨出部64aを確実にハーネス接続端子47に当接させるべく、さらに、接続部62を押し込む。このとき、接続部62は、保持部141によって抜け方向への移動が規制されているので、容易に接続部62を押し込むことができる。
そして、接続部62の円板部64とハーネス接続端子47の円形部47bとに外側からスポット溶接機(不図示)を当接させて両者62,64のスポット溶接を行う。これにより、センサターミナル54a,54bとレゾルバステータ20との接続が完了する。
さらに、センサターミナル54a,54bとレゾルバステータ20との接続が完了した後、レゾルバステータ20の角度調整を行う。このとき、接続部62の基端側に形成されている細幅部61は、ターミナル本体55a,55bや太幅部63と比較して剛性が弱いことに加えて湾曲形成されているので、屈曲変形して容易にハーネス接続端子47の角度変位に追随させることができる(図11参照)。
ここで、保持部141は、細幅部61を跨るように樹脂モールドすることで、センサターミナル54a,54bとレゾルバステータ20との接続の容易化を図ることに加え、剛性の弱い細幅部61を所定の間隔で保持してバラツキを抑えることで、細幅部61の折損などを防止する保護の役割も有している。
また、細幅部61が屈曲変形することで、センサターミナル54a,54bとレゾルバステータ20との接続部分(接続部62の円板部64とハーネス接続端子47の円形部47b)に、両者を剥離する方向に力が作用しようとする。しかしながら、保持部141が開口部48に圧入されているので、接続部分の剥離を確実に防止することができる。
したがって、上述の実施形態によれば、リード線に代わってセンサターミナル54a,54bを用い、これらセンサターミナル54a,54bの接続部62をレゾルバステータ20の開口部48にセットするだけでレゾルバステータ20と外部制御機器(不図示)に接続されるセンサコネクタ37とを接続することができる。これに加え、センサターミナル54a,54bとレゾルバステータ20のハーネス接続端子47との接続にスポット溶接などを用いることが可能になる。このため、半田付けと比較して組み立て作業性を向上させることができる。
また、センサターミナル54a,54bに細幅部61を設けることで、レゾルバステータ20とセンサターミナル54a,54bとを接続させた状態で容易にレゾルバステータ20の角度調整を行うことができる。このため、より組み立て作業性を向上させることができる。
さらに、センサターミナル54a,54bの接続部62の首下に保持部141を設けることによって、各細幅部61の間を所定の間隔で保持できるので、それぞれ3本のセンサターミナル54a,54bをまとめて同時にレゾルバステータ20の開口部48にセットすることができる。このため、組み立て作業性をさらに向上させることができる。
そして、保持部141に凸部143が一体成形されているので、この凸部143をレゾルバステータ20の開口部48に圧入するだけでセンサターミナル54a,54bの接続部62の抜け方向への移動を規制でき、位置決めを行うことができる。このため、さらに組み立て作業性を向上させることができる。
なお、本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述の実施形態に種々の変更を加えたものを含む。
また、上述の実施形態では、パワーターミナル70の位置決め部をセンサターミナルユニット56を構成するプリユニット56aの位置決め部72と一体化し、この位置決め部72にパワーターミナル70の位置決め機能を持たせた場合について説明した。しかしながらこれに限られるものではなく、プリユニット56aの樹脂モールド部65において、樹脂モールド本体71と位置決め部72とを分割構成し、位置決め部72をパワーターミナル70の位置決め用としてのみ用いる構成としてもよい。この場合、プリユニット56aの樹脂モールド本体71と、補強部材81の樹脂モールド本体71に、互いの位置決めを行う凸部や凹部を形成するなどして、樹脂モールド本体71に別途センサターミナルユニット56用の位置決め部を設けるようにする。
さらに、上述の実施形態では、保持部141がそれぞれ3本のセンサターミナル54a,54bに跨るように樹脂モールド成型されている場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、保持部141は、少なくとも隣接する2本のセンサターミナル54a,54bに跨るように形成されていればよい。また、保持部141は樹脂モールド成型に限らず、分割可能に構成し、細幅部61に対して着脱自在に構成してもよい。
本発明の実施形態におけるブラシレスモータの構成を示す分解斜視図である。 本発明の実施形態におけるブラシレスモータの構成を示す縦断面図である。 本発明の実施形態におけるブラケットの平面図である。 本発明の実施形態におけるプレート部材にパワーターミナルとセンサターミナルユニットを組み付けた状態を示す平面図である。 本発明の実施形態における下段のプリユニットを示し、(a)は平面図、(b)は側面図である。 本発明の実施形態における上段のプリユニットを示し、(a)は平面図、(b)は側面図である。 本発明の実施形態における下段のプリユニットの一部拡大斜視図である。 本発明の実施形態におけるレゾルバステータの平面図である。 本発明の実施形態におけるレゾルバステータとセンサターミナルとの接続状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態におけるレゾルバステータとセンサターミナルとの接続状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態におけるレゾルバステータとセンサターミナルとの接続状態を示す平面図である。
符号の説明
1 ブラシレスモータ(電動モータ)
4 ロータ
6 ブラケット
18 レゾルバ
19 レゾルバロータ
20 レゾルバステータ
22 バスバーユニット
37 センサコネクタ(コネクタ)
43 コイル
45 端子ホルダ部(端子ホルダ)
47 ハーネス接続端子(接続端子)
47a 矩形部
47b 円形部
48 開口部
54a,54b センサターミナル
56 センサターミナルユニット
56a,56b プリユニット
61 細幅部(易屈曲部)
62 接続部(一端部)
63 太幅部
64 円板部
65,110 樹脂モールド部
71 樹脂モールド本体
72 位置決め部
141 保持部
142 保持本体
143 凸部

Claims (4)

  1. ロータの回転角度を検出するためのレゾルバを構成するレゾルバステータのコイルに接続され、前記レゾルバステータと一体成形されている複数の接続端子と、
    前記ロータを回転自在に支持するブラケットに設けられたコネクタの複数のセンサターミナルとを備え、
    前記複数のセンサターミナルは、それぞれ前記コネクタから前記接続端子まで延在し、かつ前記接続端子の配置に対応して配列された状態で樹脂モールドされ、
    前記レゾルバステータは、前記複数の接続端子を被覆する絶縁性の端子ホルダを有し、この端子ホルダに前記複数のセンサターミナルの一端部を受け入れ可能な開口部を形成することで前記複数の接続端子を露出させ、
    前記センサターミナルの一端部を前記開口部にセットすることで、前記センサターミナルと前記接続端子とを接続するレゾルバの接続構造であって、
    各センサターミナルの一端部の首下に、
    それぞれ前記レゾルバステータの角度変位に追随して変形する易屈曲部を設けると共に、隣接する少なくとも2つの前記首下を跨るように形成され、それぞれ易屈曲部の間を所定の間隔で保持する保持部を設けたことを特徴とするレゾルバの接続構造。
  2. 前記保持部は、隣接する3つの前記首下を跨るように形成されていることを特徴とする請求項1に記載のレゾルバの接続構造。
  3. 前記保持部の前記開口部に対応する部位に、前記開口部に圧入可能な凸部を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のレゾルバの接続構造。
  4. 請求項1〜請求項3の何れかに記載のレゾルバの接続構造を用いて前記レゾルバステータの前記コイルと前記コネクタを電気的に接続し、
    前記ロータを回転させたときに、前記ロータに固定されたレゾルバロータの回転角度に応じて前記レゾルバに発生した信号が前記コネクタを通して出力されるように構成したことを特徴とする電動モータ。

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