JP2010124443A - 信号処理回路、出力回路、固体撮像装置、および電子情報機器 - Google Patents

信号処理回路、出力回路、固体撮像装置、および電子情報機器 Download PDF

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Abstract

【課題】CCDイメージセンサやCMOSイメージセンサなどの固体撮像素子から出力されるアナログ撮像信号のレベル変化の大きい、表示画像における物体の輪郭部分でのノイズ、および高ゲインでの撮影時におけるノイズを抑制することができる信号処理回路を得る。
【解決手段】信号処理回路100において、アナログ信号を一定期間毎にサンプリングして所定ビットのデジタルデータにAD変換するAD変換器104と、該AD変換器から出力されるデジタルデータに基づいてデジタル信号を生成する出力回路とを備え、該出力回路は、該デジタルデータを入力とするロジック部105と、該ロジック回路からの論理演算信号を受けて、該アナログ信号の各サンプリング期間における消費電流が一定となるよう内部状態が変化する出力バッファ部110とを備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、信号処理回路、出力回路、固体撮像装置、および電子情報機器に関し、特に、CCDイメージセンサやCMOSイメージセンサなどの固体撮像素子から出力されるアナログ画素信号をAD変換する信号処理回路、該AD変換により得られたデジタルデータをデジタル信号として出力する出力回路、該出力回路を含む固体撮像装置、並びに該固体撮像装置を用いた電子情報機器に関するものである。
従来から撮像デバイスとしてCCDイメージセンサやCMOSイメージセンサを用いたデジタルカメラやビデオカメラシステムがある。
図6は、従来のカメラ装置の一例としてビデオカメラシステムを説明する図であり、図6(a)はその全体構成を示し、図6(b)は、このビデオカメラシステムにおける撮像部およびAD変換部の具体的な構成を示している。
このビデオカメラシステム200は、被写体を撮像する撮像部220と、被写体の像を該撮像部220の受光面上に結像する光学系210と、撮像部220から出力されたアナログ信号をデジタル信号に変換するAD変換部230とを有している。また、このビデオカメラシステム200は、該AD変換部230からのデジタル信号を信号処理するDSP(デジタル信号処理部)240と、該DSP240からのデジタル信号を受けて画像表示を行う表示デバイス260と、該DSP240からのデジタル信号を記録する記録デバイス250とを有している。ここで、撮像部220には、例えばCCDイメージセンサを用いている。
ところで、特許文献1には、上記AD変換部230の具体的な回路構成の一例として、上記のようなCCDイメージセンサ220からのアナログ信号(CCD信号)に含まれるリセットノイズを除去するよう構成した出力信号処理回路を示している。
ここで、上記撮像部220は、図6(b)に示すように、被写体の撮像を行うCCDイメージセンサ12と、該CCDイメージセンサ12を駆動するパルスΦ1、Φ2、およびΦRを生成するパルス生成回路21とを有している。ここで、パルスΦ1、Φ2は、該イメージセンサ12の水平転送部を駆動するためのクロックパルスであり、該パルスΦRは、上記CCDイメージセンサ12の水平転送部の終端部に設けられたフローティングディフュージョン部の信号電位をリセットするリセットパルスである。
また、上記AD変換部230は、イメージセンサ12からのアナログ信号に含まれる直流バイアス電圧を除去するコンデンサ22と、該コンデンサ22を介してイメージセンサ12に接続され、クランプパルスΦCにより該アナログ信号30の平坦部を所定電圧にクランプするクランプ回路14と、該クランプ回路14の出力信号32をサンプルホールドするサンプルホールド回路16と、該サンプルホールド回路16の出力信号34をAD変換してDSP部240に出力するAD変換器18とを有している。ここで、上記クランプ回路14、サンプルホールド回路16およびA/D変換器18は、CCDイメージセンサ12からの出力信号(CCD信号)における画像信号部iとその基準となる平坦部Pとの差分を求める相関2重サンプリング回路を構成している。
またここで、上記出力信号処理回路(AD変換部)230は、この相関2重サンプリング回路と上記コンデンサ22とにより構成されている。
次に動作について説明する。
このビデオカメラシステム200では、被写体からの光が光学系210を介して撮像部220のCCDイメージセンサ12に入射すると、該CCDイメージセンサ12では、被写体からの光の光電変換により得られた信号電荷に相当するアナログ信号30が出力される。このアナログ信号はAD変換部230によりデジタル信号に変換され、該デジタル信号はDSP部240にて信号処理される。該DSP部240からは、表示用信号としてNTSC信号などの映像信号が表示デバイス260に出力され、また、記録用信号として圧縮されたJPEG信号やMPEG信号などの圧縮画像信号が記録デバイス250に出力される(図6(a)参照)。
以下、図6(b)および図7を用いて、上記撮像部220およびAD変換部230の動作を説明する
図7は、撮像部220およびAD変換部230の動作を説明する信号波形図である。
図6(b)に示すCCDイメージセンサ12にパルス生成回路21から上記パルスΦ1、Φ2、およびΦRが供給されると、該CCDイメージセンサ12からは、撮像により得られたアナログ信号30が出力される。このアナログ信号30は、図7に示すように、一画素周期Tpにおける信号レベルとして、基準信号期間の基準信号レベル(平坦部)Pと、この基準信号レベルに続く画素信号レベル(画素信号部)iとを含んでいる。
そして、このアナログ信号30はコンデンサ22を介してクランプ回路14に入力される。このコンデンサ22には、アナログ信号30の直流バイアス電圧を除去する働きがあり、クランプ回路14には、直流バイアス電圧が除去されたアナログ信号30が入力される。クランプ回路14には、クランプパルスΦcが供給されており、そのハイレベル期間が上記アナログ信号30の平坦部Pのほぼ中央に位置している。また、このクランプ回路14には、クランプ用電源24が接続されており、このクランプ回路14では、上記アナログ信号30の平坦部Pが、上記電源24から供給される所定電位にクランプされる。
また、CCDイメージセンサ12からの出力信号30はイメージセンサ12のリセットノイズを含んでいるため、基準信号レベルである平坦部Pのレベルが画素毎に変動している。これに伴い、平坦部Pの後に続く画像信号部iのレベルも、平坦部Pのレベルの変動に応じて画素周期Tp毎に変動している。
上記クランプ回路14は、上記のような画素周期毎にレベル変動する平坦部Pのレベルを電源24からの基準電圧にクランプする。これにより、平坦部Pの後に続く画像信号部iもリセットノイズによる画素期間毎の変動が除去される。
このクランプ回路14からのアナログ信号32はサンプルホールド回路16に入力され、画像信号部iのほぼ中央部に位置するサンプルホールドパルスΦsHにより該アナログ信号32の画像信号部iの信号レベルがサンプルホールドされる。
さらにサンプルホールド回路16からの信号レベル34がA/D変換器18に入力されると、A/D変換器18では、該信号レベル34がAD変換パルスΦAによりAD変換される。このとき、A/D変換器18には、電源24から一定電圧が供給されており、A/D変換器18は、この一定電圧を基準レベルとして、上記AD変換パルスΦAに同期して、サンプルホールド回路16からのアナログ信号32をデジタル信号36に変換する。つまり、A/D変換器18は、上記クランプ回路14でクランプされたアナログ信号32の平坦部Pの信号レベルと、サンプルホールド回路16でサンプルホールドしたアナログ信号32の信号レベルとの差分レベルを、デジタル信号36として後段の信号処理部であるDSP部240に出力する。
つまり上記AD変換部230では、CCDイメージセンサ12からのアナログ信号30に対する相関2重サンプリング処理が行われ、CCDイメージセンサ12からのアナログ信号30のリセットノイズが除去されることとなる。
このように、従来のCCD信号の処理回路では、CCDイメージセンサ12とサンプルホールド回路16の間にコンデンサ22およびクランプ回路14を挿入し、該コンデンサ22にて、CCD信号30に含まれる直流バイアス電圧を除去し、クランプ回路14により、CCD信号30の平坦部Pのレベルをクランプして該CCD信号30に含まれるイメージセンサ12のリセットノイズを除去している。
特開昭63−305678号公報
以上説明したように、従来のCCD信号を処理する出力信号処理回路(AD変換部)230では、CCD信号30に含まれる直流バイアス電圧をコンデンサ22により除去し、該CCD信号30に含まれるリセットノイズを、クランプ回路14により該CCD信号の基準信号レベルを一定電圧レベルにクランプすることで除去しており、このようにCCDイメージセンサからのアナログ信号(CCD信号)に含まれるノイズを除去する手法としては、上述したように特許文献1に記載のものがあるが、電源に含まれるノイズ対策を施したものは従来技術では見られない。
ところで、通常は、相関2重サンプリング処理からAD変換処理までを1つのICチップに搭載された信号処理回路で行うことが多く、このようなICチップでデジタル変換された信号が、デジタル信号処理LSIにて信号処理されて映像信号として出力される。
このため、1つのICチップでのAD変換により得られたデジタル信号は、画素周期毎に、イメージセンサからの入力信号に合わせて変化するため、AD変換器の出力レベルの変化が電源電圧の変動を招き、その結果、イメージセンサから出力されるCCD信号のレベルが変動するという悪影響が生じる。
そのため、従来のCCD信号の信号処理回路では、AD変換器の出力端子にダンピング抵抗を挿入したり、相関2重サンプリングのサンプリングポイントをAD変換器の出力変化点に対してずらしたりして、AD変換器の出力レベルの変化が、イメージセンサから出力されるCCD信号へ影響を与えるのを抑えている。
ところが、イメージセンサを使ったカメラの高感度化に伴うアナログゲインアンプでの高ゲイン化により、AD変換器の出力のレベル変動が、イメージセンサからのCCD信号へ与える影響が無視できなくなってきている。
例えば、12bitのAD変換器であれば、該AD変換器の出力には12本の出力信号線が接続されており、AD変換器への入力信号の電圧レベルに応じて、電圧レベルが変化する出力信号線の本数が変わる。そのため、AD変換器における出力バッファの電源では、AD変換器の、電圧レベルが変化する出力信号線の本数に応じて、電流および電圧が変化してしまう。この結果、表示画像における物体の輪郭部分にノイズが現れたり、高ゲイン撮影時に表示画面上でのノイズが顕著になるといった問題があった。
本発明は、上記従来の問題点を解決するためになされたもので、CCDイメージセンサやCMOSイメージセンサなどの固体撮像素子から出力されるアナログ撮像信号のレベル変化の大きい、表示画像における物体の輪郭部分でのノイズ、および高ゲインでの撮影時におけるノイズを抑制することができる信号処理回路、AD変換器からのデジタル値の変化がAD変換器の入力に影響するのを抑えることができる出力回路、該出力回路を備えた固体撮像装置、並びに、このような固体撮像装置を用いた電子情報機器を得ることを目的とする。
本発明に係る信号処理回路は、アナログ信号の信号処理によりデジタル信号を生成する信号処理回路であって、該アナログ信号を一定期間毎にサンプリングして所定ビットのデジタルデータにAD変換するAD変換器と、該AD変換器から出力されるデジタルデータに基づいて一定振幅を有するデジタル信号を生成する出力回路とを備え、該出力回路は、該アナログ信号の各サンプリング期間における該出力回路内での消費電流が一定となるよう、該デジタルデータの、該各サンプリング期間での変化に応じて、内部状態が変化するよう構成したものであり、そのことにより上記目的が達成される。
本発明は、上記信号処理回路において、前記出力回路は、その出力端子に接続された配線の電位を、入力信号に応じて電源電位と接地電位とのいずれかに設定する出力バッファと、前記デジタルデータを受け、該出力バッファへの該入力信号のレベルを、前記アナログ信号の各サンプリング期間での消費電流が一定となるよう設定するロジック部とを有することが好ましい。
本発明は、上記信号処理回路において、前記出力回路は、前記デジタルデータに基づいて一定振幅を有するデジタル信号を生成するデジタル信号生成部と、該デジタルデータに基づいて該出力回路での消費電流を調整する電流調整回路とを有し、該デジタルデータの変化に応じたデジタル信号生成部での消費電流の変化と、該デジタルデータの変化に応じた該電流調整回路での消費電流の変化との和が該各サンプリング期間で一定となるよう構成されていることが好ましい。
本発明は、上記信号処理回路において、前記デジタル信号生成部は、該デジタルデータの各ビット毎に設けられ、該デジタルデータの各ビットの値に応じて第1および第2の電圧レベルの一方を出力する第1の出力バッファを有し、前記電流調整回路は、該デジタルデータの各ビット毎に設けられ、該デジタルデータの各ビットの値に応じて、該第1および第2の電圧レベルのうちの、該第1の出力バッファが出力する電圧レベル以外の電圧レベルを出力する第2の出力バッファを有することが好ましい。
本発明は、上記信号処理回路において、前記第1の出力バッファと前記第2の出力バッファの入力信号のレベルを、前記アナログ信号のサンプリング期間毎にいずれか一方の出力バッファの出力レベルが変化するよう、前記AD変換器から出力されるデジタルデータに基づいて設定するロジック部を有することが好ましい。
本発明は、上記信号処理回路において、前記第1の出力バッファの出力端子と信号配線を介して接続され、該第1の出力バッファの出力である前記デジタル信号を該信号配線を介して受け、該デジタル信号に対する信号処理を行うデジタル信号処理部を有し、前記第2の出力バッファの出力端子は負荷配線を介して接地電位に接続されていることが好ましい。
本発明は、上記信号処理回路において、前記負荷配線は、その容量値および抵抗値が前記信号配線のものと等しくなるよう構成されていることが好ましい。
本発明は、上記信号処理回路において、前記アナログ信号として、被写体の撮像を行う固体撮像素子から出力されるアナログ画素信号を受け、該アナログ画素信号におけるリセットレベルと画素値レベルとの差分を取ることにより、該アナログ画素信号におけるリセットノイズを除去したアナログ信号を出力する相関2重サンプリング回路と、該相関2重サンプリング回路から出力されるアナログ信号を、その信号レベルが前記AD変換器の入力信号として適したレベルになるよう増幅して該AD変換器に出力するゲインアンプとを有することが好ましい。
本発明は、上記信号処理回路において、前記相関2重サンプリング回路と前記固体撮像素子との間に接続され、該固体撮像素子からのアナログ画素信号に重畳されている直流バイアス電圧を除去するコンデンサを有することが好ましい。
本発明は、上記信号処理回路において、前記固体撮像素子は、CCDイメージセンサあるいはCMOSイメージセンサであることが好ましい。
本発明は、上記信号処理回路において、前記デジタル信号生成部は、該デジタルデータの各ビット毎に設けられ、該デジタルデータの各ビットの値に応じて第1および第2の電圧レベルの一方を出力する第1のグループの複数の出力バッファを有し、前記電流調整回路は、該デジタルデータの各ビット毎に設けられ、該デジタルデータの各ビットの値に応じて、該第1および第2の電圧レベルのうちの、該第1のグループにおける対応するビットの出力バッファが出力する電圧レベル以外の電圧レベルを出力する第2のグループの複数の出力バッファを有することが好ましい。
本発明は、上記信号処理回路において、前記アナログ信号の各サンプリング期間に出力レベルが変化する前記第1のグループの出力バッファの個数と、該アナログ信号の該各サンプリング期間に出力レベルが変化する前記第2のグループの出力バッファの個数との総和は、常に、前記デジタルデータのビット数と一致していることが好ましい。
本発明は、上記信号処理回路において、前記第1の電圧レベルは電源電圧レベルであり、前記第2の電圧レベルは接地電圧レベルであることが好ましい。
本発明は、上記信号処理回路において、前記第1のグループの出力バッファと、前記第2のグループの出力バッファとは、バッファサイズが等しいものであることが好ましい。
本発明に係る出力回路は、アナログ信号を一定期間毎にサンプリングしてそのAD変換を行うAD変換器から出力されるデジタルデータを受け、該デジタルデータの値をハイレベル電位とローレベル電位により示すデジタル信号を出力する出力回路であって、該アナログ信号の各サンプリングタイミングに対応して該デジタル信号のレベル変化が生ずるときの消費電流がすべてのサンプリングタイミングで一定となるよう、該デジタルデータの値に応じて内部状態が変化するよう構成したものであり、そのことにより上記目的が達成される。
本発明は、上記出力回路において、前記デジタルデータに基づいて一定振幅を有するデジタル信号を生成するデジタル信号生成部と、該デジタルデータに基づいて該信号出力回路内での消費電流を調整する電流調整回路とを有し、該デジタルデータの変化に応じたデジタル信号生成部での消費電流の変化と、該デジタルデータの変化に応じた該電流調整回路での消費電流の変化との和がすべてのサンプリングタイミングで一定となるよう構成されていることが好ましい。
本発明に係る固体撮像装置は、被写体の撮像を行う固体撮像素子と、該固体撮像素子から得られるアナログ画素値信号をAD変換によりデジタル画素値信号に変換するAD変換器と、該AD変換器から出力されるデジタルデータから、該デジタルデータの値をハイレベル電位とローレベル電位により示すデジタル信号を出力する出力回路を備えた固体撮像装置であって、該出力回路は、該アナログ信号のサンプリングタイミングに対応して該デジタル信号のレベル変化が生ずるときの消費電流がすべてのサンプリングタイミングで一定となるよう、該デジタルデータの値に応じて内部状態が変化するよう構成したものであり、そのことにより上記目的が達成される。
本発明に係る電子情報機器は、被写体の撮像を行う撮像部を備えた電子情報機器であって、該撮像部は、上述した固体撮像装置であり、そのことにより上記目的が達成される。
以下、本発明の作用について説明する。
本発明においては、アナログ信号を一定期間毎にサンプリングしてそのAD変換を行うAD変換器から出力されるデジタルデータを受け、該デジタルデータの値をハイレベル電位とローレベル電位により示すデジタル信号を出力する出力回路において、該アナログ信号の各サンプリングタイミングに対応して該デジタル信号のレベル変化が生ずるときの消費電流がすべてのサンプリングタイミングで一定となるよう、該デジタルデータの値に応じて内部状態が変化するよう構成したので、AD変換器の各ビットに対応する複数の出力バッファのうちでの動作する出力バッファの総数が一定となることで消費電流が一定となり、AD変換器からのデジタル出力の変化の、AD変換器の入力(つまりイメージセンサなどからのアナログ入力信号)への影響が画素ごとに一定となる。これにより、AD変換器からの出力であるアナログ画素信号の変化の大きい画像の輪郭部分でのノイズ、および高ゲインでの撮影時のノイズを抑制することができる。
以上のように、本発明によれば、アナログ信号の信号処理によりデジタル信号を生成する信号処理回路において、該アナログ信号を一定期間毎にサンプリングして所定ビットのデジタルデータにAD変換するAD変換器と、該AD変換器から出力されるデジタルデータに基づいて一定振幅を有するデジタル信号を生成する出力回路とを備え、該出力回路は、該アナログ信号の各サンプリング期間における該出力回路内での消費電流が一定となるよう、該デジタルデータの、該各サンプリング期間での変化に応じて、内部状態が変化するよう構成したので、CCDイメージセンサやCMOSイメージセンサなどの固体撮像素子から出力されるアナログ撮像信号のレベル変化の大きい、表示画像における物体の輪郭部分でのノイズ、および高ゲインでの撮影時におけるノイズを抑制することができる信号処理回路を得ることができる。
本発明によれば、アナログ信号を一定期間毎にサンプリングしてそのAD変換を行うAD変換器から出力されるデジタルデータを受け、該デジタルデータの値をハイレベル電位とローレベル電位により示すデジタル信号を出力する出力回路であって、該アナログ信号の各サンプリングタイミングに対応して該デジタル信号のレベル変化が生ずるときの消費電流がすべてのサンプリングタイミングで一定となるよう、該デジタルデータの値に応じて内部状態が変化するよう構成したので、CCDイメージセンサやCMOSイメージセンサなどの固体撮像素子から出力されるアナログ撮像信号のレベル変化の大きい、表示画像における物体の輪郭部分でのノイズ、および高ゲインでの撮影時におけるノイズを抑制することができる出力回路を得ることができる。
本発明によれば、被写体の撮像を行う固体撮像素子と、該固体撮像素子から得られるアナログ画素値信号をAD変換によりデジタル画素値信号に変換するAD変換器と、該AD変換器から出力されるデジタルデータから、該デジタルデータの値をハイレベル電位とローレベル電位により示すデジタル信号を出力する出力回路を備えた固体撮像装置において、該出力回路は、該アナログ信号のサンプリングタイミングに対応して該デジタル信号のレベル変化が生ずるときの消費電流がすべてのサンプリングタイミングで一定となるよう、該デジタルデータの値に応じて内部状態が変化するよう構成したので、CCDイメージセンサやCMOSイメージセンサなどの固体撮像素子から出力されるアナログ撮像信号のレベル変化の大きい、表示画像における物体の輪郭部分でのノイズ、および高ゲインでの撮影時におけるノイズを抑制することができる固体撮像装置を得ることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
(実施形態1)
図1は本発明の実施形態1による電子情報機器としてビデオカメラシステムを説明する図であり、該ビデオカメラシステムを構成する撮像部、AD変換部、およびデジタル信号処理部を示している。
このビデオカメラシステムは、被写体の撮像を行うCCDイメージセンサ101と、該イメージセンサ101からのアナログ出力信号であるCCD信号をデジタル信号に変換するAD変換部100aと、該AD変換部100aから出力されたデジタル信号を信号処理するデジタル信号処理部(DSP部)100bと、該AD変換部100aとDSP部100bとの間を接続する配線部100cとを有している。
ここで、AD変換部100aと、デジタル信号処理部(DSP部)100bと、配線部100cとは信号処理回路100を構成しており、AD変換部100aの出力回路は、該デジタルデータを入力とするロジック部105と、該ロジック回路からの論理演算信号を受けて、該アナログ信号の各サンプリング期間における消費電流が一定となるよう内部状態が変化する出力バッファ部110と、配線部100cとから構成されている。そして、この信号処理回路100は、CCDイメージセンサやCMOSイメージセンサなどの固体撮像素子から出力されるアナログ撮像信号のレベル変化の大きい、表示画像における物体の輪郭部分でのノイズ、および高ゲインでの撮影時におけるノイズを抑制することができるものである。
なお、図示していないが、このビデオカメラシステム100は、図6(a)に示す従来のビデオカメラシステム200と同様、イメージセンサー101上に被写体像を結像させる光学系と、DSP部100bでのデジタル信号の処理により得られた映像信号に基づいて画像表示を行う表示装置、さらに、DSP部100bでのデジタル信号の処理により得られた圧縮画像データを記録する記録装置などを有している。また、上記CCDイメージセンサ101はCMOSイメージセンサであってもよい。
また、このビデオカメラシステムにおけるイメージセンサ101、AD変換部100a、DSP部100b、および配線部100cは、デジタルビデオシステムを構成するものに限定されるものではなく、撮像部を有するあらゆる電子情報機器に用いることができる。
ここで、上記AD変換部100aは、上記イメージセンサ101から出力されたアナログ信号(CCD信号)Acgを相関2重サンプリング処理によりサンプリングして、リセットレベルと画素値レベルとの差分値を、CCD信号Acgに含まれるリセットノイズを除去したアナログ画素値信号Apsとして出力する相関2重サンプリング回路102と、該アナログ画素値信号Apsのレベルを調整するゲインアンプ103と、該ゲインアンプ103の出力信号Acsをデジタル信号Dpsに変換する8ビット構成のAD変換器104とを有している。また、上記AD変換部100aは、上記AD変換器104の後段に設けられ、該AD変換器104から出力されるデジタル信号Dpsにより論理演算を行うロジック部105と、該ロジック部105からの出力信号により、上記AD変換器104の出力バッファとして動作するバッファ部110とを有している。
該バッファ部110は、AD変換器104の各出力ビットに対応する第1グループの8個の出力バッファD00〜D07と、AD変換器104の各出力ビットに対応する第2グループの8個の出力バッファD00’〜D07’とを有しており、第1グループの出力バッファD00〜D07の入力は、上記ロジック部105の第1グループの8個の出力ノードに接続され、第2グループの出力バッファD00’〜D07’の入力は、上記ロジック部105の第2グループの8個の出力ノードに接続されている。
また、第1グループの出力バッファD00〜D07の出力は、第1〜第8の信号配線B00〜B07を介してDSP部100bに接続されており、第2グループの出力バッファD00’〜D07’の出力は、第1〜第8の負荷配線B00’〜B07’を介して接地に接続されている。ここで、第1グループの出力バッファD00〜D07と第2グループの出力バッファD00’〜D07’とはそれぞれ、同一のバッファサイズを有しており、また第1〜第8の信号配線B00〜B07と第1〜第8の負荷配線B00’〜B07’とはそれぞれ、同一の容量値および抵抗値を有している。また、これらの出力バッファD00〜D07およびD00’〜D07’は、同一の電源VDDから電源電圧を供給されている。
また、第1グループの出力バッファD00と第2グループの出力バッファD00’とは、その一方の出力が、AD変換器の出力タイミングで、上記AD変換器104の第1〜第8のビット出力AD0〜AD7うちの第1のビット出力AD0により変化するものであり、つまり、AD変換器の出力タイミングでは、第1グループの出力バッファD00と第2グループの出力バッファD00’の一方の出力が変化するよう上記ロジック部105により制御されるものである。同様に、第1グループの出力バッファD02〜D07と第2グループの出力バッファD02’〜D07’とは、上記AD変換器104の第2〜第8のビット出力AD1〜AD7により、AD変換器の出力タイミングで、いずれかのグループの出力バッファの出力が変化するものであり、つまり、AD変換器の出力タイミングで、第1グループの出力バッファD02〜D07と第2グループの出力バッファD02’〜D07’の一方の出力が変化するよう、上記ロジック部105により制御されるものである。
図2は、上記ロジック部105の具体的な回路構成を示す図である。
上記ロジック部105は、上記AD変換器104の各ビット出力に対応する、8個の回路部(第1〜第8の回路部)から構成されている。
例えば、上記AD変換器104の第1ビット出力に対応する第1の回路部LC0は、上記第1グループの出力バッファD00と第2グループの出力バッファD00’とを、AD変換器の出力タイミングで一方の出力が変化するよう動作させるものである。この第1の回路部LC0は、上記AD変換器104の第1のビット出力AD0を遅延させる遅延回路(Delay回路I)DL10と、上記第1のビット出力AD0を水平出力クロックHckによりラッチするフリップフロップ回路DFF0と、上記第1のビット出力AD0とフリップフロップ回路DFF0のラッチ出力(Q端子)Q00とを入力とする排他的論理和回路(以下単に論理回路という。)EXNOR0と、該水平出力クロックHckを遅延させるクロック遅延回路(Delay回路II)DL2と、該遅延回路DL20の出力と該論理回路EXNOR0の出力E00とを入力とする論理積回路(以下単に論理回路という。)A00と、該論理回路A00の出力をクロック入力CKに受けるトルグフリップフロップTFF0とを有しており、上記遅延回路(Delay回路I)DL1の出力が第1グループの第1の出力バッファD00に入力され、該トグルフリップフロップTFF0の出力が第2グループの第1の出力バッファD00’に入力されるようになっている。
また、上記AD変換器104の第2ビット出力に対応する第2の回路部LC1は、上記第1グループの出力バッファD01と第2グループの出力バッファD01’とを、AD変換器の出力タイミングで一方の出力が変化するよう動作させるものである。この第2の回路部LC1は、上記AD変換器104の第2のビット出力AD1を遅延させる遅延回路(Delay回路I)DL11と、上記第2のビット出力AD1を水平出力クロックHckによりラッチするフリップフロップ回路DFF1と、上記第2のビット出力AD1とフリップフロップ回路DFF1のラッチ出力(Q端子)Q01とを入力とする排他的論理和回路(以下単に論理回路という。)EXNOR1と、該水平出力クロックHckを遅延させるクロック遅延回路(Delay回路II)DL21と、該遅延回路DL21の出力と該論理回路EXNOR1の出力E01とを入力とする論理積回路(以下単に論理回路という。)A01と、該論理回路A01の出力をクロック入力CKに受けるトルグフリップフロップTFF1とを有しており、上記遅延回路(Delay回路I)DL11の出力が第1グループの第1の出力バッファD01に入力され、該トグルフリップフロップTFF1の出力が第2グループの第2の出力バッファD01’に入力されるようになっている。
さらに、上記AD変換器104の第8ビット出力に対応する第8の回路部LC7は、上記第1グループの出力バッファD07と第2グループの出力バッファD07’とを、AD変換器の出力タイミングで一方の出力が変化するよう動作させるものである。この第8の回路部LC7は、上記AD変換器104の第8のビット出力AD7を遅延させる遅延回路(Delay回路I)DL17と、上記第8のビット出力AD7を水平出力クロックHckによりラッチするフリップフロップ回路DFF7と、上記第8のビット出力AD7とフリップフロップ回路DFF7のラッチ出力(Q端子)Q07とを入力とする排他的論理和回路(以下単に論理回路という。)EXNOR7と、該水平出力クロックHckを遅延させるクロック遅延回路(Delay回路II)DL27と、該遅延回路DL27の出力と該論理回路EXNOR7の出力E07とを入力とする論理積回路(以下単に論理回路という。)A07と、該論理回路A07の出力をクロック入力CKに受けるトルグフリップフロップTFF7とを有しており、上記遅延回路(Delay回路I)DL17の出力が第1グループの第8の出力バッファD07に入力され、該トグルフリップフロップTFF7の出力が第2グループの第8の出力バッファD07’に入力されるようになっている。
なお、図4では、第3〜第7の回路部は図示していないが、上記第1、第2、第8の回路部と同一の回路構成を有している。
次に、動作について説明する。
この実施形態1のビデオカメラシステムの信号処理回路100では、イメージセンサー101から出力されたアナログ信号Acgは、相関2重サンプリング回路102に入力され、イメージセンサー101のリセットノイズが除去され、ゲインアンプ103にて適正な信号レベルに増幅されてAD変換器104に入力される。AD変換器104では、ゲインアンプ103の出力信号Acsがデジタル信号に変換される。
本発明では、このAD変換器104の後段にロジック部105を追加し、次段のデジタル信号処理LSI(DSP部)100bにデジタル信号を出力する出力バッファD00〜D07およびD00’〜D07’のうちの、動作している出力バッファの総数が一定になるよう、これらの出力バッファに論理信号を出力するロジック部105を構成しているので、AD変換器104の出力値の変動に応じて動作状態と非動作状態との間で変化する出力バッファの総数が一定になり、これにより電源電圧の変動が一定となる。
第1グループの出力バッファD00からその後段のDSP(デジタル信号処理プロセッサ)部100bの入力に至るまでの信号配線B00と、第2グループの出力バッファD00’から接地に至るまでの負荷配線B00’とは、同一の容量値と同一の抵抗値を有し、また両グループの出力バッファのサイズは同一であるので、出力バッファD00が動作することによって電源VDDで生じる電源電圧の揺れと、出力バッファD00’が動作することによって電源VDDで生じる電源電圧の揺れとはほぼ同一のものと考えられる。
また、第1グループの出力バッファD01からその後段のDSP(デジタル信号処理プロセッサ)部100bの入力に至るまでの信号配線B01と、第2グループの出力バッファD01’から接地に至るまでの負荷配線B01’とは、同一の容量値と同一の抵抗値を有し、また両グループの出力バッファのサイズは同一であるので、出力バッファD01が動作することによって電源VDDで生じる電源電圧の揺れと、出力バッファD01’が動作することによって電源VDDで生じる電源電圧の揺れとはほぼ同一のものと考えられる。
同様に、第1グループのその他の出力バッファD02〜D07が動作することによって電源VDDで生じる電源電圧の揺れと、第2グループのその他の出力バッファD02’〜D07’が動作することによって電源VDDで生じる電源電圧の揺れとは同一ものと考えられる。
図3には,従来のAD変換器の出力バッファ(本発明の第1のグループの出力バッファ)D00〜D07の出力波形と、本発明による電源変動の補正用出力バッファ(本発明の第2のグループの出力バッファ)D00’〜D07’の出力波形、及び従来のAD変換部230を使用した場合の電源の揺れ(図3(c))、そして、本発明のAD変換部100aを使用した場合の電源の揺れ(図3(d))を示す。
先ず、図3(a)に示す表では、1行目には、AD変換器の出力D07,D06,D05………,D00の値を10進法にて時系列に示す。
図3(a)に示す表では、2行目には、従来のAD変換器の出力である第1グループの第1〜第8の出力バッファD07〜D00の出力レベル(つまり8ビット出力の極性)に変化が見られた場合に変化点としてカウントしている。
図3(a)に示す表では、3行目には、新たに追加した第2グループの第1〜第8の出力バッファD07’〜D00’の出力レベル(つまり8ビット出力の極性)に変化が見られた場合の変化点数をカウントしている。
図3(a)に示す表では、4行目には、従来のAD変換器の出力(第1グループの出力バッファの出力)の極性変化点数と、新たに追加した出力(第2グループの出力バッファの出力)の極性変化点数との合計を示す。
この表の4行目に示すように、上記極性変化点数の合計は全て8であり、常に出力バッファ8個(従来からの出力バッファのうちの動作する出力バッファの数と、本発明にて新たに追加した出力バッファのうちの動作する出力バッファの数との和)が同時に動作することを意味する。
図3(b)には、前記図3(a)に示す表のAD変換器の出力値(21、28、58など)が出力されたときの出力バッファD00〜D07及びD00’〜D07’の出力レベルが変化するタイミングを示す。
図3(c)には、前記図3(a)に示す表のAD変換器の出力値が出力されたときに、従来の出力バッファD00〜D07のみの出力がレベル変化したときの電源VDDの電圧の揺れを示す。
この場合には、出力バッファD00〜D07の動作数が変化するにつれて、電源VDDの電圧が揺れる程度が変化していることを示している。
図3(d)には、従来の出力バッファD00〜D07と本発明にて追加した出力バッファD07’〜D00’とを、その一方の出力が変化するよう動作させたとき(動作する出力バッファの合計数が8個である場合)の電源電圧VDDの揺れを示す。
この場合には、動作する出力バッファの合計数が8と一定であるために、電源電圧VDDの揺れも一定周期にて一定の波形を示している。
次に図2を用いて、前記ロジック部105の動作について説明する。
AD変換器104の出力AD0は、出力バッファD00を介してDSP部(デジタル信号処理プロセッサ)100bに入力される。
このAD変換器104の出力AD0は、前水平クロックサイクル(前出力サイクル)時にLowレベルであり、今回の出力サイクル時にもlowレベルである場合、前回出力時(前水平クロックサイクル時)と今回出力時では、同一レベルであるために、出力バッファD00は動作ぜず、電源電圧VDDの揺れは発生しない。
この場合、前回の水平サイクル出力(AD変換器104の出力AD0)はLowレベルであると、ロジック部105中のDフリップフロップ(DFF0)にて1水平クロックサイクル前のAD変換部出力AD0をラッチするために、Dフリップフロップ(DFF0)の出力Q00はLowレベルとなる。
また、今回の水平サイクル出力(AD変換器104の出力AD0)がLowレベルであると、排他的論理和回路EXNOR0の出力E00はHighレベルとなる。この出力E00信号と水平出力クロック(fHCL)との論理積信号A00が論理積回路AND0で作成される。この論理積信号A00がトグルフリップフロップ(TFF)に入力されることによって、トグルフリップフロップ(TFF)出力T00は極性を反転させる。
従って、トグルフリップフロップ(TFF)の後段の出力バッファD00’の出力は、入力T00が極性を変化させるにつれて、この出力も変化する。よって、出力バッファD00’に接続された配線B00’を介して、充放電電流が流れることになる。つまり、出力バッファ用電源VDDが揺れることになる。
また、AD変換器104の出力AD1は、前水平クロックサイクル時にはLowレベルであり、今回の出力サイクル時にはHighレベルであると、出力バッファD01の出力レベルも同様にLowレベルからHighレベルとなるために、DSP(デジタル信号処理プロセッサ)部110bとの間の配線にて充放電電流が流れるために、電源電圧VDDは揺れることになる。
また、ロジック部では、Dフリップフロップ(DFF1)にて1水平クロックサイクル前のAD変換部の出力AD1(Lowレベル)をラッチするために、Dフリップフロップ(DFF1)の出力Q01はLowレベルとなる。
また、今回の水平クロックサイクルで、AD変換器104の出力AD1がHighレベルであると、排他的論理和回路EXNORの出力信号E01はLowレベルとなる。論理積回路AND1は、この出力信号E01と水平出力クロック(fHCL)との論理積信号A01を作成する。この論理積信号A01は、次段のトグルフリップフロップ(TFF1)の入力となるが、入力A01がLowレベルであるために、トグルフリップフロップ(TFF1)の出力T01は、極性を反転することなく、前クロックサイクル時のデータ極性を維持する。
従って、次段の出力バッファD01’の出力極性も変化することなく、出力バッファ用電源VDDは揺れることはない。
同様に、AD変換器104の出力AD0〜AD7が水平出力クロック(fHCL)のタイミングにて極性が変化する場合には、出力バッファD00〜D07の出力極性が変化して、出力バッファ用電源VDDに揺れが発生する。
しかし、この場合には、ロジック部中の回路にて、排他的論理和回路EXNORの出力信号E00〜E07はLowレベルとなる。従って、出力信号E00〜E07と水平出力クロック(fHCL)との論理積信号A00〜A07はLowレベルとなる。これらの倫理積信号A00〜A07は、次段のトグルフリップフロップ(TFF0〜TFF7)の入力となるが、入力A00〜A07がLowレベルであるために、トグルフリップフロップ(TFF0〜TFF7)の出力T00〜T07は、極性を反転することなく、前クロックサイクル時のデータ極性を維持する。
よって、次段の出力バッファD00’〜D07’の出力極性も変化することなく、出力バッファ用電源VDDは揺れることはない。
しかし、AD変換器104の出力信号AD0〜AD7の内、AD変換器104の出力ADnが、水平出力クロック(fHCL)のタイミングにて極性が変化しない場合には、出力バッファD0nの出力極性が変化せず、出力バッファ用電源VDDの揺れを発生させることはない。つまり、出力バッファD0nに起因する出力バッファ用電源VDDの揺れを発生させることはない。
このとき、ロジック部中の回路にて、排他的論理和回路EXNORの出力信号E0nはHighレベルとなる。従って、この出力信号E0nと水平出力クロック(fHCL)との論理積信号A0nはHighレベルとなる。これは、次段のトグルフリップフロップ(TFFn)の入力となるが、入力A0nが水平出力クロック(fHCL),つまりHighレベルとなるために、トグルフリップフロップ(TFF0〜TFF7)の出力T0nは、前クロックサイクル時のデータ極性を反転させる。
よって、次段の出力バッファD0n’の出力極性も変化するため、出力バッファ用電源VDDには揺れが発生する。つまり、出力バッファD0n‘に起因する出力バッファ用電源VDDの揺れが発生する。
従って、例えば、出力バッファD00〜D07及びD00’〜D07’の総計16ヶの出力バッファ中、出力バッファD00〜D07の3ヶが動作すると、出力バッファD00’〜D07’中の5ヶが動作する。
よって、合計8ヶの出力バッファの極性が変化して、出力バッファ用電源VDDに揺れが発生することになる。つまり、常時、出力バッファ8ヶの極性が変化して、出力バッファ用電源VDDに揺れが発生することになる。
図4には、上記ロジック部105における第1の回路部LC0に入力される信号AD0、該回路部LC0内のノードにおける信号レベルQ00、E00、A00、T00、および該第1の回路部に対応する出力バッファD00、D00’の出力信号のレベル変化を示している。また、図4には、出力バッファD00(第1グループの出力バッファ)による電源の揺れの発生タイミングV00、出力バッファD00’(第2グループの出力バッファ)による電源の揺れの発生タイミングV00’、および両出力バッファD00およびD00’による電源の揺れ(トータルの電源の揺れ)の発生タイミングV0を示している。
このように本実施形態1では、AD変換器の出力バッファ部110を、AD変換器の各ビットに対応する第1グループの出力バッファD00〜D07と、AD変換器の各ビットに対応する第2グループの出力バッファD00’〜D07’とを含み、これらの出力バッファが同一電源で動作する構成とし、第1グループの出力バッファと第2グループの出力バッファとで、AD変換器の対応するビットの、いずれかのグループの出力バッファの出力レベルが変化するようにしたので、第1グループの出力バッファの変化に合わせて、第2グループのバッファを変化させることで、変化するバッファの総数を一定にし、これにより電源の変動を一定とする。
つまり、AD変換器の各出力ビットに対応する複数の出力信号線におけるレベル変化の総数が一定となることで消費電流が一定となり、これにより、AD変換器の出力値変動の、イメージセンサからのアナログCCD信号への影響が画素ごとに一定となる。これにより、出力の変化の大きい輪郭部分へのノイズ、および高ゲインでの撮影時のノイズを抑制することができる。
さらに、上記実施形態1では、電子情報機器としてビデオカメラシステムを例に挙げて説明したが、本発明の信号処理回路(つまり、実施形態1のビデオカメラシステム100におけるAD変換部100a、配線部100c、およびDSP部100b)は、ビデオカメラシステム以外の画像入力デバイスを有した電子情報機器に適用することができ、このような電子情報機器としては、例えばデジタルビデオカメラ、デジタルスチルカメラなどのデジタルカメラや、画像入力カメラ、スキャナ、ファクシミリ、カメラ付き携帯電話装置などの、画像入力デバイスを有した電子情報機器が挙げられる。
(実施形態2)
図5は、本発明の実施形態2として、このような電子情報機器の概略構成例を示すブロック図であり、この電子情報機器は、その撮像部に、CCDイメージセンサやCMOSイメージセンサなどの固体撮像素子を実施形態1の信号処理回路とともに用いたものである。
図5に示す本発明の実施形態2による電子情報機器90は、CCDイメージセンサやCMOSイメージセンサなどの固体撮像素子とともに、本発明の上記実施形態1の信号処理回路を構成するAD変換部100a、配線部100c、およびDSP部100bを、被写体の撮影を行う撮像部91として備えたものであり、このような撮像部による撮影により得られた高品位な画像データを記録用に所定の信号処理した後にデータ記録する記録メディアなどのメモリ部92と、この画像データを表示用に所定の信号処理した後に液晶表示画面などの表示画面上に表示する液晶表示装置などの表示部93と、この画像データを通信用に所定の信号処理をした後に通信処理する送受信装置などの通信部94と、この画像データを印刷(印字)して出力(プリントアウト)する画像出力部95とのうちの少なくともいずれかを有している。
以上のように、本発明の好ましい実施形態を用いて本発明を例示してきたが、本発明は、この実施形態に限定して解釈されるべきものではない。本発明は、特許請求の範囲によってのみその範囲が解釈されるべきであることが理解される。当業者は、本発明の具体的な好ましい実施形態の記載から、本発明の記載および技術常識に基づいて等価な範囲を実施することができることが理解される。本明細書において引用した特許、特許出願および文献は、その内容自体が具体的に本明細書に記載されているのと同様にその内容が本明細書に対する参考として援用されるべきであることが理解される。
本発明は、CCDイメージセンサやCMOSイメージセンサなどの固体撮像素子から出力されるアナログ画素信号をAD変換する信号処理回路、該AD変換により得られたデジタルデータをデジタル信号として出力する出力回路、該出力回路を含む固体撮像装置、並びに該固体撮像装置を用いた電子情報機器の分野において、CCDイメージセンサやCMOSイメージセンサなどの固体撮像素子から出力されるアナログ撮像信号のレベル変化の大きい、表示画像における物体の輪郭部分でのノイズ、および高ゲインでの撮影時におけるノイズを抑制することができるものである。
図1は、本発明の実施形態1による電子情報機器としてビデオカメラシステムを説明する図であり、該ビデオカメラシステムを構成するイメージセンサ101、AD変換部100a、配線部100cおよびデジタル信号処理部100bを示している。 図2は、本発明の実施形態1によるビデオカメラシステムで用いるAD変換部におけるロジック部105の具体的な回路構成を示す図である。 図3は、本発明の実施形態1によるビデオカメラシステムにおけるAD変換部の動作を説明する図であり、図3(a)は、該AD変換部におけるAD変換出力の値、第1グループ、第2グループ、および該両グループにおける、レベル変化した出力バッファの個数を示し、図3(b)は、各出力バッファのレベル変化のタイミングを示し、図3(c)は、第1グループの出力バッファD00〜D07のみが動作するときの電源VDDの電圧の揺れを示し、図3(d)は、第1および第2の両グループの出力バッファが動作するときの電源VDDの電圧の揺れを示している。 図4は、ロジック部の第1回路部における入力ノード、出力ノード、および内部ノードにおけるレベル変化のタイミングを、第1および第2の各グループの出力バッファによる電源の揺れ、および該両グループの出力バッファによる電源の揺れとともに示す図である。 図5は、本発明の実施形態2として、実施形態1の固体撮像装置を撮像部に用いた一般的な電子情報機器の概略構成例を示すブロック図である。 図6は、従来の撮像装置の一例としてビデオカメラシステムを説明する図であり、図6(a)はその全体構成を示し、図6(b)は、ビデオカメラシステムにおける撮像部およびAD変換部の具体的な構成を示している。 図7は、撮像部220およびAD変換部230の動作を説明する信号波形図である。
符号の説明
90 電子情報機器
91 撮像部
92 メモリ部
93 表示手段
94 通信手段
95 画像出力手段
100 ビデオカメラシステム
100a AD変換部
100b デジタル信号処理部(DSP部)
100c 配線部
101 CCDイメージセンサ
102 相関2重サンプリング回路
103 ゲインアンプ
104 AD変換器
105 ロジック部
110 バッファ部
D00〜D07、D00’〜D07’ 出力バッファ
LC0〜LC7 第1〜第8の回路部

Claims (18)

  1. アナログ信号の信号処理によりデジタル信号を生成する信号処理回路であって、
    該アナログ信号を一定期間毎にサンプリングして所定ビットのデジタルデータにAD変換するAD変換器と、
    該AD変換器から出力されるデジタルデータに基づいて一定振幅を有するデジタル信号を生成する出力回路とを備え、
    該出力回路は、
    該アナログ信号の各サンプリング期間における該出力回路内での消費電流が一定となるよう、該デジタルデータの、該各サンプリング期間での変化に応じて、内部状態が変化するよう構成したものである信号処理回路。
  2. 請求項1記載の信号処理回路において、
    前記出力回路は、
    その出力端子に接続された配線の電位を、入力信号に応じて電源電位と接地電位とのいずれかに設定する出力バッファと、
    前記デジタルデータを受け、該出力バッファへの該入力信号のレベルを、前記アナログ信号の各サンプリング期間での消費電流が一定となるよう設定するロジック部とを有する信号処理回路。
  3. 請求項1に記載の信号処理回路において、
    前記出力回路は、
    前記デジタルデータに基づいて一定振幅を有するデジタル信号を生成するデジタル信号生成部と、
    該デジタルデータに基づいて該出力回路での消費電流を調整する電流調整回路とを有し、
    該デジタルデータの変化に応じたデジタル信号生成部での消費電流の変化と、該デジタルデータの変化に応じた該電流調整回路での消費電流の変化との和が該各サンプリング期間で一定となるよう構成されている信号処理回路。
  4. 請求項3に記載の信号処理回路において、
    前記デジタル信号生成部は、該デジタルデータの各ビット毎に設けられ、該デジタルデータの各ビットの値に応じて第1および第2の電圧レベルの一方を出力する第1の出力バッファを有し、
    前記電流調整回路は、該デジタルデータの各ビット毎に設けられ、該デジタルデータの各ビットの値に応じて、該第1および第2の電圧レベルのうちの、該第1の出力バッファが出力する電圧レベル以外の電圧レベルを出力する第2の出力バッファを有する信号処理回路。
  5. 請求項4に記載の信号処理回路において、
    前記第1の出力バッファと前記第2の出力バッファの入力信号のレベルを、前記アナログ信号のサンプリング期間毎にいずれか一方の出力バッファの出力レベルが変化するよう、前記AD変換器から出力されるデジタルデータに基づいて設定するロジック部を有する信号処理回路。
  6. 請求項5に記載の信号処理回路において、
    前記第1の出力バッファの出力端子と信号配線を介して接続され、該第1の出力バッファの出力である前記デジタル信号を該信号配線を介して受け、該デジタル信号に対する信号処理を行うデジタル信号処理部を有し、
    前記第2の出力バッファの出力端子は負荷配線を介して接地電位に接続されている信号処理回路。
  7. 請求項6に記載の信号処理回路において、
    前記負荷配線は、その容量値および抵抗値が前記信号配線のものと等しくなるよう構成されている信号処理回路。
  8. 請求項1に記載の信号処理回路において、
    前記アナログ信号として、被写体の撮像を行う固体撮像素子から出力されるアナログ画素信号を受け、該アナログ画素信号におけるリセットレベルと画素値レベルとの差分を取ることにより、該アナログ画素信号におけるリセットノイズを除去したアナログ信号を出力する相関2重サンプリング回路と、
    該相関2重サンプリング回路から出力されるアナログ信号を、その信号レベルが前記AD変換器の入力信号として適したレベルになるよう増幅して該AD変換器に出力するゲインアンプとを有する信号処理回路。
  9. 請求項8に記載の信号処理回路において、
    前記相関2重サンプリング回路と前記固体撮像素子との間に接続され、該固体撮像素子からのアナログ画素信号に重畳されている直流バイアス電圧を除去するコンデンサを有する信号処理回路。
  10. 請求項9に記載の信号処理回路において、
    前記固体撮像素子は、CCDイメージセンサあるいはCMOSイメージセンサである信号処理回路。
  11. 請求項4に記載の信号処理回路において、
    前記デジタル信号生成部は、該デジタルデータの各ビット毎に設けられ、該デジタルデータの各ビットの値に応じて第1および第2の電圧レベルの一方を出力する第1のグループの複数の出力バッファを有し、
    前記電流調整回路は、該デジタルデータの各ビット毎に設けられ、該デジタルデータの各ビットの値に応じて、該第1および第2の電圧レベルのうちの、該第1のグループにおける対応するビットの出力バッファが出力する電圧レベル以外の電圧レベルを出力する第2のグループの複数の出力バッファを有する信号処理回路。
  12. 請求項11記載の信号処理回路において、
    前記アナログ信号の各サンプリング期間に出力レベルが変化する前記第1のグループの出力バッファの個数と、該アナログ信号の該各サンプリング期間に出力レベルが変化する前記第2のグループの出力バッファの個数との総和は、常に、前記デジタルデータのビット数と一致している信号処理回路。
  13. 請求項12に記載の信号処理回路において、
    前記第1の電圧レベルは電源電圧レベルであり、前記第2の電圧レベルは接地電圧レベルである信号処理回路。
  14. 請求項12に記載の信号処理回路において、
    前記第1のグループの出力バッファと、前記第2のグループの出力バッファとは、バッファサイズが等しいものである信号処理回路。
  15. アナログ信号を一定期間毎にサンプリングしてそのAD変換を行うAD変換器から出力されるデジタルデータを受け、該デジタルデータの値をハイレベル電位とローレベル電位により示すデジタル信号を出力する出力回路であって、
    該アナログ信号の各サンプリングタイミングに対応して該デジタル信号のレベル変化が生ずるときの消費電流がすべてのサンプリングタイミングで一定となるよう、該デジタルデータの値に応じて内部状態が変化するよう構成したものである出力回路。
  16. 請求項15に記載の出力回路において、
    前記デジタルデータに基づいて一定振幅を有するデジタル信号を生成するデジタル信号生成部と、
    該デジタルデータに基づいて該信号出力回路内での消費電流を調整する電流調整回路とを有し、
    該デジタルデータの変化に応じたデジタル信号生成部での消費電流の変化と、該デジタルデータの変化に応じた該電流調整回路での消費電流の変化との和がすべてのサンプリングタイミングで一定となるよう構成されている出力回路。
  17. 被写体の撮像を行う固体撮像素子と、該固体撮像素子から得られるアナログ画素値信号をAD変換によりデジタル画素値信号に変換するAD変換器と、該AD変換器から出力されるデジタルデータから、該デジタルデータの値をハイレベル電位とローレベル電位により示すデジタル信号を出力する出力回路を備えた固体撮像装置であって、
    該出力回路は、
    該アナログ信号のサンプリングタイミングに対応して該デジタル信号のレベル変化が生ずるときの消費電流がすべてのサンプリングタイミングで一定となるよう、該デジタルデータの値に応じて内部状態が変化するよう構成したものである固体撮像装置。
  18. 被写体の撮像を行う撮像部を備えた電子情報機器であって、
    該撮像部は、請求項17に記載の固体撮像装置である電子情報機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN101888484A (zh) * 2010-06-28 2010-11-17 浙江大华技术股份有限公司 一种双通道ccd图像拼接偏差自动校正的方法
KR101184251B1 (ko) 2012-05-30 2012-09-21 박석지 공작기계 위치보정용 아날로그/디지털 컨버터

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