JP2010127379A - トランスミッションケースの取付構造 - Google Patents

トランスミッションケースの取付構造 Download PDF

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JP2010127379A
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Yuji Takatsuki
祐治 高月
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Abstract

【課題】ニュートラルスタートスイッチを破損することなく、所定の締結工具により予め決められた締結位置にてトランスミッションケースをエンジンに安定して取り付けられるようにする。
【解決手段】トランスミッションケース1のスイッチ本体3および締結位置7を順次に見通し可能な位置であるトランスミッションケース1の右側の前上端部に、“く”字状のエンジンハンガー11を取り付け、エンジンハンガー11の先端部分を一部円弧状に切り欠いてガイド部13を形成し、このガイド部13に締結工具9の棒状部分9aをガイドさせることにより、棒状部分9aのNSSの本体3への接触を回避しつつ締結工具9によるボルト締結を安定して行える。
【選択図】図3

Description

この発明は、シフトレバーのレンジ位置を検出するニュートラルスタートスイッチのスイッチ本体が固定されたトランスミッションケースを、予め決められた締結位置にて所定の締結工具によりエンジンに取り付けるためのトランスミッションケースの取付構造に関するものである。
一般に、自動変速機におけるトランスミッションケースには、シフトレバーのレンジ位置を検出するニュートラルスタートスイッチ(以下、NSSと称する)の本体が固定される(例えば、特許文献1参照)。
そして、このトランスミッションケースはエンジンに取り付けられるが、取り付けの際、専用の締結工具を用いて予め決められた締結位置にボルト等により締結される。通常工場内では、“く”字状のエンジンハンガーがトランスミッションケースに予め取付けられており、このエンジンハンガーにチェーンが引掛けられてトランスミッションケースが一定結合されたエンジンを吊り下げた状態で製造ラインに沿って搬送されるようになっている。
このとき、トランスミッションケースをエンジンに取り付ける専用の締結工具は、エンジンハンガー、NSSの本体および締結位置を順次に見通す位置にある上記締結位置までの長尺の棒状部分を有し、棒状部分先端にボルト頭が嵌挿されるボルト締結部を有し、棒状部分のボルト締結部と反対側にはモータを内蔵した操作部が設けられて構成されている。そして、操作部を把持してエンジンハンガーおよびNSSの本体越しに、ボルト締結部を締結位置の雌ねじ部分まで導き、操作部のモータ操作スイッチをオンすることで、操作部に内蔵されたモータが回転して棒状部分がボルト締結部と一体的に回転し、ボルト締結部に嵌挿したボルトが締結方向に回転してエンジンの締結位置の雌ねじに螺着し、トランスミッションケースがエンジンに一体的に結合されて取り付けられるようになっている。
特開2007−255630号公報(段落0012〜0014、図1、図2など)
しかし、専用の締結工具の棒状部分が長く、しかも締結工具の操作部を把持してエンジンハンガーおよびNSSの本体越しにボルト締結部を締結位置まで導いてボルトの締結作業を行なう際に、上記したNSSの本体が締結工具の棒状部分に干渉し易い位置にあるため、NSSの本体に締結工具の棒状部分が干渉して接触し易く、締結作業中にNSSを破損するおそれがある。
また、ボルトの締結作業中、締結工具の棒状部分がNSSの本体に接触しないように、締結工具を最適位置からずらしつつ操作部のモータ操作スイッチをオン操作すると、締結工具の棒状部分がぶれながら回転するため、棒状部分先端のボルト締結部に嵌着されたボルトにボルト締結部の回転がうまく伝わらず、安定してボルトを締結することができないこともある。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、ニュートラルスタートスイッチを破損することなく、所定の締結工具により予め決められた締結位置にてトランスミッションケースをエンジンに安定して取り付けられるようにすることを目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明のトランスミッションケースの取付構造は、シフトレバーのレンジ位置を検出するニュートラルスタートスイッチの本体が固定されたトランスミッションケースを、予め決められた締結位置にて所定の締結工具によりエンジンに取り付けるためのトランスミッションケースの取付構造において、前記トランスミッションケースの前記ニュートラルスタートスイッチの本体および前記締結位置を順次に見通し可能な位置に設けられた前記エンジンの吊り下げ用エンジンハンガーを備え、前記エンジンハンガーの先端部に、前記締結工具の前記スイッチ本体への接触を回避しつつ前記締結工具を前記締結位置までガイドするガイド部が形成されていることを特徴としている(請求項1)。
請求項1の発明によれば、エンジンハンガーの先端部にガイド部を設けたため、このガイド部により締結工具のぶれを防止でき、締結工具がニュートラルスタートスイッチの本体に接触することを回避しつつ締結工具を締結位置までガイドすることができ、締結作業中にニュートラルスタートスイッチを破損することを防止できる。さらに、ガイド部により締結工具がぶれることなくガイドされるため、締結位置にてトランスミッションケースをエンジンに安定して取り付けることができる。
つぎに、本発明に係るトランスミッションケースの取付構造の一実施形態について、図1ないし図4を参照して説明する。ここで、図1ないし図4はいずれもトランスミッションケースをエンジンに取り付ける作業途中の状態を示し、図1は平面図、図2は斜め前上方から見た斜視図、図3は右斜め前上方から見た斜視図、図4は斜め後上方から見た斜視図である。
これらの図に示すように、トランスミッションケース1は図1ではその左側に位置するエンジン(図示せず)に一体的に結合されて取り付けられものであり、トランスミッションケース1内には、主としてベルト式無段変速機構と、該無段変速機構をシフトレバー(不図示)の操作によって選択されたP(パーキング)−R(リバース)−N(ニュートラル)−D(ドライブモード)−S(スポーツモード)−B(ブレーキモード)の何れかのレンジ位置に対応した変速モードに切り換える変速モード切り換え機構とを収容した構造を有している。なお、このトランスミッションケース1を車両に搭載した場合、図1において下側が車両前側であり、右側が車両左側となる。
そして、上記シフトレバーのレンジ位置を検出し、PあるいはN位置ではキー操作によるスタータ(図示せず)始動を可能にするとともに、検出されたレンジ位置を運転席に配設されたメータ装置(図示せず)に表示するNSS(ニュートラルスタートスイッチ)を備えており、このNSSの本体3が、トランスミッションケース1を挟んでエンジンと反対側(図1の右側)から見てトランスミッションケース1の上左端部に配設されている。
ここで、トランスミッションケース1の上壁部にはシャフト挿通穴が形成され、この挿通穴には、上下方向に延びるコントロールシャフトが挿入されており、このコントロールシャフトの下端部は上記した変速モード切り換え機構に連結されている。
さらに、コントロールシャフトの上端部は、トランスミッションケース1の上壁部から上方に突出しており、突出した上端部にはアーム5がナットにより締結固定され、該アーム5に上記したシフトレバーがコントロールケーブル(図示せず)を介して連結されている。これにより、シフトレバーの切り換えに応じてアームの回転位置が切り換わり、NSSがアームの回転位置を検出してシフトレバーのレンジ位置を検出するようになっている。
また、トランスミッションケース1の上左端部には、トランスミッションケース1をエンジンにボルトにて締結するために締結位置7が予め決められており、この締結位置7にはボルト螺着するためのほぼ左右方向への雌ねじ部(図示せず)が形成されている。なお、このトランスミッションケース1では、図1の右側から見てエンジンハンガー11、NSSの本体3、締結位置7の順に位置する。
そして、モータにより回転される長尺の棒状部分9aと、棒状部分9aの先端にボルト頭が嵌挿されるボルト締結部9bと、棒状部分9aのボルト締結部9bと反対側にモータ操作スイッチ9cによりオンオフされるモータ(図示せず)を内蔵した本体部9dとを備える専用の締結工具9により、トランスミッションケース1がエンジンに取り付けられる。
トランスミッションケース1のスイッチ本体3および締結位置7を、トランスミッションケース1を挟んでエンジンと反対側から順次に見通し可能な位置であるトランスミッションケース1の右側の前上端部には、“く”字状のエンジンハンガー11が取り付けられ、このエンジンハンガー11にチェーンが引掛けられてトランスミッションケース1が一定結合されたエンジンを吊り下げた状態で製造ラインに沿って搬送されるようになっている。
このとき、特に図3に示されるように、エンジンハンガー11の先端部分が一部円弧状に切り欠かれてガイド部13が形成されており、エンジンハンガー11のガイド部13に締結工具9の棒状部分9aをガイドさせることにより、棒状部分9aのNSSの本体3への干渉を回避しつつ締結工具9を締結位置7までガイドできるようになっている。
そして、締結工具9の棒状部分9aをエンジンハンガー11のガイド部13にガイドさせた状態で、締結工具9のモータ操作スイッチ9cのオンによりモータが回転すると、ガイド部13を棒状部分9aが摺接しつつ回転するため、締結工具9の棒状部分9aがぶれることなく回転することとなり、その結果、締結工具9の棒状部分9aがNSSの本体3に接触することを防止して接触によるNSSの破損を防止でき、安定してボルト締結作業を行うことができる。
従って、上記した実施形態によれば、エンジンハンガー11の先端部にガイド部13を形成したため、このガイド部13により、締結工具9がNSSの本体3に接触することを回避しつつ締結工具9を締結位置7まで安定してガイドすることができ、しかも締結工具9がぶれることなくガイドされることとなることから、締結作業中に締結工具9が接触することによるNSSの破損を未然に防止することが可能になる。
また、エンジンハンガー11のガイド部13により締結工具9がぶれることなくガイドされることとなるため、締結位置7にてトランスミッションケース1をエンジンに取り付けるためのボルト締結作業を安定して行うことが可能になる。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能である。例えば、エンジンハンガーの形状は上記した“く”字状のものに限定されるものではない。
本発明の一実施形態におけるトランスミッションケースをエンジンに取り付ける作業途中の状態での平面図である。 本発明の一実施形態におけるトランスミッションケースをエンジンに取り付ける作業途中の状態での斜め前上方から見た斜視図である。 本発明の一実施形態におけるトランスミッションケースをエンジンに取り付ける作業途中の状態での右斜め前上方から見た斜視図である。 本発明の一実施形態におけるトランスミッションケースをエンジンに取り付ける作業途中の状態での斜め後上方から見た斜視図である。
符号の説明
1……トランスミッションケース
3……NSS(ニュートラルスタートスイッチ)の本体
7……締結位置
9……締結工具
11……エンジンハンガー
13……ガイド部

Claims (1)

  1. シフトレバーのレンジ位置を検出するニュートラルスタートスイッチの本体が固定されたトランスミッションケースを、予め決められた締結位置にて所定の締結工具によりエンジンに取り付けるためのトランスミッションケースの取付構造において、
    前記トランスミッションケースの前記ニュートラルスタートスイッチの本体および前記締結位置を順次に見通し可能な位置に設けられた前記エンジンの吊り下げ用エンジンハンガーを備え、
    前記エンジンハンガーの先端部に、前記締結工具の前記スイッチ本体への接触を回避しつつ前記締結工具を前記締結位置までガイドするガイド部が形成されていることを特徴とするトランスミッションケースの取付構造。
JP2008302357A 2008-11-27 2008-11-27 トランスミッションケースの取付構造 Withdrawn JP2010127379A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103350642A (zh) * 2013-07-23 2013-10-16 安徽江淮汽车股份有限公司 一种纵置变速器悬置

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