JP2010120993A - コークス炉用仮設上家 - Google Patents

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Abstract

【課題】コークス炉用仮設上家を提供すること。
【解決手段】コークス炉長手方向の両端部にそれぞれ端部擁壁3を有し、これらの端部擁壁3間に複数の炭化室を備えたコークス炉に用いられ、煉瓦積み等の築炉工事されるコークス炉本体を覆うコークス炉用仮設上家において、前記コークス炉の両端部の擁壁3と仮設上家における妻面フレーム11とを構造的に連結一体化した。コークス炉用仮設上家の小屋面において、門形の妻面フレーム11と門形の中間フレーム12との間、および中間フレーム12相互間にブレース19を設置して、棟行き方向の全体に渡ってブレース19を配置して、小屋面をブレース19により連結強化したコークス炉用仮設上家としている。
【選択図】図1

Description

本発明は、コークス炉の築炉工事に用いるコークス炉用仮設上家に関する。
コークス炉設備としては、例えば、本願発明の実施形態として示す図13に示すように、石炭塔1、中間デッキ2(2a)、端部デッキ2(2b)、コークス炉A〜Dを直列に配置して、複数の炭化室を有する炉部分(A〜D)は、石炭塔1の下や中間デッキ2(2a)、端部デッキ2(2b)などの構造物の間に煉瓦を積んで構築される。炭化室9(図14参照)への石炭装入やコークスの取出し、運搬用に、コークス炉の上や両側部には、その長手方向全長にわたって自走式の機械(石炭装入車4、押出機5、ガイド車6等)が移動する。
コークス炉の建設には数年を要し、その工事は、土木、建築、機械、計装、築炉と多岐にわたっている。コークス炉本体のコンクリート基礎ができあがると、その上で煉瓦積みが始まる。煉瓦積みの期間は長期に及ぶ。煉瓦積みするときには風雨が大敵なので、煉瓦積みされるコークス炉本体は、コークス炉用仮設上家で覆われる。
コークス炉用仮設上家を設ける場合、これを構成するフレームは、その負担範囲に発生する支持荷重や水平力に抵抗ことになるため、次の(1)〜(3)の構造が提案されている。
(1)例えば、従来、図16(a)に示すように、張間方向の両端部に、内側柱40と外側柱41とをラチス材42により接合したトラス構造の下部柱43の上部に上部柱44を立設し、上部柱44に渡って小屋梁または小屋トラス45の端部を溶接等により一体化したラーメン構造の門形フレーム46とし、そのような門形フレーム46を棟行き方向に間隔をおいて設置したコークス炉用仮設上家47が知られている。
(2)また、仮設上家をより安価な構造とするために、図16(b)および図17に示すように、下部柱43を直列に連結した1本の柱とし、張間方向の斜材としてのワイヤー48を柱に連結した状態で緊張配置して、ワイヤー48により水平力に抵抗するようにしたコークス炉用仮設上家47も知られている(例えば、特許文献1参照)。
(3)なお、コークス炉用仮設上家ではないが、工場等の建家における両妻フレームを、柱間の上部に架設したトラス梁と、そのトラス梁の下方に柱間に渡って中間横梁を架設すると共に前記トラス梁の下弦材と中間横梁との間および中間横梁と柱下端部とを鋼製ブレースにより補強した構造も知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2006−36934号公報 特開2006−274617号公報
前記(1)の場合には、トラス構造の下部柱43としているので、部材数が多くなり、建方期間が長くなり、施工コストが高くなるという問題がある。
前記(2)のようにワイヤー48を設置する場合には、その配設作業が煩雑であると共に、建家外側にワイヤーが配置されるので、ワイヤーにより、空間が制約されるという問題がある。
前記(3)の構造では、特に妻フレーム部分の補強が必須であり、本構造をコークス炉仮設上家に適用した場合、前記(2)の場合と比較して、ワイヤー補強が不要になるメリ
ットと、逆に妻フレームの補強が必要となるデメリットが相殺され、コスト低減効果は期待できない。
本発明は、コークス炉用仮設上家において、コークス炉における端部擁壁を有効に活用することにより、従来のように、ワイヤー補強といった煩雑な作業をすることなく、骨組み、特にコークス炉用仮設上家における主フレームとなる柱を簡素化することができ、部材数を削減し、柱部材の負担を低減して柱部材の断面サイズを小さくすることができ、前記の課題を有利に解決したコークス炉用仮設上家を提供することを主目的とする。
また、部材の接合の簡素化が図れ、コークス炉用仮設上家を構築または分解撤去する場合に、組立および解体の簡素化が図れ、構築施工時間および分解撤去の時間短縮を図ることが可能なコークス炉用仮設上家を提供することも目的とする。
前記の課題を有利に解決するために、第1発明のコークス炉用仮設上家においては、コークス炉長手方向の両端部にそれぞれ端部擁壁を有し、これらの端部擁壁間に複数の炭化室を備えたコークス炉に用いられ、煉瓦積み等の築炉工事されるコークス炉本体を覆うコークス炉用仮設上家において、前記コークス炉の両端部の端部擁壁と前記仮設上家における妻面フレームとを構造的に連結一体化したことを特徴とする。
また、第2発明では、第1発明のコークス炉用仮設上家において、コークス炉用仮設上家の小屋面において、門形の妻面フレームと門形の中間フレームとの間、および中間フレーム相互間にブレースを設置して、棟行き方向の全体に渡ってブレースを配置して、小屋面をブレースにより連結強化したことを特徴とする。
また、第3発明では、第1発明または第2発明のコークス炉用仮設上家において、コークス炉用仮設上家における上下方向のフレームを構成する直列に隣り合う柱材相互は、一方の柱材の端部に差し込み用の孔または凹部を有する雌型受け金具を備え、他方の柱材の端部に差し込み用の凸部を有する雄型挿し込み金具を備え、雌型受け金具と雄型挿し込み金具とを嵌合接合したことを特徴とする。
第4発明では、第3発明のコークス炉用仮設上家において、前記雌型受け金具は、部材長手方向の下側に向かって漸次拡径するテーパー状の内周面を有する差し込み用の孔または凹部を備えた雌型受け金具であり、前記雄型挿し込み金具は、部材長手方向の下側に向かって漸次拡径するテーパー状の外周面を有する差し込み用の凸部を備えた雄型挿し込み金具であることを特徴とする。
第5発明では、第3発明または第4発明のコークス炉用仮設上家において、雌型受け金具と雄型挿し込み金具とを、これらの軸方向に交差するようにピンを挿通配置して一体化したことを特徴とする。
本発明によると、覆うコークス炉用仮設上家において、前記コークス炉の両端部の端部擁壁と前記仮設上家における妻面フレームとを構造的に連結一体化したので、風荷重あるいは地震動時において、コークス炉用仮設上家に作用する力を、端部擁壁に伝達させることができ、そのため、端部擁壁を有効に利用して、これにコークス炉用仮設上家に作用する応力を支承させることができる。そのため、従来のように、ワイヤー補強することなく、コークス炉用仮設上家のフレーム、特に門形の各中間フレームおよび妻面フレームの柱の負担を低減でき、また、妻面フレーム側の負担を低減して、コークス炉用仮設上家の骨組みを少なくすることができ、フレームの断面サイズを小さくすることができる効果が得られる。
第2発明によると、小屋面において、門形の妻面フレームと門形の中間フレームとの間、および中間フレーム相互間にわたってブレースを設置し、棟行き方向の全体に渡ってブレースを配置して、小屋面をブレースにより連結強化したので、門形の各中間フレームの応力を小屋面を介して妻面フレームに伝達して端部擁壁に応力を負担させることができ、そのため、門形の中間フレームを簡素にすることができる効果が得られる。
第3発明によると、コークス炉用仮設上家における上下方向のフレームを構成する直列に隣り合う柱材相互は、一方の柱材の端部に差し込み用の孔または凹部を有する雌型受け金具を備え、他方の柱材の端部に差し込み用の凸部を有する雄型挿し込み金具を備え、雌型受け金具と雄型挿し込み金具とを嵌合接合したので、柱材相互の接合が簡単になり、組立および分解が容易になり、コークス炉用仮設上家の組立および分解撤去が容易になり、組立コストおよび分解撤去コストを安価にすることができる効果が得られる。
第4発明によると、雌型受け金具は、部材長手方向の下側に向かって漸次拡径するテーパー状の内周面を有する差し込み用の孔または凹部を備えた雌型受け金具であり、前記雄型挿し込み金具は、部材長手方向の下側に向かって漸次拡径するテーパー状の外周面を有する差し込み用の凸部を備えた雄型挿し込み金具であるので、柱材相互の嵌合接合が容易になり、上下の柱材の軸芯を合致させて組み立てることができ、また、分解撤去も容易である等の効果が得られる。
第5発明によると、雌型受け金具と雄型挿し込み金具とを、これらの軸方向に交差するようにピンを挿通配置して一体化したので、風荷重あるいは地震動において、柱材に引き抜き力が作用するような場合でも、これに抵抗することができる効果が得られる。
次に、本発明を図示の実施形態に基づいて詳細に説明する。
コークス炉設備の一形態としては、図12および図13に示すように、石炭塔1または必要に応じ中間デッキ2(2a)を挟むように直列に間隔をおいて複数のコークス炉A,B,C,Dを備え、最も外側のコークス炉A、Dの外側に端部デッキ2(2b)が設けられている。
より具体的には、直列に配置されたコークス炉A〜Dの端部外側の端部デッキ2(2b)と石炭塔1との間にコークス炉A、Dが設けられ、中央部の中間デッキ2(2a)と石炭塔1との間に、コークス炉B(C)間には中間デッキ(2a)が設けられている。
前記の各コークス炉A,B,C,Dは、長手方向の両端部に端部擁壁3を備え、かつ端部擁壁3間に、炭化室と燃焼室とを多数備えており、このようなコークス炉A〜Dと、石炭装入車(またはクレーン)4、押出機5、ガイド車6、コークカー及び消火車7等の付帯設備等によりコークス炉設備は構成される。端部擁壁3を含むコークス炉本体は、2階床スラブ等を基礎とするコンクリート製の基礎8の上に煉瓦を積んだ構造体である。
図12に示すように、コークス炉A〜Dは、前後方向に間隔をおいて平行なコンクリート製の端部擁壁3を備えており、これらの端部擁壁3間において、多数の煉瓦の煉瓦積みにより形成された多数のセル隔壁により区画された細長の多数の炭化室9(図14参照)を備えており、セル隔壁の両端部には、H形鋼等からなるバックステイ(柱材)が配置されている。前記のセル隔壁に亀裂等がある場合に、部分的にあるいは所定の範囲におけるセル隔壁を解体し、新たな煉瓦積みする場合に、雨水による煉瓦の濡れを防止するために、コークス炉用仮設上家10が設けられる。
本発明の一実施形態のコークス炉用仮設上家10の骨組み構造は、図1〜図5および図15に示すように、張間方向にラーメン構造とされた妻面フレームとしての妻面門形フレーム11における各柱20が、端部擁壁3から間隔をおいて挟むように配置され、前記の妻面門形フレーム11と中間フレームとしての中間部門形フレーム12とが、桁行方向に間隔をおいて平行に立設されて多数配置されて、各門形フレーム11,12の下部座盤は、2階床スラブ等を基礎とするコンクリート製の基礎8の上にアンカーボルト等により固定されている。
前記の妻面門形フレーム11および中間部門形フレーム12は、一対の柱20とこれらの上端部に接合された端部縦部分付き小屋トラス13とを備えている。前記の端部縦部分付き小屋トラス13は、張間方向端部の縦部分14とこれに設けられた取り付け部間に渡って配置されて、ボルトおよび添え板等により接合された小屋トラス梁15とを備えている。前記の縦部分14は、柱部材と同様な部材が用いられ、図示の形態では、H形鋼が用いられている。前記の端部縦部分付き小屋トラス13は、予め地組みされて組立てられる。
前記の妻面門形フレーム11は、その中心軸線が、端部擁壁3のほぼ垂直面上に位置するように立設され、中間部門形フレーム12は、妻面門形フレーム11間に間隔をおいて平行に立設されている。
妻面門形フレーム11および中間部門形フレーム12における柱脚部13は、コンクリート製2階床スラブ基礎8上に立設されてボルト等により固定され、前記柱脚部13に、上部柱材20bが順次直列に配置されて、添え板およびボルトにより接合されている。前記上部柱材20bに、端部縦部分付き小屋トラス13における縦部分14の下端部が載置されて、添え板およびボルトにより接合されている。
妻面門形フレーム11と中間部門形フレーム12との間、および中間部門形フレーム12間に渡って、前記縦部分14の上端部には、軒桁あるいは棟桁などの桁17が配置されて、桁端部の接合板が縦部分14のウェブに当接されてボルト・ナットにより着脱可能に連結されている。
なお、柱あるいは梁等の鉄骨の接合位置は、あくまで一形態であり、柱は高さ方向の中央部のみとしたり(図15のロの部分参照)、あるいは梁ではトラス端部側に設けるなど(図15のイの部分参照)、施工性などを考慮して設計により、接合部は設定される。
妻面門形フレーム11における小屋トラス梁15と、中間部門形フレーム12における小屋トラス梁15と、隣り合う各桁17に囲まれた平面視で桁方向の4角形部分等、2つまたは3つの複数の小屋トラス梁15と2つまたは3つの複数の桁に囲まれた平面視で桁方向の4角形部分には、H形鋼を直線状に配置したブレースまたはH形鋼をX字状に配置したブレースが配置されて接合されて、屋根構面の面内せん断剛性が高められている。具体的には、張間方向の端部側では桁の中央部に各ブレース19の一端部が固定され、各ブレース19の他端部が小屋トラス梁15に固定されてV字状に、張間方向の中間部では、前後左右の前記4角形部分を4つ1組として、H形鋼をX字状に配置したブレース19の張間方向の各端部が一方の桁17に固定され、X字状に配置した前記ブレース19の張間方向の各他端部が隣接する他方の桁17に固定され、このような各ブレース19が桁行方向の全体(全長)に渡って配置されて、桁17または小屋トラス梁15の上弦材に連結されている(なお、図では、直線で示されている)。
また、図示の形態では、小屋トラス梁15における上弦材15aおよび下弦材15bにはH形鋼が用いられ、桁17にはH形鋼が用いられ、上弦材15aおよび下弦材15bとは山形鋼からなるラチス材(なお、図では、直線で示されている)が配置されて、桁17に固定のガセットプレート等を介して固定されるか、または添え板およびボルト・ナットにより接合されている。
なお、前記各ブレース19や小屋トラスの上弦材または下弦材あるいはトラス材も、H形鋼が使用されているが、引張力および圧縮力を伝達可能であれば、断面形状は、L形、矩形、円形、等、任意の断面形状でもよい。
妻面門形フレーム11における柱材の中間部と、中間部門形フレーム12における柱材の中間部とは、つなぎ梁18が配置されて、つなぎ梁18の端部の接合板が柱材にボルト・ナットにより接合されている。
端部擁壁3と同じ垂直面上に位置するように設置された妻面門形フレーム11と、端部擁壁3とは、図5から図7に示すように、構造的に一体化でき、かつ、分解可能に連結されている。
さらに説明すると、端部擁壁3の上端部の側面には、図6に示すように、H形鋼等の接合用鋼材を備えた側部取り付け金具21が設けられている。ウェブおよびフランジにボルト挿通孔を備えたH形鋼からなるブラケット27の基端側が端部擁壁3の側面に配置された鋼製縦板22に溶接により固定され、前記鋼製縦板22に一端が固定されたアンカー23が端部擁壁3に埋め込み固定されて、側部取り付け金具21が構成されている。
妻面門形フレーム11における柱20の中間部に適宜接合金具がボルト・ナット等により分解可能に設けられ、その接合金具(例えば、ブラケット27)に、基端側が、添え板およびボルト・ナット等により組立分解可能に連結固定されたH形鋼からなる中間横梁24の先端部が、前記の側部取り付け金具21に、前記側部取り付け金具21および中間横梁24に渡って配置された添え板25およびボルト・ナット26により連結されている。
また、端部擁壁3の上面には、図7に示すように、ブレース取り付け金具28が設置されている。ブレース取り付け金具28は端部擁壁3の幅方向の両側の上面に配置され、ウェブおよびフランジにボルト挿通孔を備えたH形鋼からなるブラケット27の基端側が端部擁壁3の上面に配置された鋼製台座36に溶接により固定され、前記鋼製台座36に固定されたアンカー23が端部擁壁3に埋め込み固定されて、ブレース取り付け金具28が構成されている。
妻面門形フレーム11における小屋トラス梁15の中間部および柱材の上端部に、適宜接合金具がボルト・ナット等により分解可能に設けられ、各接合金具に、張間方向で中央部よりの中間部ブレース19と、端部側の端部ブレース19の基端側が、添え板およびボルト・ナット等によりブレース取り付け金具28に組立分解可能に連結固定され、中間部ブレース19と端部ブレース19の先端部が、前記ブレース取り付け金具28および各ブレース19に渡って配置された添え板25およびボルト・ナット26により連結されている。
この形態では、端部擁壁3の側面および上面に設けられた側部取り付け金具21およびブレース取り付け金具28と、柱20または小屋トラス梁15に設けられた接合金具とに渡ってブレース19が配置されている。
本発明のコークス炉用仮設上家10の小屋トラス梁15における上弦材あるいは下弦材と柱側の接合金具相互を接合する場合、あるいは柱材相互を連結する場合には、図8に示すような、一方の部材と他方の部材における各フランジあるいはウェブに渡って添え板25を配置すると共にボルト・ナット26により締め付けて接合するようにしてもよい。このような接合構造では、ボルト・ナットを取り外すことにより着脱可能であるので、組立および分解撤去が容易で、部品の再利用も可能になる。なお、接合部から離れた位置において切断して撤去するようにしてもよい。
柱20を構成する柱脚部20aと上部柱材20b相互の連結構造として、あるいは柱20と端部縦部分付き小屋トラス13における縦部分14の連結構造としては、図9および図10(a)〜(d)に示すような簡素な接合構造とすると、接合および分解が簡素になり、施工コストが低減できるので、この接合形態について説明する。
コークス炉用仮設上家10における上下方向のフレームを構成する直列に隣り合う柱材20a,20b相互または柱材20bと端部縦部分14が、一方の部材の端部に差し込み用の孔または凹部を有する雌型受け金具29を備え、他方の部材の端部に差し込み用の凸部を有する雄型挿し込み金具30を備え、前記雌型受け金具29と雄型挿し込み金具30
とを嵌合接合した接合構造である。
さらに説明すると、図示の形態では、柱材20a,20bまたは端部縦部分14として、鋼管等の鋼製パイプを使用している。そして、上位に位置する柱材20bまたは端部縦部分14の下端部に、雌型受け金具29におけるリング状フランジ31の上面が当接されて、柱材20bまたは端部縦部分14の下端外周がリング状フランジ31に溶接により固定されている。雌型受け金具29は、リング状フランジ31の内周面または上部に、下方に向かって漸次拡径するテーパー状の截頭筒状円錐体32の下端部を配置して溶接等により一体に固着されて構成されている。
前記雌型受け金具29は、部材長手方向の下側に向かって漸次拡径するテーパー状の内周面を有する差し込み用の孔または凹部を備えた雌型受け金具29である。
この形態では、截頭筒状円錐体32は、柱材の中空部内に柱の周側面板から離れるように配置されている形態である。截頭筒状円錐体32は円周方向に連続していてもよいが、周方向に間隔をおいて上下方向に切り込みを有する形態であってもよい。
前記雄型挿し込み金具30は、部材長手方向の下側に向かって漸次拡径するテーパー状の外周面を有する差し込み用の凸部を備えた雄型挿し込み金具30である。
具体的には、下位に位置する柱材20a,20bの上端部に、雄型挿し込み金具30における鋼製円盤33の下面が当接されて、柱材20a,20bの上端外周が鋼製円盤33に溶接により固定されている。雄型挿し込み金具30は、柱材20a,20bの外径よりも外径の大きい円盤33の上部に、下方に向かって漸次拡径するテーパー状の截頭筒状円錐体34の下端部を溶接等により一体に固着されて構成されている。
前記雌型受け金具29における截頭筒状円錐体32の下端部内周面に、雄型挿し込み金具30における截頭筒状円錐体34の下端部外周面に接触した状態で、リング状フランジ31の下面が前記円盤33の上面に載置するように設定されるとよい。
このような接合構造であると、前記各金具の中心軸線を柱材の中心軸線に合致するように設置しておくと、中心軸線を合致させて建て込むことができる。
また、このような接合構造によるコークス炉用仮設上家であると、挿し込むだけで、柱材の本接合が完了するので、組立あるいは分解が容易であると共に短工期で施工することができる。
また、このような嵌合接合構造であると、截頭筒状円錐体34のテーパー状外周面と截頭筒状円錐体32のテーパー状内周面とを、ガイド面として挿し込み時に案内して、挿し込み嵌合することができる。
また、このような嵌合接合方式であると、組立あるいは解体時に、鉄骨鳶が不要になるばかりでなく、ボルト接合のような仮締めあるいは本締め作業が不要になり、接合部に手で接触する手作業が不要(ノータッチ)になり、また仮設足場も不要(仮設足場レス)になり、鉄骨の建て入れ直し作業も不要になるため、組立施工あるいは分解施工が容易で短工期で施工することができ、組立施工あるいは分解撤去作業の施工コストの低減を図ることができ、また端部擁壁を有効に利用しているため、柱部材の断面サイズの小型化を含めた環境負荷の低減を図ることができる効果が得られる。
なお、前記リング状フランジ31とこれを支承する前記円盤33とに、周方向に間隔をおいて上下方向に貫通するボルト孔を設けて、これらをボルト・ナットにより接合して、離反しないようにして、風荷重時に作用する上揚力に抵抗するようにしてもよい。
また、図11(a)〜(d)に示すように、前記リング状フランジ31が前記円盤33に載置された状態において合致する、横方向に貫通する横孔37を、柱材20b、端部縦部分14、截頭筒状円錐体32、34等に設けて、これらの横孔37に渡って、ピンまたはボルト35を挿通して、上揚力に抵抗可能な構造としてもよい。なお、この場合には、前記リング状フランジ31と前記円盤33とに位置合わせ用の印を適宜設けておくと、横孔37が容易に合致するのでよい。
なお、雄型挿し込み金具30および雌型受け金具29は鋼材により製作される。
前記のような本発明の実施形態のコークス炉用仮設上家10では、小屋面全体に渡ってブレース19が配置されて、高剛性化(剛構造)を図られ、妻面門形フレーム11および端部擁壁3と小屋面Xで構成される門形面構造とすることにより、張間方向の水平力を妻面門形フレーム11から端部擁壁3に集中するように処理されるため、中間フレームでは、上下方向の力だけ支持すればよいため、断面サイズの小型化を図ることができる。なお、図中、38はコークス炉用仮設上家における外壁、39はコークス炉用仮設上家における屋根である。
本発明では、特に、コークス炉用仮設上家10において、もともと両端部に位置する既設構造としてのコークス炉の端部擁壁3を、仮設上家の構造要素として積極的に活用しており、屋根(小屋面)の面内せん断剛性を高めており、これにより各門形の中間部フレームの水平力を仮設上家の両端部の妻面門形フレーム11まで伝達し、既設構造の端部擁壁3により、全ての水平力を端部擁壁3により負担可能にされているので、各門形フレームの柱は、大きな水平力を負担しないでよいので、部材断面の小型化を図ることができる。
また、挿し込み嵌合形態にすると、部材間接合部および柱脚の簡素化を図ることができ、また、従来のように、ワイヤーを使用して補強する必要がないので、組立および分解撤去の作業が容易で、また、建入れが容易であり、コークス炉用仮設上家10の外側に大きな作業空間も必要としない。
なお、図1、2,9,15では、コークス炉用仮設上家10の骨組み構造を示し、壁材および屋根材を省略したが、軒側の壁材は、柱に固定のブラケットに支持された胴縁に取り付けられ、また、屋根材は、小屋トラス梁に渡って架設された母屋材に取り付けられる。また、妻面側の壁材を設ける場合には、ブレース19あるいは中間横梁24に支持される胴縁に取り付けるようにすればよい。
本発明のコークス炉用仮設上家の一端部付近を示す斜視図である。 本発明のコークス炉用仮設上家の他端部付近を示す斜視図である。 本発明のコークス炉用仮設上家を示す概略斜視図である。 本発明のコークス炉用仮設上家の骨組みを示す小屋伏図である。 端部擁壁と妻面フレームを示す正面図である。 端部擁壁と妻面フレームとの接合部付近を示す断面図である。 端部擁壁と妻面フレームとの接合部付近を示す断面図である。 柱または梁における直列に隣り合う柱材相互の接合構造を示す正面図である。 本発明の他の形態の端部擁壁と妻面フレームを示す正面図である。 柱における直列に隣り合う柱材相互の接合構造の一形態を示すものであって、(a)は嵌合接合する直前の状態を示す正面図、(b)は(a)における雌型金具側を切断して示す縦断正面図、(c)は(a)の状態から雌型受け金具を備えた柱材側を降下させることで、雄型挿し込み金具を雌形受け金具に差し込んで、雌形受け金具側の柱材を雄型挿し込み金具側の柱材に嵌合載置した状態を示す正面図、(d)は(c)における雌型金具側を切断して示す縦断正面図である。 柱における直列に隣り合う柱材相互の接合構造の他の形態を示すものであって、(a)は嵌合接合する直前の状態を示す正面図、(b)は(a)における雌型金具側を切断して示す縦断正面図、(c)は(a)の状態から雌型受け金具を備えた柱材側を降下させることで、雄型挿し込み金具を雌形受け金具に差し込んで、雌形受け金具側の柱材を雄型挿し込み金具側の柱材に嵌合載置した状態を示す正面図、(d)は、雌型受け金具と雄型挿し込み金具の挿通孔とに渡ってピンを挿通した状態を示す一部縦断正面図である。 コークス炉を築造する前の状態のコークス炉設備を示す概略側面図である。 図12のコークス炉設備の配置形態の一例を示す概略平面図である。 本発明のコークス炉用仮設上家により雨水を防いだ状態でコークス炉を築造した状態を示す一部切り欠き側面図である。 中間部門形フレームを示す正面図である。 従来のコークス炉用仮設上家の構造の一形態を示す概略正面図である。 従来のコークス炉用仮設上家の構造の他の形態を示す概略斜視図である。
符号の説明
A コークス炉
B コークス炉
C コークス炉
D コークス炉
X 小屋面
1 石炭塔
2 中間デッキまたは端部デッキ
3 端部擁壁
4 クレーンまたは石炭装入車
5 押出機
5a 走行用レール
6 ガイド車
6a 走行用レール
7 コークカー及び消火車
8 基礎
9 炭化室
10 コークス炉用仮設上家
11 妻面門形フレーム
12 中間部門形フレーム
13 端部縦部分付き小屋トラス
14 縦部分
15 小屋トラス梁
15a 上弦材
15b 下弦材
17 桁
18 つなぎ梁
19 ブレース
20 柱
20a 柱脚部
20b 上部柱材
21 側部取り付け金具
22 鋼製縦板
23 アンカー
24 中間横梁
25 添え板
26 ボルト・ナット
27 ブラケット
28 ブレース取り付け金具
29 雌型受け金具
30 雄型挿し込み金具
31 リング状フランジ
32 截頭筒状円錐体
33 円盤
34 截頭筒状円錐体
35 ピンまたはボルト
36 鋼製台座
37 横孔
38 外壁
39 屋根
40 内側柱
41 外側柱
42 ラチス材
43 下部柱
44 上部柱
45 小屋梁または小屋トラス
46 門形フレーム
47 コークス炉用仮設上家
48 ブレース

Claims (5)

  1. コークス炉長手方向の両端部にそれぞれ端部擁壁を有し、これらの端部擁壁間に複数の炭化室を備えたコークス炉に用いられ、煉瓦積み等の築炉工事されるコークス炉本体を覆うコークス炉用仮設上家において、前記コークス炉の両端部の端部擁壁と前記仮設上家における妻面フレームとを構造的に連結一体化したことを特徴とするコークス炉用仮設上家。
  2. コークス炉用仮設上家の小屋面において、門形の妻面フレームと門形の中間フレームとの間、および中間フレーム相互間にブレースを設置して、棟行き方向の全体に渡ってブレースを配置して、小屋面をブレースにより連結強化したことを特徴とする請求項1に記載のコークス炉用仮設上家。
  3. コークス炉用仮設上家における上下方向のフレームを構成する直列に隣り合う柱材相互は、一方の柱材の端部に差し込み用の孔または凹部を有する雌型受け金具を備え、他方の柱材の端部に差し込み用の凸部を有する雄型挿し込み金具を備え、雌型受け金具と雄型挿し込み金具とを嵌合接合したことを特徴とする請求項1または2に記載のコークス炉用仮設上家。
  4. 前記雌型受け金具は、部材長手方向の下側に向かって漸次拡径するテーパー状の内周面を有する差し込み用の孔または凹部を備えた雌型受け金具であり、前記雄型挿し込み金具は、部材長手方向の下側に向かって漸次拡径するテーパー状の外周面を有する差し込み用の凸部を備えた雄型挿し込み金具であることを特徴とする請求項3に記載のコークス炉用仮設上家。
  5. 雌型受け金具と雄型挿し込み金具とを、これらの軸方向に交差するようにピンを挿通配置して一体化したことを特徴とする請求項3または4に記載のコークス炉用仮設上家。
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