JP2010120181A - 記録データ転送装置及び記録装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】駆動信号COMは、記録ヘッドのノズル毎に設けられた吐出駆動素子に印加するための信号で、1ドットを決めるために選択される駆動パルスDP1〜DP4から構成される。記録ヘッド側のスイッチ回路をオンオフさせるタイミングを決めるとともに、駆動パルスDP1〜DP4の切り替えタイミングを決めるスイッチ信号CHに基づいて、印字データ停止制御部は、印字データ転送部によるデータSI,SP及びクロックCLKの転送を一時停止させる。
【選択図】図7
Description
以下、本発明をインクジェット式記録装置に適用した第一実施形態を、図1〜図10に従って説明する。図1は、外装ケースを取り外した状態のインクジェット式記録装置の斜視図を示す。図1に示すように、記録装置としてのインクジェット式記録装置(以下、プリンタ11と称す)は、上側が開口する略四角箱状の本体ケース12を備え、この本体ケース12内に架設されたガイド軸13にはキャリッジ14が主走査方向(図1におけるX方向)に案内されて往復動可能な状態で設けられている。キャリッジ14が背面側で固定された無端状のタイミングベルト15は、本体ケース12の背板内面上に配設された一対のプーリ16,17に巻き掛けられ、一方のプーリ16と駆動軸が連結されたキャリッジモータ(以下、「CRモータ18」という)が正逆転駆動されることにより、キャリッジ14は主走査方向Xに往復動する構成となっている。
図4に示すように、このインクジェット式のプリンタ11は、コントローラ40を備えている。コントローラ40は、図示しないホスト装置(例えばパーソナルコンピュータ)からの印刷データを受信する外部インタフェース(以下、「外部I/F41」という)と、各種データを一時記憶するためのRAM42と、各種プログラム等を記憶したROM43と、CPU等からなる制御部45と、クロックCLKを発生する発振回路46と、記録ヘッド19へ供給する駆動信号COM等を生成する駆動信号生成手段としての駆動信号生成回路47と、印字データ等の転送を行う転送手段としての印字データ転送部48と、インタフェース(以下、内部I/Fという)49とを備えている。なお、コントローラ40を構成するCPU、ASIC32、RAM42、ROM43等は、回路基板30(図2参照)に実装されている。例えば発振回路46、駆動信号生成回路47及び印字データ転送部48は、ASIC32内に設けられている。また、制御部45は、モータ駆動回路51,52を介してCRモータ18及びPFモータ25それぞれ駆動制御する。
さて、制御部45は、ホスト装置からの印刷データを2ビットの階調情報からなる印字データSIに展開する。例えば、制御部45は、印刷データを、非印字の印字データ(階調情報00)、小ドットの印字データ(階調情報01)、中ドットの印字データ(階調情報10)、大ドットの印字データ(階調情報11)に展開する。展開された印字データは、1ノズル列分、すなわち、上位ビット180(H DATA)及び下位ビット180(L DATA)からなる印字データSIの後に16ビットの制御パラメータSPが続き、図4に示したように、FFC31内の印字データSIと共通のデータ線DLによりプリンタ本体内のコントローラ40から記録ヘッド19に転送される。
まず、ノズル毎の2ビットの印字データSI[H,L]は、記録ヘッド19内のデコーダ67によって、上述した4ビットのパルス選択情報(D1,D2,D3,D4)に翻訳される。ここで、D1は第1駆動パルスDP1の選択信号、D2は第2駆動パルスDP2の選択信号、D3は第3駆動パルスDP3の選択信号、D4は第4駆動パルスDP4の選択信号である。この4ビットのパルス選択情報(D1,D2,D3,D4)は、各ノズルに対応したスイッチ回路69に与えられる。このとき、図4に示すように、全ノズル(180ノズル)についての1ノズル当たり2ビットの印字データSIは、第1及び第2SR61,62にセットされ、次のラッチ信号LATによって各ラッチ回路64,65にラッチされる。そして、各ラッチ回路64,65からデコーダ67に入力された印字データSIは、デコーダ67によって、ラッチ信号LAT又はスイッチ信号CHに同期したタイミングで制御ロジック66から入力される選択信号を参照して、4ビットのパルス選択情報に翻訳される。そして、デコーダ67からは、駆動パルスと同期したタイミングで選択信号がスイッチ回路69に出力される。すなわち、ラッチ信号LATによって第1駆動パルスDP1の発生が検出された時には、ノズル毎にD1のデータを出力し、次のスイッチ信号CHによって第2駆動パルスDP2の発生が検出された時には、ノズル毎にD2のデータを出力する。
(1)スイッチ回路69のオン・オフ動作に起因してFFC31の配線上に発生するノズルの影響を受ける期間においてデータSI,SPの転送を一時停止させる。このため、データSI,SPがノイズの影響を受けることを回避できる。よって、駆動信号COMを構成する駆動パルスの配列順序や駆動パルスの周期設定の自由度が増す。よって、複数の駆動パルスの配列順序の変更により良好なドット形成を実現できたり、駆動パルスの周期を短くする設計変更により、印刷スループットの向上を図ったりすることができる。
次に第二実施形態を図11に基づいて説明する。この第二実施形態では、図11に示す印字データ転送部が、前記第一実施形態における図6に示したものと異なる。その他の構成については、前記第一実施形態と同様なので、特に異なる図11の構成について詳細に説明する。前記第一実施形態では、データ転送停止期間が、スイッチ信号CHのパルス発生期間に限定されていたが、データ転送期間を適宜設定変更できる点が、前記第一実施形態と異なる。
(変形例1)第一実施形態では、データ転送停止開始時期が、スイッチ信号CHのパルス立ち上がり時点としたが、これより早いデータ転送停止開始時期としうるパルスを採用することもできる。例えば、駆動信号生成回路47は、トリガ波形を入力すると、まず直ちに停止パルスを生成し、この停止パルスに遅延してスイッチ信号CHのパルスを生成する構成とする。この停止パルスは、図6におけるスイッチ信号CHに替え、印字データ転送部48へ入力される。この構成によれば、スイッチ信号CHのパルス立ち上がり時点より早い停止パルスの立ち上がり時点で、データSI,SPの転送を早期に停止させることができる。例えば、転送の一時停止処理は1ビット単位で行われるため、パルス立ち上がり検出時点から、最大1ビット転送時間分の遅れ(例えば数ナノ秒)が発生する虞があるが、本例の構成であれば、一時停止開始前にこの種の遅れが発生しても、ノズルの発生期間で確実にデータSI,SPの転送を一時停止させることができる。
Claims (8)
- 記録ヘッドに設けられた記録素子を駆動させるための駆動パルスを一記録周期につき少なくとも一つ含む駆動信号と、前記記録素子への駆動パルスを選択するタイミングを決めるスイッチ信号とを生成する駆動信号生成手段と、
記録データを前記記録ヘッドへ転送する転送手段と、
前記スイッチ信号に基づくタイミングでオン・オフして前記記録データに応じた駆動パルスを選択するスイッチ手段と、
前記スイッチ手段のオン・オフに起因して転送路上に発生するノイズの影響を受けないように前記記録データの転送を一時停止させる転送制御手段と、
を備えたことを特徴とする記録データ転送装置。 - 前記転送制御手段は、前記スイッチ信号に基づいて前記記録データの転送を停止させることを特徴とする請求項1に記載の記録データ転送装置。
- 前記スイッチ信号に基づいて該スイッチ信号とパルスの発生期間の異なる停止パルスを生成する停止パルス生成手段を更に備え、
前記転送制御手段は、前記停止パルスに基づいて前記記録データの転送を一時停止させることを特徴とする請求項1又は2に記載の記録データ転送装置。 - 前記転送制御手段は、前記記録データの転送を一時停止する停止期間を設定する設定手段を備えていることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一項に記載の記録データ転送装置。
- 前記停止パルス生成手段は、前記スイッチ信号に基づき該スイッチ信号のパルスより遅いタイミングで立ち上がる前記停止パルスを生成することを特徴とする請求項3又は4に記載の記録データ転送装置。
- 前記停止パルス生成手段は、前記スイッチ信号に基づき該スイッチ信号のパルスより早いタイミングで立ち上がる前記停止パルスを生成することを特徴とする請求項3又は4に記載の記録データ転送装置。
- 前記転送制御手段は、前記スイッチ信号のパルス立ち上がりタイミングで前記記録データの転送を停止するとともに、当該パルスの立ち下がりタイミングで前記記録データの転送を再開することを特徴とする請求項1又は2に記載の記録データ転送装置。
- 請求項1乃至7のうちいずれか一項に記載の記録データ転送装置と、前記記録データ転送装置により転送された記録データに基づいて駆動される前記記録素子を備えた記録ヘッドとを備えた記録装置。
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