JP2010120154A - 工作機械台の防塵装置 - Google Patents
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- B23Q11/0046—Devices for removing chips by sucking
Abstract
【課題】工作機械台の防塵を解決する装置を提供する。
【解決手段】工作機械の機械台１に設置されてある防塵覆い３を備え、その防塵覆い３には上方空気進入構造及び下方抽気構造を備え、一端からの吸気と他端への空気の吹き込みを用い、吸塵装置は非常に効率よく粉塵を切削作業エリアから吸い除き、粉塵の外への飛散を避けることができる。
【選択図】図４
【解決手段】工作機械の機械台１に設置されてある防塵覆い３を備え、その防塵覆い３には上方空気進入構造及び下方抽気構造を備え、一端からの吸気と他端への空気の吹き込みを用い、吸塵装置は非常に効率よく粉塵を切削作業エリアから吸い除き、粉塵の外への飛散を避けることができる。
【選択図】図４
Description
本発明は工作機械台に応用され、加工作業が行われている際に粉塵の飛散を阻止する工作機械台の防塵装置に関するものである。
周知の材料、例えば石墨、材木、複合材料、陶磁器等材料を工作機械で切削または穴あけ作業を行う場合は大量の粉塵が発生する。
粉塵は粒子が非常に微細であるが、硬度が非常に高いため、防塵施設の防塵機能が完全でない場合、粉塵は工作機械の構造システム（ｓｙｓｔｅｍ）内に侵入し、機器の損害が発生し、甚だしくは電気系統の短絡が生じる。
粉塵は粒子が非常に微細であるが、硬度が非常に高いため、防塵施設の防塵機能が完全でない場合、粉塵は工作機械の構造システム（ｓｙｓｔｅｍ）内に侵入し、機器の損害が発生し、甚だしくは電気系統の短絡が生じる。
周知の防塵方法の一つ目は水幕防塵法であり、水で円形のフード（ｈｏｏｄ）式屏幕を形成して切削作業エリア（ａｒｅａ）を囲い包み、切削粉塵は水幕に囲い覆われて外への飛散が低減する。
ところが上記方法の欠点は、水の流れが強すぎて工作物を壊してしまい、粉塵が水槽の中に溜まって清掃しにくくなり、水と接触できない工作物はこの方法を使うことができない点にある。
ところが上記方法の欠点は、水の流れが強すぎて工作物を壊してしまい、粉塵が水槽の中に溜まって清掃しにくくなり、水と接触できない工作物はこの方法を使うことができない点にある。
周知の防塵方法の二つ目は乾式吸塵法である。
図１に示すように、吸塵パイプ（ｐｉｐｅ）８０は主軸側に固定され、主軸に伴って上下または左右に移動し、切削粉塵は吸塵パイプによって吸い出され、更に濾過系統を経て濾過される。
周知の防塵方法の三つ目は防塵箱の設計である。
図２に示すように、切削作業エリアに防塵箱８１が取り付けられ、防塵箱には上開放箱口８２を備え、切削工作物は防塵箱の中に位置し、吸塵管８３は防塵箱の箱壁に設けられてある。
乾式防塵と防塵箱における共通の欠点は、切削作業エリアが開放型であり、吸塵管とその吸気口は工作物に接近できないため、吸塵効果が良くなく、粉塵が飛散してしまう。
図１に示すように、吸塵パイプ（ｐｉｐｅ）８０は主軸側に固定され、主軸に伴って上下または左右に移動し、切削粉塵は吸塵パイプによって吸い出され、更に濾過系統を経て濾過される。
周知の防塵方法の三つ目は防塵箱の設計である。
図２に示すように、切削作業エリアに防塵箱８１が取り付けられ、防塵箱には上開放箱口８２を備え、切削工作物は防塵箱の中に位置し、吸塵管８３は防塵箱の箱壁に設けられてある。
乾式防塵と防塵箱における共通の欠点は、切削作業エリアが開放型であり、吸塵管とその吸気口は工作物に接近できないため、吸塵効果が良くなく、粉塵が飛散してしまう。
本発明の主要目的は工作機械の防塵問題を解決することである。
本発明の工作機械台の防塵装置は、工作機械の機械台に設置される防塵覆いで、防塵覆いには上側の吸気構造及び下側の排気構造を備える。
本発明にかかる工作機械台の防塵装置は、切削粉塵を切削作業エリアに集め、一端からの吸気と他端への空気の吹き込みを用いて、吸塵装置は非常に効率よく粉塵を切削作業エリアから吸い除き、粉塵の外への飛散を避けることができる。
図３から図５を参照する。
本発明の工作機械台の防塵装置は、工作機械の機械台１に設置され、上側空気吹き込み構造及び下側抽気構造を備え、更に上側に機械台１の主軸２１が上下自由に通すための主軸孔１０１を備える防屑板１０を含み、主軸孔１０１は長型主軸孔が採用され、防屑板１０は機械台１に固定され、尚且つ更に主軸孔１０１を包囲する防屑覆い１１を備える。防屑覆い１１は主軸孔１０１を囲って粉塵の飛散を防止する。
また、防屑板１０の上側に固定設置されてある防塵覆い３と、遮蔽部材１２１を備え、かつ最少二枚の側板１２２を備え、遮蔽部材１２１は防屑覆い１１の頂縁に設置され、かつ防屑覆い１１の頂縁との間に空気がスムーズ（ｓｍｏｏｔｈ）に流れる通気隙間１１１を備える。
防塵覆い３の上側空気吹き込み構造は防屑覆い１１の頂端と遮蔽部材１２１の底面間の通気隙間１１１に介在し、かつ二枚の側板１２２と遮蔽部材１２１は連接されてある外遮蔽１２と、加工機械台１の切削エリアに設けられ、かつ防屑板１０の下側に設けられ、上開放式箱口１３１を備え、防塵覆い３の下側抽気構造はそれに連接結されて切削作業エリアの加工粉塵の吸い除きに用いられる吸塵装置１３２である防塵箱１３とを含み、その防塵箱１３には更に工作物の原点の校正を便利にする前開閉式箱板１３３を備える。
本発明の工作機械台の防塵装置は、工作機械の機械台１に設置され、上側空気吹き込み構造及び下側抽気構造を備え、更に上側に機械台１の主軸２１が上下自由に通すための主軸孔１０１を備える防屑板１０を含み、主軸孔１０１は長型主軸孔が採用され、防屑板１０は機械台１に固定され、尚且つ更に主軸孔１０１を包囲する防屑覆い１１を備える。防屑覆い１１は主軸孔１０１を囲って粉塵の飛散を防止する。
また、防屑板１０の上側に固定設置されてある防塵覆い３と、遮蔽部材１２１を備え、かつ最少二枚の側板１２２を備え、遮蔽部材１２１は防屑覆い１１の頂縁に設置され、かつ防屑覆い１１の頂縁との間に空気がスムーズ（ｓｍｏｏｔｈ）に流れる通気隙間１１１を備える。
防塵覆い３の上側空気吹き込み構造は防屑覆い１１の頂端と遮蔽部材１２１の底面間の通気隙間１１１に介在し、かつ二枚の側板１２２と遮蔽部材１２１は連接されてある外遮蔽１２と、加工機械台１の切削エリアに設けられ、かつ防屑板１０の下側に設けられ、上開放式箱口１３１を備え、防塵覆い３の下側抽気構造はそれに連接結されて切削作業エリアの加工粉塵の吸い除きに用いられる吸塵装置１３２である防塵箱１３とを含み、その防塵箱１３には更に工作物の原点の校正を便利にする前開閉式箱板１３３を備える。
図５、図６、図１２及び図１３を参照する。
前記防屑覆い１１の頂縁には通気隙間１１１を備え、それは吸塵装置１３２から空気を外から内へ吸入し、その通気隙間１１１の他には開放空間がないため、ベルヌーイ（Ｂｅｒｎｏｕｌｌｉ）の定理により、固定の容積流量の状況に於いて流動空間が小さいほど、流動速度も速くかつ圧力も小さくなり、防塵箱１３内の圧力は箱外の圧力より小さいので、空気は絶えなく箱内へ流れ、空気の流れ径路は図面中の矢印によって示され、この現象は非常に有効に粉塵の飛散を防止することができ、粉塵は集中されて吸塵装置１３２に吸引されてから排除され、本願設計の防塵効果は大幅に向上する。
前記防屑覆い１１の頂縁には通気隙間１１１を備え、それは吸塵装置１３２から空気を外から内へ吸入し、その通気隙間１１１の他には開放空間がないため、ベルヌーイ（Ｂｅｒｎｏｕｌｌｉ）の定理により、固定の容積流量の状況に於いて流動空間が小さいほど、流動速度も速くかつ圧力も小さくなり、防塵箱１３内の圧力は箱外の圧力より小さいので、空気は絶えなく箱内へ流れ、空気の流れ径路は図面中の矢印によって示され、この現象は非常に有効に粉塵の飛散を防止することができ、粉塵は集中されて吸塵装置１３２に吸引されてから排除され、本願設計の防塵効果は大幅に向上する。
前記防塵箱１３の側壁には吸引設備の取り付けに用いられる吸塵装置１３２が設けられ、吸引設備は吸塵設備または排水設備を含む。
もしそれが吸塵設備であれば、吸塵装置１３２によって防塵箱１３中の加工粉塵を吸い取る。もしそれが排水設備であれば、周知の水幕防塵法と組み合わして吸塵装置１３２から防塵箱１３中の水及び水の中に溶けている粉塵を排除する。
もしそれが吸塵設備であれば、吸塵装置１３２によって防塵箱１３中の加工粉塵を吸い取る。もしそれが排水設備であれば、周知の水幕防塵法と組み合わして吸塵装置１３２から防塵箱１３中の水及び水の中に溶けている粉塵を排除する。
図４及び図１１に示すように、外遮蔽１２の遮蔽部材１２１の一側辺は工作機械台１の固定部材に固定されている。
それら外遮蔽１２の側板１２２の一側辺は工作機械台１の固定部材に固定され、かつそれら外遮蔽１２の側板１２２の底片は遮蔽部材１２１に連接される。
外遮蔽１２の遮蔽部材１２１には最少一つの覆い１２３を備え、覆い１２３は遮蔽部材１２１に沿って伸縮スライド（ｓｌｉｄｅ）することができる。
外遮蔽１２内には更に内遮蔽１４を備え、内遮蔽１４はそれら覆い１２３の間に設置され、かつ内遮蔽１４の両側とそれら覆い１２３の一側は連結し、一側はスライド座２に固定され、スライド座２は左右に移動することができる。
スライド座２が内遮蔽１４を動かして移動すると、それら覆い１２３は移動の位置によって伸長及び圧縮し、同時に前記防屑覆い１１内の粉塵が上へ飛散して機器の損害が起こることを阻止する。
それら外遮蔽１２の側板１２２の一側辺は工作機械台１の固定部材に固定され、かつそれら外遮蔽１２の側板１２２の底片は遮蔽部材１２１に連接される。
外遮蔽１２の遮蔽部材１２１には最少一つの覆い１２３を備え、覆い１２３は遮蔽部材１２１に沿って伸縮スライド（ｓｌｉｄｅ）することができる。
外遮蔽１２内には更に内遮蔽１４を備え、内遮蔽１４はそれら覆い１２３の間に設置され、かつ内遮蔽１４の両側とそれら覆い１２３の一側は連結し、一側はスライド座２に固定され、スライド座２は左右に移動することができる。
スライド座２が内遮蔽１４を動かして移動すると、それら覆い１２３は移動の位置によって伸長及び圧縮し、同時に前記防屑覆い１１内の粉塵が上へ飛散して機器の損害が起こることを阻止する。
図７及び図８に示すように、前記防屑覆い１１開口１１２には開き蓋１１３が設けられ、かつ開き蓋１１３の片側は開き可能に開口１１２の一側に連接され、開口１１２に隣接する防屑覆い１０の側板には動力シリンダー（ｃｙｌｉｎｄｅｒ）１１４が設けられ、動力シリンダー１１４のピストン（ｐｉｓｔｏｎ）１１５は開き蓋１１３に連接され、ピストン１１５の伸縮によって開き蓋１１３の開閉を制御し、開き蓋１１３が開かれると、使用者は主軸２１を防屑覆い１１から移り出してカッター（ｃｕｔｔｅｒ）を換えることができる。
図９及び図１０に示すように、防屑覆い１１の開口１１２にスライド蓋１１６が設けられ、かつスライド蓋１１６は防屑覆い１１上下両側辺に沿ってスライドし、防屑覆い１１の頂上面には動力シリンダー１１７が設けられ、動力シリンダー１１７のピストン１１８はスライド蓋１１６に連接され、ピストン１１８の伸縮引き動かしによってスライド蓋１１６のスライドと開閉を制御し、スライド蓋１１６が開かれると、使用者は主軸２１を防屑覆い１１から移り出してカッターを換えることができる。
１ 工作機械台
１０ 防屑板
１０１ 主軸孔
１１ 防屑覆い
１１１ 通気隙間
１１２ 開口
１１３ 開き蓋
１１４ 動力シリンダー
１１５ ピストン
１１６ スライド蓋
１１７ 動力シリンダー
１１８ ピストン
１２ 外遮蔽
２１ 主軸孔
１２１ 遮蔽部材
１２２ 側板
１２３ 覆い
１３ 防塵箱
１３１ 開放式箱口
１３２ 吸塵装置
１３３ 開閉式箱板
１４ 内覆い
２ スライド座
２１ 主軸
３ 防塵覆い
８０ 吸塵パイプ
８１ 防塵箱
８２ 上開放箱口
８３ 吸塵パイプ
１０ 防屑板
１０１ 主軸孔
１１ 防屑覆い
１１１ 通気隙間
１１２ 開口
１１３ 開き蓋
１１４ 動力シリンダー
１１５ ピストン
１１６ スライド蓋
１１７ 動力シリンダー
１１８ ピストン
１２ 外遮蔽
２１ 主軸孔
１２１ 遮蔽部材
１２２ 側板
１２３ 覆い
１３ 防塵箱
１３１ 開放式箱口
１３２ 吸塵装置
１３３ 開閉式箱板
１４ 内覆い
２ スライド座
２１ 主軸
３ 防塵覆い
８０ 吸塵パイプ
８１ 防塵箱
８２ 上開放箱口
８３ 吸塵パイプ
Claims (3)
- 工作機械台の防塵装置であって、
工作機械の機械台１に設置されてある防塵覆い３を備え、その防塵覆い３には上方空気進入構造及び下方抽気構造を備えることを特徴とする、
工作機械台の防塵装置。 - 前記防塵覆いは、更に機械台の主軸２１を自由に通すための主軸孔１０１を備える防屑板１０を含み、防屑板１０は機械台に固定され、かつその主軸孔１０１を囲い包む防屑覆い１１を備え、防屑覆い１１の上方には更に機械台１に固定される遮蔽部材１２１を備え、遮蔽部材１２１は更に最少一つの遮蔽部材１２１に沿ってスライドする覆い１２３を備えることを特徴とする、請求項１記載の工作機械台の防塵装置。
- 前記防塵覆い３の上方空気進入構造は、前記防屑覆い１１の頂端と遮蔽部材１２１の底面の間に介在する通気隙間１１１であることを特徴とする、請求項２記載の工作機械台の防塵装置。
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