JP2010128099A - 車載用音声情報提供システム - Google Patents

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博昭 関山
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Abstract

【課題】車両の運転者や提供対象となる情報に合わせて適切な声質による音声情報提供を可能とするための技術を提供する。
【解決手段】車載用音声情報提供システムが、声質の異なる複数種類の音声を出力可能な音声出力手段と、車両の運転者の属性を取得する属性取得手段と、前記運転者の属性と提供対象となる情報の種類とに基づいて、前記情報の提供を行う際に使用する声質を決定する提供方法判断手段と、を備える。音声出力手段は、提供方法判断手段により決定された声質の音声を用いて情報を出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両の運転者に対して音声により各種情報を提供する技術に関する。
カーナビゲーションシステムに代表される車載機においては、運転操作を阻害しないよう、音声を用いて各種情報の提供が行われる。一般には女性の声質の合成音声が用いられることが多く、また機種によってはユーザ設定により合成音声の種類を切り替えられるものも存在する。
特許文献1(特開平10−288532号公報)では、アクセル・ブレーキ等の操作頻度や運転者の発話音声ピッチに基づいて運転者の精神状態を検出し、運転者の注意が散漫な場合には、音声案内の音量を大きくしたり、音程(トーン)を高くしたり、それまで音声案内していた声の性別とは反対の性別の声質に変更することで、運転者の注意喚起を行う構成が開示されている。特許文献2(特開2000−310535号公報)では、運転者のIDカードから国籍、年齢、性別等の個人データを読み取り、国籍に応じて音声案内の言語を切り替えたり、年齢に応じて音量、音声案内速度、音声案内回数を変更する車載機が開示されている。特許文献3(特開2008−170980号公報)では、車載オーディオ機器の設定音量や車内の会話音量などから車内の雰囲気(静かなのか、盛り上がっているのか)を判断し、車内の雰囲気に合った音量又は声色でガイダンスを出力するカーナビゲーション装置が開示されている。特許文献4(特開2002−91488号公報)では、車両内外の雑音を検出し、その雑音量に応じて音声案内の音量を変化させるカーナビゲーション装置が開示されている。
また、車載機ではないが、特許文献5(特開2005−208162号公報)では、医療カルテを読み上げるシステムにおいて、患者の性別や年齢に合わせて合成音声の声質を変えたり、カルテの編集者(患者、医師、看護婦)に応じて合成音声の声質を異ならせる構成が開示されている。
特開平10−288532号公報 特開2000−310535号公報 特開2008−170980号公報 特開2002−91488号公報 特開2005−208162号公報
車両の運転者に対して音声による情報提供を行う際には、運転者の注意力や集中力を損ねたり、運転者に心理的なストレスを与えたりしないように、運転者が快適に感じる声質(不快に感じない声質)の音声にて情報提供を行うことが望ましい。一方、音声により提供する情報の中には、経路案内情報、他の車両の接近や歩行者の有無を知らせる警告情報などのように、迅速かつ正確に伝達することが要求される重要な情報も存在する。この種の情報は、情報の伝達性に優れた声質の音声により出力することが好ましいといえる。
しかしながら、聞き手が快適と感じる声質が必ずしも情報の伝達性に優れた声質とは限らない。しかも、どのような声質を快適と感じるかは聞き手によって異なる可能性がある。それゆえ、出力音声の声質を一律に決定することは困難である。
なお上記従来技術は、運転者が注意散漫な場合に音量・トーン・声質を変えて注意喚起
したり(特許文献1参照)、運転者の年齢、車内の雰囲気や雑音量に応じて音量を変えたりする(特許文献2〜4参照)ものにすぎず、聞き手の快適性や情報の伝達性を考慮したものではない。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、車両の運転者や提供対象となる情報に合わせて適切な声質による音声情報提供を可能とするための技術を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明では、以下の手段または処理を採用する。
すなわち、本発明は、車両の運転者に対して音声により情報を提供する車載用音声情報提供システムであって、声質の異なる複数種類の音声を出力可能な音声出力手段と、車両の運転者の属性を取得する属性取得手段と、前記運転者の属性と提供対象となる情報の種類とに基づいて、前記情報の提供を行う際に使用する声質を決定する提供方法判断手段と、を備え、前記音声出力手段は、前記提供方法判断手段により決定された声質の音声を用いて前記情報を出力することを特徴とする。
心理学実験に基づく知見により、情報の聞き手の属性(性別、年齢層など)と、聞き手が快適と感じる声質、あるいは情報伝達性に優れた声質との間には、一定の傾向が見られることが判っている。また、情報の種類が判れば、快適性と情報伝達性のいずれを優先すべきかの判断も可能である。したがって、本発明のように、運転者自身の属性と情報の種類に基づいて情報提供に用いる声質を適宜変更することで、聞き手の快適性と情報の伝達性を考慮した音声による情報提供を実現できる。
前記情報の種類として、少なくとも、重要度の低い通常情報と重要度の高い緊急情報とが存在し、前記提供方法判断手段は、通常情報の提供を行う際には前記運転者の快適性を優先して声質を選択し、緊急情報の提供を行う際には情報伝達の確実性を優先して声質を選択することが好ましい。
通常情報の場合は快適性を優先することにより、運転者の運転に対する注意力や集中力を損ねたり、運転者に心理的なストレスを与えたりすることを、可及的に抑えることができる。一方、緊急情報の場合は情報伝達の確実性を優先することにより、運転者が情報を聞き逃したり、聞き誤ったりすることを可及的に防止することができる。
心理学実験に基づく知見により、聞き手が自分と同じ性別で同世代の人の声質を快適に感じる傾向にあることが判っている。したがって、前記提供方法判断手段は、通常情報の提供を行う際には前記運転者と性別及び年齢層が共通する声質を選択することが好ましい。これにより運転者が快適と感じる声質を自動的に選択することができる。
また、車両の利用者ごとに好みの声質が設定されている個人設定記憶手段をさらに備え、前記提供方法判断手段は、通常情報の提供を行う際に、前記運転者の好みの声質が前記個人設定記憶手段に設定されている場合にはその設定されている好みの声質を選択し、好みの声質が設定されていない場合には前記運転者と性別及び年齢層が共通する声質を選択するようにしてもよい。このように個人設定がある場合にはそれが優先的に使われるようにすることで、ユーザビリティの向上を図ることができる。
また、心理学実験に基づく知見により、壮年期(例えば25〜55歳)の男性の声質は聞き手に信頼感を与えるため、聞き手の情報の理解度が高まる傾向にあることが判っている。つまり壮年期の男性の声質は情報伝達性に優れているといえる。したがって、前記提
供方法判断手段は、緊急情報の提供を行う際には前記運転者の属性にかかわらず壮年期の男性の声質を選択することが好ましい。これにより情報伝達の確実性を向上することができる。
前記運転者の運転負荷を判定する運転負荷判定手段をさらに備え、前記提供方法判断手段は、前記運転者の運転負荷の状況と提供対象となる情報の種類とに基づいて、前記情報の提供タイミングを決定することが好ましい。
運転負荷が高い場合には、運転者の注意は運転操作に集中しているため情報提供を行っても聞き逃される可能性が高い。また運転の安全の観点からは、運転負荷が高い場合はできる限り情報提供を避けるほうが好ましいといえる。そこで例えば、重要度の高い緊急情報については直ちに音声出力を行うようにし、重要度の低い通常情報については運転負荷が所定のレベル(閾値)よりも低いときに音声出力を行うようにする、というように情報の提供タイミングを調整することで、情報伝達の確実と運転の安全を図ることができる。
なお、本発明は、上記手段の少なくとも一部を有する車載用音声情報提供システムとして捉えることができる。また、本発明は、上記処理の少なくとも一部を含む車両における音声情報提供方法、または、かかる方法を実現するためのプログラムやそのプログラムを記録した記録媒体として捉えることもできる。上記手段および処理の各々は可能な限り互いに組み合わせて本発明を構成することができる。
本発明によれば、車両の運転者や提供対象となる情報に合わせて適切な声質による音声情報提供が可能となる。
以下に図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。
車載機のアプリケーションとしては、経路案内(ナビゲーション)、ETC、交通情報案内、テレビ、ラジオ、ウェブブラウジング、情報検索、電子メール、運転誘導などさまざまなものが存在する。この種の車載機では、運転操作を阻害しないよう、音声を用いて各種情報の提供が行われる。また情報提供だけでなく、音声入力により車載機を操作可能な対話型の車載機も登場している。本発明に係る音声情報提供システムは、このような車載機に適用されるものであり、特に車両の運転者に対し音声による情報提供を行う車載機に適用されて好適なものである。
<システム構成>
図1は、本発明の実施形態に係る音声情報提供システム(以下単に「本システム」ともいう)の構成を示す図である。
本システムは、運転者情報取得部1、個人認証部2、個人認証データ記憶部3、個人属性データ記憶部4、提供方法判断部5(提供方法判断手段)、運転状況センサー6、周辺情報センサー7、状況判断部8、情報種類抽出部9、テーブル記憶部10、音声出力部11(音声出力手段)を備えて構成される。本実施形態においては、運転者情報取得部1、個人認証部2、個人認証データ記憶部3、及び個人属性データ記憶部4によって、運転者の属性を取得する属性取得機能(属性取得手段)が構成されている。また、運転状況センサー6、周辺情報センサー7、及び状況判断部8によって、運転者の運転負荷を判定する運転負荷判定機能(運転負荷判定手段)が構成されている。
本システムは、CPU(中央演算処理装置)、主記憶装置、補助記憶装置、表示装置、入力インターフェイス(ボタン、リモコン、タッチパネルなど)、スピーカ、マイクなど
のハードウエア資源を備えた車載コンピュータにより構成することができる。また、車載コンピュータではなく、ノートPCなどの汎用のパーソナルコンピュータを用いて構成することもできる。そして、上述した各種の機能は、補助記憶装置に格納されているプログラムが主記憶装置にロードされ、CPUによって実行されることにより、実現されるものである。
(属性取得機能)
運転者情報取得部1は、車両を運転中の運転者から、個人認証に用いるための情報を取得する機能である。また、個人認証部2は、運転者情報取得部1で取得した運転者情報と、個人認証データ記憶部3に格納されている登録利用者の情報とを比較照合することによって、運転者がいずれの登録利用者に該当するかを同定する機能である。
個人認証には従来公知のさまざまな方法が存在するが、ここではいずれの方法を採用してもよい。(1)例えば、音声(声紋)による個人認証方法の場合、運転者情報取得部1としてはマイクなどの音声入力装置を利用する。そして、個人認証部2は、運転者の発話音声を周波数解析した結果と、個人認証データ記憶部3の登録利用者の声紋パターンとを比較することで運転者を同定することができる。(2)顔画像による個人認証方法の場合、運転者情報取得部1としてはカメラなどの撮像装置を利用する。個人認証部2は、撮像装置から取り込まれた運転者の顔画像から特徴量を抽出し、それを登録利用者の特徴量と比較することで運転者の同定を行う。(3)他にも、指紋認証や、運転者が所持するIDカードでの認証を利用することも好ましい。
個人属性データ記憶部4には、登録利用者それぞれの属性データ(年齢、性別、運転暦など)が予め格納されている。個人認証部2は、運転者の個人認証が成功すると、その人の属性データを個人属性データ記憶部4から読み込む。運転者の個人IDと属性の情報は、提供方法判断部5に送られる。なお個人認証に失敗した場合(つまり個人を特定できない場合)には、あらかじめ設定された初期値(例えば、男性:25歳〜55歳)を提供方法判断部5に出力してもよいし、運転者に対して性別と年齢の入力を要求してもよい。
本実施形態では、運転者の属性を、
・性別=「男性」、「女性」
・年齢=「18歳〜24歳」、「25歳〜55歳」、「56歳以上」
のように分類する。すなわち、性別と年齢の組み合わせにより、「男性:18歳〜24歳」、「男性:25歳〜55歳」、「男性:56歳以上」、「女性:18歳〜24歳」、「女性:25歳〜55歳」、「女性:56歳以上」の6つのカテゴリに分けられる。
ここで述べた属性取得処理は、情報提供のたびに実行してもよい。しかし情報提供の頻度に比べて運転者の交代頻度は少ないことから、情報提供のタイミングとは非同期に一定の時間間隔(例えば数分から数十分に1回)で実行してもよい。また車両走行中に運転者が交代することはないため、車両が停止又は発進するタイミングで属性取得処理を実行するようにしてもよい。このように属性取得処理の回数を少なくすることにより、車載機の処理負荷を軽減することができる。
なお本実施形態では、最初に個人認証を行い、その結果をもとに予め登録されていた個人属性を読み込む構成を採用している。しかし、運転者の個人認証までは必要ない場合には、運転者の発話音声や顔画像などから性別や年齢層などの属性推定を行う構成を採用してもよい。
(運転負荷判定機能)
運転状況センサー6は、運転者の運転操作の状況を検知するための手段である。例えば
、ハンドル、アクセル、ブレーキなどの操作頻度や、速度、加速度、エンジン回転数などの変動などから、運転操作が忙しいか否かを把握することができる。
周辺情報センサー7は、車両の周辺の情報を検知するための手段である。例えば、降雨や降雪などを検知するセンサーや、走行中の道路の渋滞や車間などを検知するセンサーなどが該当する。このような周辺情報により、運転者の心理的負担などを把握することができる。
状況判断部8は、運転状況センサー6及び周辺情報センサー7から得られた、運転者自身の操作状況と車周辺の情報とを総合判断することにより、運転者にかかっている運転負荷を判定する。その判定結果は提供方法判断部5に送られる。
本実施形態では、運転負荷を「通常」と「負荷大(運転多忙)」の2段階で判定するが、例えば運転負荷1、2、・・・、Nのように、N段階で運転負荷を判定するようにしてもよい。また、操作頻度が極めて少ない場合や、周辺にほとんど車が存在しない場合など、運転負荷が小さい状態を「負荷小(閑散)」のように評価してもよい。
(情報種類抽出部)
情報種類抽出部9は、提供対象となる情報(以下「提供情報」という)から、情報の種類を取り出す機能である。情報の種類とは、提供情報の重要性及び/又は内容を示すものであり、例えば提供情報のヘッダ部分などに記録されている。ここで抽出された情報の種類は提供方法判断部5に送られる。
本実施形態では、情報の種類として、重要度が低い(高くない)提供情報であることを示す「通常」と、重要度が高い提供情報であることを示す「緊急」とが存在するものとする。「緊急」情報としては、例えば、経路案内情報とか、他の車両の接近、歩行者の有無、速度の出しすぎ等を知らせる警告情報などが該当する。また「通常」情報としては、例えば、周辺の店舗やイベントを案内する情報、広告情報、エンターテイメント関連の情報などが該当する。もちろん、情報の種類はこの2つに限らず、重要度1、2、・・・、NのようにN段階で重要度を表してもよい。
(音声出力部)
音声出力部11は、合成音声を用いて提供情報を音声出力する機能である。音声出力部11は、声質の異なる複数種類の音声を出力可能であり、提供方法判断部5の決定に従っていずれの声質で音声出力を行うかを切り替える。本実施形態では、「男性:18歳〜24歳」、「男性:25歳〜55歳」、「男性:56歳以上」、「女性:18歳〜24歳」、「女性:25歳〜55歳」、「女性:56歳以上」の6種類の声質の合成音声が用意されている。
(提供方法判断部)
提供方法判断部5は、情報提供の際に使用する声質や情報の提供タイミングなど、情報の適切な提供方法を決定するための機能である。テーブル記憶部10には、情報の種類別に用意された複数種類の「提供方法判断テーブル」と、車両の利用者ごとに好みの声質が設定された「個人設定テーブル」(個人設定記憶手段)と、が格納されている。
提供方法判断テーブルは、多数の被験者による心理学実験の結果に基づいて作成されたものである。具体的には、ドライブシミュレータを用いて擬似運転の環境を作成し、運転模擬中の被験者(運転者)に対して上記6種類の声質の音声により情報提供を行う。その後、各被験者に対してアンケートを実施し、快適に感じた声(好みの声)、情報の内容をよく理解できた声、信頼感や安心感をもった声などを調査する。さらに、情報提供時の被
験者の反応や動作なども分析して、被験者の負担や、情報伝達の正確性なども分析する。そして、これらの調査分析結果に基づいて、情報の種類別(例えば、快適性を優先するか、情報の伝達性を優先するかなどの目的別)に、運転者の属性と用いる声質とを対応付けたテーブルを作成する。
一方、個人設定テーブルは、車両の利用者自身が自由に作成、変更が可能なテーブルである。個人設定テーブルは、利用者ごとに割り当てられた個人IDにより管理されている。個人設定テーブルが存在する場合は、原則として、提供方法判断テーブルよりも個人設定テーブルの内容が優先される。ただし、情報の種類や運転負荷の状況によっては、提供方法判断テーブルのほうを優先することが好ましいこともある。例えば、緊急時には、個人の好みの声質よりも、情報の伝達性に優れた声質を用いるほうが好ましいといえる。
<動作例>
では、図2〜図5を参照して、本システムの動作の一例を説明する。図2は提供方法判断部5の処理を示すフローチャートであり、図3は「緊急」情報用の提供方法判断テーブルの例であり、図4は「通常」情報用の提供方法判断テーブルの例であり、図5は個人設定テーブルの例である。
音声により提供すべき情報が発生すると、提供方法判断部5は図2の処理を開始する。ステップS1において、提供方法判断部5は、個人認証部2から運転者の個人ID及び属性を取得する。ここでは運転者の属性として「男性:18歳〜24歳」が取得されたものとする。続いて、提供方法判断部5は、情報種類抽出部9から提供情報の種類を取得する(ステップS2)。
提供情報の種類が「緊急」であった場合には(ステップS3)、提供方法判断部5は、テーブル記憶部10から「緊急」情報用の提供方法判断テーブル(図3参照)を読み込む(ステップS4)。緊急情報用のテーブルでは、心理学実験の結果に基づいて情報伝達の確実性を優先して声質が設定されている。図3の例では、運転者の属性(性別、年齢)にかかわらず壮年期(25歳〜55歳)の男性の声質が設定されていることが判る。壮年期の男性の声質は聞き手に信頼感を与えるため、聞き手の情報の理解度が高まる傾向にあり、情報の伝達性に優れているものと考えられる。
提供方法判断部5は、提供方法判断テーブルを参照することで、運転者の属性「男性:18歳〜24歳」に対応付けられている声質を、情報出力に用いる声質として決定する(ステップS5)。ここでは「男性:25歳〜55歳」の声質が選ばれる。このような声質の音声で提供情報の出力を行うことにより、情報伝達の確実性を向上することができ、運転者が情報を聞き逃したり、聞き誤ったりすることを可及的に防止することができる。
ステップS3において、提供情報の種類が「通常」であった場合は、提供方法判断部5は、状況判断部8から運転者の運転負荷の状況を取得する(ステップS6)。運転負荷が「通常」の場合は(ステップS7)、運転者に情報を受け取る余裕があるものとみなし、ステップS8に進む。そして、提供方法判断部5は、運転者の個人IDに対応する個人設定テーブルがテーブル記憶部10内に登録されているか否かを調べ(ステップS8)、存在する場合は個人設定テーブルを読み込み(ステップS10)、存在しない場合は「通常」情報用の提供方法判断テーブルを読み込む(ステップS9)。
通常情報用のテーブル(図4参照)では、心理学実験の結果に基づいて、聞き手である運転者の快適性を優先した声質が設定されている。図4のテーブル例では、運転者と性別及び年齢層が共通する声質が選択されるような設定となっている。一般に聞き手は自分と同じ性別で同世代の人の声質を快適に感じる傾向にあるからである。本例では、「男性:
18歳〜24歳」の声質が選ばれることになる(ステップS5)。この声質の音声で提供情報の出力を行うことで、運転者の運転に対する注意力や集中力を損ねたり、運転者に心理的なストレスを与えたりすることを、可及的に防止することができる。
また、個人設定テーブル(図5参照)では、利用者自身の好みの声質が設定されている。本例では「女性:18歳〜24歳」の声質が選ばれる(ステップS5)。このように運転者の好みの声質を用いることができるようにしたことで、本システムの快適性を一層向上させることができる。また通常情報用のテーブルがデフォルトで使われるようにし、個人設定がある場合にのみ個人設定が優先的に使われるようにしたことで、ユーザビリティの向上を図ることができる。さらに、個人設定が有効となるのは通常情報の場合だけであり、緊急情報の場合は情報の伝達性に優れた性質が優先されるようにしたことにより、情報伝達の確実性と聞き手の嗜好性の両立が図られている。
ステップS7において、運転負荷が「負荷大」であった場合は、提供方法判断部5は、現在の状況において運転者に対し情報提供を行うべきでないとみなし、情報の提供タイミングを変更する(ステップS11)。例えば、情報提供を一時的に停止して運転負荷が「通常」に戻った後で音声が出力されるような制御を行ってもよいし、あるいは、情報提供自体を取り止めてもよい。運転負荷が高い場合には、運転者の注意は運転操作に集中しているため情報提供を行っても聞き逃される可能性が高い。また運転の安全の観点からは、運転負荷が高い場合はできる限り情報提供を避けるほうが好ましいといえる。そこで上記のように運転負荷が高い場合の情報提供タイミングを調整することで、情報伝達の確実と運転の安全を図ることができる。
以上述べた本実施形態の構成によれば、運転者の属性と情報の種類に応じて適切な声質を選択したことで、聞き手の快適性と情報の伝達性を考慮した音声による情報提供を実現できる。
<変形例>
なお、上記実施形態は本発明の一具体例を例示したものにすぎない。本発明の範囲は上記実施形態に限られるものではなく、その技術思想の範囲内で種々の変形が可能である。
上記実施形態では提供情報の種類を「通常」と「緊急」の2種類としたが、これに限らず、情報の種類として「マニュアルの説明」「天気予報」「交通情報」「経路案内」のように情報の内容を直接表す指標を用いることも好ましい。そして、これらの種類別に提供方法判断テーブルを用意することで、情報の内容に合わせた声質の設定が可能となる。例えば、自動車設備の情報を案内する場合は、整備士がイメージされる男性の声が好まれることがある。また、天気予報は女性の声が好まれる傾向にある。これらについても、心理学実験によるアンケート調査により、情報の内容ごとに適した声質の傾向を決定することが可能である。図6は、情報の種類が「天気予報」と「交通情報」の場合に利用されるテーブルの一例である。この例では、男性の運転者に対しては「女性:18歳〜24歳」の声質が設定され、女性の運転者に対しては「女性:25歳〜55歳」の声質が設定されている。
また上記実施形態では運転者の属性として性別と年齢を用いて声質の選択を行ったが、属性として運転暦(運転の習熟度)を声質選択や運転負荷判定に利用することも好ましい。また声質の種類として、話し方、抑揚、速度などが異なる声質を用意することも好ましい。
また上記実施形態では、状況判断部8による運転負荷判定結果を情報提供タイミングの制御に利用したが、運転負荷のレベルに応じて提供方法判断テーブルを異ならせることも
可能である。また運転負荷のレベルに応じて出力する情報量を異ならせることも好ましい。
本発明の実施形態に係る音声情報提供システムの構成を示す図。 提供方法判断部の処理を示すフローチャート。 「緊急」情報用の提供方法判断テーブルの例。 「通常」情報用の提供方法判断テーブルの例。 個人設定テーブルの例。 「天気予報」と「交通情報」用の提供方法判断テーブルの例。
符号の説明
1…運転者情報取得部、2…個人認証部、3…個人認証データ記憶部、4…個人属性データ記憶部、5…提供方法判断部、6…運転状況センサー、7…周辺情報センサー、8…状況判断部、9…情報種類抽出部、10…テーブル記憶部、11…音声出力部

Claims (6)

  1. 車両の運転者に対して音声により情報を提供する車載用音声情報提供システムであって、
    声質の異なる複数種類の音声を出力可能な音声出力手段と、
    車両の運転者の属性を取得する属性取得手段と、
    前記運転者の属性と提供対象となる情報の種類とに基づいて、前記情報の提供を行う際に使用する声質を決定する提供方法判断手段と、を備え、
    前記音声出力手段は、前記提供方法判断手段により決定された声質の音声を用いて前記情報を出力することを特徴とする車載用音声情報提供システム。
  2. 前記情報の種類として、少なくとも、重要度の低い通常情報と重要度の高い緊急情報とが存在し、
    前記提供方法判断手段は、通常情報の提供を行う際には前記運転者の快適性を優先して声質を選択し、緊急情報の提供を行う際には情報伝達の確実性を優先して声質を選択することを特徴とする請求項1に記載の車載用音声情報提供システム。
  3. 前記提供方法判断手段は、通常情報の提供を行う際には前記運転者と性別及び年齢層が共通する声質を選択することを特徴とする請求項2に記載の車載用音声情報提供システム。
  4. 車両の利用者ごとに好みの声質が設定されている個人設定記憶手段をさらに備え、
    前記提供方法判断手段は、通常情報の提供を行う際に、前記運転者の好みの声質が前記個人設定記憶手段に設定されている場合にはその設定されている好みの声質を選択し、好みの声質が設定されていない場合には前記運転者と性別及び年齢層が共通する声質を選択することを特徴とする請求項2に記載の車載用音声情報提供システム。
  5. 前記提供方法判断手段は、緊急情報の提供を行う際には前記運転者の属性にかかわらず壮年期の男性の声質を選択することを特徴とする請求項2〜4のうちいずれか1項に記載の車載用音声情報提供システム。
  6. 前記運転者の運転負荷を判定する運転負荷判定手段をさらに備え、
    前記提供方法判断手段は、前記運転者の運転負荷の状況と提供対象となる情報の種類とに基づいて、前記情報の提供タイミングを決定することを特徴とする請求項1〜5のうちいずれか1項に記載の車載用音声情報提供システム。
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