JP2010128549A - 自動販売機 - Google Patents

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Abstract

【課題】上下方向に複数段設置される商品選択ボタンのレイアウトにかかわらず商品選択ボタンの配線を通す切欠きを備えたパネル押え金具の種類を削減する。
【解決手段】本体キャビネットの前面にヒンジにより開閉可能に支持された外扉2に透明パネル4で覆われたディスプレイ室5を備え、前記透明パネル4にディスプレイ台に展示される商品に対峙する位置に商品選択ボタン9aが設けられ、前記外扉2のヒンジ側に配設されたパネル押え金具100の切欠き101〜103を通して前記商品選択ボタンへ配線接続する自動販売機において、ディスプレイ台のレイアウトに応じて上下方向に変位して取付けられる商品選択ボタン9aの位置に対応可能なように前記切欠きを上下方向に長く延在して形成するとともに当該切欠きに沿って目隠し部材102a,103aを設けたパネル押え金具100を用いて共通化する。
【選択図】図1

Description

この発明は、缶入り飲料,瓶入り飲料,ペットボトル飲料などの商品を販売する自動販売機に関する。
缶入り飲料,瓶入り飲料,ペットボトル飲料などの商品を販売する自動販売機は断熱筐体としてなる本体キャビネットの庫内に前記商品をコールド,ホット状態に区分して保存し、外扉のディスプレイ室内に複数の商品見本を左右に並べて展示し、前記商品見本に対応して設けられた商品選択ボタンの操作に基づいて選択された商品を販売するように構成されている。この種の従来の自動販売機について図4を用いて説明する。
図4に示すように、この自動販売機は、前面が開口した断熱筐体として形成された本体キャビネット1と、本体キャビネット1の前面にヒンジにより開閉可能に支持された外扉2とからなる。本体キャビネット1の開口面は開閉可能な断熱内扉3によって閉塞されて商品収納庫を画成している。本体キャビネット1の商品収納庫内は、不図示の断熱仕切壁により左右方向に複数の商品収納室に区分され、各商品収納室には缶入り飲料,瓶入り飲料,ペットボトル入り飲料などの商品を収容するとともにその下端に商品を搬出する商品払出機構を有する商品収納ラックが収設され、また、各商品収納室の下部には、当該各商品収納室を冷却もしくは加熱して商品収納ラックに収納した商品を冷却または加熱する冷却/加熱ユニットが配設されている。
前記外扉2の前面の上部域に開口した窓穴にはアクリル樹脂からなる透明パネル4が取付けられ、この透明パネル4と外扉2に片開き式に軸支されたディスプレイ扉6との間の空間がディスプレイ室5として形成されている。前記ディスプレイ扉6の前面には、本体キャビネット1の商品収納庫内に収容した商品に対応した複数の商品見本8を左右に一列に並べて載置したディスプレイ台7が上下方向に3段取付けられている。前記透明パネル4には各ディスプレイ台7と対峙する位置に商品選択ボタンユニット9が設けられ、当該商品選択ボタンユニット9は、ディスプレイ台7に載置された各商品見本8に対応して左右に一列に並べて設けた商品選択ボタン(不図示)を有している。また、前記外扉2の前面には不図示の硬貨投入口、紙幣挿入口、返却レバー、ロック付ハンドル(外扉ロック装置)、硬貨返却口などに加えて商品取出口21が設けられている。さらに、前記外扉2の背面には硬貨投入口に連通した硬貨処理装置22、この硬貨処理装置22に連通した金庫23、紙幣挿入口に連通した紙幣識別装置24などが設けられている。なお、ディスプレイ室5の上部およびディスプレイ台7の下部には商品見本8などを明るく照らす蛍光灯などの照明光源(不図示)が配設されている。また、前記ディスプレイ扉6にはラッチ金具6aが取付けられ、このラッチ金具6aを外扉2のラッチピン2aに係合させることにより前記ディスプレイ扉6は外扉2に係止されるように構成されている。
前記ディスプレイ室5を構成する透明パネル4は、図5および図6に示すように、外扉2に開口した窓穴を背面側から覆うように配設されるとともにパネル押え金具10により取付けられている。前記パネル押え金具10は外扉2に開口した窓穴の周囲を取り囲むように上下左右にそれぞれ設けられ(図5および図6では正面視左側のパネル押え金具10を示す)、かつ、ディスプレイ室5の内周壁を兼ねて白色塗装が施されている。パネル押え金具10は一端(後端)を外扉2の扉枠2aにねじ11で固着され、その他端(前端)と扉枠2aとの間に透明パネル4を挟持固定し、かつ、透明パネル4の周縁に沿って布設したパッキンPを押圧して外部からの雨滴の浸入を防止している(例えば、特許文献1参照)。
前記透明パネル4の前面に設けられる商品選択ボタンユニット9は透明パネル4の背面に配設した取付金具91(図6参照)にねじにより取付けられている。前記取付金具91は商品選択ボタンユニット9の商品選択ボタン9a(図5参照)へのハーネスWを保持する機能を有しており、透明パネル4の前面から商品選択ボタン9aへのハーネスWが見えないようにされている。前記商品選択ボタン9aのハーネスWは外扉2に配設した制御ボックスと商品選択ボタン9aとの間の信号授受を行うものであり、商品選択ボタンユニット9の左端側(外扉2のヒンジ側であり、この例では正面視左端側)より引出され、パネル押え金具10に設けた切欠き10aを介して外扉2に配設した制御ボックスに接続されている。パネル押え金具10の切欠き10aは、図7に示すようにパネル押え金具10の他端側に開放するように切欠かかれている。
特開2003−44919号公報(図5、図6)
ところで、ディスプレイ室5に上下方向に複数段設置されるディスプレイ台7の位置は商品サンプルの外形寸法(商品の長さサイズ)に応じて上下方向に変化する。すなわち、図4に示す例では上下3段のディスプレイ台7にそれぞれ長さサイズの異なる商品サンプル8を載置し、3段のディスプレイ台7の間隔が略均等となるように配置されているが、例えば、上下3段のディスプレイ台7間の間隔を均等のままで下段のディスプレイ台7に長さサイズの小さい商品サンプル8のみを載置した場合、当該商品サンプル8の上端と中段のディスプレイ台7の下部との間に大きな隙間が生じて見栄えが悪くなる。このために中段のディスプレイ台7は下方に位置をずらしてレイアウトされる。このように、ディスプレイ台7のレイアウトはディスプレイ台7に載置される商品サンプルの長さサイズに応じて上下方向に変化することから、このディスプレイ台7に沿って透明パネル4の前面に設けられる商品選択ボタンユニット9の取付け位置も必然的に上下方向にずれてしまう。従って、商品選択ボタンユニット9における商品選択ボタン9aのハーネスWを通す切欠き10aが等間隔に形成されたパネル押え金具10の場合、商品選択ボタン9aの位置と切欠き10aの位置がずれてしまってハーネスWをディスプレイ室5内を引き回す、つまり、図5に示したように、中段の商品選択ボタンユニット9と切欠き10aの位置がずれている場合にはそのハーネスWがディスプレイ室5内を引き回すようになり、ハーネスWがディスプレイ室5内に露出して見栄えを損なう。これを回避するために、ディスプレイ台7(商品選択ボタンユニット9)のレイアウトに応じた切欠き10aを有するパネル押え金具10を複数種類用意することが考えられるが、パネル押え金具10の種類が増加するのでコストが嵩むという課題を有する。
また、前記ハーネスWはパネル押え金具10をねじ11により固定した後工程で切欠き10aを介して引き回すのは困難であることから、パネル押え金具10を固定する工程において切欠き10aを介して引き回れされるが、パネル押え金具10を固定する工程において切欠き10aを通してハーネスWを引き回す際、切欠き10aの開放端部がパネル押え金具10の他端(前端)における外扉2(扉枠2a)で閉塞される側面側に位置していることから狭い作業空間でハーネスWを切欠き10aに通さねばならない。一方、切欠き10aの開放端縁部は略直角に形成されていることから、ハーネスWを切欠き10aに通す際にハーネスWが切欠き10aの開放端縁部に引っ掛かってハーネスWを切欠き10aに通す作業が煩雑で時間がかかるという課題を有する。この場合、ハーネスWを長くしてパネル押え金具10を所定位置に取付ける以前にハーネスWを切欠き10aに通すこともできるが、ハーネスWを長くした分だけコストが上昇するとともにハーネスを結束する事後処理が必要となるので得策ではない。
そこで、本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、その目的は前記課題を解決し、上下方向に複数段設置される商品選択ボタンのレイアウトにかかわらず商品選択ボタンのハーネスを通す切欠きを備えたパネル押え金具の種類を削減することが可能な自動販売機を提供することにある。
上記目的を達成するために請求項1に係る発明は、前面が開口した断熱筐体として形成された本体キャビネットと、本体キャビネットの前面にヒンジにより開閉可能に支持された外扉とからなる自動販売機であって、前記外扉には複数の商品見本を左右に並べて載置したディスプレイ台が上下方向に複数段取付けられ、かつ、その前面がパネル押え金具により保持された透明パネルで覆われたディスプレイ室を備え、前記透明パネルには前記ディスプレイ台に対峙する位置に商品選択ボタンが取付けられ、前記外扉のヒンジ側に配設されたパネル押え金具には商品選択ボタンのハーネスを通す切欠きが形成されてなる自動販売機において、前記切欠きはディスプレイ台のレイアウトに応じて上下方向に偏倚して取付けられる商品選択ボタンの位置に対峙するよう上下方向に長く延在して形成して成り、当該切欠きに沿って目隠し部材を備えたことを特徴とする。
また、上記目的を達成するために請求項2に係る発明は、請求項1に記載の自動販売機において、目隠し部材はパネル押え金具に切欠きを形成した後の破材の切り起こしにより形成されていることを特徴とする。
また、上記目的を達成するために請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に記載の自動販売機において、切欠きは開放端部が拡開して成ることを特徴とする。
本発明の請求項1に係る自動販売機によれば、前面が開口した断熱筐体として形成された本体キャビネットと、本体キャビネットの前面にヒンジにより開閉可能に支持された外扉とからなる自動販売機であって、前記外扉には複数の商品見本を左右に並べて載置したディスプレイ台が上下方向に複数段取付けられ、かつ、その前面がパネル押え金具により保持された透明パネルで覆われたディスプレイ室を備え、前記透明パネルには前記ディスプレイ台に対峙する位置に商品選択ボタンが取付けられ、前記外扉のヒンジ側に配設されたパネル押え金具には商品選択ボタンのハーネスを通す切欠きが形成されてなる自動販売機において、前記切欠きはディスプレイ台のレイアウトに応じて上下方向に偏倚して取付けられる商品選択ボタンの位置に対峙するよう上下方向に長く延在して形成して成り、当該切欠きに沿って目隠し部材を備えたことにより、ディスプレイ台のレイアウトに応じて商品選択ボタンが上下方向に偏倚したとしても当該商品選択ボタンのハーネスをその真横から最短距離でパネル押え金具の切欠きを通して引き回すことができるので、パネル押え金具をディスプレイ台(商品選択ボタン)のレイアウトにかかわらず共通に使用することが可能となる。言い換えると、パネル押え金具の種類を削減することが可能となる。また、自動販売機の前面側から切欠きのを介してパネル押え金の裏手(内部)に臨む位置には目隠し部材が設けられているので、前記切欠きの開口を介してパネル押え金の裏手(内部)が暴露されるのを防止できる。したがって、切欠きが上下方向に長く延在している場合にも自動販売機の外観を損なうことがないという利点を有する。
また、本発明の請求項2に係る自動販売機によれば、目隠し部材をパネル押え金具に切欠きを形成した後の破材の切り起こしにより形成したことにより、切欠きの開口を通してパネル押え金の裏手(内部)が暴露されるのを防止する目隠し部材として、切欠きを形成する際に発生するところの当該切欠きサイズに相応した破材(一般的には鉄屑として廃棄処分される)を有効利用することができ、製造工程に投入する資材(鋼板)の利用効率を高めることができる。
また、本発明の請求項3に係る自動販売機によれば、切欠きは開放端部が拡開してなることにより、商品選択ボタンのハーネスをパネル押え金具の切欠きに通す際、その拡開した開放端部を介してスムーズに挿入することができるという利点を有する。
以下、本発明における実施の形態である自動販売機を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施の形態1である自動販売機の主要部分(ディスプレイ室)を拡大して示した斜視図、図2は図1のA−A断面図、図3はパネル押え金具の斜視図である。なお、自動販売機の全体構成は図4に示したものと同一であり、図4に示すものと同一のものには同一の符号を付して重複する説明は省略する。
図1において、2で再び断熱筐体として形成された本体キャビネット(図4参照)の前面にヒンジにより開閉可能に支持された外扉、4でアクリル樹脂からなる透明パネル、5で透明パネル4により覆われたディスプレイ室、9で透明パネル4の前面に取付けられた商品選択ボタンユニット、9aで商品選択ボタンユニット9に設けられた商品選択ボタンを示している。図1に示した実施の形態において従来と異なる点は切欠き101〜103を備えたパネル押え金具100の構造であり、その他の構成は従来と同一である。なお、図1においては商品サンプルを載置したディスプレイ台については省略している。
前記パネル押え金具100の外形形状は従来と同一であり、図2に示すように、パネル押え金具100は一端(後端)を外扉2の扉枠2aにねじ11で固着され、その他端(前端)と扉枠2aとの間に透明パネル4を挟持固定し、かつ、透明パネル4の周縁に沿って布設したパッキンPを押圧して外部からの雨滴の浸入を防止している。また、パネル押え金具100は外扉2に開口した窓穴の周囲を取り囲むように上下左右にそれぞれ設けられ(図1および図2では正面視左側のパネル押え金具100を示す)、かつ、ディスプレイ室5の内周壁を兼ねて白色塗装が施されているものである。
さて、パネル押え金具100の切欠き101〜103は、図3に示すようにパネル押え金具100の他端(前端)を切欠くことによって形成され、下段の切欠き101に対して2段目および3段目の切欠き102,103は上下方向に長く延在するように形成されている。また、切欠き102,103の一方の縁辺(図3では下方の縁辺)が斜め下方にカットされてその開放端部が末広がりに広がるように拡開されている。そして、切欠き102,103の背後には目隠し部材102a,103aが立設して設けられている。この目隠し部材102a,103aは切欠き102,103を形成する際に通常では破材して廃棄されるパネル押え金具100の一部(当該切欠きサイズに相応した破材)を、図2に示すように切り起こして形成され、切欠き102,103の開口を通して内部を覗くことことができないようにしている。なお、下段の切欠き101は下段のディスプレイ台(商品選択ボタン10a)を基準としてそのレイアウトが決定され、下段のディスプレイ台(商品選択ボタン10a)の位置は一定であってその位置が上下方向に変化することがないことから従来と同様に小さく形成されている。
ここで、上下方向に長く延在するように形成された2段目および3段目の切欠き102,103の上下方向の長さはディスプレイ台(商品選択ボタン10a)のレイアウトによって上下方向にずれることからそのずれに対応する長さに定められている。すなわち、2段目および3段目の切欠き102,103の上下方向の長さは、ディスプレイ台(商品選択ボタン10a)のレイアウトが下段のディスプレイ台(商品選択ボタン10a)の位置を基準にレイアウトされ、そのレイアウトによって2段目および3段目のディスプレイ台(商品選択ボタン10a)の位置が上下にずれるが、このように2段目および3段目のディスプレイ台(商品選択ボタン10a)の位置が上下にずれた際にも、2段目および3段目の商品選択ボタン10aのハーネスWがそれぞれの商品選択ボタン10a(商品選択ボタンユニット9)の真横から切欠き102,103に最短距離で引き回すことができるように定められている。
上述した実施の形態1に係る自動販売機の組立(ディスプレイ室回り)について説明する。なお、透明パネル4は予め商品選択ボタンユニット9がその背面に配設した取付金具91(図2参照)にねじにより取付けられた状態で自動販売機における外扉2の組立ラインに投入される。このように外扉2の組立ラインに投入された透明パネル4は外扉2の前面に開口した窓穴を覆うように外扉2の背面からパネル押え金具100により取付けられる。前記パネル押え金具100は外扉2に開口した窓穴の周囲を取り囲むように上下左右にそれぞれ設けられ(図1および図2では外扉2のヒンジ側である正面視左側のパネル押え金具100を示す)、パネル押え金具100はその他端(前端)と扉枠2aとの間に透明パネル4を挟持固定し、かつ、透明パネル4の周縁に沿って布設したパッキンPを押圧しつつ、その一端(後端)を外扉2の扉枠2aにねじ11により固着する。
ここで、前記パネル押え金具100を取付ける工程において各段の商品選択ボタンユニット9における商品選択ボタン9aのハーネスWはパネル押え金具100の切欠き101〜103に通される。この作業(特に、切欠き102,103にハーネスWを通す作業)は、パネル押え金具100の他端(前端)を商品選択ボタンユニット9の左端に近接させた状態を維持しつつハーネスWがパネル押え金具100を跨ぐようにその前端からその背後に回り込ませ、次いでハーネスWを切欠き102,103に通す。この場合、ハーネスWは切欠き102,103の一方の縁辺(図3では下方の縁辺)が斜め下方にカットされて末広がりに広がるように拡開された開放端部から、その斜め下方のカット部に沿わせて引き回すことによって切欠き102,103に通される。したがって、ハーネスWを切欠き101〜103にスムーズに通すことができる。つまり、斜め下方を向いたカット部を備えていない従来例(図7参照)においてはハーネスWを切欠き10aに嵌め込むのが困難であるのに対し、斜め下方を向いたカット部を有する実施の形態1のパネル押え金具100においてはハーネスWの引き回しが容易となる。なお、下段の商品選択ボタン9aのハーネスWはパネル押え金具100を跨がせることなく切欠き101に直接通される。このように切欠き101〜103に各段の商品選択ボタン9aのハーネスWを通したうえでパネル押え金具100を所定位置に移動させてねじ11により固定する。
前述したように引き回された商品選択ボタン9aのハーネスWは商品選択ボタンユニット9の真横から最短距離で切欠き101〜103に引き込むことができるのでハーネスWがディスプレイ室5内に露出する度合いを少なくすることができる。また、パネル押え金具100のそれぞれの切欠き101〜103の背後に立設して設けられた目隠し部材102a,103aにより自動販売機の前面から見ると切欠き102,103の開口が閉塞されているように見え、前記切欠き102,103の開口を通して内部を覗くことができないことから切欠き101〜103により外観を損なうことがない。
前述したとおり本発明によれば、前面が開口した断熱筐体として形成された本体キャビネット1と、本体キャビネット1の前面にヒンジにより開閉可能に支持された外扉2とからなる自動販売機であって、前記外扉2には複数の商品見本8を左右に並べて載置したディスプレイ台7が上下方向に複数段取付けられ、かつ、その前面がパネル押え金具100により保持された透明パネル4で覆われたディスプレイ室5を備え、前記透明パネル4には前記ディスプレイ台7に対峙する位置に商品選択ボタン9aが取付けられ、前記外扉2のヒンジ側に配設されたパネル押え金具100には商品選択ボタン9aのハーネスWを通す切欠き101〜103が形成されてなる自動販売機において、前記切欠き102,103はディスプレイ台7のレイアウトに応じて上下方向に変位して取付けられる商品選択ボタン9aの位置に対峙するよう上下方向に長く延在して形成するとともに当該切欠き102,103に沿って目隠し部材102a,103aを備えていることにより、ディスプレイ台7のレイアウトに応じて上下方向に変位して取付けられる商品選択ボタン9aのハーネスWを当該商品選択ボタン9aの真横から最短距離で切欠き102,103に引き込むことができるので、パネル押え金具100をディスプレイ台7(商品選択ボタン9a)のレイアウトにかかわらず共通に使用することが可能となり、したがってパネル押え金具100の種類を削減することができる。そして、前記切欠き102,103に沿って設けた目隠し部材102a,103aにより自動販売機の前面から切欠き102,103を介して内部を覗くことができないようにしているので外観を損なうことがないという利点を有する。
なお、前述した実施の形態1においては商品選択ボタンユニット9を備えたものについて説明したが、これに限るものではない。例えば、商品選択ボタン9aが直接透明パネル4に装着されるものについても本発明を適用できるものであり、実施の形態1に限定されるものではない。
本発明の実施の形態である自動販売機の主要部(ディスプレイ室)を示す斜視図である。 図1のA−A断面図である。 図1若しくは図2に示したパネル押え金具の斜視図である。 本発明の実施対象に係る自動販売機の全体構成を示す外扉開放状態の斜視図である。 従来の自動販売機の主要部(ディスプレイ室)を示す斜視図である。 図5のB−B断面図である。 図5のパネル押え金具の斜視図である。
符号の説明
1 本体キャビネット
2 断熱仕切板
4 透明パネル
5 ディスプレイ室
7 ディスプレイ台
8 商品サンプル
9 商品選択ボタンユニット
9a 商品選択ボタン
100 パネル押え金具
101、102、103 切欠き
102a、103a 目隠し部材
W ハーネス

Claims (3)

  1. 前面が開口した断熱筐体として形成された本体キャビネットと、本体キャビネットの前面にヒンジにより開閉可能に支持された外扉とからなる自動販売機であって、前記外扉には複数の商品見本を左右に並べて載置したディスプレイ台が上下方向に複数段取付けられ、かつ、その前面がパネル押え金具により保持された透明パネルで覆われたディスプレイ室を備え、前記透明パネルには前記ディスプレイ台に対峙する位置に商品選択ボタンが取付けられ、前記外扉のヒンジ側に配設されたパネル押え金具には商品選択ボタンの配線を通す切欠きが形成されてなる自動販売機において、前記切欠きはディスプレイ台のレイアウトに応じて上下方向に変位して取付けられる商品選択ボタンの位置に対峙するよう上下方向に長く延在して形成するとともに当該切欠きに沿って目隠し部材を備えていることを特徴とする自動販売機。
  2. 請求項1に記載の自動販売機において、目隠し部材はパネル押え金具に切欠きを形成した後の破材の切り起こしにより形成されていることを特徴とする自動販売機。
  3. 請求項1または請求項2に記載の自動販売機において、切欠きは開放端部が拡開してなることを特徴とする自動販売機。
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