JP2010121820A - 加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】酸化等に強くて操作入力の検知精度が低下することを防止できるようにする。
【解決手段】トッププレート16にはユーザーの手指が入力操作のために近接する操作部30が形成されている。この操作部30は、第1の導電体30aと、この第1の導電体30aの下面側には電気絶縁層42を間において該第1の導電体30aと対向する第2の導電体30bとから構成されている。電気絶縁層42には、第2の導電体30bと電気的に接続されて前記ユーザーの入力操作の有無を検知して加熱手段を制御する制御部48が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、トッププレートに操作部を備えた加熱調理器に関する。
従来、この種の加熱調理器として、特許文献1に記載の加熱調理器がある。この加熱調理器における操作部101の構成を図8に示す。トッププレート102の上面には、塗装膜によりタッチ表示部103を形成し、トッププレート102の下面に基板104を配設している。この基板104の上面に前記タッチ部103と対向するように操作部である検知電極105を形成し、また、該基板104における下面にスルーホール106を介して前記検知電極105と導通する接続導体107を形成し、該接続導体107が図示しない制御部に接続される構成としている。
この構成では、ユーザーが手指を前記タッチ表示部103に接触させると、検知電極105部分に微弱電流が流れ、これを図示しない制御部で検出して入力操作有りを検出するようにしている。
特開2008−57872号公報
加熱調理器は、キッチン等に設置されるものであり、水濡れや酸化などが発生しやすいことを考慮する必要がある。このような観点からすると、上記従来の加熱調理器では、人体と前記検知電極105との間に発生する微弱電流を検出する方式であるため、検知電極105が酸化したり、前記スルーホールが酸化したりすると、微弱電流レベルが測定不可能なレベルに落ちたり、あるいは、微弱電流が流れなかったりして操作入力の検知精度が悪くなったりする不具合がある。
本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、酸化等に強くて操作入力の検知精度が低下することを防止できる加熱調理器を提供することにある。
請求項1の発明は、上面の開口部にトッププレートを備えると共に、このトッププレートの下方に加熱手段を備えた調理器本体と、
前記トッププレートに形成されユーザーの手指が入力操作のために近接するものであって、前記トッププレートの下面に設けられた第1の導電体と、この第1の導電体の下面側に設けられた電気絶縁層と、この電気絶縁層を間において該第1の導電体と対向して設けられた第2の導電体とで構成された操作部と、この第2の導電体と電気的に接続されて前記ユーザーの入力操作の有無を検知する制御部とを備えたところに特徴を有する。
この請求項1の発明においては、第1の導電体と第2の導電体との間に電気絶縁層が存在することで静電結合されており、操作部にユーザーの手指が近接すると、静電容量が変化し、その変化を制御部が検知して前記ユーザーの入力操作の有無を検知する。
そして、第1の導電体及び第2の導電体が酸化するようなことがあっても、これら導電体間の静電容量が変化することがないので、操作入力の検知精度が低下することを防止できる。
本発明によれば、酸化等に強くて操作入力の検知精度が低下することを防止できる。
以下、本発明をシステムキッチンに組み込まれる加熱調理器に適用した第1の実施例を図1〜図6を参照しながら説明する。図2には、キッチンキャビネット1に、加熱調理器2が組み込まれた状態の外観斜視図が示されている。また、図3は、トッププレートを外した状態で示す調理器本体3の平面図である。加熱調理器2の調理器本体3は、キャビネット1に設けられた開口4に落とし込み状態に組み込まれている。この調理器本体3の下部には、図2に示すロースタ部5が設けられている。
前記調理器本体3は、図3に示すように、上面が開口しており、内部の手前側に加熱手段としての二つの誘導加熱コイル8、9が設けられ、また中央奥部に別の加熱手段として例えばラジエントヒータからなるヒータ10が設けられている。また、この調理器本体3内には、主回路基板11が配設されており、この主回路基板11には、多数の加熱強度表示用の発光ダイオードからなる表示器群12A、12Bが実装されていると共に、例えば蛍光表示管からなる表示器13、14A、14B、15A、15Bが実装されている。
図1及び図3に示すように、前記調理器本体3の開口部3aの周縁部にはフランジ部3bが設けられており、このフランジ部3bが前記キャビネット1の開口4の縁部に配置されている。
さらに、図1、図2、図4に示すように、前記調理器本体3の上面には、開口部3aを覆うように、つまり前記誘導加熱コイル8、9及びヒータ10を上方から覆うように、耐熱ガラス製の透視可能なトッププレート16が設けられている。このトッププレート16の下面は非導電性のスパッタにより半透明層16A(図1参照)が形成されており、さらにこの半透明層16A下面には不透明な非導電性の塗装膜16B(図1参照)が形成されており、内部が見えないようにしている。
このトッププレート16の周縁部16aは調理器本体3より外側(前後方向及び左右方向)へ張り出しており、前記フランジ部3bにより支えられている。
このトッププレート16において、左右の誘導加熱コイル8、9及びヒータ10の上方に対応する部位はそれぞれ円形模様の調理器載置表示部17、18、19が形成されている。
図4は以下に述べる表示部から光が放出されて各表示部が浮かび上がったように光表示されている状態を示している。
前記トッププレート16の裏面において、調理器載置表示部17、18の前側には、前記表示器群12A、12Bの上方に位置して調理条件表示部12AH、12BH(図4参照)が前記塗装膜16Bに形成された抜き孔により設けられ、又、表示器13、14A、14B、15A、15Bの上方に位置して表示内容が異なる調理条件表示部13H、14AH、14BH、15AH、15BHが前記塗装膜16Bに形成された抜き孔により設けられている。なお、これら、各調理条件表示部12AH、12BH、13H、14AH、14BH、15AH、15BHは、それぞれ対応する表示器によって下方から照明表示されることにより、半透明層16Aと透視可能なトッププレート16とを通して該トッププレート16上面から図4に示すように目視できる。
また、図1及び図4に示すように、このトッププレート16の前縁部(調理器本体3より前方へ張り出した部分)の下面には、入力案内用表示部20AH〜27AH、20BH〜27BHが前記塗装膜16Bに形成された抜き孔により設けられている。これら入力案内用表示部20AH〜27AH、20BH〜27BHは、後述する発光体45からの発光により浮かび上がるように光表示される(図4参照)。なお、後述する発光体45が消灯しているときには、トッププレート16上面から内部はほぼ見えない状態(いわゆるブラックアウト状態)となる。
前記右側の入力案内用表示部20AH〜27AHと、左側の入力案内用表示部20BH〜27BHとは、それぞれ基本的に同じ構成であり、また、右側の入力案内用表示部20AH〜27AH下方部、及び左側の入力案内用表示部20BH〜27BH下方部に設けられた操作部などの構成についても、基本的に同じであるので、右側の入力案内用表示部20AH〜27AH下方部の操作部などについて以下説明する。
入力案内用表示部20AHは加熱調理のスタート/切り用、入力案内用表示部21AHはメニュー選択用、入力案内用表示部22AHは加熱強度や加熱時間のアップ設定用、入力案内用表示部23AHは加熱強度や加熱時間のダウン設定用、入力案内用表示部24AH〜27AHは加熱強度設定用である。
なお、例えば入力案内用表示部22AH及び操作部30部分の断面を示す図1からわかるように、当該入力案内用表示部22AHの「<」なる図形状をなすが、前記塗装膜16Bの抜き孔によって形成されている。
さらにこれら入力案内用表示部20AH〜27AH下方には、図5に示すように、操作部28〜41が設けられている。
操作部28〜41は、図5に示す第1の導電体28a〜41aと、図6に示す第2の導電体28b〜41bと、これらの間に介在する図1及び図6に示す電気絶縁層42とから構成されている。
図5では、前記第1の導電体28a〜41aを平面的に示している。前記第1の導電体28a〜31aは、前記塗装膜16Bの下面に前記入力案内用表示部20AH〜23AHに対応して形成されており、この場合、導電塗料を印刷し焼き付けて形成されている。
又、他の第1の導電体32a〜41aは、前記塗装膜16Bの下面に前記入力案内用表示部24AH〜27AHに対応して形成されており、この場合も、導電塗料を印刷し焼き付けて形成されている。この第1の導電体32a〜41aは、相互に手指による同時操作が可能な配置間隔で設けられている。
これら第1の導電体28a〜41aは上述したようにトッププレート16に一体に設けられている。
これら第1の導電体28a〜41aには図5に示すように、対応する入力案内用表示部20AH〜27AHの文字や図形と対向する部分に、当該文字や図形を、透光可能とするために若干大きめの抜き孔28ad〜41adが形成されている。例えば、例えば入力案内用表示部22AH及び操作部30部分の断面を示す図1からわかるように、第1の導電体30aには、「<」形状を示す当該入力案内用表示部22AHに対応して、若干大きめの略「<」状をなす抜き孔30adが形成されている。
前記電気絶縁層42は、図1に示すように、フレキシブル基板43の可撓性ある基板本体を構成しており、透光可能な材料から構成され、もって透光性を有する。この電気絶縁層42の下面に図1及び図6に示すように前記第2の導電体28b〜41bが設けられている。この第2の導電体28b〜41bは、銅薄膜からなり、該電気絶縁層42に貼り付けられて一体に設けられている。
この場合、各第2の導電体28b〜41bには接続導体28bc〜41bcが後方へ一体に導出されている。
各第2の導電体28b〜41bには図6に示すように、抜き孔28bd〜41bdが形成されており、この抜き孔28bd〜41bdは、第1の導電体28a〜41aの抜き孔28ad〜41adに対向してやや大きめに形成されている。
従って、前記操作部28〜41においては、第1の導電体28a〜41aが抜き孔28ad〜41adを有し、前記電気絶縁層42が透光可能な材料から構成され、第2の導電体28b〜41bが抜き孔28bd〜41bdを有することで、図1に示す光透過部44が設けられている。
図1において、前記第2の導電体28b〜41bの下部には、発光体45が設けられており、この発光体45は前記フランジ部3bにより支持されている。また、この発光体45は、導光部たる導光部材46と、後述する光源たる例えばLED47とで構成されており、この発光体45は、各操作部28〜41の光透過部44に対応して設けられている。
前記導光部材46は光導光可能な材料から構成されており、この導光部材46は、一端側が前記各操作部28〜41の下側で且つ前記フランジ3b上側に位置し、途中部から他端部が開口部3a内の前側部分を下方向へ屈曲されて垂下されている。この導光部材46における前記操作部28〜41対向部には、薄板状の光拡散板46aが形成されている。
前記フレキシブル基板43は、前記導光部材46上面から垂下部46bに沿って設けられており、従って、該フレキシブル基板43はトッププレート16に対してほぼ垂直状に離間している。
また、このフレキシブル基板43には制御手段たる制御部48が前記トッププレート16に対して略垂直状態に実装されており、この制御部48には前記各第2の導電体28b〜41bの前記接続導体28bd〜41bdが接続されており、もって、各第2の導電体28b〜41bが一体の接続導体28bd〜41bdを介して直接制御部48に接続されている。この制御部48は前記操作部28〜41におけるユーザーの入力操作(ユーザーの手指が入力操作のために近接したこと)が有ったときには、各操作部28〜41の第1の導電体28a〜41aと第2の導電体28b〜41bとの間の静電容量の変化を検出することにより、前記入力操作の有無を検知し、そして前記誘導加熱コイル8、9及びヒータ10を制御するものである。
前記フレキシブル基板43の電気絶縁層42には、光源であるLED47が前記導光部材46の端部46c近傍に実装されており、従って、該LED47は、導光部材46の垂下する端に位置している。このLED47は制御部48より第1の導電体28a〜41a側に設けられている。
このLED47は各操作部28〜41が入力操作されると制御部48により点灯制御される。このLED47は、各入力案内用表示部にそれぞれ対応して必要数が設けられている。図1において、LED47が点灯されると、その光は、導光部材46を通り、光拡散板46aから拡散され、さらに、第2の導電体30bの抜き孔30bd、透光可能な電気絶縁層42、第1の導電体30aの抜き孔30ad、入力案内用表示部22AH、半透明層16A、トッププレート16を通して外部に放出される。これにより、入力案内用表示部22AHの「<」が光表示される。この光表示作用は他の入力案内用表示部についても同様である。
このような本実施例においては、各操作部28〜41における第1の導電体28a〜41aと第2の導電体28b〜41bとの間に電気絶縁層42が存在することで静電結合されており、入力案内用表示部20AH〜27AH下方の操作部28〜41にユーザーの手指が近接すると、静電容量が変化し、その変化を制御部48が検知して前記ユーザーの操作入力の有無を検知する。
そして、本実施例によれば、第1の導電体28a〜41a及び第2の導電体28b〜41bが酸化するようなことがあっても、これら導電体間の静電容量が変化することがないので、操作入力の検知精度が低下することを防止できる。
また本実施例によれば、第1の導電体28a〜41aを、トッププレート16の下面に一体に設け、第2の導電体28b〜41bを電気絶縁層42に一体に設け、該電気絶縁層42をその前記第2の導電体28b〜41bが前記第1の導電体28a〜41aと対向するように配置したから、部品数を少なくできて、組み立ての簡単化及びコストの低廉化に寄与でき、且つ、操作入力の検知精度の信頼性向上を図ることができる。
また、本実施例によれば、操作部28〜41を、相互に手指による同時操作が可能な配置間隔で設けている。このような配置では、操作部28〜41が狭い間隔で多数設けられる構成となるが、上述したように、操作入力の検知精度を保障できるから同時操作入力の確実に検知できる。
また、本実施例によれば、操作部28〜41の第2の導電体28b〜41bが接続導体28bc〜41bcにより制御部48と電気的に直接接続されているから、操作部がコネクタや接続ばねを介して制御部に接続された構成に比べて、構成が簡単でコスト安となり、且つ電気的な信頼性が向上する。
また本実施例によれば、電気絶縁層42が制御部48を搭載し、第2の導電体28b〜41bが該制御部48と電気的に直接接続されているから、電気絶縁層42が基板を兼用でき、構成の簡単化及びコストの低廉化を図ることができる。
この場合、本実施例によれば、前記電気絶縁層42には、前記第2の導電体28b〜41bが複数設けられているから、つまり、一つの電気絶縁層42に対して複数の第2の導電体28b〜41bを設けているから、配線構成を簡素化できる。
また、本実施例によれば、電気絶縁層42が、一端側で前記第1の導電体28a〜41aと接触し、途中部がトッププレート16と離間するように曲がる形状をなし、他端側に制御部48が設けられているから、第2の導電体28b〜41bが接続される前記制御部48を、加熱されるトッププレート16から離間させることができ、且つ、トッププレート16から離れた部分であるから、制御部48の配置場所の選択の自由度が高くなる。
また、本実施例によれば、電気絶縁層42はフレキシブル基板で構成されているから、この電気絶縁層42を曲げることで、当該電気絶縁層42に搭載される制御部48を自由な位置に配置することができる。
また、本実施例によれば、前記制御部48が、調理器本体3の開口部3a内の前部に前記トッププレート16に対して略垂直状態に設けられるから、制御部48を誘導加熱コイル8、9から離間した位置に制御部48を設けることができる。また、誘導加熱コイル8、9と制御部48との間にスペースを形成でき、このスペースに表示器群12Aなどの他の部品を有効に配設することができる。
又、本実施例によれば、トッププレート16の裏面に非導電性層(スパッタからなる半透明層16A)を形成し、この半透明層16Aの裏面に第1の導電体28a〜41aを設けたから、半透明層16A下方に上記第1の導電体28a〜41aを設けても、静電容量式の操作部28〜41を構成することができる。つまり、導電性のスパッタから導電性層を形成すると、その下方には静電容量式の操作部は構成できないが、本実施例ではそのようなことはない。
本発明は上記実施例に限定されず、次のように実施しても良い。
第1の導電体と電気絶縁層とをトッププレートの下面に一体に設け、第2の導電体をこの第1の導電体に対向して配置する構成としても良い。このようにすると、第2の導電体と電気絶縁層とを一体にしたフレキシブル基板などの部材を使用する必要がない構成により所期の目的を達成できる。
第1の導電体と、電気絶縁層と、第2の導電体とを一体化して操作部を構成するようにしても良い。このようにすると、第1の導電体と、電気絶縁層と、第2の導電体を別々に組み付ける場合に比して、これらの一体物の操作部により静電容量が変化することを極力防止でき、検知精度の向上を図ることができ、また、第1の導電体をトッププレート下面に形成する必要がないので、構成の簡単化及びコストの低廉化に寄与できる。
又、本発明の第2の実施例として示す図7のように導光部材46とフレキシブル基板43との間に保持板51を設けてフレキシブル基板43を保持する構成としても良い。この場合、保持板51には前記光透過部44に対応して光透過孔部51aを形成すると良い。この場合、前記導光部材46には、前記操作部28〜41と対向する面にプリズムシート52を設け、このプリズムシート52に前記光拡散板46aを設ける構成としている。このプリズムシート52は、導光部材46の光を上方(操作部28〜41方向)に変換する作用を有し、光方向変換を良好に行うことができる。このプリズムシート52は第1の実施例構成に追加するようにしても良い。
その他、操作部は抜き孔による透光性を備えるものでなく、操作部全体が透光性(光透過材料)を有するものでも良い。また、入力案内用表示部20AH〜27AHは無くても良い。すなわち、第1の導電体28a〜41aの抜き孔28ad〜41adが、最終的な文字や図形を表示するように形成すれば、表示手段として有効であり、従って、上述の入力案内用表示部20AH〜27AHは無くても良い。この場合、当該表示部を窓状にしたり、あるいは当該表示部を塗装膜16Bごとなくしてもよい。
又、上記実施例では、LED47が点灯されているときにのみ光表示できるようにしているが、消灯時に入力案内用表示部20AH〜27AHが半透明層16Aを通して目視できる可能性もあり、このような場合には、トッププレート16を半透明材料で構成したり、光透過可能な黒色に着色したり、あるいは塗装膜16Bを暗色にしたりするようにすると、消灯時において、ユーザーが目視できない状態(ブラックアウト状態)をさらに確実に実現できるようになる。
この場合、前記光拡散板46aは、トッププレート16を通過した可視光を吸収する機能を設けても良い。このようにすると、外部からトッププレート16及び半透明層16A並びに塗装膜16Bの入力案内用表示部20AH〜27AHを通した可視光を該光拡散板46aで吸収できて、内部が視認しにくくすることができる。
前記半透明層を形成するスパッタや、印刷の方法は、次の公知技術等の種々の方法に基づいて実施すればよい。例えば、特開2007-227402号、特開2004-247186号、特開2008-267633号、特開2008-239405号、特開2008-226608号、特開2008-14552号、特開2003-86337号、特開平10-284238号、特開2008-267633号、特開2008-179537号、特開2006-177628号、特開2006-125645号、特開2005-90906号、特開2005-55005号、特開2004-342609号、特開2004-333102号、特開2004-225950号、特開2004-211910号、特開2004-193050号。
本発明の第1の実施例を示し、図4のZ−Z線断面図 加熱調理器をキッチンキャビネットに組み込んで示す斜視図 トッププレートを省略して示す平面図 操作部部分の平面図 第1の導電体を示す平面図 第2の導電体を示す平面図 本発明の第2の実施例を示す図1相当図 従来例を示す図1相当図
符号の説明
図面中、1はキッチンキャビネット、2は加熱調理器、3は調理器本体、4は開口、8、9は誘導加熱コイル(加熱手段)、10はヒータ(加熱手段)、16はトッププレート、20AH〜27AHは入力案内用表示部、28〜41は操作部、28a〜41aは第1の導電体、28b〜41bは第2の導電体、42は電気絶縁層、43はフレキシブル基板、44は光透過部、46は導光部材(導光部)、45は発光体、47はLED(光源)、48は制御部を示す。

Claims (12)

  1. 上面の開口部にトッププレートを備えると共に、このトッププレートの下方に加熱手段を備えた調理器本体と、
    前記トッププレートに形成されユーザーの手指が入力操作のために近接するものであって、前記トッププレートの下面に設けられた第1の導電体と、この第1の導電体の下面側に設けられた電気絶縁層と、この電気絶縁層を間において該第1の導電体と対向して設けられた第2の導電体とで構成された操作部と、
    前記第2の導電体と電気的に接続されて前記ユーザーの入力操作の有無を検知して前記加熱手段を制御する制御部と、
    を備えたことを特徴とする加熱調理器。
  2. 前記第1の導電体は、前記トッププレートの下面に一体に設け、前記第2の導電体は前記電気絶縁層に一体に設け、該電気絶縁層を前記第2の導電体が前記第1の導電体と対向するように配置したことを特徴とする請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 前記第1の導電体と前記電気絶縁層とを前記トッププレートの下面に一体に設け、前記第2の導電体を前記第1の導電体に対向して配置したことを特徴とする請求項1に記載の加熱調理器。
  4. 前記第1の導電体と、前記電気絶縁層と、第2の導電体とを一体化して前記操作部を構成したことを特徴とする請求項1に記載の加熱調理器。
  5. 前記操作部は、相互に手指による同時操作が可能な配置間隔で設けられていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の加熱調理器。
  6. 前記第2の導電体が前記制御部と電気的に直接接続されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の加熱調理器。
  7. 前記電気絶縁層は、前記制御部を搭載し、前記第2の導電体が該制御部と電気的に直接接続されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の加熱調理器。
  8. 前記電気絶縁層には、前記第2の導電体が複数設けられていることを特徴とする請求項6又は7に記載の加熱調理器。
  9. 前記電気絶縁層は、一端側で前記第1の導電体と接触し、途中部が前記トッププレートと離間するように曲がる形状をなし、他端側に前記制御部が設けられていることを特徴とする請求項7又は8に記載の加熱調理器。
  10. 前記電気絶縁層はフレキシブル基板で構成されることを特徴とする請求項6ないし9のいずれかに記載の加熱調理器。
  11. 前記制御部は、前記調理器本体の開口部内の前部に前記トッププレートに対して略垂直状態に設けられることを特徴とする請求項10に記載の加熱調理器。
  12. 前記トッププレートの裏面には非導電性層が形成され、この非導電性層の裏面に前記第1の導電体が設けられていることを特徴とする請求項1ないし11のいずれかに記載の加熱調理器。
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