JP2010130246A - フレーム同期捕捉回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】干渉のあるチャネルでも性能劣化を極力生じさせないフレーム同期捕捉信号を発生させるフレーム同期捕捉回路を提供する。
【解決手段】入力時間信号の自己相関演算を行う自己相関演算器2、入力時間信号とプリアンブル信号系列との相互相関演算を行う相互相関演算器6、自己相関値と相互相関値とを乗算し相関積を算出する相関積演算器8、相関積に現れる周期波形をトレーニング信号周期で重み付け加算するデジタルフィルタ9、相関積に現れる周期波形のうち最大値の大きさ・時刻を検出する最大値検出器、最大値時刻より前の時点までの所定時間区間において各サンプル点の相関積値と最大値に定数を掛けた値とを比較し、前者が後者よりも大きいサンプル点のうち最も前の時間のサンプル点のタイミングを、同期捕捉信号として出力する同期点決定手段、を備えた。
【選択図】図24

Description

本発明は、無線受信機においてフレームを同期捕捉するためのタイミング信号を生成するフレーム同期捕捉回路であって、特に、フレームの先頭に同期用のトレーニング信号を含むプリアンブルが付加された無線信号を受信する無線通信システムに適用するのに適したフレーム同期捕捉回路に関する。
近年、無線LANや地上デジタル放送のような高速デジタル無線通信の分野において、デジタル信号を高品質に伝送する変調方式として、OFDM変調方式が広く用いられている。OFDM変調方式は、一次変調(BPSK,QPSK,16QAM等)した伝送シンボル系列をシリアル・パラレル(S/P)変換してブロック化し、各ブロックを高速逆フーリエ変換(IFFT)することにより、周波数空間で各々が直交する複数のサブキャリアを構成することで周波数多重化して伝送する方式である。OFDM変調方式は、無線LANの分野では、IEEE802.11a/gにおいても採用されている。
一方、近年のワイヤレス・ブロードバンド化の流れに伴い、無線LANのさらなる高速化が望まれるようになってきた。そこで、ユーザの利用環境に近いところで最大100Mbps以上の高速無線LANの標準化を目指し、IEEE802.11n規格が策定された。IEEE802.11nでは、OFDM変調方式による周波数空間での多重化に加えて、複数本の空間ストリームを使用して空間的にも多重化を行うMIMO−OFDM変調方式が採用されている(例えば、非特許文献1参照)。
OFDM変調方式やMIMO−OFDM変調方式では、送信側においてはIFFT処理されたデータパケットの先頭に、同期用のトレーニング信号を含むプリアンブル信号が付加され、1フレームが構成される。
例えば、図21にIEEE802.11n PHY(Physical Layer)に規定する物理層コンバージェンス・プロトコル(Physical Layer Convergence Protocol:PLCP)フレーム・フォーマットを示す。
IEEE802.11n PHYでは、PLCPパケットフォーマットとして、Non−HT PPDU、HT mixed format PPDU、及び、HT greenfield format PPDUの3種類が用意されている。Non−HT PPDUは、既存IEEE802.11a/b/gのPLCPパケットフォーマットである(図21(a))。HT mixed format PPDUは、既存IEEE802.11a/gが理解できるIEEE802.11nのPLCPパケットフォーマット(下位互換性をサポートされたもの)である(図21(b))。また、HT greenfield format PPDUは、IEEE802.11n同士の通信でのみ使用される高効率のPLCPパケットフォーマットである(図21(c))。
受信側では、各モードの先頭に位置するL−STFを、自動利得制御(Automatic gain control:AGC)における受信信号利得の調整、周波数オフセットの補正、フレーム同期捕捉のためのタイミング信号の生成などに使用する。
ところで、OFDM変調方式やMIMO−OFDM変調方式においては、フレーム同期捕捉のためのタイミング信号(以下「同期捕捉信号」という。)に基づいてデータパケットの高速フーリエ変換(FFT)を行って受信シンボル系列の復調を行うため、同期捕捉信号の発生タイミングを最適化することが極めて重要である。同期捕捉信号の生成は、フレーム同期捕捉回路によって行われる。
従来、同期捕捉信号の生成は、あらかじめ決められたプリアンブルのシンボル系列と受信信号との相互相関演算や、受信信号の自己相関演算を用いて行われている。
自己相関演算は、同期用のトレーニング信号の周期性を利用して、トレーニング信号を受信して得られる受信信号のみから相関を求めるものである。トレーニング信号の繰り返し周期をT,サンプリング時間をT,n=T/Tとすると、自己相関演算は例えば次式のように行われる。
Figure 2010130246
ここで、r(t)は時刻tにサンプリングされた受信信号であり、一般に複素数である。AC(t)は、nサンプル分の自己相関の平均である。尚、式(1)では複素数積の絶対値をとっているが、絶対値をとらない場合もある。
また、相互相関演算は、あらかじめ決められたプリアンブルのシンボル系列と受信信号と積の期待値で表される。一般に、相互相関演算は例えば次式のように行われる。
Figure 2010130246
ここで、r(t)は時刻tにサンプリングされた受信信号であり、p(t)は既知のプリアンブル(トレーニング信号)のシンボル系列である。MF(t)は、nサンプル分の相互相関の平均である。尚、式(2)では複素数積の絶対値をとっているが、絶対値をとらない場合もある。
一般に、自己相関は、反射や回折によって生じるマルチパスフェージングに対してロバストであり、回路構成も小規模である。しかしながら、プリアンブル以外の周期性を持ったデータやノイズに対しても相関を示すことがあるため、高精度なタイミング同期が要求されるフレーム同期捕捉を自己相関演算のみを用いて行うのは、信頼性の面で問題がある。
一方、相互相関は、雑音や無関係なデータに対しては殆ど相関を検出することがなく、他方、プリアンブル(トレーニング信号)のシンボル系列と受信信号とのタイミングが一致したときに鋭い相関値のピークが発生する。従って、低C/N比(キャリア信号/雑音)のガウス雑音チャネルでも、高精度にタイミング同期を行うことができる。しかしながら、受信周波数のずれが大きい場合や、反射やフェージングなどによって受信波形に相関性の歪みが生じた場合には、相互相関値のピークが低くなったりずれたりするという問題がある。
そこで、特許文献1では、自己相関演算によって求めた受信信号の自己相関値と、相互相関演算によって求めた受信信号の相互相関値とを乗算して相関積を求め、この相関積の最大点を検出することにより同期捕捉信号を求める方法が提案されている。
図22,図23は、特許文献1に記載された同期捕捉信号の生成方法を説明する図である。図22において、トレーニング信号のプリアンブルは、周期がT=16Tの周期信号Bが10個繰り返した系列で構成されている。自己相関値A’は、次式(3)で計算され、その結果が図22(a)に示されている。
Figure 2010130246
また、相互相関値B’は、次式(4)で計算され、その結果が図22(b)に示されている。
Figure 2010130246
この自己相関値と相互相関値とを乗算した結果、図23のような相関積のプロファイルが得られる。図22(b)と図23とを比較すると、相互相関値B’よりも相関積A’B’のほうが最大値付近が増幅されてその周辺が抑制されている。そして、相関積が最大となるピークは、丁度、トレーニング信号のプリアンブルの終了点に一致している。従って、相関積が最大となる時点に同期捕捉信号を発生させることで、精度のよい同期捕捉信号を得ることができる。
更に、特許文献1では、上記相関積により同期捕捉信号を生成する方法を発展させて、図23の相関積のピークの包絡線のプロファイルを近似的に求めて、その包絡線プロファイルから相関積の最大値の位置の補正を行う方法も記載されている。
特開2006−238367号公報 特許庁,「標準技術集 MIMO(Multi Input Multi Output)関連技術」,[online],2005年3月25日,特許庁,[2006年10月31日検索]、インターネット<URL : http://www.jpo.go.jp/shiryou/s_sonota/hyoujun_gijutsu/mimo/mokuji.htm> Yuki Yamanaka, Yuhei Nagao, Kota Higashi, Masayuki Kurosaki and Hiroshi Ochi, "Development of Prototype Board for IEEE802.11n and IP Set", ISBN 978-89-5519-131-8 93560, Feb. 12-14, 2007 ICACT2007. V. Erceg, et al., "TGn channel models," IEEE. 802.11-03/940r4, May 2004.
上述のように、受信信号の自己相関値と、受信信号とトレーニング信号のシンボル系列との相互相関値との相関積を用いて、その最大点のタイミングに同期捕捉信号の発生タイミングを同期させれば、ノイズにより相互相関値のピークが低くなった場合でもよい精度で同期捕捉信号の発生タイミングを得ることができる。
しかしながら、無線チャネルの途中で反射や回折によってマルチパスフェージングが生じた場合、相互相関が角状の波形となり、ピーク自体が広がったり、移動したりする。相互相関が角状の波形となった場合、上記従来の方法では同期捕捉信号の発生タイミングもずれるという問題がある。特に、高速無線通信においては、同期捕捉信号の僅かなずれであっても、システムの性能に与える影響が大きい。
図1は、同期捕捉信号の発生タイミングが後方にずれた場合における符号間干渉(intersymbol interference:ISI)への影響を示している。図2は、同期捕捉信号の発生タイミングが前方にずれた場合におけるISIへの影響を示している。図1,図2においては、例として、4本のマルチパスからなる受信信号の場合を示している。縦幅はPath1〜Path4のそれぞれのパスの信号強度を表しており、横軸は時間を表している。TOFDMは、OFDMシンボル(OFDM変調されたデータシンボル)の時間長を表している。また、GIはガード・インターバル(guard interval)である。また、通常、マルチパス伝送路において、遅延波の電力は、遅延時間に比例して小さくなる。
図1より、同期捕捉信号の発生タイミングが後方にずれた場合には、ISIの影響が大きく、システムの性能劣化を招く可能性があることが分かる。一方、同期捕捉信号の発生タイミングが前方にずれた場合には、図2より、ISIの影響は小さくなるため、システムの性能劣化が軽減される。
IEEE802.11nの送信信号には、後述するサイクリック・シフトが加えられており、その影響によって、伝送路がマルチパス環境でない場合においても、相互相関が角状の波形となる。従って、上記従来の方法によりピークの検出が可能であったとしても、マルチパスや、各送信アンテナから送信する送信信号間で位相回転させるサイクリック・シフトによって、後方ずれによるISIの影響が大きくなることからシステムの性能劣化に繋がるという問題があった。
そこで、本発明の目的は、受信信号の干渉があるようなチャネルにおいても、システムの性能劣化を極力生じさせないようなフレーム同期点において同期捕捉信号を発生させることのできるフレーム同期捕捉回路を提供することにある。
フレーム同期捕捉回路に係る本発明の第1の構成は、入力される時間信号に対して自己相関演算を行う自己相関演算器と、
入力される時間信号と予め定められた所定のプリアンブル信号系列との相互相関演算を行う相互相関演算器と、
前記自己相関演算器から出力される自己相関値と、前記相互相関演算器から出力される相互相関値とを乗算して相関積を算出する相関積演算器と、
前記相関積演算器から出力される相関積において現れる周期的な角状の波形を、同期用のトレーニング信号の周期で重み付け加算を行うデジタルフィルタと、
前記デジタルフィルタによって重み付け加算された前記相関積において現れる周期的な角状の波形のうち、最大値の大きさと、その最大値の時刻とを検出する最大値検出器と、
前記最大値検出器が検出した最大値の時刻からそれよりも前の時点までの所定の時間区間において、該当時間区間内の各サンプル点における重み付け加算された前記相関積の値と、前記最大値の大きさに0よりも大きく1未満の定数を掛けた値とを比較して、前者の値が後者の値よりも大きいサンプル点のうち最も前の時間のサンプル点のタイミングを、同期捕捉信号として出力する同期点決定手段と、
を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、相互相関値及び相関積が、角状の波形とならず,ピーク自体が広がったり,移動したりしない場合において、前記最大値よりも前の「所定の時間区間」において、サンプル点の相関積が最大値の大きさをw(0<w<1)倍した値よりも大きくなることは希であり、また、最大値の大きさをw(0<w<1)倍した値よりもサンプル点の相関積が大きくなっても、それは最大値時刻のごく近位の時点と考えられる。従って、同期捕捉信号は、高精度のタイミングで出力され、仮に同期捕捉信号がずれることがあったとしても、そのずれ量は小さく、前方にずれるため、MIMO−OFDM変調方式のシステムではシステムの性能劣化に与える影響は小さい。
一方、マルチパスフェージングやサイクリックシフトの影響によって相互相関値及び相関積が角状の波形となり,後方にずれて広がった場合でも、同期点決定手段は、相関積よりも前の時点のサンプル点の相関値積が、前記最大値の大きさをw(0<w<1)倍した値よりも大きくなった時点をフレーム同期点として捕捉信号を出力する。従って、同期捕捉信号のタイミングは、ずれがキャンセルされてタイミング精度が向上する。
ここで、「ディジタルフィルタ」としてはFIR(finite impulse response)フィルタやIIR(infinite impulse response)フィルタを使用することができる。
最大値の時刻より前の「所定の時間区間」は、任意に決めることができるが、一般的には、プリアンブル信号系列のシンボルの繰り返し周期程度の時間に設定しておくことが好ましい。あまり長いと無駄な計算量が増えるため好ましくなく、短すぎると精度のよいタイミング補正ができない場合が生じるからである。
「同期捕捉信号」は、フレーム同期のための同期タイミングを指示する信号をいう。この同期捕捉信号を基準にして、プリアンブル内の各シンボルの位置やFFTの開始点などが決定される。
フレーム同期捕捉回路に係る本発明の第2の構成は、前記第1の構成において、入力される前記時間信号は、複数の受信アンテナで受信された並列の時間信号であり、
前記自己相関演算器及び前記相互相関演算器を受信アンテナの数だけ備えており、
前記各自己相関演算器が出力する各自己相関値の和又はその平均値を演算する自己相関平均演算器と、
前記各相互相関演算器が出力する各相互相関値の和又はその平均値を演算する相互相関平均演算器とを備え、
前記相関積演算器は、前記自己相関平均演算器が出力する各自己相関値の和又はその平均値と、前記相互相関平均演算器が出力する各相互相関値の和又はその平均値とを乗算して相関積を算出するものであることを特徴とする。
この構成により、MIMO−OFDM変調方式の通信システムにおける復調装置においても、高精度なタイミングで同期捕捉信号を発生することができる。
以上のように、本発明によれば、同期点決定回路によって、相関積の最大値の時刻から前の所定の時間区間において、該当時間区間内の各サンプル点における相関積の値と、最大値の大きさのw倍(0<w<1)の値とを比較して、前者の値が後者の値よりも大きいサンプル点のうち最も前のサンプル点のタイミングを、同期捕捉信号として出力することで、マルチパスフェージングによって相互相関値及び相関積が角状の波形となり,後方にずれて広がった場合でも、同期捕捉信号のタイミングはずれがキャンセルされてタイミング精度が向上する。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
〔1〕MIMO−OFDM復調装置の全体構成
図3は、MIMO−OFDMを採用する本発明の実施例1に係る復調装置の概略構成図である。本実施例では、受信アンテナ数は、4本である。フレーム同期捕捉回路(Frame Sync)1に入力される信号は、各アンテナから受信されており、ゲイン調整された、帯域幅20MHzの受信信号である。これらの信号を、
Figure 2010130246
と記す。
受信器100において、受信信号のどの位置からデータ部(図21のL−LTF以降の部分)が開始されるかを知るためのフレーム同期捕捉は、フレーム同期捕捉回路1において行われる。フレーム同期捕捉回路1は、通常、送受信側双方で既知である同期捕捉用のプリアンブル信号を用いることによって同期捕捉を行う。
以下では、本実施例のフレーム同期捕捉回路1の詳細について説明する前に、まず、フレーム同期捕捉に使用されるプリアンブル信号について簡単に説明する。
〔2〕プリアンブル信号
例えば、IEEE802.11nでは、プリアンブル信号として図21(a)〜(c)に示したNon−HT PPDU、HT mixed format PPDU、及び、HT greenfield format PPDUのプリアンブル信号が使用される。このプリアンブル信号のうち、先頭のL−STFが、フレーム同期捕捉用のトレーニング信号として使用される。L−STFは、周期的なシンボル系列で構成されている。
ところで、IEEE 802.11n PHYでは、各送信アンテナから送信信号を無線送信する際に、各送信アンテナから送信する送信信号間で位相回転させることにより、アンテナ間の相関に耐性を持たせる機能がある。このように、各送信アンテナから送信する送信信号間で位相回転させることは、サイクリックシフト(Cyclic Shift:以下「CS」という。)と呼ばれる。(表1)に、Non−HT PPDU(L−STF,L−LTF,L−SIGの部分)におけるCSの位相回転量TCS(k)を示す。本実施例では、送信アンテナの数は4本とし、Tx Chainの個数は4とする。
Figure 2010130246
次に、L−STFの生成に関して説明する。IEEE 802.11n PHYでは、周波数領域でいくつかの送信モードが用意されている。そのパラメータを(表2)に示す。本実施例では、一例として「HT(High-throuput) 20MHz」を用いて説明するが、本発明はこれに限られるものではない。
Figure 2010130246
式6の系列はOFDMシンボルに変換する前の各サブキャリアシンボルである。
Figure 2010130246
ここで、jは虚数である。更に、IEEE 802.11n PHYでは、PLCPパケット・フォーマットがHT mixed format PPDUの場合、次式(7)の変調を行う。
Figure 2010130246
ここで、iTXは送信アンテナのインデックス、kはSL−STFのインデックス、Δはサブキャリアの間隔、TCS (iTX)はiTX番目の送信アンテナのCSによる位相回転量である。本実施例においては、式(7)で表されるrL−STF (iTX)をL−STFとして表現する。
このL−STFの波形は図4及び図5に示したようになる。図4は、L−STFのベースバンド実部信号の波形であり、図5は、L−STFのベースバンド虚部信号の波形である。いずれも、開始時刻を0sec、送信アンテナ数4本、サンプリング周波数20MHzである。図4,5において、r(iTX) L−STF(t)(iTX=1,2,3,4)は、iTX番目の送信アンテナに対するL−STFの波形振幅である。L−STFは全体長が8μsであり、L−STFのベースバンド信号はT=0.8μs間隔で同じ信号系列を繰り返す特徴がある。
また、図6は、図4の0〜0.8μsの範囲を拡大した波形である。図6より、各空間ストリームの波形は、前述したように、CSによる波形シフトが生じることが分かる。
本実施例では、図6のr(1) L−STF(t)のサンプル値をpL−STFと記す。サンプル時間TがT=0.05μs(サンプリング周波数20MHz)となるので、pL−STFは16(=T/T)個の系列パターン(pL−STF=[p,p,…,p16])で構成され、各成分は次式(8)で表される。
Figure 2010130246
〔3〕フレーム同期捕捉回路1の詳細
次に、本実施例のフレーム同期捕捉回路1の構成の詳細について、フレーム同期捕捉過程を示したフローチャート図24を参照しつつ、フレーム同期捕捉過程における演算処理の詳細について以下に説明する。
自己相関器(自己相関演算器)2は、受信信号r (iRX)(iRX=1,…,4)の自己相関値を、下式(9)により演算する。自己相関器2の入力は、受信信号r (iRX)(iRX=1,…,4)であり、出力は自己相関値ACout (iRX)(iRX=1,…,4)である。
Figure 2010130246
上式(9)において、xはxの複素共役を表す。また、Tは、L−STFの繰り返し周期であり、図4,図5の例ではT=0.8μsecである。
AC平均化器3は、各自己相関値ACout (iRX)(iRX=1,…,4)のアンテナ間及び時間軸上の平均演算を、下式(10a),(10b)により行う。(FC_1)AC平均化器3の入力は自己相関値ACout (iRX)(iRX=1,…,4)であり、出力は自己相関値ACout (iRX)(iRX=1,…,4)の平均値ACave(t)である。
Figure 2010130246
整合フィルタ6は、各受信信号r (iRX)(iRX=1,…,4)とL−STFのパターン系列との相互相関値を下式(11)により演算する相互相関演算器である。ここで、フィルタのタップ係数pL−STF=[p,…,p16]は、式(8)に示した通りである。整合フィルタ6の入力はr (iRX)(iRX=1,…,4)であり、出力はMFout (iRX)(t)である。
Figure 2010130246
MF平均化器7は、整合フィルタ6の4つの受信アンテナに対する出力MFout (iRX)(t)(iRX=1,…,4)の自乗値の平均演算を下式(12)により行う。(FC_2)MF平均化器7の入力はMFout (iRX)(t)であり、出力はMFave(t)である。
Figure 2010130246
乗算器(相関積演算器)8は、上記MF平均化器7の出力MFave(t)と、自己相関値の平均ACave(t)との乗算を下式(13)により行う。(FC_3)乗算器8の入力はMFave(t)及びACave(t)であり、出力はMult(t)である。
Figure 2010130246
IIRフィルタ9は、乗算器8の出力Mult(t)の値に対して、下式(14)により加重演算を行うデジタルフィルタである。(FC_4)IIRフィルタ9の入力はMult(t)であり、出力はIIR(t)である。
Figure 2010130246
ここで、uは0よりも大きく1未満の定数であり、忘却係数という。
フレーム同期点検出器10は、バックサーチ法に基づくフレーム同期捕捉演算処理を行う。このフレーム同期点検出器10の詳細については、別途〔4〕で詳しく説明する。
次に、以上の構成のフレーム同期捕捉回路1の入力信号について説明する。尚、以下の説明では実際に計算して得られた波形の一例を示して説明するが、これは一例であり、本発明はこのような波形に限定されるものではない。
まず、フレーム同期捕捉回路1に入力される受信信号r (iRX)(iRX=1,…,4)は、図8,図9のような波形である。図8は受信信号r (iRX)(iRX=1,…,4)の実部信号波形である。図9は受信信号r (iRX)(iRX=1,…,4)の虚部信号波形である。t=0.4〜8.4μsecの区間がL−STFインターバルであり、t=8.4〜16.4μsecの区間がL−LTFインターバルである。t=0.4μsec〜において、各アンテナで各受信信号が受信され、t=0.85〜4.25μsecにおいて、ゲイン調整され、t=4.25〜8.4μsecにおいて、フレーム同期捕捉回路が動作する。フレーム同期捕捉回路1は、L−LTFインターバルが開始する時点を精度よく検出して同期させることを目的としている。
t=4.25〜8.4μsecの区間でのL−STFの区間では、シンボル列が周期的に繰り返される周期的な波形が観測される。
自己相関器2は、各受信信号r (iRX)(iRX=1,…,4)の自己相関値を、式(9)により演算する。図10に自己相関器2の出力である自己相関値ACout (iRX)(iRX=1,…,4)の波形を示す。
次に、AC平均化器3は、各自己相関値ACout (iRX)(iRX=1,…,4)のアンテナ間及び時間軸上の平均演算を、式(10a),(10b)により行う。(FC_1)図11に式(10a)で計算されるACtemp(t)を示す。図12に式(10b)で計算されるAC平均化器3の出力ACave(t)を示す。図12より、t=3.75〜4.25μsecの区間においてACave(t)は一定値を保ち、t=8.4μsec以降でACave(t)は大きく減少する。
一方、整合フィルタ6は、各受信信号r (iRX)(iRX=1,…,4)とL−STFのパターン系列との相互相関値MFout (iRX)(t)を式(11)により演算する。図13は相互相関値MFout (iRX)(t)の実部信号の波形、図14は相互相関値MFout (iRX)(t)の虚部信号の波形である。
次に、MF平均化器7は、各相互相関値MFout (iRX)(t)(iRX=1,…,4)の自乗値の平均値MFave(t)を式(12)により計算する。(FC_2)図15に相互相関値の自乗平均値MFave(t)の波形を示す。図15より、相互相関値MFave (iRX)(t)は、L−STFの部分にT=0.8μsec間隔でピークが現れる特性となっている。
次に、乗算器8は、上記相互相関値の自乗平均値MFave(t)と、自己相関値の平均ACave(t)との乗算を式(13)により行い、乗算値Mult(t)を算出する。(FC_3)図17に乗算値Mult(t)の波形を示す。ここで、相互相関値の自乗平均値MFave(t)と自己相関値の平均ACave(t)とを比較するために、MFave(t)とACave(t)とを図17に同時に示す。図17より、t=4.25〜8.4μsecの区間において、ACave(t)の平らな最大値の部分とMFave(t)のピークの出現区間とが重なっていることが分かる。従って、乗算器8で両者を掛け合わせることによって、MFave(t)のピークの出現区間は増幅され、それ以外の区間は0付近の小さい値となることが分かる(図16参照)。
次に、IIRフィルタ9は、乗算値Mult(t)に対して、式(14)により加重演算値IIR(t)を計算する。(FC_4)図18に加重演算値IIR(t)の波形を示す。図18より、t=4.25〜8.4μsecのL−STFインターバルではピークが徐々に増加し、t=8.4μsec以降のL−LTFインターバルではIIRフィルタ9内の忘却係数uにより、ピークは徐々に減少する。
〔4〕フレーム同期点検出器10の詳細
次に、図7のフレーム同期点検出器10の詳細について説明する。本実施例では、フレーム同期点検出器10は、本発明で新たに提案されるバックサーチ法に基づいてフレーム同期捕捉演算処理を行う。そこで同期点決定手段であるバックサーチ法について補足説明しておく。ここでは、図25のフローチャートを参照しつつ、最大値検出器(FC_5)と同期点決定手段(FC_6)の動作の詳細を説明する。
マルチパス伝送路環境下では、式(14)で計算されるIIR(t)の出力は角状の波形となり、ピーク自体が広がったり、移動したりする。具体的には、図19に示したように、理想のフレーム同期点よりも後方にピークが現れる。このように、相互相関及び相関積が角状の波形となった場合、ピーク検出によるフレーム同期点を求めると、「発明が解決しようとする課題」の欄で既に述べた通り、後方ずれによる符号間干渉(ISI)の影響が大きくなり(図1(a)参照)、システム性能の劣化に繋がるという問題が生じる。
そこで、バックサーチ法では、CSの影響とフレーム同期検出点の後方ずれの影響を考慮してフレーム同期捕捉を行う。
以下、最大値検出器(FC_5)、バックサーチ法に基づくフレーム同期点Tsyncの検出を行う同期点決定手段(FC_6)について説明する。
図20に、バックサーチ法の概念図を示す。また、図20(a)の波形は、図19と同様の歪みのあるIIR(t)の波形であり、図20(b)の波形は、図20(a)と同時刻のACave(t)の波形である。ここでは、バックサーチ法の一例として、二段階にて同期検出を行う方法を説明するが、これは一例であり、本発明はこのような方法に限定されるものではない。最大値検出器は、IIRフィルタ9の出力IIR(t)の最大値MAXを検出する。最大値検出器では、フレーム同期捕捉回路1の動作開始時点から、ACave(t)が所定の閾値ACthを下回る時点(図20(b)ではt=9.025μsec)まで、IIR(t)とMAXの比較を行い、IIR(t)>MAXの条件を満たした時のIIR(t)を最大値MAXとし、そのMAXの時点を大まかな同期点とする。(FC_5)次に、同期点決定手段であるバックサーチ法にて、IIR(t)の最大値検出点よりも前の任意の区間(これをTsearchと記す。)内で、IIR(t)と、IIR(t)の最大値MAXのw倍(0<w<1)したMAXbsとの比較(バックサーチ)を行う。そして、Tsearch間で、MAXbs<IIR(t)となる最も前の時点をフレーム同期点Tsyncとして決定する。(FC_6)
同期捕捉信号の発生タイミングが後方にずれた場合における符号間干渉(intersymbol interference:ISI)への影響を示す図である。 同期捕捉信号の発生タイミングが前方にずれた場合におけるISIへの影響を示す図である。 MIMO−OFDMを採用する本発明の実施例1に係る復調装置の概略構成図である。 L−STFのベースバンド実部信号の波形である。 L−STFのベースバンド虚部信号の波形である。 図4の0〜1.6μsの範囲を拡大した波形である。 フレーム同期捕捉回路1を詳細に示したブロック図である。 受信信号r (iRX)(iRX=1,…,4)の実部信号波形である。 受信信号r (iRX)(iRX=1,…,4)の虚部信号波形である。 自己相関器2の出力である自己相関値ACout (iRX)(iRX=1,…,4)の波形を示す図である。 式(10a)で計算されるACtemp(t)を示す図である。 式(10b)で計算されるAC平均化器3の出力ACave(t)を示す図である。 相互相関値MFout (iRX)(t)の実部信号の波形である。 相互相関値MFout (iRX)(t)の虚部信号の波形である。 相互相関値の自乗平均値MFave(t)の波形を示す図である。 乗算値Mult(t)の波形を示す図である。 MFave(t)とACave(t)とを同時に示す図である。 加重演算値IIR(t)の波形を示す図である。 マルチパス伝送路環境下でのIIR(t)の波形の拡大図である。 バックサーチ法の概念図である。 IEEE802.11n PHYに規定するPLCPパケットフォーマットを示す図である。 特許文献1に記載された同期捕捉信号の生成方法を説明する図である。 特許文献1に記載された同期捕捉信号の生成方法を説明する図である。 フレーム同期捕捉の動作を説明するフローチャートである。 最大値検出器と同期点決定手段の動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 フレーム同期捕捉回路
2 自己相関器
3 AC平均化器
6 整合フィルタ(相互相関演算器)
7 MF平均化器
8 乗算器
9 IIRフィルタ(デジタルフィルタ)
10 フレーム同期点検出器
100 復調装置
101a,101b,101c,101d 受信アンテナ
102a,102b,102c,102d,102 受信(RX)フィルタ
103 自動ゲイン制御(AGC)回路
104 キャリア周波数同期回路
105a,105b,105c,105d ガードインターバル除去器
106a,106b,106c,106d フーリエ変換器
107 位相トラッキング回路
108 空間時間信号検出器
109a,109b,109c,109d デマッパ
110a,110b,110c,110d デインターリーバ
111 空間ストリーム・デパーサー
112a,112b FECエンコーダ
113 エンコーダ・デパーサー
114 スクランブラ
115 チャネル推定器
116 受信アンプ
117 AD変換器(ADC)
118 DA変換器(DAC)

Claims (2)

  1. 入力される時間信号に対して自己相関演算を行う自己相関演算器と、
    入力される時間信号と予め定められた所定のプリアンブル信号系列との相互相関演算を行う相互相関演算器と、
    前記自己相関演算器から出力される自己相関値と、前記相互相関演算器から出力される相互相関値とを乗算して相関積を算出する相関積演算器と、
    前記相関積演算器から出力される相関積において現れる周期的な角状の波形を、同期用のトレーニング信号の周期で重み付け加算を行うデジタルフィルタと、
    前記デジタルフィルタによって重み付け加算された前記相関積において現れる周期的な角状の波形のうち、最大値の大きさと、その最大値の時刻とを検出する最大値検出器と、
    前記最大値検出器が検出した最大値の時刻からそれよりも前の時点までの所定の時間区間において、該当時間区間内の各サンプル点における重み付け加算された前記相関積の値と、前記最大値の大きさに0よりも大きく1未満の定数を掛けた値とを比較して、前者の値が後者の値よりも大きいサンプル点のうち最も前の時間のサンプル点のタイミングを、同期捕捉信号として出力する同期点決定手段と、
    を備えたことを特徴とするフレーム同期捕捉回路。
  2. 入力される前記時間信号は、複数の受信アンテナで受信された並列の時間信号であり、
    前記自己相関演算器及び前記相互相関演算器を受信アンテナの数だけ備えており、
    前記各自己相関演算器が出力する各自己相関値の和又はその平均値を演算する自己相関平均演算器と、
    前記各相互相関演算器が出力する各相互相関値の和又はその平均値を演算する相互相関平均演算器とを備え、
    前記相関積演算器は、前記自己相関平均演算器が出力する各自己相関値の和又はその平均値と、前記相互相関平均演算器が出力する各相互相関値の和又はその平均値とを乗算して相関積を算出するものであること
    を特徴とする請求項1記載のフレーム同期捕捉回路。
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