JP2010125818A - 記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ターゲットに付着した記録材を乾燥させるための温風が筐体に形成された通過口から漏れ出すことを抑制することができる乾燥手段を備えた記録装置を提供する。
【解決手段】プリンタは、連続紙13に対してインクを付着させて記録処理を施す記録ヘッドと、連続紙13に付着したインクを乾燥させるための温風が内部を流動する筐体51を有し、且つ該筐体51の上面51aには連続紙13を通過させるための通過口51bが形成された乾燥装置16と、乾燥装置16における筐体51の通過口51bの外側となる位置に筐体51内の圧力よりも高圧の高圧空間域を形成する高圧空間域形成装置61とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、インクジェット式プリンタなどの記録装置に関する。
従来、処理液槽中を搬送されて水洗状態にある印画紙を乾燥させる写真乾燥装置には、印画紙に温風をあてることでその乾燥を促進するようにしたものがあった(例えば、特許文献1)。この特許文献1に記載の写真乾燥装置においては、ローラによって搬送される印画紙を、内部に温風が流動する筐体内を通過させることで、乾燥処理を行うようにしていた。
特開平10−83059号公報
こうした乾燥装置においては、印画紙の搬送経路上で乾燥処理を行う方が処理効率の点からは好ましいため、筐体には印画紙が出入りするための通過口を設ける必要があった。しかし、通過口を設けるとそこから温風が漏れ出して、熱効率が低下してしまうという問題があった。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ターゲットに付着した記録材を乾燥させるための温風が筐体に形成された通過口から漏れ出すことを抑制することができる乾燥手段を備えた記録装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の記録装置は、ターゲットに対して記録材を付着させて記録処理を施す記録手段と、前記ターゲットに付着した前記記録材を乾燥させるための温風が内部を流動する筐体を有し、且つ該筐体の外面には前記ターゲットを通過させるための通過口が形成された乾燥手段と、該乾燥手段における前記筐体の前記通過口の外側となる位置に前記筐体内の圧力よりも高圧の高圧空間域を形成する高圧空間域形成手段とを備えた。
この構成によれば、乾燥手段における筐体の通過口の外側となる位置には、筐体内の圧力よりも高圧の高圧空間域を形成する高圧空間域形成手段が設けられているので、その圧力差により、ターゲットに付着した記録材を乾燥させるための温風が筐体に形成された通過口から漏れ出すことを抑制することができる。
本発明の記録装置において、前記高圧空間域形成手段は、前記筐体の前記通過口の外側となる位置に非密閉の空間域を区画形成するケーシング部材と、該ケーシング部材内に気体を前記空間域内の圧力が前記筐体内の圧力よりも高圧となるように送風する送風手段とを備えている。
この構成によれば、高圧空間域形成手段は、筐体の通過口の外側となる位置に非密閉の空間域を区画形成するケーシング部材と、該ケーシング部材内に気体を空間域内の圧力が筐体内の圧力よりも高圧となるように送風する送風手段とを備えているので、簡易な構成で高圧空間域を形成することができる。
本発明の記録装置において、前記送風手段は、前記温風よりも温度が低温の気体を送風する。
この構成によれば、送風手段は、温風よりも温度が低温の気体を送風するので、漏出した温風に起因する温度上昇等の影響を抑制することができる。
本発明の記録装置において、前記送風手段は、前記筐体の前記通過口に対する前記ターゲットの通過方向と交差する方向であって且つ前記ターゲットにおける前記記録材が付着した面に沿う方向に前記気体を送風する。
この構成によれば、送風手段は、筐体の通過口に対するターゲットの通過方向、すなわち漏れ出る温風が流れる方向と交差する方向に気体を送風するので、効果的に温風の流れを遮断することができる。また、送風手段はターゲットにおける記録材が付着した面に沿う方向に気体を送風するので、ターゲットに流れを妨げられることなく、効果的にケーシング部材内に気体を送り込める。さらに、記録材が付着した面に沿う方向に気体を送風することにより、ターゲットに付着した記録材の乾燥を促進することができる。
本発明の記録装置において、高圧空間域形成手段は、前記筐体の前記通過口の外側となる位置において、前記通過口と前記送風手段の送風口とを結ぶ線上となる位置に、該送風口から送風された前記気体を遮蔽可能な遮蔽部材を有している。
この構成によれば、高圧空間域形成手段は、通過口と送風手段の送風口とを結ぶ線上となる位置に、該送風口から送風された気体を遮蔽可能な遮蔽部材を有しているので、送風手段によって送られた気体が通過口から筐体内に流入することを抑制することができる。
本発明の記録装置において、前記気体は、外気である。
この構成によれば、送風手段は外気を送風するので、容易に気体を確保することができる。
以下、本発明の記録装置をラテラル方式のインクジェット式プリンタに具体化した実施形態を図1〜図4に基づいて説明する。なお、以下の説明において、「前後方向」、「左右方向」、「上下方向」をいう場合は、図1〜図4に矢印で示した方向を基準として示すものとする。
図1に示すように、記録装置としてのインクジェット式プリンタ11は、直方体状の本体ケース12を備えている。本体ケース12内には、長尺状のターゲットとしての連続紙13を繰り出す繰り出し部14と、その連続紙13に記録材としてのインクの噴射により印刷が施される印刷室15と、その印刷によりインクが付着した連続紙13に乾燥処理を施す乾燥手段としての乾燥装置16と、そのように乾燥処理が施された連続紙13を巻き取る巻き取り部17が設けられている。
すなわち、本体ケース12内における上下方向の中央部よりもやや上寄りの位置には、本体ケース12内を上下に区画する平板状の基台18が設けられており、この基台18よりも上側の領域が矩形板状のプラテン19を基台18上に支持してなる印刷室15となっている。そして、基台18よりも下側の領域において、連続紙13の搬送方向で上流側となる左側寄りの位置に、繰り出し部14が配設されているとともに、下流側となる右側寄りの位置に、乾燥装置16及び巻き取り部17が配設されている。
図1に示すように、繰り出し部14には、前後方向に延びる巻き軸20が回転自在に設けられ、その巻き軸20に対して連続紙13が予めロール状に巻かれた状態で巻き軸20と一体回転可能に支持されている。すなわち、連続紙13は、巻き軸20が回転することにより、繰り出し部14から繰り出されて搬送方向の下流側に搬送されるようになっている。また、繰り出し部14の右側方には、巻き軸20から繰り出された連続紙13を右側下方から巻き掛けることにより、その連続紙13の搬送方向を鉛直上方向に変換する第1ローラ21が巻き軸20と平行な態様で前後方向に延びるように設けられている。
一方、印刷室15内において、プラテン19の左側であって下側の第1ローラ21と上下方向で対応する位置には、第2ローラ22が下側の第1ローラ21と平行な態様で前後方向に延びるように設けられている。そして、第1ローラ21によって搬送方向が鉛直上方向に変換された連続紙13は、この第2ローラ22に左側下方から巻き掛けられることにより、その搬送方向が水平右方向に変換されてプラテン19の上面に摺接するようになっている。
また、印刷室15内において、プラテン19の右側には、プラテン19を挟んで左側の第2ローラ22と左右方向で対向する第3ローラ23が第2ローラ22と平行な態様で前後方向に延びるように設けられている。なお、第2ローラ22及び第3ローラ23は各々の周面の頂部がプラテン19の上面と同一高さとなるように各々の設置される位置が調整されている。
そのため、印刷室15内で左側の第2ローラ22により搬送方向が水平右方向に変換された連続紙13は、プラテン19の上面に摺接しつつ下流側となる右側に搬送された後、第3ローラ23に右側上方から巻き掛けられることにより搬送方向が鉛直下方向に変換されて基台18よりも下側の乾燥装置16に向けて搬送されるようになっている。そして、乾燥装置16内を通過することにより乾燥処理を施された連続紙13は、さらに鉛直下方向に搬送されるようになっている。
乾燥装置16の下方には、乾燥装置16内を通過して鉛直下方向に搬送される連続紙13を左側上方から巻き掛けることにより、その連続紙13の搬送方向を水平右方向に変換する第4ローラ24が前後方向に延びるように設けられ、この第4ローラ24の右側に巻き取り部17が配設されている。そして、巻き取り部17には、第4ローラ24と平行な態様で前後方向に延びる巻き取り軸25が図示しない搬送モータの駆動力に基づいて回転するように設けられ、この巻き取り軸25に対して連続紙13の搬送方向下流端となる先端が巻きつけられている。
印刷室15内におけるプラテン19の前後両側には、左右方向に延びるガイドレール26(図1では2点鎖線で示す)が対をなすように設けられている。ガイドレール26の上面はプラテン19の上面よりも高くなっており、両ガイドレール26の上面には、矩形状のキャリッジ27が図示しない駆動機構の駆動に基づき両ガイドレール26に沿って左右方向への往復移動可能な状態で支持されている。そして、このキャリッジ27の下面側には支持板28を介して記録手段としての記録ヘッド29が支持されている。
印刷室15内においては、プラテン19の左端から右端までの一定範囲が印刷領域とされており、この印刷領域単位で連続紙13は間欠的に搬送されるようになっている。そして、この印刷領域単位での間欠搬送によってプラテン19上に停止した状態にある連続紙13に対してキャリッジ27の往復移動に伴い記録ヘッド29からインクが噴射されることで連続紙13に対して印刷が施されるようになっている。また、印刷室15内において、第3ローラ23よりも右側となる非印刷領域には、非印刷時に記録ヘッド29のメンテナンスを行うためのメンテナンス機構30が設けられている。
次に、乾燥装置16の構成について詳述する。
図2に示すように、乾燥装置16は、内部にインクを乾燥させるための温風が流動する筐体51を有している。この筐体51内は、左右方向及び上下方向に延びる隔壁52によって、後側の温風発生室53(図3参照)と前側の乾燥室54(図3参照)とに区画されている。連続紙13は、印刷室15から乾燥装置16を通過して巻き取り部17へと搬送される際に、筐体51の上面51aに設けられた通過口51b及び筐体51の下面(図示略)に設けられた通過口51cを通じて、インクが付着した記録面13aが右側を向いた状態で乾燥室54内を通過するようになっている。なお、乾燥室54における連続紙13の搬送方向(図2では上下方向)に沿う寸法は連続紙13の間欠搬送単位となる印刷領域の左右方向長さに対応した寸法に設定されており、連続紙13の間欠的な印刷及び搬送に併せて、印刷領域単位で均一な乾燥時間が確保されるようになっている。
図3に示すように、温風発生室53内の右側にはインクを乾燥させるために使用する気体である空気を吹き出す第1送風手段としての送風ファン55が設けられている。また、温風発生室53内において送風ファン55の左側には加熱手段としてのヒータ57が設けられている。
送風ファン55が駆動されると、ヒータ57によって暖められた空気が経路W1を通って送風ファン55の吸気口55aから吸入される。そして、送風ファン55の送風口55bから吹き出された温風は、隔壁52の右端側に設けられた通風口52aを通過する経路W2を通って、乾燥室54内に導入されるようになっている。また、隔壁52の左端側には乾燥室54と温風発生室53との間の空気の通過を許容する通風口52bが設けられている。
また、筐体51内には、乾燥室54を左右に区画するように略前後方向及び上下方向に延びる格子状の支持枠56が設けられている。支持枠56は、その平面視における前端側の所定長さ部分が後述する軸流ファン58を支持するための支持部56aとなる一方、その平面視における後端側の所定長さ部分が隔壁52に接続される接続部56bとなっている。
すなわち、支持枠56の接続部56bは、前後方向に延びる通過口51b,51cよりも右方域において、隔壁52と通過口51b,51cの後端側縁との前後方向の間隔に相当する長さを有する部分により構成されている。そして、接続部56bは、通過口51b,51cを通じて上方から下方に向けて搬送される連続紙13の紙面と平行をなすようにして、隔壁52における左右の両通風口52a,52bの間となる位置に接続されている。
一方、支持枠56の支持部56aは、同じく通過口51b,51cよりも右方域において連続紙13の紙面に対して所定の角度α(0°<α<90°)をなして対向するように、接続部56bの前端に折れ曲がり状態で連結されている。すなわち、支持部56aは、接続部56b側となる後端部よりも前端部の方が連続紙13の紙面側となる左側に位置するように、平面視において斜め状態に配置されている。
支持枠56の支持部56aには、前後方向及び上下方向に並ぶ複数(前後方向に3列、上下方向に7列の計21個)の貫通孔56cが形成されている。そして、各貫通孔56c内には、左方に突出するように第2送風手段としての軸流ファン58がそれぞれ取り付けられている。すなわち、複数の軸流ファン58は、回転軸Sの軸方向と直交する面内に隣接配置された構成となっているとともに、連続紙13の紙面と回転軸Sの軸方向とが非直交となる角度α(0°<α<90°)をなすように、連続紙13の記録面13aと対向している。
また、支持枠56の支持部56aには、各軸流ファン58の回転軸Sの軸方向に沿って延びる筒状の整流部材58aが右方に突出するような態様で取り付けられている。したがって、温風発生室53から通風口52aを通じて乾燥室54内に導入された温風は、整流部材58aによって経路W3を通って各貫通孔56c内に均一に導かれるようになっている。すなわち、整流部材58aは、各軸流ファン58に対して温風が均一に分配されるように、軸流ファン58毎に設けられている。
そして、各軸流ファン58が駆動されると、整流部材58aによって各貫通孔56c内に導かれた温風が経路W4を通って連続紙13の記録面13aに吹き付けられる。すなわち、各軸流ファン58は、送風ファン55から吹き出された暖かい空気を、その風速を加速させて回転軸Sの軸方向に通過させることで、連続紙13におけるインクが付着した記録面13aに向けて送風するようになっている。これにより、記録面13aの面積が広い場合にも、面積に応じて軸流ファン58の数や配置を調整することにより、記録面13a全体に均一に風を送り、ムラなく乾燥処理を施すことができる。
なお、各軸流ファン58の送風方向が記録面13aに対して非直交の方向となるように設定されているため、記録面13aに吹き付けられた温風は、記録面13aに沿って後方に向かって流動し、隔壁52の左端側に設けられた通風口52bを通じて乾燥室54から温風発生室53内に経路W5を通って還流される。すなわち、紙面に対して直交する方向に送風された場合には、特に紙面の中央付近では空気の行き場がなくなって風速が低下してしまうが、非直交となる方向に送風することにより、流れを滞らせることなく、記録面13a全体に十分な風速の空気を送ることができるようになっている。
また、各軸流ファン58の送風方向は、送風ファン55側に回帰する循環送風経路を形成するように設定されているので、筐体51内に循環送風経路W1〜W5を形成し、効率よく空気を循環させることができる。そして、温風発生室53内に還流された空気は再びヒータ57で暖められて、経路W1を通って送風ファン55の吸気口55aから吸入される。すなわち、ヒータ57は、循環送風経路の途中に配置される態様となっているため、温風を循環送風経路W1〜W5に沿って再循環させることで、空気の熱を無駄なく利用するようになっている。
筐体51内において、軸流ファン58によって温風が吹き付けられる連続紙13の裏面(記録面13aの反対側の面)側には、区画板59が設けられている。区画板59は、平面視略L字状をなして、その後端側が筐体51の左側壁に、前端側が筐体51の前側壁51dに接続されている。そして乾燥室54内には、区画板59と筐体51とによって空間域60が囲み形成されている。
区画板59における平面視でL字の交差部分は、乾燥室54から温風発生室53内に経路W5を通って空気が還流するのを助ける傾斜部59aとなっているとともに、区画板59の傾斜部59aと筐体51の左側壁との間の左右方向に延びる部分には、複数の通気孔59bが形成されている。また、筐体51の前側壁51dには、各通気孔59bの前方となる位置に通気孔51eが複数形成されている。したがって、乾燥室54には、通気孔59b,51eを通じて外気(空気)が供給されるようになっている。このとき、乾燥室54内と筐体51外の空間域とが空間域60を介して連通されることにより、流入してくる外気が循環送風経路の空気の流れに与える影響を抑制するようになっている。また、空間域60内において流入してきた空気と乾燥室54内の空気とが混合されることにより、外気の流入に伴う温度変化を抑制するようになっている。
さらに、通気孔59b,51eは流速が遅い乾燥室54の外側寄りの位置であって、且つ、図2に示すように筐体51の下側寄りの位置に側方を向けて開口するように設けられているので、乾燥室54の上方に溜まる高温の空気が外部に排出されにくい構造となっている。また、通気孔59bは、記録面13aに沿って流れることで、インクの揮発により湿度が増すとともに温度が低下した空気が流れる経路W5と隣接して配置されている。したがって、通気孔59bを通じて経路W5を流れるいわば使用済みの空気をフレッシュエア(外気)と交換することで、熱効率に配慮しつつ、乾燥室54内の湿度上昇を抑制するようになっている。
ところで、乾燥室54内は、通気孔51eの他に、連続紙13の出入口である通過口51b,51cを通じても、筐体51の外部空間域と連通している。これら通過口51b,51cは、連続紙13の搬送経路上で乾燥処理を行うためには設けざるを得ないものであるが、特に筐体51の上面51aに設けられた通過口51bからは、記録面13aに沿って温度の高い空気が勢いよく漏れ出してしまうので、熱効率の点からは好ましくない。また、乾燥装置16の上方に温風が吹き出すと、メンテナンス機構30の方へ移動してきた記録ヘッド29に温風があたったり、印刷室15内の温度上昇を招いたりしてしまう。このような場合には、記録ヘッド29のノズル開口が乾燥して、印刷品質に悪影響を及ぼす虞もある。そのため、通過口51bが形成された筐体51の上面51a(外面)には、通過口51bの外側となる位置に、筐体51内よりも高圧の高圧空間域を形成する高圧室形成手段としての高圧空間域形成装置61(図2参照)が設けられている。
次に、この高圧空間域形成装置61について説明する。
図2に示すように、高圧空間域形成装置61は、筐体51の通過口51bの外側となる位置に、非密閉の空間域を区画形成するケーシング部材62と、このケーシング部材62によって区画形成される空間域63(高圧空間域、図4参照)の圧力が筐体51内の圧力よりも高圧となるように送風する送風手段としてのシロッコファン64とを備えている。なお、シロッコファン64は外気を吸引して送風口64aからケーシング部材62内に吹き出すことにより、筐体51内の温風よりも温度が低温の気体(空気)を図2及び図4に白抜き矢印で示す方向D(前方向)に沿って送風するようになっている。
図4に示すように、ケーシング部材62の上面62aにおいて、通過口51bの上方となる位置には、連続紙13のケーシング部材62内への入口となる通過口65が設けられている。また、ケーシング部材62内には、通過口65,51bの各左辺部分を接続するように板状のガイド部66が設けられている。連続紙13は裏面がこのガイド部66に案内されることで、インクが付着した記録面13aと通過口65とが接触することを回避しつつ、ケーシング部材62内を通過するようになっている。なお、図4においては、ケーシング部材62内を明示するために、シロッコファン64の図示を省略している。
そして、シロッコファン64が駆動されると、前後方向に延びる通過口51bに対する連続紙13の通過方向(上下方向)と交差する方向であって、連続紙13におけるインクが付着した記録面13aに沿う方向D(前方向)に沿って、空間域63に空気が送風されるようになっている。
なお、ケーシング部材62内は通過口65を通じて外部と、通過口51bを通じて筐体51内と連通しているために非密閉状態となっているが、通過口65,51bの開口面積は、同程度の開口面積を有して互いに接続されるシロッコファン64の送風口64a及びケーシング部材62の後側開口67と比べて小さいので、ケーシング部材62内には大気圧よりも高圧の高圧空間域が形成される。これに対して、筐体51内は、通過口51b,51cの他に複数の通気孔51eを通じて外部と連通しているため、その内部は大気圧と同等に保たれている。したがって、筐体51内とケーシング部材62内の圧力差により、筐体51内を流動する温風が通過口51bを通じて漏出することが抑制されるようになっている。
また、ケーシング部材62内においてガイド部66の右側には、筐体51の通過口51bとシロッコファン64の送風口64aとを結ぶ線上となる位置に、送風口64aから送風された空気を遮蔽可能な遮蔽部材68が立設されている。具体的には、遮蔽部材68はケーシング部材62の半分程度の高さであり、通過口51bの後端から上向きに立設する態様となる後壁68aと通過口51bの右辺付近から上向きに立設する態様となる側壁68bとを有する平面視L字状をなしている。すなわち、シロッコファン64から吹き出された空気は通過口51bの後側に設けられた遮蔽部材68の後壁68aによって遮蔽されるため、シロッコファン64から送風される空気が直接筐体51内に吹き込むことがないようになっている。したがって、シロッコファン64から送られる冷たい外気が筐体51内に流入して熱効率を低下させたり、温度分布を不均一に変化させたりすることが抑制される。
さらに、通過口51bは前側をケーシング部材62の前側壁に、左側をガイド部66に、右側を遮蔽部材68の側壁68bによって囲まれているので、通過口51bの上方域では、シロッコファン64によって送られた空気の流速が低下する。これにより、シロッコファン64から送られる空気が筐体51内に流入することがさらに抑制される。
一方、遮蔽部材68はケーシング部材62の半分程度の高さであるので、遮蔽部材68よりも上側となる通過口65の下方域においては、通過口51bから上側に吹き出して通過口65に向かう温風の流れを妨げるように、方向D(前方向)に沿って空気が流れるようになっている。これにより、筐体51内からケーシング部材62内に流入した温風が高温のまま通過口65から外部に漏出することが抑制されるようになっている。すなわち、通過口65から漏れ出る空気は筐体51内の温風よりも外気に近い温度となるので、印刷室15内に流入しても、大きな温度上昇を招くことがない。
さらに、通過口51bから漏れ出る温風は記録面13aに沿って上向きに流れるのに対して、シロッコファン64は前方向に送風するので、通過口65から漏れ出る空気は斜め前方向に向かって流れる。したがって、高圧空間域形成装置61から漏れ出た空気が、第3ローラ23の下方で連続紙13の通過を許容するように基台18に形成された挿通孔を通って印刷室15内に流入することが抑制される。
上記説明した実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)送風ファン55から吹き出された空気の風速を加速させて連続紙13におけるインクが付着した記録面13aに向けて送風する軸流ファン58を備えるので、記録面13a全体に対して十分な風速を確保して、連続紙13を均一に乾燥させることができる。
(2)軸流ファン58は、連続紙13における記録面13aに対する空気の送風方向が記録面13aに対して非垂直の方向となるように設定されているので、記録面13aに沿って空気を流動させることにより、風速の低下を抑制することができる。
(3)軸流ファン58は、連続紙13の記録面13aに吹き付けられた空気が記録面13aに沿って流動することにより送風ファン55側に回帰する循環送風経路を形成するように空気の送風方向が設定されているので、空気の滞留を抑制し、効率よく循環させることができる。
(4)循環送風経路の途中には空気を加熱するヒータ57が配置されているので、加熱された空気を循環送風経路に沿って循環させることにより、熱効率を向上させることができる。
(5)送風ファン55から吹き出された空気を軸方向に通過させる複数の軸流ファン58が軸方向と直交する面内に隣接配置され、各軸流ファン58には軸方向に沿って延びる筒状の整流部材58aが取り付けられているので、記録面13a全体に均一に空気を送ることができる。
(6)乾燥装置16における筐体51の通過口51bの外側となる位置には、筐体51内の圧力よりも高圧の空間域63を形成する高圧空間域形成装置61が設けられているので、その圧力差により、連続紙13に付着したインクを乾燥させるための温風が筐体51に形成された通過口51bから漏れ出すことを抑制することができる。
(7)高圧空間域形成装置61は、筐体51の通過口51bの外側となる位置に非密閉の空間域を区画形成するケーシング部材62と、ケーシング部材62内に空気を空間域内の圧力が筐体51内の圧力よりも高圧となるように送風するシロッコファン64とを備えているので、簡易な構成で高圧空間域を形成することができる。
(8)シロッコファン64は、温風よりも温度が低温の空気を送風するので、漏出した温風に起因する温度上昇等の影響を抑制することができる。すなわち、乾燥装置16の上方に印刷室15や記録ヘッド29の移動経路が配置される場合にも、印刷室15内の温度上昇や記録ヘッド29のノズル開口の乾燥を抑制することができる。
(9)シロッコファン64は、筐体51の通過口51bに対する連続紙13の通過方向、すなわち漏れ出る温風が流れる方向と交差する方向に空気を送風するので、効果的に温風の流れを妨げることができる。また、シロッコファン64は連続紙13におけるインクが付着した記録面13aに沿う方向に空気を送風するので、連続紙13に流れが妨げられることなく、効果的にケーシング部材62内に空気を送り込める。さらに、インクが付着した記録面13aに沿う方向に空気を送風することにより、連続紙13に付着したインクの乾燥を促進することができる。 (10)高圧空間域形成装置61は、通過口51bとシロッコファン64の送風口64aとを結ぶ線上となる位置に、該送風口64aから送風された空気を遮蔽可能な遮蔽部材68を有しているので、シロッコファン64によって送られた空気が通過口51bから筐体51内に流入することを抑制することができる。
(11)シロッコファン64は外気を送風するので、容易に空気を確保することができる。また、温風よりも低温の外気を送風することにより、漏出した温風に起因する温度上昇を抑制することができる。
なお、上記各実施形態は以下のような別の実施形態に変更してもよい。
・遮蔽部材68の高さはケーシング部材62の半分程度に限らない任意の高さにすることができる。さらに、例えば後壁68aを側壁68bより高くするようにしてもよいし、遮蔽部材68を備えなくてもよい。
・ケーシング部材62内にガイド部66を備えなくてもよい。
・高圧空間域形成装置61においては、送風手段としてシロッコファン64以外のファンを用いてもよいし、複数の送風手段を備えるようにしてもよい。
・筐体51の側面に通過口を形成し、この通過口の側方となる位置に高圧空間域形成手段を備えるようにしてもよい。あるいは、筐体51の下面に設けられた通過口51cの外側となる位置に高圧空間域形成手段を備えるようにしてもよい。
・送風ファン55及びシロッコファン64から水蒸気量の少ない、すなわち乾燥した空気を送るようにしてもよい。これによって、インクの乾燥をさらに促進することができる。
・軸流ファン58の上下方向及び前後方向における数や配置、種類等は、任意に設定することができる。例えば、前側に後側よりも能力の高い送風手段を配置したり、設置数を増やしたりしてもよい。
・連続紙13の記録面13aと各軸流ファン58の回転軸Sの軸方向とが直交するように各軸流ファン58を配置してもよい。あるいは、循環送風経路を形成しないような角度に各軸流ファン58の回転軸Sの軸方向を設定してもよい。この場合には、インクの揮発により湿度が増した空気を循環させることなく筐体51外に排出することにより、乾燥室54内の湿度上昇を抑制することができる。
・整流部材58aは、円筒形状にしてもよいし、断面が四角形等の多角形となる角筒形状にしてもよい。また、整流部材58aを備えなくてもよい。
・連続紙13の代わりに、長尺状のプラスチックフィルムや布などをターゲットとして用いてもよい。
・上記実施形態では、記録装置をインクジェット式プリンタに具体化したが、この限りではなく、インク以外の他の液体(機能材料の粒子が液体に分散又は混合されてなる液状体、ゲルのような流状体を含む)を噴射したり吐出したりする液体噴射装置に具体化することもできる。例えば、液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ及び面発光ディスプレイの製造などに用いられる電極材や色材(画素材料)などの材料を分散又は溶解のかたちで含む液体(液状体)を噴射する液体噴射装置、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を噴射する液体噴射装置、精密ピペットとして用いられ試料となる液体を噴射する液体噴射装置であってもよい。さらに、時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を噴射する液体噴射装置、光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成するために紫外線硬化樹脂等の透明樹脂液を基板上に噴射する液体噴射装置、基板などをエッチングするために酸又はアルカリ等のエッチング液を噴射する液体噴射装置、ゲル(例えば物理ゲル)などの液体(流状体)を噴射する液体噴射装置であってもよい。そして、これらのうち何れか一種の液体噴射装置に本発明を適用することができる。
実施形態における記録装置の概略正面図。 実施形態における乾燥装置及び高圧空間域形成装置を示す斜視図。 乾燥装置の断面図。 ケーシング部材を後側から見たときの斜視図。
符号の説明
11…記録装置としてのインクジェット式プリンタ、13…ターゲットとしての連続紙、13a…記録面、16…乾燥手段としての乾燥装置、29…記録手段としての記録ヘッド、51…筐体、51a…外面としての上面、51b…通過口、61…高圧空間域形成手段としての高圧空間域形成装置、62…ケーシング部材、63…高圧空間域を構成する空間域、64…送風手段としてのシロッコファン、64a…送風口、68…遮蔽部材。

Claims (6)

  1. ターゲットに対して記録材を付着させて記録処理を施す記録手段と、
    前記ターゲットに付着した前記記録材を乾燥させるための温風が内部を流動する筐体を有し、且つ該筐体の外面には前記ターゲットを通過させるための通過口が形成された乾燥手段と、
    該乾燥手段における前記筐体の前記通過口の外側となる位置に前記筐体内の圧力よりも高圧の高圧空間域を形成する高圧空間域形成手段とを備えたことを特徴とする記録装置。
  2. 前記高圧空間域形成手段は、前記筐体の前記通過口の外側となる位置に非密閉の空間域を区画形成するケーシング部材と、該ケーシング部材内に気体を前記空間域内の圧力が前記筐体内の圧力よりも高圧となるように送風する送風手段とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記送風手段は、前記温風よりも温度が低温の気体を送風することを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
  4. 前記送風手段は、前記筐体の前記通過口に対する前記ターゲットの通過方向と交差する方向であって且つ前記ターゲットにおける前記記録材が付着した面に沿う方向に前記気体を送風することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の記録装置。
  5. 前記高圧空間域形成手段は、前記筐体の前記通過口の外側となる位置において、前記通過口と前記送風手段の送風口とを結ぶ線上となる位置に、該送風口から送風された前記気体を遮蔽可能な遮蔽部材を有していることを特徴とする請求項2〜請求項4のうち何れか一項に記載の記録装置。
  6. 前記気体は、外気であることを特徴とする請求項2〜請求項5のうち何れか一項に記載の記録装置。
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