JP2010121286A - 鉄骨構造物の建方工法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 既存施設1a上空に掛け渡される上空ブロック1bを所定階以上に有する鉄骨構造物1を構築する建方工法において、(1)独立柱設置工程、(2)発進構台構築工程、(3)架構体組立工程、(4)架構体移動工程、(5)架構体増設工程、(6)増設・移動工程、(7)柱接合工程、(8)梁盛替工程、の各工程を順次行って、鉄骨構造物1の一部のブロックを発進構台3として先行構築し、この発進構台3の所定階の床22上の移動方向前端付近にスライド移動手段6を設置し、その上に移動架構体4を架構し、このスライド移動手段6で移動架構体4の下方を把持して移動させることにより鉄骨構造物1を構築する。
【選択図】 図11
Description
先ず、本発明の実施の形態に係る鉄骨構造物の建方工法が適用される鉄骨構造物について図1及び図2を用いて説明する。
図1は、既存施設上空に掛け渡される上空ブロックを所定階以上に有する鉄骨構造物の一例として挙げる鉄骨構造物の概略構成を示す立面図、図2は、図1の鉄骨構造物の概略構成を示す平面図である。鉄骨構造物1は、既存の駅のホーム上に構築するS造のラーメン構造からなる駅ビル間に掛け渡されるプロムナードであり、図1、2で示すように、桁行き方向(長手方向)が1〜8通りの7スパン、梁間方向(短手方向)がA〜C通りの2スパンからなる平面形状が略円弧状の多角形(A〜C通りは円弧状であるが梁は円弧状ではなく直線状)となった3階建ての建物である。つまり、1〜8通りは放射線状に広がり、A〜C通りは円弧状となっている(図2参照)。この鉄骨構造物1は、1階部分が既存施設の一例として示す駅のプラットホーム1aとなっており、その上空の2階以上に駅ビルのプロムナードとなる上空ブロック1bが掛け渡された構造物である。なお、この既存施設は、当然1階建てとは限らず、プロムナードとなる上空ブロック1bの階数も掛け渡される既存の駅ビル等の階数により左右されるものである。
次に、この鉄骨構造物1を構築する場合を例に挙げて、本発明の一実施の形態に係る鉄骨構造物の建方工法を説明する。本実施の形態に係る鉄骨構造物の建方工法の概略は、建方工事の事前準備を整えた後、(1)独立柱設置工程、(2)発進構台構築工程、(3)架構体組立工程、(4)架構体移動工程、(5)架構体増設工程、(6)増設・移動工程、(7)柱接合工程、(8)梁盛替工程、の各工程を順次行って、鉄骨構造物1の一部のブロックを先行して構築し、そのブロックを発進構台として利用し、発進構台上で組み立てた鉄骨の架構体を独立柱に支持させながらスライド移動させて鉄骨構造物の建方を行う工法である。以下に、これらの各工程を詳細に説明する。図3〜図25は、鉄骨構造物1を構築する場合において、これら各工程を概略立面図及び平面図で示した説明図である。
先ず、建方工事の事前準備について主に図3及び図4を用いて説明する。図3は、本発明の実施の形態に係る鉄骨構造物の建方工法の事前準備を概略立面図で表す説明図、図4は、同工程を概略平面図で表す説明図である。
初めに、ホームの使用頻度や周辺のスペース等を考慮して、鉄骨構造物1の建設範囲の内、即ち、上空ブロック1bの下方となるエリアの内、後述の発進構台3を設置すべきエリア(以下、発進構台設置エリアという。)を選定し、揚重装置として、この発進構台設置エリア全域を作業半径内とするタワークレーンTCを設置する。また、鉄骨構造物1の建設範囲内であって発進構台設置エリア以外の所定のエリアを後述の独立柱2を設置すべきエリア(以下、独立柱設置エリアという。)として選定する。よって、必然的に、独立柱設置エリアは、殆どタワークレーンTCの作業半径の外となってしまう。本実施の形態では、1〜4通りの3スパンを発進構台設置エリア、5〜8通りの3スパンを独立柱設置エリアとして選定した。
次に、独立柱設置工程について主に図5及び図6を用いて説明する。図5は、同工法の独立柱設置工程を概略立面図で表す説明図、図6は、同工程を概略平面図で表す説明図である。
この独立柱設置工程は、前述のように選定した独立柱設置エリアおいて、各基礎杭1c上に1節目の柱を独立柱2として立設し、この独立柱2と基礎杭1cとを接合させる工程である。なお、独立柱とは、未だ柱と柱とを繋ぐ梁が架構されていない柱のことを指している。
次に、この独立柱2の構成について図26を用いて説明する。
図26は、独立柱の天端付近を表す斜視図である。独立柱2は、天端付近を除き一般的な鉄骨の柱と略同様の梁接合のための梁接合ブラケットが設けられたBOX柱であり、図26に示すように、柱本体20と、この柱本体20上部の4側面にそれぞれ設けられた4つの梁接合ブラケット21と、柱本体20の天端に設けられた滑り材22と、柱本体20の天端付近の2側面に設けられた2つのガイド取付ブラケット23などから構成されている。
なお、梁接合ブラケットは、当該柱が隅角部や端部に位置する場合には、当然設計上、外部側に面する側面には設けられていない場合もあり得る。
この滑り材22は、タワークレーンTC(発進構台3)側に傾斜面22aを有した鉛直断面が略台形形状の部材であり、後述の移動架構体のガイド梁をこの傾斜面22aに沿って斜め上方に案内する機能を有している。また、滑り材22の材質は、重量物が摺動する関係上、耐摩耗性、機械的強度等に優れ、且つ、鋼材との滑性が良好なものが好ましく、例えば、一般構造用圧延鋼材(SS材)、溶接用圧延鋼材(SM材)、建築構造用圧延鋼材(SN材)などの一般鋼材やステンレス、表面にフッ素樹脂をコーティングして滑性を向上させた樹脂など、所定の耐摩耗性、機械的強度を備えたものであれば適用することができる。本実施の形態に係る滑り材22の材質には、モノマーキャストナイロン(MCナイロン(登録商標 日本ポリペンコ株式会社))が採用されている。このモノマーキャストナイロンとは、主原料のナイロン(ポリアミド樹脂)のモノマーを大気圧下で重合・成形することでナイロンの特性(機械的強度・耐熱性・耐摩耗性・耐薬品性・機械加工性)を向上させた樹脂であり、モノマーキャストナイロンを滑り材として採用することにより、前記特性及び鋼材との滑性が優れているという特徴がある。その上、鋼材との接触・衝突により滑り材22の表面が削れてしまったような場合でも、鋼材との滑性がほとんど悪化しないという利点があり、且つ、安価で安定供給が可能な点で好ましい。
ガイド取付ブラケット23は、柱本体20のタワークレーンTC側(発進構台3側;1通り側)の側面と、その反対側(8通り側)の側面に、フランジ面が上下配置となるよう取り付けられたフランジ幅の広いH鋼からなるブラケットであり、その天端(上面)には、L型アングルからなる水平ガイド24が、後述のインナーガイドを案内するガイド面が鉛直面となるようフランジの縁沿いに立設されている。この水平ガイド24は、後述の移動架構体のガイド梁、インナーガイド等のガイド面に対する垂直方向の水平移動を拘束して所定の移動方向に案内する機能を有している。
なお、柱本体20と、梁接合ブラケット21は、一般的な鉄骨柱材と同様であるため説明を省略する。
次に、発進構台構築工程について図7及び図8を用いて説明する。図7は、同工法の発進構台構築工程を概略立面図で表す説明図、図8は、同工程を概略平面図で表す説明図である。
この発進構台構築工程は、タワークレーンTCを用いた従来の一般的な鉄骨構造物の建方工法により、鉄骨構造物1の本設の構造物の内、選定した発進構台構築エリア内の1節目の柱30及び1節目の梁31を架構し、この梁31の上に図示しないデッキプレート又は合成床板等を設置して、所定の配筋やインサート類などのセットを行った後、2階の床スラブ32を打設して発進構台3を構築する工程である。このとき、プラットホーム上家1dが発進構台3に接触する場合、即ち、鉄骨構造物1の1節目の柱30や梁31に接触する場合や、プラットホーム上家1dを設計上新しいものに取り替える場合など、プラットホーム上家1dを撤去する必要がある場合には、この発進構台構築工程前に撤去しておく。
次に、架構体組立工程について図9及び図10を用いて説明する。図9は、同工法の架構体組立工程を概略立面図で表す説明図、図10は、同工程を概略平面図で表す説明図である。
この架構体組立工程は、発進構台構築工程で構築した発進構台3を組立てステージとして、鉄骨構造物1の上空ブロック1bの内、独立柱設置エリアの上空となる5〜8通りの3スパン分の2節目〜3節目の柱・梁及び1節目の梁を移動架構体4として発進構台3の柱30上で架構して組み立てる工程である。5〜8通りの3スパン分を架構するのは、本実施の形態に係る発進構台3が3スパン分なのでその上で構築できるのは3スパン分が最大であること、及び、詳細は後述するがスライド移動させていく都合上、発進構台3から最も遠い部分から構築していかなければいけないことによる。このとき、5通りの柱は、発進構台3の1通りの柱上で、8通りの柱は、発進構台3の4通りの柱上で架構する。
そして、本実施の形態に係る架構体組立工程では、所定のカーブ状(図2で示した鉄骨構造物1の平面形状に沿った円弧状)の移動方向に移動架構体4をガイドするガイド部材5を前述の1節目の梁41及び柱40の下、即ち、移動架構体4の最下層に取り付ける。
次に、このガイド部材について図27〜図29を主に用いて説明する。図27は、移動架構体下部の発進構台前端付近を示す部分拡大立面図、図28は、インナーガイドの平面形状を示す見上げ図、図29は、ガイドレール及び下方変位防止材を主に示す斜視図である。
ガイド部材5は、図9に示したように、移動方向前端側の第2ブラケット40bのフランジ下面に取り付けられたガイド梁5aと、このガイド梁5aの後端から移動架構体4の最下層の梁41に沿って連続して設けられる平面形状が円弧状のインナーガイド5bと、このインナーガイド5bと平面形状が略同形の円弧状に形成され、インナーガイド5bの真下となる発進構台3の床スラブ32上に敷設されたガイドレール5cと、このガイドレール5cに下端部が嵌まり込み、インナーガイド5bの後端付近の底面から下方に向けて突設された棒状の下方変位防止材5dと、から構成されている。
このガイド梁5aは、底面に所定の傾斜面を有する鋼材であればよいが、本実施の形態では、図27に示すように、H鋼を母材として上側フランジが第2ブラケット40bのフランジ下面に当接するよう取り付けられ、他方の下側フランジが前端(8通り)側に向けて斜め上方に傾斜する傾斜面50となるように加工されており、後述のように、この傾斜面50が滑り材22の傾斜面22aと摺接することで移動架構体4の前端を斜め上方に案内する機能を有している(図39参照)。そして、この傾斜面50の勾配は、移動架構体4を迫り出す1スパンの長さや移動架構体4の剛性(構成部材の断面性能)等で当然変化するが、移動架構体4の前端付近が独立柱2へ当接する時のガイド梁5aの角度を考慮すると1/50以上1/10以下が好ましく、試験などから一般的な鉄骨構造物の範囲であれば1/30(水平面と成す角度θ=1.9°)付近が最適である。傾斜面50をこのような範囲の勾配とすることで、移動架構体4の前端部の撓みを修正・案内する際に、滑り材22との摩擦抵抗を低減してよりスムーズにスライド移動させることができるからである。
また、インナーガイド5bは、移動架構体4を所定の移動方向にガイドすることができるものであればよいが、本実施の形態では、幅300mm、高さ300mm程度の大きさのH鋼からなり、図28に示すように、取り付けられる各通り(A〜C通り)の平面形状に応じた緩やかな円弧状(通りによって違うが概ね曲率半径R=500m程度)に加工され、建設する鉄骨構造物1の各通り(A〜C通り)に沿ったカーブ状の移動方向に移動架構体4をガイドする機能を有している。このインナーガイド5bの移動架構体4への取り付けは、インナーガイド5bの上側フランジと、移動架構体の梁41の下側フランジ(部分的に柱40の下端)とをH鋼クランプジャッキで挟み留めるなど、後で仮設であるガイド部材5が本設となる移動架構体4から撤去できるように所定間隔毎に固着する。なお、前述のガイド梁5aの第2ブラケット40bへの取り付けも同様とする。
ガイドレール5cは、本実施の形態では、図29に示すように、各インナーガイド5bと平面形状が略同形に加工された溝型鋼からなり、発進構台3の床スラブ32上の各インナーガイド5bと対応する位置に敷設され、インナーガイド5bに取り付けられた後述の下方変位防止材5dをガイドすることで移動架構体4の後端をガイドレール5cの平面形状に沿って案内し、移動架構体4の後端部分が押される方向と進む方向とがズレてしまうのを防止する機能を有している。なお、ガイドレール5cを敷設するスパンは、後述のように、移動架構体4を一度(1作業日)に移動させるスパンが2スパンのときは、1通り〜3通り間であり、移動させるスパンが1スパンのときは、1通り〜2通り間だけでも構わない。なお、このガイドレール5cは、後述のスライド移動手段と同様、移動架構体4を組み立てる前に発進構台3の床スラブ32上に敷設しておくとよい。移動架構体4の梁41の真下に敷設しなければならないので、後からでは、移動架構体4が邪魔になってタワークレーンTCなどの揚重装置での搬入・設置が困難になるからである。
下方変位防止材5dは、本実施の形態では、図29に示すように、一辺150mm程度の正方形の角形鋼管からなり、インナーガイド5bの後端付近の底面フランジから下方に向けて突設され、ガイドレール5c内にその下端部が嵌まり込む状態で設置されており、前述のように、ガイドレール5cにガイドされることで、移動架構体4の後端部分がズレるのを防止する機能を有する。
このように、ガイドレール5c及び下方変位防止材5dを設けることにより、次工程の架構体移動工程において、下方変位防止材5dをガイドレール5cでガイドして、移動架構体4の後端の下方変位を防止しつつ、移動架構体4を所定方向にスライド移動させることができるようになる。なお、移動架構体4を一度に2スパン以上移動させるときには、発進構台3の柱30を超える際に、後述のように、下方変位防止材5dを一旦取り外してまた同じ場所に取り付け直す必要がある。
次に、本実施の形態に係るスライド移動手段の構成について、図30〜図36を用いて説明する。
図30は、本実施の形態に係るスライド移動手段を表す全体側面図、図31は、本実施の形態に係る水平ジャッキを表す側面図、図32は、同水平ジャッキの平面図、図33は、市販のH鋼クランプジャッキの通常使用状態を示す正面図、図34は、本実施の形態に係る形鋼クランプジャッキを表す側面図、図35は、同形鋼クランプジャッキを表す底面図、図36は、同形鋼クランプジャッキを表す正面図である。図35及び図36の(a)は、クランプ時(把持状態)、(b)は、アンクランプ時(開放状態)をそれぞれ表している。
この反力架台60は、床スラブ32と強固に固着されており、水平ジャッキ61のクレビスと連結可能であれば特に形状等は限定されないが、床スラブ32と強固に固着するため、前述の(2)発進構台構築工程において、床スラブ32のコンクリート打設前にL型プレートなどの図示しない取付金物をセットしておくと、反力架台60の発進構台3への固着が、この取付金物へ反力架台60を螺着又は溶着するだけで容易にすることができるため好ましい(図10参照)。
水平ジャッキ61は、図30に示すように、一端が形鋼クランプジャッキ62に連結可能で、他端が反力架台60などの不動物体に連結可能となっており、所定のスライド移動能力を有する市販の水平ジャッキで構わないが、本実施の形態に係る水平ジャッキ61としては、図31及び図32に示すように、ボトム側(本体側)が2山、トップ側(ストローク側)が1山のクレビスとなっており、引張力が1000kN、押圧力が400kNの能力、1ストロークが1mである水平ストロークが可能な引・押複動型油圧ジャッキ(オックスジャッキ株式会社製:JTP-100100)が採用されている。この水平ジャッキ61は、ジャッキ本体61aからピストンロッド61bが油圧により突出又は後退して往復動することで、トップ側又はボトム側のいずれか一端のクレビスに連結されたものを他端に連結した反力架台60から反力を得て水平移動させる構成となっている。
形鋼クランプジャッキ62は、図30に示すように、水平ジャッキ61のいずれか一端に連結され、H鋼を初めとしてI型鋼(レール材を含む)などの形鋼(溝型鋼及び山形鋼などからなる組立鋼材や、ラチス梁、格子梁、帯板梁、ハニカムビームなどのウェブが開口されている非充腹形の梁等を含む)からなる鉄骨鋼材のフランジ部分を所定の水平反力を有して把持可能ないわゆる形鋼クランプジャッキであればよいが、本実施の形態に係る形鋼クランプジャッキ62としては、1台当たり把持力150kN、ストローク25mmのクランプ用のジャッキを8台内蔵しており、水平反力が800kNである1系統油圧式のH鋼クランプジャッキ(オックスジャッキ株式会社製:HC-80)が採用されている。しかし、この市販のH鋼クランプジャッキ62’は、図33に示すように、本来は、把持するH鋼の天端フランジに載置して使用するものであるため、図30に示したように、本来とは天地が逆向きとなるH鋼の下端フランジを掴むようにセットした場合、アンクランプ時(開放状態)にH鋼クランプジャッキ62’がH鋼から外れてしまうという問題がある。そのため、本実施の形態に係る形鋼クランプジャッキ62は、図34〜図36に示すような構成に改良してある。なお、図中H鋼クランプジャッキ62’と本実施の形態に係る形鋼クランプジャッキ62の同一構成には同一符号を付し、相違する構成には「’」を付している。
次に、スライド移動手段の動作及び制御について説明する。図37は、2台直列に設置したスライド移動手段の制御システムの概要を表すイメージ図、図38は、2台直列に設置したスライド移動手段の制御動作の一例を示す説明図である。
本実施の形態に係るスライド移動手段の制御システムの概要は、図37に示すように、各スライド移動手段6の水平ジャッキ61及び形鋼クランプジャッキ62の油圧を制御するポンプユニット63をコントロールボックス64内に格納された制御プログラム(荷重、ストローク数値、及びスライド距離の表示、ジャッキの速度調整、各数値が管理基準値を超えた場合の緊急停止処置などがプログラムされている)で制御して、集中制御盤65のモニターに表示させて、集中的に管理・制御するシステムである。
次に、架構体移動工程について図11〜図14を主に用いて説明する。図11は、同工法の架構体移動工程の移動途中の状態を概略立面図で表す説明図、図12は、同工程の移動途中の状態を概略平面図で表す説明図、図13は、同工程の移動完了状態を概略立面図で表す説明図、図14は、同工程の移動完了状態を概略平面図で表す説明図である。
この架構体移動工程は、発進構台3の床スラブ32の前端付近に設置したスライド移動手段6により移動架構体4を発進構台3からプラットホーム1a上空に略水平に迫り出して所定スパンだけ所定の移動方向(鉄骨構造物1の平面形状に沿ったカーブ状)にスライド移動させる工程である。
次に、架構体移動工程終了時に移動架構体を独立柱に仮固定する仮止め冶具について図41を用いて説明する。
図41は、架構体移動工程終了時の仮固定の一例を側面図で示す説明図である。図中の符号7は、仮止め冶具を示し、この仮止め冶具7は、頑丈な棒材(パイプ材などの線条材)7aの両端に3次元の自在継手7bを介して油圧クランプである市販のH鋼クランプジャッキ7c(前述の形鋼クランプジャッキ62より小型で構わない)が取り付けられたものである。図示するように、仮止め冶具7は、一方のH鋼クランプジャッキ7cで独立柱2の梁接合ブラケット21の上端フランジ又は下端フランジを把持させると共に、他端のH鋼クランプジャッキ7cで移動架構体4の最下層の柱40の第2ブラケット40bを把持させることで、移動架構体4を独立柱2に固定する機能を有している。このように仮止め冶具7で移動架構体を独立柱2に仮固定することにより、次の移動工程を開始するまでの間に地震が発生したような場合であっても移動架構体4が所定の位置からズレないようにすることができる。
次に、架構体増設工程について図15、図16を用いて説明する。図15は、同工法の架構体増設工程を概略立面図で表す説明図、図16は、同工程を概略平面図で表す説明図である。この架構体増設工程は、図15、図16に示すように、(4)架構体移動工程において移動架構体4が移動することによりできた発進構台3の2〜3通り間上の空きスペースで、鉄骨構造物1の上空ブロック1bの内、独立柱設置エリアの上空となる4〜5通りの1スパン分の2節目〜3節目の柱・梁及び1節目の梁を移動架構体4に増設する工程である。この増設は、(3)架構体組立工程と同様にタワークレーンTCを使用し、通常通り鉄骨構造物1の4〜5通りの2節目〜3節目の柱及び梁の建方を行い、2節目の柱40の第2ブラケット40bの間に4〜5通りの1節目の梁41を取り付け、1節目の梁41と2節目の梁42との間に剛性を上げるためブレス45も取り付ける。
次に、増設・移動工程について図17〜図23を用いて説明する。図17は、同工法の増設・移動工程のうち最初(1回目)の移動工程の移動完了状態を概略立面図で表す説明図、図18は、同移動工程の移動完了状態を概略平面図で表す説明図、図19は、増設・移動工程のうち1回目の増設工程を概略立面図で表す説明図、図20は、同増設工程を概略平面図で表す説明図、図21は、増設・移動工程のうち2回目の移動工程を概略立面図で表す説明図、図22は、同移動工程を概略平面図で表す説明図、図23は、増設・移動工程のうち2回目の増設工程を概略立面図で表す説明図である。この増設・移動工程は、図17〜図23に示すように、(4)架構体移動工程、(5)架構体増設工程と同様に増設・移動を、移動架構体4の前端部が鉄骨構造物1の端、即ち、本実施の形態では8通りに到達するまで、鉄骨構造物1のスパンに応じて所定回(図示実施形態では2回)繰り返す工程である。
次に、柱接合工程について図24を主に用いて説明する。図24は、同工法の柱接合工程を概略立面図で表す説明図である。図24に示すように、この柱接合工程は、移動架構体4を固定するため、移動架構体4の最下層である2節目の柱40を独立柱2と構造設計に応じた接合方法により接合する工程である。このような柱同士は、一般的に、溶接接合とされるので、溶接接合で接合する場合で説明する。
また、図24に示すように、移動架構体4の移動完了後において、この柱接合工程と並行するか、又は開始前、場合によっては柱接合工程完了後に、不要となったガイド部材5、スライド移動手段6、独立柱2のガイド取付ブラケット23(水平ガイド24を含む)、仮梁K、及びブレス45を撤去する。このとき、柱接合前の仮止め用として、エレクションピース等で前記柱40と独立柱2とを連結していた場合は、柱溶接後に不要となったエレクションピース等もガス切断器や切断砥石(サンダー)等で切断除去する。
次に、梁盛替工程について図25を主に用いて説明する。図25は、同工法の梁盛替工程を概略立面図で表す説明図である。この梁盛替工程は、移動架構体4の最下層の柱40の第2ブラケット40b間に取り付けた所定階(本実施の形態では2階)直下(1節目)の梁41を最終取付高さ、即ち、独立柱2の梁接合ブラケット21の間に盛り替える工程である。移動架構体4に取り付けた1節目の梁41を全て1本1本、チェーンブロック、ホイスト、ウィンチ等の下降装置で降ろして盛り替えても構わないが、この梁盛替工程は、重量物落下の危険を伴う危険作業であるため、既存施設が使用されない夜間の饋電停止時間内に行う必要があり、1本ずつ盛り替えると工期が長くなり、建設コストが嵩んでしまうという問題がある。そこで、本実施の形態に係る梁盛替工程では、移動架構体4の最下層の柱40の下部に取り付けた梁41をその上に設置したデッキプレート又は合成床板と共にフロアごと一斉に下降させて本設梁41の正規の取り付け高さ(位置)である独立柱2の梁接合ブラケット21間に取り付け直すフロアダウン工程とする。
このフロアダウン工程では、先ず、(7)柱接合工程と並行して、又は柱接合工程完了後、所定階の梁42の上に掛け渡した支持台等を用いて下降装置8を所定階の梁42に支持させるように設置する。また、(2)発進構台構築工程で説明したようにプラットホーム上家1dを撤去する必要がある場合には、このときプラットホーム上家1dを撤去しておく。次に、この下降装置8で巻き上げ、巻き降ろし可能なPC鋼より線などの高張力鋼線からなるケーブル8aを、下降させる1節目の梁41に重心を考慮してバランスよく連結(緊結)する。そして、柱40の第2ブラケット40bに留め付けていたハイテンションボルトを全て取り外し、下降装置8でケーブル8aを巻き降ろして1節目の梁41を正規の取り付け高さである独立柱2の梁接合ブラケット21間に下降させて、梁接合ブラケット21にハイテンションボルトで、前記と同様に本締めまで完了させる。その後、不要となった第2ブラケット40bをエレクションピースと同様に切断除去する。
この下降装置8は、図25に示すように、所定階の梁42に支持される複数の油圧ジャッキ80と、この油圧ジャッキ80の油圧を制御する複数のポンプユニット81と、これら複数のポンプユニット81を集中制御する図示しない制御手段とからなり、この制御手段で複数のポンプユニット81を制御して、移動架構体4の柱40間に取り付けた1節目の梁41をフロアごと傾かないように同時に下降させるように構成されている。本実施の形態では、この油圧ジャッキ80には、700kNの巻き上げ能力を有するセンターホールジャッキが採用されている。
1a プラットホーム(既存施設)
1b 上空ブロック
1d プラットホーム上家(既存施設)
2 独立柱
22 滑り材
23 ガイド取付ブラケット
24 水平ガイド
3 発進構台
4 移動架構体
5 ガイド部材
5a ガイド梁
5b インナーガイド
5c ガイドレール
5d 下方変位防止材
6 スライド移動手段
61 水平ジャッキ
62 形鋼クランプジャッキ(形鋼クランプ)
7 仮止め冶具
7a 棒材
7b 自在継手
7c H鋼クランプジャッキ(油圧クランプ)
8 下降装置
8a ケーブル
80 油圧ジャッキ
81 ポンプユニット
Claims (9)
- 既存施設上空に掛け渡される上空ブロックを所定階以上に有する鉄骨構造物を構築する鉄骨構造物の建方工法であって、
前記上空ブロックの下方となる前記既存施設内の所定エリアにおいて、前記鉄骨構造物の1節目から前記所定階の床高を頂部が越える節までの柱を複数本、間隔をおいて独立柱として立設する独立柱設置工程と、
前記所定エリア外において、前記鉄骨構造物の一部及び/又は仮設の鉄骨構造物を前記所定階直下の梁まで架構し、前記所定階の床のコンクリートを打設して発進構台を構築する発進構台構築工程と、
該発進構台の前記所定階の床上の移動方向前端付近にスライド移動手段を設置すると共に、このスライド移動手段の上方、且つ、前記発進構台上において、前記所定エリア上空に設置する前記上空ブロックの一部を前記発進構台より遠い方から所定スパン分だけ移動架構体として組み立て、組み立てた移動架構体の下方に位置する前記所定階直下の複数の梁を当該移動架構体の最下層の複数の柱下部間に取り付ける架構体組立工程と、
前記移動架構体の下方に設置した前記スライド移動手段により前記移動架構体を前記発進構台から前記既存施設上空に略水平に迫り出して所定スパンだけ所定の方向にスライド移動させる架構体移動工程と、
前記発進構台上において、前記架構体移動工程により移動させた前記移動架構体の移動方向後端側に前記上空ブロックの一部を次の架構体移動工程の移動スパン分だけ増設すると共に、この増設スパン下方に位置する前記所定階直下の複数の梁を当該増設スパンの最下層の複数の柱下部間に取り付ける架構体増設工程と、
前記架構体増設工程と前記架構体移動工程とを必要に応じて繰り返し、前記移動架構体を増設しながら最終取付位置まで移動させて前記上空ブロックを架構する増設・移動工程と、
該増設・移動工程において架構した前記上空ブロックの最下層の複数の柱を前記複数の独立柱の上部と接合する柱接合工程と、
前記移動架構体の最下層の複数の柱下部間に取り付けた前記所定階直下の複数の梁を最終取付高さに盛り替える梁盛替工程と、を有することを特徴とする鉄骨構造物の建方工法。 - 前記スライド移動手段は、水平ジャッキと、該水平ジャッキ先端に取り付けられた形鋼クランプとを有することを特徴とする請求項1に記載の鉄骨構造物の建方工法。
- 前記水平ジャッキは、前記発進構台の前記所定階の床上に設置された反力架台に連結され、前記形鋼クランプは、前記移動架構体の最下層に取り付けられた形鋼を把持するようにセットされていることを特徴とする請求項2に記載の鉄骨構造物の建方工法。
- 前記架構体移動工程において、前記スライド移動手段は、前記形鋼クランプを作動させて前記移動架構体の最下層に取り付けられた前記形鋼を把持している最中に前記水平ジャッキを引っ張り動作させ、この水平ジャッキで引っ張ることにより前記移動架構体をスライド移動させることを特徴とする請求項3に記載の鉄骨構造物の建方工法。
- 前記スライド移動手段を移動方向に沿って少なくとも2台以上直列に設置し、
前記架構体移動工程において、これら直列に設置した複数のスライド移動手段の動作を所定時間だけずらして作動させ、前記移動架構体を連続移動させることを特徴とする請求項1ないし4いずれかに記載の鉄骨構造物の建方工法。 - 前記架構体移動工程において、前記移動架構体の移動開始時には、前記直列に設置した複数の移動手段を同時に作動させ、前記移動架構体が動き始めたら前記直列に配置した複数の移動手段の動作を所定時間だけずらして作動させることを特徴とする請求項5に記載の鉄骨構造物の建方工法。
- 前記架構体移動工程において、前記移動架構体を所定スパンだけスライド移動させた後、次の架構体移動工程まで仮止め冶具により前記独立柱の柱に前記移動架構体を仮固定することを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の鉄骨構造物の建方工法。
- 前記仮止め冶具は、棒材と、該棒材の両端に自在継手を介して取り付けられた油圧クランプと、からなることを特徴とする請求項7に記載の鉄骨構造物の建方工法。
- 前記独立柱設置工程において、前記独立柱の梁接合ブラケットに前記仮止め冶具の一端を取り付けてから前記独立柱の建方を行うことを特徴とする請求項7又は8に記載の鉄骨構造物の建方工法。
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